Mちゃんの経世済民!

2009-10-16

ネット世論が親自民・反民主の理由-反マスメディア・反マスコミとしてのインターネット

誰もが体感していたネット上(ニコ動)での「親自民」っぷりをさるブログが数字で指摘した。

ニコ割アンケートと実際の投票との差にみる、ニコニコ動画の特殊性

ここでひとつ「親自民」であるネット世論の原因を考えてみたい(下にまとめた図あり)。

マスメディアは本来政府批判にこそ意義がある

ジャーナリズムの存在意義は反権力にある。なぜなら権力は強い情報力を持っており、政府は都合のよい情報だけを国民に提供する傾向にあるからだ。ここで登場するのがジャーナリストで、彼らの役割は独自に情報を集め、情報を発信し、真に必要な情報を国民に与えることである。必然的にジャーナリズムは反権力・反体制的になるわけだ。

上のロジックは歴史的に見ても正しく、ジャーナリズムは権力との戦いの歴史であった。日本でも明治時代の新聞紙条例に始まり、ジャーナリストは何人も投獄された。日本語ではマスメディアの役割を「社会の木鐸」と表現するが、英語は健全なメディアを「ウォッチ・ドッグ」と呼び、ダメなメディアを「ピット・ブル*1」と呼ぶ。ウォッチ・ドッグは文字通り番犬で、ピット・ブルは(政府に)飼いならされた犬の事だ。これをみても健全なマスメディアとは反体制的な論調を持つのだとわかる*2

冷静に考えてみると親体制的なメディアというのは存在意義がない。そんなもん政府の広報資料を見ればよいのであって、あえて有料な情報を作る必要があるだろうか。

ネット世論の形成

ところが、旧来型のマスメディアは力を持ちすぎてしまったらしい。政治家の発言を切り貼りしたり、政権に対しての報道の影響はすさまじく、相手に対して生殺与奪の権を握っているのは政府ではなく逆にマスメディアの方に行ってしまった。前節の最後に政府の広報を見ればよいと書いたが、んなもん誰も読まない。むしろテレビを見る。つまり都合のよい情報だけを国民に提供している(=権力の証)のは政府ではなくメディアの方になってしまったのだ。

そんな時に登場したのがインターネットである。ネット世論は元々新聞などの既存マスメディアが通った道を進んでいる。すなわち既存マスメディアという権力に対しての批判だ。権力(マスメディア)が都合のいい情報を国民に伝えることを阻止する方向にネット世論は成長した。現にネットで話題になるニュースはほとんどがマスメディア報道しないことだったり、マスメディアの論調に対する批判である。

ここで言いたいことは、自民党に何かのバリューがあってネット世論が親自民になっているのではなくて、マスメディア憎しの思いで親自民になっているという点である。ようはネットが「親自民」になっているのは、ただ単に敵の敵は味方なだけ、という話だ。

ネット上の論争の中心は外交-敵の敵は味方

マスメディア・反マスコミの中心となっている話題「外交」で例を示そう。内政問題なら日本人間で様々な利害があるためまとまった意見とならないが、外交問題は「内と外」で単純化され、統一的な見解になりやすい。また、感情とも結びついてメディア批判の格好の捌け口となっている*3。さほど知識がなくとも感情的に語れるお手頃感も最適だ。一方のマスコミの切り口は親アジアであり、原因としては親米一択の政府批判に加えて、ビジネスモデルが(中国を大きなマーケットと見込んでいる)企業に依存するものであるから、反中というか反マーケットになれないのだろう。

竹島や対馬の韓国人の問題を始め、東アジア関連の問題に関してネット上の外交の議論は、反マスメディアなのは確かだが、自民党外交政策を支持している訳ではない。自民党の竹島政策、東アジア外交政策を積極的に支持しているだろうか?そうではないのだ。つまり、ネット世論自民支持なのではなく、反マスメディアなのだ。

