Drobo&Droboshare導入

個人向けのディスクアレイアプライアンスであるDroboとそれ専用のNAS化用アプライアンスであるDroboshareを購入した。

Drobo FW800

Drobo FW800

DroboShare

DroboShare

ディスクアレイであるので、ディスクはついてこない。よって今は、液晶(MITSUBISHI VISEO MDT243WGII)を買ったときについたポイントで1.5TBのHDDを2つ買い、さらに余っていた80GBのHDDをあわせて運用している。ディスク容量としては計3.08TB(2.86TiB)だが冗長性確保のため使える領域は1.43TiBになる。
謳い文句的には今後容量に困ったら大容量のHDDに差し替えたり、余っているベイに新たなHDDを挿せば自動的に使える容量が増える。一つまでのディスクのエラーには対応しているのでディスクの寿命が来ても差し替えればデータの損失なしにそのまま使える。しかも差し替え対象の通知とかもやってくれる。なんとも便利な代物。結構な価格なのが問題だが、法人向けだと桁が上がるのでそれに比べたらぎりぎり個人向けの範囲?もしかしたらスモールオフィスとかブランチとかそういったとこ向けかもしれない。
使ってみての感想としては、DroboshareのCPUパワーが足りてない。sambaでぜんぜん速度が出ない。大容量ファイル(GB単位)の転送をやったら時々タイムアウトする。DroboshareにはDroboappとかいうものでソフトをインストールできるのだがCPUパワーが足りなさすぎてupnpサーバーのインデックス作成に日単位で時間がかかったり、しかもその間ファイルの読み書き速度がシーケンシャルでよくて1MB/sec以下、ランダムだとタイムアウトしまくってそもそも測定不能と使い物にならない。Drobo自体の性能には特に不満がないが、Droboshareには不満だらけだ。