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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2009-02-16 香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい

[]香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい 香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいいを含むブックマーク

化学物質過敏症は、ごく微量の「化学物質」の曝露により様々な健康障害が引き起こされるとする疾患概念である。朝日新聞が、学校での授業参観の際に、化学物質過敏症の子に配慮して香水を控えてもらう動きについて伝えている。


■「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」*1(朝日新聞)

 授業参観では、香水やにおいの強い整髪料は控えて――。化学物質過敏症の人たちが学校などの公共の場で被害を受けることがないよう配慮を呼びかける動きが、全国の自治体に広がっている。患者の支援団体によると、千葉、岡山、広島の3県と21市町が、ポスターなどで啓発を進める。とはいえ、化学物質過敏症への認知度はまだ低く、自治体側には表現方法などをめぐって戸惑いもあるようだ。

 「子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどのアレルギー症状が出るようです。鼻やのどを刺激するような整髪料や香水を控えていただくと、大変助かります」

 今月初め、名古屋市瑞穂区の市立小学校が、保護者あての「学校通信」で、こんな呼びかけをした。こうした「お願い」は、初めてという。


記事では、さらに、NPO法人「化学物質過敏症支援センター」の理事による、「多くの患者さんが香料が原因の症状で苦しんでいるが、周囲の人に使わないでと言えず悩んでいる。化学物質を使わない製品の普及が最も必要だが、まずできる対策として、公共の場での自粛を進めてほしい」という談話を紹介している。まず、前提として、化学物質過敏症は、医学的に確立された疾患概念とは言えない*2。マスコミも、化学物質過敏症について報道するのであれば、標準的な見解も紹介して欲しい。「化学物質過敏症への認知度が低い」のは事実だが、十分な医学的根拠に欠けるのがその主な理由であろう。

化学物質過敏症が疑わしい疾患概念だとみなされているのは、通常では考えられないほどの微量な「化学物質」にも反応すると主張されているからである。もし本当に超微量の「化学物質」に反応するのであれば、ブラインド条件下で負荷試験を行えば証明可能である。こうした試験はいくつかなされているが、私の知る限りでは否定的な結果しか出ていない。原因物質と疑われている「化学物質」を含まないガスを負荷されても症状は引き起こされうる。「化学物質」に反応しているのではなく、別の要因があると考えるのが合理的である。

しかし、記事で問題になっている整髪料や香水については、とてもじゃないが「超微量」とは言えない。化学物質過敏症の有無に関わらず、「授業参観のとき、香水のにおいがきついと、大人でも気持ちが悪くなることもある」ほどの強いにおいについては、控えてもらうのが望ましい。授業参観に限らず、公的な場においてはそうだ。問題は、「化学物質過敏症の人に配慮して」とお願いするのが、妥当であるかどうかである。単に「気持ち悪くなるから配慮して」とお願いするのに比べたら効果はあるだろう。しかし私は、「化学物質過敏症の人に配慮して」というのは、短期的には効果があるとしても、やはり問題があると思う。たとえるなら、子供たちの言葉づかいが良くなるとしても、「水にありがとうと言葉をかけると結晶がきれいになる。お友達ともお互いにありがとうと声かけしよう」と教えるのが問題であるのと似ている。

さらに、「化学物質過敏症」に本当に配慮しはじめたら、収集がつかなくなることも考えられる。程度にも差があるが、農薬はダメ、床のワックスもダメ、石油由来のインクもダメ、電磁波ダメ、食物添加物ダメである。しかも「超微量」であっても反応するのだ。どれだけ配慮しても、「症状が出た」と主張されれば、「化学物質」のせいになりかねない。実際、「教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届ける」などの配慮を行ってすら、「化学物質過敏症」に無理解だとして、中学校が訴えられたという報道もあった→■化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・ (内科開業医のお勉強日記)*3。配慮が不要とは言わないが、限度はある。

現実的な落とし所は、「健康障害を引き起こしうるので、香水の自粛をお願いする」というところであろう。「化学物質過敏症」という言葉は使わない方がいい。わざわざ、医学的に議論のある疾患名を使わずとも、「健康障害」と言っておけば、気管支喘息や、頭痛・気分不良などの症状も含まれる。そう考えると、引用した朝日新聞の記事にある名古屋市瑞穂区の市立小学校の表現は、なかなか優れたものだと思う。