今後と実証

以上の事をまとめてさらに今後の予想を立ててみよう。

下図は以上のまとめ。

f:id:Mchan:20091016082652j:image

*1:アメリカン・ピット・ブルを指しているのだろう。もともとは猛犬であったが、(現在では気性は荒いものの)飼い犬となっている。

*2民主党政権を獲った途端にマスメディアが反民主党的な報道八ッ場ダムとか)になるのは当たり前といえば当たり前なのだ。

*3:理論には平和を望むのなら外交親中親韓の方がよい。なぜならば相互依存を深めた方が、衝突する際のコストが増え、衝突するインセンティブが減るからだ。逆に疎遠になるとますます衝突しがちになる。あくまで机の上での話であるので感情的にならないように。

移動中移動中 2009/10/16 12:23 >4年前はみんな郵政マンセー、小さな政府で行こうって言ってたのに今や「格差是正」だからね。

「みんな」って誰ですか?

だははだはは 2009/10/16 12:41 「みんな」の定義にもソースが必要なのかw

ななしさんななしさん 2009/10/16 13:51 マスコミが反民主なら、ネット世論は親民主?妄想はやめましょう。
マスコミが反民主なら、工作員でない2ちゃんねる住人等は「ほれみたことか!
最初からあれほど言ったのに」とマスコミを更に叩くだけです。

>現状では2chの住人が親中になるとは思えないかもしれないが、数年後はわか
>んないよ。 4年前はみんな郵政マンセー、小さな政府で行こうって言ってたのに
>今や「格差是正」だからね。

私はこの10年ほど2ちゃんねるで朝から晩まで過ごしていますが、格差是正と
叫んでいる人たちは、イラク3馬鹿事件でネット世論(特に2ちゃん)にマスコミ
や左翼が敗北した後に現れた本来の住人とは別の人たちです。選挙前にだけ増えて
た連中が、常駐するようになったと言えばわかってもらえますでしょうか。

ログを科学的に分析したわけでもなく、2ちゃんねるに入り浸ったわけでもないのに、
勝手な思い込みを元に結論を出すのはやめた方がいいですよ。

しかし…こいつアホすぎワロタ
やっぱはてな民は基地外やwww

うめぼしうめぼし 2009/10/16 16:11 郵政マンセーといっていた人には、イラクに行った3人を叩いていた人が多いような気がします。何となくですが・・(笑)。
 とにかく、あの時の空気は異様でしたね。日本って、意外と冷たいんだなあと思いました。 良くも悪くも、流されやすいんですね・・。

MchanMchan 2009/10/16 16:11 >移動中さん
その文脈はネット世論が郵政マンせーから格差是正になった、という意味ではなく
民意というのは変わりやすい(あるいは個人レベルでは変わってないのだけど大きな声は変わる)というニュアンスで出しました。
つまり数年後には親民主の主流となる可能性もあるんじゃない?との問題提起であります。

>だははさん
ありがとうございます。
批判でもなんでも指摘してくれる方は時間を割いて書いてくれるだけありがたいとポジティブに考えております。
(感情論だけは勘弁ですが)

>ななしさん

>ログを科学的に分析したわけでもなく、2ちゃんねるに入り浸ったわけでもないのに、
>勝手な思い込みを元に結論を出すのはやめた方がいいですよ。

煽りまで入ってイラつかせるコメントですが、鋭いご指摘です。
統計的な処理をしようとも思ったんですが、あくまで仮説レベルの提起でもいいかなと甘んじてしまいました。

>ブクマコメの皆様
コメントありがとうございます。

皆様のコメントで自分が思っている以上にネット世論は多様なんだなと思わせられました。
エントリーの前提となっているニコ動の調査=ネット世論は拡大解釈かもしれません。

ですがやはり彼らはネット上における大きなグループであることは間違いなく、
(少なくとも「ごく一部」として切り捨てられるレベルではない)
反マスコミが彼らの世論形成の原動力になってきたと考えております。

