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昆正和のBCPブログ RSSフィード

2018-06-19

地球はつながっている

| 15:52 |

  • 中米グアテマラのフエゴ火山の噴火
  • 米ハワイ島のキラウエア火山の噴火
  • 千葉県沖のスロースリップ現象
  • 鹿児島の桜島や新燃岳の噴火
  • 群馬県南部の地震(震度5弱)
  • 大阪北部と京都南部の地震(震度6弱〜5強)
  • ・・・

 地球は一つだ。常にどこかの地底が動き、滑り、マグマが流れ、噴火し、破壊を繰り返している。このように自然現象を並べてみると、首都直下地震や相模湾沖地震、南海トラフ大地震なども決して絵空事ではないことがわかるだろう。

 "If it can happen, it will happen."「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」(ウィキペディアより)

 僕は自分の部屋の真ん中で正座したとき、目の高さより背の高い書棚や家具はおかないことにしている。例外は照明器具と冷蔵庫、胸元の高さまでの食器棚ぐらいのものか。

 非常時備蓄は乾燥食料・野菜・高カロリーバー、缶詰を中心に常に3日分用意してある。これらはそのまま登山の食料に充てては補充するので余剰や不足は生じない。

 登山での調理用のガスボンベは常時2本、水は2リットル入り(水道水)を5本を常備。この水道水は時々入浴や洗濯用に順次使っては補充している。その他非常時に役立つ登山用アイテム(テント、ツェルト、シュラフ、ヘッドランプその他多数)。

 コミュニケーション手段。スマホにはあまり頼らない生活を工夫しているので、故障やバッテリー切れでカリカリすることもない。近場(10キロ圏)は徒歩で連絡、遠距離かつ急ぎでない連絡は郵便はがきで代用する。スマホが見れないと何もできず途方に暮れるような生活はしたくない。

 情報収集手段。スマホが使えればスマホを見るだろうけど、バッテリー切れなどで使えない場合は、ポータブルラジオを使う。めったに使うものではないが、うっかり乾電池切れだけは起こさないようにしている。

 その他、外出時は秘密のエマージェンシーアイテムをバックやリュックの底にしのばせている。電車が止まっても自宅まで25キロ程度(登山なら標準的な1日の歩行距離だ)なら歩ける体力を維持している。それがダメなら緊急アイテムを広げて一晩、二晩はビバークする用意はできている。

 もう一度、繰り返そう。

 "If it can happen, it will happen."(起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる)

2018-06-14

トップはWin-Winを目指す?

| 10:00 |

 米大統領トランプと北朝鮮の金正恩による米朝首脳会談は、ほぼ予想通りの展開で納得のいく内容であった。「納得のいく」とは妙な表現かもしれないが、あの二人の性格からして万民が期待するような共同声明など出るわけがないのだ。

 金正恩は米大統領と握手し、肩を並べた姿を全世界に披露することで、自分のステータスをアピールすることができた。さぞかし彼は満足しただろう。トランプもまた、歴史的な瞬間を演出することで、(少なくとも彼自身は)自分の株を上げることができたと考えているはずだ。

 この先彼らがどの程度首脳会談の約束を守っていくのかは、周囲にはまったくわからない。トランプが金をどの程度信頼しているのか、金がどこまで非核化の約束を果たすつもりなのか、それとも腹の中でアッカンべーをしているのかは、傍からではまるでわからない。

 一つだけ言えることは、彼らはどちらも自国ファースト主義であり、今回の会談は双方の建前上の「Win-Win」の成果をアピールする上では大いに意義があったのだろうということである。

 不動産王のトランプ大統領は、実はディール(取引)という意味では、これ以上北朝鮮問題にかかわっていてもメリットはないと考えているのではないだろうか。自国ファーストのトランプにしてみれば、核弾頭を積んだミサイルが米国圏に到達する脅威がなくなれば、それだけで満足なのだ。「あとは北朝鮮の非核化に向けた費用は韓国や日本が出してくれる」と言い放った態度がそれを示している。

