ManSteflat Diary

フラットコーテッド・レトリーバーのマンディとステラが、イギリスの野原を駆けめぐる。お馬さんも出てきますよ。

五輪を描いた馬と、生意気なネバダちゃん

オリンピックも間近だというのに雨ばっかりで、全く夏らしくないロンドン。
マン&ステには、気温も低めだし(20度をなかなか超えない)、こんなお天気の方がすごしやすいようですが。


景気付け(?)に、この空からの写真をご覧下さい。



(この写真はYahoo Sport からの借り物です)


マン&ステの庭、リッチモンドパークの上空は、ヒースロー空港へ向かう飛行機がひんぱんに飛んでいます。
そこで、空からのお客さまにも楽しんでもらおうと、草を刈って、おおきな五輪を作ったようです。


そして、そのお仕事をしたのは.....、
ジャジャ〜ン、このお馬さんたち。
ジムくんとマードックくん(Yahoo Sport の記事はココから)。



(この写真も同じく借り物です)


ところで、この写真のお馬さんたちに、見覚えありませんか?
そうです、一月以上前に、公園でわたしが見かけた馬たちです(過去記事はココ)。
こんな立派なお仕事をしていたんですねぇ。



さて、馬と言えば、乗馬ですが。
金曜日の午後、相変わらず不安定なお天気の中、行ってきました。


Cさんとネバダちゃん。


前回、Trot diagonals の説明を受けて、少し練習したところで終わったので、今回も、半円を描いて練習。
まずは、ウォークで曲線を歩きます。


少しずつ少しずつ、進行方向へ身体の向きを変えていって、と、Cさん。


(つづきは、下の、続きを読む、からどうぞ)
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(以下、つづきです)


ここまでは、まあ、できていたのですが。


しばらく歩いていると、ネバダちゃんが、動かなくなってしまいました。
最初はイヤイヤ、のろのろ歩いていたものの、途中から、立ち止まってしまう。
トイレ?
確かに、そのあと、チッチ(と言うには大量だけど)も、ウ○チもしました。


ところが、すっきりしたはずなのに、その後も、ますますのろのろになり、歩きたがりません。
トラックに沿って歩こうとしないで、その内側を歩くので、トラックに戻るように右の手綱を引っ張っても、顔を右に引っ張られたまま、そっちへ行こうとしない。
もう、シラーっとした目をしている!
頑固のかたまり!!


Cさん「馬は、仕事をしなくてもすむんだったら、したくないんです。
できたら、怠けたい。
そうやって、ライダーを試すから、馬の思い通りにさせないように!
「脚をもっと強くして!」


う〜ん、強くしているつもりですが、あまり効果なし。


「脚が効かないときには、ムチを使って!」


ハイ。
肩のあたりを、ピチ、ピチ。


ビクともしません(笑)。
仏像のように、ずしーんと動かない。
Cさんもネバダちゃんも、仏像なんて見たこともないだろうけど、今のネバダは仏像だ。


Cさん「もっと、しっかり!」
それに、ムチを使っているときでも、脚は止めてはいけないと。


ピチッ、ピチッ。
ちょっとだけ動いたけど...、また、止まる。


Cさん「今度は両方の手綱を右手で持って、ムチをあなたのかかとの後ろ辺りに当てて。」


えっ、あの、マカロニウェスタンとかで見る、ギャロップの前のピシーッ?


急に走り出したらどうしよう〜、
と言う心配は、まったく無用でした。
やってみても、しら〜っとして、あまり動かない(笑)。


今度はもう少し強く、ピシーッツ!
でも、音はしているけど、きっと、あまり効いていないんでしょうね、効果は見られず。
これをもし、ビビリのシエナちゃんにしたら、多分、走り出すんだろうけど、ネバダちゃんは図太いのでした。


これじゃ、練習ができない。
いや、馬に指示を聞かせる練習にはなっているのかもしれないけど(結果は見られないが)。
とりあえず、ムチの使い方が分かりました(笑)。
叩くんじゃなくて、手首を回転させる+棒の部分ではなく、先っぽの平べったい部分を馬の身体に当てる。


Cさんは、じっと立っているネバダちゃんを見て、
「う〜ん、ネバダは、あなたを無視(馬鹿に)しようとしているわね。」


このままではどうにもならないので、Cさんは、なが〜いムチを持ち出してきて、それでネバダちゃんの足元の地面を打ちます。
途端に、動き出したネバダちゃん。


で、ようやく diagonals の練習を少しやったところで、時間がきて、おしまい。


Cさんは、渋い顔をして、
「次回もネバダに乗りましょう」と。


分かりました。たしかに、このままではいけないですよね。


馬から下りて、馬を迎えに来た、お世話係りのCちゃんに、ネバダが動かなくて困ったことを言ったら、
「ネバダは、どきどき、そうなのよ〜。」と。
もともと、従順なほうではないらしい。
あの、反抗していたときの、シラーっとした目は、たしかに、そんな感じ。


で、家に帰ってから、ネバダちゃんが、なぜ、いままでちゃんと動いていたのか考えてみました。


ランジ(ロープ)が付いていたころは、Cさんが動かしていたので、問題がなかった。
ランジが取れてからも、Cさんがわたしたちのそばを一緒に歩いていたときには、Cさんのために歩いていたんですね、きっと。
過去の記事を読んでみたら、ネバダちゃんはすぐに、Cさんのそばに行きたがると、ありました。
今回は、Cさんがわたしたちから離れたところに立って指示を出していたので、急に、あんた(わたしのこと)のいうことなんて、聞かないわよ、っとなったのでしょう。


ネバダちゃんには、特に、指示通りに動け〜、という強い念(?)を送らないといけないのでしょうね。
でも、まあ、人間だって、楽ができると思ったら、怠けますからね。


気位が高いとも言うのか?
シエナちゃんやテシーちゃんと違って、ニンジンをあげても、デレデレしてこないし。
馬も、犬と同じように個性があって、いろいろなんですね。


写真はちょっと前に、ウィンブルドンで見かけた馬。


[f:id:ManSteflat:20120715205745j:image:w550]


ところで、オリンピック。
お天気は人の力ではどうしようもないですが....。
準備不足による問題がいろいろと出てきています。
例えば、オリンピックの警備を請け負っている会社が、今頃になって警備員の人数が足りないことに気づいた(!!)らしく、
政府が兵士を増員することになったらしいです。
とにかく、セキュリティだけは、しっかりやってほしいところです。