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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2010-08-30 ホメオパスの成功体験が悪性リンパ腫を見落とさせた

[]ホメオパスの成功体験が悪性リンパ腫を見落とさせた ホメオパスの成功体験が悪性リンパ腫を見落とさせたを含むブックマーク

リスクの大きさの感じ方は、代替医療に親和性のある人との間に大きな隔たりがあるようだ。新生児にビタミンKを投与しなければ、頭蓋内出血等で死亡する確率は2000〜4000分の1である。私を含めて、ほとんどの医師は、無視できないリスクと考えるだろう。だけど、そうでもないと考える人もいるようだ。


f:id:NATROM:20100831001941j:image

看護師敗訴だと仮定する。支払うべき損害賠償額は請求5640万円の1/4000すなわち1万4100円が妥当だろう。*1


医師のほとんどは、大学病院などの大きな病院で研修をはじめる。入院が必要な病気、生きるか死ぬかという病気、大学病院に集まるような稀な病気から診る。風邪や下痢といった「簡単」な病気からはじめて、だんだんと難しい病気を診ていくのではない。確かに、風邪や単なる下痢は「簡単」な病気である。特に治療しなくても、いや、間違った治療をしてすら、自然に治る。しかし、「簡単」な病気の中から、「稀な」病気を見つけ出すことは難しい。稀な病気の患者さんを実際に診たことがあるという経験が、稀な病気を見つけ出すのに役に立つ。

ヤブ医者でもない限り、医師は、「稀な」病気を見落とさないように診療する。もちろん患者のためにやっているのだが、医師の誠実さを信用できない人にも、「病気を見落として訴えられたらかなわん」という医師の利己心は信用してもらえるだろう。いきおい、診療は「稀な」病気を念頭におくことになる*2。頭痛の患者さんは「もしかしたらクモ膜下出血では?」。胸痛の患者さんの「心筋梗塞の可能性は?」。そもそも、クモ膜下出血も心筋梗塞も、医師からみたら全然「稀」でもなんでもない。だが、外来にやってくる患者さんが、クモ膜下出血や心筋梗塞である確率は低い。正確な統計は知らないが、数百〜数千分の1ではなかろうか。

病気の種類は山ほどあるので、大学病院で研修したとしても、たくさんある病気のほんの一握りしか実際には経験できない。経験できない分は、情報を共有することで補う。稀な病気を経験した医師が症例報告を行うのは、情報を共有するためだ。情報を集めることで、誤診の可能性を少しでも減らす。死亡した症例からも学ぶ。教育病院では、臨床病理検討会(CPC)といって、病理解剖が行われた症例を検討する会が定期的にある。

余談だが、大野病院事件において、担当産科医が不当に逮捕されたと医師たちが「騒いだ」ことは、「稀な疾患も念頭において診療する」という医師の習性によるものだったのではないか。「仮に不当逮捕だったとしても稀な事例である。個々の医師が不当逮捕される確率なんてきわめて低いのであるから、医師たちは騒ぎ過ぎだ」との指摘があったのだが、稀な事例を見落とさないことが医師の仕事の一つである。医師の不当逮捕を稀な事例だと軽視する医師は、目の前の患者が稀な病気である可能性を軽視するであろう。

余談はこれぐらいにしよう。代替医療に親和性のある人、とくに非医療従事者は、「稀な」疾患を診た経験がないだろう。そのため、病気のリスクを小さく見積もってしまいがちである。たった8人の子を取り上げただけで「自宅出産マスター」*3を名乗る例が、わかりやすい。ホメオパシーもそうだ。ホメオパスは、ちょっとした風邪やら下痢やらは診るだろうが、本当の重症患者を診る機会はあまりない。「あかつき問題*4」では、患者が悪性リンパ腫が「治療の施しようがなく」なるまで、ホメオパスがメールなどで「指導」していたという。ホメオパスは、「なんかヤバそう」とは思わなかったのか?このホメオパスは、悪性リンパ腫の患者を診たことがないと思う。下手したら、悪性疾患も一例も診たことがないだろう。自然治癒する疾患ばかり診ていて、レメディで「治した」経験ばかり重ねてきた。もしかしたら自然治癒しない症例も混ざっていたかもしれないが、そういう症例はホメオパスから逃げていく。結果、成功例しか経験していないことで、悪性リンパ腫の症状の進行に対して「ヤバい」と感じることができなかったのではないかと、私は考える。

代替医療の提供者だけでなく、患者側についても同様である。「私には効いた」という体験談は、一例に過ぎない。予防接種の害など、現代医学の負の部分についてはリスクを過大視しているわけで、とくにリスク全般について過小評価しているわけではなさそうだ。代替医療の害については可視化されていないことも原因なのだろう。その点で、今回、ビタミンKの不投与や、悪性リンパ腫見逃しの例について報道されたことは意味があると考える。



