NetWalker を開封して最初にやったこと

アレの発売前にブログに書いていいものやら迷いますが、あくまで自分用まとめということで。

自動ログインの禁止

電源を投入すると、ユーザの作成ダイアログが表示されます。ここでユーザ名とパスワードを決めるわけですが、その下にある「自動ログイン」のチェックボックスを外しておきます。

タッチパネルの補正

「システム」->「システム管理」->「タッチパネルの補正」を実行し、タッチパネルの補正を行います。デフォルトではずいぶんとズレがありました。

無線 LAN 設定

デフォルト状態では無線のハードウェアが有効になっていないので、Fn + 1 キーを押して無線を有効にしてください。一度押しても反応しないことがあるので、強めに「ぐりっ」と押すとよいようです。
数秒まつとアクセスポイントを発見してくれますので、WPA キーなどを入力して接続してあげてください。

時刻の調整

起動時は内蔵時計が狂っていますので、補正してあげる必要があります。時刻の調整を自動的に行うには、time-admin を実行して NTP をインストールしてあげる必要がありました。

追記

下記 GUI を表示するためにパッケージのインストールを促されますが、NTP 自体はデフォルトで動作しているようです。

再インストール用 SD カードの作成

本機(PC-Z1)にトラブルが発生したときの解決方法の一つとして、「再インストール」の方法があります。
再インストールは、再インストール用microSDカードをあらかじめ作っておき、それを使って行います。
本機のOSが起動しなかったり、インターネットに接続できなくなったりすると、再インストール用microSDカードを作成できなくなってしまいます。 そのような場合に備えて、以下の手順にそって、早い段階で「再インストール用microSDカード」を作成しておかれることをお勧めします。

SHARP のページに書かれているように、本機の再インストール用 SD カードの作成が可能です。NetWalker 用に作成スクリプトが用意されていますが、中をみれば解るように、実機のイメージを吸い出してバックアップするツールではありません。Web 上から必要なファイルをダウンロードし、ext2 でフォーマットした microSD にデータを展開するシェルスクリプトですので、Linux マシンが別にあればそちらで作成することも可能でしょう。

リポジトリの変更

NetWalkerのデフォルトでは、ports.ubuntu.com というアーカイブサーバーが利用されています。日本にもports.ubuntu.comのミラーが存在するため、/etc/apt/sources.list の「ports.ubuntu.com/」を「jp.archive.ubuntu.com/ports」に切り替えることで、アップデータのダウンロード速度を改善することが可能です。

ports.ubuntu.com のミラーが、富山大学に用意されています。アンオフィシャルな方法ですが、国内から高速にダウンロードが可能になるため、リポジトリの切り替えを行っておきました。

ぽこぺんの禁止

NetWalker は、デフォルトでログイン時のサウンドが無効になっています。しかし gdm 起動時の「ぽこぺんっ」は有効になっているため、これを無効にしておきます。設定は「システム」=>「システム管理」->「ログイン画面」->「アクセシビリティ」から。これはもちろん、自動ログインの設定を有効にしている人には、関係のない話です。