ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

秋晴れの今日は美容院へ。    カット&カラー♪ 今日もレッズ話で盛り上がる〜。シャンプーしてくれた美容師くんが私がしていたアクセサリーを気にいってくれて・・由比ケ浜のお店の紹介も(彼女へのプレゼント探し?)。
  ランチはスマイルセット&コーンポタージュ。←ランチトート欲しさに(笑)
 
そして青山へ。   

『今の私をカバンにつめて』★★★☆ 

   昨日初日だったようです。円形劇場なのにSTBかと思うようなセット。そこは、おしゃれ〜なSTBとは全然違うニューヨークのライブハウスなんだけど、なぜそう思うかというとSTB戸田恵子ねえさんのCASUAL LIVEを観にいった場所だからかな。←そのライブに植木豪くんも出てたし(仲良しブラザーGOくんだし)ね。バンドメンバーの千葉さんと野呂さんもCASUAL LIVE と同じメンバー!!!そんなこともありお芝居という感じがしなかったのかなぁ・・。
ヘザーは戸田恵子ねえさんそのものって感じでした。リアル!ミュージカルではなく、本当のショーのリハーサル(マネージャーに進行をチェックしてもらっている)を観ているような錯覚。バンドメンバーやコーラスやスタッフの登場もものすごく自然でね・・ライブハウスにいるようでした。そんななかマネージャーとヘザーに静かなドラマが・・。
私はヘザーに勇気と元気をもらってきました。ヘザーというか恵子ねえさんになのかも。楽しかった。この作品、アラフォーの女性たちに・・グッと胸に突き刺さっちゃうかも。私は刺さった!仕事人間の男性にも刺さるかも。
脚本・作詞:グレッチェン・クライヤー、翻訳・上演台本:三谷幸喜、演出:G2『本作はグレッチェン・クライヤー(台本・作詞)&ナンシー・フォード(音楽)コンビの代表作(原題『I'm Getting My Act Together and Taking It On the Road』)。グレッチェン・クライヤーの人生経験をもとにした作品で、78年にオフ・ブロードウェイで初演。日本では82年に『旅立て女たち』の邦題で上演され、主演した雪村いづみがこの作品で第37回 文化庁芸術祭の優秀賞を受賞している。』
それにしても・・・戸田恵子ねえさん、日本一お忙しいんじゃないかと思うくらいお仕事されているのに・・・・・すごいよー!!!
   お花がいっぱーーい。そうそう帰りがけに「酢てきスタイル」いただきました!
外に出たら   BON JOVIの看板!

NODA・MAP番外公演 『表に出ろいっ!』★★★★★ 

その後池袋へ  おにぎりAセット。お味噌汁おかわりOKです。
   
笑った、笑ったーーーーー。すごい濃い1時間20分だった。終わったあと『ひたすら笑ったが、しかし飛びきり怖かった。』と言うソンハくんのコメントも思い出しました。
『ザ・キャラクター』で家元夫人だった野田さん、今度は能楽師中村勘三郎)夫人です。サザエさんをプードル風にした髪型で、カラフルでポップなワンピースがよく似合っていて・・かわいいんですよ。家のセットもお父ちゃま(中村勘三郎)の衣装も娘(太田緑ロレンス)の衣装も全てカラフルです。あの溢れる色の意味をこれから考えたいとおもいます。
『信じるとは何なのか? これは一夜にして崩壊する家族の物語。』
『人間のレゾンデート(=存在理由)を思索する哲学という学問が廃れてしまった。けれども、人間は何かしら生きる意味を見いださないと、生き難い。その空白を埋めるために、自らの趣味嗜好に過剰な価値を置く。「はまる」という現象。何かにはまっていないと生きている気がしない換言すれば、偏愛。しかも、その歪みにも気付かない。疑うことすらない。これはすでに信仰に近い、ただの趣味嗜好なのに。
アミューズメントパークを偏愛する父、アイドル系を偏愛する母、ファストフードを偏愛する娘。そんな3つの偏愛が混在する、鎖でつなぎ合わないと成立しないほど、バラバラな家族の物語である。』作・演出 : 野田秀樹 http://www.nodamap.com/productions/omote/
この家族崩壊事件のきっかけとなったピナバウシュ(愛犬)も鎖でつながれます。
娘のカナエ・・実はファストフードは口実で・・“あの書道教室”(※)に通い家元のことを信仰していたのです(※ザ・キャラクター)世界の終わりを信じて。娘役はWキャストで、今日のロレンスちゃんは背も高くフランスとのハーフなので見た目は全然娘じゃないはずなのに、家族も家も皆同じカラフルなテイストだからか、カナエちゃんのテンションが父と母に負けていないからか違和感なしでした。留学させたら容姿までそうなったと言われたら・・ああそうかって思っちゃった(笑)
こちらもリアルだった。信じるものの価値観や世界観。それは自分が信じたときに生まれるもので、信じたものに対してとても頑固になる私たち。「約束」「友情」「運命」そういうものが言葉になると、すごく口実っぽくなる。


     なんか たすかも。


野田さんの“信じる”ことをめぐる三部作の2作目のようです。当日券に大勢並んでいました。おすすめ!