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2006年8月8日 テレビ離れは本当か、ネットとテレビは仲がいい、同じ時の中にいる このエントリーを含むブックマーク

当たり前のように語られる「テレビ離れ」。しかし、私はその数字上の根拠を見たことがありません。というわけで、テレビ離れについてのデータを集めてみると、なんとも意外な結論が……。今日は、テレビが私たちにくれるものについて考えます。

 僕の家にはテレビがない。友人の中には、情報を遮断するような生活はよくないよと忠告してくれる人もある。特別な信念でテレビを排斥しているわけではないし、もともとテレビが嫌いなわけでもないから、秋葉原あたりでフラッと買って来てもいいのだけれど、今のところ、あまりそうしたい気持ちは昂まらない。それにはいろいろな理由があるのだが、一つには、テレビがなくても全然困らないからだ。ちょっと理屈っぽくいえば、そこには日常生活に必要不可欠で、他のメディアで代替不可能な情報がないのである。

文学がもっと面白くなる』より

いやあ、いきなり自分語りから入って申し訳ありませんけど、なかなか共感できる文章ですねえ。私自身、まったくテレビを見ない人間でして、なんせ、過去1年間に電源の入ったブラウン管を眺めた総時間は20時間にも届かぬありさま。それでも今年はワールドカップイヤーなので、平年より多いってんですから。

これは、いわゆる「テレビ離れ」というやつですな。wikipediaにも「テレビ離れ」という項目が立っているぐらいですし、テレビというのはすっかり斜陽文化なのです。Web2.0万歳!

しかし、このWikipediaの記事をよく読んでみますと、テレビ離れを裏付けるデータが掲載されていないことに気づきます。あらら、弘法にも筆の誤りですな。私が代わりに探してあげようじゃありませんか。

まず見つけたのが、木村剛さんのブログ「週刊!木村剛」です。ここに、バシッと書いてありますよ! 「事実としてテレビ視聴率は低下している」とね!

で、根拠として次のような数字が挙げられています。「昔は、視聴率が30%を超える番組がざらに存在したが、8月30日から9月5日の1週間の視聴率ランキングを見ても、最高は23.3%のNHKニュース7となっており、30%を超える番組は見当たらない。」

……うーん、正直、テレビ離れというには、ちょっと根拠が薄弱すぎませんかコレ。確かに、昔のほうが高視聴率を叩き出す怪物番組は多かったわけですが、今では国民の好みも多様化してますし、番組全体の質が全体的に上がれば、一つの番組に視聴者が集中することがなくなるので、頂上が低くなるのは自然だと思うですけど?

というか、なんでそんなまわりくどい数字を出すのでしょうか。もっと単純に年間テレビ視聴時間の平均とか、視聴率の年間平均値を出せばすむ話ではないでしょうか。

といわけで、探してまいりました。総務省の情報通信統計データベースから、ラジオ及びテレビジョン平均視聴時間量の推移(Excelファイル)です!

ここには、昭和61年から平成17年までの「テレビの平均視聴時間量」が載ってます。みなさまのどんぐりまなこをかっぽじってよく見てください! テレビ視聴時間が順調に増えていることが分かると思います! いえー

……え。増えてるの?

あー、増えてますね。昭和61年は平日の視聴時間の平均が、3時間14分。これが平成17年には、3時間56分になっています。途中に特に大きな波もありません。増えてます。

はなはだ納得のいかない結果です。捏造だね! こういうデータは捨てるのが一番。もっと自分の主張に都合のいいデータがどこにあるはずです。だいたい政府の広報資料など最初はなっから信用できないのです。

というわけで、今度はビデオリサーチの公式サイトに行ってみましょう。視聴率と言えば、なんといってもビデオリサーチです。特に昨今は、衛星放送の台頭、ビデオ録画やパソコンによる視聴など、いわゆる「視聴率」に加算されない視聴形態が増えています。ということは、当然視聴率もぶりぶり減っているのに違いありません。

ビデオリサーチのサイトでは、データベースにアクセスしようとするとパスワードの入力を求められます。そのときは、ユーザ名に"guest"、パスワードに"guestpass"で開くはずです。ダメなら、FAQのコーナーにあるやり方で入ってください。

まずは、94年から00年の平均総世帯視聴率を見てみます。94年が45.8%、その6年後の00年が45.1%です(関東地区)。……む、大して減っていませんな。02年から04年の平均総世帯視聴率は別のページです。04年の平均総世帯視聴率は44.6%。……わずかに落ちていますが、10年間で1%程度の減少でしかありません。

残念ですが、これで「テレビ離れ」をうたうのは、はっきり言って無理というものです。……くやしいっ。いったいどうして? ポクはこんなにがんばったのに!

