週間ハロー!プロジェクト批評。・・・の残骸 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-01-20 320「道重さゆみの味わい方に関する一家言。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント


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最近さゆ、いいよね」


なぜか、最近になってボクの周囲ではそんな声がよく聞かれるようになった。

先ごろリリースされた写真集『憧憬』がその引き金にでもなったのか。

あるいは、じわりじわりと彼女の良さに、遅ればせながらみんなが気づき始めたのか。

要因はよく解らないが、なぜかチマタで巻き起こる「さゆみ熱」に、先達であるボクの心境は複雑だ。

別に「さゆはオレだけのもんだ。おまえらこっちくんな」というような、屈折した独占欲などではない。

彼女の良さに、一人でも多くのファンが気づいてくれれば、ファンとしてこれ以上うれしい事はないし、

さゆヲタの横の連帯を増やして、彼女をもっともっと高めてあげたいとも思う。

だが、その一方で、彼女の味わい方をよく理解した上で萌えているご新規さんが、一体どれほどいるのか。

道重さゆみ萌えの関係性は、ある意味において、その取り扱いが非常に難しく、

一つボタンを掛け違えてしまうと、彼女の持つ魅力の半分も味わえないばかりか、

下手をすれば「嫌悪」という、全く逆の感情も持ちかねないので注意が必要だったりもするので、

萌えるのなら、心してかかってもらいたいと、本当にそう思う。


道重さゆみは、天然培養自分キスキャラである」という認識がもしあるとすれば、

そのイメージを取り払うところから、まずは始めねばならないだろう。

確かに、加入して最初の1年くらいはそういう感じの時代もあった。

ほぼ無計算の天然行動として彼女に備わっていた、一歩間違えれば、危ない感じにも写るナルシストキャラで、

グループ内から一気のキャラ立ちを見せ、それが今でも彼女代名詞になっている訳だが、

こう言っては身も蓋もないけど、今の彼女はたぶん、道重さゆみ自分キスキャラを「演じて」いるのだと思うし、

以前、何の意図計算もなく「正直自分のこと好きです」などとサラリ言ってのけた頃の彼女とは

全く別物だと考えるところから全ては始まるとボクは思う。

もちろん、アイドル道重さゆみが、自らの生きる道をそこに求めた事は、決して悪い事ではない。

むしろ、自分に求められた役割をしっかり理解し、完璧に全うしていく事で、

芸能人として、もう一段高みに上がれた印象さえ受ける。

だが、ご新規さん諸氏は、感覚的な萌えの時期を過ぎてしまうと、

天然時代に比べて格段に言動が誇張されたナルシスキャラに、ある種のクドさを感じてしまうかもしれないし、

なによりボク自身、最近は、彼女のそんなキャラと真正面に向き合う事に、少し辟易としている。

まぁボクの場合は、辟易しているからと言って、愛想を尽かす事なんて絶対にないのだが、

戦略的にどうこうではなく、理屈ではない本能世界でわが身を闊歩させる「真の道重さゆみ」をボクはもっと見たいし、

それが上手く引き出されれば、道重リピーターももっと増えるに違いない。


亀井絵里が「タネが解らないんですよ、自分でも」と言った瞬間、

その言葉に、思わず亀井の顔を見つめる道重


1月7日のハロモニ。でのワンシーン。映像が手許にあるならば、是非この部分をリプレイしてみて欲しい。

あの、道重の絶妙の間とそして表情。あれこそが、計算では出ない彼女の持つ空気感であり、

彼女を重く感じている人にこそ見てもらいたい、ベテランの密やかな楽しみなのである。

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