0010 | 11 |
0011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 11 |
0012 | 04 | 05 |
2004 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 |
2006-04-26 数学パズル by イアン・スチュアート
■[本][科学]数学パズル

■パズルでめぐる奇妙な数学ワールド イアン・スチュアート (著)、伊藤文英 (訳)
数学パズルの本って、たいがいはどっかで見たようなパズルの寄せ集めだったりするのだけど、この本は違う。どの章もオリジナリティにあふれている。見たことがあると思っても、日経サイエンスでイアン・スチュアートが連載していたものだった。連載時とまったく同じではなく、加筆、訂正されているようだ。
全部で20章あり、当然ながら難しいものも、比較的易しいものもある。一例として、12章の「恨みっこなしの山分けの方法」では、4人の泥棒が、戦利品を公平に(「等分保証で恨みっこなしに」)、有限回の手順で(無限に時間をかけていたら警察がやってくる!)分ける方法について議論する。2人での手順はよく知られている。子供のころ、父が買ってきた多胡輝の「頭の体操」に、2人の酒飲みが形の異なる容器に、両者から文句が出ないよう分配するパズルが出題されていたのを記憶している。まず、片方の酒飲みが「どちらを選んでも文句ない」ように酒を注ぎ、もう片方がどちらか好きなほうをとればよい。
これが3人にならどうか。私は、もうここでお手上げ。「等分保証」、つまり、各人が主観で平均以上の分け前をもらったと考えるという条件を満たす手順でも結構複雑だ。「恨みっこなし」の分配とは、各人が、他のどの人の分け前よりも自分の分け前が大きいか等しいと主観的に考えるような分配である。「恨みっこなし」の条件を満たしていれば、必ず「等分保証」の条件は満たしている。3人での「恨みっこなし」の分配手順の答えが載っているが、激しく複雑だ。引用する気にはまったくならない。3人での手順は、1960年代に考え出され、「数学パズルの愛好家のあいだでひそかに伝えられていった」そうである。ひそかにかよ。
4人での「恨みっこなし」の有限な分配手順は、数年前に完成され、その手順も紹介されているのだが、私にはもはや理解することは不可能である。かような分配手順は、数年前までは、「つねに『存在』することはわかっていたが、それを有限界のステップで実現する手順を誰も考えつかなかった」そうである。誰も考えついていないのに、存在することはわかっているというのは奇妙な感じがするのだが、数学ってこんなものだよな。










つぎのようにすれば、いいんじゃないかな...?
4人(一般に、n人でいいんだけど)が、一列にならびます。
そして、ひとりめが、ちょうどn分の1と思われるぶんだけ、
山からお宝を取り分けて、つぎの盗賊にまわします。
つぎの盗賊は、ちょうどn分の1で、公平だと思ったら、
そのままなにもせず、つぎの人にまわします。
いや、これは多すぎると思ったら、多いと思うぶんだけ取り除いて、
山に戻してから、つぎの盗賊にまわします。
こうやって、全員のところを回ったら、
いちばん最後に手を出した盗賊が、
そのお宝を持って帰って、列からはずれます。
それで、だれも手を出さなかったら、
はじめに取り分けた盗賊が、そのお宝を持ち帰えるのね。
(あとは、のこりのメンバーで、同じことをくりかえすのだけど...)
...こうすれば、持ち帰る盗賊は、自分の取りぶんは
公平と思っているのだし、ほかの盗賊は公平か、
ちょっと得した気分になるので、「恨みっこなし」でしょう...?
(それとも、こういう「一般解」ではなく、
あくまで3人や4人のときの、「特殊解」を出せ、
という問題なのかな...?)
一巡し、最後に手を出した盗賊(盗賊Aとしましょう)が、盗賊Aの主観で3分の1の取り分を得るわけですよね。で、残りを盗賊Bと盗賊Cで分配するのですが、盗賊Aが恨まないという保証はないわけです。盗賊Bと盗賊Cが分配した後で、盗賊Aが、
「おいおい、盗賊Bの取り分、俺のより少し多くね?」
などとクレームをつけるかもしれません。
あとのことには関知しなくなります。
あとから取り分ける盗賊が、「おれの取りぶん、
さっき持っていったあいつのより、すくねえじゃねえか!?」
という事態は、防がなければならないけれど。
(それとも、自分のぶんを取ったあとも、
ほかの盗賊が全員わけあうまで、見届けるという、
ルールになっているのかな...?)
とりあえず3人の盗賊の場合について考えてみました。
1.まず1人目の盗賊Aが、Aの主観で等しくなるように宝を3等分し、3つの宝の山を作ります。
2.次に残りの盗賊BとCが相談して、1つの山をAの取り分として決定します。
3.さらに盗賊Bは、残りの2つの山を再度一緒にし、Bの主観で2等分し2つの宝の山を作ります。
4.最後に3人目の盗賊Cが、自分と盗賊Bの取り分を決定します。
でもこれじゃあ、2.でBとCが合意できる保証がないな。
それじゃ、これでどうだ。
1.Aが宝を3等分する。
2.Bが3つの山のそれぞれを2等分して、合計6つの山にする
3.Cが6つの山のうち1つを選ぶ。
4.次にBが残り5つの山のうち1つを選ぶ
5.Aが残り4つの山から2つを選ぶ
6.最後にCが1つを選び、残りがBに
んと、Aは、B、Cが選んだ後でも、自分が最初に3等分したうちの1つの山になるよう2山を選べるので大丈夫。Cは、Aが自ら3等分した山の一つとなるように選ぶだろうと予測するから…あれ?AがBの2等分がいい加減だと考えるとどうなるんだ?
すみません。分かりませんでしたw