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2016-06-10

2016年6月の新刊チェックリスト

| 04:30

もう文庫落ちとか復刊で区別してくのめんどくさい


[小説]

森下雨村『白骨の処女』河出文庫

スティーヴン・ミルハウザーエドウィン・マルハウス』河出文庫

デボラ・インストールロボット・イン・ザ・ガーデン』小学館

平石貴樹編『アメリカ短編ベスト10』松柏社

チャールズ・ブコウスキー『パルプ』ちくま文庫

蓮實重彦伯爵夫人新潮社

エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事3』創元推理文庫

コードウェイナー・スミス『〈人類補完機構シリーズ全短編2〉アルファ・ラルファ大通り』ハヤカワ文庫SF

ジーモン・ウルバン『プランD』早川書房*1

ストラパローラ『愉しき夜 ヨーロッパ最古の昔話集』*2平凡社

辻原登『寂しい丘で狩りをする』講談社文庫

奥泉光『ビビビ・ビ・バップ』講談社

マキシーン・ホン・キングストン『〈村上柴田翻訳堂〉チャイナ・メン』新潮社

リディア・デイヴィス『分解する』作品社

『明治深刻悲惨小説集』講談社文芸文庫

古井由吉『白闇淵』講談社文芸文庫

『新編・日本幻想文学集成 第1巻』国書刊行会

ジャック・ヴァンス『宇宙探偵マグナス・リドルフ』国書刊行会

ヴォルテールカンディード』晶文社

スティーヴ・ハミルトン『ニック・メイソンの第二の人生』角川文庫

松浦寿輝『BB/PP』*3講談社

江戸川乱歩江戸川乱歩名作選』新潮文庫

小林泰三『クララ殺し』東京創元社

大森望日下三蔵編『アステロイド・ツリーの彼方へ』創元SF文庫

平山夢明『ヤギより上、猿より下』文藝春秋

ハビエル・マリアス『執着』*4東京創元社

キプリング(田口俊樹訳)『ジャングルブック新潮文庫

J・M・クッツェー『イエスの幼子時代』早川書房

ケン・リュウ『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二』ハヤカワ銀背

獅子文六『自由学校』ちくま文庫



[小説以外]

野坂昭如『男の詫び状』*5文藝春秋

西山智則『恐怖の表象 映画/文学における〈竜殺し〉の文化史』彩流社

西山隆行『移民大国アメリカちくま新書

是枝裕和『映画を撮りながら考えたこと』ミシマ社

池上英洋他『美少年美術史』ちくま学芸文庫

猪木武徳『増補 学校と工場 ニ十世紀日本の人的資源』ちくま学芸文庫

今尾恵介『日本地図のたのしみ』ちくま文庫*6

和田直己他『バスク料理大全』誠文堂新光社

旧制高校の校章と旗 』えにし書房

ジャンポール・ロベルト他『鋼橋 鋼橋および合成橋の概念と設計』*7鹿島出版会

ニクラス・ルーマン『〈ウニベルシタス叢書〉 社会の宗教』法政大学出版局

ジャック・デリダ『〈ジャック・デリダ講義録〉獣と主権者供拉鮨綣

東禹彦『爪 改訂第2版』*8金原出版

山岡重行『腐女子心理学 彼女たちはなぜBL(男性同性愛)を好むのか?』*9福村出版

佐藤優『世界インテリジェンス事件史』光文社

フィリップ・ボール『枝分かれ 自然が創り出す美しいパターン3』ハヤカワ文庫NF

春日太一『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』文春文庫

キャサリンモンゴメリー『ドクターズ・ストーリーズ

―― 医学の知の物語的構造』*10新曜社

ロザリー・L・コリー『高山宏セレクション〈異貌の人文学〉 シェイクスピアの生ける芸術』白水社

河合祥一郎シェイクスピア大図鑑』三省堂

中島隆信『高校野球経済学東洋経済新報社

EHシャイン『企業文化 改訂版 ダイバーシティと文化の仕組み』白桃書房

『よくわかる高齢者心理学ミネルヴァ書房

『マンガ・アニメにみる日本文化文京学院大学総合研究所

末広謙『医療の日本史』二瓶社

『日本懐かし文房具大全』辰巳出版

北村雄一他『絵でわかる古生物学講談社

アルバート・アインシュタイン、フロイト『人はなぜ戦争するのか』講談社学術文庫

フランコモレッティ『遠読 〈世界文学システム〉への挑戦』*11みすず書房

岩本巌『〈フィギュール彩〉現代アメリカ文学講義 』彩流社

谷川譲『明治前期の教育・教化・仏教【オンデマンド版】 』思文閣出版

ジャン=ジャック・ルソー『人間不平等起源論 付「戦争法原理」』講談社学術文庫

『杜甫全詩訳注(一)』講談社学術文庫

今泉忠明『動物バトル図鑑 DVDつき』*12学研プラス

今野真二『ことば遊びの歴史』河出書房新社

庄子大亮『世界を読み解くためのギリシアローマ神話入門』河出書房新社

松岡慧祐『グーグルマップ社会学 ググられる地図の正体』光文社

ジャンナ・レヴィン『重力波は歌う』早川書房

飯田泰子『江戸落語図鑑』芙蓉書房出版

鈴村和成『〈フィギュール彩〉三島SM谷崎』*13彩流社

リース恵実他『ビール語辞典 ビールにまつわる言葉をイラストと豆知識でごくっと読み解く』誠文堂新光社

宮原辰夫『インドイスラーム王朝の物語とその建築物 デリー・スルターン朝からムガル帝国までの500年の歴史をたどる』春風社

『海外文学 新進作家事典 」日外アソシエーツ

『翻訳小説全情報 2013-2015』日外アソシエーツ

臺丸谷政志『日本刀の科学』サイエンス・アイ新書

山本芳美イレズミと日本人』平凡社新書

永井義男『江戸の売春』河出書房新社

鈴木敏夫『ジブリの仲間たち』新潮新書

中島英博『〈シリーズ 大学の教授法1〉授業設計』玉川大学出版部

倉本昭『〈日本文化キャラクター図鑑〉妖怪 ―異界からのことづて!―』玉川大学出版部

森昭彦『身近にある毒植物たち』サイエンス・アイ新書

C・M・シュルツ『SNOOPY COMIC  ALL CoLOR 70’s』角川文庫

『ロングセラーパッケージ大全』日経BP

森達也オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』*14角川文庫

ジョン・マルコフ人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷――人店と機械の関係を決める転換点 』日経BP

『信仰の歴史 キリスト教の伝播と受容』西南学院大学博物館

橋本道範『再考ふなずしの歴史』サンライズ出版

TJイングリッシュ『マフィア帝国 ハバナの夜 ランスキー・カストロケネディの時代』さくら舎

小田部雄次『大元帥と皇族軍人 大正・昭和編』吉川弘文館

ハンス-ウルリッヒ・シュミンケ『新装版 火山学 飢仍海斑狼紊ダイナミクス古今書院

ヴァレリー・ハンセン『図説シルクロード文化史』原書房

『The Art of ズートピア

小林幸雄『図説イングランド海軍の歴史』原書房

マーク・ノーネス他『日本映画研究へのガイドブック Research Guide to Japanese Film Studies』ゆまに書房

松本佐保『熱狂する「神の国」アメリカ 大統領とキリスト教文春新書

『教養のドイツ現代史』ミネルヴァ書房

町田忍『〈シリーズ・ニッポン再発見〉銭湯』ミネルヴァ書房

鳴沢真也『へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星』ブルーバックス

ベルンハルトホルストマン『野戦病院ヒトラーに何があったのか 闇の二十八日間、催眠治療とその結果』

乗松優『ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交*15忘羊社

ギャビン・ランバート他『ジョージ・キューカー、映画を語る』国書刊行会

長澤均『ポルノ・ムービーの映像美学 エディソンからアンドリュー・ブレイクまで 視線と扇情の文化史』*16彩流社

エマニュエル・トッド『家族システムの起源  上・下』藤原書店

ケネス・フランプトン『現代建築入門 』青土社

吉田敦彦『ギリシァ神話と人間 』青土社

末延芳晴『夏目金之助 ロンドンに狂せり』青土社

藤野寛『「承認」の哲学 他者に認められるとはどういうことか』青土社

シッダールタ・ムカジー『がん‐4000年の歴史‐ 上・下』ハヤカワ文庫NF

ニコラス・ローズ『魂を統治する 私的な自己の形成』*17以文社

『〈講談社の動く図鑑MOVE〉危険生物』*18講談社

蛭川久康『評伝 ウィリアム・モリス 』平凡社

拓徹『インド人の謎』星海社新書

小林康夫表象文化論講義 絵画の冒険』東京大学出版会

宮田律『オリエント世界はなぜ崩壊したか 異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智』新潮選書

小山友介『日本デジタルゲーム産業史 ファミコン以前からスマホゲームまで』人文書院

ノエル・キングズバリ『150の樹木百科図鑑』原書房

バーニー・サンダースバーニー・サンダース自伝』大月書店

小川徹他『人物でたどる日本の図書館の歴史』青弓社

ハーバーマス『真理と正当化 哲学論文集』法政大学出版局

エイドリアン・ゴールズワージーアントニウスクレオパトラ 上下』白水社*19

尾崎名津子『織田作之助論 〈大阪〉表象という戦略』和泉書院

小松貴『虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる』ベレ出版

長谷川裕也『靴磨きの本』亜紀書房

ジョセフ・アルバース『配色の設計 色の知覚と相互作用』ビー・エヌ・エヌ新社

遠藤まめた『先生と親のための LGBTガイド もしあなたがカミングアウトされたなら』合同出版

岩本憲児『「時代映画」の誕生 講談・小説・剣劇から時代劇へ』吉川弘文館

トマス・ペン『冬の王 (仮) ヘンリー七世と黎明のテューダー王朝』*20彩流社

『[ケンブリッジ版]カナダ文学史(仮)』彩流社

小野俊太郎『ウルトラQの精神史(仮) 』彩流社

『〈文藝別冊〉山上たつひこ 漫画家生活50周年記念号』河出書房新社

猿渡敏郎編『生きざまの魚類学 魚の一生を科学する』東海大学出版部

山口遼『ジュエリーの世界史』新潮文庫

イアン・ミラー『水の歴史』原書房

今泉忠明『強い!速い!大きい!世界の生物 癸瓜典 』池田書店

アダム・ハート=デイヴィス『世界の歴史大図鑑 増補改訂版』河出書房新社

エドワード・O・ウィルソン『ヒトはどこまで進化するのか』*21亜紀書房

モーテン・ストーム『イスラム過激派二重スパイ』*22亜紀書房

*1:統合されず分裂したまま今世紀を迎えたドイツ東ベルリン郊外で西側出身の教授が殺された。その手口は廃止されたはずの秘密警察のもの。東西合同で捜査にあたる刑事の前に立ちはだかるものは?

