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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2009-11-16 むしろ自然塩のほうが体に悪い?

[][]むしろ自然塩のほうが体に悪い? むしろ自然塩のほうが体に悪い?を含むブックマーク

ミネラル豊富な自然塩なら体にいい」という主張がある。添加物が癌の原因になるとか、牛乳は体に悪いとか、元禄時代以前の日本の食事が理想的だとかいう、いわゆるマクロビオティック系の主張によく連鎖している。工業的に精製された塩は塩化ナトリウムという「化学物質」であり、精製塩の摂取がさまざまな病気の原因になるというのだ。「天然物なら安全、人工物は危険」というよくある誤謬の典型例であろう。■どうして日本は癌大国になってしまったのか?のコメント欄で「精製塩は高血圧にするが、ミネラル豊富な塩は血圧を下げるなどとも言われており、悪いのはむしろ現代の塩と言う事なのではないか?」という主張があったので、日本の塩業について調べてみたところ*1

  • 1961年、イオン交換膜と電気エネルギーを利用した日本独自の製塩法による製塩が成功した。
  • 1970年度中に全国で生産された塩量に対してイオン交換膜法で生産された塩は全体の28%に達した。
  • 1971年、全国の塩田はすべて廃止され、全面的にイオン交換式という化学工業的な製塩法に切り替えられた。

とのことだった。いわゆる精製塩が出回りはじめたのは少なくとも1961年以降であり、1970年ごろでその割合は3割程度で、1971年を境に切り替わったわけである。日本の心血管病の年齢調整死亡率の年次推移のグラフ*2に、イオン交換膜と電気エネルギーよる製塩が成功した1961年と、塩田が廃止され化学工業的な製塩法に切り替えられた1971年に印をつけてみた。特に、高血圧と関連が深い脳血管疾患の変化に注目。


f:id:NATROM:20091116151746j:image

日本の心血管病の年齢調整死亡率推移と製塩*3


精製塩が出回るようになって脳血管疾患による死亡が減ったように見える。もちろん、これで自然塩のほうが体に悪かったと結論するのは誤りである。しかし、少なくとも、精製塩によって脳梗塞や心筋梗塞が増えたとか、「悪いのはむしろ現代の塩」だとかいう主張に根拠がないことはわかる。天然塩を信仰する方々が、このグラフをどのように解釈するのか興味がある。おそらく、このグラフで信仰を棄却することはなく、「精製塩以外の要因で脳血管疾患による死亡が減った可能性があるため、自然塩が悪いとは言えない」という正しい結論にたどりつくのではないか。自然塩やそのほかの「伝統的な食事」が体に良いと信じた根拠、つまり「過去と比較して病気が増えたのは伝統的な食事を止めたからだ」という主張が間違っていることには気づかないであろうが。

脳血管障害による死亡が減った理由は、もちろん精製塩のためではなく、塩分過多をはじめとした日本の「伝統的な」食生活が改善されたことや、高血圧が管理されたことによるとされている。磯博康、疫学・病態・診断 脳卒中の危険因子と罹患・死亡の動向、医学のあゆみ 223巻5号 Page353-357(2007)より引用する。


日本人に脳卒中の多発をもたらした背景としてナトリウムの過剰摂取,カリウム,カルシウムの摂取不足,動物性食品の摂取不足を特徴とする食生活や過重な肉体労働といったわが国の在来型の生活環境があげられる.しかし,1970年代後半からの経済の高度成長期に伴い,食生活の改善,肉体労働の軽減が進み,健診による高血圧者の把握,降圧薬の改良・普及による高血圧管理の向上がみられ, これらが日本人の脳卒中, とくに脳出血の減少につながった。

とりわけ,脳卒中の最大の危険因子である最大血圧の高値に関しては,男女各年齢層とも1961年から2000年にかけて大きく低下している。2000年の70歳以上の値は男女とも1961年の50〜 59歳の値とほぼ等しい.また,特定集団において長期間継続的に実施されている疫学調査においても,最大血圧値の低下が共通して認められている。


私の知る限りにおいて、精製塩と自然塩のどちらかがどちらかより体にいいとか、悪いとかいう医学的な証拠はない。違いは微量のミネラル成分であり、他の食品から摂取できるのであれば、別に塩から摂取しようとしまいとあまり変わらないのであろう。味は異なるので、好みで自然塩を使うのは別に問題ない。しかし、自然塩でも過剰に摂取すれば有害であると考えられる。自然塩が健康に良いという主張には科学的根拠はない



関連記事

■マクガバン・レポートから考えた日本の食生活

■たばこは無添加でないと健康に悪い

*1:URL:http://www.naikai.co.jp/J_seibi.htm、URL:http://www.inforoot.jp/maeyachiya/index.php?date=2008-04-24&cID=14&keyword=&ym=

*2:医療情報サービス Minds(マインズ) URL:http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0048/1/0048_G0000131_0006.html

*3:縦軸の数字がおかしいのは引用元のママ

みかんみかん 2009/11/16 19:33 「うまみ」はどうなのかな?
科学的に作られたものって、「しょっぱさ」のみを再現して、
自然の「うまみ」を作れていないようにも思える。
自然の塩と、科学的に作った塩で味が違うって言うのは良く聞くよね?