日大芸術学部放送学科のサイトにその理由が考察してありました。それによると「視聴時間はここ10年間ですこしづつ増えています。その理由は高齢化で、年齢層が高い人ほどテレビ視聴時間が長くなるためです」とあります。なるほど! お年寄りが見ているわけですね!

やっぱり、ボクらのWikipediaは正しかったのです。Wikipediaにはテレビ離れの背景として「塾・予備校通いの増加」が挙げられていました。つまり、ゆとり教育の導入による学校週5日制が学力低下を招き、それが親たちの不安を誘って私立受験を加熱させ、それに伴う塾通いが子供のテレビ視聴時間を減らしていたのです! なんだか桶屋が儲かってるような気分になってきましたが、気のせいです!

実際、ビデオリサーチのサイトには、02-04年の年齢別視聴時間平均が掲載されていますが、こいつを見てくれ、どう思う? 2002年に4〜12歳児の1日のテレビ視聴時間は2時間52分でしたが、2003年には2時間42分と急激に減っているのです。2002年といったら、公立校に完全週5日制が導入された年じゃないですか! すごく、都合のいいデータです……(うっとり)。

ところで、それ以前の子供たちのテレビ視聴時間はどうだったのでしょうか? ネット上にビデオリサーチのものが発見できなかったので、残念ながら別ソースになりますが、学研の小学生白書がありまして、これによると、受験学年である6年生は、84年の時点で1日のテレビ視聴時間が2時3分だったのですが、94年になると2時間31分になっています。めっちゃ増えてるがな!

大変言いにくいことですが、ここ数年の傾向だけ見て、子供のテレビ視聴時間が減っているという結論を出すのは、平成に入ってからのデータだけ使って少年の凶悪犯罪が増えたと主張するのと、あんまり変わんない気がします。ちなみに、「え、少年の凶悪犯罪って増えてんでしょ?」と思った方は、上記リンク先を100万回音読することをオススメします。

もっとも、ビデオリサーチと学研では調査方法が異なるので直接比較はできません。ですが、学校5日制が部分的に開始されたのが92年ですので、少なくとも、いわゆる私立受験ブームとテレビ視聴時間の減少を結びつけるのは、もうちょっとデータが必要みたいです。だいたい、学校の授業時間が減ればテレビを見る時間が増えるのは当たり前ですし。

そろそろ、ズバッと言ってしまいましょう。「テレビ離れ」という現象は、少なくとも視聴時間・視聴率という数字上には、存在していないのです。

じゃあ、どこにあるんだよ!? と言われても、私は困ります。やっぱり、それは、みなさんの心の中じゃないですか?(←いいこと言った!)

しかし、なんだか腑に落ちない話です。例えば、インターネットの普及はどうなんでしょうか? ネットにかける時間が増えれば、当然テレビを見る時間は減るはずです。だって、1日は24時間なんだぜベイベー? それはどうよ?

ところが、あいにくなことに、今年6月に株式会社インタースコープが発表した資料によると、インターネット利用時間が長い層ほど、テレビ視聴時間も長いんですよ。なんだってー!

これは実に不可解な現象に見えますが、よく考えると当然です。だって、インターネットってコミュニケーションの道具ですよね。で、我々ってば、特定の誰かとコミュニケーションするとき、どんな「話題」を選びますか? 「相手が知ってること」ですよね。じゃあ、インターネットで不特定多数とコミュニケーションするときは何を話題にしましょうか? そりゃあ、「みんなが知ってること」ですよね。

kizasi.jpという「今日ブログで話題になったこと」を抽出してくれるサイトがあります。200万人以上のブログを調べて、話題にされた単語を数えてくれています。そのkizasi.jpの今月のランキングを見てみましょう。

この文章を書いている時点で、1位は「山岸範宏」(サッカー選手です)、2,3,4位は「亀田戦」「ファン・ランダエタ」「世界タイトルマッチ」、5位は「夏休み突入」で、6位は「プール事故」、7位が「ブスカワ」です。「ブスカワ」ってのは、フジテレビで放送されたSMAPの番組が出典の言葉であるらしいようだそうですな。いや、私テレビ見てないんで。

さて、これらの情報を、ブログの書き手さんたちは、どっから入手したんでしょうか。5位の「夏休み突入」などを除けば、ほとんどすべてテレビではないでしょうか?