*2:仏のペロー、独のグリムと繫がるヨーロッパ最古の童話集。シンデレラや眠り姫の類話を収めたバジーレの先駆となる伊の古典、初訳。

*3:この女ならおれは愛せるかもしれない──人工知能搭載の最上級の“ヒト型擬體“を余生の伴侶として手にいれた、現代の青髭公を描く衝撃の表題作他、またいとこの姉妹と過ごした12歳の夏の夜のひとときを回想する『石蹴り』、病に倒れた旧友を見舞い「記憶」の意味について語り合う『手摺りを伝って』 など、魅惑の9篇を収録する芥川賞作家の傑作小説集。

*4:30代の編集者マリアが、毎朝カフェで見る仲のよい夫婦。その夫がホームレスにメッタ刺しにされて死亡。その後、親しくなった未亡人から、夫の親友だったという男を紹介されるが、未亡人仲の良いその男とマリアは関係を持つように……。ある日男の部屋でマリアは、客と男の驚くべき会話を耳にする!  事件は通り魔殺人ではなかったのか? 三角関係の精算? それとも嘱託殺人? 愛とは? 人間とは? 読者を知的妄想に引き寄せる。ミステリ仕立ての愛をめぐる考察。

*5瀬戸内寂聴とかとの往復書簡

*6地図記号の見方や古地図の味わい等、マニアならではの楽しみ方も、初心者向けにわかりやすく紹介。「机上旅行」を楽しむための地図「鑑賞」入門。

*7:橋の概要、専門用語、鋼橋の歴史、鋼橋と合成橋の基本設計、架設プロセスと方法、材料選択、品質、構造部材の解析と設計、道路橋の設計原理、荷重作用、構造安全性と使用性の照査、鉄道橋・歩道橋・アーチ橋に特有な考え方や挙動、計算や設計のステップ、等が理解できる。

*8:爪の基礎的な知見、ならびに現在の爪疾患に関する臨床的知見・治療法をまとめたロングセラーテキストの改訂版ついに刊行! 50年にわたり爪疾患の原因や治療法に関する研究を行う爪のスペシャリストの決定版。陥入爪・巻き爪に対する多くの治療法の登場,治療可能となった厚硬爪や爪甲鉤彎症についても追加し、本邦美容業界のジェルネイルの普及もふまえて解説・文献の追加を行った。QOL の改善に役立つ、関係者必携の書。

*9腐女子」とは何者なのか? オタクとはどう違うのか? 大学生1万人以上の統計調査をもとに、心理学の方法論でその客観的な姿を描く若者文化・サブカルチャー研究。

*10:ながらく医学は、疾患を治療する科学だと考えられてきました。しかし、一度でも重い病気を経験した人ならわかるように、医学はそれにとどまるものではありません。人間の病いに関する知識とケアに深く関与する実践であるという認識が、ますます高まっています。このような動向は、医学における物語の重視という形で現れてきています。それは、医者からみた疾患の物語であり、また、疾患を病む患者の物語です。医学の場では、複数の物語が輻輳します。本書はこのような医学における物語を重視する流れを決定づけることとなった本で、久しく翻訳が俟たれていました。医師や研修医や医学生たちに新しい視点を提供し、医学教育、ひいては医学そのものを変容させる力をもつ本です。

*11テクノロジーや流通の革命・発達により世界がネットワーク化する今日、ごく少数(世界で刊行される小説の1%にも満たない)の「正典(カノン)」を「精読」するだけで「世界文学」は説明できるのか?西洋を中心とする文学研究/比較文学ディシプリンが通用しえない時代に、比較文学モレッティが「文学史すべてに対する目の向けかたの変更を目指」して着手したのが、コンピューターを駆使して膨大なデータの解析を行い、文学史を自然科学社会学の理論モデル(ダーウィンの進化論、ウォーラーステインの世界システム理論)から俯瞰的に分析する「遠読」の手法だ。

*12ダイオウイカマッコウクジラ、ライオン対スイギュウなど、約70種類の生きものたちの実際に起きるバトル(戦い)を紹介。17本の戦いをおさめたディスカバリーチャンネル制作の映像とともに、狩るものと狩られるものとの壮絶な戦いのひみに迫る!

*13サディスト三島由紀夫マゾヒスト谷崎潤一郎のイメージを覆す新たな文学論。

*14:不毛な立場を超え、ドキュメンタリー監督がエスパー、超心理学者、陰陽師、メンタリスト等に直撃!!

*15:テレビ史上最高視聴率96%!鉄道王・小林一三の実弟にして「聖地」後楽園を率いた国粋主義者、稀代のフィリピン人興行師と共に暗躍した裏社会の顔役、キリスト者として平和の架け橋となった東洋王者、メディア王・正力松太郎、そして昭和の妖怪・岸信介…関係者の証言や資料をもとに、大戦中100万人以上が犠牲となったフィリピンとの国交回復をめぐる葛藤と交流の軌跡を描く。復興期の日本を熱狂させたボクシング興行に、見果てぬアジアへの夢を託して集った男達の実像に迫る、もうひとつの昭和史。

*16:ポルノ・ムービーの誕生から、倫理コードとの知られざる攻防、いつどこでどのように公的に認められ、映画史のなかで発展していったのか?「視線(まなざし)」と「扇情」をキーワードにその光芒史を体系化する野心作!

*17:20世紀の心理学的諸科学に代表される「ヒューマンテクノロジー」は、戦時下の軍隊と市民、工場や職場の労働者、子どもの発達と家族関係、心理療法の流行を通じ、統治可能な「心=魂」を持つ主体を形成してきた。「心的なもの」の科学がいかに主体形成を促し、その統治に寄与してきたかを暴く、統治と心理をめぐる現代社会の分析。

*18:肉食獣やサメはもちろん、毒ヘビ、毒ガエル、ワニ、怪魚、猛禽類…etc。選りすぐりの危険生物を、大きな写真とイラストで一挙紹介!『ライオンvs.トラ』『ホホジロザメvs.シャ』など、最強生物のバトルも大迫力のイラストで再現しています。

*19アントニウスは名将と言えるのか。クレオパトラローマに反旗を翻したのか。軍事史の専門家による、通説をくつがえす新しい評伝。

*20イギリスで発表時に、各メディアデイリー・テレグラフガーディアンサンデーテレグラフサンデー・タイムズ、タイムズ文芸附録、ファイナンシャル・タイムズ、BBCヒストリー)が「今年の本(ブック・オブ・ザ・イヤー)」(2011 年)に選出した話題の書!

*21:脳の増大とともに社会性を発達させ、地球を支配してきた人類はどこへ向かうのか。ピューリッツァー賞を2度受賞した生物学の巨人が、社会性昆虫の生態、フェロモンによるコミュニケーション、極限環境に棲む微生物から、地球外生命体の可能性、宗教の弊害、意識と自由意志の先端研究までを論じ、「なぜ人間が存在するのか」の謎に挑む。2014年度「全米図書賞」最終候補作品!

