また映画

また映画です。今回は2本。


・ペンギンハイウェイ
おっぱい。
失礼しました、ジュブナイルですね。全編通して明るくてちょっとくだらなくてちょっと甘酸っぱくてさわやかな余韻で、こういうの割と好き。
夏の終わりの切なさとかの補正も込みって感じはありますけど、やっぱり夏の終わりのジュブナイルは鉄板な気がします。
内容としてはSFテイストな味付けがちょっとこざかしい感じで、筋書きについては「おっさんが『少年に戻ってあこがれのおねいさんと甘酸っぱい体験がしたーい!!』って作った話やろ」って感じも多少あり。
他方で「自分のもっとも美しい時期を少年の思い出に焼き付けて姿を消し、永遠のあこがれであり続けたい」的な趣味のお姉さまにもちょっと刺さるかも。


オーシャンズ8
オーシャンズ11-13がルパン3世なら、8はセクシー成分少なめの峰不二子
旧来の映画にありがちな「女の武器」がメインではなく機知と才覚でお宝を華麗にかっさらっていく様はなかなかに見ごたえあり。
ターゲットが宝石だというのも実に女性らしい。前作までは「金!金!!金!!!」だもんね。
8人の女性(とその他大勢の出演者)が身に着けるドレスや宝飾品だけでも一見の価値があります。
他方でアクション的な要素は控えめで、ルパンでも次元や五右衛門のバトルシーンが好きなんだっていう人には味付け薄めなのはしょうがない。