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2008-11-06 急患を断らない名戸ケ谷病院
■[医学]急患を断らない名戸ケ谷病院

救急患者の「全件受け入れ」を表明している病院があるという朝日新聞の報道。
■「急患断らぬ」貫き25年 千葉・柏の病院の医師確保法(朝日)
救急患者の受け入れ拒否が社会問題になる中、「どのような急患も受け入れる」ことを開院以来25年間守り続けている病院が千葉県柏市にある。医師の住宅整備や研修・学会への参加支援など、仕事環境の充実を図ることで医師を十分確保できており、若い研修医の人気も高い。
柏市の名戸ケ谷(などがや)病院は内科、外科など21科247床、中規模の民間総合病院で、2次救急を担う。ここを目指して年間5千台の救急車が走る。柏市内の救急搬送の4割前後を受け入れているほか、近隣の我孫子、松戸、野田市、さらに埼玉県から運び込まれる患者も少なくない。
産婦人科はないが、妊婦も断らず、とにかく患者として受け入れる。患者は一般医が診断し、出産の場合は産科がある医療機関に転送するなど専門医の対応が必要ならば連携できる病院へ移す。「管制塔」のような役割もする。
産婦人科がないのに妊婦を断らないというのは、本当だとしたら凄い。私なら、妊婦を診療するなんて怖くてできない。近くに産婦人科医がいないならばしょうがないから診るけれども、近くに産婦人科がある病院があるのなら、まずはそちらに当たれと言う。受け入れ不能の報道に対する感想に、「専門外であっても、ひとまずは受け入れれば良かったのに」という意見がある。他に専門家がいない場合には正しい。しかし、他の病院ですぐ専門家が診れたかもしれないのに、とにかく受け入れた結果、かえって専門家に診せるまで時間がかかってしまうこともある。結果が悪ければ「診れないのが分かっているのに受け入れた。無責任だ」とは批判しないか。
「何を言う。実際に、救急患者を全件受け入れている病院があるではないか」という意見もあろう。しかし、名戸ケ谷病院が本当に、妊婦もまったく断らないかどうかについては疑問がある。2007年9月の毎日新聞に、千葉県柏市で23の医療機関が妊婦の受け入れ不能だったという記事がある。
■妊婦受け入れ拒否:千葉でも5月に 23医療機関で42回(毎日、魚拓)
千葉県柏市で5月、23歳の妊婦が23の医療機関から救急搬送の受け入れを断られ、救急隊の問い合わせから茨城県内の収容先の病院が見つかるまで約2時間20分かかっていたことが分かった。
同市消防本部によると、5月21日午前1時9分、女性が「陣痛が激しく耐えきれない」と119番通報、8分後に救急隊が到着した。女性は妊娠41週目でかかりつけの病院がないため、県内外の病院に受け入れ要請の電話をした。しかし、23医療機関で延べ42回断られ、午前3時半過ぎ、24カ所目43回目でようやく見つかり、同3時52分に病院に到着した。
42件の拒否の理由は、25件が「初診の患者を診ることはできない」で、このほかは「処置中」「医師不在」などだった。同本部は「女性は意識もはっきりして破水もなかったが、病院で無事出産したかは確認していない」としている。
この報道が事実だったとしたら、可能性は2つあると思う。(1)名戸ケ谷病院も急患を断ることがある。(2)そもそも名戸ケ谷病院は妊婦の急患の受け入れ先と救急隊から全く認識されていない。どちらにせよ、「妊婦であっても全件受け入れる。管制塔のような役割もする」というのは不正確であろう。「なるべく全件受け入れる」「妊婦であっても受け入れるよう努力している」とするのが正確ではなかろうか。それを言うなら、都立墨東病院も十分すぎるほど努力していたと思うが。










「(院内の状況や忙しさに関わらず)どのような急患でも(すべてを)受け入れる」という意味では必ずしもない、みたいな。
少なくとも記事中では、どちらの意味なのかを敢えて特定してない気がします。「専門外を理由に断ることはしません」と説明を受けたのを、記者が意図的に「忙しいを理由に断ることはしません」とも解釈可能なように記事を書いた可能性はどうでしょう。
本当に何でも断らない病院は昔からあって、かつては別にほめ言葉ではなかった。医師のギャラが患者の数や処置内容で計算されるという(過剰医療上等な)システムだったり。今でも研修医が多い病院って、心カテやりたくて仕方ない若者が多そうで私は怖いです。だけど消防署に管制塔の役割を期待できない現状、こういう病院を各地に作るといいかもしれませんね。
http://www.nadogaya.com/infomation/recruit_toiawase.html
http://www.nadogaya.com/infomation/recruit_koukiyoeti.html
http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/xp/col/031.html
>腕も待遇も態度も悪いから。
コストアクセスクォリティの原則から言って至極まっとうな流れじゃないでしょうか。普通はクォリティが(こういう形で問題にされることはあんまりないみたいですが。需給曲線的な意味で、クオリティや態度を悪くすることによりアクセスの均衡点が移動して成り立っている?
評判良くないです。
「金曜午前」のことでしょうか。
微妙にもと中の人なので多くを語りませんが、何年か前にこの病院が新聞に載ったときは、「診療報酬の改正のために、初診をすぐそばの系列診療所で受けるようにしている」と言ったような、どちらかといえばネガティブに受け入れられかねないような内容でした。
そのときもこの程度の規模の病院が全国紙に載ってしまう経緯を疑問に思ったのですが、単純に新聞記者が中の人と知り合いで、何かの雑談のはずみに「ウチは救急断らないよ」「本当?今度取材させてよ」みたいなノリで記事にしたんじゃないかというような気がしています。
「産婦人科に行ってください」になるでしょ。
「妊婦の別の症状には対応してます」ってことじゃない?
まぁ、今時陣痛が起きるまで医者にみてもらってないってこと自体が問題じゃん。
夜中、父親もダンナさんも私もお世話になりました(^^;)
夜中1時頃、別の病院でもらった薬飲んだらアレルギー反応おきて、
連絡して行ったんだけど、当直医がいなかったのか?到着時間行ってあったんだけど、超待たされて、寮から不機嫌な先生が来たみたいで印象悪〜って感じだったけど、看護婦さんが超人当たりの良い人だったので±0って感じでした。
関係ないけど、名戸ヶ谷は感じの良い看護婦さん多いですよ。