だいたい日本人にとって、コミュニケーションというのは、情報の伝達ではありません。共感の確かめあいです。だから、例えば天候の話題のような、だれでも知っているネタが選ばれるのです。

出典を忘れましたが、ある学者がアメリカに言ったときのことです。その学者は同僚に気を遣って、「寒くなったねえ」とか「ようやく暖かくなったねえ」とかちょくちょく話しかけるようにしていたのですが、ある日同僚に聞かれたそうです。「なあ、お前は、気温のことばかり話しているが、どこか体の具合でも悪いのか?」 全力でノオオォォ! これだからワビサビの理解できない外国人は困るのです。皆殺しにすべきです。

こういう日本人の性質からして、みんなが知ってるテレビの話題をネットで行うというのは、自然な流れでしょう。実際ブログではテレビで放送されたことが主な話題になっているのです。ネット普及によるテレビ離れなどとんでもないっつう話ですよ。

アメリカはどうでしょうか? インターネットの普及は日本よりだいぶ先行していました。例えば、産経新聞にこんな記事がありました。「広告主の“テレビ離れ”防ぐ 米で「CM視聴率」提供へ」。ネット広告と違い、テレビ広告では実際に視聴者がCMを見たかどうか分からない、という広告主の不安解消が目的です。ほーら、「テレビ離れ」じゃんか! やっぱり正義は最後に勝つんだ!

はい、御主人様、ニールセンのデータでございます。これによりますと、アメリカ人のテレビ視聴時間はめちゃくちゃ順調に増加しています(リンク先、英語pdf)。91-92年に1日7時間5分だった1世帯のテレビ視聴時間は、04-05年には8時間11分にまで増えています。むしろ、これ増えすぎじゃね?

そもそもですね、私の感覚ですと、日本の小学生が1日に3時間近くテレビを見る、という時点で、テレビ離れなど心配している場合じゃない。なんか間違ってるのです。その小学生宅に変態仮面コスプレで乱入して、親を説教したい気持ちでいっぱいです。テレビ視聴時間と子供の語彙量には負の相関があることは各種調査で分かってんだよ! こっちが困んだボユゲ!

ともかくですね、私の調べた範囲では、「テレビ離れ」などというものは、現時点ではっきり数字に現れている現象とは言えない、というのが結論です。

しかし、私は、ほぼ間違いなく、将来若年層のテレビ離れは進むものと思います。それは、ネットとかネータイとかの影響を考えなくても簡単に分かります。少子高齢化が進むからです。

今後、テレビのコンテンツは、どんどん老人向けになっていくはずです。単に人口が増えるだけでなく、これから出現する老人は人生の大部分を消費社会の中で生きてきた人々です。要するにCMを打てば金を使ってくれる可能性が高い。ですから、若者向けの番組は少しずつ減っていくでしょう。そして、テレビはだんだん大人の、やがて老人のためのメディアになっていくのです。まあ、これは妄想のたぐいかもしれませんが。

しかし、滅びゆくテレビ、というのはなかなかしみじみいたします。

かつて紙芝居という「メディア」があったことはご存じでしょう。今では、ノスタルジックな印象しかない紙芝居ですが、NTTドコモのサイトによれば、紙芝居のピークは1952年、たかだか50年前です。ちなみに、このサイトによると、かつて紙芝居は、教育上有害な低俗メディアとして批判されていたそうです。まったく、人間ってのはいつの時代も同じようなことをやっているものですな。

ならばテレビも、いつかは紙芝居のように、その存在を懐かしく思い出す、などという日が来るのかもしれません。それも、私がまだ生きているうちに。

「おじいちゃん、これなに?」「これはね、テレビというものだよ。これがチャンネルと言ってね……」「えー! たったこれだけしかないのー?」「あはは、テレビはねえ、番組が放送される時間に画面の前にいなきゃいけなかったんだよ」「えー、へんなのー!」……

