日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

「このへんで一番旨いものをよこせ!Vol.2」東北ライブツアーへ遠征してきた

ボカロPの率いるバンドが東北のライブハウスをまわるライブツアー「このへんで一番旨いものをよこせ!Vol.2(略称:このうま)」のために、東北の石巻と大船渡へ遠征してきました。
出演メンバーは、卓球少年、 梨本うい、 ハヤシケイ率いるNO LEAF CLOVER、家の裏でマンボウが死んでるP率いるポニー、YM率いるRubber Johnnyの5組と豪華。

1日目:石巻公演

1日目の会場は、石巻のBLUE RESISTANCE。

出演順は、卓球少年、梨本うい、ポニー、NO LEAF CLOVER、Rubber Johny。卓球少年さんの曲「誰でもいいから付き合いたい」を、梨本ういさんがステージ最初に歌った事を契機として、以降全てのバンドが最初にこの曲をカバーする流れに。面白かった。
卓球少年さんのステージ中のMCで、遠くから来た人はいる?と観客に問いかけたら、島根から来たという人がいたのには驚いた。横浜から来た自分の倍以上の移動距離。すごいなあ。
梨本ういさんは、いつもはバンドでやる曲をアコギ一本で演奏。「ペテン師がなく頃に」「死にたがり」のアコギアレンジは良かった。原曲より憂いがある感じというか、また違った雰囲気があった。
Rubber Johnnyのステージは初めて見たが、パワフルだったりダンサンブルだったりするビートがカッコいい3ピースバンドでした。
ステージ転換中には、ツアーに同行しているキャプテンミライさんがMCを務め、諸連絡や物販の紹介などをした。あと、前日の夜に食べた旨いものを、ステージ後方に写真を投映しながら紹介もしたりした。美味しそうなものを食べていて、うらやましい限り。
どのバンドも素敵な演奏と、反応が暖かい観客で、楽しいステージでした。


物販では、ツアーTシャツと秋刀魚マフラータオル、出演者のCDなどを購入。

2日目:大船渡公演

2日目の会場は、大船渡のLIVE HOUSE FREAKS。


小さいライブハウスなので、ステージの出演者との距離が近かった。
観客に制服姿で来た女子学生がいたり、カバンにボカロキャラの缶バッジとか付けた高校生くらいの女の子がいたりして、ここにも若いボカロファンがいるんだなあと、なんだか嬉しい気分に。
出演順は、梨本うい、卓球少年、Rubber Johny、NO LEAF CLOVER、ポニー。石巻とは順番が少し入れ替わり。
梨本ういさんは、昨日とは違った曲を演奏。本当かどうか知らないけれど、何を演奏するか考えてないと、その場で悩みながら曲を決めていた。最後の「なれの果て」アコギバージョンは良かった。
NO LEAF CLOVERのステージは、終わった後に周りから「良かったー」という声が聞こえるほど盛り上がった。自分の目の前に、NO LEAF CLOVERのバンドTシャツを着た男性がいたのだけど、ずっと楽しそうに跳ね続けてたのが印象的でした。この人、本当にこのバンドが好きなんだなあと。
ポニーのステージ準備中には、ベースの店長さんのボールジャグリングタイムが突如始まる。技が決まる度に、観客から「おー」と声が上がる。途中から、家の裏でマンボウが死んでるPことタカハシヨウさんも加わり、「旨いものをよこせ」と良いながらジャグリングしているボールをお互いに受け取りあう技も披露。


ライブハウスのカウンターで売っていた「ホダデバーガー」。ホタテのフライとパティが旨かった。


私はこの日の夜に夜行バスに乗って帰った。
このうま2ツアーの方はまだ続き、翌日に宮古のKLUB COUNTER ACTION MIYAKOで最終日を迎えた。その様子は、ニコ生でも放送された。
「このへんで一番旨いものをよこせ!Vol.2」ライブ生中継 - 2013/11/03 17:00開始 - ニコニコ生放送

まとめ

今回のライブツアーであらためて感じた事は、生演奏が魅力的なバンドやミュージシャンは、ライブに行かないとその魅力がなかなか分からないという事。今回の出演者の曲はネットやCDで聞いたことがあったが、ライブで聞くとさらに魅力的に聞こえたり、違った魅力を楽しませてもらった。
卓球少年さんのステージは観客との掛け合いが楽しかったし、梨本ういさんのステージはアコギアレンジの楽曲がまた違った味わい。ポニーは、歌詞やMCが面白いだけでなく疾走感のある演奏も魅力的だった。Rubber Johnnyのステージは初めて見たが、パワフルなビートがカッコいい3ピースバンドでした。何度か見ているNO LEAF CLOVERのステージも、観客と一緒にお気に入りの曲で盛り上がったのが楽しかった。

どのバンドも本当に楽しいステージで、わざわざ遠征して見に行った甲斐がありました。
移動や宿泊など、チケットよりも遠征費がかかりましたが、旨いものを食べたり、観光したり、ステージ以外も楽しい遠征でした。