都会では せどりする 若者が

今週の仕入れは微妙なところを沢山。まあ何もないよりはマシかという感じだった。脳汁が出るような逸品は無し。「微妙なところ」というのは要するにランキングが悪いか、利益が薄そうということ。お盆くらいまでは我慢の時なのだろうか。売上も無遠慮に悪い。キャンディーマニアは476面に挑戦中。

★★★

月曜日。仕入れ4軒。
普段から運動不足なので、ひと駅ぶんくらいの移動は歩くようにしているのだが、途中から雨が降ってきたのでそれも断念。銀座線で移動。銀座線と言えば、ベックの大ヒット曲「SEXX LAWS」の中で唐突にGinza lineという言葉が出てくる。これはベック・ハンセンが筋金入りの鉄ちゃんだから、ではなく単にlineとwineでお気楽に韻を踏んでいるだけである。鉄じゃないと思う、多分。


1:35〜

火曜日。
珍しくヤフオクメール便発送が3通あったので、自転車で出しに行く。3通以上の場合はコンビニではなく、ちょっと遠いヤマト営業所まで行くというマイルール。途中で貸しコンテナがあったので、電話番号の写真だけ撮る。まあ、借りるにしてもまだ先の話だ。帰りにココイチで夏野菜カレー唐辛子抜き。「辛いのは嫌いなんだ」というのはフリクリだっただろうか。

グランジのハムスター、か。

水曜日。
昼食は赤羽駅構内でナポリタン。グロッシーな唇をナフキンでぬぐってせどり開始。4軒廻って1軒で坊主。全体としては60点くらい。

金曜日。
朝5時起床。サッカーを見た後、再度2時間ほど寝てから仕入れへ。頭もぼんやり。仕入れもぼんやり。帰宅したら住民税の通知が来ていた。少なくて喜んでるようじゃ駄目なんだろうな。去年がいくらだったとか、全く覚えていない。

★★★

『魔神英雄伝ワタルCD-BOX』が発売
他の情報やカタログは見つからなかった。すごくCDが沢山出ているアニメ。この辺に影響あるのだろうか。

井上陽水の歴史的名盤『氷の世界』が40周年記念盤として甦る
既にブックオフでもチラホラ見かける。

僕が初めて知ったのは「いっそ セレナーデ」(1984年)。その後も中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」などで特にフォークというイメージはなかったと思う。

このアルバムには「日本初のミリオン・セラー」という枕詞が付くが、これを知ったときは結構意外に思った。あまり大衆受けしそうにないというか、同じフォークでも吉田拓郎南こうせつあたりならまだわかる気がする。DVDには去年BSで放送されたドキュメンタリーが収録されている。そのページから引用。

その爆発的な売れ行きの凄さは、発売日の早朝からレコード店に行列ができ、段ボール箱を開けては直接客にレコードを手渡すような状況だったという。ヒット曲に後付けするように制作されたのではない、陽水さんの音楽性を前面に押し出すコンセプトが当時の若い世代の心をつかみ、空前の大ヒットとなったのだ。

てっきり「傘がない」「夢の中へ」あたりの曲が入っているのかと思ったら、そうではなかったのか。

40年前ということは、RCもチャボが入る前で、もちろんフォーク。

★★★

むかしむかし読んだとある本に「雑誌の編集者というのは、自分の雑誌は読者の目線で、他人の雑誌は編集者の目線で読まなければいけない」というようなことが書いてあった。例によってうろ覚えだが。

つまり自分の手掛けたものは独りよがり・自己満足に陥っていないかという客観的な目線で、他人の手掛けたものは、自分ならどう作るか・他に切り口はないかという主観的な目線でみろという意味だと思う。これは自分のコメントや他人の出品物を見る時にも当てはまるかもしれない。「このCDがブックオフの棚にあったとして、はたして自分なら手が伸びただろうか?」とかね。もちろんブログでも「あー面白い」だけでなく「これは絶対に自分には書けないな」ということはある。世界は至言に溢れている。

★★★

最近売れたもの

¥1,575→¥3,900

仕入れは4月。その際に「氷の世界」再発のことを知っていたかは覚えていないが、多分その辺と関係なく仕入れたと思う。今週は吉田拓郎や奥田民夫なども売れたが、偶然の範疇だろう。意味のない所に無理やり意味を押し付けるとおかしなことになる。

★★★

今回のワールドカップは深夜〜早朝のゲームなので、サッカーを見た後そのまま仕事や学校に行き、夕方帰宅したらすぐに寝る。と計画している人もいると思う。もっとも昔と違って長時間録画も簡単だし、再放送もあるので…とはなかなかならない。生放送を録画でみると面白さが半減する(ような気がする)のはなぜだろう。

昔、深夜のオリンピックのサッカーを録画しておいて早朝に見ようと思ったら、父親に思いっきり結果を知らされたことがあった。情報って集めるのより遮断する方が難しいかもしれない。