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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2005-03-30 C型肝炎は被爆が原因?原爆症認定

[]C型肝炎は被爆が原因? C型肝炎は被爆が原因?を含むブックマーク

■原爆症認定:C型肝炎は被爆が原因 東京高裁も1審支持(毎日新聞)

長崎市で被爆した故・東(あずま)数男さんが「C型肝炎になったのは被爆が原因」として、被爆者援護法に基づく原爆症と認定しなかった厚生労働相の処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。岩井俊裁判長は、東さん側勝訴の1審・東京地裁判決(昨年4月)を支持し、処分取り消しを命じた。

原爆症認定を巡っては03年以降、全国で集団訴訟が相次いでおり、原告は約170人。C型肝炎の被害を訴える原告も少なくなく、今回の高裁判断は影響を与えそうだ。

東さんが肝機能障害で入退院を繰り返すようになったのは81年以降のため、被爆との因果関係が争点になった。判決は「放射線の影響は科学的に詳細が解明されておらず、発症の医学的しくみを証明するのは困難。被爆状況や発症に至る経緯などを総合的に考慮すべきだ」と指摘。そのうえで▽爆心地から近い地点で被爆した▽障害が急性で、かつ重い−−ことなどから因果関係を認めた。国が被ばく線量の推定値を認定基準としていることについては「機械的に適用するのは相当でない」と指摘し、被ばく線量が少ないとする国側主張を退けた。

ちりんさんも指摘しているように、C型肝炎はC型肝炎ウイルスの感染が原因であるからして、「C型肝炎は被爆が原因」というのはおかしいように感じられる。「C型肝炎 被爆」で検索してみたら、まあ予想通りというか、被爆が原因だったかどうかではなく(原因はウイルスに決まっている)、悪化要因であったかどうかが争われているようだ。朝日新聞による第一審を報じた記事を発見した。毎日新聞の不正確な記事より、争点が明らかで正確な記載がなされている。


■東京反核医師の会

東京地裁、原爆症不認定取り消す判決 被爆と病状に関係(朝日新聞2004年3月31日夕刊)

 学徒動員中の長崎市で被爆し、C型肝炎になった東京都町田市の無職東数男さん(75)が、原爆症と認定されなかったのは不当だとして、国を相手に不認定処分の取り消しを求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。市村陽典裁判長は「爆心地近くで多大の放射線に被爆したことが、C型肝炎の発症・進行の原因になった」と被爆と病状の因果関係を認めて、不認定処分を取り消した。

 東さんは16歳のとき、爆心地から約1.3キロの長崎市内の兵器工場で被爆した。2週間後から、脱毛や下痢などを発症。その後、肝機能障害を患い、94年に原爆症認定を申請したが、「C型肝炎に基づくものだ」と却下され、99年に提訴した。提訴後の00年には別の病気(肺がん)を理由に原爆症認定されている。

 判決は、被爆がC型肝炎の発症や進行を促進した可能性を指摘した論文があることや、被爆の状況、症状などを全体的、総合的に判断した結果、被爆と病状の因果関係を認めた。

被爆していない人でもC型肝炎が発症したり進行したりすることはよくある。しかし、被爆がC型肝炎の発症や進行を促進した可能性は否定できないであろう。コストとの兼ね合いもあるのだろうが、こうした救済措置は、救済されるべき人が網からこぼれるくらいなら、救済されるべきでない人が少々入ろうともこぼれおちがないようにしたほうがよいように私は思う。

oojijioojiji 2005/03/31 22:41 初めまして。ちりんさんの処でもコメントかいた者です。

僕が疑問に思うのは、30年も経っているのに、突然被曝の影響が出る物なのでしょうか。
被爆した後からずっと肝臓を患っていたというのなら判るのですが、「障害が急性で、かつ重い」の判決理由から見ると81年頃に初めて発症した様に見えるのです。
晩発生障害もあるみたいですが、寡聞ながら放射性物質を吸飲して体内に長期残留したケースしか知りません。
病気の老人を保護救済するのは国の責任であり、この当人に対して何らかの救済が行われることに対しては異存は有りませんが、不適切な判断による補償は福祉を歪める元となると考えておりますので、この司法判断が適切であるかどうかが知りたいところであります。

NATROMNATROM 2005/04/01 22:43 可能性を言うのなら、被爆が原因で免疫能が低下していたってことは否定できないと思うのです。免疫能の低下がC型肝炎の発症に影響を与えたという可能性も。「被爆がC型肝炎の発症や進行を促進した可能性を指摘した論文がある」らしいですし。厳密に証明することは不可能でしょうが。

oojijioojiji 2005/04/02 02:55 健康診断等の定期的検診を受けて、免疫低下の兆候があったとか、客観的証拠が無くても病気にかかりやすかったなどの何らかの経緯があったのであれば、納得したのですが。元記事を見るに、具体的な発症に至るまでの経緯について何も書かれていなわけで、突然30年経って被曝の影響がでて来た様に書かれているわけです。
放射線被曝による病気の発生については興味がありまして、妥当と判断するだけの根拠を教えて頂ければと思って書いたもので、今の処は政治的な判断である確率が高いと解釈しております。

ただ、本文中にも出てきます「可能性は否定できない」の部分ですが、宇宙人の存在の可能性と同じで、これを言い始めたらきりが無いのではないでしょうか。不人情と言われるかもしれませんが、明確な根拠がないのであれば「疑わしきは罰せず」の原則に従い、不認定とするのが適切だと考えております。

NATROMNATROM 2005/04/02 08:01 このケースでは急性の放射線障害(脱毛や下痢など)がありますので、それなりの被曝はあったわけです。後に白血病の増加などがあることからもわかるように、免疫系に長期的な影響を生じうることは妥当な推測であるように思えます。発症に至る経過については、裁判上で詳細に議論されていると思います。

wadjawadja 2005/04/02 14:20 横からすみません。医学的根拠については何もコメントできませんが、oojijiさんのコメントに少し気になる部分があったので書かせていただきます。

>明確な根拠がないのであれば「疑わしきは罰せず」の原則に従い…(略

「疑わしきは罰せず」は刑法において、真偽の分からない時には被告人の有利に解釈しようとする原則です。このケースの場合被告は国側ですから、この原則を適用することは、原告側に立証責任を負わせることになってしまうのでは無いでしょうか?国に比べ遥かに立証能力で劣る原告側を、著しく不利な立場に追い込む結果になってしまうように思うのですが、如何でしょう?

oojijioojiji 2005/04/03 19:03 まあ事実として認定されたわけですから。しかしこれで、JCO臨界事故被害者の様な放射線被曝により障害を受けた事がある方は、少なくとも30年は安心出来ないと言うことになりますね。やれやれ。

「国に比べ遥かに立証能力で劣る原告側」国に対して訴訟を起こせる原告側がどれほどの弱者であるかには疑問がありますがそれは置いておいて、これっていわゆる悪魔の証明と言われるものに該当すると思いますよ。統計的な見地に立って、無関係である事可能性が極めて高い事を証明しても、それで納得します?

