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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2005-05-28 天井裏の物の怪はヒヨドリ

[]天井裏の物の怪の正体 天井裏の物の怪の正体を含むブックマーク

最近、ときに天井裏で物音がする。「ねずみでもいるのかな?それともどんぐり好きのリスかな」などと思っていた。あまり気にしていなかったのだが、今日はやけに騒がしいため、とうとう天井裏を覗いてみた。

天井裏のヒヨドリ?の写真

ヒヨドリ?のヒナでありました。なんか屋根の下に巣をつくっていて、やかましかったのだ。しかし、このヒナ、どうしよう?捕まえて庭に放り出せばうまいこと育ってくれるのかもしれないが、天井裏は覗くのがせいいっぱい。とてもじゃないけど、捕まえることなどできない。このまま、天井裏で干からびるのを待つしかないのかな。

KosukeKosuke 2005/05/30 18:46 我が家も暖炉の煙突から野鳥が飛び込んできた事があります。名前は判らなかった。
しばらく窓を開け放しておいたら何とか飛び出していきました。ヤレヤレ。

wadjawadja 2005/05/31 00:11 これから梅雨ですから、そう簡単には干からびず悲惨なことになる悪寒。
何とか餌付けできんもんでしょうか?
あるいは手っ取り早く眠剤を餌に混ぜて捕虫網で拾い上げるとか…ダメ?

ゴリゴリ 2005/05/31 00:21 我が家の屋根裏にはコウモリがもう何年もいますね。たまに鳴き声がしますが、それほど気にしていません。これまでに3,4回部屋に入ってきたことがあり、最初はビックリしましたけど、今は慣れています。

鳥であれば、そのうち巣立っていくんじゃないですかね。来年また戻ってくることとかあるのかな。

NATROMNATROM 2005/05/31 11:57 天井裏のは、巣立ちビナという奴だったようで、無事に外に出られたようです。

wadjawadja 2005/05/31 23:55 えがっだー!

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2005-05-27 モルヒネは体に悪い?

[][]モルヒネは体に悪い? モルヒネは体に悪い?を含むブックマーク

■モルヒネ使用、1割「ためらう」 がん治療医調査(asahi.com)

 がん治療に携わる医師の10人に1人がモルヒネなど医療用麻薬の使用をちゅうちょしている――。痛みの緩和ケアに関する調査でこんな結果がでた。世界保健機関(WHO)は段階的な鎮痛剤使用を勧めており、がん治療では主流になりつつあるが、浸透し切れていない実態が浮き彫りになった。

 製薬会社ヤンセンファーマが1月、全国の外科医145人、内科医150人の計295人に調査した。

 その結果、モルヒネ、フェンタニルなど医療用麻薬を「痛み止め」として使うのに「ちゅうちょしない」のは90%。残り10%は「精神依存を起こす恐れがある」ことを理由に「ちゅうちょする」と答えた。

記事を読んでもらえればわかるように、癌性疼痛に対する医療用麻薬の使用は世界スタンダードである。「なお医療用麻薬をちゅうちょする医師がおり、痛みを十分にコントロールされない患者が存在する。緩和ケアはまだ十分とは言えない」という専門家の意見を引用するなど、記事は医療用麻酔の使用を躊躇する10%の医師に対して批判的なスタンスだ。

で、コメントはおろか、トラックバックも受け付けなくなった六星さんが、この話題に触れていた。てっきり、「10%もの医師がモルヒネの使用を躊躇するなど、勉強不足です。なぜこのような事になっているのでしょうね」などと書くのかと思いきや、さにあらず。


■今日のチョット気になること5/26(めぞん六星の書斎の部屋)

「どうせガンで死ぬんだから精神依存を起こしても良いだろう」という割り切りは俺は仁術としての医療の精神を理解していない発言だと思います。

患者が苦痛を和らげる為にモルヒネを求めるのであれば、医師もそれを否定することはないでしょう。

そうではなく、医師が患者にモルヒネを能動的に勧める事が正しいと考えるのは間違いだと思います。

モルヒネは体に悪い。

そんなものを患者に与えるのは間違っていると感じる医師のバランス感覚をもっと大事にすべきだと思います。

モルヒネは、癌性疼痛に対して安全で有効性の高い薬である。むろん、副作用はある。このことをもって、「モルヒネは体に悪い。医師は患者にモルヒネを能動的に勧めるべきでない」と言うのであれば、あらゆる薬・処置に関しても「能動的に勧めるべきではない」ということになってしまう。さらに、「どうせガンで死ぬんだから精神依存を起こしても良いだろう」という発言はasahi.comの元記事ではなされていない。六星さんは、誰も言っていない発言に対して感想を述べたり、反論したりすることがよくあるので、今回もそうなのだろう。

実際のところ、鎮痛を目的として麻薬性鎮静剤の投与を受けているがん患者の場合、精神依存は形成されない。非医療従事者がそんなことを知らないのは当然だ。「がん治療に携わる医師」でも知らない奴がいるくらいだから。問題は知らないことではなく、自分の知らないことに基づいて、他人の考えが間違っているなどと発言することだ。「一言目には中傷する」って、いったい誰のことなんだろうね。



関連記事

■癌性疼痛の除痛すら否定する安保徹と上野紘郁

とんからりんとんからりん 2005/05/28 06:49 とりあえず、私はコメントを禁じられていないので、「性的盗撮」についてツッコミを入れました。「ここで大事なことは「自由意志でその姿を公に公開しているのであれば、その姿を撮影する行為は道徳に反しない」と言うことです。」なんて言っているのですからまいってしまいます。私はラブホテルから出てくる姿を撮影されたくありません。(「公に公開」って「頭痛が痛い」みたい)

NATROMNATROM 2005/05/28 08:03 「公に公開」→そりゃあ、「書斎の部屋」の人ですから。

utumi_kutumi_k 2005/05/28 14:59  「ライ症候群」を、全然違うハンセン病と勘違いしている疑いが濃厚な、「”らい”症候群」なんて題名にでかでかと出し続けている人手もありますし。
 ハンセン病と混同していないとしても、ライ氏が研究発表したから「ライ症候群」なのを「らい症候群」なんて書いてしまうのは、アルツハイマー氏の研究発表した病気を「あるつはいまー病」、パーキンソン氏の研究発表した病気を「ぱーきんそん病」とひらがなで書いてしまうのと、同じぐらい、間抜けな間違いなんですけど。

ssdssd 2005/05/31 21:28 5/30「もちろんネットに公開する以上はリンクされることに文句を言うこと自体おかしなことなのですが、そう言う認識がないようです。」
そ、そんなエサに俺が・・・、クマー!

utumi_kutumi_k 2005/06/23 20:23 あれから、時々見ていた、六星氏のブログ。あれからも、医療とか、政治とかに、トンチンカンな事を言っては、ミスの指摘や反論が来て、それに対して強弁というのを繰り返していたようですが......。今日見たら、ブログからも、メインのサイトからも、過去から最近までの社会、政治関連(インフルエンザとか、MIQとか、イラク問題とか、その手の話題全般)全てが、削除されていました。
六星氏、ようやく、自分がこの手の話題に向いていないことを認識したようで。今後は、彼の専門のアニメの話題に限定して、良好な活動をするよう、期待してあげましょう。

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2005-05-26 ポケモンカードの間違った遊び方

[]ポケモンカードの間違った遊び方 ポケモンカードの間違った遊び方を含むブックマーク

道端でアンケートに答えたかしたときに、風船やらバッチやらと一緒に、ポケモンカードをもらった。最初のゲームボーイのポケットモンスターはプレイしたが、最近の新しいポケモンは全然知らない。もらったカードはキモリというポケモンだ。山を守るからヤモリ、池を守るからイモリというところから、木を守る爬虫類だか両生類だかをイメージしたのであろう。

さて、チビもそれなりにポケモンが好きで、このカードで遊びたがった。なにやら数字が書いてあるので、対戦などして遊べる仕様になっているのであろうが、ルールが分からぬ。それにカードが1枚だけでは対戦できないだろう。そもそも、難しいルールなど、チビには理解できない。というわけで、新しい遊び方を考案した。キモリのカード以外にも、大きさが同じ宣伝用のカードが二枚入っていた。こちらは裏表がはっきりわからないので、マジックでウラ・オモテと記入しておく。二人でも三人でも遊べる。

二人用ルール

あらかじめ、(表表・裏裏)と(表裏・裏表)のどちらが勝ちなのか決めておく。たとえば、(表表・裏裏)なら私の勝ち、(表裏・裏表)ならチビの勝ち、など。

各自、一枚ずつカードを持ち、相手に見えないように、適当な掛け声(例:「ポケモン、ゲットだぜ!」)とともに、両者同時にカードを裏か表か選んで出す。

両者のカードの裏表の組み合わせで勝ちが決定する。たとえば、私が表、チビが裏なら、チビの勝ち。アイコはない。

三人用ルール

各自、一枚ずつカードを持ち、相手に見えないように、適当な掛け声とともに、三者同時にカードを裏か表か選んで出す。

一人だけ異なった出し方をした者の勝ち。たとえば、私が表、チビが裏、妻が表だったら、チビの勝ち。三人ともに表、あるいは、三人ともに裏だったら、アイコでやりなおし。

チビはルールを理解しているわけではないようだが、みんなしてカードを出しっこして勝ったり負けたりするのが楽しいようである。

基本的にこれと同じことがジャンケンで可能である。参考:アイコを少なくする方法(長谷川芳典, 1998)

nobuotakahashinobuotakahashi 2005/05/26 14:17 「囚人のジレンマ」的なルールにするとか。子どもが小さい頃にそれやって、「ほら、こういう人に相手に協力すると得するんだよ」みたいなこと言ったら泣かれてしまった。説教じめてたんだろうな。

SeimeiSeimei 2005/05/26 17:29 ヤモリ=家守、イモリ=井守、だったような。

NATROMNATROM 2005/05/27 21:58 グーグル的にも、井守は池守に圧勝でした。ご指摘ありがとうございました。

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2005-05-20 カブトムシに噛まれた

[]カブトムシに噛まれた カブトムシに噛まれたを含むブックマーク

少しは慣れたものの、チビはやっぱりカブトムシが怖いらしい。胸にとまらせるところまではできるようになったが、首の方に上がってきたら「とって、とって」と言いやがる。カブトムシは別に噛んだりしないから大丈夫だと言って聞かせたが、

「かぶとむしにかまれたことある」

とのこと。じゃあ、いつ噛まれたんだと聞いたら、

「こどものころ」

とな。カブトムシはある日のこと、水槽のフタを持ち上げて脱走した。チビはそれほど残念そうではなく、「かぶとむし、にげちゃったねえ」とあっさりしたものだった。ほっとしたのかもしれぬ。

[]仕事の鬼 仕事の鬼を含むブックマーク

私が家に帰ってくるのが遅かったり、帰らなかったりするのは、仕事の鬼のせいだということになっている。私が仕事の鬼であるというわけではなく、仕事の鬼という悪者が、パパを捕まえて家に帰さないというわけなのだ。チビが仕事の鬼についてアドバイスをしてくれた。

「あのね、ぱんちして、きっくして、くびをもってどんってするんだよ」

そんなんで早く帰れるのならいいのに。

koneko04koneko04 2005/05/21 02:22 こんにちは〜☆
ブログリストに登録させていただいているので、ちょこちょこ遊びに来ています。仕事の鬼のお話が面白かったので、ご挨拶をかねてコメントを投稿いたしました。子供から見たら、仕事で忙しいのはお父さんをいじめるやつのせいというのはわかりやすくていいですよね。

ゴリゴリ 2005/05/21 14:36 「こどものころ」って・・・w。夢かな?