ぬ 2009/11/16 21:23 >>自然の塩と、科学的に作った塩で味が違うって言うのは良く聞くよね

 それこそが、不純物の差。自然塩も完全に精製して塩化ナトリウムだけにしてしまえば、味は変わらなくなる。
 逆にある自然塩に含有されている不純物を分析して、同じ量、割合で精製塩に混ぜてやれば、対象にした自然塩と同じ味が再現できるでしょう。

ohira-yohira-y 2009/11/16 21:34 海水からつくる天日塩の工場見学をしたことがあります。

塩の結晶は自然に析出させるのですが、小さな結晶の塩は「うまみ」があり、
大きな結晶のものは「しょっぱさ」が勝っていました。
小さいほうが重量あたりの表面積が大きくなり、不純物(=にがり)分が多く
舌にふれるためでしょう。

振り塩のように使えば味に特徴は出せそうですが、水溶液にして大きな違いが出るようには思えません。

おかだおかだ 2009/11/16 22:24 水でも完全に純粋なものはマズイのですが(少なくとも蒸留水は不味かった)、塩でもある程度不純物がある方が美味しいように感じます(根拠は私の舌です)。ただ、海塩の場合、その元になった海水がどのくらいきれいか、は気になります。汚染物質をあまり味わいたくはありませんので。

ぺろきぺろき 2009/11/16 23:34 >科学的に作られたものって

そもそも精製塩を「科学的(化学的?)に作られたもの」とする感覚がわからない。
海塩なら原料は同じ、精製工程と精製度が違うだけ。
ミネラル分布が違うから味は違うだろうし、人間だって塩化物イオンと
ナトリウムイオンだけでできてるわけじゃないから、成分の多い
(=精製度の低い)塩の方が口に合う、ってことはあり得るだろうけど
それは製造工程がどんなのかとは全く別の話です。

塩化ナトリウムは工業原料としても重要だけど、工業原料としては
高純度でなければなければ困る。工業的に純度の高い塩化ナトリウムを
大量生産する方法を確立していくうちに製造コストも下がったから
それを食塩の生産にも応用した結果が一昔前のスーパーの塩売り場。
どっちがいい悪いなんてことはないし、今はどっちも選べるんだから
好みと懐具合で好きな方を選べばよし。

meinekomeineko 2009/11/17 13:15 コメント欄、昔ながらの製法と最近の製法で、味が云々の議論で盛り上がっている気がしますが、それと、体に良い悪いって差は、どうつながるのでしょう?

NATROMNATROM 2009/11/17 14:32 つながらないと思います。

のののの 2009/11/17 17:39 醤油の塩分濃度は海水の5倍ぐらいあるらしい。けれど、海水のほうがしょっぱく感じる。これは醤油に含まれるアミノ酸?などの旨み成分があるからとのこと
では、塩の場合はどうなんでしょう?
もし自然塩に含まれるミネラルなどで薄味に感じた場合、工業的に精製された塩よりも多くの塩を使わないと十分な塩味を得られないことに
もちろん味比べした訳ではないので逆もありえますが

あとは、適切な塩分の摂取量を守った上で自然塩に含まれるミネラルにどの程度の価値があるか。不足がちなミネラル成分を補強できるのなら多少は健康に良いと言ってもいいのでは?(気休め程度の差だとは思いますが・・・)

att460att460 2009/11/17 19:03 とある所で聞いた話では、とある保存食を精製塩に変えたら、その食品が腐ってしまったそうです。

同じ辛さでしたら、精製塩の方が量が少なくてすむようです。

#味(まろやかさ等)については知りませんが。

naochinnaochin 2009/11/17 19:09 死海の塩とか塩化カリウム約50%らしいので、それなりにナトリウムの取りすぎには意味があるんじゃないかなぁという気がします。
ただの、海水塩だと塩化カリウムの量はたいしたことないと思いますが。

とおりすがりとおりすがり 2009/11/17 22:18 天然塩と精製塩の味の違いは、結晶の形によるものらしい。
精製塩を溶かして天然塩のように結晶化させてやると、天然塩と変わらない味がするそうだ。

そういえばそういえば 2009/11/18 12:15 類似の主張で精製された白砂糖やグラニュー糖は体に悪いが、蜂蜜などの自然由来のものは体に良いというのがあるが、どうなんだろうか?

