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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2008-06-02 誰が「タバコと肺ガンは無関係だ」と言ったの?

[][]誰が「タバコと肺ガンは無関係だ」と言ったの? 誰が「タバコと肺ガンは無関係だ」と言ったの?を含むブックマーク

タバコは肺ガンの発生率を高める ── 。今では当たり前のように流布している“既成事実”を、改めて考え直させられる実験データが先月に報告された」のだそうだ。事実なら超びっくり。インパクトとしては「水俣病の原因は実は有機水銀ではなかった」と同等か、それ以上である。それも、喫煙者の立場を貶めるべくネガティブキャンペーンを繰り広げている日本パイプクラブ連盟などではなく、脳科学者である池谷裕二氏がそう言っているのだ。まず、喫煙と肺癌には相関関係はあるが、必ずしも因果関係があるとは限らないことを池谷は述べる。その後、癌になりやすさが遺伝しうること、遺伝学的調査によってどの遺伝子が肺癌に寄与しているのか探し当てられるとする*1


【5】タバコは肺ガンの原因ではない?(日経ビジネスオンライン)

 まさにこの追跡を行って、実際に危険遺伝子の一つを発見したというのが、先の3つの研究グループからの発表である。驚くべきことに、3つのグループとも、第15染色体上の同じ遺伝子に行き着いた。肺ガンの14%はこの遺伝子で説明できるという。遺伝子名は「ニコチン受容体」である。

 この名前から容易に想像できるように、これはニコチンを感知するアンテナである。細胞の表面にあって、ニコチン刺激を細胞内部に伝える役割をしている。

 実験データによれば、この遺伝子が、人によって、わずかに違うというのだ。ちょうどABO血液型のように、どのタイプの遺伝子を持つかは、親から譲り受けることで決定される。たまたまある型のニコチン受容体を持った人は肺ガンになりやすいというわけだ。


ここまではそれほど不思議もない。肺癌に寄与する遺伝子はあるだろうし、複数のグループで結果が一致したのなら、その結果は信頼できるだろう。


 面白いことに3つの研究グループで結論が異なる。アイスランドのdeCODEジェネティス社のステファンソン博士らは「危険遺伝子を持っている人は、ニコチン耽溺(たんでき)に陥りやすい」という疫学データを示し、「それ故、タバコを常用し、肺ガンになる」と結論している。

 ところが残りの2つの研究グループは、この結論に反対している。「タバコと肺ガンは無関係だ」というのだ。特に国際癌研究機関のブレナン博士らのデータが象徴的である。タバコを吸わない人でも危険遺伝子を持っている人がいる。そこで非喫煙者についても遺伝子を大規模に調べたところ、「タバコを吸わなくても、危険遺伝子を持ってさえいれば、肺ガン発生率が高い」というデータが得られたというのだ。

 ややこしい話なので、いったんデータを整理してみよう。危険遺伝子を持っていることで身体に現れる効果は2つある。1つは、肺ガンの発生率の上昇。もう1つは、タバコへの依存性の上昇。要するに、「喫煙者は肺ガン率が高い」ように見えるのは、それはタバコを吸うからではなく、危険遺伝子を持っているからだ、という結論になるわけだ。

 その一方で、世間には「禁煙すれば肺ガン率が低下する」というデータもあるが、これも、禁煙しやすい人はもともと依存性も低いわけで、つまり、「はじめから危険遺伝子を持っていなかった可能性が高い」と説明できるというロジックになる。


強調は引用者による。2つもの研究グループが「タバコと肺ガンは無関係だ」といった!な、なんだって!!要するに、喫煙は肺癌の真の原因ではなく、喫煙と肺癌の相関関係は、危険遺伝子を介した見せかけの相関(偽相関)かもしれない、とそういうことか。