*22デンマーク生まれの鬱屈を抱えた白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがて民間人の殺害を肯定するジハード主義への拭えぬ違和感から、その「大義」に疑問を抱いて棄教。その後、情報機関の接触を受け、CIAやイギリスデンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る。

2016-05-26

2016年5月の新刊チェックリスト

| 03:01

しばらくは縮小運営していく感じ


藤原編集室より)

L・P・デイヴィス 『虚構の男』国書刊行会

江戸の科学 大図鑑』河出書房新社

スーザン・ソンタグイン・アメリカ河出書房新社

エドゥアルド・ハルフォン 『ポーランドのボクサー』白水エクス・リブリス

由良君美風狂 虎の巻』青土社

サミュエル・ベケット 『事の次第』白水社

フィリップ・K・ディック 『死の迷路』ハヤカワ文庫SF

スティーヴン・ミルハウザー 『魔法の夜』白水

ハル・クレメント 『20億の針 新訳版』創元SF文庫

牧眞司 『JUST IN SF本の雑誌社

ミラン・クンデラ 『小説の技法岩波文庫

吉野孝雄 『外骨戦中日記』河出書房新社

山田風太郎 『わが推理小説零年』ちくま文庫

バルタサール・グラシアン 『人生の旅人たち エル・クリティコン』白水

パトリシア・ハイスミス贋作河出文庫(復刊

アンドレアス・セシェ 『囀る魚』西村書店

関川夏央 『人間晩年図巻 1990-94年』岩波書店

ジェイムズ・エルロイ 『背信の都 上・下』文藝春秋

カミ 『ルーフォック・オルメスの冒険』創元推理文庫

ウラジーミル・ナボコフ 『見てごらん道化師を!』作品

2016-04-08

2016年4月の新刊チェックリスト

| 21:49

落-文庫落ち、新-新訳、復刊-復


・ジャンル分けしないとスパムみたいな見た目になると了解しつつもやはりだるい。


ジーン・マリー・ラスカス『コンカッション』小学館文庫

大岡昇平『無罪』小学館文庫-復

RAラファティ『地球礁』河出文庫-落

ウラジミル・ソローキン『青い脂』河出文庫-落

守谷淳ほか『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』ちくま学芸文庫

松岡和子『尺には尺を[シェイクスピア全集28]』ちくま文庫-新

ヘレン・マクロイ『二人のウィリング』ちくま文庫

ミック・ヘロン『死んだライオン』ハヤカワ文庫NV

ロス・マクドナルド『[新訳]象牙色の嘲笑』ハヤカワミステリ文庫-新

デニス・ルヘイン『過ぎ去りし世界』ハヤカワポケミス

レイ・ブラッドベリ『十月の旅人』ハヤカワ文庫SF-復

フィリップ・ボール『かたち』*1ハヤカワ文庫NF - 落

横山茂彦『山口組と戦国大名 我が国の民間暴力、未だ絶滅せず』サイゾー

宮本陽一郎『アトミック・メロドラマ 冷戦アメリカドラマトゥルギー*2彩流社

『身体と情動 アフェクトで読むアメリカン・ルネサンス*3彩流社

佐藤公一『小林秀雄のリアル 創造批評の《受胎告知》』彩流社

『改訂 獣医生化学』朝倉書店

『燻製ライフ』扶桑社

五十嵐太郎『日本建築入門』ちくま新書

船木亨『現代思想史入門』ちくま新書

佐々木隆治『カール・マルクスちくま新書

稲垣栄洋『植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし』ちくまプリマー新書

深谷裕『加害者家族のライフストーリー 日常性の喪失と再構築』法律文化社

モンテーニュ『エセー7』白水社 - 新

月村了衛『コルトM1851残月』文春文庫 - 落

夏目伸六『父・夏目漱石文春文庫 - 復

アリス・ロバーツ『人類20万年 遙かなる旅路』*4文春文庫

井沢りみ『ハンガリーの刺繍 地方に伝わる伝統刺繍と図案+布小物アレンジ』誠文堂新光社

『追悼文大全』*5三省堂

丹羽典夫『〈紛争〉の比較民族誌 グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱』*6春風社

田所清克『ブラジル雑学事典』*7春風社

ディディエ・オッタンジェシュルレアリスム辞典』創元社

ポール・J・ナヒン『確率で読み解く日常の不思議 あなたが10年後に生きている可能性は?』*8共立出版

エナ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』*9創元社

中島平三『ことばのおもしろ事典』*10朝倉書店

『新版 現代ブラジル事典』新評論

木村俊一『天才数学者はこう解いた、こう生きた 方程式四千年の歴史』講談社学術文庫 - 落

杉山正明『興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後』講談社学術文庫 - 落

中島義道カントの時間論』講談社学術文庫 - 落

萩尾望都萩尾望都 SFアートワークス』河出書房新社

ラファイエット『クレーヴの奥方』光文社古典新訳文庫 - 新

ジョー・マーチャント『「病は気から」を科学する』講談社

アレックスジョンソン『世界の不思議な図書館』創元社

クリスチャン・ウォルマー『鉄道の歴史 鉄道誕生から磁気浮上式鉄道まで』創元社

『移動と交流の近世アジア史』北海道大学出版会

宮崎咲『ダムカード大全集 Ver.2.0』スモール出版

鈴木貞美『『文藝春秋』の戦争 戦前期リベラリズムの帰趨』*11筑摩選書

久慈勝男『日本人と馬の文化史』文眞堂

クロード・ランズマン『パタゴニアの野兎 ランズマン回想録 下巻』人文書院

ニック・デイヴィス『カッコウの托卵 進化論的だましのテクニック*12地人書館

打越綾子『日本の動物政策』ナカニシヤ出版

キェルケゴールキェルケゴールの日記 哲学と信仰のあいだ』講談社

ブッツァーティ『絵物語』東宣出版

石川九楊『〈花〉の構造 日本文化の基層』ミネルヴァ書房

安間繁樹『イリオモテヤマネコ 狩りの行動学』あっぷる出版

赤田祐一『定本 消されたマンガ』彩図社文庫 - 落

今野真二リメイクの日本文学史』平凡社新書

大橋弘一『野鳥の呼び名事典 由来がわかる』世界文化社

『微地形学 人と自然を繋ぐ鍵』古今書院

金井美恵子『新・目白雑録』平凡社

かのよしのり『ミサイルの科学 現代戦に不可欠な誘導弾の秘密に迫る』SBクリエイティブ

本郷和人『戦国夜話』新潮選書

『うちのうさぎのキモチがわかる本 春&夏2016』学研プラス

中島康裕『貝のストーリー 「貝的生活」をめぐる7つの謎解き』*13東海大学出版会

江波光則『ポーパルバニー2』GAGAGA文庫

溝口敦『闇経済の怪物たち』光文社新書

フリーメイソンの歴史と思想』三和書籍

皆川博子『クロコダイル路地』講談社

デュジャルダン『妄想と強迫 フランス世紀末短編集』彩流社

小川鼎三『鯨の話』*14文藝春秋 - 復

クリストフ・ドレッサー『数学の誘惑』*15講談社

原良枝『声の文化史』成文堂

イアン・ゲートリー『通勤の社会史』太田出版

山口佳也『「のだ」の文とその仲間・続編 文構造に即して考える』*16三省堂

ウィトゲンシュタインウィトゲンシュタイン『秘密の日記』』春秋社

仲正昌樹『《ジャック・デリダ》入門講義』作品社

小泉悠『軍事大国ロシア作品社

スペイン修道院の食卓 歴史とレシピ』原書房

菊池明『新選組 粛清の組織論』文春新書

岡田尊司マインド・コントロール 増補改訂版』文春新書 - 復

遠藤興一『目で見る 日本の福祉の歴史』日本図書センター

小田部雄次『大元帥と皇族軍人 明治編』吉川弘文館

『新明解故事ことわざ辞典 第二版』三省堂

町山智浩アメリカ大統領選を笑って楽しむ方法』講談社

大隅典子『脳からみた自閉症講談社ブルーバックス

『文藝別冊 野坂昭如河出書房新社

伊藤彰彦『映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件』講談社+α文庫 - 落

菅原和也『ブラッド・アンド・チョコレート東京創元社

アン・レッキー『亡霊領域』創元SF文庫

『(新版日本の民話)屋久島の民話 1~2』『栃木の民話 2』未来社

日本蜃気楼協議会『蜃気楼のすべて!』*17草思社

ジョルジュ・アガンベン『スタシス』青土社

『動物感染症学 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠』近代出版

『海外文学賞事典』日外アソシエーツ

『日本女性史事典』日外アソシエーツ

『民話・昔話全情報』日外アソシエーツ

『BOOK PAGE 本の年鑑 2016』*18日外アソシエーツ

巽孝之『プログレッシヴ・ロックの哲学 増補決定版』河出書房新社

『ネット炎上の研究』勁草書房

平田弘史平田弘史 超絶サムライ画の描き方』玄光社

『ベスト・ストーリーズ2 蛇の靴』早川書房

ケン・リュウ『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一』早川銀背

ロブ・ダン『心臓の科学史 古代の「発見」から現代の最新医療まで』青土社

カビールセガール『貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで』早川書房

ハワード・S・ベッカー『アートワールド』*19慶應義塾大学出版会

浅見雅一『概説 キリシタン史』*20慶應義塾大学出版会

ドン・ウィンズロウ『ザ・カルテル角川文庫

吉田菊次郎『洋菓子百科事典*21白水社

大西巷一『中世ヨーロッパ残虐物語』KADOKAWA

サンドール・エリックス・カッツ『発酵の技法 世界の発酵食品と発酵文化の探求』*22オーム社

ニコラス・ウェイド『人類のやっかいな遺産 遺伝子、人種、進化の歴史』*23晶文社

