読書録

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就活って何だ

就活って何だ―人事部長から学生へ (文春新書)

就活って何だ―人事部長から学生へ (文春新書)

本著については、出版した文藝春秋が特設サイトを作り、内容をピックアップしているほか、目次も掲載している。
http://bunshun.jp/pick-up/shuukatsu-nanda/
立ち読みに加え、紹介企業の採用サイトまで外部リンクで紹介している。


最後の「マニュアルから脱するための就活五カ条」の章に、15人の人事部長への取材を通してわかった、企業が求める学生の一定の傾向というのが、よくまとまっている。(p242-254)備忘録および今後の参考に以下、引用。
1.グローバル←ただし英語力というよりコミュニケーション能力
2.多様性(ダイバーシティ)←振れ幅の大きい人材の採用
3.ストレス耐性←面接で問われる質問は「学生時代に何に注力してきたのか」「なぜ当社を志望しているのか」「当社で将来何をしたいのか」のd三つがベースで、過去については5W1Hで深堀していく
4.ビジネス感覚←ボランティアと営利企業は違う
5.自分と向き合う←変化に対して臨機応変に適応し新たな方向性を見いだせる人材
◇理想の人材像は根源的にはシンプル「人として信頼でき、仲間としてやっていけるか」
←マニュアル通りに面接に臨む人はいらない

なお、サントリーの宇野重雄人事部長(1985年入社)は、志望動機で多いのは、創業者・鳥井信治郎の「やってみなはれ」に代表されるチャレンジ精神に惹かれたというもの。入社後10年は育成期間としたうえで、最後に「やってみなはれ」の精神が大事と結んでいる。p107-119

{8/14-16読了、記入は23}