温泉カワセミ温泉カワセミ 2005/05/21 16:29 「かぶとむしにかまれたことある」
私の知り合いは、ゴキブリに咬まれたことがあるそうです。チビちゃんとは違って「おとなのころ」の話ですが。

RYU_TI_SYURYU_TI_SYU 2005/05/24 00:21 噛まれるってことじゃないんじゃが、カブトムシのでっかい角とちっこい角の間に指をはさまれて血が出たことがあるぞ。

いつって?


「こどものころ」

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2005-05-18 お金持ちしか医師になれない

[][]普通お金持ちしか医師には成れません 普通お金持ちしか医師には成れませんを含むブックマーク

「必ずしも患者側からみたら満足がいくわけでもなく、その点は改善しなくてはならないだろう」と私は書いたのにも関わらず、「現状の改善は別段必要がないと考えられている」「世界的に水準が高いということが現状の問題を放置することの理由になると考えている」などとねつ造した六星さんの新作だよ。

■今日のチョット気になること5/16(めぞん六星の書斎の部屋)

しかし、現状の制度では普通お金持ちしか医師には成れません。

医師になる為にお金がかかりすぎる為、医師になってからその損分を取り返そうと躍起になってしまう部分もあるのではないかと思います。

「言葉は文脈から切り離してしまうと意味が変わる」とのことなので、引用元を明示している。ええと、「現状の制度では普通お金持ちしか医師には成れない」ってのが間違いであることは説明が必要かな?確かに、私立の医学部の授業料は高い。でも、お金持ちでなくても、国立大学の医学部に入れば医師にはなれる。国立の授業料も高いというのであれば、要するに「普通お金持ちしか大卒には成れません」ってことだろうか。実際には奨学金もあるし、自治医科大という手もある。ちなみに、医学部の授業料を免除したとして、医師不足の解決にはならない。医学部の定員を増やさないとね。そもそも、医学部の定員を減らしたのは厚生省なんだけどな。当時の人たちから見たら、利用者(患者)に有益なことをしようとしているように見えただろうね。

「いつまでも(訂正済みの)誤解を引き合いに出す」などと言われたので、今まさに六星さんが誤解している例を出してみた。他にも誤解していることは多々ある。「貧乏人は死ねばいい。この言葉は現状の医療ですらそのようになっています。これは資本主義社会なのだから当然ですね」とか「医療のチェック機構は存在していません」とか。「訂正したからそれでいい」と六星さんはお考えなのかもしれないが、そもそもいったいなぜ誤解したのか、という点について、ご考慮いただければ幸いである。そうでないと、いつまでも誤解し続けることになる。誤解について優しく指摘してあげるのも、最初のうちだけ。複数の文献を提示して、「インフルエンザ脳症はインフルエンザにかからなくてもなるってのは間違いだ」って指摘したときは、「(NATROMは)読解力がない」「トンデモ」などとなじられたのだ。

非医療従事者が、現在の医療業界が抱えている問題の解決の為にいくつかのアイデアを出すのは歓迎すべきことだ。でもね、現在の医療システムについて、もちっと知る努力をしてからにしてくれないかな。いろいろ改善すべき点はあるにせよ、日本の医療制度はきわめて優秀であるんだよ。これは私だけが言っていることではない。世界保健機構(WHO)が言っているんだ。いったいなぜ日本の医療システムが評価されているのか把握した上で、改善点を探るというのが賢いやり方であろう。「素人の俺でもわかる」と今でも考えていらっしゃるのかな。



関連記事

■医療費を成功報酬制に

ゴリゴリ 2005/05/18 23:09 「対象を知らず・調べず・理解せずに否定する」輩っていうのはどこにでもいるものですねえ。進化論反対派と言い、なんでだろ。それこそ、「読解力がない」?

NATROMNATROM 2005/05/18 23:34 トンデモさんの特徴に「自分の能力の過大評価、専門家の能力の過小評価」ってのがありますからね。
同業者の人もこのブログを見ているだろうけど、NATROMは単に知識のない素人をいじめているだけのように誤解されたくないというのがありました。インフルエンザ・ワクチンについてのやり取りを見てもらえればそうではないことがわかるだろうけれども、あの膨大なコメントのやり取りを見ろというわけにはいきませんから。思い込みだけで明らかに間違った発言を繰り返している人だってことを端的に示したかったのです。
「医者は金持ちしかなれない」って誤解ならまだいいんだけど、たとえば、ワクチンの効果について、知識のない者が誤解に基づいた意見を振り回すのはちとまずいです。意見を表明するなとは言わないけれども、意見を公開している以上、ツッコミ入れられてもしょうがないし、誰かがツッコミを入れないと。
それにしても、コメントもトラックバックも受け付けないようです。「(素人の意見であっても)発言すること自体に価値がある」とか言っていた人なんですよ。

ssdssd 2005/05/19 23:35 私も、最初は医療制度に対する誤解を解いてもらうために李啓充氏の著作を紹介したり
医学界新聞のWeb連載のリンクを教えたりしたのですが、そこからまた得意のトンデモ理論を
繰り広げたのでさすがに呆れたというコメントをつけて反論したらあっというまに
「あなたは議論のできない人です」とかいって、IPコメント規制。それなのに
私の最後のコメントに対しては、ちゃっかり反論にもならない反論を書き散らし
それで勝ったつもりなのかね。
Proxyかませてまで書き込む気はしなかったのだけど、なま暖かく、楽しむのが粋なのかも。

utumi_kutumi_k 2005/05/20 12:58 おひさしぶりです。
六星氏の5/20分の、「俺は間違っていない。専門家どもが間違っているんだ」と戯言に、コメントつけようとしたら、私もIP規制。

ssdssd 2005/05/20 14:47 IP規制してTB拒否しておきながら、5/20付けのエントリで私のサイトにリンクしてるよ・・・唖然。
文句を言っているだけで解決策を提示していないって文句付けてるんだけど
俺、書いてるよ。得意のバカの壁で、読み取れないだけなのに。

とんからりんとんからりん 2005/05/20 15:09 私の場合IP規制がかかっているかどうかは確認しておりませんが、コメントは削除されたようです。

utumi_kutumi_k 2005/05/21 19:05 彼のブログの5/21分について、彼のメインサイトの掲示板に、「批判が多く来るのは、あなたが大きな間違いを繰り返しているから。だから、それに応じた厳しい批判がたくさん来る。なのに”自分の批評は基本的に正しい”という妄想を前提にしているから、現実を正しく認識できず、”自分は正当な意見表明をしているのに相手が頑迷だから聞き入れられない””誹謗中傷されている””批判者は愚かで結託している”という妄想に逃避しているだけだ」というような意味の投稿をしたら......またたくまに、削除されました。
で、彼から「根拠のない誹謗中傷投稿がありましたが、あなたのですか」とメールがきたので、「はい。現実に即した批評を投稿しました。あなたは5/21で批判者たちを、愚劣な悪魔と決めうけて散々誹謗中傷しているのに、自分が同じ様に批判されると”根拠のない誹謗中傷”と言って即削除。意見発言の権利を認め合ううんぬん言いながら、”俺の権利は俺の物、他人の権利も俺の物”というあきれたジャイアニズムですね」というような意味の返答をしておきましたはい。

ssdssd 2005/05/21 21:12 しかし、どうしたら自分の無謬性をああまで信じられるのだろう。
もはや「訂正不可能」なレベルですよね。

ssdssd 2005/05/22 22:25 http://ssd.dyndns.info/Diary/archives/2005/05/post_30.html
こういうの書いてみました。

2005-05-16 時間の分子生物学 by 粂和彦

[][]生物時計の謎に挑む 生物時計の謎に挑むを含むブックマーク

cover

■時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子(講談社現代新書)

粂和彦著。著者紹介には「専門は分子生物学。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う。雑誌『Cell』『Nature』『Science』等に論文を多数発表」とある。研究も臨床もか。すごいよなあ。本の内容も、分子生物学のレベルから、ヒトの睡眠障害まで、基礎から臨床まで広範囲にわたっている。

概日周期の分子生物学的な基盤の話もわかりやすく楽しめたが、人間の概日周期の測定の話が面白かった。ヒトの概日リズムは約25時間と言われているけれども、これは自分の意思で電気をつけたり消したりできる条件下であり、マウス等の動物実験とは条件が異なるのだそうだ。完全に外部からの刺激のない条件下での人間の概日周期は、ほぼ24時間で、個人差も30分以内なのだと。どうやって実験しているのかっていうと、病院の五部屋を音や光が漏れないよう改造し、被験者を閉じ込めるのだ。

食事は、外のスタッフが運びますが、五部屋に対してスタッフの総数は50人もいます。被験者にご飯を運んだり、話をしたりするスタッフがいつも同じ時間に来ると、被験者に時刻を「悟られてしまう」ので、勤務のローテーションはわざと不規則にしてあります。

被験者は全米からボランティアを募りますが、最長の実験では、六週間も世間から隔絶された場所で過ごすため、ボランティアと言っても、かなり高額な謝礼が支払われます。六週間の場合、100万円を超える額です。(P43)

心と体の健康が保てないと実験台にになれないので、被験者の確保がたいへんなのだそうだ。新聞やラジオやテレビに広告を出して被験者を募集しているとのこと。六週間はちょっとどうかと思うが、二週間ぐらいはやってみたいかもしれない。電話やネットは禁止。ビデオによる映画や本はよいそうである。映画や本の内容によっては行動の周期が変わりそうな気もするがどうなのだろう。