関連記事

■非典型例の恐ろしさ

*1:URL:http://twitter.com/HayakawaYukio/status/22411849829

*2:より正確には、重症だが早期の介入によって治る可能性が高く、鑑別にコストのかからない疾患から考える。ゆっくり診断をつけても間に合う病気は後回し。検査にコストのかかる病気も後回し

*3:URL:http://ameblo.jp/jitakusyussann/

*4:URL:http://www012.upp.so-net.ne.jp/mackboxy/Health/

mimonmimon 2010/08/31 05:15 冒頭に引用された、
> 支払うべき損害賠償額は請求5640万円の1/4000すなわち1万4100円が妥当だろう。
ですが、それは、K2レメディを投与された潜在的被害者が全員提訴することを前提としているわけですね。そうでなければ、理屈にあいません。
それだけの率で死ぬリスクを負わせ続けてきて、不幸にも昨年、実際の被害が発生したのですから、損害額に応じた賠償責任が存在します。民事(刑事ではなく)上の相当因果関係が立証可能であろうと、私は、解釈しています。

ちょっとしたSEちょっとしたSE 2010/08/31 05:59 彼のHさんをフォローしてたのに外された。。。もう一回フォローしとこ(サーバの不調とかかもしれないし)

件のツイート追いましたが、脈絡なく出てるようにみえますな。。。
なので、脳内補完でmimon様のような、考え方が浮かばい限り、なにを言ってるんだ?という印象しか浮かばない。(自分は後者です、阿呆なもので)

ところで、医療従事者様方々に訪ねたいのですが、プラシーボ効果のみしか、効果が
得られないものは、医療品(療法)として認めれられるものですかね?
(そこのところを、彼らは「効果がないというのけしからん!」と反論してるようにみえるもので)

zororizorori 2010/08/31 06:28 加害者側が万が一の賠償金支払いに備えて保険に加入する場合の保険料なら、被害額に被害が発生する確率をかけたものになるので、保険金と保険料を混同していると。Hayakawayukio氏は、保険金として支払った保険料しか受け取らないのですね。

被害を受けた側が受け取る賠償額は、その人が受けた被害額に決まっているわけで。

NOV1975NOV1975 2010/08/31 06:50 なんか「事故にあう確率は1万分の1である。だから、実際に事故にあったときの被害は1万分の1である」みたいな理屈ですね、某氏は。

JA50JA50 2010/08/31 09:33 プラシーボと同等の効果ということは、無効ということです。

teekateeka 2010/08/31 09:50 そもそも何故「請求の額」に1/4000をかけた物が「支払うべき金額」なんだろう……
普通は請求って発生する確率とは関係なく「支払うべき金額」そのものを表しているのでは?

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/31 15:28 あかつき問題、、非医療者が見ても、やばそうな感じなんですけど...。

nn 2010/08/31 16:32 例えば「10代の日本人」の総合的な年間死亡率が1/10000前後ですから、子供にどんなアホな治療をしても損害賠償は数万円程度でOKってことでしょうか。稀な重病をすべてスルーして死亡しても1件数万円でカタがつくなら、小児科の人手不足なんて一気に解消しそう。

普通の電気設計者普通の電気設計者 2010/08/31 20:52 > 支払うべき損害賠償額は請求5640万円の1/4000すなわち1万4100円が妥当だろう。
これが成り立つなら、
「支払うべき診療報酬額は請求70万円の1/4000すなわち175円が妥当だろう。」
だって成り立ちそうです。
175円っては妥当な額(ビンに詰めた砂糖菓子)な気がします。

matudamatuda 2010/08/31 21:30 訴えられた看護士が負うべき責任が1万4100円相当と考えるのであれば、同様の行動をして運よく何の問題が起きなかった看護士を延べ人数であと3999人揃え、1人あたり1万4100円払うべきですよね。もちろん事後に集めるのは非現実的な話なので、先に保険料を積み立てておくべきですね。具体的には該当レメディに14100円を上乗せ。

oskimuraoskimura 2010/08/31 21:34 1/4000の確率でも年100万人くらい新生児はうまれているので、投与しなかったら250人は死ぬことになるんですよね。
どうも早川さんはこういう事が理解できないみたいですね。

7$¥ナナシー7$¥ナナシー 2010/09/01 11:29 新生児の死亡率12/4000は現代の医学で解決できない問題が主な原因で、助産師も親も好き好んでこのリスクに賭けているわけじゃないってことも早川氏は理解していないと思います。

こいしこいし 2010/09/01 15:50 あかつき問題は酷すぎますね。「痛かっただろうな」とか「苦しかっただろうな」とか考えたら怒りで体が熱くなってしまいました。
悪性リンパ腫は悪性腫瘍の中では比較的薬も放射線も効くので完治が期待できるので治療できなかったことが本当に悔やまれますね。
また、黄疸で白い便が出るとか健康ならありえないような症状はネットで検索すればすぐにヒットするでしょう。いくらホメオパスが無知だといってもあんまりです。
自分の友人でもナチュラル系な人が多いので心配です。中でも数人は人気者だし人にも影響を与えていそうな感じ。