オリバー・ストーン他『オリバー・ストーンの告発 語られなかったアメリカ史1・2』あすなろ書房

マーガレットマクミラン第一次世界大戦 平和に終止符を打った戦争』*24ゑにし書房

『日本「地方旗」図鑑 ふるさとの旗の記録』*25ゑにし書房

ジーナ・ショウォルター『死霊の国のアリス』ハーパーコリンズ

グレゴリー・マグワイアアリスはどこへ行った?』ハーパーコリンズ

加賀乙彦『殉教者』講談社

忠田友幸『下水道映画を探検する』星海社新書

瀧本哲史『読書は格闘技』集英社

『完本 北海道蝶類図鑑』北海道大学出版会

ジョン・ミュア・ローズ『鳥の描き方マスターブック 骨格を理解していきいきとした姿を描く』マール社

ジュリアン・ハイト『ヴィジュアル版 世界の巨樹・古木』原書房

ローズマリ・エレン・グィリー『悪魔と悪魔学の事典』原書房

ファブリーツィア・ランツァ『オリーブの歴史』原書房

川崎悟司『ハルキゲニたんの古生物学入門 中生代編・古生代編』築地書館

ピーター・ベジック『近代科学の形成と音楽』*26NTT出版

フィリップ・ロス『素晴らしいアメリカ野球』新潮文庫 - 復

トマス・ハーディ『呪われた腕 ハーディ傑作選』新潮文庫 - 復

河合祥一郎シェイクスピアの正体』新潮文庫 - 落

松岡和子『深読みシェイクスピア新潮文庫 - 落

本橋哲也『ディズニー・プリンセスのゆくえ 白雪姫からマレフィセントまで』*27ナカニシヤ出版

『萌える!ドラゴン事典』*28ホビージャパン

*1:豹やシマウマ、熱帯魚の柄はなぜ決まる? 細菌や結晶、動植物から銀河のかたちまで、万物の形状の謎に迫る話題作。解説/近藤滋

*2:【本書の目的】冷戦初期のファミリー・メロドラマという映画ジャンルを分析することで、冷戦リベラリズムをひとつのドラマトゥルギー(ドラマ) として折出する。分析する映画は『オペレーション・キュー』にはじまり『アパッチ砦』などのジョン・フォードもの、『夜歩く男』『酔いどれ天使』『野良犬』などの黒澤映画、『理由なき反抗』『蝿男の恐怖』『白昼の決闘』『捜索者』『シェーン』『風と共に散る』など…。

*3:ポー、メルヴィルホーソーンらによる身体描写などから、アメリカン・ルネサンスの背後にひそむ「アフェクト(情動)」を読み解く!

*4:英国美人人類学者が「出アフリカ」から「南米到達」までを半年に渡って踏査したBBCのドキュメンタリー番組の完全書籍化。

*5共同通信が全国の新聞社に配信した27年間(1989年から2015年まで)の膨大な追悼文を1冊に凝縮。掲載追悼文約770編、筆者約460名。物故者索引、筆者索引、そして故人を知るキーワード索引付き。心に響く1編と出合える、空前の人生の風紋を記録する大事典。

*6:平和的な南太平洋という神話は、いつ、なぜ、崩壊したのか。サモア、トンガ、フィジーニュージーランドなどオセアニアの政治的変動・諸問題を、詳細な事例研究により鋭く分析・考察する。

*7:いまブラジルがますます熱い! 知ろう、学ぼう、感じよう、ブラジルのあれこれ。現地でのフィールド・リサーチに基づき、40年にわたってブラジルの文化・社会を研究してきた成果。ブラジル大使館後援。

*8:確率は,その美しさ,有益さ,面白さなどから,まさに誰をも魅了してやまないものである。その問題は,誰でも問題を理解できる易しさとともに,エキスパートでさえしばらく考え込んでしまうような一面も持つ。本書は,他書ではあまり見かけないような確率に関する身の周りの多くの面白い問題を集め,解説した書である。ゴンボウとパスカルの賭けの問題,ガリレオのサイコロ問題,ニュートンの確率問題など,古典的な確率パズルから始め,その後,ギャンブル,スポーツ,医療,政治など,さまざまな日常の事象に関連した,手強くもある問題へと移る。各問題に対しては,理論的解説はもちろんのことMATLABを用いたコンピュータシミュレーションも取り入れながら,著者独特の知性,大胆さ,洞察力でもって,わかりやすく解説する。

*9:外国語のなかには、他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が存在する。本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた世界一ユニークな単語集。言葉の背景にある文化や歴史、そしてコミュニケーションの機微を楽しみながら探究できる。小さなブログ記事が一夜にして世界中へ広まった話題の書。ニューヨークタイムズベストセラー。世界7カ国で刊行予定。

*10:身近にある”ことば”のおもしろさや不思議さから、多彩で深いことば・言語学の世界へと招待

*11:なぜ菊池寛がつくった『文藝春秋』は大東亜戦争を牽引したのか。小林秀雄リベラリストの思想変遷を辿り、どんな思いで戦争協力に加担したのかを内在的に問う。

*12カッコウは昔から托卵をする鳥として知られていますが、その詳細については写真やハイテク機器を用いて個体の同定や追跡、巣内の観察が行われる最近まで不明でした。観察方法の進歩につれ、どのように托卵し、それに対し宿主がどのように托卵を回避するか、共進化の様相が明らかになってきました。カッコウの托卵行動と子育ての放棄・押しつけは、果たして“進化”で説明できるのでしょうか。カッコウは托卵することで“親”という重荷を逃れ、普通の鳥より多くの卵を産む潜在的可能性を持ちます。それは宿主がだまされやすいうちは一時的に得をするかもしれません。しかし宿主が反撃すると、カッコウは結局だましのテクニックに複雑な手順が必要となります。詐欺の常習犯が最後はつかまって償いをさせられるように宿主の防衛は托卵の進化的成功を制限します。しかし、それでもカッコウは托卵を成功させ、現在も托卵を進化させています。著者は世界的なカッコウ研究者で、自らの研究を含めて過去・現在の驚くべき観察事例を豊富に紹介しています。叙述は平明であまり細部に立ち入りすぎることはなく、一般向けの良質な科学読み物になっています。

*13:海の宝石とも呼ばれ人気の高いウミウシや、カタツムリナメクジなどの陸の貝を中心に、頭足類以外の軟体動物の巧みな繁殖行動や社会行動について紹介。

*14:解剖学者がふとしたきっかけで鯨に魅せられ、本邦初の学問を体系化していく。戦後日本を代表する脳科学者が遺した鯨学の金字塔

*15:フランク・ブルマイスターは、ほぼ安全にルーレットで勝つ方法を知っている。首尾一貫して黒に賭け、赤が出たら賭け金を倍増するというやり方だ。ところが、ほとんどありそうもないことが起こる。玉が11回続けて赤に落ちたのだ。ブルマイスターは1万ユーロ以上の損失を出し――そして、多少の学びを得る。つまり、期待値と「連続性の法則」のことを……。日常生活の中の「数学」を掘り下げることで、知的好奇心を満たしてくれる一冊。

*16:日本語の中には、構文論的におや?と思わせる事象が少なくない。本書は、そんな謎の数々に取り組んだ論文集である。その内容は、日本語文法に関して、いつか誰かがどこかで指摘しておかなければならない基本的な事実ばかりである。

*17:ここ数年で蜃気楼の研究は大幅に進み、日本各地で新たな蜃気楼が次々発見されている。「蜃気楼とは何か」という素朴な疑問から、どうして見えるか、日本のどこでいつ見られるか、さらには蜃気楼の歴史や、美術・骨董における蜃気楼まで、まさに蜃気楼のすべてを美しい写真とともに一冊で網羅

*18:専門書から実用書、ベストセラーまで、書店の棚を見るような感覚で一覧できる「本のカタログ」。2015年に刊行された新刊書59,000冊を収録し、要旨や目次、小説のあらすじまで紹介。1,000項目のテーマ・トピックからあらゆる本を簡単に検索できる。「2015年ベストセラー」「2015年の主な文学賞」を掲載。「書名索引」「著者名索引」付き。

*19:▼アート作品は、才能あるアーティストだけではなく、アーティストや作品を取り巻く人々で成り立つ「アート・ワールド」によってうみだされる。本書では、この「アート・ワールド」の仕組みをあきらかにすることで、「何がアートを成立させるのか」「何がアートクラフトを区別するのか」「アート・ワールドでの自分の役割はどんな意味を持つのか」「なぜ自分の作品は望ましい評価を得ていないのか」「どうすれば自分の作品をふさわしい受け手に見てもらえるのか」など、あらゆるアートクラフト関係者が抱くであろう基本的な疑問に、民主主義的な回答を与えている。

*20:日本とヨーロッパという東西が出会ったこの時代、キリスト教はいかに伝えられ、布教され、そして迫害されたのか。

*21:洋菓子のすべてがわかる事典。洋菓子の代表格であるフランスドイツイギリスのお菓子はもちろん、アメリカロシア・東欧・北欧・南欧・中東・アジアの菓子類、さらには古代ローマのお菓子や日本の南蛮菓子など歴史を遡るものまで、取り上げている地域や時代は幅広く、日本でもおなじみの洋菓子から世界各地の銘菓、洋菓子に影響を与えたものまで多岐にわたる。

*22:自分で作って試すための発酵のすべてがこの1冊に!本書は、世界各国のあらゆる発酵食品と発酵の文化を紹介する書籍です。まず、発酵に関する基本的な情報を紹介し、その後、ザウアークラウトキムチなどの野菜を使った発酵、みそやしょうゆを含む穀物・豆類の発酵、よりチャレンジングな肉・魚の発酵へと解説を進めます。また、発酵食品関連のスモールビジネスの事例なども紹介。DIY愛好家の間では、自分で作る発酵食品が静かなムーブメントとなっていますが、そういった新しい実践家たちの期待にも応えることのできる一冊です。

*23:なぜオリンピック100m走の決勝進出者はアフリカに祖先をもつ人が多く、ノーベル賞ユダヤ人の受賞が多いのか? なぜ貧困国と富裕国の格差は縮まらないままなのか?ヒトはすべて遺伝的に同じであり、格差は地理や文化的な要因からとするこれまでの社会科学に対する、精鋭科学ジャーナリストからの挑戦。最新ゲノムデータを基に展開する、遺伝や進化が社会経済に与える影響についての大胆不敵な仮説。