8章でナルコレプシーの原因遺伝子の解明(ただし、イヌおよびマウス)の解説は、前向き遺伝学(forward genetics::表現型から遺伝子を探す)と逆向き遺伝学(reverse genetics:遺伝子をいじって表現型の変化をみる)の良い実例である。二つの独立したグループが、それぞれ異なる方法で同じ結論に達したのは興味深い。

科学の進歩に立ち会っていると、さまざまな偶然に遭遇します。方法論も結果も、出発点や動機もまったく異なるために、お互いに交差することがなかった二つのグループの研究が、ほとんど同じ時期に同じ結論に到達したというのは、双方のグループにとって素晴らしく運の良いことでした。(P192)

考えて見れば、メンデルの法則の再発見も、ほぼ同時に3人によってなされているよなあ。

谷庵谷庵 2005/05/21 12:53 たまたま「生物時計の謎をさぐる」ジョン・D・パーマー著(大月書店)を読んでいるのですが、それによるとやはりヒトの既日リズムは25時間程度とのことですね。
完全な闇で実験したり、完全に接触を断ったりしていて、信憑性はこちらの方が高そうな気がします。
まだ途中なので何ともいえませんが。

ハッターハッター 2005/05/21 22:15 今思うと、大学時代の友人は26時間(?)のリズムで暮らしていました。講座に顔を出す時間が1日毎に等時間で遅くなっていって全く合えない日を数日の後元の周期に還っていましたね。

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2005-05-15 医療費を成功報酬制に

[][]医療費を成功報酬制に 医療費を成功報酬制にを含むブックマーク

個々の医師は優秀なのもいれば、そうでないのもいるけれども、システムという点では日本の医療制度はきわめて優秀である。平等で安価で、そこそこの質の医療を提供できる国はそうそうない。しかしながら、必ずしも患者側からみたら満足がいくわけでもなく、その点は改善しなくてはならないだろう。でもね、いくらなんでもそれはちょっとという主張もある。


■めぞん六星の書斎の部屋 今日のチョット気になること2/12のコメント欄より

やっぱり成功報酬制にすることが問題解決に繋がるのではないかと思ってしまいます。

ある医療関係者さんは成功報酬制にすると医療費が飛躍的に高くなると仰っていましたが、他の業種をみるとそのようにはならないと思えて仕方がありません。

まず、完治する可能性が高い病気に関しては医療費は高騰しないでしょう。

また、完治しにくい難病に関しては成功時の医療費は高くなりますが、月7万円以上の医療費については高額医療費の還付制度と金融制度があるので問題はないと思います。

また、極端な高騰がないであろうと考えるのは、医療も商売ですから他社との価格競争が起こるはずだからです。

もちろん、現在の医療制度では均一の料金ですからそのようにはなりません。

逆に言うとこの制度がある限り高騰しないと言うことにもなります。

医師の質やサービスに対する保証として成功報酬制にすることはそんなにおかしなことではないのではないかと思えてしまいます。


成功報酬ってのはつまり、「もし助かったら3千万円いただきますぜ、フフ」ってことだよね。公的な医療制度として成功報酬制を採用している国は私の知る限りない。どうして成功報酬制を採用している国はないのだろう?美容整形の分野では一部成功報酬制を採用していたりもするけれども、価格競争で安くなっているかい?美容整形は自由診療であり、保険は利かない。成功報酬制を採用する、しないに関わらず、自由診療では価格は供給側(医療機関)が決めることができるけど、かなり高額な設定である。

美容整形なら高価なら止めとこうでいいけれども、普通の病気ならそうはいかない。一定の需要は必ずあるのだ。供給側が少なければ価格の高騰が起こるのは目に見えている。で、日本の医師は多いのかな?3時間待ちの3分診療なのではなかったの?自由競争にすれば、医療費は上がる。アメリカ合衆国では、基本的に医療費は自由競争だけど、安くなっているかな?他の業種が自由競争にすれば安くなるから、医療費も自由競争にすれば安くなるだろうってのは、きわめて浅はかな考えである。医師の数を増やせば競争原理が働くかもしれないが、現状ですら「医師国家試験の合格率はバイクの免許の試験より高い。医師の数は多すぎて質が落ちている」とか言われているようだし。

成功報酬制でさらに問題になるのが、治りにくい症例に対する報酬である。たとえば、10%の治癒が見込まれる症例に対し治療費が10万円かかるとしよう。成功報酬制だと、少なくとも成功報酬100万円とらないとペイしない。1%の治癒しか見込まれない場合は1000万円だ*1。自由競争+成功報酬制では、貧乏人が難治性疾患にかかったらあきらめるか踏み倒せってことですな。「月7万円以上の医療費については高額医療費の還付制度と金融制度があるので問題はない」って、さらりと発言をしているのが、実はスゴイ。これをネタにしようと思ったのも、実はこの発言のためだ。私には「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と聞こえた。

高額医療費の還付制度は、公的に医療費が固定されているからこそ可能なのである。たとえば、還付制度を残したまま自由競争にしてみよう。どうなるか。A病院で治療を受けると10万円、B病院で治療を受けると30万円かかるが、還付されるから自己負担はどちらも7万円ですむ。患者は別に安いほうを選択しようとはせんわな。つうか、むしろ高いほうを選びたくなるよな。となると、医療機関も平気で高い値段をつけるだろう。競争は働かず、医療費は高騰する。「他の業種をみるとそのようにはならない」と言った端から、「高額医療費の還付制度と金融制度があるので問題はない」というのが、どうしようもなくダメダメ。他の業種で高額医療費の還付制度に相当する制度ってあるかね?車を買うときに300万円以上はどんな高級車でも300万円ですむか?医療と他の業種は違うのだ。

もしかしたら、現状の均一料金システムに成功報酬制をつけるつもりだったのかな?これはこれで、非常に気分の悪いことになる。治癒の見込みの少ない患者さんも、状態の良い患者さんも、治して貰う報酬は同じ、かつ、治さないと報酬は貰えない。誰だって前者は診たくないよね。患者さんを診る段階でサクランボ摘みが行なわれてしまう。高次の医療機関ほど状態の悪い患者を押し付けられて大赤字。助かりそうもない患者には、コストが回収できないから萎縮治療。どう考えても、成功報酬制にすることは問題を増やすだけで、医師の質やサービスの保証にはなんない。「日本人は水と安全はタダだと思っている」とよく言われるけれども、誰もが高度医療を受けることができるってことがいかにすごいことなのか、あまりよく理解されていないようだ。

ちなみに、上記発言をした六星さんは、

インフルエンザ脳症はインフルエンザにかからなくてもなるのですよ

とか

副作用が出るのは単に「勉強不足」「努力不足」なだけです

とか言っちゃうような人である(めぞん六星の書斎の部屋:「インフルエンザ脳症」改め「らい症候群」についてのコメント欄より)。だいたいどういう人かはわかるよね。




関連記事

■お金持ちしか医師になれない

*1:何をもって成功とみなすか、という問題もある。患者が食事療法を守らずに糖尿病が悪化したら、報酬はもらえない?

とんからりんとんからりん 2005/05/16 13:31 >どのような治療をし、どのような結果がどのような確率で得られるかという具体的な説明を受ける必要があるということですね。それによって、医師や病院を選択するわけです。
しかし、実際の医療現場ではそのようなことは行われません。

これってインフォームドコンセントですよね?やってないかな?

>今の日本の医療制度では先も述べましたが治療が適切かどうかの判断は担当した医師の独断で決定されます。治療が正しいのか正しくないのかは患者には知るよしもありません。
患者が確実に知っているのはその治療によって病気が治ったかどうかです。

カルテの開示や手術の際のビデオ撮影など客観的に判断することは可能でしょう。
またセカンドオピニオン制度も医療行為が適切に行われるかの判断材料として用いられますよね?
六星蒼氏はワイドショーで知ることができるレベルの医療知識も備わってはいないではないかと思います。

成功報酬制度の最大の難点はNATROMさんの指摘にあるとおりサクランボ摘みにあると思います。だれだってムダな仕事はしたくないですからね。

hanjukudoctorhanjukudoctor 2005/05/16 23:35 成功報酬制の最大の問題は、ほかの多くの商品では、所得、つまり購買力に比例して商品を提示することが可能ですが、医療に関しては、高額の商品=医療が必要な層は得てして経済的には弱者である、ということでしょうか。
もちろん、成功報酬制を保健医療の中に繰り入れるというシステムも考えられるでしょう。というか、現在大学病院では包括化が進んでおりまして、ある種成功報酬制ににていなくもないし、Natromさん指摘通りの「サクランボ摘み」問題もすでに起こっております。

ssdssd 2005/05/18 15:58 TB先の御仁と少しやりとりしてみたけど、駄目だありゃ。
メディアリテラシーのかけらも存在しない。その上、人の話を受け入れない。
それに Reye’s syndromeを”らい”症候群なんて書いてしまう人に微妙な医療の問題を語ってほしくないよなあ。innocentではすまない。

anesthesia2003anesthesia2003 2005/05/23 22:40 おはつです 成功報酬を得るために、糖尿病患者を上手く腎不全、眼底出血までもって行く人が出て来そうで怖い!(んな訳ない)

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2005-05-14 化学物質過敏症と波動

[][]わかっちゃう人たち わかっちゃう人たちを含むブックマーク

化学物質過敏症について熱心な人たちは、波動であるとか、EM菌であるとか、オーリングテストだとか、まあそういったものと親和性がある。たとえば、


■波動を語らずして、化学物質過敏症は治らず*1(非常識?な建築会社、***のここだけの話)


波動を語らずして、化学物質過敏症は治らずなんですよ。さて、このブログを書いた人は建築会社の人のようだ。お客さんは化学物質過敏症の女性で、よその工務店でシックハウス対策としてオール電化等を行なっても女性の具合は良くならない。で、この建築会社の見立ては、

 奥さん典型的な電磁波・波動過敏症になってしまったようで、***にあるローズクオーツと水晶、アズライトをにぎらせてみると、

 「このブルーの石(アズライト)が気持ちいいわ。」

 どうやら黒い色がダメなようで、床下に備長炭を入れて、壁に木炭シートと炭の塗料を塗ってからいちだんと状態が悪くなったよう。

 ご主人「業者さんが、ニオイがしないので玄関に黒の御影石を敷いたらいいといって、用意したんです。」

 わたし「黒はやめましょう。」

 奥さん「そうでしょ!わたしなんかいやだったの。」

電磁波過敏症はともかくとして、波動過敏症というのは初めて聞いた。黒い色がダメって言っても、床下の備長炭も良くないようだから、視覚的なものではないのだろう。黒い色のものが何か「波動」を出していて、そいつに感受性があると解釈できる。臨床環境医学もびっくりの超科学である。他のページ*2では、