ゆんゆん探偵ゆんゆん探偵 2009/11/18 12:52 蜂蜜はボツリヌス菌に汚染されていることがあるので、乳児には与えないように気をつけないといけませんね。この1点をもってしても、「人工物は悪い、自然物は良い」というアプリオリな物の見方に意味は無いということがわかります。「良い」「悪い」という評価は、その前提となる理由の分析、もしくは統計的な事実の認定ががあって初めて意味を持ちます。

ゆんゆん探偵ゆんゆん探偵 2009/11/18 12:55 この手の話をするたびにいつも思うんだけど、「自然な農作物」ってのもまたすごく恣意的な概念なんですよね。そもそも「農作」という行為自体が果てしなく「自然」からはかけ離れているわけで。「自然」「人工」というわかりやすい2軸対立の視点は益がありません。

feldfeld 2009/11/18 14:14 マクガバンレポートにある(と思い込んでいる)ように江戸時代とかの農作物が自然だと考えてるんじゃないかな。

サルガッソーサルガッソー 2009/11/19 12:44 http://www.siojoho.com/s08/03.html
>自然塩が健康によいというのは宣伝のためのウソといってよいでしょう。
とあるのでミネラルという希望にすがりつく自然塩派も壊滅でしょう。

そもそも同ページ内にありますが、ミネラルは無機質の総称であり
具体的に何の成分が日常不足しがちなのか、自然塩で何が補充できるのか明らかにしない議論はまったくの無意味でしょう。

pikapika 2009/11/22 17:37 わざとやっているでしょ!?(笑)
臓器移植の際、サイズが合わないときは、形を整える必要がありますね。(笑)
最適な臨床例を、またあっちに書いておきました。
(あんまり意味不明なことばかり書いていると、また以前のように患者サイドから、「妄想」を見ていると思われて攻撃されるのでこれぐらいにしておきます。)

ところで、CSを発症して、自然塩のほうが精製塩よりミネラルが豊富である、という理由から自然塩に変えました。
あくまでも私個人の主観的な感想ですが、旨みは精製塩より自然塩の方があるように感じます。おにぎりや焼き魚には、精製塩よりも自然塩のほうが美味しいと感じています。塩分は、自然塩の方が精製塩よりも強く感じます。精製塩と同じ分量をお料理に使用すると塩辛くなるので、使用量に注意です。

fukkenfukken 2009/11/23 13:13 > picaさん
旨味は自然塩の方が大きいです。科学的にも容易に証明可能です。最初の方のコメントにもある通り、自然塩には塩化ナトリウム以外に「旨味と感じられる成分」が含まれています。

後半ですが、「塩辛さ」と「塩分」の使い方が微妙に思います(以下では、舌で感じる感覚を「塩辛さ」、血圧などの健康状態に影響する塩化ナトリウムなどの量を「塩分」と呼んでいます)。
同じ量の精製塩と自然塩では、塩分は確実に精製塩の方が多いです。これは科学的事実であり、反証の余地はありません。
感じ方は感覚の問題ですし、「スイカに塩をかけると甘くなる」なんて話もありますし、自然塩の方が塩辛く感じる、という事はあってもおかしくないと思います(味覚にはあまり詳しくないのでどちらとも言えないです)。
言うまでもないですが、健康に対する影響は、塩辛さではなく塩分の量で決まります。

pikapika 2009/11/23 17:45 fukkenさん、

「精製塩と自然塩のどちらかがどちらかより体にいいとか、悪いとかいう医学的な証拠はない」けれども、精製塩と自然塩を同じ分量で比較した場合、「精製塩より自然塩の方が、旨みは大きく塩分は少ない、ということが、科学的に証明されているのですね。

私の舌の感覚はあまり当てにならなさそうですが(笑)、自然塩の方が塩辛く感じる私にとっては、自然塩を使用するほうが、塩分摂取量を精製塩よりもより減らすことができそうなので、このまま引き続き自然塩を使用していこうと思います。
ご教示ありがとうございました。勉強になりました。

Seagul-XSeagul-X 2009/11/23 20:17 pika さん、fukken さんは「精製塩より自然塩の方が、旨みは大きい」とは云っていますが、「塩分は少ない」とは云っていませんよ。「自然塩の方が塩辛く感じる、という事はあってもおかしくない」とは云っていますが。
つまり、使い方や成分次第で精製塩より自然塩の方が塩辛く感じてもおかしくはない、としか云ってないです。お間違えなきよう。
そうですよね、fukkenさん?

塩辛さについては、確か食品メーカーの話だったと思いますが(なので話半分に聞いた方がいいかもしれませんが)、ポテトチップスの塩辛さは表面に塩の粒がついているためなので思ったほど塩分は多くないそうです。とはいっても食べ過ぎれば塩分も取り過ぎになるでしょうけれどね、当然。

pikapika 2009/11/23 21:43 Seagul-Xさん、

科学的思考が身に付いていないので、確認させてください。

>fukken さんは「精製塩より自然塩の方が、旨みは大きい」とは云っていますが、「塩分は少ない」とは云っていませんよ。

fukkenさんは、「同じ量の精製塩と自然塩では、塩分は確実に精製塩の方が多いです。これは科学的事実であり、反証の余地はありません。」とおっしゃっておりますが、これは、「精製塩より自然塩の方が塩分は少ない」と言う意味とどのように違うのでしょうか? 

