ピエール・バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』(2007=2008)

読んでいない本について堂々と語る方法

読んでいない本について堂々と語る方法

欧米で話題沸騰“未読書コメント術”。本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ…大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス論壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。これ一冊あれば、とっさのコメントも、レポートや小論文、「読書感想文」も、もう怖くない。


I.未読の諸段階(「読んでいない」にも色々あって……)
 1.ぜんぜん読んだことのない本
 2.ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
 3.人から聞いたことがある本
 4.読んだことはあるが忘れてしまった本
II.どんな状況でコメントするのか
 1.大勢の人の前で
 2.教師の面前で
 3.作家を前にして
 4.愛する人の前で
III.心がまえ
 1.気後れしない
 2.自分の考えを押しつける
 3.本をでっち上げる
 4.自分自身について語る
結び