ここまで言ってなんだが、id:dekodekoさんが、ブックマークで指摘しているように、どの研究者も「タバコと肺ガンは無関係だ」なんてアホなことは言っていない。ブレナン博士らは、「タバコと肺ガンは無関係だ」ではなく、「危険遺伝子は、タバコとは無関係に、肺癌に寄与する」と言っているだけなのだ。池谷氏は論文を読んでいないのだろう。ブレナン博士のグループの論文*2の一行目には、"Lung cancer is caused predominantly by tobacco smoking, with cessation of tobacco consumption being the primary method for prevention."と書いてある。研究グループ間で意見の相違があるのは、、タバコと肺ガンに関係があるかどうかではない。まともな科学リテラシーを持った人間なら、喫煙が肺癌の主な原因であることを疑ったりしない。意見の相違は、危険遺伝子が肺癌に直接寄与している(ブレナン説)のか、それともニコチン依存を通じて間接的に寄与している(ステファンソン説)のかという点である*3

池谷氏がかような誤読をした理由の一つには、自然科学に対する独特な解釈があるのかもしれない*4


 現時点では、3つの研究グループの意見が割れている以上、私たちも結論を急いではいけないが、こうした意見の解離は、サイエンスの「営み」を考える上で、とても興味深い。つまり、科学(特に自然科学)には「因果関係は証明できない」という体系上の欠陥がある。この点は誤解をしてはならない。科学的に証明できるのは「相関の強さ」だけである。これは逃げられない事実である。

 そしてまた、脳には「相関の強い現象を見ると、そこに因果関係があると思い込む癖がある」という事実も同時に知っておきたい。因果関係は幻覚にすぎないのに、あたかも存在するかのように脳は実感する(これは別の機会に書ければと思う)。普段の生活では、因果律を盲信しておいて、ほぼ不都合はないが、サイエンスの現場では脳の癖の信者となっては危険である。脳の身勝手な解釈の奴隷となっては、真実を見誤る可能性があるからだ。


むろん、相関関係と因果関係を混同しやすい人間の傾向に対しては常に注意しなければならない。しかしながら、「自然科学では因果関係は証明できない」という主張はずいぶんと奇妙に思える。池谷氏は、有機水銀の摂取と水俣病の発症の因果関係は証明されていないとお考えなのだろうか。輸血とC型肝炎の発症の因果関係は?水道の普及による衛生状態の改善と感染症の減少は?そもそも、細菌が感染症の原因であることも証明されていないのだろうか。私は、そしておそらく多くの科学者は、自然科学は100%の正しさでは不可能にしても、場合によってはきわめて確度の良い方法で因果関係の証明ができると考える。危険遺伝子と喫煙と肺癌の因果関係についても、たとえば、危険遺伝子を持たない人たちの中で、喫煙者と非喫煙者の肺癌発症率の差を見れば、喫煙と肺癌の相関が危険遺伝子を通じた偽相関か否かを区別することは可能だ。むろん、「喫煙でも危険遺伝子でもない未知の要因Xが真の肺癌の原因なのだ」とは常に言えるわけであるが、それならば有機水銀と水俣病、輸血とC型肝炎、細菌と感染症の因果関係すらも疑うべきである。

多くの喫煙者はリスクを承知の上で喫煙するという選択をしてるものだと思うが、喫煙者のごく一部に肺癌と喫煙の関係を認めたがらない人たちがいる。そういう人たちでも他の疫学的な知見を受け入れていないわけではなさそうなので、喫煙ゆえにダブルスタンダードに陥っているように見える。喫煙のリスクを受け入れ難いがゆえに「脳の身勝手な解釈の奴隷となって真実を見誤る可能性」も考慮したいものだ。



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*1:ちなみに今回の研究は池谷のいう連鎖解析ではなく、相関解析である

*2:Hung et.al, A susceptibility locus for lung cancer maps to nicotinic acetylcholine receptor subunit genes on 15q25, Nature 452, 633-637

*3:興味深いことに、タバコと肺ガンは無関係だとどうしても主張したいのであれば、池谷氏の解釈とは逆に、ブレナン博士ではなくステファンソン博士に肩入れすべきであるのだ。ブレナン博士らは危険遺伝子とタバコの依存性は無関係だ弱いと主張しているので、喫煙と肺癌の相関関係を説明できない。ステファンソン博士の主張に乗っかれば、「喫煙と肺癌の相関は見せかけの相関である。喫煙と肺癌のどちらも、危険遺伝子と相関しているだけだ」と主張できる。ステファンソン博士はそんなことは言っていないし、危険遺伝子とニコチン依存だけでは、喫煙と肺癌の強い相関は説明不可能なんだけど