私は、fukkenさんのご説明から、同じ量の精製塩と自然塩では、「塩分は確実に精製塩の方が多い」=「塩分は確実に自然塩の方が少ない」ということが科学的事実であり、反証の余地はない、と理解したのですが。

「使い方や成分次第で精製塩より自然塩の方が塩辛く感じてもおかしくはない」ということについては、fukkenさんのご説明から理解しているところであります。

Seagul-XSeagul-X 2009/11/23 22:52 ああ、すみません、どうやら私の読み違いですね。

pika さんの文章を「精製塩より自然塩の方が塩分を少なくできる」と読んだんですが、pika さんは単に「同じ量なら精製塩より自然塩の方が(不純物の分だけ)塩分が少ない」という意味で書いたわけですね。それなら正しいです。
「使い方や成分次第で精製塩より自然塩の方が塩辛く感じてもおかしくはない」ということは逆に自然塩より精製塩の方が塩辛く感じる場合があってもおかしくないわけで、おなじ塩辛さを得るのに自然塩をたくさん使えば塩分も多いかもしれませんよ、という意味だったんですよ。
それは理解していらっしゃるということですので、私の読み違いによる余計なおせっかいだったということでした。

pika さん、それから fukken さん、どうもご迷惑をおかけしました。

pikapika 2009/11/24 06:21 Seagul-Xさん

おはようございます。

>「精製塩より自然塩の方が塩分を少なくできる」と読んだんですが、

>「使い方や成分次第で精製塩より自然塩の方が塩辛く感じてもおかしくはない」ということは逆に自然塩より精製塩の方が塩辛く感じる場合があってもおかしくないわけで、おなじ塩辛さを得るのに自然塩をたくさん使えば塩分も多いかもしれませんよ、という意味だったんですよ。

自分の舌の感覚を重視するあまり、「逆に自然塩より精製塩の方が塩辛く感じる場合があってもおかしくないわけで、おなじ塩辛さを得るのに自然塩をたくさん使えば塩分も多いかもしれない。」という罠に陥ることのないよう、気をつけますね。
ポテトチップスのお話も面白かったです。

ご説明ありがとうございました。
お陰さまで、科学的思考が少し身に付きました。

桶屋桶屋 2009/11/24 07:31 つまり、こうですね。
伝統塩→おいしい→過剰摂取→健康に悪い
精製塩→まずい→摂取抑制→健康に良い
:p

桜子桜子 2009/11/24 14:56 こんにちは、桜子です。

> 伝統塩→おいしい→過剰摂取→健康に悪い

確かにこうなりますね。(o ̄∇ ̄)o

塩は「海の精」をお吸い物などの時に使用していました。
「海の精」を使いますとが美味しくなるのです。
今はお吸い物には調味料としての塩は入れていませんので、鰹節と昆布と具の塩味だけですが。
「海の精」は値段が高いので、ほうれん草などをゆでるときの塩は、ふつうの天然塩を少々、使用しています。
「海の塩」というお塩も美味しいですね。
「海の精」よりは大粒です。
いろいろなおいしい塩を使いますと、ついつい分量が多くなってしまいます。
塩気が多くても、美味しいという感じになりますので、Na量を摂りすぎになってしまうのではないでしょうか。

pikapika 2009/12/06 12:20 「むしろ生命組織塩のほうが体に悪い?」
いつか、生命組織塩についての“考察”もお願いします。(笑)
http://www.geocities.jp/sgrysn/TissueSalt.htm

なすびんなすびん 2009/12/24 16:28 にがりはたんぱく質を固めるから内臓を固め短命になると聞きました。
どのようにお考えですか?

NATROMNATROM 2009/12/24 16:57 「にがりはたんぱく質を固めるから内臓を固め短命になる」という主張には科学的根拠はないと考えます。

EnzoRomeoEnzoRomeo 2009/12/25 13:41 >にがりはたんぱく質を固めるから内臓を固め短命になると聞きました。
じゃあ、「酢はタンパク質を固めるから内蔵を固め短命になる」と言われたら信じますか?
「タンパク質の変性」について、お調べになった方が良いでしょう。

jokerjoker 2011/02/03 10:46 初めて、拝見させて頂きます。
大変興味深いお話ですが、
科学的に言ってしまうと、太古から摂取された手工業で精製された塩の有用性安全性と
それに比べると、ごく最近にできた機械工業製の塩の有用性安全性は比較にならないのでは?
今現在科学的に効能が判明されることがなくても、これからわかるのでは?
そんな例は沢山ありますよね?
いま現在の科学が万能であるようなスタンスは科学的ではないと思います。

NATROMNATROM 2011/02/03 11:55 いま現在の科学が万能であるようなスタンスは科学的ではないと私も思います。まあしかし、「太古から摂取された手工業で精製された塩の有用性安全性」と「ごく最近にできた機械工業製の塩の有用性安全性」は、それほどは違わないであろうというぐらいは言えます。「手工業で精製された塩」と「機械工業製の塩」の有用性安全性の差はあったとしても小さいでしょうが、確かに、将来、差が証明される可能性は否定できません。手工業で精製された塩の害が証明されるかもしれませんよね。

