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『太平洋戦争』(家永三郎 岩波現代文庫 2002//1986//1968)

著者:家永 三郎[いえなが・さぶろう] (1913-2002)  日本思想史。
解説:吉田 裕[よしだ・ゆたか] (1954-) 日本近現代史


太平洋戦争 - 岩波書店


【目次】
第二版を刊行するにあたって(一九八六年九月 家永三郎) [iii-viii]
初版序(一九六七年七月七日 著者しるす) [ix-xiii]
目次 [xv-xvii]


序論 戦争の見方はどのように変わってきたか 001
注 014


第一編 戦争はどうして阻止できなかったか 017

第一章 中国・挑戦に対する政策・意識の根本的な誤りと歪み 020
注 032


第二章 戦争に対する批判的否定的意識の形成抑止 035
  第1節 治安立法による表現の自由の抑圧 035
  第2節 公教育の権力統制による国民意識の画一化 042
注 055


第三章 軍の反民主性・非合理性 058
  第1節 国家機構内での軍の地位 058
  第2節 軍隊内部のあり方 073
注 083


第二編 戦争はどのようにして進められ、どのような結果をもたらしたか 089

第一章 中国侵略の開始 090
注 099


第二章 満蒙侵略から全中国侵略へ 102
注 112


第三章 中国侵略と反共思想 114
注 128


第四章 中国侵略における誤算 133
注 149


第五章 戦争の進展に伴う民主主義の全面的破壊 156
注 178


第六章 思想界・文化界の転向・便乗と国民の戦争協力 187
注 202


第七章 中国侵略から対米英蘭戦争へのエスカレーション 210
注 220


第八章 対米英蘭戦争における誤算とそのための大破綻 224
注 240


第九章 「大東亜共栄圏」の実態 248
注 280


第一〇章 戦争における人間性の破壊――「戦争の惨禍」上 295
注 310


第一一章 国民生活の破壊――「戦争の惨禍」中 322
注 336


第一二章 戦時下の抵抗と怨嗟の声の発生 348
注 374


第一三章 戦争による社会関係の変化と戦後思想の出現 386
注 393


第一四章 「国体護持」のための「終戦」 395
注 399

第一五章 敗戦悲劇――「戦争の惨禍」下 403
注 411


結論 戦後の歴史において日本は何を得、何を失なったか 427
注 433


参考文献解説 [436-450]
初版あとがき(一九六七年一一月一五日 日米有志の協力による航空母艦乗組員四名脱走の快ニュースに接した日 家永三郎しるす) [451-452]
解説(吉田裕) [457-463]
略年表 [17-27]
索引 [1-16]