原因はどうあれ弱者救済の立場から考えると、入院措置の必要な病気に罹っている経済弱者に対する福祉対策の不備を憲法に則って訴えると言う方が妥当だと思うのですが、何故に被爆が原因と言うのに拘るのでしょう。被爆が原因ではないC型肝炎にかかっている経済弱者の老人はどうでも良いのでしょうか?

wadjawadja 2005/04/03 21:48 論理学的には悪魔の証明でも、法廷でそれほどの厳密な証明は求められないと思いますよ。wadjaはともかく、法廷は納得すると思います。ですから、統計的に無関係である可能性が極めて高いことが証明された上で、法廷が原告に有利な判断をしたのであれば、政治的との批判はありだと思います。

ただ、仮に「どちらともいえない」状況の場合、oojijiさんの言われる「疑わしきは罰せず」は逆ではないかと思ったのでコメントしました。

natobusnatobus 2014/01/11 23:33 1 ■医学誌に掲載されればいいってもんじゃない。

>「国際的に信頼度が高い」ことを裏付ける資料、できれば国際的な医学雑誌に掲載された論文などがございましたら教えてください。

またJAMAを引き合いに出す気か?
どんなに古臭くても医学誌に掲載されることが重要なの?
ハッキリ言おう、医学誌に掲載はされない。
既存の医学では説明が出来ないので論争も元となっているからだ。
臨床環境医が行っているのは技術に近い、かなり難しい事です。
まず初めに患者の言う事を信じる事から始めている、NATROM氏にはそれがない。
HPに書いたのはただの言い訳に過ぎない、心因性との固定観念がある。

2 ■110万人

余談だが現在では患者数110万人と言われている。
もちろん証拠はないんだが。
自律神経失調症と診断されていた人も化学物質過敏症と再診断される事もある。
事実保険適応以前には自律神経失調症としてしか障害年金を申請できずやむなく自律神経失調症で受給した方も居る。
精神疾患とされていた方も化学物質過敏症と診断されたが居る。
ただ単に受け入れ態勢が整っていなかったのでちゃんと診断された人はそう多くないと思われる。
レセプトに書ける今なら患者数ぐらい判明するだろう。
しかも最低数で・・・だ。
そもそも70万でも30万でも存在する事に変わりは無い。

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2005-03-28 化学物質過敏症:成人患者推計70万人?

[][]化学物質過敏症:成人患者推計70万人? 化学物質過敏症:成人患者推計70万人?を含むブックマーク

2003年01月12日の毎日新聞に、大島秀利記者による「化学物質過敏症:成人患者推計70万人 シックハウス対策急務」という記事が掲載された。

国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)が、シックハウス症候群の重症例であるCS(化学物質過敏症)について、米国の一般的な判断基準となっている問診票を使って日本国内の成人に調査した結果、0.74%がCSの可能性が高いことが分かった。日本の一般市民を対象としたCSの広範な調査は初めて。調査を担当した元国立公衆衛生院労働衛生学部長の内山巌雄・京都大大学院教授(環境保健学)は「CS患者の疑いのある人が、成人だけで全国に約70万人は存在すると推計され、対策が急がれる」と話している。

(中略)

調査の問診票は、湾岸戦争(91年)帰還兵士の調査など米国で広く使われており、国際的に信頼度が高い。「殺虫剤、除草剤にどの程度反応するか」「ペンキ、シンナーにどの程度反応するか」など計30の質問があり、回答を集計して一定以上の点数がある場合、CSの可能性が高いと判定される。

国立公衆衛生院の調査は00年7月、無作為で選んだ全国の成人4000人を対象に面接方式で実施し、2851人(71.3%)から回答があった。その結果、CSの可能性の高い人は21人(回答者の0.74%)だった。

柳沢幸雄・東京大大学院教授(室内環境学)によれば、未成年まで考慮すると、100万人近くがCSである可能性を示す調査結果だ。自覚症状がなかったり、誤った診断をされているCS患者が多数潜在していると思われる。

毎日新聞のサイトでは既に元記事は参照できないが、ここ(シックハウス関連ニュース )ここ(環境問題関連ニュース)に記事は残っている。「シックハウス症候群の重症例である化学物質過敏症(CS)*1」とあるが、これはよく見られる誤りである。シックハウス症候群と化学物質過敏症はオーバーラップすることがあるものの、異なる疾患であるとされている。さて、ここで問題にしたいのは、約70万人という推計が妥当であるかどうかである。そもそもが化学物質過敏症は、定まった定義や診断基準がなく、公認された疾患ではないQuackery(インチキ医療)について情報を提供しているサイトであるQuackwatchでは、多種類化学物質過敏症は"Questionable Products, Services, and Theories(疑わしい製品、サービス、理論)"の一つとされている(参考:Multiple Chemical Sensitivity:A Spurious Diagnosis)。


さて、「国際的に信頼度が高い」問診票に関して、記事が出た直後に、毎日新聞あてに

・何をもって、「国際的に信頼度が高い」と判断されたかご教示ください。

・「国際的に信頼度が高い」ことを裏付ける資料、できれば国際的な医学雑誌に掲載された論文などがございましたら教えてください。

という問い合わせのメールを実名・当時の所属組織を記入して送ったが、返事はなかった。毎日新聞の元記事では、この問診票が具体的に何なのかは明示されていなかったが、化学物質過敏症患者のスクリーニングのために開発された調査票であるQEESI (Quick Environmental Exposure and Sensitivity Inventory)のことであった。ちなみに、2003年1月にMEDLINE(医学論文データベース)で"QEESI"もしくは"Quick Environmental Exposure and Sensitivity Inventory"で検索したところ、該当する論文は0件であった。QEESIは、EESIの簡易版であるとのことで、"EESI"でも検索してみたが、こちらは同一著者による2件のみ引っかかった。「国際的に信頼度が高い」「米国の一般的な判断基準となっている問診票」にしては奇妙な結果である。化学物質過敏症を提唱している臨床環境医(Clinical ecologist)というグループの間でのみ受け入れられているだけであって、特に国際的に信頼性が高いわけでも、米国で一般的な判断基準になっているわけでもないと私は思う。

日本語の医学論文検索エンジンで「内山巌雄」「化学物質過敏症」等のキーワードで検索してみたところ、「QEESI調査票を用いた化学物質過敏症の全国調査」という論文が検索できたので入手してみた。この論文では、QEESIの「Chemical Exposure(化学物質曝露による反応)」「Other Exposures(その他の化学物質曝露による反応)」「Symptom(症状)」の3項目各10問、合計30問について調査を行い、スコアがカットオフ値以上の人を化学物質に対する感受性の高い群としてスクリーニングし得るとしている。結果は、3項目とも基準を満たしていたのは回答者中の0.74%(2851人中21人)であったとのことである。毎日新聞の記事では、この0.74%に、成人の総数をかけて、「約70万人」という数字を出してある。しかし、QEESI調査票の妥当性、つまり、「回答者中の0.74%」が、本当に微量の化学物質によって症状が誘発されるかどうかの検証はなされていない。「QEESI調査票を用いた化学物質過敏症の全国調査」から引用する。