HONYARARAHONYARARA 2013/06/15 16:08 自然塩が安全とは限らないとか、それが立証されないからとかなんとか、
屁理屈のように聞こえなくもない。
NATROMさんがご自分で人体実験して、立証して見せたら尊敬されると思います。
私は人工的なケミカル系は人間の体が拒否するだろうと思っているものです。
人工のものは完璧なものはない、だから薬などは副作用が出るのですから。
といっても、うす味が好きな私は普段から塩分とり過ぎてはいないつもりなので、
あまり過剰反応する必要もないと思っています。

fnorderfnorder 2013/06/16 15:31 「人口塩は自然塩と違って危険だ」という主張は理屈が合っていないよ、という話なのに。
しかもれっきとした根拠付き。

これを屁理屈扱いして拒絶するとなると信仰になっちゃいますね。

喜世子喜世子 2015/12/26 13:07 体に良い悪いは置いといていいと思います
やはり問題は
味なのでは?

精製塩は不味く、自然塩は旨味があります

mushimushi 2015/12/26 21:43 natromさんも、記事の最後から2行目に、「味は異なるので、好みで自然塩を使うのは別に問題ない。」と書いてありますよ?
自然塩のほうが体にいいという意見は誤りだ、と理解した上で、自然塩のほうが味がいいから自然塩を使うのであれば、問題ないと思いますよ。

TAKATAKA 2015/12/27 09:08  こんにちは。初めにプレゾンテしておきます。私は、「ギンギラギンにさりげなく」という言葉を、「キンピラなのに薄味になっている」と聞き間違えたことがある者です。

 ところで、HONYARARAさんのコメントは良くできたコメントだと思いました。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20091116#c1371280107
 私の分析:「ふむ。NATROMさんの根拠付きの主張に対してHONYARARAさんは「自分の主観」で反論し、最後に自分の主張を薄めるような文章を添えて締めくくっておるようじゃのう』

 この場合、ニセ科学批判者達の大半は、「いや、NATROMさんの主張を屁理屈と評するHONYARARAさんのほうこそ説得力が薄い主張になっていますやん?」というリアクションを実行するわけですが、「当時の私は、そのような思いを懐いたのである。これは事実である。この事実に対して諸君が文句を言うとは何事か」と返すことができます。
 議論の完全勝利、もしくは最低でもイーブンには持ち込めるという、絶対に負けることはない主張になっているわけですね。

 「常勝のニセ科学批判批判」を探求している私にとって大いに参考になった次第です。

通りすがり通りすがり 2016/02/02 11:08 通りすがりの元保険屋さんです。
記事中に脳卒中が減少とありますが、それは医学の発達と共に死亡率が減っただけで、患者数は年々増加しております。
おそらく死亡率の推移のリストをご覧になってしまったことかと思いますので、患者数のリストをお探しになった方が良いかと思います。
保険屋さんのパンフレットなどで患者数の右肩上がりの推移がわかると思います。
脳卒中では死ななくなりましたが、後遺症で麻痺等が残り働けなくなる人が増加したので、脳卒中や心筋梗塞にかかったら以後の保険料無料という医療保険が近年増えています。
そのくらいまだメジャーな病気です。
ちなみに癌などは、大気圏や遠洋でしていた核実験の頃から徐々に増えているようです。
なのでただの『科学塩vs天然塩』では木を見て森を見ずかもしれません。
わたしが保険屋を辞めた理由は、311後に外資系保険が約款に放射能の項目を追加したのも一つの理由です。
日本の保険業界にはまだ放射能に対する約款変更はありませんが、保険業界が支払える額を上回る患者数になることを、ここ数年の支払い事案から確信しております。
通りすがりの戯言でした。

NATROMNATROM 2016/02/02 12:51 通りすがりさん、コメントありがとうございました。

>記事中に脳卒中が減少とありますが、それは医学の発達と共に死亡率が減っただけで、患者数は年々増加しております。

脳血管障害の罹患率の増加の主因は、頭部CTをはじめとした診断技術の発展のためです。患者数の増加の原因には、さらに高齢化が加わります。


>ちなみに癌などは、大気圏や遠洋でしていた核実験の頃から徐々に増えているようです。

核実験が全人口レベルで観察可能なほどの全がんの増加を引き起こしたと考える専門家は、私の知る限りいません。そもそも日本の悪性新生物による全死亡は年齢調整死亡率では減少傾向です。

mushimushi 2016/02/03 00:04 そもそも、「(脳卒中患者が)患者数は年々増加しております」というのは本当ですか?
厚生省統計を参照します。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/10-20-kekka_gaiyou.html

調査年/入院数/外来数/入院+外来
H26/159.4/94.0/253.4
H23/172.2/111.6/283.8
H20/199.4/119.9/319.3
H17/233.6/122.9/356.5
H14/226.7/123.5/350.2
H11/217.6/147.3/364.9
H8/215.9/173.9/389.87
(数字は千人)

年齢調整等していないデータではありますが、少なくとも「年々増加している」とはとても言えないと思うのですが・・・。
年々増加していると判断した根拠を示していただきたいですね。


あと、この記事の主題は「自然塩が体に良いとは言えない」ことです。「科学塩vs天然塩」とか、そんな視点ではありません。そもそも「科学塩」って何ですか?

shinzorshinzor 2016/02/03 06:19 通りすがり さん
保険加入者が増えたとか,保険金請求者が増えたという可能性はないでしょうか?