蛇足ですが、通常の(内閣府とか新聞の)世論調査のサンプル数は2000人程度です。
統計的上はこれくらいのサンプルで十分なのですが、
(2000の意見の割合は1億2000万の割合とほぼ一致するということ)
ニコ動の世論調査はサンプルは85万と24万とおそろしいほどのサンプル数であります。
この膨大なサンプルの上での結果はとても「ごく一部」として処理することはできません。

fut573fut573 2009/10/16 19:00 面白い考察ですね。
ただちょっと気になる事があります。

問題のニコ割アンケートは、「自民党が各種マスコミのスポンサーであった期間」の前後を切り取った、国内最大規模のアンケートという側面があります。
(選挙前にテレビで自民党のCMをみた、という方は多いのではないでしょうか?)
この時期は日本の歴史において例外的に、政府 vs 反政府(マスコミ) vs 反マスコミ(ネット) モデルに揺らぎが生じていたのではないか?とも考えられるのです。

a-kubotaa-kubota 2009/10/16 20:14 サンプル自体がニコ動バイアスかかってると思うけどなあ。
じゃあネットのサンプルに適切な場所ってどこかといえばどこにもないけど。

田坂田坂 2009/10/16 22:34 「かつて新聞は、市民とともに権力と戦う存在だった。しかし今は、権力と市民が手を組んで新聞と戦っている。」
どこかの国の新聞社の社長だか経営者だかの言葉。

adadaadada 2009/10/17 00:27 >なので今後マスメディアが体制批判の伝統に従って「反民主」となるのであれば、ネット世論は民主党の言い分に近くなると予想。

そんな単純なものにはなりません。民主政権の「中身」がひどければ、マスコミがどう報道しようと、ネット世論は一緒に民主党を叩きます。当たり前です。

「反体制」であるだけで行動が決定するわけではないのです。

tukinohatukinoha 2009/10/17 00:44 冒頭で
>マスメディアは本来政府批判にこそ意義がある
>ジャーナリズムの存在意義は反権力にある。
という風に、マスメディアとジャーナリズムが同一視されていますが、これらは全く別のものではないでしょうか。ジャーナリズムの存在意義は反権力かもしれませんが、マスメディアの役割が反権力というのは、ちょっと違うのではないかと。
日本では「ジャーナリズム」という用語の定着が明治期においてマスメディアの発達と並行して起こったため、両者が混同して使われる傾向にありますが、そこはきちんと区別した方がいいと思います。
あと「小型マスメディア」って語義矛盾ではないでしょうか。

MchanMchan 2009/10/17 01:50 >うめぼしさん
3バカと言われていましたね。
今井君とはイラクに行く前ほんの少しだけしゃべったことがあって、拉致報道を聞いてびっくりしました。

>fut573さん
確かに調査期間は「広告を出稿する」という意味では政府とマスコミは近かったかもしれません。
ただ民主党も同様に広告を出していましたし、さほどの違いはないと考えますがどうでしょう。

なお自民党は電通、民主党は博報堂とPRについて契約したと聞いております。
(プラップジャパンとフライシュマンヒラードはどこに消えたんだろう)

>kubotaさん
ニコ動アンケを「ネット世論」と一般化した点に疑問を感じる方が多いようで、完全にこちらの手落ちであります。
ただ、数十万のアンケートがこの結果なので、「ネット世論」と完全に一般化できずとも、ネット上の主流な一グループの意見と置き換えることはできると思います。

>田坂さん
完全に自らが正しくて、市民がアホだという認識が伝わってくるありがたい言葉ですね。

>adadaさん
もちろん、個人としての政治志向は変わらないと考えています。
例えばネトウヨと呼ばれている人が民主支持に転向することは考えにくい。

なのでネット世論全体としての話です。
マスメディアが反民主の論調を強めて、言葉の切り貼りやどうでもいいことにクローズアップすることが増えてくれば、ネット世論は親民主的な論調になるかもしれませんよと。