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*1:URL:http://www.asahi.com/national/update/0214/NGY200902130016.html

*2■化学物質過敏症に関する覚え書き

*3原告側の訴えによると「喘息」への配慮不足が原因とのこと。2009/04/24 13:55のナキウサギさんのコメントを参照 事実関係の確認が困難なので、「〜という報道もあった」と書き換えた

Glass_sagaGlass_saga 2009/02/16 21:12 「ペースメーカーをつけた人のために」電車内での携帯使用を制限するロジックと似ていますね。

ai0014ai0014 2009/02/16 21:48 授業参観だけじゃなく、電車や飲食店でも
過剰な香水は充分迷惑なんですけどね
公共の場での自粛は当然すぎるくらいのこと

田部勝也田部勝也 2009/02/16 23:32 >単に「気持ち悪くなるから配慮して」とお願いするのに比べたら効果はあるだろう。

そもそもそういう情けない非人間的・反人間的な社会である事がムカつく。
「化学物質過敏症」や「水からの伝言」を持ち出さないと、嫌な気持ち・不快な感情・苦しい状態が伝わらない/伝えられないって、どういう事? 人が嫌がっている・苦しんでいる言葉・表情・仕草よりも、「化学物質過敏症」とかいう“医学用語”のほうが効果があるって、どういう事? おまえら、本当に心を持った人間なのか?

今日ほど人間の心や感情・気持ちといった人としての尊厳や矜持や愛が軽視されている時代はない。とてもムカつく。
――そして、そういった人間に限って、非難されると「私の気持ち・苦しみを分かっていない」「あなたは科学がすべてだと思っている」「今の科学で分からない事もある」「愛がない」とか言う。本当にムカつく。

昔、こんな事(↓)を書いたのを思い出した。
http://blackshadow.seesaa.net/article/106671451.html#comment20080919033206

メンチメンチ 2009/02/16 23:57 他人の不利益にならない限りは基本的に自由が保障されている日本ですし

wadjawadja 2009/02/17 00:21 知り合いの子供のクラスに、化学物質過敏症の生徒が居て、真冬でも窓を開けていないと具合が悪くなるらしい。外は車が走り回る都会のど真ん中の小学校なんだけど。

>化学物質を使わない製品の普及が最も必要だが

って、そんなもん存在しえないだろ?「化学物質過敏症」訴える人たちは、化学物質をどう定義してるんだろ?

田部勝也田部勝也 2009/02/17 02:43 >メンチさん「他人の不利益にならない限りは基本的に自由が保障されている日本ですし」

説明するだけ野暮だとは思うけど、「(自分ではない誰かが)不愉快になる/気分を害する/具合が悪くなる」といった事が「他人の不利益」と見なされない社会がムカつく――というのが私の主張ですね。
「気持ちが悪くなる」ではダメで、「化学物質過敏症」としなければならないなんて(「化学物質過敏症」とでもしておけば良いなんて)、人を馬鹿にしているとしか思えない。

ナキウサギナキウサギ 2009/02/17 07:27 う〜ん、NATROMさんは、今私が置かれている状況をご存知でこの記事を書かれたのでしょうか? それともただの偶然のなかなぁ〜。
どっちにしても、この記事はとても参考になりました。
助かります。ありがとうございます。

>「教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届ける」などの配慮を行ってすら、「化学物質過敏症」に無理解だとして、中学校が訴えられた

いつも悲しく想うことは、メディアの報道が正確ではない、ということです。特に行政が相手だと、メディアの情報源は“被害者側である個人”ではなく、“加害者側である行政”で、加害者側の一方的な主張が記事にされることが多いです。
(個人情報ということで、行政から被害者の名前等記者らに明かされることはないので、被害者自らが新聞社に名乗り出て記事訂正を要請しない限り、メディアの情報は、加害者側の行政の都合の良い情報ばかりが報道され、事実と異なることが多いです。)