特にスコアについては、本調査では実際にCSと診断されたと回答した23名(0.7%)の内、実際に同基準を3つとも満たしている人は1名のみであり、CSと診断された人の半数以上が基準を1つも満たしていなかった。3項目のそれぞれのカットオフ値を超えた人の割合は、CSと診断された人の方がCSでない人と比較してやや高かったが、差はそれほど大きくなく、感度・特異度ともに課題を残しているように思われ、今後の検討課題である。

化学物質過敏症の診断が正しくなされていないか、QEESI調査票では化学物質過敏症を正しく診断できないか、どちらか(もしくは両方)だと思われる*2。いずれにせよ、現状で「化学物質過敏症:成人患者推計70万人」という数字は妥当ではないと私は考える。調査を行った内山巌雄・京都大大学院教授からして、「感度・特異度ともに課題を残しているように思われ」と書いているのだ。QEESI調査票で高いスコアの人は、身体的・精神的な問題をかかえている可能性が高いと思われるので、なんらかの対策は必要であろう。しかしながら、化学物質の曝露のみが原因であると決め付けるわけにはいかない。化学物質過敏症とされている人が、主観的には化学物質の曝露によって症状が悪化するように感じられても、ブラインド条件下では化学物質を負荷されても症状は誘発されないからである。アカデミックな場所では化学物質過敏症の存在自体すら議論になっているというのに、成人患者70万人という数字だけが一人歩きしている(参考:"70万人" "化学物質過敏症"でGoogle検索)。

*1:厳密には化学物質過敏症(Chemical sensitivity)と、多種類化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity)も異なる疾患とされるが、大きな影響がないので本エントリーでは区別しない

*2:化学物質過敏症と診断されたが、治療によって調査時には改善していたという可能性もある。しかし、化学物質過敏症の治療は原因とされる化学物質からの回避が主で、調査票にあるような症状や化学物質曝露による反応を改善させるような治療は考えにくい

MikeMike 2009/07/26 09:39 他の記述中、木が燃える時ホルムアルデヒドが発生するとナトロム氏が解説していることに感心した。患者はそこが知りたいのだ。
例えば、私などは頭痛で覚醒した直後に野焼の臭気を感じ取った。
患者は睡眠時というブラインド検査よりも無防備な条件下で反応を示している。
ナトロム氏のように噛み砕いて解説を施す医師の存在がなければ、この事実は明らかにならない。
他説の批判を繰り返すのみで現状の患者と向き合わない医術者が跋扈する中、この青年医師は見どころがある。
他説の批判をすることは容易い。
だがそれだけではただ、自ら解明する能力を持たないことの隠れ蓑にすぎない。
そんな見苦しい医術者がどれだけいるだろう。
ナトロム氏のように患者に寄り添う姿勢を忘れず、真理を追究する姿勢こそが尊ばれる。

pikapika 2009/10/30 13:54 こんにちは。
昨日、国会会議録を読んでいて驚くべき事実に触れ、NATROMさんの関連エントリーを、今読み返していたところです。

>現状で「化学物質過敏症:成人患者推計70万人」という数字は妥当ではないと私は考える。

>成人患者70万人という数字だけが一人歩きしている。

「平成21年06月16日 参議院 環境委員会 10号」で、公明党の加藤修一議員が、案件「化学物質過敏症に関する件」ということで、化学物質過敏症の病名登録について質疑されました。以下は、厚生労働省大臣官房(審議官 医療保険 医政担当)榮畑潤氏との質疑応答の一部で、国会会議録からの引用です。

「○加藤修一君 これは、対象者は現在どのぐらいいるというふうに調査は進んでいるんでしょうか。

○政府参考人(榮畑潤君) 化学物質過敏症の患者数そのものについてのきちんとした調査がなく、私どもとしても患者数そのものを承知しておるところでございませんが、平成十二年に当時の国立公衆衛生院、これ、現在では国立保健医療科学院となっておりますが、これが行った調査によりますと、全国の二十歳以上の男女二千八百五十一人中で化学物質に対する感受性の高い人が二十一人で約〇・七四%であったという調査結果があるというふうに承知しておるところでございます。

○加藤修一君 報道によると七十万人という数字が出ていますけれども、これはどういうふうに理解したらいいですか。

○政府参考人(榮畑潤君) 確かに新聞報道では七十万人というふうに書かれておるところでございますが、先ほど申しました平成十二年の国立公衆衛生院で行った調査そのものには先ほどお答えしました〇・七四%という数字しかございませんでして、七十万人という記述はなく、これ、私どももどこから出てきたのかというのは実は承知しておらないというのが率直なところでございます。
 以上でございます。」

患者数推定約70万人というのは、臨床環境医によってきちんと調査されて出された数字でもなければ、公式な国の見解でもなく、国も、「どこから出てきたのか承知していない」というような数字だったのですね。
単に、0.74%に成人の総数をかけただけの数字だったのですね。

ゆっくり休もうと思ったのですが、会議録のショックな内容に、思わずコメントしたくなりました。

2005-03-26 楽しい休日 どんぐり村

[]どんぐり村 どんぐり村を含むブックマーク

先週は地震でお出かけがキャンセルになったので、気を取り直してどんぐり村へ。ヒヨコが目的の一つであったが、防疫上の理由だかで、にわとり広場は閉鎖中。うさぎの広場へ行くと、やる気のないウサギが6-7匹。別にここのウサギはさわれるわけではない。金網の外から餌をやるだけだ。ウサギにとってはハッピーな環境だが、ちょっと物足りない。

今日のチビのヒットは、長い滑り台。それはそれは長い滑り台で、お尻が火傷しないように敷物が準備されているくらい。こいつを8回くらいはしたか。当然、大人も付き合って登らなければならない。何回やってもタダだからいいか。それとグルグル回るヤジロベエのような遊具。これもタダ。お金はかかんなかったけど、結局動物とはほとんど触れ合わなかった。

ホークスの開幕戦を見損ねたけど、まあいいか。

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2005-03-23 カツ丼カツ抜きで

[]カツ丼カツ抜きで カツ丼カツ抜きでを含むブックマーク

3月22日の天声人語で、小泉首相の食生活について触れていた。

折々に小泉首相が「食生活の大切さを子供たちに教えたい」と訴えている。施政方針演説でも2年続けて、「食育」の問題を取り上げた。そう言う首相は、どんなものを食べているのだろうか。

朝刊の「動静」欄から首相の晩餐(ばんさん)先を拾うと、際だった傾向が浮かび上がる。とにかくイタリア料理が多い。同じ店に中2日の間隔で通うこともある。これに中華が続く。伊・中・和の輪番が基本のようだ。韓国や中東、ロシアの料理は皆無に近い。地域の偏りが目についた。

首相官邸の担当記者によると、朝と昼は純和風という。朝食はご飯にみそ汁、大根おろし、ちりめんじゃこというのが定番で、お昼はだいたいソバらしい。「ギョーザに目がない」「生野菜は大の苦手」「たくあんやキムチには目もくれない」「カツ丼のカツは全部残す」。そんな目撃証言もある。かなり好き嫌いがあるようだ。

「ギョーザに目がない」。これはいい。「生野菜は大の苦手」。好き嫌いはどうかと思うが、まあいいだろう。「たくあんやキムチには目もくれない」。これもまあよい。しかし、問題は次だ。

