Poo-Poo Diary

2004-06-19 靴擦れができて足が痛い

両足のアキレス腱のちょい下、ズル剥け。

[][]『黒後家蜘蛛の会1』アイザック・アシモフ

黒後家蜘蛛の会 1 (1)

アイザック・アシモフ , 池 央耿


おすすめ平均
安楽椅子探偵はサーヴィス中!
黒後家蜘蛛の会

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俺はミステリ好きであって、断じてミステリマニアではない。マニアなんておこがましくて言えない。

その証拠に、21世紀にもなって『黒後家蜘蛛』を読んでる始末だ。アシモフ先生自身ミステリ好きで、クリスティ調のクラシックスタイルのミステリが書きたかった*1と言うことで、「EQMM」1972年1月号から連載が始まった短編シリーズ。

知識人の集まる女人禁制のクラブ『黒後家蜘蛛の会(ブラックウィドワーズ)』では、晩餐の席でゲストやメンバーの提供する「謎」について、推理合戦が行われる。集うメンバーは弁護士作家、化学者、芸術家、数学者、暗号研究家といった、論理も感性も優れた「知のエキスパート」たち。だが、毎回みんな匙を投げる難問を、快刀乱麻を断つが如く解いて見せるのは、名物ウェイターのヘンリーであった。

アシモフ先生自身特に触れてはいないが、「ノックスの十戒」の「執事・メイド(といった生活の中での黒子的存在)を犯人にするべからず」への、ちょっと皮肉なパロディになっているのだと思う。

各エピソードとも実に粋で、まぁ「ほっ」っとするね、こういう作品を読むと。ただ流石に30年の年月を良くも悪くも感じさせてはくれるが。

各作品ごとにアシモフ先生のあとがきがつくのだが、掲載時と単行本収録時のタイトルの違いについて語ってくれる。明らかに、先生が付け直した単行本時のタイトル(掲載時に改題させられたものを元に戻しているケースが多い)のセンスの良さは、現代では中々お目にかかれないものだ。

だが、収録されている「行け!小さき書物よ」なんかは、今となってはトリックとして成立しづらい...というか、読む側に50年代70年代にかけての生活文化の知識がなければ、アンフェアになってしまうような気がした。江戸文化の造詣が深くないと、トラディショナルな古典落語は愉しめないというのに近い気が。

古典落語といえば、収録作「明白な要素」では「へっつい幽霊」に「ポルターガイスト」とルビが振ってあり、嬉しいと同時に、「粋」は遠くになりにけりなメランコリックな気持ちにもなってしまった。



[]卒寿 伊福部昭氏、ゴジラの啼き声の秘密を語る

すごい古いニュースで恐縮ですが、伊福部先生おめでとうございます。

伊福部先生のイメージでは、ゴジラの啼き声は五位鷺だったのか....陰摩羅鬼*2

恐竜は鳥類に最も近いというのが現在の古生物学の定説だから、先見の明のあるイアジネーションであったと言えよう。流石である。

また、ゴジラの鳴き声をどのようにして作ったのか皆さんによく聞かれるのですが、1番最初にどの動物が最もグロテスクかを考えました。そして、ゴイサギという鳥の鳴き声がなかなか不気味な感じがしましたので、東宝スタッフがゴイサギの鳴き声を動物園に行って録音して来てくれたのですが、首が細かったせいか、結局鳥類の鳴き声にしか聞こえなかったんです。

ライオンや他の動物も試してみたのですが、やはり結果は同じでした。また、ゴジラは見た目は爬虫類に見えますが、爬虫類は一般的には泣きません。「一体、どうしたものだろう」と頭を悩ませていたのですが、ゴジラが口から放射能光線を吐くことになった時に、音ももっと人工的なものにしてもいいだろうと考えました。

結局、コントラバスの弦を外し、それを松ヤニを付けた皮手袋で縦に引っ張って音を出したのですが、ゴジラも驚いたり悲しんだりしますので、その音を基礎に、電気チェーンソーの音などを混ぜて作りました。当時、東宝さんには優秀な効果スタッフがいっぱいいましたので、ああいった声を実現することが出来ました。今だにその音を使ってくれているそうです。

ちなみに、オーケストラのトロンボーンやチューバ担当の方からは、「伊福部の曲は吹く回数が多いし、脳しんとうを起こすから、金管担当はギャラを倍にしてもらわないと困る」と言われたこともありました(一同笑)。

他、作曲者としての様々なご苦労(主に音楽界における立ち位置に関わる)がおありになったようだ。が、『ゴジラ』といえば伊福部音楽とセットでイメージされるし、間接的に、スピルバーグルーカスタランティーノを世に送り出した事になったのだから、文化的貢献は世界の音楽界でも秀でたものであろう。

なんか、『アマデウス』の冒頭を思い出してしまったよ...芸術家として「後世に愛される業績」を残した勝利者でありながら、サリエリより長生きな伊福部先生。白寿の頃には、ゴジラ復活しますって。


[][]病院内に熊出現!...と言えば

すかさず「熊の神様マッチモニード」*3を連想する俺。

余談だが、こういうハプニングが多々ある事も、一概に銃規制に踏み切れない理由かもしれない。

国立公園にキャンプに行って猛獣に襲われるとか、ハイウェイで立ちションしてたらガラガラ蛇に襲われるとか、文明人の常識では考えられない危険がイパーイな国なんだよな、アメリカ文明の洗練が行き届かない未開の地が国土の8割大都市の面積って国土面積の2割も無いんじゃないのか?

ネタ元:http://10e.org/mt/archives/200406/180204.php


[][]今日のグランセイザー

イルカの生殖器って人間そっくりなのでちょっと期待してたんだけど、流石にイルカのちんこやまんこがゴンヌズバーというわけにはいかなかった(藁)。

そうした気配り(笑)やもろもろイルカの小芝居のリテイクや編集って、ロボ出すより手間掛かってるよな、きっと。お疲れ様でした。


[][]TEPCOひかり

2ヶ月程打っているが、BGMがスーラの"Liberty Bell"だ。"Monty Python's Flying Circus"のテーマ曲としてあまりに有名だが狙ってるのだろうか?PHS事業手放したところでコレだから、反射的に笑ってしまう。


[]週間Flash傑作選



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*1論理と思弁をもってロマンを追求するという点で、SFもミステリも同源なんだよな。

*2京極夏彦陰摩羅鬼の瑕』で、陰摩羅鬼≒姑獲鳥は五位鷺の鳴き声から想像されたという説があった...青鷺だっけ?

*3カルト的人気を誇るSFホラードラマ『事件記者コルチャック』に登場する、「クトゥルー神話」テイスト溢れるクリーチャー。病院内を徘徊する。