私の場合もそうでしたが、単純に職場でシックハウス症候群を発症し多種類化学物質過敏症を罹患したとしても、決して職場と損害賠償を巡って争ったりはしなかったでしょう。訴訟を起こす患者の全てが、とは言いませんが、「訴訟を起こそう」と思わせる背景には、報道されないだけで“それだけのもの”があることを、是非知っていただきたいです。

シックハウスとか化学物質過敏症とか、そういうこととは関係なく、人間としての尊厳や人権が損なわれるような事態があったからこそ、「絶対に許せない」という気持ちにさせます。少なくとも私のときはそうでした。
上記の中学生の件についても、現在係争中で何もお話できませんが、「『化学物質過敏症』に無理解だから訴えた」というのは事実に反しています。それだけは理解してあげてください。

いずれにしても、このエントリーはとても助かりました。
ありがとうございました!

NATROMNATROM 2009/02/17 09:45 報道されない背景もあるのでしょうが、原告側が「化学物質過敏症」であると主張していたのは事実なのでしょう?現時点では、原告側、学校側のどちらに問題があるのかはわかりませんが、医学的に根拠が不十分な「化学物質過敏症」という概念を持ち出したことが、無駄に議論を紛糾させた要因である可能性があるように思えますが。

lets_skepticlets_skeptic 2009/02/17 11:07 田部勝也さんに賛成。
 田部さんの批判対象になる人は法を犯さなければいいとでも考えているのでしょうかね。それこそ「水からの伝言」で教えられたかのような道徳観・倫理観ですよね。
 小学生の喧嘩でよくあった「××しちゃだめだって法律に書いてあるのかよ〜」を思い出しました。

ナキウサギナキウサギ 2009/02/17 12:28 >原告側が「化学物質過敏症」であると主張していたのは事実なのでしょう?

よく判りません。医学的に根拠が不十分な「化学物質過敏症」という概念を持ち出したのは事実ですが、「原告側が『化学物質過敏症』であると主張していた」のは事実ではないように思います。
私が原告から直接伺っている話とは、記事の内容が異なっています。
新聞内容について原告に確認してみます。

mm 2009/03/02 06:38 化学物質過敏症と関係があるのかどうかわからないけど、私は電車やバスの中の臭いが
苦手なんです。(好きな人っているのかな?)最近おっさんより、ねえちゃんのほうが臭いです。

ナキウサギナキウサギ 2009/04/24 13:55 こんにちは。
実は、私はこの裁判の原告らを支援させていただいているため、全て詳細を知っています。しかし、私の口からお話しすることはできません。新聞記事の内容について原告のお母様に確認しましたが、やはり新聞記事の内容は事実と異なっていました。私が原告のお母様に新聞記事の内容について確認する以前に、原告のお母様は既にこのエントリーを読まれておりましたが、NATROMさんが事実ではない新聞記事を元にエントリーを書かれれ、また、そのエントリーを元に様々なコメントがなされていることに、心を痛められておりました。

原告に確認してもらった上で私のブログに内容を書いていますが、事実はこのようになっています。
「平成19年10月、平成16年まで加古川市立中学校に通学していた男性(提訴当時17才)=静岡県伊豆市=が、入学当初より自身の「喘息」への配慮を学校側に求めていたにも拘らず、学校側の配慮に欠けた対応や周囲のいじめで「喘息」の症状が悪化、延いては平成16年6月(中学三年の時)に「化学物質過敏症(CS)」を発症したとして、同市を相手に治療費や慰謝料など約九千四百万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁姫路支部に起こしました。」

私の主治医は、大学病院シックハウス外来で多くのシックハウス症候群・化学物質過敏症の患者を診てこられましたが、私が他の診療科目や他の病院へ罹るとき、「化学物質過敏症という疾病概念はないので、化学物質過敏症と言ってはいけない」と私に教示します。ですから、私はNATROMさんがこのエントリーで言わんとしていることを理解しているつもりです。しかし、事実ではない新聞記事の内容を元にエントリーを書かれていらっしゃることから、下記の箇所を削除していただきたいです。原告は、化学物質過敏症に無理解で訴えたのではなく、学校側が喘息に無理解で配慮してくれなかったからです。小学校ではきちんと配慮してくれていたのが、中学校では配慮してくれませんでした。ご理解いただけると嬉しいです。