「カツ丼のカツは全部残す」

カツ丼を頼んでおいて、カツを残すのか。だったらなぜ、カツ丼を頼むのか。最初から玉子丼にしておけばよいのではないか。それとも、頼んでもいないのにカツ丼が出てくるのか。メニューを選択する自由も首相にはないのか。天声人語の中の人も突っ込めよ。「地域の偏りが目についた」などという阿呆なこと言っている場合じゃないだろう。憤懣やるかたない私は、妻の意見を求めた。

妻 「コレステロールやら中性脂肪やらが高いのを気にしているんじゃないの」

私 「だったら、はじめからカツ丼を注文するべきではないのではないか」

妻 「きっと、カツ丼を注文して、待っている間に採血の結果が出たんだよ」

謎は解けました。

wadjawadja 2005/03/23 23:26
どうでもいいことかもしれないが、中東料理って、生まれてこのかた食ったこと無い。
「天声人語の中の人」ってなにさと突っ込みいれようかと思ったが、中の人のリンク先を見て、妙に納得。日本語は進化するのね。

ハッターハッター 2005/03/24 20:38 エジプトで外交官御用達だというレバノン料理レストランで食事をしたことがあります。あれが本場の味ならば、ものすごい塩分量でした。きっと汗をかくからなのかしら…。

wadjawadja 2005/03/24 21:22 うらやましい。アフリカは故郷なのに行ったことがない。暑い所といえば、ブラジル料理もーシュレスコしか食してませんがーしょっぱいですな。

たまごちゃん (^-^)ノたまごちゃん (^-^)ノ 2005/03/25 12:40 私は善い人なのでカツ丼の衣はすべて残すと書きたかったのだろうと、善意に解釈してあげました。

ウミユスリカウミユスリカ 2005/03/25 21:24 カツ丼の件ですが、閣僚の会合などで全員一律カツ丼が弁当で出されて・・・というケースの可能性もありそうですね。

VesselVessel 2005/04/18 09:29 奥様の自由な発想に脱帽です。素晴らしい。

XX 2011/05/11 21:12 > 「ギョーザに目がない」「生野菜は大の苦手」「たくあんやキムチには目もくれない」「カツ丼のカツは全部残す」

歯が弱くて、固いものは食べられないのでしょう。キムチとはカクテキのこと。カツ丼とは安物の冷えたカツ丼の、固い肉の部分のこと。

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2005-03-21 お粥占いで地震予知

[]地震その後 地震その後を含むブックマーク

昨日は遊びに行く予定があったのだが、当然取りやめ。テレビをつけっぱなしで、一日中ゴロゴロしていた。玄海島はたいへんそうだったけれども、うちの近所はとくに混乱もなし。セブンイレブンの公衆電話に行列ができていたくらい。交通機関については、一般道路を通るバスがほとんど影響なし。タクシーはつかまりにくかったそうだ。意外だったのは、飛行機があっというまに飛んでいたのに対し、地下鉄が結構長時間止まっていたこと。大雪や台風でも地下鉄は止まらなかったので、地下鉄は大丈夫という印象があったのだが、地震には弱かったとみえる。

あと、脆弱だったのは電話。午後の結構遅い時間までつながらなかった。こういうときに病棟の患者さんが急変したらどうするんだろうなあ。幸い、今の私の受け持ち患者さんは安定している人ばかりだった。もしかしたら怪我人が運び込まれたかもしれんが、私が行っても役に立たないし。ガス・電気・水道は、うちではまったく問題なし。インターネットもつながった。これ、平日だったら、家との連絡はネット経由でとっていただろう。

地震の前触れに関してはまったく思い当たりなし。井戸水が濁るとか、変な雲が出ていたとか、動物が騒いだとか、頭痛がしたとか、まったくなし。母は「そういえば、昨日うちの金魚が一匹死んでいた。なんで死んだが不思議だったけど、地震の前触れだったんだ」とか言っていた。金魚ぐらいは地震が起こらなくても死ぬだろ。掲示板でwadjaさんが紹介してくれた記事が、結構すごい。


■とぴっくす:お粥試しは「地震に注意」 /佐賀(毎日新聞 3月16日朝刊)

 みやき町白壁の千栗八幡宮(東正弘宮司)で15日、おかゆに生えたカビの色や大きさで今年の運勢を占う恒例の「お粥(かゆ)試し」があった。

 おかゆは2月26日に炊いて本殿に奉納していたが、寒い日が続いたせいかカビが少なく「平年並みの穏やかな年になりそう」と東宮司。神器にはしを十文字に渡した方角では、筑前、肥後、筑後、肥前の順に運勢が良く、農作物の出来もまずまずという。

 ただ珍しく「地震に注意」と出たため、東宮司は「心を落ち着けて良い年になるよう祈りましょう」と参拝者に呼びかけた。

産経にも記事が。■春祭りのお粥占いで地震“予知”? 5日前に佐賀の八幡宮で

ドーキンスが「虹の解体」で言っていた、ペトワック(Population of Events That Would Have Appeared Coincidental ”本来偶然にすぎないのに、なにか関係があるように見える事象の集合”)の一例なんだろうけどね。

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2005-03-20 福岡で震度6弱の地震

NATROM2005-03-20

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福岡は台風は来るが比較的地震の少ない都市だ。と思っていたら、今日の11時前に家が揺れた。結構揺れてびっくりした。これまで経験した中でもっとも強い地震だ。チビは「かぜでゆれてるんだよ」。いやいやそれ違うから。地震というんだ覚えておけ。とりあえず、怪我などなし。水槽の水がこぼれた。本棚の本が若干落ちた。一番の被害は、屋根瓦が落ちた。植え込みを直撃(写真)。台風でも大丈夫だったのに。テレビをつけたら、福岡で震度6弱、マグニチュード7.0だと。こういうときNHKは役に立つよな。

wadjawadja 2005/03/20 13:29 >こういうときNHKは役に立つよな。

そ、あと一般受けしないドキュメンタリーとかね。だから皆さん受信料は払いましょう(笑

RYU_TI_SYURYU_TI_SYU 2005/03/20 17:14 玄海島もそうじゃが、福ビルもたいへんなことになっとるのう・・・
と、いいつつ、雑餉隈界隈を通っていたらファッションヘ○スが通常通り営業中。
日本ってすごい国じゃな。

クハ72クハ72 2005/03/20 18:31 たまたま立ち寄ったビックカメラのテレビで見てびっくり。地震と九州は今一結びつかん。

RYU_TI_SYURYU_TI_SYU 2005/03/20 20:38 お、また揺れた・・・

KosukeKosuke 2005/03/21 18:55 わが社の福岡支店は書類キャビネット(床レール式)が転倒したらしく、カタログ類が散乱している模様。
去年設計が終わったのに改築途中でプロジェクトが頓挫している薬院の某病院、建物が古いだけに心配です。

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2005-03-19 利己的遺伝子はまったくのフィクションなんだって

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■ヒトはなぜするのか WHY WE DO IT : Rethinking Sex and the Selfish Gene ナイルズ・エルドリッジ (著), 野中 香方子 (翻訳)

まだ未読なんだけど。アマゾンによる「出版社 / 著者からの内容紹介」から引用

ドーキンスの「利己的遺伝子」はまったくのフィクションだ!