へべれけへべれけ 2016/06/09 16:49 待ってくださいよ、腎臓が健康であればカリウムを摂っている分ナトリウムは排泄しやすいはずです。てことは、目方当たりナトリウムの量が少なくカリウムを含む自然塩ならナトリウム摂りすぎの害は少なくなるのじゃありませんか?

NATROMNATROM 2016/06/09 17:01 意図的に塩化カリウムを添加した塩ならともかく、自然塩に含まれるカリウムなんて量的に微々たるもので誤差範囲内でしょう。

精製塩が体に悪いのは事実精製塩が体に悪いのは事実 2016/10/22 18:08 じゃあ主は塩酸と水酸化ナトリウムでできた塩を食べたいのか?

e10goe10go 2016/10/22 19:44 >塩酸と水酸化ナトリウムでできた塩

塩(食塩)は「NaCl」であって塩酸「HCl」と水酸化ナトリウム「NaOH」は含まれていないけどそんな塩、どこで売っているんですか。塩酸と水酸化ナトリウムで塩を作っても。製造費用高くて採算取れないでしょ。

もしかして、食塩の作り方を知らない?。精製塩は自然塩から作られています。http://www.shiojigyo.com/a040encyclopedia/encyclopedia3/encyclopedia3_1/

NATROMNATROM 2016/10/22 22:38 (ちゃんとした自然塩ならともかく)どんな不純物が混じっているかわからない自然塩を食べるぐらいなら、塩酸と水酸化ナトリウムでできた塩を食べたいです。

kenbouzukenbouzu 2017/08/12 23:44 >NATROMさんがご自分で人体実験して
このサイトに投稿するためではないですが、私の体験を書き込みします。
私は子供の頃から慢性腎炎を患っていまして、ゆっくり少しずつ進行していました。
(あんまり進行していないので、医者にも行っていませんでしたが)
腸炎で入院した際、このままだと透析になると言われました。
以前、大阪大学の血液学の先生が推奨していた、自然塩と水を大量に摂取して
糖分控えればほとんどの病気はよくなる(腎炎含めて)と言う話を信じて
(一番納得できたので)実践しました。
結果、劇的に良くなりましたよ。
腎炎の人なら分かると思いますが、血清クレアチニンが3.1もあったのに、
みるみる低下し、1.2まで下がりました。(正常値は1.0以下で、少し停滞しています)
まあ、信じるか、信じないかは、皆さん次第ですが。
ちなみに、諸悪の根源は精製塩と白糖だそうです。

NATROMNATROM 2017/08/13 09:37 kenbouzuさん、コメントありがとうございました。

「自然塩と水を大量に摂取して糖分控えればほとんどの病気はよくなる(腎炎含めて)と言う話」については、症例報告になっていますか?

kenbouzukenbouzu 2017/08/13 23:41 興味を持って頂き、有難うございます。
その大阪大の先生はお亡くなりになっているので、
名前を出しても差し支えないと思います。
三木先生です。
症例報告になっているかどうかは、自分自身は確認していません。
医学会の世界じゃないでしょうか?
一般の人でも確認できるんでしょうか。すいません。良く分かりません。
ただ、ちゃんとした?医師だし、仮にも阪大の教授だった人だから
論文の一つや二つは書いていると思います。
答えになっていなくてすいませんです。

NATROMNATROM 2017/08/14 08:48 kenbouzuさん、コメントありがとうございました。

三木一郎先生でよろしいでしょうか。医学中央雑誌という和文論文のデータベースでは、三木一郎名義では「自然塩と水を大量に摂取して糖分控えればほとんどの病気はよくなる」どころか、たった一つの病気ですら、症例報告はなされていません。大阪大の先生とのことですが、所属していた教室名および勤務期間がわかれば教えてください。

kenbouzuさんにとっては残念なことかもしれませんが、「自然塩と水を大量に摂取して糖分控えればほとんどの病気はよくなる(腎炎含めて)と言う話」はニセ医学だと私は考えます。きわめて典型的です。この話がニセ医学だったとしてもkenbouzuさんの体験談は説明可能です(たとえば急性腎障害が自然経過で改善した、など)。

kenbouzukenbouzu 2017/08/14 11:50 三木一郎先生です。かの先生について知ったのは、もう25年以上前になります。
週刊誌の記事だったと思います。そこの取材で紹介されていました。
三木先生については、記憶が曖昧ですいません。
大阪大の元教授で、診療所を開いていました。そこで治療を行って
 いたのです。(私はお会いしていませんが)
 辞めたのかどうか?そこは良く分からんですが、週刊誌では毎週講義に
 行ってるて紹介されていたと思います。
 大学病院に勤めている医師は決められて治療しかできないと聞いた事があります。
 それで、診療所を開いたのでは?まあ憶測ですけどね。
 それ以上教室名とかは分かりません。それこそ大阪大に問い合わせしないと
 無理じゃないですか?既にお亡くなりになって久しいし。