また、***には名づけて『波動グッズコーナー』というあやしいブースがありまして、

過敏症用のマスクとか無添加石鹸などの販売コーナーがあるのですが、ほかにも

遠州月華波動竹炭やEM・など、不思議な作用で元気になるグッズがあります。

中には、

「ここだけの話なんだけど、実はわたし分かっちゃう人なのよ。」

という奥様までいらっしゃいます。

何がわかるのかって?・・・わからない人は幸せかも?!波動過敏症っていうんですよ。

(私が勝手に名づけました)

わかっちゃう人なんだから仕方がない。わからない私はとっても幸せだ。「波動」対策によって、実際に良くなっちゃう「化学物質過敏症」の人がいるってことは、「化学物質過敏症」の真の原因について何がしかの示唆を与えてくれるよね。その示唆が正しいとしたら、「化学物質過敏症」の治療として、大金かけてリフォームしたり、高価な保険外診療を受けたりする前に、波動グッズや黒豆などの安価な対策を講じるのもよいかもしれないよね。



関連記事

■臨床環境医学は専門家にも注目されていた。悪い意味で。

*1:元URL:http://blog.livedoor.jp/hanasando/archives/21108232.html

*2:URL:http://www.hanasando.e-arc.jp/doki.htm

温泉カワセミ温泉カワセミ 2005/05/15 00:19 いや、なんや「石」系の波動信者みたいやから、やっぱり定番のトルマリンかいなと思て見に行ったら、岩盤浴で「神黒石」っちゅうのも載ってましたな。ヲイヲイ、とっても怪しくてみすぼらしいブラックシリカかいな。

それと「過敏症用のマスク」って、一体どんなのなんでしょうね?普通に考えたら簡易のガスマスクみたいなのかと思うんですが、波動屋さんやさかいトルマリンを混ぜたガーゼとかEM菌が一杯の不織布とかですかね?まあせいぜい良い波動を転写した花粉症用マスクが関の山かな?

黒影黒影 2005/05/15 01:53 悪くなるのも良くなるのもプラシーボですか…
病は気からとはよく言ったものです。

過敏症人過敏症人 2005/05/16 12:17 化学物質過敏症用マスクに活性炭が入ったマスクがありますが、歯医者さんで使っているところがあります。歯の根の治療にFCホルマリンを使うので、歯医者は結構VOCが多いようです。石もブラックシリカのように、遠赤外線や生育光線などの波長を出すものがあり、また、赤い部屋と青い部屋では人間の体温が色で変化するとか、白と黒では熱吸収率が違うなど、いろいろあるので、波動過敏がイコール全部あやしいわけではなく、なんらかの要素が関係しているようです。ただ、プラシーボとか意識の力もかなり人間に影響しますね。自律訓練法がまさにそれでしょうか。

NATROMNATROM 2005/05/16 12:48 活性炭マスクはわからないでもないですが(シックハウス症候群には効果があるだろう)、生育光線って何ですか?ググッてみた限りでは、遠赤外線のようですが。遠赤外線なら、別にブラックシリカでなくても、何からだって出ています。

温泉カワセミ温泉カワセミ 2005/05/17 17:50 普通のガーゼマスクタイプや花粉症用の不織布マスクタイプに少々活性炭を混入したところで、ガス状の化学物質を完全に除去するのは無理でしょうね。だってあんなマスクじゃ有機溶媒の匂いなんか防げないもの。(商売柄よく使うので実体験より)。
それに、もし「ブラックシリカ」とか「遠赤外線」「生育光線」を称する製品なんぞで症状が緩和したとしたら、その症状そのものが「気のせい」と思います。(一セラミック研究者として)

NATROMNATROM 2008/09/28 19:28 「化学物質過敏症」は、「波動過敏症」だけでなく、気功やらNAETやらの非科学的な概念と結びついているので大変ですよね。

ナキウサギナキウサギ 2008/09/30 09:46 おはようございます。
気功やNAETが非科学的な概念であることは理解しています。
しかし、気功でもNAETも全員ではありませんが、患者の中には施術を受けて治った方もいらっしゃいます。(気功は、逆に症状が悪化された患者さんもいた。)
特にNAETのほうは、大阪でCSを治療している医師もご自身で現在勉強されていらっしゃるようですし、NAETを受けるようCS患者に勧めていらっしゃいます。実際、アレルギー患者さんのIgE抗体が施術後低くなったり、自閉症の子供さんの症状が改善されている、など施術を受けた患者の親御さんから聞いています。

私などは患者の立場から、非科学的な概念と結びついている治療であっても、何かお薬を利用したり服用したり、または、副作用が懸念される治療でなければ、特に問題は無いのではないか、と思ったりしますが、NATROMさんは、非科学的な概念と結びついている気功やNAETの治療を受けることに、反対されているように拝読しました。もしそうであるなら、その理由を教えていただけないでしょうか? プラセボ効果かもしれないのに、そのようなものに大金を払う必用はない、ということでしょうか?

NATROMNATROM 2008/09/30 14:03 「波動やチャネリングと化学物質過敏症とリンクさせるのは迷惑」なのに、気功やNAETを化学物質過敏症とリンクさせるのはいいんですか?波動やチャネリングで良くなった体験談をお持ちの方もいるかもしれませんよ。「花参道のここだけの話」にはそういう体験談があるのだろうと思います。私が問題にしているのは、ナキウサギさんの一貫性のなさです。気功やNAETと、波動やチャネリングとは、同レベルであることはご理解されていますよね。

ご質問の件ですが、私は、成人が正しい情報を提供された上でなら、気功やNAETの治療を受けることは自由だと思います。自己責任です。それはそれとして、「よりによって気功やNAETのような怪しいものを選ぶってアレだよね」「気功やNAETといったいい加減な話を化学物質過敏症とリンクさせると迷惑だと思う人もいるであろうなあ」と言う自由もあります。さらに、情報提供も。「正しい情報を提供された上でなら」という条件付であることに注意。「NAETでアレルギーが除去できる」という虚偽の情報しか提供されずにNAETの治療を受けるのは問題です。「NAETでアレルギーが除去できると主張されているが、この『アレルギー』という言葉は西洋医学でいうアレルギーとはまったく異なるものであり、科学的根拠はない」ということを理解した上でNAETによる治療を受けるのは自由です。騙される人が少しでも少なくなればよいと考えています。

なお、成人なら自己責任ですが、子供に非科学的な治療を受けさせるのは下手したら虐待です。

ナキウサギナキウサギ 2008/10/01 11:31 お恥ずかしい話ですが、科学について知らないということは、つまり似非科学についても全く知らなかった、ということで、エセ科学という言葉すらも、NATROMさん達が掲示板に現れ、このブログを拝見するまで知りませんでした。それぐらい、私と科学は今まで無縁にありました。

>気功やNAETと、波動やチャネリングとは、同レベルであることはご理解されていますよね。

いえ、同じレベルとは理解していないです。ホメオパシーやEMで波動が出てくれば波動について調べ、チャネリングが出てくればチャネリングを調べと、自分なりに勉強してきました。その結果、波動で医療を行うのはインチキ。
チャネリングに関しては、2012年のアセッションを前に、プレアデス星人や霊と交信できる人達がいることが分かりました(真偽は別として)。アメリカの著作物が多く翻訳されていて数冊読みましたが、そういったチャネリングなどが出来る人達が集まって作っている団体が行っていることは、文言や言い回しこそ違いますが、本質的な所で、瞑想や自律訓練法のようなものです。ただ、チャネリングで商売をされている方(団体)は、詐欺同様の手口で商売をされているので、瞑想や自律訓練法のようなものであっても、商品販売に関しては詐欺でインチキです。それでも何か効果があるのであれば許せますが、説明・表示内容と実際の効果に乖離があり、言葉巧みに患者を騙す詐欺と同じです!

気功は、中国医学から派生したもので、体操や瞑想・自律訓練法が組み合わさったもの、と理解しています。気功師が本当に気を出して治療しているかどうかはわかりませんが、瞑想・呼吸・体操・自律訓練法といったことで健康増進が図れると思っています。
NAETは、確かにNATROMさんが仰るとおり、西洋医学のアレルギーの概念とは全く異なるもので、NAETがアレルギーという言葉を使用して、NAETの治療法を説明し患者を診るのは詐欺に等しいかも知れません。しかし、実際に治っている患者さんがいる(アレルギー患者さんのIgE抗体が施術後低くなったり、自閉症の子供さんの症状が改善されている)ことと、アレルギーという言葉を使用していますが、よくよく調べると、気功(NATROMさんも記事にされている気功院の説明)やNAETでCSやESが快復するのは、本質的に同じのように理解しました。
つまり、気功では霊、NAETではアレルギーという文言を使用していますが、人間が何か嫌な物に接したとき、身体が危険物とみなし経路にそって流れているエネルギー遮断する。エネルギーが経路に流れなくなったことで、免疫系は健康な組織が刺激を受けた結果として、自己免疫反応を起こす。神経系を再教育する、という説明がなされている書物もあります。神経の再教育するということが、神経の条件付けを解除するのに効果的な治療法なのかしら、と理解しています。
波動やチャネリングはインチキで気功やNAETは代替医療と理解しています。(ただあの気功院は信用していません。CS患者が反応して具合が悪いと訴えても、“気のせい”といって訴えを聞かず、施術を強行し患者の症状を悪化させたからです)


>NAETでアレルギーが除去できる」という虚偽の情報しか提供されずに

と仰っておられますが、実際にIgE抗体が施術後低くなった患者さんやアレルギーが治った患者さんも実際いらっしゃる中で、「虚偽の情報」と言われる理由はどのような理由からでしょうか? つまり、治った患者がいる一方で、治らなかった患者もいるが、ただそういった情報が上がってこない現状がある、ということでしょうか?

ナキウサギナキウサギ 2008/10/01 14:04 >気功やNAETと、波動やチャネリングとは、同レベルあること

何度もすみません。
これら4つが同レベルというのは、どういう点において同レベルなのでしょうか?
科学的根拠のないもの、という点で同レベルという意味でしょうか?