ぷーすかぷーすか 2010/09/04 02:03 こんなの発見!
ホメオパシー体験記 http://voise.ti-da.net/
末期の悪性リンパ腫が自然治癒したそうだ。
経緯はよくはわからんけど。
癌を宣告されて頭が真っ白な状態でここを見ちゃった場合、なんか救われるかもってホメオパシーに流れる人もいるのかもよ。
新聞でも紹介されてるしね。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-158547-storytopic-7.html

luckdragon2009luckdragon2009 2010/09/04 08:01 まれに、癌組織がなぜか消えちゃった、というのはあるそうですが、さすがに末期だとないのでは? 転移とかしてるんでしょ...末期なら。

まあ、詳細を知らないので、なんともいえないし、医療者ではないので、分析もできないのだけど。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/09/04 08:04 補足
> 癌組織がなぜか消えちゃった、というのは

これは、稀に、正常組織に形成しなおされた、という事らしいですけどね。
詳しい症例報告は知りませんけど。(組織は細胞分裂で置き換わるので、正常細胞に置き換わった場合には、確かにがん細胞ではなくなるが、メカニズムは良く知らない...。)

luckdragon2009luckdragon2009 2010/09/04 08:09 末期でなければ、癌治癒の事例の中に、多分ですが、腫瘍マーカーの偽陽性問題も隠れているかもしれないような...。(事例が出てこないと、なんとも言えないですけど。)

NATROMNATROM 2010/09/04 09:02 ぷーすかさんからご紹介していただいた琉球新報の「末期の悪性リンパ腫」の件は、ブログを読んだ限りでは、「悪性リンパ腫が標準治療を受けた。治療終了の3ヶ月後に再発したと告知されたが、移植のために紹介された大学病院で精密検査を受けたら癌細胞が消えていた」という話のようです。そもそも、あまり「末期の」悪性リンパ腫とは言いませんね。stage IVでもわりと治りますので。末期と言うとしても、標準医療を尽くして治療抵抗性になったときぐらいでしょう。

当たり前ですが、最初の悪性リンパ腫が消えたのは標準治療(「8回の多量の抗がん剤投与と32回の放射線照射」)のおかげですね。再発が消えたのは、自然治癒の可能性もゼロではないですが、誤診(再発したという診断が誤り)か、患者側の誤解(「再発の"可能性"があるから大学病院で精密検査を受けろ」と医師側は説明したつもり)の可能性の方が高いように思えます。

危ないのは、この人、悪性リンパ腫の治療をして4年しか経っていないことです。再発の可能性はまだあります。再発したとき、ホメオパシーやらレイキやらに頼っていると、今度は治らないでしょう。琉球新報の報道は悪質です。抗がん剤や放射線治療といった標準治療も受けたことは明記すべきです。悪性リンパ腫に罹った読者が、標準医療を避け、ホメオパシーで治そうとするかもしれません。

元CS患者元CS患者 2010/09/16 01:59 ぷーすかさんが紹介されたホメオパスのブログが削除されていますね。

販売行為・セミナー等のあらゆる広報に規制が出てきて、代理店の運営が困難になってきたりで、ブログも代理店も閉鎖されるようです。
別ブログで心境をかたっていらっしゃいます。
色んな報道によって、やはり風当たりが強くなってきたんですね。

患者が惑わされるような内容でしたから、仕方ありませんかね。
特に根治が難しい病を患っている人には命取りにもなりかねなかった。

2010-08-19 アナフィラキシーショックをホメオパシーで治した!スゴイでしょ!

[][]アナフィラキシーショックをホメオパシーで治した!スゴイでしょ! アナフィラキシーショックをホメオパシーで治した!スゴイでしょ!を含むブックマーク

「nina's[ニナーズ]」という雑誌にホメオパシーの体験談が載っていると聞いて、購入してみた(2010年9月号[平成22年8月7日発売])。子育て中の女性をターゲットにした雑誌のようだ。UA(ウーア)という女性シンガーソングライターが表紙で、UAさんのインタビューで、ホメオパシーの体験談が出てくる。一昨年の自宅出産の際、助産師からホメオパシーなどを受けたという。


そんなお産も、1ヶ月前までは旦那さんと何度も話し合った。「うちの主人は私なんかが足元にも及ばないような野性児で。自分は妹たちのお産も全部付き合ったし、馬も牛の出産も経験してると。助産師さんを呼ぶのにお金がかかるなんて信じられないと言うんですよ。でも自分は不安だし、彼の言っていることも正論だし…けっこう自分の心身を問われる時間でした」。最終的には彼女の意見を尊重してくれ、助産師さんを呼んでの出産が実現。「助産師さんはイトーテルミーという温灸とか、ホメオパシーや鍼灸等いろいろしてくれて、そういうの大好きだからすっごい幸せだった!」(nina's 2010年9月号 P8)


