しばらく−18dB/octで聴いていたけれど、昨夜−12dB/octにし、中域を正相にしてみた。

−12dB/octのネットワークの場合、位相が180°ずれるので、ユニットの接続を逆にする必要がある。しかし、OLYMPUSのネットワークLX5とN7000では位相を反転している形跡がない(リニアテクノロジーのネットワーク3×057は中域を逆相にしているそうだ)。

そこで、ほんらいチャンネルデバイダーでは位相反転の必要はないわけであるが、逆に中域を反転すれば、OLYMPUSのネットワークと同じ位相になるのでは、と思ったのだ(あ〜、ややこしい)。

結果は、音楽に生命が吹き込まれたように、生き生きと聴こえてくる。全体域にわたって音圧が上がったような印象で、低域がドスンと来て、気になっていたシンバルの弱さも改善されたよう。

これがJBLのネットワークの謎だったのか! と思いかけたが、全体の位相が逆になっていることの説明はつかないorz