ロベール・ブレッソン著『シネマトグラフ覚書ー映画監督のノート』(1975=1987)

シネマトグラフ覚書―映画監督のノート

シネマトグラフ覚書―映画監督のノート

『抵抗』、『スリ』から『ラルジャン』まで、傑作の数々を監督し、現代フランス映画史上に屹立する巨匠ブレッソン。4半世紀にわたり、演出のかたわらで彼が綴りつづけた《映画=シネマトグラフ》への、叡知にみちた言葉たち。氾濫と囲繞が問われる映像の時代に、その意味と可能性を真摯に考えるすべての人々へむけ、若き詩人の繊細な訳をとおして贈られる断想集。

1 1950‐1958
2 その他の覚書―1960‐1974