「実際、「教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届ける」などの配慮を行ってすら、「化学物質過敏症」に無理解だとして、中学校が訴えられた例もあるらしい→■化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・ (内科開業医のお勉強日記)。」

化学物質過敏症に関する新聞記事は、あまり正確ではありません。私の示談成立の新聞記事も、内容が一部事実と異なり、弁護士の先生と記事の訂正に関してすぐ協議しました。また、7年前先輩患者さんからも同じように、新聞報道は結構間違いが多く注意するように、とアドヴァイスをいただきました。

ナキウサギナキウサギ 2009/04/25 07:52 NATROMさん、おはようございます。
昨日ブログのURLを貼り忘れました。お忙しい中恐れ入りますが、急ぎませんので、是非ブログの記事に目を通され、記事の削除か訂正をお願いいたします。

NATROMNATROM 2009/04/26 05:42 訂正しました。ご指摘ありがとうございました。

ナキウサギナキウサギ 2009/04/26 15:03 こんにちは。
記事を訂正してくださったことで、原告とそのお母さまは喜んでおられました。ありがとうございました。NATROMさんの真意が、他の化学物質過敏症患者にも伝われば幸いです。

ナキウサギナキウサギ 2009/07/19 18:00 NATROMさん、こんにちは。
私のブログで、「『香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい』に同意」というタイトルで記事を書きました。この記事を引用させていただきましたのでお知らせにあがりました。(トラックバックの貼り方が解らないのでコメントにて。)

MikeMike 2009/07/21 22:11 化学物質過敏症という医学的概念が確立されない原因は医師という職業人の能力にあると思います。
ただ、それだけです。
苦難の人をさらに苦難に追いやる発言ほど容易いものはありません。
医師の仕事は患者を苦しめ死に追い込むことではありません。
医学的概念を尊重するあまり、医師の本来の義務や誇りとなすべきものを見失った医師がどれほど患者へ暴言を吐くのでしょう。
既存の症例なら独学で診断がくだせる時代である。
医師の価値とは?
ついそんなことを考えてしまう。
高い場所から振りかざす言葉の余力で足元が揺らがぬよう願いたいものである。
化学物質過敏症患者は、救世主を待ち望んでいる。
その栄誉を手にする医師は何処にいるのだろうか?
それが、このブログの主であっても私は構わない。

NATROMNATROM 2009/07/22 01:09 「臨床環境医」を名乗る人たちは医師でしたけど、医学的概念を確立させることができませんでした。能力の問題だったんでしょうか。私は、能力の問題だけでなく、そもそもが化学物質過敏症の医学的概念に無理があったからだと考えますが。本当は化学物質が原因でない症状の人に、「化学物質が原因だ」と根拠なしに吹き込むことは、確かに、「苦難の人をさらに苦難に追いやる発言」ですね。私だったら、明確な根拠もないのにそんなヒドイ発言はできません。まったく、「高い場所から振りかざす言葉の余力で足元が揺らぐ」ことを、臨床環境医の先生方は気にするべきですね。ウィリアム・レイ医師なんかは、「医師免許を取り消されるかもしれない懲戒処分請求に直面している」そうですが。

救世主というのはおこがましいですが、ほんの数例ではあるものの、私のサイトを見て、「化学物質過敏症」とされていた患者さんからの感謝のメールも受け取っています。

MikeMike 2009/07/22 09:35 大変申し訳ないことに、当方には著しい誤解がありました。
サイト内で下記のNATROMさんの記述を見つけるまでは、その誤解を解くことができませんでした。

〜以下、CS患者の閲覧者は必ず目を通してください。〜
化学物質過敏症の疾患概念が国際的にも科学界で未だに認められていない理由の一端をみなさんにご理解いただければと思って、今回のエントリーを書いてみました。私は、化学物質過敏症の疾患概念や、臨床環境医が行う検査・治療には懐疑的ですが、化学物質過敏症とされる患者さんの苦痛は疑っていません。症状の原因が「化学物質」であると決め付けず、心因性も含めて原因の調査が行われるべきです。しかし、ニセ科学的な検査・治療を行う化学物質過敏症の「第一人者」のために、科学的な研究・治療法が妨げられています。結果として犠牲になったのは患者さんです。