*24:驚くばかりの進歩を遂げた1世紀のあとで、なぜヨーロッパは何百万人もの人の命を奪い、経済を枯渇させ、3つ存在した帝国を瓦解させ、世界に冠たる地位を決定的に傷つけてしまったのだろうか? 本書で、マーガレットマクミラン第一次世界大戦以前にヨーロッパが経験していた大きな変容を描き、鍵となった人物に生命を吹き込み、どのようにして平和な大陸が決して避けられなかったわけではない混乱に沈んでいったのかを明確に説明する。

*25:3000を超える都道府県、市町村の旗を掲載した比類なき図鑑。日本47の都道府県旗と1,741の市町村旗のすべてを正確な色・デザインで地図と共に掲載、解説を加える。さらに「平成の大合併」に伴い廃止された1,248の「廃止旗」も旧市町村名とともに掲載。忘れ去られ、消えゆく運命にある旗たちの記録は合併により失われたふるさとのよすがとしても貴重である。

*26ケプラーの法則に音楽が影響を与えたのは有名だが、本書はさらに、無理数、光の波動説、電磁気学、電信、そして量子力学の誕生にまで音楽が関与していたことを明らかにする。また、科学史を科学革命やパラダイムシフトという観点ではなく、連続的にとらえ直そうとする野心的な本でもある。

*27ディズニー映画の名作に登場するプリンセスたちはどのように変化してきたのか。その表象を読み解き、文化の力学をあぶりだす。

*28:本書では、ヨーロッパからアジアアメリカまで、世界各国の神話伝承に登場するドラゴン合計55組を、イラストつきで大紹介! しかもイラストは、ドラゴンの特徴や物語をかわいい女の子の姿で描き下ろしたカラーイラストに加え、リアルな姿で描かれた迫力のイラストも同時に掲載する2本立て。「このかわいドラゴンは、本当はどんな姿をしているの?」なんていう好奇心にもバッチリ応えます!もちろん、ファフニール黙示録の赤い竜、『西遊記』の東海龍王などの有名どころはガッチリ紹介しながら、日本ではほとんど知られていないマイナーなドラゴンまで盛りだくさん。珠玉のドラゴン事典です!

2016-02-16

2016年2月の新刊

| 09:09

ストレンジフィクションッッッッ!!

復ッ活ッッ!!

ストレンジフィクションッッッッ!!

復ッ活ッッ!!



 っていうかラインナップが狂いすぎてる。なぜか原書房が豊作。



[藤原編集室より]

 《MONKEY》 vol.8 特集:『2016年の文学』スイッチパブリッシング

 マイクル・コナリー 『証言拒否 リンカーン弁護士 上・下』講談社文庫

 ミック・ジャクソン 『10の奇妙な話』東京創元社

殊能将之殊能将之 未発表短篇集』講談社

 D・H・ロレンス 『息子と恋人』ちくま文庫

 ジョン・スコルジー 『ロックイン 統合捜査』ハヤカワ銀背

 ベルトルト・ブレヒト 『暦物語』光文社古典新訳文庫

◎イーユン・リー 『黄金の少年、エメラルドの少女』河出書房新社

◎スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 『戦争は女の顔をしていない』岩波現代文庫

 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 『ボタン穴から見た戦争 白ロシアの子供たちの証言』岩波現代文庫

 トレヴァー・ヨーク 『図説 英国のインテリア史』マール

 スティーヴ・エリクソン 『Xのアーチ』集英社

 ウンベルト・エーコ 『プラハの墓地』東京創元社

 アンドレアス・グルーバー 『月の夜は暗く』創元推理文庫

ジョン・ヴァーリイ 『さようなら、ロビンソン・クルーソー 〈八世界〉 全短編2』創元SF文庫

 シャーロット・マクラウド 『ヴァイキングヴァイキング 新版』創元推理文庫

オルハン・パムク 『僕の違和感 上・下』早川書房

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『あまたの星、宝冠のごとく』ハヤカワSF文庫

 ミック・ヘロン 『死んだライオン』ハヤカワ文庫NV

 マイケル・パンク 『レヴェナント 蘇えりし者』ハヤカワ文庫NV

 アルフレート・デーブリーンたんぽぽ殺し』河出書房新社

オルハン・パムク 『黒い本』藤原書店

岸本佐知子編訳 『楽しい夜』

ジョイス・キャロル・オーツ 『邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇』

◎リュドミラ・ウリツカヤ 『陽気なお葬式』新潮クレスト・ブックス

ジョン・スラデック 『ロデリック』河出書房新社ストレンジフィクション

 ジョナサン・コット 『スーザン・ソンタグのポ <プカルチャー講義 ローリング・ストーン・インタビュー』河出書房新社



[版元ドットコムより]

