モルヒネ

久しぶりに小説を読んだ。
今回読んだのは安達千夏の『モルヒネ』。
なぜこの本を選んだかというと、書店で小説を物色していた時に、「感涙」とか「読み終わった後、悲しすぎて立てなかった」とか、本の帯には「涙が止まらなかった」とか、とにかくものすごく感動する小説だと思ってのことである。


実際に読んでみると...すみませんが期待はずれ。
全くと言っていいほど泣けない。というか、涙腺がうるうるすらしない。
主人公が女性なので、男性の私が感情移入できないのかもしれないが、それでも感動すらできないのはちょっとどうかと...。
もし、泣けるポイントがあるとすれば、いくつか場面はあるけれども、どれも...。
amazonのカスタマーレビューを見ると...あー、似たような意見が多かったりする。
うーん、久しぶりにハズレな小説を読んだ気がする。

モルヒネ (祥伝社文庫)

モルヒネ (祥伝社文庫)