ペットボトルロケット迫撃砲の作り方
リクエストがあったのでこいつの作り方を紹介します
材料 100均とホームセンターでスプレー以外全て揃います。曖昧な表現をしている材料は「それっぽければ何を使ってもいい」というものです。
弾
500mLの炭酸ペットボトル×2
蛇口ニップル(左上)×1
ノズルコネクター(右)×1
自転車のチューブ(左下)×1
バレルニップル(中央)×1
砲
塩化ビニルパイプ(VP65・1m)
エンドキャップ(パイプの径に合うもの)
厚めのゴム板
正方形の板
・支持架(発射に関係しない部分なので好きに作ってください)
金具
三脚
消耗品
エポキシ系接着剤
サーフェイサー
ラッカースプレー
ビニールテープ
弾の作り方
・自転車のチューブからナイフ・ヤスリを使ってバルブを取る
・ゴムを取っただけではノズルコネクターの口にはまらないので、はまるようにバルブの底部外周を削る
・バルブをノズルコネクターに差し込み、隙間にエポキシ接着剤を流し込み接着(接着剤は「張り付ける」というより「隙間を埋める」ように使います。隙間の上に接着剤を盛り、ヘアドライヤーやヒートガンで加熱してやるとサラサラになって隙間に流れ込みます)
・ペットボトルのフタにドリル・彫刻刀・ナイフ等を使って穴を開ける
・蛇口ニップルと接着し、固まったら空気漏れがないか確認。あればエポキシ接着剤を充填して埋める
・ジョイント(メス)のロックにバレルニップルを固定(ロックにビニールテープを巻いて差し込んでもいいし、エポキシ接着剤でくっつけてもいいです。私は弾の使いまわしのためにビニールテープで付けています)
・作動確認
・あとは羽をつけるなり先端に水や砂入れてオモリにするなりお好きにどうぞ
弾は何個あっても困りませんので、お財布と相談しながら量産してやってください
砲の作り方
・エンドキャップの内径に合わせてゴム板を切り、エポキシ接着剤で張り付け
・エンドキャップの外側を平坦に削り、板中央にエポキシ接着剤で張り付け
・全体にサーフェイサーを吹き塗装(塗装前にサーフェイサーを吹くことで塗料が剥げにくくなります。私は別に剥げても気にしないので吹いていません)
注意点
8気圧程度までは空気のみで30〜90°での作動を確認しています。
10気圧では先端に注水・本体に1/3注水で仰角45〜90°までの作動を確認していますが、本体に水を入れない、先端に水を入れない等で弾の重量が変化するとロックが固くなりすぎて作動しない恐れがあります。10気圧より高圧、もしくは水を入れずに作動させるときはオモリの重量を増してください。
パイプの長さは自由ですが、あまり短くすると落下の勢いが足りなくなって作動しなくなります。
発射後にオモリ付きのホースコネクターが砲身内に残るので、尾栓を外して取り除いてから次弾を発射します。
尾栓が外れないときは底盤を蹴るなり踏みつけるなりして外します。(このために尾栓に直接底盤を接着しています)
落下時の衝撃が全てバルブとその接着面に集中するので、そこから空気漏れしやすくなります。このため、弾の重量を増すと空気漏れやバルブ破損のリスクが高まります。
空気漏れを確認したらエポキシで埋めてください。