>kenbouzuさんにとっては残念なことかもしれません
 別に全然残念ではありません。自分で判断して正しいと考えて、
 実践して治って来ているんですから。治ったもの勝ちですww

>kenbouzuさんの体験談は説明可能です
 いえ。不可能と思われます。私は子供の頃からの慢性腎炎です。
 急性腎炎ではありません。急性腎炎は確かに自然経過で改善する
 事もありますね。慢性腎炎は治りません。治す薬もありません。
 進行を止める薬はありますけども。
 これは説明つかないと思います。更に書かなかったですが、自然塩は25g以上
 毎日摂取しています。同時に水も4リットル位は飲んでいます。
 はたから見れば、キチガイ沙汰でしょうが、血圧は全く上がりません。
 別の臓器に異常も見られません。これは説明つきますか?

 
 この話はこれ以上は平行線になると思います。
 いずれにしても、今も塩と水と糖分控えめを実践しています。
 それに書き忘れていましたが、青菜類を積極的に取っています。

 ちなみにクレアチニンの血中濃度は高校位までは、1.2を辺りをウロウロと
 していました。3年前のドッグの結果は1.8です。この治療法を続けて
 クレアチニンの値がどこまで下がるか。まだ最終結果は出ていませんので、
 1ヶ月後くらいに、再度書き込んでみます。
 つい長くなってしまいました。ごめんなさい。

NATROMNATROM 2017/08/14 12:43 kenbouzuさん、コメントありがとうございました。

> いえ。不可能と思われます。私は子供の頃からの慢性腎炎です。
> 急性腎炎ではありません。急性腎炎は確かに自然経過で改善する
> 事もありますね。慢性腎炎は治りません。治す薬もありません。
> 進行を止める薬はありますけども。

ニセ医学を実践して良くなったという体験談でよくあることですが、一般の人から見れば通常の医学では説明不可能な奇跡的な経過に思われても、医療従事者から見ればとくに不思議ではなかったり、そうでなくても情報が不足し過ぎて判断できなかったりすることはしばしばあります。

今回のポイントは「あんまり進行していないので、医者にも行っていませんでした」というkenbouzuさんの言葉です。おそらく慢性腎炎という診断は正しいものであったとしても、軽度であったのでしょう。軽度でなかったとしたら、経過観察のための定期的な通院あるいは治療介入がなされていたはずです。

軽度の慢性腎炎に腸炎をきっかけに急性腎障害を起こしたのではないかと考えられます。腸炎から一過性の腎障害を起こすことはとてもよくあります。kenbouzuさんは「急性腎炎ではありません」とおっしゃっています。私もそう思います。私は「急性腎障害」と言ったのであって「急性腎炎」とは言っていません。急性腎障害と急性腎炎は異なります。急性腎炎と急性腎障害の区別のつかないような人が「私の体験談は通常の医学の常識では説明不可能だ」などと主張しても説得力がありません。

一番説得力があるのは臨床試験、つまり、慢性腎炎の患者さんを二群にわけて、自然塩と水を大量に摂取した群とそうでない群を比較することですが、そんな臨床試験はなされていません。そこそこ説得力があるのは症例報告、つまり、慢性腎炎の患者さんが自然塩と水を大量に摂取すると慢性腎炎が改善したという経過を、専門家の検証に耐えうるような形で発表することです。でも、探した限りではそういう症例報告もありません。この時点で論外です。「手かざしで末期がんが治った。信じるか、信じないかは、皆さん次第ですが」と同レベルです。

いつ、何をきっかけに、どういう根拠で慢性腎炎と診断したのか?診断時点の血清クレアチニン値は?クレアチニンクリアランスは測定したか?腎生検はしたか?したとして、組織型は?治療や定期的な経過観察を行わなかったとしたらその理由は?などなど。そういう情報がない限り、典型的なニセ医学の体験談にしか見えません。

かの治療の効果があるとして、そうした症例報告がなされていたら、三木先生以外の医師も同様の治療を試み、効果を確認し、いずれは臨床試験が行われ、日本中、世界中で同じ治療が行われるようになっていたでしょう。しかしながら、どうやら症例報告はなされていないようです。三木先生は、専門家に対しては説得力のある根拠を提示できなかったのです。医学のことをよく知らない非専門家を相手にするのはニセ医学の常套手段です。まったく効果のない、あるいは潜在的に有害ですらある治療法でも、一定数は自然治癒その他の理由で効果があると誤認する患者さんもいらっしゃいます。kenbouzuさんもその一人だと思います。

高血圧や臓器障害がまだないことも容易に説明可能です。大量の塩分を摂取したとしても全員が高血圧になるわけではない、というだけの話です。

kenbouzukenbouzu 2017/08/14 18:09 NATROMさん返信有難うございます。

私が思った様に平行線になりましたね。
まあお互いに認めたがらないので、こう言う展開になりがちです。

色々と推測頂きましたが、3年前の人間ドッグの結果よりも
今はむしろ改善していると言う事実は説明出来ていませんね。
腸炎によって腎臓の数値が悪化する事は良くあります。
医者も言っていました。ただし、腸炎が収まってもクレアチニンの
数値が高いままだからこれは危険ですよ。と言われた訳です。

