ファイルオブジェクトの使用 open()

ファイルオブジェクトは、マシン上に存在するファイルへのリンクとして機能する。
open関数によって、ファイルオブジェクトを作成した後は、オブジェクトのメソッドを
利用して、対応するファイルへの読み出し、書き込みが出来る。


myfile = open('myfile','w')
myfile.write('hello text file\n')
myfile.close()

PythonでCSVファイルを扱う

CSV (Comma Separated Values、カンマ区切り値列) はデータのインポートエクスポートに
おける一般的なファイルフォーマットである。
取得したデータをExcelで解析する時など便利である。
また、読み出されたデータは全て文字列で返される。データ型の自動変換がされることはない。

Pythonにはcsvモジュールが実装されている。
これをインポートすると、Excelの推奨する形式で簡単に書き出しができる。


import csv

writer = csv.writer("hoge.csv", "wb") #wbはバイナリ書き込みモードでオープン

row = ("hoge","+","hoge","=","hogehoge")
writer.writerow(row)

rows = []
rows.append("1hoge","+","1hoge","=","1hoge1hoge")
rows.append("2hoge","+","2hoge","=","2hoge2hoge")
writer.writerows(rows)

csvFile.close()

pack() unpack()

structモジュールはPythonの値とPython状での文字列データとして
表されるCの構造体データとの間の変換を行う。
主にネットワーク経由でバイナリーデータを扱うときに使用する。


>>> from struct import *
>>> data = 1
>>> pdata = pack("I",data)
>>> pdata
'\x01\x00\x00\x00'
>>> len (pdata)
4
>>> pdata[0]
'\x01'
>>> upretdata = unpack("4B",pdata)
>>> upretdata
(1, 0, 0, 0)

manページを日本語化

本当は英語版を使うべきである。
最新情報は英語版が先に更新されるし。
英語の勉強にもなる。

ただ、やっぱり読みやすいのは日本語である。

$ echo $LANG --現在の言語設定を確認
ja_JP.UTF-8
$ export LANG=ja_JP.UTF-8 --日本語にする。