夫の意見が、「自宅出産で大丈夫なのか。病院でなくていいのか」ではなく、「助産師さんを呼ぶのにお金がかかるなんて信じられない」というのが興味深い。以前も述べたが、リスクを承知の上でなら、自宅出産という選択肢があっても良いと私は考える。助産師による代替医療も、十分なインフォームドコンセントの上でなら許容できる。こういう記事を載せる場合は、編集部が自宅出産のリスクについても一言述べるのが望ましいと思うが、リスクについての言及がなくても仕方がないところだろう。UAさんは、問題なく自宅出産できたようである。また、助産師から受けるだけではなく、セルフケアにもホメオパシーを利用している


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nina's 2010年9月号 P11より引用(引用者によって改段落を成形した)


そんな状況で彼女の良き相談相手になってくれているのが、長男が通う学校の同級生の母親たち。「本当に素晴らしいお母様方ばっかりなんですよ。彼女たちがいるから息子のことも、勇気を持って立ち向かえているのかも。私はクラスで一番若い母親なんですけど、こないだも叱られちゃって…」。UAが叱られてしまうというのも意外だけど、それにはこんないきさつが…。「ある晩、旦那がスズメバチに刺されちゃって、もう5回目だったからショック状態になっちゃって。それで“気を失ったらコレを打ってくれ”って“劇”って書いてある注射を渡されたんだけど、それを打つのがすっごいイヤで。それで近くのホメオパスに急いで行って、レメディをもらってきてそれを15分おきに口に入れて、お風呂にミネラルの塩とワカメとドクダミ、よもぎとビワの葉を煎じて入れて、そこにじんましんの出た旦那につかってもらっておいたの。(nina's 2010年9月号 P11)


スズメバチに刺されたときに使う「“劇”って書いてある注射」とは、エピペンのことであろう。ハチ刺傷や食物アレルギーなどによるアナフィラキシーショックに対して、医師でなくても使えるエピネフリン自己注射キットである。


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エピペンホームページ*1より引用


アナフィラキシーショックは死ぬ可能性のある病態である。日本においてハチ刺傷による年間死亡者数は約30-40名と報告されている。「もう5回目だったからショック状態になっちゃって」とあるが、ハチアレルギーの人が再刺傷を経験した場合、約50-60%の患者は前症状より悪化するとも報告されている*2。「ショック状態になっちゃって」というのが事実であれば、エピペンを打ってすみやかに近隣の医療機関を受診するのが通常の対応である。

ただ、乳児にビタミンKを投与しなかった事件と異なり、このケースは成人の話である。命の助かる可能性のより高い選択肢を放棄し、命を賭して科学的にはまったく効果のないと考えられるホメオパシーのレメディやミネラルの塩やドクダミに頼るのは個人の自由だ(十分な情報提供をされた上での話であるが)。「近くのホメオパス」がUAさんにどのような説明をしたのか不明であるが、「現代医療と協力してやっていくという立場」を周知徹底され、「折りに付け現代医療の重要性について説明」されているという日本ホメオパシー医学協会*3の認定ホメオパスであれば、のんきにレメディを処方したりせず、すぐさま医療機関の受診を勧めたであろう。

仮に夫が普通の人で、ショック状態なのに、エピペンを託した妻に砂糖玉を飲まされ、ドクダミ風呂に浸からされたら、ちょっとしたホラーである。荒木飛呂彦が漫画化したら面白そうだ。しかし、UAさんの夫は「私なんかが足元にも及ばないような野性児」なのだそうだから、リスクを十分に承知した上での選択だっただろう。


その間に息子を剣道の練習に送ったりして、帰ってきたらコロッと治ってて。スゴイでしょ!私、よくやったって感じなんだけど、てんやわんやの一日だったから、なんか興奮して夜じゅう話し込んじゃったんだよね。それで次の日、学校で配るプリントを折る係を引きうけたくせに、うっかり忘れちゃったの。私が行かなかったから、現場に居合わていたお母様方が代わりにやって下さっていて、ほんと頭が上がりませんでした」(nina's 2010年9月号 P11)


息子を剣道の練習に送っているあいだに、ドクダミ風呂に浸かっている夫が気を失ったら、わりと大変なことになったのであるが、幸いなことに「コロッと治って」いた。たしかにスゴイ。もしかしたら、息子を剣道の練習に送って家に帰ったら、夫の死体と対面する羽目になったかもしれなかったのだ。命を賭した賭けに勝ったのだ。興奮して夜じゅう話し込むのも当然であろう。11歳と生まれたばかりの二人の子供がいるのに、エピペンではなく、医学的には何の効果もないレメディを選択するという考え方は興味深いが、インタビュアーがその辺の思想にふれなかったのは残念である。



関連記事

■病院で人が死ぬのは医者の責任

■吉村医院の哲学

■アナフィラキシーショックに対するエピネフリンの自己注射

*1http://www.epipen.jp/for_professionals/product_info/photo.html

*2:平田博国・福田健、アレルギー 53巻2-3 Page283(2004)