*4:池谷氏が喫煙者であるかどうかにも興味があるが、その点については不明なので邪推は控えておく

tikani_nemuru_Mtikani_nemuru_M 2008/06/02 19:05 テツガクにおける因果関係の話と、自然科学における因果関係の話が池谷氏においてはごっちゃになっているのですかにゃ?
疫学的因果関係というものがにゃーとしたら、疫学はニセ科学にゃんねえ

dekodekodekodeko 2008/06/02 23:16 >ブレナン博士らは危険遺伝子とタバコの依存性は無関係だと主張しているので
Nature購読してないので論文見れなくて良くわからないのですが、ブレナン博士らは危険遺伝子が肺癌のリスクを上げるのはタバコの依存性をあげるからではないと主張しているのでこれはちょっと違うかもしれません。
NatureArticleごとに買うと$32もするのね。

NATROMNATROM 2008/06/03 11:32 「危険遺伝子とタバコの依存性は無関係だと主張している」というのは言いすぎでした。本文では、

>We did not observe an association in the ARCAGE controls between rs16969968 and any of the individual Fagerstrom indices of nicotine addiction, or when comparing controls with a HSI of 0 to those with a HSI of 3 or more (Supplementary Table 4). Almost identical patterns were observed for rs8034191 (data not shown). Thus, our data do not support an important role for the locus in nicotine addiction.

とあります(そのあとに、Howeverうんたらかんたらと続いてはいます)。”Supplementary Table 4”を見て、「ブレナン博士らは危険遺伝子とタバコの依存性は無関係だと主張している」と書いちゃいました。

実際のところは、「危険遺伝子」は直接的に肺がんに寄与しているのと同時に、ニコチン依存を通じて間接的にも寄与しているといったところじゃないでしょうか。

dekodekodekodeko 2008/06/03 19:56  うーん、「ブレナン博士らは危険遺伝子とタバコの依存性は無関係だ」とは言ってなくても、弱いとは主張してるわけですか。それはちょっとびっくりです。なんかこんがらかってきました。
素人はおとなしく続報を待ってます。

いにょういにょう 2008/06/03 23:05 http://www.aozora.or.jp/ronbun_mi.htm
「アメリカ公衆衛生局長顧問委員会が喫煙と健康について検討を行ったときに用いた判断条件で(途中略)
関連の普遍性(同様の関連性が他の集団調査でも認められること)
関連の強固性(統計的関連の強さを示すもので、量反応関係が認められれば強い関連があるという)
関連の特異性(特定の要因と結果との間に特異的な関連があること)
関連の時間性(要因が結果の現れる以前に作用していること)
関連の整合性(要因と結果との間に因果関係があるとした場合、既存の知識とも合致していること)」
すなわち喫煙と肺癌の因果関係は疫学研究の基本中の基本。で
「整合性」が問題。喫煙と肺癌の因果関係がないという可能性は否定されるものではない。全てに留保があるのがむしろ真摯で「科学的」態度。絶対はない。
しかしながら単一の研究で因果関係をひっくり返されることはない。
既存の研究と関係を注意深く吟味する。
多因子疾患ならばなおのこと、どこのどなたのどの部分が関連しどれが関連しないか。
自分の都合のよい結果を出した一つの研究にとびつくのは粗忽。

lilislilis 2008/06/05 18:40 これ、肺がんの14%を説明できるという遺伝子の話ですよね。 原著を読んでいないのですが、もし、この遺伝子が、喫煙に無関係に肺がんを引き起こし、かつ、ニコチン依存を誘発するとしても、この遺伝子だけで、喫煙による肺がんのリスク上昇のすべては説明できないですよ。ていうか、どう考えても、この文脈から考えて、原著に、「肺がんと喫煙は無関係だ」なんて書いてないと思います。

また、因果関係についての薀蓄は、完全にヒュームの受け売りで、かなり陳腐だという感想を持ちました。全般的に、科学者だからといって、科学的リテラシーがあるとは限らないことを知る、よい記事だと思いました。 

こういう人が、脳科学をやってるのか・・・

ぽーぽー 2008/06/06 11:53 Our observation of an increased risk with the chromosome 15q25 locus and lung cancer in non-smokers, as well as the lack of an association with smoking-related head and neck cancers, would indicate that the disease mechanism with lung cancer is unlikely to be explained by an association with tobacco addiction.

