さて、どこから書けばいいだろうか。我が愛用のホーンHL92は800Hzクロスが推奨。当然我が家でもずっと800Hzクロスで聴いてきた。でもチャンデバCROWN VFX-2Aはスロープが−18dB/octなので、500Hzクロスでもいけるんじゃないかとうすうす感じていた。ということで試してみました。500Hzクロス。例の回路を入れてからは、初めて。

極性は上下とも正相。いや、これがいいんですよね〜。余裕があるというか、高域の下のほう、低域の上のほうがずいぶんラクに動作している感じ。ヴォーカルはふくよかに、高域も伸びているようだし、低域もずしんとくる。なんだか位相もあっている気がするぞ。やっぱり故出原真澄氏がいうとおり、ホーンはできるだけ下から使うほうがいいのかも。

最近のJBLで不満なのはクロスが高くなる傾向にあることだよね。S9800は800Hzだっけ。S9900なんて900Hzだもんね。それだけウーファーは優秀だということなんだろうけど、ね。