もし、本当に、テレビのあった時代を懐かしく思い出すとしたら、たぶんその感慨は、「あの頃は、みんなが同じ時代を生きていたなあ」というものになるであろうと個人的には思いますが、どうでしょうか。テレビは情報を伝えるメディアじゃないのです。テレビはきっと、自分たちは、同じ時の中にいる、ということを確認するメディアなのです。

FummyFummy 2006/08/09 23:34 >テレビはきっと、自分たちは、同じ時の中にいる、ということを確認するメディアなのです。

2chで一番サーバー負荷がかかるといわれるいわゆる実況板などはまさにそうですね。
能動的双方向メディアの代表たるウェブ掲示板を受動メディアの垂れ流し感想に使うという贅沢。
同じTVをみながら深度0のコメントをみんなで垂れ流すさまは、究極の複合白痴化メディアといっても過言ではない…って大げさ?
いや、たまにやると結構面白いんですけどね。

MrJohnnyMrJohnny 2006/08/10 02:25 「深度0」とはまた、言い得て妙ですね。俵万智に、「寒いねと話しかければ 寒いねと 答える人のいるあたたかさ」という歌がありましたが、どのような形のコミュニケーションであれ、極限にいたると「深度0」になるのかもしれません。

firerabbitfirerabbit 2006/08/12 13:15 テレビ離れの実感があります。私もテレビを観なくなりました。
視聴率の値が影響を受けていないのは私のように「テレビはつけっぱなしだけど観ていない」という人が案外多いのかもしれないですね。

MrJohnnyMrJohnny 2006/08/12 15:32 firerabbitさん、こんにちは。当エントリのアキレス腱をぷすっと突いていただいて感謝です。痛えー。

そうなんですよねー。テレビをつけっぱなしにするだけで、実は見ていない人が増えた、あるいは同時に見ている人数が減った、というのは大いにありえますよねー。しかし、そのことを示すデータを見つけらなかったんですよ。

確かに、昔のほうが、一家団らん、家族で同じテレビを見ていたはずだ。それに比べて現代は家族の心のふれあいが(以下略)とは私も思うのですが、しかし、PTAに糾弾された高視聴率の俗悪番組(子供しか見ない番組)は古くからありました。あるいはチャンネル権をもってるお父さんが子供の不平を押し切って見ていた野球中継を、「一家で見ていた」と言っていいのかっつうと。うーん。

上記エントリで引用した総務省のデータの元ネタは、NHKの「全国視聴率調査」です。これは機械的に計測された視聴時間のデータではなく、回答者が24時間目盛りの上に、見たテレビ番組を書くアンケート式なんですね。つまり、単純に「テレビがついてただけの時間」というわけではなく、「この時間はテレビを見ていた、と自己申告した時間」なんです。ですから、このデータについては「つけっぱなしで実は見ていない」とは言えないんです。

いずれにせよ、firerabbitさんのご指摘は、当エントリにおいて最も検討を要する部分なことは間違いないです。だれかデータもってないですかねー。

ともあれ、当ブログでは、「データには現れていないけれど、きっとこうに違いない」というタイプの議論は避けられるかぎりでは極力避けようと思っている次第です。したがいまして、上記エントリでは、firerabbitさんがご指摘した点を華麗にスルーしたわけです。そこんとこ、書き手の情報収集力不足ということですんで、ここはひとつ、生暖かい目で見てやってください。

noko-nokonoko-noko 2006/08/12 16:29 「学校5日制」はいいんですが、「完全週休5日制」「学校週休5日制」というのは書き間違いじゃないですかね?

shingotadashingotada 2006/08/12 16:36 非常におもしろい記事でした。
私もアンチテレビ派です。今嫁にテレビを
家に置かせないようにするにはどう説得したらいいか
悩んでいます。この記事を読んで少しはいい説得ができそうです。

ranshiranshi 2006/08/12 17:16 テレビといっても衛星やケーブルも増えてるし
HUTは明確におちてるんじゃないですか?