化学物質過敏症患者は常に社会の無理解に立ち向い、精神的には常時臨戦体制にあるため、他者の些細な発言が重く心に響くことがしばしばあります。
(いろいろなご意見もあるかと思いますが)
つい被害者意識にかられることもあります。
NATROMさんにお願いですが。
不幸な誤解を招くことのないよう、上記の記述を保存し、化学物質過敏症について書き込まれる際に必ず貼り付けを行い掲示してはいただけないでしょうか?
閲覧者との円滑な意思の伝達を図り、無用な誤解を生まないためご協力お願いします。

ご存知のように国からの通達によって、化学物質過敏症患者がどんなに不当な処遇をなされていることか。
場合によっては“医療ミス”さえ受けかねない危険な状況にさらされています。
ブラインド検査に近い無心の状態であるときに幾度、同居家族の無理解から化学物質を暴露されたことでしょう。
例えば仮眠の最中に反応物質に刺激され目が覚める、そんな体験は数知れません。
患者は医学的概念以前に存在するのです。
それを認められない医師により、症状を悪化させられている患者もいます。
医療ミスが平然と行われている、そんな現状があります。

MikeMike 2009/07/26 10:59 化学物質過敏症を批判する医術者により、患者が如何なる不利益を被っているかを検証できるサイトです。
患者の皆さんは心を落ち着かせてお読みください。
真理を科学的に解き明かすための難病指定が一日も早くなされることを切に望みます。
患者を救済するために難病指定は存在するのです。
医術は正しく用いられてこそ称賛されるものだと私は思います。

http://ameblo.jp/vin/entry-10209651100.html

koumetkoumet 2009/07/26 19:01 Mikeさん、提示されたブログの主ですが、私は医術者じゃありませんよー。
しかし、こちらのエントリを心涼しく読めるなら私のところもそんなに変わったことを書いているわけじゃないと思うんですけどね。や、NATROM先生に「大違いだよ!」と怒られたら、謝ります。

MikeMike 2009/07/26 21:53 koumetさん。koumetさんは医術者ではありませんよね(笑い)
農家の方ですよね?
ただですね、こちらのHPの表現の一部も決して患者は心涼しくばかりは読めないのですよ。
けれど、こちらの青年医師はまだまだ見どころある若者のようです。
それは、患者にとっても有益な科学的見地からの発言を披露くださっている。

農家の方のご意見もおありでしょう。
ただ、患者は確かに存在し、koumetさんが知りえておられない患者の情報は沢山あります。
私が農業を知らぬように、koumetさんもどのくらいこの病をご存知なのでしょう。
医者という方々も日々の職務に追われ、そう化学物質過敏症患者とじっくり向き合っておられる方はそういません。
専門家と自称する方でさえね。

現実はそのようなものです。
もし、お時間ができた時にはこの病について検索してみてくださいね。
きっと信じられないような現実を目にできますよ。
私自身も自分の症状が悪化するまで、この病をりかいできずにおりました。

ただ、この病は残念ながら未だ未解明で、発症者は後をたちません。
家族やご自身がこの病に遭遇しないかぎりは確かに「心涼しく」いられます。
私はkoumetさんが私と同じ苦しみを味わうことがなければ良いと思います。
誰も、この病を発症してほしくはありません。
想像はつくでしょう!?周囲からこれだけ否定的な扱いを受ける病気の患者の社会生活がいかに困難を極めるか。
koumetさんが患者に対して抱いた感情全てを、この病の発症患者は受け止めて生きなければならないのです。
心涼しくはないのですよ。死者となった患者の無念を胸に刻んで淡々と生きるのみです。
願わくば、おいしい野菜を育んでください。

7$¥ナナシー7$¥ナナシー 2009/07/26 22:37 >想像はつくでしょう!?周囲からこれだけ否定的な扱いを受ける病気の患者の社会生活がいかに困難を極めるか。

同じことを「たたり」や「霊障」に苦しんでいる人は言います。

現代の医学が否定しているのは「化学物質過敏症」で病気に苦しんでいる人ではないんです。
化学物質過敏症が事実なら話は簡単です。その事実を世間に認めさせれば医師は高い評価を得て、たとえ治療法が見つからなくてもその分野の第一人者として世間の評価を得るというおいしい思いができます。