*3:URL:http://jphma.org/About_homoe/jphmh_be_report_20100811.html

mm 2010/08/19 18:16 イトーテルミーって、例のあかつきの件でも出てたあれですか。
余談ですがこの「息子」さんは現夫氏との子ではなく
前夫の村上淳氏との子だそうです。
スポーツ紙の芸能記事を検索してみても、離婚原因は
仕事のすれ違いくらいにしか書いてなかったですが。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/19 19:07 イトオテルミー(×イトーテルミー)も助産院のサイトでよく見かける代替医療の一つですね。
要するに温灸なんで肩こりなんかには良いかもしれないですけど、"すり傷、切り傷"にはどうだろう?
http://www.ito-thermie.or.jp/remedy/case.html

>それで近くのホメオパスに急いで行って、レメディをもらってきて
それなんて謂う診療行為?
そして勿論、助産師さんは、当然鍼灸の資格を持ってるんですよね。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/19 19:15 連投失礼。そしてきっと、いやおそらくレメディーはSuzumeb.(スズメバチ)。
http://www.homoeopathy.gr.jp/cart/hj/index.php?m=search_prod_name&out_html=search_hj&remedy_name=Suzumeb.

cc 2010/08/19 20:03 このネタ、下記からの転用では? 
http://openblog.meblog.biz/article/3198279.html#comment

注記ぐらいした方がよさそう。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/19 20:14 自己注射してくれなかったら、生命の危険感じて、私なら離婚検討しますよ。
真面目な話、死んでたかもしれないじゃんか。

ショック症状が弱くてよかったねえ。呼吸困難ではなかったようですね...。

インスリンの注射器とか隠したりするなよ。
> 他人の医療忌避を画策する方々

アトピーとかでも、エピペン携帯あったりするし、何かこういう人たちを周囲に近づけたくないですねえ。

無記名無記名 2010/08/19 20:16 これって、「息子を剣道の練習に送ったりして」る間に「ヤバい!」と思った夫が自分でエピペン注射していた、ってオチなんじゃなかろうか……。

NATROMNATROM 2010/08/19 20:50 cさんへ

転用を言うなら、Openブログのコメント欄からではなくて、2chの「ホメオパシーに気をつけて(赤ちゃんを守ろう!)」スレからでしょう。そもそも、2ch以外にも、ニナーズに言及していた人は複数いました。「蜂に刺された患者をホメオパシーで治す、という危険な治療の例」と言いつつ、原典に当たらずに2chからの引用で済ますような怠惰なことをしたくなかったので、私はわざわざ雑誌を買いました。

そういや、「ホメオパシーを有効利用することは可能だ。(誰かが)ホメオパシーを有効利用する可能性を殺したということはない」とか言っていたKKKさんから返事がないなあ。どうしたんだろうなあ。IPアドレスはブログ主にわかるって教えてあげたこともあるのに忘れちゃったのかなあ。

mimonmimon 2010/08/19 22:23 NATROMさんが引用なさった".jpg"の文では、「コロッと」の直後に改行されているものですから、次の行に目を移す0.1秒にも満たない時間、「縁起でもない」ことを考えてしまいました。「ケロッと」にしておいて欲しかったと思います。

nn 2010/08/20 00:42 この例に限って言えば、ホメオパシーだけを悪者にして終わらすのは良くないかもしれません。
医師ならば「アナフィラキシーは院内発症でも助かるとは限らないほど、進行が急激でヤバイ」とか、「躊躇するな、"気絶してから"エピネフリンでは遅すぎる」とか、「一旦良くなった後に津波のようにショックが再燃することがある」とかは全部常識です。だから彼女の行動は、いちいち余りに無謀に見えます。
でも普通はそこまでは知らないですよね。それに「エピペン」は、いきなり渡されて気兼ねなく使えるデザインをしてるとは、確かに言い難いです。

会話も可能で比較的軽症に見えたから救急車も呼ばずに民間療法に頼ってしまい、結果的に彼女が考えるより遥かに危険な状態に晒してしまっていたのは事実ですが、それはホメオパシーだけのせいかなあ。ホメオパシー関係なくても、いざ家族が同じ状況になった時、しっかり知識を持ち、彼女と同じ間違いはしないぜ、という人、実は少数派と思います。そもそもエピペン持ってなければ話にならないので、持ってただけで平均よりかなり偉いともいう。

これに関しては歌手の知識不足より、育児雑誌の記者の知識不足の方が遥かに罪深いと思います。それでも流石に「アナフィラキシーの知識くらい育児に関わる記者なら絶対知っとけ」まで言いづらいので、難しいですね。