この遺伝子での発癌とタバコでの発癌メカニズムは違うだろうと著者はしっかりと書いています。

杉山真大杉山真大 2008/06/06 20:43 脳科学と言えば、メディアで半ば売れっ子になっている茂木健一郎が「火の玉教授」に科学的態度が理解できていないと批判されているんですよね。
http://www.e-themis.net/feature/read.php

脳の機能的分析なら兎も角、クオリアとか下手に認識論が絡んじゃったりすると形而上学的というか哲学的な方向に行っちゃって、得てして科学とかけ離れてしまう危うさがあるんじゃないかと個人的には思うのですが。宇宙論と同じ様に。

nucnuc 2008/06/06 21:16 いや、宇宙論は物理のどまんなかで(も行われていま)すよ。
物理の総合格闘技の面があるので、教養書に落とし込むと理解力の問題から何いっているか分からなくなるだけで。

物理をやっているものからすると、脳科学を始めると学者として末期、との印象が正直あります。誰もが興味を持つが、相当な複雑系で、まだ科学になっていない、という判断でしょう。

ただ、最近コロキウムにいらした川人光男先生は非常にまっとうな方のようでした。
講演中に「それだと某脳文化人のようになってしまうわけです」などと言ってみせるのは母校だったからもあるでしょうが、それに加えて、物理屋の脳科学への心象を共有はしていないが理解はしている証拠だと思いました。

通行人通行人 2008/06/09 15:34 喫煙者です。
喫煙と肺癌の因果関係は多少はあるとは思っています。ただ、嫌煙の主張に頷けない面も多々あります。今回のブレナン博士の論文では危険遺伝子との相関で肺癌の結果が変わるという点は面白いと思いました。イギリス、アメリカと日本の肺癌の死亡比が喫煙率を含めると4倍も差がついていることを裏付ける結果で、マクロで見ると日本人は肺癌の危険遺伝子を持つ人が少ないということが間接的に証明された結果ですから。

NATROMNATROM 2008/06/09 22:53 ニコチン受容体遺伝子に限らず、他にも肺癌に寄与する遺伝子は多数あるはずですので、各集団における肺癌による死亡率の差の一部は、遺伝的なものなのでしょうね。

innhatranginnhatrang 2008/06/10 15:38 Gedolさんとのやりとりとも関係しますが、疫学というのは集団に対する介入を前提としているのであって、それをすっとばして疫学がどこまで因果関係について言えるかどうかを論じてもあまり得るところはないと思います。

NATROMNATROM 2008/06/11 19:36 「疫学は因果関係について確定的なことは言えない」という立場はありですが、喫煙と肺癌の関係においてのみ、そういう立場をとることを問題にしています。

innhatranginnhatrang 2008/06/11 23:10 もちろん私は基本的にNATROMさんの言ってることが正しいと思っていますよ。ただ正面から正論だけで通すのでは大変だろうな(笑)と思っただけです。なお、ご指摘のごとく、件の日経の記事は医学的にも哲学的にもゴミです。

SatoSato 2012/06/04 18:51 実証データを並べただけでは相関関係の強さが99.9999%であるとは言えても、因果関係を完璧に証明したことになりません。厳密には。実用上は問題ないデータであっても、それが真理であるとは科学に証明できない。当たりまえのことを言ってるだけのように読めますが。

NATROMNATROM 2012/06/04 20:30 「実用上は問題ないデータであっても、それが真理であるとは科学に証明できない」と言いたいのであれば、別にニコチン受容体の多型の研究を持ち出す必要はないですね。そんな「当たり前」のことはこの研究に言及しなくても言えます。さらに「3つの研究グループの意見の乖離」を持ち出す必要もありません。3つの研究グループはどれも「実用上の」因果関係は疑っていません。「当たり前」のことをは無関係です。さらに言うなら、真理がどうとかを言いはじめたら、因果関係どころか、「相関の強さ」すら証明できないことになります。いったいなんでまた、相関の強さに関して、池谷裕二氏は懐疑しないのでしょうか。