「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

狭いところ。


北海道の住宅の窓は、基本的に二重サッシになっています。防寒のためですね。
窓と窓の間に空気の層を挟むことで、熱を逃がさないシステムです。
外窓と内窓の隙間は、だいたい8〜10センチというところ。


その隙間にハマるぬこ。
何が気になるのかしりませんが、時々ガラスとガラスの合間にハマっています。
でも結構ぎりぎりなので、もう少し太ったらハマれなくなるのかもしれません。
逆に言えば、ハマれるうちはまだスリムということか。


ところで、ぬこって、内股の皮余ってるよね。
今までは犬しか飼ったことがなくて気が付かなかったんですが、ぬこは下腹から内ももにかけての皮膚がたぷん、と余っているのです。
歩くと少し揺れてます。
お尻をつけて、いわゆる「お座り」のポーズをすると、正面から見た時にお腹が余ってます。


ちょうど、避妊手術をしたあたりのように思えたので、
「ひょっとしたら、臓器をとったぶん、余っちゃったのかすら!」
なんて思いましたが、手術時のサイズを考えると、子宮と卵巣くらい、さほどの大きさじゃないはず。
引っ張ると伸びるので、皮下脂肪と毛皮のぶんだけなんですが、まぁもちろん「クロちゃん、ここ余ってるよ」と皮を引っ張ると、怒られます。そして囓られます。


本日、友人と電話で話した際に、「そういえば実家の猫も余っていたような気がする」と言われたので、多分、ぬこはそういうシステムになっているのでしょう。
足を広げてあられもない格好でお尻を舐め舐めする時なんか、これ以上ないってくらい股を広げるので、その分、毛皮にゆとりがないと困るもんネ。


同じ原理(?)で、脇の下の毛皮も余っていて、抱っこする時にそこをつまむのが好きデス。
「クロちゃん、余ってる! 皮余ってるよ!(びろーん)」
「んー?」
「余ってるってば、ここ! ほらここ!」
「やーん(がぶ)」


ひょっとしたらぬこも、防寒のための二重サッシかもしれない。
肉と皮の隙間に空気(←それはないだろう)の層を挟むことで……。