ユーズド・ゲームズ総集編1&2復刻版:計864ページ!

・激安価格
ゲームサイドの前身雑誌。Amazonで発見。マーケットプレイス最安値が286円。定価2500円だからすごくお得だなーと思ったら、コンディション「中古品―」、 詳細に「文中に赤字で書き込みあり」と説明文。一瞬考えたけど、購入。どう考えても安いし、何が書きこまれてるのか気になった。というか本編よりも気になった。中古のファミコンカセットにマジックで名前が書いてあるやつとか、雑誌の付録シール等のオリジナルカスタム品を見つけた時の胸のドキドキ感に近い感じ?

・合本だから・・・
というわけで、無事到着。厚い!8号分の合本で計864ページ。これは広技林並みだなあ。表紙裏に故小松崎茂氏のイラスト。なんで?と思ったら総集編の表紙を再掲載したとのこと。つまりVOL1〜8(8冊)→総集編1&2(2冊)→復刻版(1冊)でまとめたらしい。んじゃ次は、ユーゲーDXを吸収合併か?目指せ1000ページOVER!
で、問題の書き込みは前の人がチェック用に使ってたみたいでソフトのタイトル横に「レ点」があった。所有ソフトのリスト?コレクト熱が冷めちゃた?ふーむ。

・良かった記事は
「中古ソフト販売は本当に違法なのか?」
当時社会的にも話題になった中古ゲーム販売訴訟。「ユーズド」ゲームスには最重要な問題だったろうな。最終的には最高裁がメーカー側の上告を棄却、中古ゲーム販売は改めて「合法」になったとさ。って、まだまだ子供だったけど、メーカー側の訴えは無茶だなあって思った。新品しかメーカーの売り上げにならないってのはわかるんだけど。なんだかなあ。

アドベンチャーゲーム特集」
ファミコン時代のアドベンチャーについて。「新鬼ヶ島」、「新宿中央公園殺人事件」、「サラダの国のトマト姫」、「デッドゾーン」、「さんまの名探偵」、「水晶の龍」「必殺仕事人」・・・、名作ぞろい。タイトルだけでスウィートな気分。でも「仕事人」ってなんだ??

「漆黒の宇宙に広がる赤色夢幻世界」
仇花ハードバーチャルボーイ特集。同時に横井軍平リスペクト記事にもなってる。一時期はネタにしかならなかったけど、今なんでも3D化してるから、やはり先見の明がありすぎってことなんだろうな。今の時代にこそ読むべき特集。

「美食倶楽部バカゲー専科」
出た!ユーゲー名物コーナー。「バトルゴルファー唯」、「ゴッドパニック」、「ああ播磨灘」、「であえ殿様あっぱれ一番」、「1999ほれみたことか世紀末」・・・、タイトルからしてキてるねえ。
爆伝〜アンバランスゾーン」ってのがちょっとやってみたい。出演?爆風スランプ、ナレーター岸谷五郎、キャラクターデザインがなんと赤塚不二夫!解説によると、どうもロード頻出でテンポが最悪らしいけど、気になるな〜。

「攻略本&音楽CDわくわくリスト」攻略本は双葉社編。これホントに資料的にありがたいなあ。