<動物・生物>

 『現代菌類学大鑑』共立出版

 吉田幸雄ほか『図説人体寄生虫学』南山堂

 『滅びゆく動物図鑑3 外来種・環境汚染のためにいなくなる動物たち』河出書房新社

 『はじめてのフィールドワーク アジアアフリカ哺乳類編』東海大学出版

 『リス暮らしの本』誠文堂新光社

 田向健一『珍獣の医学』扶桑社

 前川貴行『クマと旅をする』キーステージ21

☆ジョン・C・マクローリン『イヌ どのようにして人間の友になったか』講談社学術文庫

 ジョン・メイナード=スミス生物学のすすめ』ちくま学芸文庫

 アレックス・メス―ディ『文化進化論 ダーウィン進化論は文化を説明できるか』*1NTT出版

 田向健一『生き物と向き合う仕事』ちくまプリマー新書

 『シリーズ 現代の生態学 海洋生態学』日本生態学会

 北元憲利『休み時間の微生物学 第2版』講談社


<事典・辞書・マニュアル

 西沢佑『新ハワイ語―日本語辞典』千倉書房

 『文学賞受賞作品総覧 小説篇』日外アソシエーツ

 『日本人物レファレンス事典 武将篇』日外アソシエーツ

 重木昭信『ミュージカル映画事典』平凡社

 ウィルヘルム・ヴォリンガー『ゴシック美術形式論』文春学芸ライブラリー

 『特殊部隊ウェポン&ギアマニュアル2016』ホビージャパン

 クリス・マクナブ『SAS・特殊部隊式図解サバイバル・テクニック』原書房

 松尾剛行『勁草法律実務シリーズ 最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』勁草書房

 ダミアン・キーオンオックスフォード 仏教辞典』朝倉書店


フィクション

 マーク・グリーニー『米朝開戦(1,2)』新潮文庫

 円居挽『シャーロック・ノート II』新潮NEX

 ドナルド・ライアン『軋む心』*2白水エクス・リブリス

 月村了衛『ガンルージュ』文藝春秋

 ポール・クォリントン『ホエール・ミュージック 駄目な僕の未完の大作』*3DUブックス

 夢枕獏『呼ぶ山 夢枕獏山岳小説集』角川文庫

 谷崎潤一郎池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 谷崎潤一郎河出書房新社

 保坂和志『未明の闘争』講談社文庫

 トレメイン・ローズ『ヨーロッパ歴史ノベル・セレクション 道化と王』柏書房


ノンフィクション

 ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島』*4河出書房新社

 フレッド・ボーゲルスタイン『アップルvs.グーグル どちらが世界を支配するのか』新潮文庫

 平井隆司『阪神タイガース黒歴史」』講談社アルファ新書

 マウゴジャータ・ミチェルスカ『奇想天外発明百科 ややっ、ひらめいた!』徳間書店

 中尾政之『続々・失敗百選 「違和感」を拾えば重大事故は防げる-原発事故と“まさか”の失敗学』森北出版

 ルーカ・クリッパほか『アウシュヴィッツの囚人写真家河出書房新社

 ジャイルズ・ミルトン『レーニンイギリス秘密情報部』*5原書房

 高橋宣雄『お宝切手鑑定士 盒鏡詬困亮隻人生』日本郵趣出版

 平山亜理『ゲバラの実像 証言から迫る「最期のとき」と生き様』朝日新聞出版

 サロモン・マルカ『評伝レヴィナス慶應義塾大学出版会

 『新版日本の民話 種子島の民話 第1集』未来社

 『新版日本の民話 伊勢・志摩の民話』未来社

 『新版日本の民話 栃木の民話』未来社

 石井正己『ビジュアル版 日本の昔話百科』河出書房新社

 松井浩『打撃の神髄 榎本喜八伝』講談社アルファ文庫

 長谷部浩『天才と名人 中村勘三郎坂東三津五郎文春新書

 鈴木肇『恐怖政治を生き抜く 女傑コロンタイと文人ルナチャルスキー』*6恵雅堂出版

 デイヴィッド・フィンケル『兵士は戦場で何を見たのか』亜紀書房

 ローラ・ヒレンブランド『不屈の男 アンブロークン』KADOKAWA


<映画>

 小川佐和子『映画の胎動 1910年代の比較映画史』*7人文書院

 原一男『ドキュメンタリーは格闘技である』筑摩書房

 山根貞男日本映画時評集成 1976-1989』国書刊行会

 中川右介角川映画 1976-1986[増補版]』角川文庫


<食>

 エイミー・グプティルほか『食の社会学 パラドクスから考える』NTT出版

 オザワエイコ『だからつくる調味料』ブロンズ新社

 萩野恭子『ロシアの保存食』WAVE出版

 『チーズの教本 2016 「チーズプロフェッショナル」のための教科書』*8小学館クリエイティブ


<宗教>

 『新約聖書解釈の手引き』日本キリスト教団

 島田裕已『宗教消滅』SBクリエイティブ

 島田裕巳『教養としての宗教事件史』河出文庫

 中島岳志、島薗進『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』集英社新書

 H・ミューラー『福音主義神学概説』日本キリスト教団

 小谷野敦『宗教に関心がなければいけないのか』ちくま新書

 ブルース・ローレンス『コーランの読み方』ポプラ新書


<歴史・文化史>

 ポール・B・ウィグナル『大絶滅時代とパンゲア超大陸 絶滅と進化の8000万年』原書房

 アレックスワーナー『写真で見るヴィクトリア朝ロンドンシャーロック・ホームズ』原書房

 『妖怪・憑依・擬人化の文化史』笠間書院

 古泉達矢『アヘンと香港』東京大学出版会

 ビルギット・アダム『文庫 性病の世界史』草思社文庫

 マリア・ピラール・ケラルト・デル・イエロ『ヴィジュアル版 スペイン王家の歴史』原書房

 盛田健司『外国人が見た 幕末・明治の日本』彩図社

 『ヴィジュアル版 海から見た世界史』原書房

 佐々木太郎『革命のインテリジェンス ソ連の対外政治工作としての「影響力」工作』*9勁草書房

 南塚信吾他『新しく学ぶ西洋の歴史 アジアから考える』ミネルヴァ書房

 氏家幹人『増補 大江戸死体考』平凡社ライブラリー


<科学・医学>

◆ナシア・ガミー『一流の狂気 心の病がリーダを強くする』*10日本評論社

 阿部和穂『危険ドラッグ大全』*11武蔵野大学出版

 斎藤勝裕『毒の科学』サイエンス・アイ新書

 斎藤勝裕『知られざる鉄の科学』サイエンス・アイ新書

 ウォルデン・ウォラック『人間VSテクノロジー』原書房

 石川幹人『なぜ疑似科学が社会を動かすのか』PHP選書

 『はじめての認知科学認知科学」のススメ』新曜社

 『コワイの認知科学認知科学のススメ」シリーズ 2』新曜社

 『寺田寅彦セレクション講談社文庫文芸文庫


<宇宙>

 宇宙科学研究倶楽部『宇宙の秘密がわかる本』学研プラス

 松原隆彦『宇宙の誕生と終焉』サイエンス・アイ新書

 ホヴァート・スヒリング『世界で一番美しい深宇宙図鑑』創元社

 更科功『宇宙からいかにヒトは生まれたか』新潮選書


<文学・評論>

 西成彦、沼野充義ほか『東欧の想像力 現代東欧文学ガイド』松籟社

 佐々木敦『ニッポンの文学』講談社現代新書

 金井嘉彦・吉川信『ジョイスの罠―『ダブリナーズ』に嵌る方法 『ダブリナーズ』に嵌る方法』言叢社

 沢辺有司『封印された発禁作品』彩図社

 郡伸哉『フィギュール彩 チェーホフ短篇小説講義』彩流社

 武・アーサー・ソーントン『世界文学の中の夏目漱石』彩流社

 藤谷聖和『フィッツジェラルド短編小説』彩流社

 佐々木敦『例外小説論』朝日新聞出版


<その他>

 マーティン・ハーケほか『シティ・アトラス 絵地図でめぐる世界の街』日本文芸社

◆『人外娘の描き方と発想テクニック 身近な生物から発想しよう』玄光社

 寺本潔『教科力シリーズ 小学校生活』*12玉川大学

 ポール・ホドキンソン『メディア文化研究への招待 多声性を読み解く理論と視点』ミネルヴァ書房

 レイモンド・ウィリアムズ『想像力の時制 文化研究供*13みすず書房

 高野麻子『指紋と近代 移動する身体の管理と統治の技法』*14みすず書房

 ジャン・テュラール『クレタ島』白水文庫クセジュ

 『ダグラス・ノース 制度原論』東洋経済新報社

 淺井カヨ『モダンガールのススメ』原書房

 福田恆存『人間とは何か』文春学芸ライブラリー

 アーネスト・S・ウルフ『新装版 自己心理学入門 コフート理論の実践』*15金剛出版

 東小雪ほか『同性婚のリアル』ポプラ新書

 原田実『江戸しぐさの終焉』星海社新書

 佐々木中『戦争と一人の作家』河出書房新社

 ポール・ローゼンツヴァイクサイバー世界大戦 すべてのコンピューターは攻撃兵器である』サイゾー

 ジェイン・ジェイコブズ『市場の倫理 統治の倫理』ちくま学芸文庫

 デイヴィッド・A・ウェルチ『苦渋の選択 対外政策変更に関する理論』*16千倉書房

 ロバート・ロス『サピエンティア 洋服を着る近代』法政大学出版局

 内藤正典トルコ 中東情勢のカギをにぎる国』集英社

 オノラ・オニール『正義の境界』みすず書房

 越前敏弥『翻訳百景』角川新書

 ドルフ・コーンスタム『子どもの自我体験 ヨーロッパ人における自伝的記憶』*17金子書房

 ジョナサン・ゴッドシャル『人はなぜ格闘に魅せられるのか 大学教師がリングに上がって考える』青土社

 荒俣宏『脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま』KADOKAWA

 ジル・ドゥルーズフランシス・ベーコン河出書房新社

 松田修『刺青・性・死 逆光の日本美』講談社学術文庫

 『プラハ 迷宮の散歩道 改訂版』ダイヤモンド社

 上田信『貨幣の条件』筑摩選書

*1:近年、人間行動の進化に対する関心が高まっている。単に遺伝子の影響からのみ進化を説明するのではなく、人間の「文化」についての学習や継承の影響を科学的な手法で検証する分野が成長してきた。本書はこうした諸潮流を、「進化」を軸にして展望

*2アイルランドの田舎町の住民21人が語る、人生の軋轢と挫折。「語り」が重層的に響き合い、人間模様を綾なす傑作長篇!

*3Brian Wilson Presents SMiLEツアーのパンフには、SMiLEにインスパイアされた文学作品が3作紹介されていた。ルイス・シャトナーの『グリンプス』(創元SF文庫ちくま文庫)とサルマン・ラシュディの『The Ground Beneath Her Feet』、そして本書、ポール・クォリントンの『ホエール・ミュージック』だ。

*4:奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島

*5ロシア革命前夜の1916年から革命後の1921年まで、インドにも革命を起こそうとするロシアと、これを防ごうと決死の諜報活動をするイギリス秘密情報部との息詰まる戦いの記録。

*6スターリン恐怖政治による犠牲者は無数である。党幹部に限っても1934年の党大会で選出された党中央委員と同候補の7割が大粛清期に銃殺刑に処されている。レーニン時代からの高級幹部もその例外でなかった。その恐怖政治を、ヨーロッパ初の女性閣僚となったフェミニズムの先駆者コロンタイと、ソ連の初代教育大臣となったルナチャルスキーがどのように生き抜いたか? 「レーニンの誤りを見抜いた人々」に続いて、鈴木肇がわかりやすく現実にあった〈共産党支配体制〉を照射する一冊。

*7:「芸術」としての映画が興隆した1910年代。映画史のベル・エポック期に演劇、オペラ、美術、文学など他の芸術ジャンルとせめぎあいながら、映画は自らの固有性をどのように模索していったのか。「映画」という新たな形式へ。世紀転換期からモダニズムにおける映画と芸術の交流に迫る労作。

*8:毎年多くの人が受験する「チーズプロフェッショナル」のための教本です。2015年版までチーズプロフェッショナル協会が発行していましたが、1色刷りでした。今回はカタログ部分や製造工程などすべてをカラー化しました。資格認定を目指す人はもちろん、チーズに関心のある一般の読者にも見やすく、興味深く編集してあります。チーズの歴史から製造工程、各国のチーズといった基本的なことから生産・消費や販売とったプロの知識、チーズを使った料理やチーズと合う飲み物といった一般の人も知りたい内容が網羅されており、ここまで多岐にわたるチーズの本は世界を見渡しても他にありません。チーズを扱う全ての人に必須の1冊です。

*9:ソ連の対外革命戦略のすがたとは? 本書は、影響力のある個人を使って標的国の世論や政策を秘密裡に誘導する政治工作、すなわち「影響力」工作を、ソ連が戦間期から1940年代半ばにかけて世界各地で展開していたことを明らかにする。ヴェノナ文書、ヴァシリエフ文書、MI5やFBIの捜査資料などを縦横に駆使した画期的研究。

*10:リンカン、ガンディー、チャーチル…危機の時代の指導者達は精神に病を抱えていた。精神疾患がリーダーシップにもたらす恩恵とは。

*11:危険ドラッグはなぜ生まれたのか? 危険ドラッグは脳にどう作用するのか? 危険ドラッグはなぜやめられないのか…? 薬学部の教授である薬の専門家が、危険ドラッグのすべてを、豊富な図版を使ってわかりやすく解説する。

*12:小学校の教科実践力の基礎を育む、自学自習テキストシリーズ。学習指導要領・平成20年改訂に対応。教員の力量形成において重要な、各教科の内容構成の理解を目的とする。具体的な場面を想定しながら、体験や活動を軸に、気付きを生み出す生活科の全体像を捉える。各単元の計画目標、実施方法、評価の観点なども解説する。

*13カルチュラル・スタディーズの祖と目される批評家にして、1950年代末から新自由主義台頭のサッチャー政権時代まで新たなオルタナティヴを提示しつづけたニューレフト運動の論客。テリー・イーグルトンいわく「戦後イギリスが生んだもっとも優れた文化思想家」の全貌を示す日本独自編集版(全2巻完結)。本巻は表題作、「ユートピアとSF」「メトロポリス的知覚とモダニズムの出現」「文学と社会学」ほか本邦初訳15篇、新訳1篇を収録。ジャンルをこえ展開する「文化唯物論」の地平。