 韓国にはかつての東西ドイツ統一のような夢と野心があるだろうから、その意味で韓国が積極的に北を支援することは自然の成り行きのように見える。支援するなと言っても文在寅大統領は支援することを選ぶだろう。確固たる「自分」を持っているのである。

 一方、米政権に盲従してきた安倍政権としては、トランプにあしらわれた格好となった。安倍政権はあまりにトランプに擦り寄りすぎた。トランプは単なる「イエスマン」に終始して「自分」というものを持たない安倍晋三を軽蔑しているのだ。口では良きパートナーとか100%信頼しているなどとリップサービスしているが。

 いまや安倍政権が多くの国民の信頼を失っている以上、トランプ政権も安倍政権を見限り始めたとみるのが自然ではないだろうか。それが非核化費用の尻拭いを押し付けられた格好になったのである。安倍政権がこれを屈辱とみるのかどうかは知らないけれども、単なる米国のイエスマンのなれの果てで終わりたくなければ、「自分」を前に出して正々堂々と金正恩とディールを行うことである。

 しかし、現政権が北朝鮮とWin-Win(拉致問題の完全解決と見返り支援)でディールを成功させる公算は、いまのところ限りなく不透明だろう。

 今や金正恩はエベレストの頂上に立ったような気分なのだ。日本などは自分の目の高さよりも低く見えているに違いない。後手に回った日本を彼はどのように出迎えるのだろうか。おまけに日本政府の側からすれば、これまで森友加計問題への批判を逸らすための手段としてとってきた北への敵視政策(国民に不安を与えるのが目的だ)をひっくり返すこと自体、大きな誤算であるだろう。交渉は一筋縄ではいかない。

 さて、これからが見ものだな。

2018-06-07

県知事選に期待すること

| 10:19 |

 6月10日は新潟県知事選挙投票日である。

 私は都民ではあるが、原発ゼロを唱える池田ちかこ氏をぜひとも応援したい。

 他の候補、例えば花角英世氏という人は、与党系であり原発再稼働容認(というより本音は推進論者だろう)派である。自然豊かな佐渡出身なのに、なぜ原発を支持するのだろうか。

 原発の潜在的脅威は、自然災害の脅威とは比べものにならない。福島第一原発の惨状を見て分かるように、ひとたび事が起これば文字通り取り返しのつかない、後戻りのできない有形・無形の究極の破壊を文明にもたらす。おまけに核のゴミと呼ばれる放射性廃棄物はこの狭い国土のどこかに埋めるしかないのだ。時間が経てば人間の手で、あるいは自然の治癒力で回復できる自然災害の猛威などは、原発の破壊力と悪影響に比べれば子供だましのようなものだろう。

 原発推進を支持する人の中には、いまだに北朝鮮からの弾道ミサイルの脅威に不安を感じている人はいるのだろうか。もしいるとしたら、その人々は大きな矛盾を抱えていることになる。日本めがけてミサイルが飛来するとすれば、かなりの確度で柏崎刈羽原発も標的になるだろう。もし着弾したら、福島原発事故の比ではない。それを想定するなら、まず標的になりやすい原発施設をなくすことが最大のリスク回避への近道であることは言うまでもない。

 ところで、原発政策と対峙する池田氏のように、決然と政府のやり方にNO!をつきつける人と言えば、もう二人、思い当たる首長たちがいる。一人は沖縄県知事、翁長雄志氏である。飼い猫のように米国にすり寄る政府に反旗を翻し、米軍基地移設問題に正面から取り組む雄姿はすばらしい。もう一人は現在の愛媛県知事、中村時広氏である。加計問題をめぐって公然と、そしてすがすがしい口調で「国は嘘をついている」と断言する首長は他にいただろうか。

 これからは、こうした日本の将来、あるべき姿を見据える首長、そして権力に対して忖度などせず、安倍政権のような悪質な政治運営に正面から「NO!」と言える首長、一言でいえば本当の正義、本当の危機管理とは何かを知っている首長が、一人でも多く出てくることを期待したい。