第19回: 日本とマレーシアの歴史<前編>

■ 特 集 『日本とマレーシアの歴史<前編>』━━━━・・・・・‥‥‥………

マレーシア不動産投資のススメ ── 不動産購入前の注意事項、運営管理から投資戦略まで (現代の錬金術師シリーズ)

マレーシア不動産投資のススメ ── 不動産購入前の注意事項、運営管理から投資戦略まで (現代の錬金術師シリーズ)

今回は、日本とマレーシアの歴史<前編>をお届けします。


歴史的に日本とマレーシアの関係は、16世紀まで遡ります。
1511年にポルトガルが、マラッカを占領し、マレーシア半島にポルトガルに鉄砲
文化が伝わります。そして、1542年にマラッカからポルトガルの鉄砲(マラッカ銃)が種子島への日本に伝来したのが、日本とマレーシアの最初の関係と言われています。

その後、イエズス会フランシスコ・ザビエルがマラッカを出発し、1549年 に
日本到着しました。当時はマラッカを経由して日本まで商品を輸出する中継地と
して、マレーシアを利用していたようです。



そして、悲しい歴史ですが、400年経ち、次に大きな関わりがあったのが 太平洋戦争でした。1941年に、日本軍がマレー作戦と称してコタバル近郊に上陸したのが始まりです。開戦時における日本軍の戦略目標は、オランダ領東インド(現インドネシア)の資源地帯の占領でしたが、そこに至るには手前に立ちはだかるイギリスの植民地であるマレー半島およびシンガポールを攻略する必要がありました。なぜなら、アジア太平洋地域とインド洋一帯のイギリス東洋艦隊の根拠地であり、イギリスの東南アジアにおける植民地支配の中心拠点として重要な場所だったからです。また、イギリス軍は北側のジョホール海峡側および同じく植民地である広大なマレー半島そのものが天然の防壁となると考えていたため、日本軍にとってマレー半島を占領することは大きなが意味があったのです。

日本軍の大本営は、「マレー半島を70日以内で縦断して(マレー半島内のイギリス軍を放逐しつつ)シンガポールを攻略する」という目標を立て、作戦準備を開始し、そして、1942年 日本軍がマラヤ全域(日本統治時代のマレーシア)を占領しました。

ちなみに、マレーシアの地名に一時、日本の名前が付けられたことがありました。日本軍がラブアンを占領した際、ボルネオ守備軍司令官だった陸軍中将前田利為にちなんで島名を「前田島」に改称していました。

以上、日本とマレーシアの歴史<前編>でした。
続きは後編にて。



■ お 知 ら せ ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

●第3回視察ツアーの日程が決定しました!
 日程:2月23日(木)〜2月28日(火)
 参加費用: 89,000円 クラブ会員
      145,000円 メール会員・一般
※ホテル費用(朝食付き)、勉強会セミナー参加費用、交通費を含みます。ただし、フライト費用については、各自負担となります。
・2月23日23時〜羽田発のエアアジア便をご利用を想定していますが、他のフライトでもご対応いたします。

 ▼詳細はこちらからご確認ください▼
  https://sites.google.com/site/malaysiaam/schedule


●第7回マレーシア不動産投資クラブ勉強会+視察ツアー報告を開催いたします
 日時:4月7日(土) 16時00分〜18時00分
 場所:東京都渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビル 5F  【アットビジネスセンター渋谷】  
 費用: クラブ会員2,000円  メール会員・一般: 3,000円
 内容: 写真と動画を使ったツアー内容報告、マーケット最新情報、地域別分析
 
▼勉強会のお申込みはこちらから
  https://sites.google.com/site/malaysiaam/workshop