つまり声を上げる人が変わってくる(ネットの中の主流派が変わる)ということです。

>tukinohaさん
ああ、なるほど。マスメディアとジャーナリズムの厳格な違いは全く考慮してませんでした。
鋭いご指摘ありがとうございます。

マスメディアが戦後権力をもってしまい〜の文脈で、
マスメディアとジャーナリズムがイコールではなくなったという意味を含んでますので、
前節でしっかり説明したほうがよい文章になったかもしれません。

小型マスメディアは戦後のマスメディアに比べひとつひとつが相当な小規模であったので小型とさせてもらいました。
まあぶっちゃけこの辺はなんとなく伝わればいいと思って適当に打ち込んでましたw
細かいところまでアドバイスありがとうございます。

adadaadada 2009/10/17 04:22 Mchanさんは、どうもマスコミの役割を過大評価されているようです。
マスコミが叩かれるのは、「自民が善政をしているのに、切り張りして揚げ足を取って反権力を気取る」からです。マスコミが「民主が悪政をしていて、切り張りして揚げ足を取って反権力を気取る」ことになっても、ネット世論は民主党を擁護しません。悪政の方が影響力が大きいからです。

マスコミが反権力であろうとなかろうと、政府与党が悪政であれば、ネット世論は政府与党を非難します。その場合、マスコミのあり方はどうでもよくなるだけなのです。

おやじおやじ 2009/10/17 08:30 状況を分析として、面白い視点と受け止めました。
マスコミは今は「親民主」ですが、直前「反自民」の流れ、その前の「郵政」の評価の変化に基づく、分析については、ほんとうにご指摘のとおりと思います。

ただ、その上で感じていますのは、どの時点を取り上げても良いのですが、たとえば、「小泉の改革を支持しないものは」いわば非国民、というように、常に、ひとくくりの流れがつくられてしまうこと。そのこと自体が恐ろしいと思いませんか。
政策は本来一長一短が含まれており、そこを整理して提示してほしいところです。民主だ自民だ、ではなく、(反民主だ、反自民だ、ではなく)たとえば、少子化対策政策の内容の内訳の是々非々、外国の成功例失敗例とその条件の情報提供等。
しかし、現実のマスコミは、ひとくくりの流れや空気に逆らう者は、非国民、村八分にされそうです。そのことを恐ろしいと感じています。

大政翼賛会、勝ち馬に乗る、それを支えている国民性は変わっていない。
戦争中から戦後にかけて、アメリカに対する評価が、鬼畜米英からいわば平和の使者に変化したとき、どちらの評価も正しくない(全てではなく、一面的評価である)というのが正解なわけですが、報道はステレオタイプ、そしてそのことだけを信じているかのように発言すること、そうでないという発言は叩くこと、そして評価軸をまったく逆に切り替えた自らの不明を恥じないこと。したがって学ばないこと。

マスコミが常にひとくくりの流れで根無し草のようにあちらからこちらへとぶれるから、鏡としてネットも「みんなが集まる場所」ではひとつの流れになっている、というように引いて、見ています。

幼い報道と実感するには、すくなくとも、いまのマスコミがおかしいと感じるには、海外ニュース番組をみることです。海外ニュース(同時通訳も多いのでぜひ見てください)の政府批判、政策批判と比べると、日本のメジャーなマスコミ報道の政治批判、政局報道の幼さにがっかりします。
(たとえば、BS101の平日14時15分から15時「ジム・レイラー・ニュースアワー」、JcomやCSやケーブルTVの海外ニュース。しかし、国内報道でも期待できるミニコミ的ニュース番組には、マスコミとは全く異なる姿勢を感じる番組もあります。たとえば、「朝日ニュースター」チャンネルのなかで別の「ニュースの視点」を提供する番組。)

