Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

世界の感動CMベストセレクション

不肖、私、本日が誕生日であった。
FaceBookを通じて多くの方から
お祝いメッセージを頂き、
大変ありがとうございました。
この場を借りて感謝申し上げます。



香取慎吾SMAP解散に言及するのか?

で注目された昨晩の「スマステ」(テレビ朝日

だったが、特集の「世界の感動メッセージ映像・

CMベストセレクション」に大変感動した。



30秒、60秒という限られた時間で

人の心を動かし、メッセージを伝える。

それも単純で直接的なメッセージではなく、

人を感動させメッセージを納得させる・・・

CMの凄さを久々に再認識。

無限の可能性を秘めた魅力的な媒体である。


特に心を動かされたCMを2本。



ポルトガルの首都リスボンは、歩道や横断歩道への
迷惑駐車が非常に多い。そんな迷惑駐車の危険性を
警告し、駐車マナーの改善を訴えるCM。
あなたならどんなストーリーにしますか?


(映像はこうです)


・場所はリスボン市内の迷惑駐車の多いエリア
 歩道上に車を駐車するドライバー。
・その車に仕掛け人のスタッフがメモを挟む。
 「あなたの車にぶつけてしまいました。電話番号」
・戻ってきたドライバーは、メモを見るとすぐに
 電話を掛ける。メモの主からは
 「5分後にそちらに向かいます」との返事。
・5分後、ドライバーの前に現れたメモの主は
 車いすにのった男性だった。
 「歩道に駐車されると、車いずの私には大変なんです」
・自分の身勝手さを痛感し、自ら謝罪する。


サルバドール協会という身体の不自由な方をサポートする
団体が手がけたメッセージ映像でした。




もう一本はペルーで放送されたホンダのCM。


(映像はこうです)


・ペルーのジャングルの奥地で、ある母親が赤ちゃんを
 産んだ。赤ちゃんは呼吸障害で生命の危機に瀕していた。
・「残念だがここでは対応できない。一刻も早く設備が
  整った都会の病院へ搬送しなかれば」(医師)
・父親はラジオ局に飛び込み懇願した。そして街中に
  放送が流れた。「皆さん、一人の母親が俺たちの
  助けを必要としている。バイクに乗って空港まで
  今すぐ集まってくれ。
・赤ちゃんは空港まで搬送されていたが、暗すぎて飛行機は
  離陸できなかった。
・その時、何百もの蛍が現れ、滑走路を照らした。
  蛍の正体は、ラジオの呼びかけに応じて集まった
  バイカーたちのヘッドライトだった。
・ヘッドライトに照らされた滑走路から飛行機は
  飛び立ち赤ちゃんの命は繋がった。


これは実話であり。その事実に
現地でバイクを生産・販売するホンダが、
敬意を表して制作したメッセージ映像でした。



以上、CMっていいですよね。