ヒトは遺伝子を残すためだけにセックスするのではありません。

男と女の関係は“遺伝子の欲求”で片付けられるほどシンプルでもないし、セックスの目的も多岐にわたります。

われわれの行動は遺伝子に支配されてなどいないし、そしてもちろん、浮気も遺伝子のせいではないのです。

遺伝子決定論者によれば人間のオスは遺伝子をばらまくために浮気をするのだそう。

けれども子どもを作るために浮気をする男女はほとんどない。

なぜならヒトは遺伝子を残すためだけにセックスをしているわけではないから。

ましてやヒトの一生が遺伝子の運搬だけに捧げられているなんてあり得ない。

本書はドーキンスの「利己的遺伝子」の矛盾を指摘して、何のためにヒトが生き、セックスするのか、その真実を解き明かします。

「ヒトは遺伝子を残すためだけにセックスするのではない」ってのはその通りだね。「われわれの行動は遺伝子に支配されてなどいない」ってのもその通り。しかし、そもそも、「ヒトは遺伝子を残すためだけにセックスしている」とか、「われわれの行動は遺伝子に支配されている」とか主張している進化生物学者っているのか?少なくともドーキンスは、遺伝子決定論者ではない。まともな進化生物学者の中に、遺伝子決定論者は存在しない。

まあ確かに、竹内久美子のように、むやみに人間の行動を適応的な論点から説明したがる連中はいる。そういうのは批判してよし。ドーキンスを引用して、こうした遺伝子決定論的な主張を批判することだってできる。遺伝子決定論が正しいかどうかと、利己的遺伝子という考え方がフィクションであるかどうかとは別問題だ。引用した内容紹介は、ドーキンスの主張を誤解した上で書かれている。架空のわら人形を批判しているだけ。

著者のナイルズ・エルドリッジは、数少ない「グールド派」に分類されるが、信頼できる進化生物学者だ。日本の出版社が、ヘボヘボな紹介をしてしまった可能性が高いように思う。エルドリッジもドーキンスも、ヒトの性行動が遺伝子に支配されていないという点については合意するであろう。また、かつてヒトの性行動がダーウィン的な進化をとげてきたこと、つまり、性行動について遺伝的な差異が現在もあるか、もしくは過去にあったことについても合意するであろう。もしかしたら、現在のヒトの性行動にどのくらい遺伝的な影響があるかについては、意見の相違があるかもしれない*1。だとしても、利己的な遺伝子によって説明可能な範囲がどの程度であるかという問題であって、利己的な遺伝子がフィクションということにはならない。水星の近日点移動がニュートン力学の説明の範囲外であるからといって、ニュートン力学がフィクションということにはならないのと同じ。

*1:実際にはこの点についてもほとんど意見の相違はないのではないかと思う。ドーキンスは、遺伝子決定論が誤りである例として、避妊を例に挙げた。ドーキンスは、ヒトの行動がどのくらい利己的遺伝子で説明できるのかという問題にはあまり興味を持っていない。むしろ、将来を見通す能力によって、自己複製子ではなしえない短期の利益を犠牲にして長期的な利益をとることができることを強調しているくらいで。

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2005-03-17 アドレナリンを求める人々

[][]アドレナリンを求める人々 アドレナリンを求める人々を含むブックマーク

アドレナリンは、「暴力ホルモン」「攻撃ホルモン」とか言われ、子どもがキレル原因物質として非難されている(参考:■アドレナリン キレルでGoogle検索)。その一方で、積極的に摂取したいと思っている方々もいるようで。人力検索サイトはてなの質問より。

副作用がどうとか器の小さいことは言いません、アドレナリンとノルアドレナリンを摂取したくらなるべく強力なものを購入したいです

http://www.hatena.ne.jp/1108805753

いったい何でまたアドレナリンを摂取したいのかというと、「仕事場に行くのがしんどい」ためとのこと。島本和彦のマンガを読むとか、ロッキーのテーマを聴くとかでは駄目なのだろうか。答えもイロイロあって面白い。医療従事者がまず考えるのはボスミン(エピネフリン注射薬の商品名)だろうが、「なかなかハードルが高いですね」とのお答え。まあ、一般の人は入手困難であろう。普通は、こんなもん処方されないだろうし。実はアドレナリン注射薬を処方してもらう方法はないこともないのだが、さすがに答えの中にそうしたものはない。だいたい、アドレナリンを注射したところで、一時的に血圧と脈拍が上がるくらいで、仕事場に行くしんどさを軽快させる力はなかろう。害だけあって、益はない。

イロイロある答えの中に、カプサイシンがあった。「脂肪燃焼を促すホルモン・アドレナリンを分泌させる最もメジャーなダイエットサプリメント」らしい。仕事へ行くしんどさを改善させる効果があるかどうかはわからないけれども、まあアドレナリン注射よりかはマシかもしれない。しかし、カプサイシンがいいんだったら、インスリンもいいのか?低血糖を起こさせると、カウンターホルモンとしてアドレナリンは分泌されるぞ。確か、マスターキートンでそのネタやっていた。いやいや、いっそのこと砂糖をなめるというのはどうか。砂糖はアドレナリンの過剰分泌を促して子どもがキレル原因になるのだそうで。

他にはその名も■アドレナル*1という栄養補助食品もある。なかなかスゴイ。

ストレスが貯まると副腎への負担が大きくアドレナリンの生産に問題が起きてくるといいます。

アドレナリンを補給してパワー全開でいきましょう。

この商品のスゴイところは、1粒中に、「●全副腎 150 mg●副腎皮質 80 mg」が入っているところ。副腎皮質入っちゃいかんだろ。売っていいのかこれ。ステロイドだぞ。

*1:URL:http://www.melax.net/new/shop/PEAR6.shtml

たまごちゃんたまごちゃん 2005/03/18 20:14 トレドミンじゃダメなのか?って書こうと思ったら、すでに同じ事を答えている方がいますね。
一意的な目的はアドレナリンを食うことではなくしんどさを取り除くことだから、トレドミンでよいのではないかと思う。
「アドレナリンとノルアドレナリンを摂取したい」って、んなもん食ってどうするんじゃー!!と思う反面、なんとなく気持ちは分からなくもないのであった。

wadjawadja 2005/03/20 00:38
そうか、エピネフリンってアドレナリンのことだったんだ。ひょっとしてアナフィラキシーに対して投薬したりします?ピーナツアレルギーのの子供を持つ親が何かの使い捨て注射器を持ち歩いてたけど、ひょっとしたらこれだったのかな?