佐藤秀佐藤秀 2006/08/12 21:36 >インターネット利用時間が長い層ほど、テレビ視聴時間も長いんですよ

単純に時間に余裕のある人、暇人だから両方とも長いと考えた方が説得力ありそうな。

MrJohnnyMrJohnny 2006/08/12 23:43 noko-nokoさん、ツッコミ千謝万謝です。修正しました。何考えてたんだ自分ーっ。

shingotadaさん、ご参考になれば幸いです。「テレビの害」で検索してみれば、もっとご希望にそう資料が見つかるかもしれません。ただ、人間にとって何が善きものであり、何が悪しきものであるかは、国や時代とともに大きく変わります。「読書」ですら、かつては批判の対象となったことがあるそうです。いわく、読書は家族を分断する、青少年が俗悪な小説を読み精神を害する……今のテレビに言われていることとそっくりです。ということですので、お嫁さんの言い分もよく聞いてあげてください。

ranshiさん、えーと、「HUT」=「Households Using Television」=「総世帯視聴率」、ということでよろしいのでしょうか? だとしますと、上記エントリで言及しているビデオリサーチのデータが、まさしく「平均総世帯視聴率」の話だと思うのですが、私、何か、勘違いしておりますでしょうか?

佐藤秀さん、なるほど、確かに上記エントリだと、因果関係があるように読めますね。上記エントリにおいては「ネットの普及によりテレビ離れが進む、という議論は誤り」ということを言いたいわけで、相関関係があれば十分ですから、ちょっと書き方が雑でした。ちなみにリンク先のインタースコープでは、ネット・テレビの利用時間に世帯収入が負の影響を与えていると分析しています。要するに、どちらも貧乏人の娯楽だということですな。ご参照ください。

通りすがり通りすがり 2006/08/14 01:38 >ちなみに、「え、少年の凶悪犯罪って増えてんでしょ?」と思った方は、上記リンク先を100万回音読することをオススメします。
この文脈で件のサイトにリンクするのはミスリードだと思うのですが…
わざとだったらごめんなさい。

MrJohnnyMrJohnny 2006/08/14 07:00 通りすがりさん、こんにちは。

えーと、少年犯罪(子供のテレビ視聴時間)は、長期的に見ると減少(増加)しているのだけど、マスコミ(Wikipedia)は短期的傾向だけ見て、増加(減少)していると判断している。すなわち、木を見て森を見ていない、という問題の構造がそっくりである、と考えてあのようにリンクを張ったのですが、何か間違えてますか?

私は仕事がら「誤解の構造」というものが大好物な人間です。というわけで、直球王道の捨てハンを使ってらっしゃる方にお願いするのも気が退けますが、ぜひ通りすがりさんには、どのへんを「ミスリード」と感じたのか、再度通りすがっていただいて、詳しい説明をお願いしたいところです。

77437743 2006/08/14 16:40 >直球王道の捨てハン
って表現がうまいなとオモタw

それだけ

砕天砕天 2006/08/16 21:33 ●電気紙芝居って誰が言ったんだっけ?
●「TVドラマってやつの画はなんだあれは。バストアップばかりでみっともない」というようなことを映画監督のかたがおっしゃるのをTVで見た覚えがあります。自分で撮ったことがないんだな。と思いました。一般の人のTV画面サイズはちいさくて引いた画ではごちゃごちゃしてTVドラマとして見れたものじゃないです。で、その映画監督は「しゃべるな。画で語らせろ」ともおっしゃってました。やっぱりTVドラマを撮らしてもらえないんだな。と思いました。TVはそれだけを観るためのものじゃないです。ながら観をするものです。ためしに画面をふさいでもしくは目をふさいであるいはアイロンがけしながら音だけ聞けばわかります。実はTVから垂れ流される情報のほとんどは画が不要です。
●というわけで「点けてるけど観てない」ならラジオでいいじゃん。違います。ラジオはラジオを聞くひとたちのもので、目をそらしてはいけない目を使った作業に多くの時間を費やすひととか、ねむれないひととかのものです。学生とか家庭での時間に余裕のあるひとは、おはなしのとおりTVを観ますね。というか聞きますね。
●松本人志さんだったかな?「これからはCM収入は第一目標ではない。ビデオとか海外の放送にとか何度も販売することのできる良質なドラマなり番組なりを作ったほうが儲かる。そういう時代になった」
●でも、やっぱり「話題を同期させるために観る」んでしょうね。貧乏なわたしは「ほとんどのTV番組は貧乏な人が貧乏な人のために作った」というのが鼻につくので「TVは持ってません」