なんにせよ、次に同じ事があったら、この旦那さん今度こそ命がヤバイです。正しい知識が伝わることを祈りたいです。

NATROMNATROM 2010/08/20 01:06 エントリー内では煩雑になるので述べませんでしたが、仮に「ロシアンルーレットの弾が出て」、夫が死亡した場合の責任の所在はいったいどこにあるのかを考えました。夫が「リスク承知の上」であれば自己責任ですが、おそらくは、そうではありませんよね。「なんとなく劇薬は身体に悪いと思っていた。ホメオパシーでも治ると思っていた。仮に悪くなっても、気を失ってからエピペンを打って救急車を呼べば、まさか死にはしないと思っていた」という場合です。

ホメオパスが全責任を負うわけではないでしょう。仮に「アナフィラキシーにはこのレメディで治る」とか説明したとしても、「医師でも助産師でもない単なる民間資格のホメオパスの言うこと信じちゃった責任はどうなのよ?」とことになります。あるいは、医師である私は想像したくはないですが、エピペンを処方した医師の責任はどうでしょう。「エピペンを処方した時点で、ショック状態になりそうならエピペンを打ってすみやかに医療機関を受診するよう、重々に説明する義務があるだろう。この夫と妻の様子を見たら、ギリギリまでエピペン使用をためらうことが予測できたはずだからなおさらだ。説明義務違反である」とか訴えられたら、ガチガチの防衛的なカルテ記載でもしていない限り、負けるかもしれません。「ホメオパスの言うこと信じちゃうようにしむけたメディア」も、責任がないとは言えません。法的責任を問うことは難しそうですが。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/20 01:23 エピペン、基本的には施術をする事を自覚している人向け、ですよね。
全く基礎知識がない人向け、ではないと思います。インスリンのペン型注射器だって、まったくの無知の人が見たら、このボールペン書けないよ、と感じるかもしれません。(連想するのは、ペンより注射器でしょうけど...ちなみに、知らない人が安易に打たないでね。結果が非常に怖い結果(意識不明)になるので。糖分溶液の経口投与で、意識は即時に戻りますけど。双方とも Medic Fast Aid 的知識。)

例えば、アトピーの子供を持つ母親(使うという覚悟があるから)が、常時携帯する目的には使えると思いますが、そういう医療に恐れを持つ UA が使えないとすれば、使える随行者に持ってもらうしかないです。
私だったら離婚を決意します、と書いたのは、死の危険性を知っているからです。

でも説明書つけても、読んでいるうちに病状が進行すると思うし、エピペンの形状と言うより、必要な人の周囲に、前提知識をつけておくしかないのでは?
(例えば、Medic Fast Aid 講習では、意識不明者のケースを症例別対処のリストとして、覚えてしまいます。呼吸停止後、何分放っておいたら、死亡率何割、と教わります。←なので、躊躇わずに即時開始。)

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/20 01:30 呼吸停止ならともなく、心臓停止で AED 使えなかったら...。
...多分、私は助けられる自信ないです。(心臓マッサージは、私は医療者じゃないから確実にできる自信ない...人工呼吸だって、何分継続実行可能かは不明...10分以上がんばれるだろうか?)

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/20 01:39 何で、救急車が出てこないか、というと分秒を争うからで、そこにいる人ができなければ、お亡くなりになるだけです。
> MFA が必要となるシチエーションのある場合

なので、覚悟が必要。

annaanna 2010/08/20 02:57 これ書いた記者、K2シロップの問題知らなかったのでしょうか・・というかUA自身も。記者はまぁ知らなかったとしても、UA自身は実際ホメオパシーを使ったりホメオパスと親交もあるわけで、全く知らなかったっていうのは少々納得がいかないような。
逆に問題になってることを知ってたのなら、ホメオパシーの効果を雑誌に載せるのは今は自粛すべきだし、編集後にK2シロップのニュースが出たのだとしても発売日までに訂正できたのでは??
こういうのを母親向けの雑誌に今載せちゃうのって、雑誌とUA、双方がモラル的にもどうかと思います。実際ホメオパシーが絡んで赤ちゃん一人亡くなってるんですし。
仮にもママ雑誌だろう。と、nina'sの編集部に一度苦情してみます。
この号読んでかなりモヤっとしてたので、NATROMさんのように力のあるブログで紹介されてよかったです。

nn 2010/08/20 03:39 この旦那さんに何かあったとしても「誰のせいでもない」ことにしたいです。市中で起きたアナフィラキシーを助けられないからって、誰かのせいにするのは酷すぎるので。何度も同じ事を繰り返した場合は全く別ですが。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/20 07:34 まあ、気分がもやっとしたなら、これでも見て。

> 名曲『ステイン・アライブ』に乗せて心臓マッサージを!
> http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/29901172.html#31848290

WATERMANWATERMAN 2010/08/20 07:54 胸骨圧迫にはアンパンマンマーチと聞いたことがあります。
あ(押す)いと(押す)ゆう(押す)きだけ(押す)がとも(押す)だち(押す)さー(押す)

ふぃっしゅふぃっしゅ 2010/08/20 09:55 こうして、医療現場ではまた承諾書類が増えていくことになりそうですが・・・。
でも、夫はエピペンを拒否するつもりはなかったので持っていたと思うので、もしなくなった場合には夫の意思を知っていても妻側が使わなかったことが問題で、医療従事者側の責任は問われないのでは・・・と信じたいです。