NATROMNATROM 2008/10/01 18:11 >チャネリングで商売をされている方(団体)は、詐欺同様の手口で商売をされているので、瞑想や自律訓練法のようなものであっても、商品販売に関しては詐欺でインチキです。それでも何か効果があるのであれば許せますが、説明・表示内容と実際の効果に乖離があり、言葉巧みに患者を騙す詐欺と同じです!

だったら、NAETや大明気功院も詐欺ですね。「実際に治っている患者さんがいる」からNAETや気功を善しとするならば、チャネリングで「実際に治っている患者さん」は皆無なのですか。いると思いますよ。波動に関しては効いたという体験談はありますよね。気功やNAETでCSやESが快復するのと本質的に同じ仕組みで、チャネリングや波動で快復する患者さんもいると思います。「床下の備長炭は症状悪化と関係ないっすよ」という説明で患者さんが納得せず、「黒い色のものから悪い波動が出ているのです。黒は止めましょう」で納得するのであれば、波動で「実際に治っている患者さん」もいることになるのですよ。気功やNAETも同じでしょう。


>実際にIgE抗体が施術後低くなった患者さんやアレルギーが治った患者さんも実際いらっしゃる中で、「虚偽の情報」と言われる理由はどのような理由からでしょうか?

実際に波動対策でよくなった患者さんも実際にいらっしゃるなかで、ナキウサギさんが波動をインチキだと言われる理由はどのような理由からでしょうか?

私が「NAETでアレルギーが除去できる」というのが虚偽の情報だと言う理由は、IgE抗体が施術後低くなった患者さんやアレルギーが治った患者さんがいるだけでは「NAETでアレルギーが除去できる」とは言えないからです。NAETとは無関係に良くなっただけかもしれないでしょう?NAET群と非NAET群で比較しないと、NAETでアレルギーが除去できるかどうかは分かりません。体験談は証拠になりません。「NAETで良くなった人もいる」だと虚偽情報ではありませんが、同時に「波動対策で良くなった人もいる」というのも虚偽情報ではないことになります。証拠の程度のレベルにおいて、NAETも波動も同レベルです。

気功(大明気功院のレベルのもの)、NAET、波動、チャネリングが同レベルであるのは、単に科学的根拠の欠如のみならず、既知の科学知識との整合性を著しく欠ける点もあります。たとえば、「脳脊髄液減少症にブラッドパッチが効く」という主張はまだ十分な科学的根拠がありませんが、NAETや波動とは明らかに異なります。ブラッドパッチ療法は、既知の科学知識とまったく矛盾しません。もうちょっとインチキ寄りの代替療法としてカイロプラクティックがありますが、それでも腰痛がなんらかの施術で治るとしても、別に物理法則を見直したりする必要はありません。(「瞑想・呼吸・体操・自律訓練法」という意味での気功はここぐらいに位置するでしょう)。一方、NAETや波動や気功やチャネリングは異なります。もしNAETが正しいとすると、「数メートル離れたアレルゲンと相互作用する何か」が存在するわけですが、既知の物理学では説明できません。気功も波動もチャネリングも同様です。科学とニセ科学の境は不明瞭で、中間にグレーの領域が横たわりますが、NAETも気功も波動もチャネリングも真っ黒に極めて近い側です。

ナキウサギナキウサギ 2008/10/02 10:55 ご教示ありがとうございました。
説明していただいた内容で、とても良く理解できました。

>実際に波動対策でよくなった患者さんも実際にいらっしゃるなかで、ナキウサギさんが波動をインチキだと言われる理由はどのような理由からでしょうか?

病気の快復に、波動が効いた、という体験談を聞いたことが無かったので、波動やチャネリングはインチキと思いましたが、しかし、言われてみれば、NATROMさんが仰るとおり、波動でもチャネリングでも何かの病気から快復された方がいるはずですね。言われて思い出しましたが、チャネリングに関しても、病気(うつ病とかヒステリーのような疾患だったと思う)から快復された方が、著作物の中で紹介されていたように思います。

最近特に懸念していることは、商売をしているCS患者が同じCS患者を食い物にしていることです。

>「床下の備長炭は症状悪化と関係ないっすよ」という説明で患者さんが納得せず、「黒い色のものから悪い波動が出ているのです。黒は止めましょう」で納得するのであれば、

これは典型的な詐欺の手口です。患者さんの中には、備長炭や活性炭に反応する方もいらっしゃいます。ですから本来であれば、建築士さんは、「床下の備長炭は症状悪化と関係があるかもしれないので除去してみましょう。」と説明して除去すれば良いだけの話のところを、「床下の備長炭は症状悪化と関係ないっすよ」という説明をすれば、患者さんが納得するはずもありません。そのような状況を作っておいて、「黒い色のものから悪い波動が出ているのです。黒は止めましょう」と言われれば、まだ発症して間もない患者さんなんかは、この建築士さんが同じCS患者であることも手伝って、「CS患者にしかわからないこの反応する物に対する感覚が『波動』から来る物なんだ」と、信用してしまうわけです。そうやって波動を信じ込ませて、ご自分の所で販売している波動グッズをCS患者に売り付けるのです。もしかしたら、高価な黒以外の石なんかも販売しているのかもしれません。

CS患者は反応する物が患者それぞれで違いますので、商品を購入するときなど、事前に見本で試すことが必要になります。ましてやリフォームなど金額が高額になればなる程、購入後或いは施工後、使用できなかったというリスクが大きくなるわけですから、見本が絶対に必用条件です。このことは、同じCS患者ならこの建築士さんも十分承知しているはずですし、施工主の患者さんも見本を要求していたにも拘らず、その必要はないと、患者さんの家の壁に自社の製品をいきなり塗布しようとしたのです。そのようなことをしようとすれば、当然リフォームの話はキャンセルです。他の患者さんも、同じようなことで塗布されて自宅に居られなくなった方もいらっしゃいます。トンデモない建築士です。

また、同じような波動やチャネリングの手法で患者相手に商売をしている患者もいます。CS患者のA、別人格で霊と交信ができるB、CS患者(A)の師匠で現実社会で生きているC、これらA・B・Cは全て同一人物ですが、チャネラーなので、本人曰く全て別人格なのです。従って当然のことながら、掲示板やブログ上でHNは違います。でもそれは、私達がHNを使い分けるのと訳が違うのです。本人に言わせれば大真面目で、自分はチャネラーだからA・B・C全て違う人物です、という説明をするわけです。
私たちCS患者には、同じ患者Aとして接し、快復面や対策面で親切に助言してくれます。そして、自分は師匠(恩師)の指導の下、こんなにも快復した、と話すわけです。他の患者は、どうやって快復したのかと、Aの話しに耳を傾けます。詳細を話したい、商品を紹介したいからメールをくれ、と言われメールしたら、実はAもBもC(師匠)も同一人物だった。おまけに、頼んでもいないのに、「あなたの治療に関して一生懸命取り組みます」みたいなことを言われて、私は思いっきり激怒し返信したので、彼は未だに私に対して、他人を攻撃する人間だと誤解しているようです。それでも私は、彼が勧める商品を一通り試してみました。それが例え自分の所で販売しているものやネットワークビジネスであろうと。彼やその家族が本当にそれらでCSから快復しているなら、試す価値があると思いました。でも、私には効かなかったし、それに商品の説明について、彼にメールで確認すると、明らかな虚偽の説明があります。彼の行為は詐欺に等しいと思っています。しかし難しいのは、彼やご家族がそれらの商品で治ったのと、私に効き目が無かった・むしろ使用できない商品であっても、CS患者は反応する物に個人差がある、という逃げ口上があることです。彼が「私を騙している」ということと「本当に彼とご家族が治ったので、心底良い商品と信じ私に良かれと思って商品を紹介している」ということの区別がつかないことです。ただ、商品説明において明らかに虚偽があったので、私はすぐに信用できない人、との判断が付きましたが、同じような想いをする患者さんが今後出ないように、私は注意しています。私のブログを通じて知り合った患者さんに、彼が商品を勧めたときは、商品がネットワークビジネスであることと、彼が患者でもあり販売者であることを説明しています。

CSを発症すると、経済的自立が困難になるので、彼らが生きていくのに必至なのは理解できます。家族も養わなければなりません。だからと言って、患者が患者を食い物にするなんてのは許せないです。(歯科治療の話は、これらの件とは関係ないです。患者さんの善意から出ている行為ですが、しかし医学の常識からすれば、実にトンデモない内容で、患者の体験談はあてにならないことを実感しました)

科学や似非科学や自然食品などと全く無縁で極普通の生活をしていた者が、気が付けば身の回りの物のほとんど全ての物が使用できなくなり、社会生活は愚か日常生活も困難になり、そのような中で先輩の患者さんから、これが使用できる、あれが良い、また、患者支援団体が発行する会報誌や商品リストなどでそれら商品や対策・治療法を紹介されれば、患者はなんの疑問も持たずに似非科学の世界に入ってしまいます。私がそうであったように、多くの他のCS患者さんも同じだと思います。いつもながら丁寧に説明してくださって、ありがとうございました。

ナキウサギナキウサギ 2008/10/02 17:06 朝お話したA・B・Cの人格を持つチャネラーの話は、どうかここだけの話に留めておいてください。ネットワークビジネスであっても、強引な勧誘や押し売りは絶対にしませんし、サービスで商品をつけてくれたり値引きもしてくれます。
それに、やはり実際に、彼の指導でアトピーが治ったり、ステロイドから解放された患者さんもいます。私をかばってくれたこともありますし根は優しい人です。もしかしたら、彼は、ご自分の行為が詐欺に等しい行為であることに自覚がないのかもしれません。

勧誘や販売に際し無理強いすることがないことに免じて、どうかここだけの話に留め、絶対に記事にしないでください。彼もご家族も皆患者ですし、病状が悪化するようなことだけは避けたいです。今回私の方から、もう人間関係は断ち切る、と告げたので、それだけで十分堪えていると思います。ですから、どうかよろしくお願いします。

NANoNANo 2008/10/03 00:58 話に割りこんですみませんが>ナキウサギさん

>勧誘や販売に際し無理強いすることがないことに免じて、どうかここだけの話に留め、絶対に記事にしないでください

誰もそんなこと(個別の個人的な事例)を聞いてもいないのに、ご自分でこと細かく提示を行い、なおかつ「記事にするな」と云われても、あなたご自身が「コメント」という形で「記事にしている」ことに気付きませんか?