カストロさんカストロさん 2009/10/17 09:26 色々なサイトのバイアスをみてみたらいいと思うよ。

2chやニコ動では確かに"親自民"的な書き込みは多く見かけます。
「みんなの政治」というサイトでは"親社会党"になっており、
今は"親民主"だけど前原一派を蛇蝎のように嫌っていたりするし、
いろいろなところに色々な偏りがあるよ。

ネットでは指向ごとにクラスターを形成する傾向にあり、
限られたメンバーでの議論になりやすい。
従って、建設的な議論ではなく、自己満足に近いおしゃべりで
終わってしまう傾向があると思います。今は。

ネット(といいつつ一部のサイト)を世論の観測に用いるのは
時機尚早だと思います。今後に期待ですが。
そして、そのころには親民主だの親自民だの、赤だの白だの
*味のカレーだのカレー味の*だの言っていなければ
よいなぁと考えています。
自由度は、もっとあるはずだと思うんだ。

*味の*とかさ。

いるかいるか 2009/10/17 10:18 いつのときでも反体制、反権力の声が成長するってのはそのとおりですね。
政府が大きな力を持っていたときは、新聞、テレビのマスメディアが活躍し、
マスメディアが力を持ち始めると、ちょうどネット言論が批判し始める。


そのネット言論も、2ch系サイトの親自民・反マスコミの声が大きな力を持ち始めると、それらを批判する声がはてブやYahoo政治などのサイトで急成長する。
「ネトウヨ」批判なんかも、その反動ですよね。世の中健全です。

マニマニ 2009/10/17 10:37 Mchanさんは「そんなバカな」と思われるかも知れませんが、

「現在のマスコミは製作にもスポンサーにも韓国、中国の息がかかっており
 また民主党構成員、支援団体も同様で、
 それらが手を組み売国的展開を進めている。」
「マスコミはその真実を日本国民に隠している」
「ホラ麻生総理がたかが漢字読み間違いで下ろされた」
「変だ」「自民党かわいそう」
「ホラ民主党が外国人参政権だって!中国人3000万人移民計画だって!」
「このままでは日本はいずれ中国、韓国に乗っ取られる!」
「真実を語り合えるのはネットだけ!」

的な流れがあるからではないでしょうか?

774774 2009/10/17 11:45 なかなか面白い記事ですな
そうなんだよねー俺も別に自民マンセーじゃないんだよ
民主があまりにも斜め上な事画策して、マスゴミがそれを擁護して
あげく都合の悪いことは隠しまくるから自民派になるんだよな
日本の国益を損なわないようにして諸外国に毅然とした態度をとってくれれば
別に民主が与党でもいいんだよ、でもやるわけないでしょ?民主が

前半と中盤は同意できる部分が多いけど
後半とまとめが飛躍しすぎかとww

HarnoncourtHarnoncourt 2009/10/17 12:26 「マスメディアは本来政府批判にこそ意義がある」ですか。失礼ですが、中学生や高校生の主張かと思ってしまいました。
私が考えるマスメディアの存在意義は「受け手が自らのリテラシで判断しうる情報を、適切に取捨選択して提供すること」です。政府批判のように最初からバイアスのかかった情報を提供されるのは困ります(監視機能として働くのはありがたいけど)。また、何でもかんでも洪水のように垂れ流しにされても困るので、なるべく取捨選択して欲しいですよね。
ですが、いまそれをやってるマスメディアって存在しないんですよ。だからテレビの視聴率は下がり、新聞の購読数は減ってるんではないですかね。

itoito 2009/10/17 13:45 そもそもネット黎明期って反体制・反権力の風潮が強かったんですよ。ネット文化のルーツはハッカー文化ですからね。
ただ日本では多くのネットユーザーにとって、政府与党よりも、マスメディアの方がより強い体制・権力だと感じられたようです。
嫌韓流なんてのも、マスメディア主導の韓流ブームやW杯韓国絶賛報道に対する反発が発端の様です。
それ以前から、韓国朝鮮人を対象にした排外主義はありましたが、ネット上で見かけることはめったにありませんでした。
ネット世論における親自民党の風潮も、マスメディアの自民党叩きの強さに反比例して変化しているように見えます。
もっとも、仮にマスメディアが反民主党へ移行しても、それがネット世論に反映されるにはタイムラグが発生すると思いますが。

