Hatena::ブログ(Diary)

昆正和のBCPブログ RSSフィード

2018-08-19

新連載2本のお知らせ

| 22:19 |

 今月より次の2本の連載が始まります。


(1)『タケシの体験的山のリスクマネジメント

 日刊工業新聞社発行の雑誌『工場管理』の新規連載(見開き2ページ)です。全16回を予定しています。登山歴2年少々のタケシを主人公に、登山のリスクとの向き合い方について物語風に語っています。これまでのエッセイとは異なり、タケシをはじめ登山仲間や山小屋の主人など、さまざまな人物が登場し、自分の体験や意見を語ります。変化があって楽しい内容になっています。第1回(9月号)のテーマは「山は登りたし噴火はコワし−遭遇したら最後。なるべく事前のモニタリングを欠かさない」です。


(2)『AIブームとリスクのあれこれ』

 危機管理とBCPのポータルサイト『リスク対策.com』の新規連載です。全6回(月2回掲載)を予定しています。第1回(8月30日掲載)のテーマは「レジの前に並ぶイライラを解消するAI」です。この連載を書こうと思った動機は、(やや極論かもしれませんが)私たち人間の営みに新しいテクノロジーが絡んでくると、これまで人間だけなら厳密に適用できた善悪の判定や責任の所在があいまいになり、常識や社会通念すら当てはまらなくなってしまう怖さがあるからです。AIもまた、急速な勢いで社会システムに組み込まれつつあります。当然そこには、予想もしなかったようなやっかいなことが起こりそうな予兆があるわけです。その予兆をここでは「リスク」と呼び、想像されるいろいろな問題や矛盾、危険性などについて考えてみたいと思います。

以上、ご期待ください。

2018-08-15

危機の叫び

| 19:06 |

 立憲民主党の枝野代表の演説文書化した『安倍政権が不信任に足る7つの理由』(扶桑社)をさっそく買って読んだ。

 これまで安倍政権の退廃ぶりと傍若無人ぶりを目の当たりにしてきた読者にとっては、とくに目の覚めるような斬新な内容ではないが、民主政治の基本原則に基づく政権批判であり、いかに安倍政権のやってきたことが日本の恥、いや世界から見ても奇奇怪怪な恥さらしなものであったかが分る。

 それと、アマゾンにはたくさんの読者が好意的なレビュー※を寄せており、「枝野政権」の誕生を望む声も少なくない。立憲民主党と他の野党は、これから総力を挙げて安倍政権のクレイジーな法案や政策に代わる良質の代案を考え、国会に提示していただくことを僕も強く望む。そして願わくば、その時が来たらぜひ選挙勝利して、まっとうな政権を誕生させてほしい。

 よく、「いくら安倍政権を批判したって野党は代案が出せないじゃないか」とか、「政権交代と言ったって安倍総理に代わる人材がいないじゃないか」と反論する人たちがいる。馬鹿を言いたまえ!だ。今の安倍政権のデタラメかつ悪質な所業に比べたら、野党ははるかに高いポテンシャルと誠実さを持っている。

 これまで政治に関心のなかった人たちも、本書を読めば(わずか120ページ少々だ)、いかに日本の政治が狂った方向へ逸脱しようとしているか、枝野代表の「危機の叫び」を感じ取ってもらえるだろう。そして心ある自民党議員や、安倍政権を妄信している支持者層も、一人でも多くこの小冊子を読んで目を覚ましてほしいと思う。


アマゾンのレビューについての追加意見

 本書への批判的レビューの大半は、日ごろ政治にはまるで関心のない人たち、新聞も本も雑誌も読まない人たちが、ストレス解消か冷やかし半分で投稿しているものが多いと感じる。そう言えば麻生財務大臣が開き直ってこう言ってたな。「安倍政権(もしくは自民党)を支えているのは新聞を読まない人たちなんだよ」と。おっしゃる通り。安倍政権はこのレベルの人たちによって支えられているわけだ。

 アマゾンはこのレビューシステムについて「Amazonでは生データの平均ではなく機械学習モデルを使用して商品の星評価を計算します。機械学習モデルでは、レビューの年齢、お客様による有用な投票、レビューが検証された購入からかどうかなどの要因を考慮します」と書いている。であれば、もう少しこの種の不適切なレビューの投稿を無効にするようにAIを改善してほしいものである。

2018-07-27

安倍政権が不信任に足る7つの理由

| 10:38 |

 昨日、立憲民主党の枝野代表が3時間近くにわたって国会で演説した内容を収録した本(『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』(扶桑社))が緊急出版されるというツイッターを見たと思ったら、今日はその本がアマゾンのランキングで早くも総合1位につけている(7/27現在)。

 発売は8月9日、予約の段階でこれほどの人気だ。いかに安倍政権に怒っている国民が多いかの表れであろう。

 民主主義は、いまなお健在だ。

 最近は、マスコミの中にも徐々に安倍政権と距離を置くようになったと思わせる報道の仕方が出てきたのは、これまたうれしい限りである。

 テレビ局などはまだ忖度放送を続けているようだが、出版社で言えば、東洋経済やプレジデントなどは、あからさまな政権批判の記事が目立つようになったと、自分には思える(元からそうなのか、一時的な傾向なのかよくわからんけど)。

 少し勝手に想像を膨らませて書かせていただくと、安倍政権は(たとえ3選したとしても)遠からず外交で行き詰って退陣を余儀なくされると思う。外交には国内政治のような強引なやり方やウソ・デタラメ・印象操作通用しないからだ。

 安倍政権が外交で輝かしい成果を上げていると思い込んでいるのは、せいぜい国内の熱烈な安倍支持者ぐらいのものだ。欧米や周辺国の政府関係者やメディアやがこの政権をどう評価しているか、彼らにはまったく見えていないのだろう。

 北朝鮮、韓国、中国、その他アジアの国々を上から目線であしらってきたツケが、そして平身低頭でトランプ政権に追従してきたツケが、今後は大きな反動となって安倍政権に回ってくるのではないか、と僕はにらんでいる。

 なぜそのような方向に向かう可能性があるのかは、国内のマスメディアよりも、海外のニュースサイト(BBC、The Guardian、ABCCNNVoAその他)の論調を参考にしていただければ実感できるのではないだろうか。