勧誘や販売に際して「無理強い」があるのでしたら、それはもう「暴力」という次元の話になるでしょうし、虚偽の効能を宣伝文句にしたり「なんらかの病気が治る=医療効果がある」と称して無資格で商品を販売することも違法行為ですが。
どちらにしろ、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか、あなたのコメントを含めて判断できませんので別に構いませんが、一方では「許せない」と云い、一方では「許す」ような発言をされる…いったいどちらの立場なのでしょう。

ナキウサギナキウサギ 2008/10/03 07:31 NANoさん、おはようございます。

>ご自分でこと細かく提示を行い、なおかつ「記事にするな」と云われても、あなたご自身が「コメント」という形で「記事にしている」ことに気付きませんか?

記事にしていることは気付いています。
NANoさんや他の方には私のコメントだけを読まれても、具体的に誰を指しているのか、私の話の信憑性などについてご判断できないと思います。しかし、NATROMさんは私のコメントから、それが誰なのか等ご理解いただけたと思います。また、現実の世界での個人情報もすぐお分かりになるはずです。私がコメントした目的は、そのことをNATROMさんに知っていただきたかったことです。NATROMさんが私のコメントから、私が誰のことを話しているのかご理解いただければ、私の話の信憑性もご理解いただけると思います。

>いったいどちらの立場なのでしょう。

相手が患者でなければ許せないと思います。しかし、今は彼を追い詰めるようなことはしたくありません。自殺したりする可能性がある病気だからです。

大明気功院の経験者大明気功院の経験者 2008/10/10 21:23  NATROMさんのサイトは、医師の書かれたものでありながら、柔軟で幅広い視点でたいへん興味深いと思って時々読ませてもらっていましたが、大明気功院についての今回のナキウサギさんのやり取りを見て、たいへん残念に思いました。

 私は、気功院の青島院長先生に、家族や友人などたくさんの知人の病気を良くしてもらった経験のある者です。知人の中には今回の化学物質過敏症も何人かいて、話を聞くだけで辛くて涙が出てくるような逃避生活から、やっと抜け出して社会復帰し、今では人生を謳歌しているのを知っているので、お二人のやり取りが直接治った人や気功院に行って直接調べたものではなく、間接的な情報で書かれているのではないかと思い、我慢できなくなり書かせてもらいました。
 私の病気の知人でもあったことですが、(化学物質過敏症も含めて)大抵、気功院に行くような病気の方は、普通の人より体力も、様々な面での抵抗力も弱い人ばかりで、その多くはいくつかの持病やこれまでの生活の仕方自体にも問題を抱えていたりもしますので、気功を受けてその場では良くなっても、帰り道や家に帰ってから、体調が悪化したりすることがありました。体が弱い人がわざわざ遠出して日頃行かないような所まで出向いていくのですから、症状が元に戻ったり、調子を崩してしまう多少のリスクはあったように思います。
 ただ幸いなことに、私の知り合いの多くが健康になれたのは、多少の体調の浮き沈みでもあきらめないで、他の人が良くなっているし、自分も1回は良くなったのだからと、自分自身でも気功の練習をしたり、生活習慣や環境上の問題点を先生の指示に従ってできるだけ手直したりと、努力したのでした。そういう意味では、現代医学の治療法のように、自分の努力はせいぜい食事と運動の注意くらいで、あとは薬や手術など受け身の医療に慣れている人には難しいのかもしれません。
 ナキウサギさんのコメントも、症状の浮き沈みで途中であきらめたり、先生の意図が十分に理解できずに自分に合わないからと努力が実を結ばないうちに挫折した人の意見を聞いたのであれば、十分納得できます。

 また、気功院に行った私の知人は、現代医学の病院での検査や治療、他の民間療法に行っても治らなかったり、治療法自体がないとか、ダメージがある治療法や目先だけの対処療法しかないとかで、何とか気功で根本から病気を良くしたいと願って行った難病の人ばかりでもあります。
 そういう人でも、青島先生はできるだけ病院の検査や医師の所見を定期的に受けるように勧めて、医学的に理解が不十分な素人の患者の口伝えではあっても、必ずその報告を聞きながら、できるだけ現代科学の視点で症状や病気の推移をみるように指導されていました。
 先生は、日頃、気功によって現代医学で治らない病気が少しでも良くなるように、もっと医学が進歩するようにと日々努力されているのを私は見たり聞いたりしているので、お二人のやり取りがとんだ的外れに感じるのも、お分かりになると思います。
 私が、大明気功院で難病の知人をたくさん良くしてもらったのは、まぎれもない事実ですので、今後批評をする場合は、直接良くなった人に確認したり、現地を訪ねて当事者にきちんと事実確認した上で書かれることをお勧めします。
 あまり事実でない情報が流されると、せっかく私がこれからも助けたいと思っている大切な知人たちを助けられなくなるかもしれませんので、よろしく、ご理解ください。

NATROMNATROM 2008/10/10 21:42 大明気功院の経験者さんへ。体験談は根拠になりません。どのようなインチキ療法であっても、良くなったという体験談はあります。「難病の患者がたくさん良くなった」のが事実であれば、症例報告を信頼できる媒体で発表するべきです。「大明気功院で難病の知人をたくさん良くしてもらったと感じている人がいる」のは事実かもしれませんが、「大明気功院で難病がたくさん良くなった」のは事実ではないと私は考えます。

代替療法にも良いものからそうでないものまでありますが、大明気功院はそうでないものの部類に入ります。大明気功院自身のサイトに載っている「論文」とやらは、医学的な観点から見るとデタラメです。既に、

気功で化学物質過敏症が完治〜大明気功 体験談
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060726

で指摘しています。「難病がたくさん良くなった」というのは、プラセボ効果か、「もともと単なる前立腺肥大症を前立腺癌が治ったかのように誤認した」とか「ごく軽度のSCCが正常化した」とか、そういう例であろうと思います。「病気が良くなる」と主張するからには、そう主張するほうに立証責任があります。「現地を訪ねて当事者にきちんと事実確認した上で」でなければインチキ治療を批判できないのであれば、詐欺師は大喜びです。

もう一度言います。病気が良くなるのが事実であれば、きちんと検証可能なデータを信頼できる媒体に発表するべきです。それをしないのは、医学的知識がある人からの検証に耐えられないからとみなされても仕方がありません。自己責任で気功による治療を選択するのはかまいませんが、科学的な観点からはインチキであることを多くの人に知ってもらいたいと私は考えます。

大明気功院の経験者大明気功院の経験者 2008/10/10 22:48 NATROMさんへ
 お返事ありがとうございました。ご指摘の内容が理解できました。
 東洋医学の気功も、ただ「この病気が良くなった」という実践結果を伝えるだけではなく、現代医学の医師や科学者などの専門家の方でも十分納得できるような科学的な検証に力を入れる必要があるのは確かです。
 私にとっては、困っていた病気やその症状から、自分や知人が良くなることができれば、十分だと満足していましたので、NATROMさん書かれている意味がよく理解できずに自分の意見を書かせてもらいました。
 気功も含めて民間医療の効果については、確かに医学や科学の専門家の客観的な意見が反映されながら研究や証明がされるようになると良いと考えます。

ナインナイン 2008/10/13 23:14 NATROMさん初めまして
大明気功院の論文の中で、お父さんの癌を治したと紹介されてる息子です。
父のカルテ等の資料の提出を病院の院長先生にお願いしましたが、見せられるのは、これだけですと言われました。NATROMさんの日記は何度か拝見させて頂きましたが私の体験談が資料不足の為インチキと思われるのは残念でなりませんので、詳しく事実を述べさせて頂きます。
 最初に父の見舞いに行った時に妻は父のお腹をさすっていました。
帰りの車中で「お父さん前立腺の癌でかなり進行していると思う、だいぶ前から症状があったはずなのに何で、もっと早く病院に行かなかったのかしら?」と言いました。
何で分かるんだ?と私が聞くと「うまく言えないけど、長年やってると分かるのよ」と言いました。妻は看護師です。
それから数日後、母から「院長先生が息子さんと一緒に来てください」と言うので検査結果を聞きに行きました。
院長先生は「残念ですが悪性の腫瘍です」悪性って癌ですか?と聞くと「はい、癌特有の数値が非常に高く、かなり進行してると思われます、今後は治療方法について相談して行きたいのですが、おそらくホルモン療法になるかと思います。念の為、針を刺す検査もしますか?」と言われたのを記憶しております。
私は気功に興味があり、大明気功院で月に一度の勉強会に参加しており、教わっている癌の治し方を必死に父にしました。
2週間後に針を刺す検査をし、ガン細胞が見つからず、その後の検査で異常が無いため退院となり、母が言うには院長先生が「長年やってるが不思議だ」と言ってたと聞きました。
私は驚き嬉しくて青島先生に報告しました。先生は開口一番「本当に癌だったの?」と言いましたが、本当だと分かると喜んでくれました。無理もありませんプロの先生が施術したならともかく素人の私がやって治ったのですから・・・
青島先生は「再発しないように気功をお父さんにやってあげて下さいね」と言われましたが、私はあまり実家へ行かず気功もしませんでした。
すると数ヶ月後に父が、今度は大量の血尿で再入院したと聞かされ、妻と病院へ行きました。父は別人の様に痩せて、もの凄く痛がってました。妻は「もしかして前回は誤診かな?と思ったけど、今回は骨まで進行している典型的な膀胱癌の末期症状だ」と言いました。院長先生は正月明けに別の総合病院を紹介してくれました。
私も今回は助からないと思いましたが、必死に父へ気功をしに行きました。
正月明けに今までお世話になった病院の紹介状と検査資料等を持ち、別の大きな総合病院へ行きました。医師は検査資料を見ながら「膀胱に腫瘍が有ると見て間違い無いですね、それと腎臓にも陰が有るので良く調べましょう」と言い、検査に半日かかりました。
検査が終わり医師は「まったく以上無いですね、心配されてる腫瘍ですが、どこにも無いですね、院長先生にも大丈夫ですと手紙を書いておきますね」と言われ、母とビックリしました。
その後、青島先生が癌の論文を書くと聞き、是非とも協力させて頂きたいと思い、先生に言ったら「お父さんの病院のカルテや試料をもらって来てほしい」と言われたので、院長先生に面会をお願いし、資料の提供を求めましたが「見せられるのは、これだけですね」と言い「前立腺のときは、検査で間違いなく悪かったのに何故か良くなったんだよね」と言い「血尿が出た時は、血の固まりがぞろぞろ出て大変だった、それで別の病院を紹介したんだけど、異常なしと聞いて本当にビックリしました、間違いなく手術になったと思っていたんですよ」と言いました。私は詳しく聞きたかったのですが院長先生は素人に難しい事を言っても分からないだろうとの感じでした。
以上が事実です。私の体験談のお陰で大明気功院がインチキと思われるのは、大変残念に思います。是非ともこれを読み医師の見解を頂ければありがたいです。
ちなみにコメントを書くにあたり、青島先生には何も報告していません。
宜しくお願い致します。

