一次関数の変化の割合

こら。
何度も言ってるでしょ。
一次関数の変化の割合はXの変化量に関わらず常に一定なの。
変化の割合ってのは(Yの増加量/Xの増加量)だって何回言ってるの。
そこ、上と下逆にしない。
一次関数の場合はY=aX+bだね。比例ならY=aXでb=0、つまり切片が0で原点を通るんだったね
ここでの変化の割合は常に『a』の値になるの。
俺がいつも「じゃぁさ、y=-13X+3で仮にXが3から8まで変化する場合の変化の割合は?」とか意地悪に聞いてるんだから覚えなさい。
一 次 関 数 の 変 化 の 割 合 は 常 に a
Xの変化量関係なく。
例えばXの増加量が示されてて、yの増加量を求めるときなんかもこれ使うのよ。
y=4X+9で、Xの増加量が2のときのyの増加量とか。
これは、変化の割合が4なんだから
(yの増加量/2@Xの増加量)が4(すなわち変化の割合)になるんだから
そうなるような、yの増加量を求めればいいの。つまり8ね。
そうすると4になるでしょ。


ただしね、二乗に比例する関数、いわゆる中学での二次関数の場合は別なの。
これも何度も言ったでしょ。
y=aXX(二乗)の時ね。
この場合に変化の割合を聞かれる時は
『Xの値の変化』がほとんど書かれるから。
「例えばXが4〜8まで変化する時の変化の割合を求めなさい」とか。
ね?
いいかい、二次関数の時は変化の割合は一定じゃないよ、もちろんaでもない。
だから、y=4XXでXが1から5まで変化する時の変化の割合ってのが出たら
「4」じゃないの、いい?いい?
この場合はしっかり計算。
変化の割合は(Yの増加量/Xの増加量)だったよね?
ん?俺間違ってる?間違ってないよね?(汗)
したら計算してみって。
例えばXが1だったら、代入してyの値は4になるよね。
そいでXが5だったら、代入してyの値は100だよね
よってyの増加量は96、そいでXは1から5までだから増加量は4でしょ
つまり(96/4)だから、答えは24。
つまり変化の割合は24になるんだね。


で、何度も言うけど、わざわざこんなことしなくてもいいからね。
ただ変化の割合の意味くらいは覚えてよ。
そいじゃ公式。
二次関数y=aXXの変化の割合はXの変化量α〜βのとき
(α+β)×aで求まります。
さっきのだと、(1+5)×4で24ね。
簡単でしょ?覚えてよ。
難しいこと言ってないでしょ?