病気に苦しんでいる人がいてなんとか助けたいと思う医師がいても安易に病名をつけることはしません。それが誠実さというものです。
化学物質過敏症について検証可能な証拠も出さずに患者の苦しみに付け込む輩はたたりに怯える一般市民に高価な壷を売りつける詐欺師とはなんら変わりません。

koumekoume 2009/07/26 23:48 Mikeさんへ。お返事は私のブログのほうに書きました。よろしく。

あちらにも書きましたが、一つだけ言わせて貰えば、私が批判しているのは化学物質過敏症という疾患概念そのものです。ついでにそれを支持するトンデモ医師、トンデモ市民団体、インチキグッズを売る詐欺業者も含みます。
しかし患者さんを批判するつもりはありません。

それと、こちらはまあどうでもいいですが私のHNはkoumeです。こちらではなぜkoumetとなっているかというと、はてなでユーザー登録をしたときにkoumeが使えなくてkoumetにし、書き込み時に変更するのが面倒くさくてそのままになったからです

MikeMike 2009/07/28 11:39 ナナシーさん
失礼 koumeさん

「助けて下さい」

存在しない病名でなく、存在する患者のための病名をみなさんで付与してください。
みなさんの手で患者を救済してください。
患者を救う研究を行政に働きかけてください。
原因は何処にありますか?
何故、異口同音に過敏症状を訴える患者が出るのですか?
患者の中に通院で病状を悪化させ続ける患者を医者が救えないのはなぜですか?

反応物質を避ける、このアドバイスで病状が緩和します。
唯一、現在最も有効な療法です。身体反応がそれを明らかにしています。
共生が難しい奇病なら、行政が介入して患者を救済すべきです。
患者が望むのは人道による救済です。

患者が言いたいのはその一言に尽きます。

学者や団体や業者の批判と合わせて、どうぞ患者救済の人道支援をお願いします。
皆さんの知識で行政に問いかけてください。
優先すべき現状の救済策をみなさんのお力で行政にどうか、お願いします!

助かる命の灯を守ってください。件の病の重症者は命を落とします。

MikeMike 2009/07/28 12:14 ちなみにご存じかとは思いますが、この渦中の病の名称はもともと石油業界の圧力により変更されたものであるそうです。
あまりにも有名なために便宜上使用しているもののようです。
石油耐性病などというもも物議を醸します。
みなさんで難病研究を促すための名称を政府に働きかけてください。
患者も心が蝕まれそうなくらい苦しんでいます。どうぞ、助けて下さい。

わたくし個人の不適切な発言は真摯にお詫び申し上げます。

ネットの性質上、ふいにエントリーを拝見しまして愕然としたのです。
みなさんが患者に対して抱いておられる感情を判断できずにいたのですね。
暖かい書き込みありがとうございます。

とくに、koumeさん。koumeさんの有機リン系農薬とされるものや砂糖についての解説は大変参考になりました。
患者の中には砂糖を摂取できない重症者がいます。
制限せざるをえない状況にあるためです。

私もこの時節、大変梅酒が恋しい。しかし、肝機能によるものか、摂取する食品を誤ると実生活で家族に余計に負担をかけてしまいます。

腹いっぱい、好物を食べたい。
食卓ですら私に気を使わなければならない家族に、気を遣わせまいと生唾をこらえています。

MikeMike 2009/07/29 07:49 ナトロムさんにお願いしたい。
医学的概念はともかく、患者の現状について解説下さい。
・患者が診療科を回る時に発生する身体的なリスクについて
・現在行われている、化学物質過敏症の概念をもとに考案された対処療法で現在成果がでていることについて。

よくご存じでしょう。

あなたの読者が各診療科を受診する治療法を提唱されました。
患者の人命に係わる発言であることは、この患者を診察している医師なら熟知なさっていると思います。

医療の倫理に従い患者の保護をお願いします。

最悪の事態を招く危険性を掲示された上でのご発言をお願いします。
事故を未然に防ぐため、あえて諫言いたします。

7$¥ナナシー7$¥ナナシー 2009/07/29 19:55 >ちなみにご存じかとは思いますが、この渦中の病の名称はもともと石油業界の圧力により変更されたものであるそうです。

知りません。信頼できるもしくは検証可能なソースを示してください。

匿ちゃん匿ちゃん 2009/10/25 10:04 Mhttp://www.geocities.jp/anti_akutoku2004/science/sick_nat1.html

このブログを正しく理解したい霊長類のためのURL

NATROM先生マニア必見!