NATROMNATROM 2008/10/14 21:34 お父様は初めから癌ではなかったと考えられます。まともな医師ならば、この体験談から、気功によって癌が治ったとは判断しません。大明気功院の論文は医学的には無価値です。気功によって癌が治ったとナインさんがお考えになるのは仕方のないことですが、気功を商売にしている大明気功院が、腫瘍マーカーについてなんら調べる努力もせずに、医学的知識のない人たちを騙すような「論文」を発表しているのは無責任であると考えます。詳しいことは、以下の新しいエントリーで述べました。

ニセ科学を見抜く練習問題(世界医学気功学会の論文集から)
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20081014

大明気功さんにご質問大明気功さんにご質問 2008/11/03 23:53 大明気功さん、及び大明気功様の経験者さんに、ご質問をさせていただきます。
私は、気功の力を信じています。青島先生に会ったことがありませんので、青島先生は実力者であるかどうかは存じていませんが、基本的には、気功というものを信じています。
青島先生の気功は、本物であるかどうかは別にして、私は、一番気になるのが料金体制です。
気功治療の相場は、概ね3000〜5000円です。難病、不定愁訴関係の場合でも、5000円から1万円くらいでしょう。
大明気功では、まず、入会金2万円を払ってから、一回の治療につき、2万円が掛かるそうです。これは、暴利だといわれてもしょうがない課金レベルです。
確かに、健康を取り戻すことができれば、いくらを掛かっても構わない、この料金を安いと考える人もいるかもしれません。
しかし、大明気功様の経験者さんの話や、青島先生自身の著書の中でも、
青島先生は、日々患者さんのことを考えて精進している患者さん思いの先生らしいですが、なぜか、この料金体制は患者さんにとって、どれぐらいの負担になるのか、お分かりではないようです。
また、宣伝活動も多く、気になりました。殆ど、3流週刊誌による報道なので、どうしても宣伝に見られます。気功に研究熱心であるかもしれませんが、お金儲け熱心の先生でもあると受け止めてられてしまいます。
「医術」がありますが、「医徳」がすこし足りないかもしれません。
いつか、良識ある先生になっていただけると幸いです。

ナキウサギナキウサギ 2009/04/19 16:52 NATROMさん、こんにちは。
YAHOO掲示板で断りもなく、NATROMさんのコメントを少し変えて引用させていただきました。本来であれば、
「NAETでアレルギーが除去できる」という【虚偽】の情報しか提供されずにNAETの治療を受けるのは問題です。」と引用するべきところを、私の判断で【虚偽】を勝手に削除して手を加えて引用したことをお詫びします。

また、YAHOO掲示板において、ある投稿者から「私のレスでNATROMさんの目が点になってること、それを見ているまわりがいたたまれない気持ちになってひいてる」とのご指摘がありました。NATROMさんと彼との板挟みのような形になり、二者択一を迫られ、困って悩んでいたことは確かです。しかし、今回のことはNATROMさんとは関係なく、自分の気持ちの中ではもう1年以上も前から疑問を感じ始めていました。それが今回このような形で爆発しただけです。情緒的に訴えれるとつい決心が付かず今までズルズルと来てしまいましたが、私なら大丈夫ですのでお気遣いなくエントリーを続けられてください。

私のレスに、本当に目が点になられてに引かれていらっしゃるのかどうか存じませんが、この記事からエントリーが止まっていることは、板挟みになっている私へのお心遣いからであろう、ということは解っていました。(勘違い?)
「心の病」でも何でもありませんし私なら大丈夫ですので、どうぞエントリーを続けてください。お心遣いありがとうございました。

NATROMNATROM 2009/04/19 17:25 引用は自由にされてください。引用元を明示するほうがいいと思います。「板挟み」についてですが、100%意見が合う人間なんていないのですから、二者択一とは考えなくてもいいのではないでしょうか。「Aという論点では彼を支持するが、Bという論点ではあなたを支持する」という態度でよいのでは。まあ、ヤフーの掲示板ではそういう態度は受け入れられにくいという事情はお察しします。

新しいエントリーを書いていないのは、特にナキウサギさんへの心遣いではなく、単に忙しいだけです。昨年の4月もしばらくエントリーが止まっていました。お気になさないように。

natobusnatobus 2014/01/11 23:35 1 ■反対するなら代案を

ニセ科学批判者は使える(食べられる)ものとそうでないものを見分ける方法としてオーリングテストを使うことを否定されますが、どうやって患者が使えるものと使えないものを見分けたらいいのですか。救急外来を受診した時に「この薬使いますか?」と聞かれた時、どうやって使う、使わないを判断したらいいか、それこそ本職の医師に聞きたい。


2 ■Re:反対するなら代案を
そういえばNATROMに「ホルムアルデヒド(ホルマリン)にアレルギー反応がある人で免疫異常が起こる人ならホルムアルデヒドが試薬になると思う」とコメントしたら
「仮に免疫異常が化学物質過敏症にあるとしてもアレルギー反応は関係無いだろう」と答えました。
免疫異常が起こる事をまず知らない様です。
それとホルムアルデヒドを感じて免疫異常が起こっても原因物質とは言えないというのなら患者の自己申告しか無いのですが?という問いには意味不明な事言ってはくがかしました。
とにかくNATROMは「超微量の化学物質に反応する」という所にこだわりますね。

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2005-05-13 工芸茶〜茉莉花の天女

NATROM2005-05-13

[]工芸茶 工芸茶を含むブックマーク

工芸茶って飲んだ事ありますか?細工茶とか、花咲く中国茶とかって名前でも売られているらしいです。

書き出しは、「たぶん毎日は書きません」とトップに書いているくせに毎日更新している某ブログをパクってみた。萎びたお茶っ葉の塊にお湯を注ぐと、中から花が出てくるという「脳みその軽い女の子受けしそうなお茶」なのだ。ちょいとした縁があってサンプルを貰ったのだけれども、その中に「茉莉花の天女(写真)」ってのがあったのだ。ネット上の知り合いで茉莉花さんという方がおり、たまにオフ会なぞもするので、そのときにでも持っていっちゃろうと思っていたが、もう既に知っているみたい。なので、ここでネタにした。

じわじわと花が咲いていくのを見るのが面白いので、透明なポットで入れるべき。うちでは、麦茶をいれるガラスのポットを使った。伝統のあるものかと思ったら、「1980年代に発明された新しいお茶」なんだと。1個350円で売られている。結構高いが、3-4人で飲めることを考えると安いのか。普段自分で入れて飲むものではなく、贈り物にするようなお茶だ。喫茶店で出すのはいいアイデアだと思う。値段設定はどうするんだろう。

ちなみに、私がサンプルを貰ったのはここ*1から。茉莉花の天女は人気らしく、「完売御礼!!大好評の茉莉花の天女、すべて売り切れました。次の入荷は6月のジャスミン生産までお待ちください。お待たせしてごめんなさいm(_ _)m」なのだそうだ。

*1:URL:http://www.shikifuku.com/

たまごちゃん (^-^)ノたまごちゃん (^-^)ノ 2005/05/14 06:43 なになに?茉莉花は天女のようだ?!
またまたぁ、NATROMさんったら、そんな本当のことを(w

SeimeiSeimei 2005/05/14 13:30 加工の仕方が新しいのでしょう。花の香りを付けたお茶はもっと古くからあるようです。マイカイ茶辺りがポピュラーでしょうか。

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2005-05-09 先読みを先読みする

[][]先読みを先読みする 先読みを先読みするを含むブックマーク

■美人投票で相場に勝つid:tazumaさん)より。

もう一ひねりできないか。例えば少し違うヴァージョンの美人投票(JPE、2004、Camerer,Ho,Chong)を考える。ルールは簡単で、0から100までの数字を同時に選んで、平均の2/3に最も近い人が、自分の選んだ数かける1000円をもらえるとする。まず、あなたが思慮深ければ68以上を選ぶことはない。で、次にあなたが他の人もそこまでは合理的だと考えるなら、46以上を選ぶ理由もなくなる...... 以下同様....。 という風に突き詰めていくと、もしあなたが合理的で、かつすべての人が合理的であることを知っていて、かつ、すべての人が「すべての人が合理的であることを知っている」ことを知っていて......という場合は、1あるいは0が唯一残されたチョイスになる。もちろん実際にこのゲームをやらせてみるとそうはならない。大体平均して20か30のあたりに落ち着く。というわけで、実際はゲームのプレーヤーは上の意味で合理的ではないわけだが、では、はたして彼らはどれだけ「非合理的」なのか?

プレーヤーのすべてが合理的であるはずもなく、よってこのゲームの予想はつきがたい。前に紹介した、「天才数学者、株にハマる」でも、似たようなゲームが紹介されていた。

人を集めてそれぞれ0から100の間の数字を一つ、皆同時に選んでもらうとしよう。その際、皆が選んだ数字の平均の80%に一番近いと思う数字を選んでもらう。一番近い数字を選んだ人は、賞金として100ドルもらえる。自分がどんな数字を選ぶか、ここでしばらく考えて見てほしい。

人によっては、選ばれた数字の平均は50になるだろうと考え、その80%にあたる40を選ぶだろう。人によっては、他の人たちは40を選ぶだろうと先読みして、その80%の32を選ぶかもしれない。さらに、他の人たちはそういう考えに沿って32を選ぶだろうから、自分は32の80%である25.6を選ぶという人もいるかもしれない。

先読みの程度によって答えが変わりうるというわけである。id:tazumaさんの紹介した論文によれば、「実際のトレーダー、CalTechの学生、ゲーム理論家」が先読み度が抜きん出て深く、「NYtimesなどのメジャーな新聞の読者などもそこそこ」であったとのこと。他の参加者がどういう人かによっても、ゲームの解は変わるわけだ。ゲーム理論の学会で同様のゲームを行うのであれば、他の連中は深く先読みをしてくるはずで、ゆえにゲームの解は小さくなるはずなので、自分の答えは小さめにしたほうがよい。ということを他の連中も考えるはずなので…

逆に言えば、他の参加者はみなボンクラでそれほど先読みはしないだろうと思っている人は、答えを大きめに答えるであろう。実際のゲームで2先読み以上の人はあまりいないらしいが、2先読み以上しないというよりかは、先読みをしない人のためにゲームの解が大きくなることを先読んでいるのではなかろうか。よく考えて見れば、株の売買は、相手をボンクラとみなさないと成立しないはずだよな。自分が株を買う(売る)ときは、今後その株の値が上がる(下がる)と考えているわけで、売買相手はこれから上がる(下がる)株を売ろうとしてるってことだよね。