それにしても妻の出産は馬や牛と同程度で無介助で大丈夫と思いつつ、自分のアナフィラキシーにはちゃんとエピエンを持っているというこのアンバランスな体への自信はスゴイ!

iga-igaiga-iga 2010/08/20 10:59 初めまして。いつも拝読しています。
横レスですいません。>annaさん、はてなブコメにも書かせていただいたのですが、発売日を考えると、おそらく実際のインタビューは5〜6月に実施、最終校了は7月初〜中旬(お盆進行の場合6月下旬の可能性も?)くらいかと。進行はページにより異なるのではっきりとは言えませんが、山口の事件は校了時点ではまだ報道されていなかった可能性もあります(報道されていても知らなかった可能性も高いとは思いますが。エンタメ・ファッション系の編集者はてんで実学に弱く、エンタメ以外のニュースに疎いのです)。

しかしそれでも、この編集者の無能さは責められてしかるべきです。アナフィキラシーショックの怖さについては決して報道量が少ないとは言えず、その恐ろしさを知らなかったというなら余りにも無知ですし、編集者を名乗るなら、あのエピソードは常識的に考えてもユニークを通り越しておかしなことだとピンとくるべきです。
例え不勉強でホメオパシーのことを知らなくても、ネットを辿れば賛否両論あることはすぐに判りますし、ちゃんとした編集者ならそのくらい調べて、読者に届けてよい情報なのか自信がなければ削除します。インタビューはページで言えば2倍は書ける位の話を聞きますから、あえてあのエピソードに紙幅を割く必要はなかったはずなのです。
>nさんのおっしゃる通り、編集者の知識不足が酷すぎます。というか、すべき仕事をしていません。少なくとも編集長や校閲含め2〜3人の目を通っているはずで、誰も疑問を呈さなかったというのなら嘆かわしいです。情報がその程度のチェックしか受けていないことが判れば、その雑誌全体の信頼度が落ちることになりますから。

haha 2010/08/20 12:11 現在発売中の「クロワッサン」という雑誌にもホメオパシーを肯定する記事が持っていますよ。マガジンハウス発行の中高年向けの「アンアン」みたいな薄い雑誌です。http://magazineworld.jp/croissant/787/
46ページから始まる帯津良一さんの対談で出てきます。
「風邪を引いたらいつもホメオパシーを使ってます」「すぐ治るのですか?」「発熱を誘発し自然治癒力を高めます」「私もやってみようかしら」こんなやりとりでした。書き方が巧妙で、はっきりとホメオパシーで風邪が治るとは確かに言ってませんが、何気なく読んだものの印象としてはまるで効果があるように感じられる記事になっているのではないでしょうか。8月25日には次の号が出てしまいますので読むなら今のうちです。

AH1AH1 2010/08/20 13:14 なんかこお・・ナチュラルでロハスでエコな感じ?みたいなのがウケるんでしょうが、読者はどこまで信じるのかなあ。
意外と「注射も怖いけど何もしないのも怖い」で119番して、「なんでエピペン持ってるのに打たなかったんですか!」になっちゃいそうな気もしますね。

masamasamasamasa 2010/08/20 14:41 UAさんのだんなさんが死ななくて良かったですね。もしも死んでいたら訴えられるのはホメオパスではなく「適切にエピネフリン注射の必要性を説明しなかった」医師になる可能性が大、な気がします。
 UAさん、「大日本人」での演技が良かったなあと思っていたので好感を持っていたんですが、ちょっと「うーむ」な感じですねえ。
 しかし、スズメバチに生涯で5回も刺されますかねえ?だんなもうっかり過ぎる・・・。私も足長蜂に子供の頃一度だけ刺されたことがありますが、以後は気をつけていたので刺されたことはないです。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/20 15:31 スズメバチって、巣を作るような場所には、何度でも作りますし、スズメバチ自体をあまり忌避していなければ、結構何度でも刺されたりします。
> スズメバチに何度でも刺されるか?

近くに大きな巣とかあるかも知れませんよ。
大抵、公職の人が除去とかやってますが。

ちなみに、自宅の引越し時、留守宅にして数日後に、結構でかめに成長した巣を見つけて、びっくりしたことあります。(振動とかなくなると、そこに作ったりするらしい)

私はスズメバチではありませんが、ミツバチにはさされた事ありますので、再度ハチ系に刺されたら、何か出るかもしれません。
> アレルギー系反応

mm 2010/08/20 18:29 UAだけでなくカヒミカリィもホメオパシー信者だとか
しかも恐ろしいことに「この二つのアイテムをプレゼントしてくれたのは、ホメオパシーの勉強をしている麻酔科医の妹なのですが、私の出産の為に、術後の痛みに効くレメディーなども準備してくれてすごく役立ちました。」って…!
http://www.mylohas.net/blog8/lifestyle/2010/03/lifestyle0315.php
彼女の実家って結構大きな某栃木の病院だったんじゃ…
幸いホメオパシージャパンの提携クリニック一覧には名前がなかったので、
院長の父君まで洗脳されてないことを祈ります。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/21 07:15 ドイツは、まあ現地状況はよく分かりませんが、共存?しているようですね。
でも、日本と違って医療拒否じゃあないみたいですけど(あんまり知りませんが...)。