あなたのNATROMブログの読み方は本当に大丈夫!?

ナキウサギナキウサギ 2009/12/21 18:25 NATROMさん、こんにちは。
実は、お願いがあって参りました。

以前私は、このエントリーの内容について、一部訂正をお願いし訂正していただきました。しかし、私の認識に誤りがあったようです。

勝手を言って誠に申し訳ありませんが、訂正を解除し、NATROMさんが書かれました元のエントリーの内容に戻していただけないでしょうか? 
と同時に、「*2:原告側の訴えによると「喘息」への配慮不足が原因とのこと。2009/04/24 13:55のナキウサギさんのコメントを参照」を削除していただけると有り難いです。

私は、「化学物質問題市民研究会」の「ピコ通信」に書かれている原告のお母様の手記を読んだとき、また、直接メールでお話を伺って、自分の発症の経緯と同じように、喘息やアレルギーを持っている人は、香水や化学物質など刺激に弱く、それらの刺激を何度も受け、喘息の発作を繰り返し起したりアレルギー症状を悪化させることにより、化学物質過敏症を発症した(私の場合は、シックビルディング症候群を発症し化学物質過敏症へと重症化した)。

学校側には喘息やアレルギーへの配慮を求めたが、学校側の無理解や周囲のいじめで「喘息やアレルギーの症状」が悪化し、その結果化学物質過敏症を発症したとして、原告が学校側の「喘息への配慮不足」の責任を追及し、化学物質過敏症を発症したことに対する損害賠償を求めた裁判、と私は認識しました。

ですから、エントリーのリンク先の「内科開業医のお勉強日記」の神戸新聞の記事にあるように、学校側に「自身の『化学物質過敏症』への配慮を求めたのに、学校側の無理解や周囲のいじめで症状が悪化したとして(神戸新聞 2007/10/03 からの引用)」、原告の化学物質過敏症が重症化したことに対して、学校側の責任を追及し損害賠償を求めた裁判ではない、と認識しておりました。

NATROMさんには、そういった私の認識に基づき記事の訂正をお願いしたのですが、私の認識に誤りがあったようです。

私は、元職場を相手取って損害賠償を求めた示談交渉において、自分自身で行い、実質勝訴で和解した経験を活かし、同じようなケースの方のお力に少しでもなれればと思ってご協力させていただいたつもりでしたが、最初から私の認識に間違いがあったようです。

何度もお手間を取らせて申し訳ありませんが、訂正を解除し元エントリーにすることと、「コメントを参照」を削除することについて、よろしくお願いいたします。

ちなみに、私はNATROMさんを、「患者想いの優しいお医者様」だと思っています
(取り合えず今は。いつ気持ちが変わるか分かりませんけど)。

化学物質過敏症歴17年の男化学物質過敏症歴17年の男 2010/04/06 18:12 はじめまして。化学物質過敏症歴17年の男です。ブログで、CS患者の生活相談、住宅相談をやっています。

シックハウス対策された自然素材の家に住むとどうなるか?化学物質過敏症歴17年の男が自らの健康と身銭を切って、大実験を始めます。ブログで経過を発信します。

CS患者の方はもちろん、シックハウスが心配な方も是非ご覧ください。(http://sickhouse007.blog21.fc2.com/)

相互リンクも是非お願いします。

natobusnatobus 2014/01/11 23:36 1 ■シックスクール

「「化学物質過敏症」に本当に配慮しはじめたら、収集がつかなくなる」って何?義務教育を受ける権利は他の病気、障害ともにある。健康な人が化学物質で便利な生活を享受する一方で、化学物質に耐性のできない人を助けないという考えは、自分さえ良ければ良い自己中心的な考え方ですね。