あと、上記引用している2つのゲームのルールはほとんど同じだけれども、ゲームの報酬のみ異なる。これは結果に影響してくるのかな?前者は、「自分の選んだ数かける1000円をもらえる」。後者は、「100ドルもらえる」。前者は、賞金は変動制だ。0とか1とか当てたってしょうがない。可能性は低くても、もちっと大き目の数字を予想すべきではないか。ということを他の参加者も考えているのではないか。ということも他の参加者は考えているのではないか…。一方、後者であれば、ゼロと予想すればゼロと答えて100ドルもらったほうがいい。とうぜん、ゲームの解は前者のほうが高くなることが予想できる。対象集団をいろいろ変えて実験してみたら面白いだろう。ウェブ上なら比較的容易にできるのではないか。正解に一番近い人は、はてなポイント1000点とか。

地下に眠るM地下に眠るM 2005/05/09 23:09 要はマージャンと同じことなのではにゃーかと。
面子によって打ち方を変えざるをえにゃーもんね。

ところでさ、2/3が3/4だろうと4/5、はたまた9/10だろうと論理的には0が「正解」となるわけにゃんが、このあたりの比率をいじってみるとどういう平均値がでてくるのかにゃ?

wadjawadja 2005/05/09 23:49 むこうにコメント書いたら、完全にNATROMさんと被ったorz
>よく考えて見れば、株の売買は、相手をボンクラとみなさないと成立しない
>はずだよな。
これは鋭い!!デイトレーダーに関しては、真実だと思う。

2005-05-04 たのしい休日〜カブトムシ

NATROM2005-05-04

[]なんかこう、カブトムシって、ワクワクするよな なんかこう、カブトムシって、ワクワクするよなを含むブックマーク

せっかくの連休なのでお出かけ。鏡山にドライブ。なにげに入ったポンポコ村がなかなかよかった。ベゴニアガーデンも良かったけど、思いのほか面白かったのがクワガタギャラリー。入園大人500円は高いと思ったが、子どももいることだしまあいいかと入ったのだ。さまざまな生きたクワガタ・カブトムシが展示されている。でかいカブトムシを触らせてもらった。チビは怖がったが、チビより少し大きいぐらいのよその子が、シャツにカブトムシをとまらせて写真を撮っていた。500円払うくらいの価値はある。

ここのオヤジはムシキングの虫の9割はいると豪語していた。あまりにもチビが興味深々で見ていたせいか、ツノが曲がったカブトムシ(写真)をただでもらった。チビ大喜び。ツノが曲がっていると商品にならないらしい。また、入り口にはケヅメリクガメがいた。交尾すると鳴くのだな。はじめて聞いたよカメの鳴き声。カメにも触らせてもらった。鏡山の中腹から虹ノ松原を望む眺めのよいカフェなどあり、また来ようかと思う。別に入園料を払わなくてもカフェは利用できる。

鏡山の頂上付近は公園になっている。カブトムシを車内に置いておくと煮えてしまいそうなので連れ歩く。ツツジが見事であった。背の高いタケノコを発見した。池には鯉やら稚魚やらわさわさいた。ハンググライダーが飛び立つところを見物した。茶店のネコは触らせてくれた。帰りはさすがに渋滞につかまった。あちこち連れまわして弱ったのではないかと心配したが、家に帰り着いたとき、カブトムシは元気に餌を食べていた。翌日、水槽に土と木を入れてやった。ネットで調べてみたら、カブトムシにスイカはよろしくないのだと。私が子どもの頃の常識とは違う。エビデンスはあるのか。餌は当分昆虫ゼリーだな。

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2005-05-03 ダーリンの頭ン中

[]指摘されないと気付かない日本語の不思議 指摘されないと気付かない日本語の不思議を含むブックマーク

cover

■ダーリンの頭ン中

小栗左多里 & トニ−・ラズロ 著。小栗左多里が漫画家で、トニ−・ラズロがその夫。トニ−はハンガリーとイタリアの血を受け、アメリカで教育を受けたとのこと。前作の■ダーリンは外国人では、生活する上での価値観の違いが描かれていて、こちらもたいそう面白かったのだ。というわけで、今回、■ダーリンの頭ン中を妻が買ってきた。今作品は語学がメインの話題。 

たとえばこういうの。「英語は文字通りに発音しないので聞き取りが難しい。一方、日本語の音は単純で一つの『かな』に一つの『音』だ」という主張に対し、トニーは反論する。日本語の発音も十分複雑であるとのこと。例として、

するめです

と日本語で発音する場合、するめの「す」は「う」の音が入っているのに対し、文章の最後の「す」は「う」は入らずに空気が抜ける音であると。発音してみたら、確かにその通りなのだ。それから、

はんのう

はんぱ

はんこ

はんを

はん

「ん」の発音が全部違うのだそうだ。「ん」のところで舌の位置を確認してみ。全部違うかどうかはわからないが、確かに明らかに異なる発音なのだ。トニーによると「いろいろ説があるけど、だいたい3つから5つに分類されている」らしい。語学に詳しい人なら知っているのかもしれんが、私は指摘されて初めて気が付いたよ。「いろいろな説がある」というところもすごい。こういうのを研究している人たちがいるのだなあ。

他には、「えいが」は「えーが」、「おうさま」は「おーさま」、「ひまわり」は「ひまーり」と発音している。「外国人にしてみれば字の通りに覚えてるから、ちょっと違うと聞きとれないことだってあるんだよ」。なるほど、お互い様だったのか。発音だけではなく、漢字や語源の話題もある。活字の本は自分の興味のある分野か、でなければ必要があって読むだけなので、なかなか違った分野の本を読む機会がない。マンガで違った分野の知識にふれると興味が湧く。語学も楽しいのだろうなあ。

KosukeKosuke 2005/05/04 15:20 私もこのシリーズは大好きです。これも連休に入る日に買って来て、もう3回くらい読み返してる。

【トニーは苦悩していた】
「母音の前のtheは「ジ」って読むんだよね?」と聞かれて、「え?ホントに?」と答えるトニー。
学校英語に慣れ親しんだ我々からすると驚くべきことだが、常にそうだとは限らないらしい。
行き当たりばったりかと言えば、そうでもなく、ビミョーに使い分けるらしいのだが、本人にも上手く説明できずに苦悩するわけですね。

「もどかしいなー 私としてははっきり知りたいんだけど、スパーンと答えられないもんかね?」と詰め寄る左多里さん。
で、それに対するトニーの答えが
「それは違うな、「はっきりしないことなんだ」って受け止めたらいいんだよ!」
・・・・これには感動した。

駄目押しがその後のほうにも・・・。
「ふうん・・・しかし「the」にこんな秘密があろうとは・・・ やっぱりほかの言語を理解するのって大変だなあ・・・」
「それは違うな、「完全に理解できないところ」が楽しいんでしょ!」
言語オタクパワー炸裂です。オタクなのに本当に愛すべきキャラクター、トニー。善いヒトだ!

NikiNiki 2005/05/04 17:41 これ、とりあえず第一言語を習得し終えた成人が、「外国語で」趣味的に悩むから楽しく見ていられるのだけれど……。central coherency に弱さをかかえているPDD児にとってはそのまんま第一言語習得のハードルになってしまいます(実際には聞き取りの弱さも重なってる子が多いだろうから問題になるのは少数派なのかもしれませんが)。そんな意味で、こういうの読んで思い出すのはツライところもありますが、これで信じて貰えるようになると思うとありがたくもあります(自己紹介が後になりましたが、幼児期に「ん」の分類が気になって大人に質問しても通じなかった経験を持つ――でも別にそれがトラウマになったりはしてない――成人PDD当事者です)。

たんぽぽたんぽぽ 2005/05/08 07:23 その5つの「ん」が、全部区別できなくても、
「はんぱ」の「ん」と、それ以外の4つとを聞きわける
外国人は、かなりたくさんいますよ。
(というか、それが一般的なくらい。)

”b”, ”p”, ”m”の前の「ん」は”m”、それ以外の「ん」は”n”になるのね...
(ローマ字で書くとき、実際に書きわけることがある。
たとえば、パスポートとか...)

”m”と”n”の変音も含めて、日本語の「ん」は、
外国人にとって、発音しにくいらしく、
レッスンのとき、このあたりを教えるのに、注意がいるみたいです。

NikiNiki 2005/05/08 12:10 英語を聞いてると”singer”と”finger”は違う音だけど、日本人が習うとどっちか片一方に統一しちゃってる人が多いんですよね。だからといって通じないわけでもないから、単に「外国人っぽい発音の一つ」と聞こえているんかもしれません。「違っても通じる音」と「違うと別のものになっちゃう音」の区別に気がつくのは大変です。発音「だけ」をいくら念入りに聞き込んでもわからないから。人間を相手に「通じた」「聞き返された」のデータを蓄積しないとわからないから。

日本語を話すときに日本語の「ん」の区別を意識する習慣がなかった人でも、英語を習うようになって”answer”や”rainbow”を発音してみようとしたときに、日本語の「ん」の使い分け規則に気がついたりしないでしょうか。”answer”も”rainbow”も、日本語の「ん」の規則だと「n」がくるはずのない所に「n」がきていますからね。

たんぽぽたんぽぽ 2005/05/09 00:32 Nikiさま、はじめまして。

>英語を習うようになって”answer”や”rainbow”を
>発音してみようとしたときに、日本語の「ん」の使い分け規則に
>気がついたりしないでしょうか。

いや、わたしは、気がつかなかったです。
(たぶん、気がつくかたなんて、いないんじゃないかな...?)

「ん」は、全部、”n”と発音しているつもりで、
前後に続いている音の関係で、”m”やほかの音に、
ずれるだけだからでしょう。
べつの音素だと思って、発音しわけている意識がないので、
言われるまで、気がつかないのだと思います。

(その前に、たいていの日本人は、英語の発音をまじめに練習しない、
というのも、ありそうだけど...)

たんぽぽたんぽぽ 2005/05/09 00:33 それはともかく、わたしも、こういうお話を聞くと、
うんざりした気分になりますね...
「完全に理解できないところが楽しい」なんて気分には、
とてもなれそうにないです...
(外国語学習では、結構いやな思いをしているので。)

外国語を、完全に理解するのが無理なのは、とうぜんとしても、
必要最低限でさえ、じゅうぶんむずかしいからね...