*14:個人の生体認証技術を考えるとき、すぐ思いつくのは指紋である。「終生不変」「万人不同」という特徴をもつ指紋を生かした指紋法は、19世紀末イギリス植民地インドで生まれたが、その後、日本の満州国で発展をとげ、現在に至っている。そこには、犯罪者を含め移動する人々、ひいては全国民を管理・統治しようとする国家の狙いがあった。実証と構想を併せてその歴史と現在を初めて描いた力作。

*15:現代は自己愛の時代と言われている。不登校引きこもり,キレる若者への対応にも,自己愛の傷つきと自己愛憤怒の視点が必要であろう。また全世界を巻き込んでの問題となっているアラブユダヤ人の葛藤,そしてユダヤ人を通してのアラブアメリカの葛藤も,同様の視点を“グループの憤怒”までに広げたコフートの理論から見直せば,平和に向けての糸口を探す際に,重要な示唆を与えてくれる。

*16:国家は、わずかな利益のために行動を変えるこことはない。では過去、外交上の重大な政策変更はなぜ行われたのか。その理由を求めて様々な事例を用いた数値化理論化を行い、各アクターによって「苦渋の選択」としての政策変更のメカニズムを明らかにする。

*17:「私とは何者か?」という哲学的な問いの端緒ともなる、一連の出来事とその意味を欧州で収集された調査記録から探究。

2016-01-10

2016年1月の新刊

| 01:44

あけおめ。江戸川乱歩関連の本とチェーホフ関連の本が多いですね今月は。



[藤原編集室]

ロバート・エイクマン 『奥の部屋』ちくま文庫

G・K・チェスタトン 『ブラウン神父の知恵』ちくま文庫

山田風太郎『昭和前期の青春』

ジャック・リッチージャック・リッチーのびっくりパレード』ハヤカワポケミス

『新冒険・スパイ小説ハンドブック』ハヤカワ文庫ミステリ

ハンス=オットー・マイスナー 『アラスカ戦線 新版』ハヤカワ文庫NV

アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテン 『美学』講談社学術文庫

久生十蘭 『墓地展望亭・ハムレット 他六篇』岩波文庫

インゲボルク・バッハマン 『三十歳』*1岩波文庫

パーシヴァル・ワイルド 『ミステリ・ウィークエンド』原書房

ウィリアム・ウィルフォード 『道化と笏杖』*2白水社

カート・ヴォネガット 『これで駄目なら 若い君たちへ――卒業式講演集』*3飛鳥新社

ジュリアン・バーンズ 『アーサーとジョージ』中央公論新社

ミック・ヘロン 『死んだライオン』*4ハヤカワ文庫NV

『Comic M 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジーミステリ篇〕』早川書房

『Comic S 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー 〔SF篇〕』早川書房

カレル・チャペック 『ある作曲家の生涯』青土社

☆カレン・ラッセル 『レモン畑の吸血鬼』河出書房新社

サラ・ウォーターズ 『黄昏の彼女たち 上・下』東京創元社

ダニエル・アラルコン 『夜、僕らは輪になって歩く』新潮クレスト・ブックス



[版元ドットコム]

