今日は、近くのシネコンがサンクスデイ(1000円)だったので、
映画「真夏のオリオン」を観た。
大まかなストーリーラインと作品のテイストが、「男たちの大和/YAMATO」に似ている。
潜水艦と駆逐艦の息の詰まるような心理戦・水中戦の映像を期待していたが、
戦闘シーンはあっさりと終結してしまい、エンディングが弱かった。
潜水艦内のシーンも、ドイツ映画「U・ボード」などと比べると、りアリティが弱いかな・・・。
俳優では、吉田栄作、益岡徹がいい味の古参海軍士官を演ていた。
総合評価としては、中の下かな。
原作とされる「雷撃深度十九・五」(池上司)と比較すると、
原爆運搬、米軍内部での謀略。日米潜水艦の一騎打ちなどのドラマ性の、
要素がシナリオには無くなっており。中途半端なストーリーに・・・。
もう少し原作に忠実な方が、骨太ないい作品になったんじゃないかな。