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2005-03-15 「恐竜から鳥へ」進化ゲーム

[][]こうして僕は恐竜時代を旅するようになった こうして僕は恐竜時代を旅するようになったを含むブックマーク

■ 「恐竜から鳥へ」進化ゲーム*1

恐竜博2005にやってきた、なにげに「系統図」なんて言葉を知っている少年。特に理由もなくタイムスリップして恐竜の時代に迷い込んでしまった。元の世界に戻るため恐竜とのクイズバトル(注:間違っても別にペナルティはない)に挑む。「子どもからマニアまで楽しめる作り」になっているらしいぞ。

*1:URL:http://www.asahi.com/dino2005/evolution/index.html

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2005-03-14 野球拳に意識の進化を想う

[][]野球拳に意識の進化を想う 野球拳に意識の進化を想うを含むブックマーク

ニコラス・ハンフリーは、その著書、■内なる目―意識の進化論の中で、人の意識は自分と似た他者の行動を理解するために進化したのかもしれない、という仮説を展開している。

もし、意識がそもそも何かに対する解答であるとするなら、それは人類(おそらくは人類だけ)が遭遇しなければならなかった生物学的な試練に対する解答でであったに違いない。その試練は、他の人間の行動を理解し、反応し、操作しなければならないという人間の必要性の中に横たわっていたのではなかろうか?(P78)

はい、それはそれとして、うちのチビの話なのだが、人並みの男の子ぐらいには活発で、よって人並みに怪我をする。怪我っていっても、かすり傷だ。バンソウコウもいらないようなものだが、普段は痛みを忘れていても、風呂に入るときにしみて痛がる。風呂に入りたがらなくて往生する。無理矢理脱がして無理矢理風呂に入れるという手段もあるのだが、それでは芸がないので、風呂に入るときにちょっとした遊びを行うことにした。ジャンケンをして、負けたほうが服を脱ぐという、要するに野球拳。チビも、全裸になったらしょうがなく風呂に入る。

さて、発達段階においてジャンケンの戦略が変化してきて面白い。ちょっと前までは、「グーをだしてね」と大人に言っておいて、自分はパーを出していた。これを戦略といっていいものかどうかはともかく、大人のほうが着ている服が多いので、ちょこちょこ負けてやると機嫌よく遊ぶのでちょうどよかったのだ。それが最近では、「ぼく、パーをだすよ」と言っておいて、グーを出すようになった。「『パーを出す』と言っておく」→「『チョキを出すとチビに勝つ』と大人が考えるだろう」→「グーを出すと勝つ」という推論ができるようになったってことだ。

こうした駆け引きは高度なものであるのには違いなく、数ヶ月前まではまったくできなかったのだ。まさしく、「他の人間の行動を理解し、反応し、操作しなければならない」という必要性が、こうした行動をとらせるようになったのであろう。我々の祖先たちも、野球拳ではないだろうが、やはり他人の行動を推測し、操作する必要があったのには違いない。子の成長を見るのはうれしいものである。ただ、ジャンケンをして服を脱ぐ遊びをしているなどと、保育園の先生には言うものではないぞ、チビよ。

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2005-03-13 進化論のみ教えているのは日本だけ?

[][]進化論のみ教えているのは日本だけ? 進化論のみ教えているのは日本だけ?を含むブックマーク

日本以外の先進国では。創造論と進化論と同じカリキュラム数教えています。

http://nexus.way-nifty.com/diary/2005/02/0201_.html#c1518141

欧米の教育では、創造論と進化論は同じ時間数教えることになっているそうですが、そうしますと科学者も含めて80%の人々が創造論を信じ、20%の人々が進化論を信じているそうです。

一方日本の教育現場では、進化論しか教えないので、欧米とは対象的に、80%の人々が進化論を信じているようです。

http://nexus.way-nifty.com/diary/2004/10/1012__1.html

いったいどういうわけだか、上記引用したような誤解が、キリスト教徒に限らず広くみられる。創造論者による宣伝がうまくいっているということなのだろうか。実際には、アメリカ合衆国においても、公立学校では創造論は教えられていない(私立学校では別)。アメリカ合衆国以外の欧米諸国においても、公的な教育で創造論が教えられているところは、私の知る限りはない。

「欧米では科学者も含めて80%の人々が創造論を信じている」というのも、言いすぎである。確かに、アメリカ合衆国において、一般市民の間では創造論を支持する割合はかなり多い。しかし、アメリカ合衆国であっても、狭義の創造論を支持する科学者はほとんどいないだろう。「狭義の」というのは、進化を否定する形としての創造論である*1。また、ヨーロッパ諸国においては、状況はどちらかというと日本に近い。


■生物科学Volume 56,No.1の鵜浦裕の記事から。

国際比較:「ヒトは下等な種から発達した」という意見に賛成する人の国別の割合と順位
国名順位割合%
ドイツ91.5%
日本90.1%
デンマーク89.1%
スウェーデン86.4%
オーストラリア83.6%
ポルトガル83.1%
ブルガリア79.4%
イギリス78.3%
チェコ76.8%
スロバキア1075.9%
スペイン1173.5%
アメリカ合衆国1446.2%

「進化論のみ教えているのは日本だけ」という誤解が広がっている理由のひとつは、1970年代のアメリカ合衆国の一部の州における授業機会均等法であろう。公立学校において、進化論と創造科学を同じ時間だけ教えようとする法律であるが、1987年に違憲判決がなされている。それ以降は、アメリカ合衆国においてすら、創造論と進化論は同じ時間数教えられているということはない。1987年以降は、創造論運動は、創造論を教室に持ち込もうとする代わりに、進化論を教室から追い出そうとした。その一つが、1999年にカンザス州において州教育委員会が教育課程から進化論とビッグバン理論を外した決定である。アメリカ合衆国の科学者であるグールドはこう書いている。

■タイム (米国版) 8月23日号 VIEWPOINT

進化論に対して政治的な関わりを持ち、このように もめ続けている国は 西側諸国には見当たらない。 -- 何の論争も無しで、基本的な一つの課目として教えられている。 それらは全て、我々と社会文化的伝統を同じくする国々である。

長期にわたる 嘆かわしい アメリカの反知性主義の歴史の中での、この出来事で、何故騒がなければならないのか。 私が指摘したいのは、我々が 国を愛する米国人ならば、バツの悪さで消え入ってしまうべきなのだ。 つまり科学技術の新しい一千年期の夜明けにおいて、我が国の中核地域の、ある区域が、人類の偉大な発見の一つを抑圧する道を選択してしまったのだ。

進化論とは些末なものではなく、全ての生物科学を組織化する基幹である。西洋の伝統では、聖書やシェイクスピアを読んだ事の無い人間は、教育を受けたとは見なされない。 そして進化論について無知な者は、科学を理解するとは見なされないのだ。

少なくとも欧米諸国では、生物の由来に関するもっとも確からしい科学的仮説、つまり、進化論が教えられている。例外は、アメリカ合衆国の一部の州だけであり、その一部の州についても、科学者らの働きかけによって創造論運動は後退を余儀なくされている。最近の運動で言うと、創造論運動にできたことは、創造論を教室に持ち込むことでもなく、進化論を試験の範囲外にすることですらなく、進化論を疑う但し書きを教科書につけることだけである。しかも、すぐに違憲判決がくだっている(■進化論を疑うステッカーは憲法違反)。「日本の常識は世界の非常識」と言われるとなんとなく信じちゃう人もいるかもしれないが、こと進化論教育に関しては、「アメリカ合衆国の一部の州の常識は、世界の非常識」である。