kitutokituto 2009/10/17 14:39 まぁ概ね同意
ただマッチポンプ大好きなマスコミだけど
仮定の証明にはマスコミが民主批判に向かうかどうかって問題があるよね
現状政権変わってこんだけボロボロな状態でも批判は驚くほど少ない
反マーケットとならないならマスコミの方針転換はないし
現状批判先を自民から官僚に変えただけ
小泉元首相なんかはマスコミの扱いが大きく変わったけれど
ネットでの扱いがそれに反比例していたかというとそうではないように思う

JandJand 2009/10/17 15:26 レベル低いな〜
>これをみても健全なマスメディアとは反体制的な論調を持つのだとわかる。
健全なマスメディアとは独自性を持ち体勢に対して擁護も批判できる組織。健全さは独立性により担保されるのであり反体制であるのとは違う。
メディアが反体制的なのは存在価値的側面からくる結果。ニュー速でマトモすぎるコラムのスレが伸びないのと同じ。

>竹島や対馬の韓国人の問題を始め、東アジア関連の問題に関してネット上の外交の議論は、反マスメディアなのは確かだが
一部のネット世論は竹島や対馬関係では反朝日・親読売だったりするけどメディア=朝日なの?世論形成を全て体勢vs反体制で解釈するのは無理がある。(最近の朝日はトーンダウンしてるけどね)

メディア論としては全体的に紋切り型ですね〜
事象をある側面から見ることは重要ですが、その側面だけで論理的なつながりを説明するのは無理があるので論理の飛躍や強引さが目立ちますね。

 2009/10/17 22:21 要は、みんな正しいことが知りたくて、正しいほうへ行きたいだけだ。
反体制なんか気にしてない。どうでもいい。
それなのに勝手に妄想するとか馬鹿か?

インターネットはただの個人の集まりだ。

MchanMchan 2009/10/18 03:51 皆様示唆に富んだコメントどうもありがとうございます。参考にさせていただきます。
(もちろんブクマコメの方々もです!)
ただの煽りというか何の示唆も与えてくれないクソなコメントもしてくれる方も
時間をかけて読んで、かつコメントしてくださってありがとうございます。
カテゴリごとにコメントさせていただきますね。

・ネット上にも様々な支持層(と支持群)があるんじゃね?

一番多いご指摘でした。
自分の中では完全にネット世論=麻生マンセーというイメージだったので、
ニコ割アンケートをみてああ、やっぱりなあと感じ、このエントリを書いたわけです。
アンケートの結果でも支持は6割ちょっとくらいでしたが。
ところがブクマコメをみてみるとアレっと思うぐらい中立な方が多くて意外な思いでした。
なので、ネット世論とひとくくりにしたのは誤解を呼ぶ表現だったと反省しております。

しかしながら、本文で述べた「親自民」な人々はネット世論の大きなグループ(しかもノイジーなグループ)であることは間違いありません。
85万をサンプルとした調査で6-7割の支持をとるというのはそれを表しています。

本文ではこの人々がマジョリティかマイノリティなのかという視点が欠如していました。
自分の中で自動的にマジョリティ認定されていたと。
もしマイノリティならノイジーマイノリティ論でまた面白く書けそうです。

ヤフーみんなの政治ですが、以前計量分析のサンプルに使ったことがありまして、
たしかに民主党の議員の星平均が高かったように覚えております。
そうなるとニコ割アンケートを前提とした本エントリの理論は成り立ちませんね。未熟であります。
(なので、ここはサンプル数が全然違うよと逃げておきます。
 ヤフーの星は10人未満の評価がほとんどでしたから。)


・たしかに反メディアな論調だけど、根拠がちがくね?

