298「CRシーコップ」



「武闘派なっち」の親孝行…パチンコ台「CRシーコップ」をPRサンケイスポーツ



フラリといろいろ見て回ったが、今回の「CRシーコップ」に対する
ファンの反応は、大別するとだいたい3種類くらいに分かれそうである。


まず一つは「大歓迎。松浦の時同様、今から楽しみ」という、パチンコ肯定派かつ実践派のファン。
ボクもここに分類されるクチなのだが、まあ細かい文句は後ほど述べるとしても、
期待度としては松浦の時よりも数段上。というか、モーニングのファンを標榜する者としては、
大当たり中にPVが流れますとか言われてしまうと、
じゃあ打たねばならんという気持ちになってしまうのは必然。
メーカーのオフィシャルにも詳細が出ていない段階だが、ここは素直に期待をしないとウソである。
あとは、「パチンコとかやらないんで、別にどーでもいーです」という、
無関心派のファンも結構多かった。
但し、「肯定も否定もしないけど、やるのは別にいいんじゃね?」
という、無関心でありながらも、やや肯定寄りという意見が多かったような気がする。
中には「この台を打つためにホールに行ってみようと思う」なんて、
実に向上心に富んだ実践派予備軍もいたりした。
それから、少数ではあるが、パチンコ=ギャンブル=ダーティーという方程式から、
彼女たちがパチンコのタイアップをやる事に対して、少なからず拒否反応を抱いているファンもいた。
もっとも、彼女たちにというよりは、そんな仕事をさせる事務所に対して立腹という
ニュアンスではあるのだが、いずれにせよ「そんなのには付き合ってられない」というような、
ファンでありながらも、どこか冷淡な意見というものも、ちらほら見受けられた。


まあ結局、パチンコという娯楽をどう捉えるのかによって、
このトピックの受け止め方には、かなりの差異が出てくる訳だが、
今、ボクの中には、二つの思いが渦巻いている。


パチンコのタイアップになる事の、ある程度の価値というものを、
ボクは割と知っているつもりなので、松浦にしても今回の二人にしても、
「それほどの知名度がついたのか」という感慨はやはり抑えられない。
パチンコという国民的な娯楽を通じて、彼女たちの存在が、
全く未知の客層に浸透していく事が、彼女たちにとってマイナスになろうはずもなく、
万が一、まかり間違って、十万台規模のヒット機種にでもなろう物なら、
間違いなくきっと、現在のハロプロを取り巻く状況は劇的に変化するだろうし、
今回のタイアップ劇、少なくともボクの中ではいい要素しか思い浮かんでこない。
ただ、気に入らないのは、この機種が「海タイプ」だという事である。
まあ詳しく説明すると長くて専門的になってしまうので割愛するが、
海タイプというのは、ゲームとして「売れるのがほぼ約束されたスタイル」であり、
別にハロプロの二人がいようがいまいが、ある程度の人気の見込める機種タイプなのである。
むしろ、二人が登場してくる事で、安定したゲーム性が崩れてしまったりしないか…
みたいな懸念とかもあって、そんなこんなをいろいろ考えだすと、
そもそもなんでこの機種に、なっちとごっちんなんだろう…とか、
ハピサマとかで本当にいいのか…と、その潜在能力に疑わしい点もポロポロと出てくる現状。
とりあえず、導入される12月の上旬にはホールに出向き、
その真価をこの目で確かめてこようと思っている。


とりあえず、そんなに芳しくなかったCR松浦亜弥の結果だけは超えて欲しいものなのだが。

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