*1:つまり、「神様は進化という手段を用いてさまざまな生物を創造した」という主張は「狭義の創造論」ではない

nobuotakahashinobuotakahashi 2005/03/14 18:16 個人のブログにつけられたコメントの話なので、「何書いたっていい」ようなものですが、大まじめで書かれちゃうと、「やっぱり日本は特別なのか?」なんて思ってしまう人がいるでしょうね。他によりどころのない人にとっては、このページに書いてあることと、あちらに書いてあることと、どちらが正しいのかなんてわかりませんから。

hopefullhopefull 2005/06/21 00:59 こんばんわ☆コメントありがとうございます。
討論をしたいと思って書いた日記ではなかったので、その日記自体を削除させて頂きました。

>というのは事実でしょうか。私の理解するところでは、アメリカ合衆国を含む先進諸国で
創造論教育を義務付けている国はありません。

『国』とは書いてないですよ〜(^_^)
アメリカ合衆国のたくさんの州でと聞いています。

科学者が、調べていく中で、否定できない存在を信じたという話を沢山聞いています。
お名前を挙げていくのもいいと思うのですが、そこまでしないといけないのでしょうか?何か義務のように感じて疲れてしまいます。日記ですし、むやみに人に信じて欲しいと思いながら書いていないので、そこまでしたくありません。

>1980年代に、アメリカの一部の州に
おいて、創造科学を進化論と同じ時間数教えることを義務付けた法律は、「宗教を科学の時間に教えてはならない」という理由で違憲と判断されました。

創造論は宗教を教えることになるんですか?
でも現在アメリカのある州で進化論も教えられているのは事実ですよね?
それに、創造論を信じるも信じないも個人に委ねられていると思います。
ただ、知る権利は誰にでもあると思います。
知って選択したり、考えたりすることは誰でもしてもいいと思います。
わたしは信じていると書いただけですよ☆

NATROMNATROM 2005/06/21 09:51 こちらとしても討論をしたいのではなく、誤った記述を改めていただければそれでよかったのですが。

>アメリカ合衆国のたくさんの州でと聞いています。

アメリカ合衆国において、創造論教育を義務付けている州はありません。


>科学者が、調べていく中で、否定できない存在を信じたという話を沢山聞いています。

「否定できない存在を信じた」ということと、「創造論を信じた」ということは異なります。創造論を信じてる科学者はほとんどいません。インテリジェント・デザイナー説を信じている科学者もほとんどいません。hopefullさんが何を書こうと自由ですが、オープンな場所で根拠のないことを書けば、ツッコミが入ってもしょうがないのではないでしょうか。それがいやなら、非公式のブログに書けばよろしいと思います。

創造論は宗教を教えることになります。それとも、創造論は科学だとお考えですか?進化論が教えられているのは、当然のことです。生物学を教えようとするときに、現代生物学の根幹を教えないわけにはいきませんから。また、知って選択したり、考えたりすることは誰でもしてもいいですよ。公的な教育の場で、科学の時間に、科学でないものを科学だと称して教えることはいけないと言っているのです。

hopefullhopefull 2005/06/21 16:09 日記自体に『科学者が創造論を信じた』という言葉を書いた記憶はありませんが、(否定できない存在を信じたと書きました。)私は、科学者の中に一人も神を信じている人がいないと決め付けられるのも良くないと思います。実際、何人かのお名前を伺っています。

NATROMさんのようにおっしゃる方がいらっしゃるということがわかったので、もう日記に進化論については、書かないので安心してください。

創造論と進化論両方を教えるように義務付けられた州があるという情報は嘘なんでしょうか?
教えられていないという根拠があるなら、私も教えて頂きたいです。

オープンな場所と言っても、私のブログのようなところにわざわざ来る方はほとんどいらっしゃいませんし、みなさん自分の意志や考えを持ったしっかりした方ばかりだと思います。自分が信じているものは信じるし、自分と他人の境界線をしっかり持った方ばかりだと思っています。

私は私の信じている方を通して、一人一人の命の存在は必然だと思っているということを言いたかっただけです。

hopefullhopefull 2005/06/21 17:16 全ての発言について削除して頂きたく思い、お願いいたします。
大変失礼致しました。お願い致します。

NATROMNATROM 2005/06/21 19:21 科学者の中に神を信じている人はたくさんいます。でも、そうした人たちのほとんどは狭義の創造論は信じていませんし、インテリジェント・デザイナー説も信じていません。加えていうならば、キリスト教の神を信じず、進化論を信じているからといって一人一人の命の存在を軽視しているわけではありません。hopefullさんの日記は既に削除されてしまっているので確認はできませんが、インテリジェント・ビーイング=創造論という記述、および、科学者の多くがインテリジェント・ビーイングを信じているといった記述があったと記憶しています。

私は、信仰と疑似科学は区別されるべきであると考えています。信仰を肯定することと、科学的に根拠のない学説を科学の時間に教えることを強要することとは異なります。また、しばしば善意によって、誤った情報が流布することにも危惧をおぼえています。公表された意見に対し、疑問を投げかけ、あるいは対話を行うことで正しい情報にいきつくことができればよいと考えています。テレビや新聞では、誤った情報が公開されて場合、疑問を投げかけても無視されればそれで終わりです。対話が可能であるということは、ブログの利点と考えます。

hopefullさんの日記については、削除するもしないも自由です(個人的には、削除ではなく、誤りを訂正すればより良かったと思う)。しかしながら、私のブログについたコメントについては、正当な理由(たとえば個人情報を誤って載せてしまった、等)がない限り、削除要求には応じかねます。いつでも発言をなかったことにできるシステムは、発言が無責任になりがちです。


>創造論と進化論両方を教えるように義務付けられた州があるという情報は嘘なんでしょうか?

嘘です。「創造論と進化論両方を教えるように義務付けられた州があった」ということは事実ですが、既に述べたように、創造科学を公的な学校で教えることは違憲と判断されました。なぜなら、創造科学は科学ではなく宗教であり、アメリカ合衆国では公的な学校で宗教を教えてはならないからです。詳しくは以下のURLをご参照ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96%E8%A3%81%E5%88%A4

hopefullhopefull 2005/06/21 20:41 お願いですから、削除して下さい。私は人と争うためにブログを作ったのではありません。あのブログは私にとっては過去の思い出を閉じ込めた大切なブログなのです。出来ればブログ自体を削除することは避けたいのです。この出来事のために精神的にかなり苦痛を感じています。ブログ上で創造論についての記述は一切しないことにしますから。お願いします。

NATROMNATROM 2005/06/22 08:50 既に述べたように、正当な理由がない限り、削除要求には応じかねます。hopefullさんにとってhopefullさんのブログが大切であるのと同様に、私にとって私のブログは大切なのです。私のブログは、オープンなもので、いつでも誰でもがコメントしたり、トラックバックをつけたりできるべきだと私は考えています。恣意的にコメントが削除されるようなことがあれば(たとえ発言者自身の要求によるものだとしても)、オープンであるとは言えません。hopefullさんのブログに関しては、hopefullさんの思う通りに運営なさってください。私のブログに関しては、私の方針で運営しています。議論が嫌なのであれば、hopefullさんがここを見なければよろしいと思います。

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2005-03-12 「九州大」吟醸

[]九州「大吟醸」 九州「大吟醸」を含むブックマーク

九州の大吟醸、一度は飲んでみたいものだ。


■九州大吟醸

九州大吟醸プロジェクトとは?