本論では決して「メディアという権力にネット市民が反権力を意識して立ち上がった」という「義賊」的な文脈ではないのですが
エントリーの文章では読み取れなかったかもしれません。
むしろ「メディアが肥大化し、驕るようになって、情報を切り貼りして、真に伝えるべき情報を伝えない反感」といった感じです。

それでもってエントリーで一番言い表したかったのは、
・ネット世論の本質は「親自民」ではないよ「反(驕った)メディア」なんだよ。
・つまり敵の敵は味方で結果として「親自民」になってるだけ。
・だから今後もマスコミが今までの驕ったやり方で民主を貶めると「親民主」になるかもね。
ってことであります。

clampleclample 2009/10/18 04:17 個人的にはバランスの歪みと思っています。
マスコミが「世論は民主支持優勢」と言えば、「いや待て民主にはこういう欠点がある」と言い、自民支持なら自民の欠点を探す。
善し悪しよりも、大衆の合理的行動意識ではないでしょうか。

今回の選挙でのマスメディア批判は、極端なまでに民主党に寄った恣意的報道と受け取った人が、同程度反対側に寄って主張していた。
「マスコミによる政治操作≒責任すら取らない最低の派閥政治」を防ぐという意識で。

そういう意味で「敵の敵は味方」と言えるし、今回みたいに極端な反民主報道一色になれば、同じように極端な民主よりの「ネトウヨ」が出てくるとは思います。
マスコミが中立になれば、ネットでも意見は言えど中立のスタンスになる。
そんな国民性なんじゃないかな、と。
そこでも偏ったスタンスの人が「右翼」だの「左翼」だのといった事になるのでしょう。

そんな感じで、発信するマスコミに対して、レスポンスを返すネットは鏡なのでは無いでしょうか。

余談ですが、嫌韓の発端は共催W杯の準々決勝でトルコに日本が敗れた直後の韓国大マンセー映像が中継で全国に流れた瞬間と思われます。あの映像は今思い出しても反吐が出る。

   2009/10/18 14:43 そもそもマスコミは情報提供が仕事で政権を批判したり支持したりするのがおかしい。
よって今後マスコミが民主批判しようと民主支持になるわけではなく、報道に対する批判は変わらない。
ネットでは情報の裏付け、ソースを重視するためマスコミの論調とは違う流れが出来ている。
結果、ニュースではこう言っていたけれど、実はあれはと、なり反マスコミ論調に見えるだけ。
右に行こうが左に行こうが中立になろうが、マスコミが権力批判する限りこの状態は変わらない。

^shige^^shige^ 2009/10/18 15:40 いやはや、hatenaのトップになるってのは以外に
凄いことなんですね。
大盛況で何よりです。

もう何度も言ってますけどもやっぱり日本が『空気』に
流され易いところがよくないのでしょうね。

戦前はマスコミよりも政府が強かったとありますが
戦前もマスコミの力が強くて暴走した感があります。

ドイツが開戦に至る原因は明確にわかるのに
日本がなぜ太平洋戦争に突入したのかは
いまいちわからんのですよね。

しかし、マスコミによって欧米憎しというバイアスのかかった
報道によって世論の突き上げがあって開戦に至ったと考えると
納得行きます(中国権益で大分欧米に突っつかれていた+
ロシアに勝って国民自体が国の力を過信していた)。

結局、日本人は『空気』に弱い国民だから必要以上に
マスコミが力を持ってしまうのだと思います。

かといってネットがマスコミの監視役になれるかというと
かなり怪しいですよね。ネットで実しやかに囁かれていることに
対してどの程度の人間が一次ソースに当たって納得している
かと言われるとかなり怪しい。