情報が不足しているですか。まあそうですかね。
では何が不足しているのか具体的に指摘して下さい。
「あれもこれもないから、判断できません。ニセ医学です」
と言う前にね。「俺は何を言っても信じないぞ」って人の典型的な思考法です。
だったら、具体的に何の情報が足らないのか、指摘して下さい。
慢性腎炎と診断されたのは小学生の時です。
キッカケは小学校3年か4年の時の集団検診の蛋白尿検知。
名古屋の病院で調べました。生検も行っています。
その結果は、軽い腎炎は認められるが、あまり進行していないので、
定期的に検査に行っていました。組織型やらクレアニチンクリアランス
なんて覚えていません。と言うか聞いてもいません。小学生ですから。
その後は、高校、大学、社会人と転居が多く、ずっと同じ医師に
掛かった事はないですが、やはり少しずつ進行しています。
値が微妙に上がって言ったので。3年前のドックでは1.8でした。
じゃあなんで、ほっとくの?って聞きたいでしょうが、
クレアチニンが10で透析って聞いていたので、甘くみていたんですね。
腸炎が治って退院した時の数値が3.1なんで、さすがにマズイと
考えた訳です。それが大まかな流れです。他に確認したい事ありますか?
あれば、箇条下記で指摘下さい。
そして、全部確認してから判断されたら如何ですか。

kenbouzukenbouzu 2017/08/14 18:11 一つ書き忘れました。塩と水を取っても高血圧にならないのは何故?
と言いたいのはありません。クレアチンの値が3.1の患者が大量の塩と水を
取っても何も変わった事は起きていません。と言いたかった次第です。

NATROMNATROM 2017/08/14 21:18 kenbouzuさん、コメントありがとうございました。


>情報が不足しているですか。まあそうですかね。
>では何が不足しているのか具体的に指摘して下さい。

既に述べていますが、「いつ、何をきっかけに、どういう根拠で慢性腎炎と診断したのか?診断時点の血清クレアチニン値は?クレアチニンクリアランスは測定したか?腎生検はしたか?したとして、組織型は?治療や定期的な経過観察を行わなかったとしたらその理由は?」です。いくつか答えはありますが、結局、情報は不足したままですね。

クレアチニンクリアランスの値はぜひとも知りたいところです。なぜなら、水分・塩分負荷をかけるだけで腎機能そのものは改善しなくても血清クレアチニンの値は改善するからです。つまり「3年前の人間ドッグの結果よりも今はむしろ改善していると言う事実」も説明可能です。三木医師が「食塩・水分負荷でほとんどの病気はよくなる(腎炎含めて)」と誤認したのも、その辺りに理由があるのかもしれません。

本当に慢性腎炎に効くと主張したいのなら、血清クレアチニンのような代理指標ではなく透析導入のような患者中心のアウトカムで評価しなければなりません。でなければせめて治療前後での腎生検の比較が必要です。


>その結果は、軽い腎炎は認められるが、あまり進行していないので、
>定期的に検査に行っていました。

「あんまり進行していないので、医者にも行っていませんでした」という主張を撤回し、「定期的に検査に行っていました」に訂正する、ということでしょうか?


>クレアチンの値が3.1の患者が大量の塩と水を
>取っても何も変わった事は起きていません。と言いたかった次第です。

同じことです。大量の塩と水を摂取したとしても全員が変わったことが起きるわけではない、というだけの話です。たいていの「変わったこと」は確率的に起きます。血清クレアチニン値 3.1 mg/dlの患者100人が大量の塩と水を摂って100人全員が何も起きなかったのであれば、これは検討の余地がありますが。そうしたデータはありますか?

kenbouzuさんが、専門家の検証に耐えうるだけの情報を出すことはできないでしょう。これは患者さんの立場ですので当然です。仕方のないことです。文句を言うなら、三木医師に言うべきでしょう。「仮にも阪大の教授だったとされる人なのに、なぜ他の専門家が検証できる証拠を残さなかったのか」と。

kenbouzuさんに質問です。

・非専門家ならともかく阪大の元教授である三木医師が、他の専門家の検証に耐えうる客観的な情報を残せなかったのはなぜだと思いますか?

「食塩・水分負荷でほとんどの病気はよくなる(腎炎含めて)」どころか「食塩・水分負荷で改善した慢性腎炎の一症例」すら、発表しようとしたら製薬会社から圧力がかかって潰されるとでもおっしゃいますか。

私は「他の専門家の検証に耐えうる客観的な情報は存在しなかったから」だと思います。教授の肩書を持つ人がニセ医学にはまることもよくある話です。諫言してくれる人が周囲にいなかったんでしょう。専門家には相手にはされないので弟子筋を含め三木療法を行う臨床医は皆無で、一部の(おそらくたまたま改善しただけの)少数の一般人からしか支持されないのです。