九大の学生や教職員からアイデアを募集し、

それを基に、九大ブランド・マークを使った地酒

「九州大吟醸」を造ります。

ん?九州大学の吟醸だから、九州大吟醸なのか?

onsenkozoonsenkozo 2005/03/13 00:00 masamicです。む。ということは、お酒のランクとしては「吟醸酒」なのか。なのに「大吟醸」と読めるのはちょっとお得w?

kab-logkab-log 2005/04/09 09:18 九州大吟醸の仕掛け人です。九州大の大吟醸です。まぁ、掛詞と言うか、ダジャレと言うか。
ちなみに、精米歩合が40%、吟醸しこみですから、十分、大吟醸の条件を満たしています。

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2005-03-07 カール・セーガン最後の著作

[]セーガン最後の著作 セーガン最後の著作を含むブックマーク

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■百億の星と千億の生命 カール・セーガン (著), 滋賀 陽子 (翻訳), 松田 良一 (翻訳)

高校生のとき、私にとってのヒーローは、アイザック・アシモフ、リチャード・P・ファインマン、そしてカール・セーガンだった。高校の図書室で彼らの本を読みまくって、今の私がある。3人とも、もうこの世にはいない。彼らの「新作」を読めるのは、これが最後であろう(といっても、アシモフの作品はまだ未読のものがたくさんあるのだが)。

第一部と第二部はやや内容が古い。二酸化炭素による地球温暖化や、フロンによるオゾン層の破壊に警告を発している。第三部とエピローグがもっとも興味深く読めた。たとえば、第14章は、1988年にアメリカ合衆国とソビエト連邦の両国の週刊誌に掲載された記事だ。ソ連の崩壊以前の、ゴルバチョフがペレストロイカを進めていた頃だ。セーガンは「両国民にショックを与えたいと考えたので、記事の検閲をしないという保証をどちらの国にも要求した」。さすがにソ連側の雑誌に掲載されるときには検閲をされたのだが、どの部分が検閲されたのか明示されていて面白い。

第15章では妊娠中絶の問題を扱っている。日本ではそれほどでもないが、アメリカ合衆国においては、胎児の「生存権」と母親の「選択権」をめぐって争いが起きている。新生児を殺すことは殺人であるのに、出生直前の胎児であれば殺してよいというのは筋が通らない。一方、受精卵から人とみなし、たとえレイプによる妊娠であろうとも一切の中絶はまかりならぬ、というのもどうか。どこかに線を引かなければならないが、どこで線を引けばよいのか。セーガンは現実的な妥協点を探っている。

骨髄異形成症候群に罹ったセーガンは、化学療法と骨髄移植によって命を永らえるが、数度の再発を経て、1996年に亡くなった。エピローグは、セーガンによるものではない。セーガンのパートナーのアン・ドルーヤンによるものである。セーガンとのなれそめと、別れについて書かれている。セーガンは最期まで、来世や天国を信じなかった。しかし、懐疑主義者が死を無に帰するものと考えているわけではない。セーガンは亡くなってからもなお、多くの人にとって、闇を照らす灯火となっている。



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■ニセ科学に騙された?カール・セーガン

■科学と宗教は共存できるか

ハッターハッター 2005/03/10 14:02 NATROMさんはどうして物理学者にならなかったのだろう−とちょっと思いました。この3人は私にとってもヒーローです。ドーキンス聖職者協会にお入りになったのはいつごろだったのでしょう?

onsenkozoonsenkozo 2005/03/10 14:17 masamicです。カール・セーガンのTV番組「COSMOS」は最初の放送とその後のスペシャル・エディションをビデオにとって、今はDVDで保存しているくらいです。惑星協会にも入りました。物理学も目指しました。挫折しましたけど。このお三方は私にとっても重要な方々ですね。

NATROMNATROM 2005/03/11 16:54 物理学や数学については「ああ、私がどんなに頑張ってもコイツにだけは絶対に勝てないなあ」という人を知ってしまったのであきらめました。生物学だと、努力の量とか、幸運とかで、いくらかなんとかなるかもしんないと思っていました。

銀背銀背 2011/04/25 01:37 つまらん指摘で強縮ですが,骨髄異形成症候群ですね.

銀背銀背 2011/04/25 01:39 人の誤字を指摘しておきながら,
『強縮』は『恐縮』ですが,のマチガイですね.失礼しました.

NATROMNATROM 2011/04/25 08:28 ご指摘の通りですので、訂正いたしました。ありがとうございました。

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2005-03-05 歩行者の車道横断時の確認における非対称性についての一考察

[]歩行者の車道横断時の確認における非対称性についての一考察 歩行者の車道横断時の確認における非対称性についての一考察を含むブックマーク

車道に急に飛び出したら危ないので、きちんと確認するようにチビをしつけている。その成果もあって、今日もきちんと確認していた。

「ひだりみて、みぎみて、ひだりみて、みぎみて」

一回多いような気がする。「右を見て、左を見て、もう一度右を見て、それから渡る」と私は習ったぞ。いや待て、車は右からも左からも来るのだから、右だけ二度確認する意味はあるのか。念のために二度確認する必要があるのなら、左は一回だけよいのか。右だけ二回の確認が必要なエビデンスでもあるのか。チビのように、両側ともに二回確認するのが良い方法なのではないか。

このような仮説はどうか。日本においては車両は左側通行である。車道を歩行者が横切ろうとして、まず事故が起こる可能性が多いのは、歩行者から見て右から来た車によるものだ。左から来る車は、よしんば歩行者が急に飛び出たとしても、比較的余裕を持って止ることができる。ゆえに、車道を横断する際には、右側を二度確認し、さらに最後は右側を確認することが推奨されるのだ。この仮説は検証可能である。車両が右側通行の国では、「左、右、最後に左を確認して渡る」と教えられているであろう。

wadjawadja 2005/03/05 18:54 なんともおチビさんの様子が微笑ましいですね。おもわずニヤリとしてしまった。
現実問題として道路を横断する時、右見て左見て、再度右を見ながら渡り始めますね、wadjaの場合。道を渡り終わる頃には左を見てるので、標語はともかく、おチビさんのが正しいのではないでしょうか?
しつこく右左を確認するのは、関西人なもので信号を無視してるからなんですけどね(笑)

また、車が右側通行の国に着いた直後、いつもの癖で右を見ながら渡り始めて車にひかれそうになったこともあります。道を渡る時には、ちゃんとその場所にあった標語を口の中で唱えながら渡るようにしましょう。

http://www.nysgtsc.state.ny.us/kidswalk.htm#top

このページでは、

Always look both ways before you cross the street, by looking left, right and left again to make sure no cars are coming or turning into the crosswalk.

となってます。仮説は検証されました。

chirin2chirin2 2005/03/11 19:25 まさにひかれそうになりましたよ。

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