そもそも一次ソース以外の話は半分真実で半分嘘ぐらいの
認識はしてほしいところです。

また、ネットって能動的なメディアだから
似たような人が固まり易いというのは上記でも記述の通り。

そのグループの『空気』に飲まれ易いという欠点があります。
人間というのは自分が欲するものしか見えない人が
多数だから、さらにバイアスがかかる。

だから、兎に角一次ソースが明確になるように
風通しがよくなるようにすべきなんですよね。

その意味で記者クラブはさっさと解放しないと駄目ですね。
マスコミが一次ソースを独占しているのが良くない。

だからホリエモンの真実だけを直接国民へ流すだけのメディア
ってのはかなり良い試みだと思ってました。

けど、結局潰されてしまいましたが。

とにかく真実を自分の目で確かめられるようになって
それが大衆の目にさらされてネットで
議論されるようにならないとマスコミには対抗できない気がします。

まぁ、今の状況ではとてもムリそうですが…。

おやじおやじ 2009/10/18 22:55 >^shige^さん
>日本人は空気に弱い国民
>兎に角一次ソースが明確になるように風通しがよくなるようにすべきなんですよね。その意味で記者クラブはさっさと解放しないと駄目ですね。

まったく同感です。
ですので、空気に流されないひとつの方法は、日本のメディアに触れる時間を減らして海外メディアに触れること
と実感しています。
たとえば、海外で首相がどう発言したか。あるいは外国の要人が日本に対してどう発言したかは、海外のメディアで見たり読んだりすると、国内報道とずいぶん違う、ということが分かります。一次ソースがどうであったかを推測する材料がたくさん転がっています。

MchanMchan 2009/10/19 03:43 >海外メディアについて
確かに日本の主要メディアは記者クラブ制で1次情報が全く同じような報道のされ方ですね。
国内報道と違うというのは興味のあるところです。News Week、CNN、AFPの日本語版はこまめにチェックしてるのですが、もちっと英語情報に触れたいところです。
そういえば弟はアルジャジーラ(英語)と新華社通信(中国語)をチェックしていて、この方面の情報にやたら強い男でありました。

>かといってネットがマスコミの監視役になれるかというと
>かなり怪しいですよね。
そう!ネットの情報って、ネット発の情報がまずないんですよね。
韓国ならオーマイニュースとかあるんでしょうけど、日本ではかならず新聞とか既存メディアの情報から始まる。
Google急上昇ワードもテレビで紹介されたものが上位をしめるのがなんかウケます。

clawclaw 2009/11/25 06:23 九郎政宗です。
イラク邦人人質事件(正確にはアメリカ軍のファルージャ虐殺に対抗して行われた、イラク人による外国人無差別誘拐事件)の際に明らかになったのは、「ネット世論の信用ならなさ」じゃないでしょうか。
その当時、2ちゃんねるに流布されたデマ、「誘拐は自作自演」説の蔓延ぶりを見て私はそう確信しましたし、その確信は今もゆらぎません。
・・・もっとも、そのデマがデマである証拠を、2ちゃんねるで有志をつのって探したのも私ですけどwww
もちろん証拠は見つかりましたが、
http://d.hatena.ne.jp/claw/20060213#p1
いい大人が何人もこのネタにだまされたものですwww

自民大敗で証明されたように、「ネット世論」には力なんてありません。できるのはせいぜい弱いものいじめくらいwww

要は「現実世界を動かしていく者ほど、ネットで遊んでる暇はない」ということじゃないでしょうかね。

MM 2011/09/05 12:41 そもそも、ネット世論とは?
日本最大のヤフーのニュース配信は産経新聞が大半。
産経新聞は、反北朝鮮・反韓国・反中国で、それらの国との関係を改善しようとする民主を激しく憎んでおり、民主のスキャンダルを探す事で、与党を自民に戻す為の努力を日々続けている。
ネット世論がヤフーを中心とした情報配信であれば、ネット世論=産経新聞=反民主で明確。
実際、産経は民主を潰すという様な事を明言している。

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