小説

スティーヴン・キング『悪霊の島』文春文庫

深沢七郎『人間滅亡的人生案内』河出文庫

ミシェル・ウエルベックある島の可能性河出文庫

『あしたは戦争 日本SF作家クラブちくま文庫

北山猛邦『人魚姫』徳間文庫

『味覚小説名作集』光文社文庫

皆川博子『海賊女王』光文社文庫

黒史郎『怪人二十面相*5光文社文庫

『「内向の世代」初期作品アンソロジー講談社文芸文庫

池澤夏樹編『日本文学全集 竹取物語伊勢物語堤中納言物語/土左日記/更級日記*6河出書房新社

殊能将之『子どもの王様』講談社文庫

北村薫『野球の国のアリス講談社文庫

島田荘司『改訂完全版*7 斜め屋敷の犯罪』講談社文庫

東山彰良『ありきたりの痛み』文藝春秋

ヘレン・ギルトロウ『謀略監獄』文藝春秋

トルストイ『ポケットマスターピース4 トルストイ集英社文庫

DHロレンス研究会『ロレンスの短編を読む』松柏社

ケイト・グレンヴィル『オーストラリア現代文学傑作選 闇の河』現代企画室

趙本夫『涸れた轍』*8朝日出版社

織田作之助『五代友厚』河出文庫

佐藤亜紀『吸血鬼』講談社

トム・ヒレンブラントドローンランド』*9河出書房新社

宮内悠介アメリカ最後の実験』新潮社

青崎有吾『図書館の殺人』東京創元社


動物

高槻成紀『タヌキ学入門』誠文堂新光社

ノア・ストリッカー『鳥の不思議な生活』築地書館

ブライアン・フェイガン『人類と家畜の世界史』河出書房新社

『ダニのはなし 人間との関わり』朝倉書店

公益社団法人日本動物園水族館協会『滅びゆく動物図鑑 絶滅から救え! 日本の動物園水族館 1&2』河出書房新社


ジェネラルサイエンス

カツヤ・Y・クリアキン『よくわかる宇宙のしくみ ビッグバン宇宙論の矛盾? そして混迷する現代宇宙論――。はたして宇宙の始まりと終わりは?』学研プラス

ピーター・ウォード、ジョセフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』河出書房新社

水谷広『気候を人工的に操作する 地球温暖化に挑むジオエンジニアリング化学同人

『触楽入門 はじめて世界に触れるときのように』朝日出版社

ベス・シャピロ『マンモスのつくりかた 絶滅生物がクローンでよみがえる』*10筑摩書房

マレー・シャナハン『シンギュラリティ 人工知能から超知能へ』*11NTT出版


ノンフィク

キャサリン・ブートン『人生の途上で聴力を失うということ 心のマネジメントから補聴器、人工内耳、最新医療まで』明石書店

丸山昇『クラッシュ』*12第三書館

ウラジーミル・タラーソフ『トリオ』*13法政大学出版局

宇田川岳夫J・A・シーザーの世界[完全版] “天井桟敷”から“ウテナ”まで、世界が認めた音楽家の軌跡』DUBOOKS

トラヴィス・マクデード『古書泥棒という職業の男たち 20世紀最大の稀覯本盗難事件』原書房


新書

伊藤邦武『プラグマティズム入門』ちくま新書

坂爪真吾『性風俗のいびつな現場』ちくま新書

本川達雄『人間にとって寿命とはなにか』角川新書

上岡伸雄『テロと文学 9.11後のアメリカと世界』集英社新書

E.トゥーゲントハット、A.M.ビクーニャ『ぼくたちの倫理学教室』平凡社新書

宇野維正『1998年の宇多田ヒカル新潮新書

島崎敢『心配学 「本当の確率」となぜずれる?』光文社新書

前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト光文社新書

乃至政彦『戦国の陣形』講談社現代新書


宗教

美濃部信『13歳にもわかるキリスト教』新教出版社

松前健『日本の神々』講談社学術文庫

松前健『神々の系譜』吉川弘文館

イブン・ジュバイル『メッカ巡礼記1』東洋文庫

松山洋平『イスラーム神学』作品社


エッセイ

サンキュータツオ春日太一『俺たちのBL論』河出書房新社

野坂昭如『絶筆』新潮社

四方田犬彦『土地の精霊』*14筑摩書房

ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ『代表的アメリカ人』*15みすず書房


映画

白石晃士『フェイクドキュメンタリーの教科書 リアリティのある“嘘”を描く映画表現 その歴史と撮影テクニック誠文堂新光社

小林信彦『映画の話が多くなって 本音を申せば9』文春文庫

ギレルモ・デル・トロクリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』DUブックス

想田和弘『観察する男』ミシマ社

佐々木敦ゴダール原論』新潮社


歴史

参謀本部『大阪の役 日本の戦史』*16徳間文庫カレッジ

藤澤房俊『ムッソリーニの子どもたち 近現代イタリアの少国民形成』ミネルヴァ書房

出口治明『「全世界史」講義 教養に効く!人類5000年史』新潮社

ジャン=クリストフ・ブリザール、クロード・ケテル『独裁者の子どもたち スターリン毛沢東からムバーラクまで』原書房

『戦闘技術の歴史5 東洋編』創元社

ジョージ・ブルヌティアン『アルメニア人の歴史』藤原書店

カレン・アームストロングムハンマド──世界を変えた預言者の生涯』国書刊行会

小川恭一『江戸の旗本事典』角川ソフィア文庫


文学

大平栄子『インド英語文学研究 「印パ分離独立文学」と女性』*17彩流社

鶴見俊輔埴谷雄高講談社文芸文庫

リン・パイケット『時代のなかの作家たち7 ウィルキー・コリンズ』彩流社

檀一雄『太宰と安吾』角川ソフィア文庫

郡伸哉『チェーホフ短篇小説講義 (仮)』彩流社

千葉俊二谷崎潤一郎 私はきつと、えらい芸術を作つてみせる』平凡社

沼野充義チェーホフ 七分の絶望と三分の希望』講談社

ドストエフスキー 新たなる伝説(仮)』河出書房新社

藤井貞和日本文学源流史』青土社


文化史

矢野憲一『魚の文化史』講談社学術文庫

アンドルー・スミス『「食」の図書館 砂糖の歴史』原書房

スティーブ・パーカー『医療の歴史』創元社

泡坂妻夫『家紋の話』角川ソフィア文庫

デトレフ・リュスター『外科医 名声と忘却のあわいに揺れる職業』法政大学出版局

ウィリアム・ウェーバー『音楽テイストの大転換 ハイドンからブラームスまでの演奏会プログラム*18法政大学出版局

リード・ミューテンビュラー『バーボンの歴史』原書房


辞典辞書図鑑資料

池修『有職の文様』光村推古書院

荻野恭子『ロシアのスープ』WAVE出版

Jハウス、Mマコーマック『ダンステクニックとケガ 改訂版 その予防と治療』*19大修館書店

朧谷寿『平安王朝の葬送 死・入棺・埋骨』*20思文閣出版

マーティン・J・ドアティ『世界の無人航空機図鑑』原書房

『縮刷版 現代精神医学事典』弘文堂

『日本議会政治史事典』日外アソシエーツ

『現代外国人名録2016』日外アソシエーツ

『魚介類別名辞典』日外アソシエーツ

図書館員のための解題づくりと書誌入門』日外アソシエーツ

『西洋美術作品レファレンス事典 個人美術全集・絵画篇?(20世紀以降)』日外アソシエーツ

ヒサクニヒコ『乗りもの歴史図鑑 人類の歴史を作った船の本』子どもの未来社

農文協『イチゴ大事典』農山漁村文化協会

リー・ネヴィル『図説 現代の特殊部隊百科』原書房


暴力

酒井隆史『暴力の哲学』河出文庫

市川和彦、木村淳也『施設内暴力 利用者からの暴力への理解と対応』*21誠信書房


その他

ガストン・バシュラール『叢書・ウニベルシタス 空と夢 〈新装版〉 運動の想像力にかんする試論』*22法政大学出版局

ガストン・バシュラール『ウニベルシタス 水と夢〈新装版〉』法政大学出版局

川北稔『世界システム論講義』ちくま学芸文庫

ハーバート・A・サイモン『意思決定と合理性』ちくま学芸文庫

『グローバル・ベーシック・インカム入門』明石書店

『日本登山大系[普及版]1~10』*23白水社

有松唯『帝国の基層 西アジア領域国家形成過程の人類集団』東北大学出版

アリストテレス『ニコマコス倫理学』光文社古典新訳文庫

諸富詳彦『知の教科書 フランクル講談社選書メチエ

川島健『演出家の誕生 演劇の近代とその変遷』彩流社

ジェス・ベーリング『性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱』*24化学同人

大津真作『異端思想の500年 グローバル思考への挑戦』*25京都大学学術出版会

川上高司・編『「新しい戦争」とは何か 方法と戦略』ミネルヴァ書房

クリステヴァ『恐怖の権力〈新装版〉』法政大学出版局

ニコラス・フィリップソン『デイヴィッド・ヒューム河出書房新社

ウィリアム・デレズウィッツ『優秀なる羊たち 米国エリート教育の失敗に学ぶ』*26三省堂

*1:「わたしはまだ存在すらしていない。わたしは自分が誰なのか決定したい」 ――戦後オーストリアを代表する詩人・作家バッハマン。「三十歳」 という主題を契機に論理と抒情が境界線上で切り結び、融け合う7つの短編。

*2:高山宏セレクション

*3:円城塔・訳

*4:満員のバスのなかでひっそりと死んだ老人は、元スパイだった。誰も注目しない死に目を留めたのは、〈泥沼の家〉 のリーダー、ジャクソン・ラムだけだったが……閑職に追いやられた情報部員たちが再び最前線で痛快な大活躍。好評 『窓際のスパイ』 に続く第2弾。CWAゴールドダガー受賞作。

*5:乱歩本歌取り

*6:森見、川上、中島、堀江、江國

*7:何言ってんだこいつ

*8:近代中国の村や町の片すみに生きる庶民の群像を描いたアンソロジー

*9ドローンですべてがデータ化される未来社会。サイバー空間を駆使し、欧州議会議員殺害の謎を追う、ドローン国家版『1984』。

*10:絶滅したマンモスのDNAからクローンを作り、野生に放つ──それは本当に可能か? 復活させて危険はないのか? 第一線の科学者が現実味と展望を熱く語る。

*11イギリス人工知能(AI)研究の第一人者によるAI入門書。

*12:○半世紀近い友情を育んだ二人の社長の間に一体、何があったのか?○京都の著名企業のトップ同士が、長年の友情あふれる並走後のファイナル・ラップで、いきなり衝撃的クラッシュ!

*13:「GTChトリオ」として今日の新しいジャズを創り出した生ける伝説のドラマーの《自伝》。本書は71年のトリオ結成からソ連解体直前のトリオ解散までを辿る。「自由な」ジャズを切り口に、ジャズが切り開いてきた自由と独創のための不屈の闘争の姿が現れる。写真図版多数。ディスコグラフィー付き。本邦訳版は日本のジャズ評論家の副島輝人氏に捧げられている。

*14:寺院の神像、女霊媒師、路傍の乞食。現代と過去のあいだで、身体性と〈土地の記憶〉が響きあう。世界を旅し、近代の底に眠る聖なる存在を掘りおこす紀行エッセイ

*15アメリカモダニズムを代表する詩人が1925年に刊行した、歴史エッセイの名著。コロンブス、コルテス、デ・ソト、シャンプラン、ラル、ワシントンフランクリン、ポー、リンカン――大航海と征服時代から独立革命南北戦争まで、アメリカ大陸400年の歴史を形作ってきた代表的アメリカ人(探検家、入植者、宣教師、軍人、政治家、詩人など)を取り上げ、今に生きる伝統を再構築する、新世界の叙事詩。本邦初訳。

*16:老獪家康の深謀術策のまえに、秀頼周辺の重臣たちは赤子同然であった。太閤恩顧の大名は時代の趨勢に傍観を決め込み、大坂城中には各地寄せ集めの浪人の群れと淀殿の狭量の矜持のみがはびこっていたのである。方広寺鐘銘を発端に、大坂城総濠埋め立てで、すでに戦役の勝敗の帰趨は決していたといえる。かつて、帝国陸軍参謀本部が総力を挙げて編纂した日本の戦史シリーズ中の白眉!

*17サルマン・ラシュディ、アミターヴ・ゴーシュ、アニタ・デサイ、キラン・デサイアルンダティ・ロイ──「世界文学」を構成する重要なテクストを創出し続けている「インド英語文学」。毎年、インドで調査研究を行ない、インド研究者・作家たちとの広いネットワークを築いている著者が、「インド英語文学」をめぐるさまざまな状況を踏まえ、「インド英語文学」とは何か、誕生の背景、研究の歴史を論述。

*18:何が、そして、誰が、「クラシック」となったのか。18世紀後半から19世紀終わりにかけて、ウィーンライプツィヒロンドン・パリという音楽都市で、人びとの音楽テイストが分化していく過程を、当時の「演奏会プログラム」を分析して実証的にたどり、演奏会における各種の慣習の変化から、音楽そのもののあり方が転換していく一大パノラマを示す。当時のプログラムなど図版多数。

*19:ケガの原因となる身体構造やテクニックの誤りを指摘し、治療法やテクニックの修正方法などを詳述。すべてのバレエ関係者必読の書。

*20:◎土葬から火葬への変遷が一覧できる表を付載。

*21:援助者から利用者への暴力はニュースにも取り上げられるなど、大きな社会問題になっている。しかし、利用者による援助者への暴力については、施設職員経験者には「常識」であるが、世間一般には知られていない。福祉領域の職員が早期離職する要因のひとつとして、この問題がある。本書は、障害児者施設、児童養護施設児童自立支援施設、高齢者施設の職員へインタビューを行い、施設の種別・領域を横断して、暴力の現状と職員の対応について調査した結果をまとめ、考察したものである。そのうえで、それぞれの領域で使われているスキルを結集し、利用者が暴力を振るわなくて済む援助者の対応法を開示する

*22ニーチェシェリーバルザック、ポー、ボードレールベルグソン、リルケら詩人・作家・思想家の、空・大気と飛行の夢、鳥と翼、上昇と墜落、星雲・雲、嵐と風といった、めくるめく詩的イメージと運動の哲学を追って、夢想の法則とその意味を明らかにした特異な想像力論。

*23クライマーの間で長く語り継がれてきた、定評あるバリエーションルート・ガイドがお求めやすい価格になって全巻復刊!

*24エッフェル塔と恋に落ちた対物性愛の女性,イケメンのくしゃみに欲情する男性,ポルノ映画に出演する恋人同士の双子の兄弟……口にするのも憚られる性的逸脱の数々に,生物学心理学の知見を元にして,自らゲイでもある著者が,ユーモアを交えつつタブーなく切り込む.読み進めながら思うだろう,実はみな心当たりがあることを.隠された最大の関心事,われわれの性愛が赤裸々に語られる

*25マキアヴェッリスピノザ、ディドロなど、西欧近代には「永遠の人間観」にもとづいて既存の正統思想を批判し、時代を超える思考のグローバル化を試みたために、「異端」として排除されてきた思想家は少なくない。本書は西欧近代が誕生して以来500年のあいだに現れたオッカムからランゲに至る哲学、政治、経済、社会思想を環境に対する人間精神の果敢な挑戦としてとりあげ、現代に生きる発想の転換を迫る。

*26:一様に賢く、才能に溢れた米国エリート学生たち。だが実は同時に、小心で不安に怯えた「優秀なる羊たち」だった。現状を様々な観点から分析。大学教育のあるべき姿を問い、若者たちを真の学びへと誘う。

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