MrJohnnyMrJohnny 2006/08/17 02:26 砕天さん、肯かされるところの多い、非常に興味深いお話でした。

「電気紙芝居」については、往年の大映社長、永田雅一の言葉である、とのソースがありました。
http://www.117.co.jp/movie/mo03001h.htm
http://www.producer.or.jp/kaiho/kaiho-0311/kaiho0311-03.htm
ただし、この言葉は、当時の映画業界がテレビを蔑む常套句であったらしく、誰の言葉、というものではなかったのかもしれません。

TVは「ながら観」するものだ、というのは、テレビが今後も生き残る一つの理由になるのかもしれません。ゲームのような、参加を強制してくる娯楽は正直もうしんどい。気がむいたところをつまみ食いして、それでもおいしい、というのが理想です。というか、これはネットがまさにそうで、特にニュースサイトから紹介されるようなページは、そのページだけ前後の脈絡なくいきなり読んで、それで面白くなくてはならない。

最後のコメントには共感しました。私の場合、「貧乏」を「馬鹿」に変えてもけっこう通じたりもします。

匿名希望匿名希望 2006/09/02 10:31 もはや、ちょっとの猶予はありません。すべてはジャニーズ事務所が仕組んだグル行為だと思われます。それに多くのスポンサーも騙されてしまい、質よりも量を信じてしまう会社が続出していると思われます。(その結果子供達が夏休みになっていても午前中や午後、夕方の本来アニメの再放送をする情操教育時間にもかかわらず、子供たちの情操教育とは無関係のレギュラー編成を重視する局が多いという結果を生み出してしまいました。)誰でもいいですから高視聴率低俗番組にスポンサーを出している企業の方、匿名でもよろしいので、警察庁や検察庁、総務省に告発してジャニーズ事務所を放送業界、音楽業界から全て締め出すように対応策を発動してほしいと思います。そうしないと、さらに絶ちの悪いジャニーズ事務所のジュニアは悪さをしても許されてしまう恐れがあるので視聴者を無視した番組編成は後世に残してほしくないです!!

通りすがり通りすがり 2007/09/05 12:48 昔はテレビ視聴で家族団らんなんてしてたんでしょうけど、今や無理がありますね。
価値観の多様化でそれぞれ個人で好きな番組が違いますし。

ウチは家族そろって食事するときもテレビついてるんですよね。
チャンネル権は母が握ってるんですけど、自分や父や祖父からすれば
下らないバラエティ番組ばっかり選ぶので、はっきり言って会話もなく
黙々と食べてる感じです。母は大喜びしながら笑ってますけどね。
最悪なのはみんなが不快に思ってるのにもかかわらず、番組の内容について
話しかけられコメントを求められるんですが、不快だからコメントしたくないので
黙ってると不機嫌になるんですよね。「会話がない」「暗い」「黙々と食うな」とかって。

会話がなくなるようなことしてるのはアンタ(母)だろって。ほんと迷惑。
仮に父や祖父が好きな野球中継などを選ばれても誰かしらが迷惑するのは
変わらないわけだから、飯食うときくらいテレビ消せって言いたい。

テレビ(笑)テレビ(笑) 2009/03/03 08:23 いや、なくても困らないどころか、ないほうが人生充実してる気がしますよ。

一方的に嘘の情報を流し続けるブラウン管に切れてしまった僕は、ある日バットで画面をぶん殴りました。ニュースを読んでたキャスターは、ブオウンウオウオウオウととても気味の悪い声で、最後の雄叫びを発しました。それ以来、テレビは僕の部屋でおとなしくしています。捨てるのはかわいそうだから、過去の負の遺産として部屋に展覧しています。

gigigigi 2010/10/18 17:44 実際はデータが出たとしてもどうでしょうね
今はpcでtv見たりワンセグでみたりとパーソナルな閲覧も増えているでしょうから

匿名君匿名君 2011/07/09 08:11 僕は、もう15年テレビもってません。

MOMOMOMO 2011/09/27 19:46 テレビがないとさびしい。