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鞭打苦行のThrasher

2018-10-03

「ミスター30% 長期運用成績トップのヘッジファンドを率いる男」という記事が掲載されました

| 11:20

こちら、投資関係の専門的な記述の並ぶ記事で、いったん四苦八苦して全体を訳したものの、その後、編集の方と意見を出しあい、一般読者にも理解しやすいように抄訳にまとめ直す運びになり、このたびようやく日の目を見ました。

それでも固い記事ではありますが、よろしければご一読ください。

ミスター30% 長期運用成績トップのヘッジファンドを率いる男

2018-09-01

スティーヴ・ラスニック・テムの短篇「空腹」の拙訳が、『ナイトランド・クォータリー Vol.14』に掲載されました

| 09:03

 拒食と過食は紙一重であり、「私のなかにブタがいる」という恐怖感がその裏にあります。

『ナイトランド・クォータリー Vol.14』の特集は「怪物聚合(モンスター・コレクション)」。その一篇として、表題の短篇が掲載されています。

“Hungry”by Steve Rasnic Tem.──1992年に発表された短篇の全訳で、いかにもテムらしく女性の家族愛をしっとりと描きながらも「奇妙な味」というべきどんでん返しのある作品です。

2018-08-31

カリブ海の島国の市民権販売ビジネス、およびダイソンの電気自動車参入についての翻訳記事が、GQ Japan 2018年10月号に掲載されています

| 08:39

パスポート売ります!──市民権販売ビジネスの背後にあるものとは」

 これが最初の記事。成長期の80年代にエチオピア飢餓報道に触れて国籍の不平等に疑問を抱いたスイス人少年が、長じて市民権販売ビジネスの商人となり、闇の領域に呑みこまれていくというストーリーです。

電化製品の王者、電気自動車ビジネスに参入! ダイソンの壮大な2020年構想」

 こちらはジェームズ・ダイソンイーロン・マスクの対比が小気味よい記事です。

2018-08-30

コマンド・マガジン142号に、「日本の降伏」というヒストリカルノートの翻訳が掲載されています

| 09:00

CMJ 142号の附録ゲームは「嵐の8月 満州1945」。ソビエト連邦による満州樺太千島列島への武力侵攻を扱ったもので、もしも日本政府ポツダム宣言を受諾せずに戦争が長引いていれば……という歴史のifを含んだものとなっています。

ポツダム宣言の受諾決定に至るまでの混乱や紛糾については半藤一利著『日本のいちばん長い日』にありありと描きだされているもので、1967年と2015年の映画版をそれぞれご覧になった方も多いかと思います。

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同書とほぼ重なる内容でありながら、アメリカ人の視点で記述されているところが意義深い「日本の降伏──玉音放送までのいちばん長い24時間」というヒストリカルノートの拙訳が同誌に掲載されております。

玉音放送の原稿である「終戦の詔書」の英訳が原文にあり、その現代日本語訳も自分が手がけました。ウォーゲーマーの知的水準はきわめて高く、国会図書館サイトからオンラインで読める原文そのままの掲載でも差し支えないのではと当初は考えたのですが、文語体であり、さすがにそのままで全文を読破するのは難しいと考えて、漢字とカナ交じりという体裁はそのまま生かし、難解な言い回しの部分のみを現代文章語に置き換えて現代語訳といたしました。

ところでウォーゲームとは司令官のジレンマを追体験できる媒体であり、敵勢の内情について、書物では得られない洞察を与えてくれるものでもあります。そこで、北朝鮮をめぐる最新のウォーゲームがあればぜひやってみたいと思います。Korea1995/2005というのはコマンドマガジンのバックナンバーにあるのですが、Korea2020といったものが待ち望まれますね。

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)

2018-08-24

エクリプス・フェイズ入門シナリオ&運用ガイド「ヴァイキング・マーダーズ、または火星八つ墓村」が、Role&Roll Vol.167に掲載されています

| 12:11

 続けてEPシナリオの紹介です。今回は朱鷺田祐介さんの筆で、「火星八つ墓村」! という残暑厳しい中のホラープレイに最適です。

 横溝正史の原作もそうですが、何より1977年角川映画で有名なあの「八つ墓村」をEPシステムに落とし込んでプレイアブルなシナリオに仕立てる朱鷺田さんの手腕に惚れ惚れするばかりです。

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 マルマル牙突丸さんのツイートもぜひご覧ください。

Role&Roll Vol.167

Role&Roll Vol.167

戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典第46回「ベギンとベアータ フリーランスの「修道女」」が、Role&Roll Vol.167に掲載されています

| 11:59

 フィクションの鏡を踏み跨ぎ、現実中世の世相風俗を紹介する隔月連載。その第46回は岡和田晃さんの筆で、13世紀以降のベルギーを中心に存在した半聖反俗の女性たち(ベギンと呼ばれた)の共同生活の場であるベギンホフという一種の教会街と、中世後期から近世にかけてのスペインに存在した、ベアータというベギンに類似する女性たちについて綴られています。

 TRPGのプレイにリアリティを添えるにはこういった地に足のついた設定が大いに役立ちますが、一般にはあまり知られていない情報で、それが岡和田さんならではの密度の情報量が濃いうえに引き込まれるようなリーダブルな筆致で綴られているだけに、小ネタとしてもいろいろと応用できそうですね。

 見田航介さんのイラストも見た目のインパクトと情報量がほどよく調和していて、記事の顔にふさわしい内容です。個人的にはジャンヌとマルグリット2世の細かい描き分けに確かな画力を感じます。

 岡和田さんご本人のツイートはこちらです。

Role&Roll Vol.167

Role&Roll Vol.167