実際ハーブ成分自体は漢方というか穏やかな薬効じたいはあるので、まあ、漢方風に使うなら問題ないのでは? ...アロマの香りでリラックスにて、精神的な影響も強い痛み(元々、プラシーボ効果は、痛みには影響大きいような...)が緩和される事はあると思います。

まあ、それで麻酔して手術とかは、勘弁ですが。
やはり「麻酔科な妹」なんでしょうかね。「麻酔科医」の妹、だと、麻酔科医、ではないんですが...(日本語難しい、「の」には複数の意味があるから...)。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/21 07:22 でも、不思議なのは、アロマテラピーに使う、アロマオイルは成分を「凝縮」したもので、アロマだと、使用に際して「希釈」するほど効果がある、とはしないんですよね。香りが強いとシードオイルか、アーモンドオイルとかを混ぜますが、薬効を強くするためではなく、香りが「強すぎる」からなんですよね。
まあ、それは、「まともな」アロマテラピー、だからかも知れませんが。

M2M2 2010/08/21 17:00 そこは魔法の呪文を唱えればおk。
「それはそれ、これはこれ」
これで矛盾は解消します

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/21 21:59 こんな豆知識はだれの役にも立ちませんが、ホメオパスがホメジャ系でない場合のレメディーは
エイピス(Apis セイヨウミツバチ)になります(確かハーネマンの時代からあった)。
用途は「アレルギー反応の痛み、じんましん、むくみ、蜂刺され、リウマチ」となり
エイピスはレメディーのヒスタミン剤とも呼ばれま………(自分が空しい)。

「えの素」の葛原「えの素」の葛原 2010/08/22 16:01 nさんへ

>この旦那さんに何かあったとしても「誰のせいでもない」ことにしたいです。市中で起きたアナフィラキシーを助けられないからって、誰かのせいにするのは酷すぎるので。

nさんは、たとえ人が死んだとしても寛容なんですね。
私は、自分に起きた被災事故と想いが重さなり、とても寛容ではいられません。

死を防げるかもしれない余地があったにも関わらず、その初期の不適切な対応によって人が死んだのであれば、責任の所在を明確にして、人を死なせた責任を追及し問題点を明らかにすることが、同じような事故を再び繰り返さないために必用なことであると、私は思います。
今回のケースは、仮に旦那さんが亡くなった場合、単に「市中で起きたアナフィラキシーを助けられない」というケースとは、同列とは思いません。今回のケースでは、「エピペンを打ってすみやかに近隣の医療機関を受診」すれば、助かる余地はあるわけですから、偶発的に起き「助けられなかった」というケースとは違うと思います。

仮に私がUAさんと同じことをして夫を死なせたとしたら、私は一生「自分の無知」や「適切な対応ができなかったこと」「判断ミス」を責め続けるでしょうね。そして、後悔から精神を病むかもしれませんし自殺するかもしれません。また、それと同時に、ホメオパスや医師の説明如何によっては、「説明義務が果たされていない」と、被害者として訴訟を起すかもしれません。だとしても、自分自身を一生責め続け、自分を許せないと思います。死んだ人は帰ってこないのですから・・・。

私の被災事故のときも、「こんなことになるなんて思わなかった」「知らなかった」と、時の上司等がそう言って後悔しました。初期対応さえ適切な対応が取られていれば、このような重篤な事態にはならなかったんです。その点を加害者側が認めたからこそ、私の場合は実質勝訴したんですよ。「未然に防げる」ものを、「無知」や「判断ミス」から、命を落とす人、健康が損なわれる人、何年もの長い間苦痛を背負って生きていかなければならないような人が、1人でも減ることを願いたいです。

とおりすがりとおりすがり 2010/08/24 19:58 ご存知かもしれませんが
"ホメオパシー、学術会議が否定=「根拠なく荒唐無稽」と談話"-時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010082400827

nn 2010/08/25 02:06 「えの素」の葛原様:
「誰のせいでもないのがいい」と書いたのは、あくまで法的責任追及の文脈の話だということを、まず確認願います。このような例で、関係者の胸の内にそれぞれ自分を責めたり他人を恨んだりする感情が生まれるのは当然で、そこを否定してはいません。

>今回のケースでは(中略)助かる余地はあるわけですから、偶発的に起き「助けられなかった」というケースとは違う
この歌手もホメオパスも、やった行為は落第点ですが、同時に、一般人が緊急時に善意から必死にやった行為は、たとえ平均未満の出来でも法的責任の追及は良くないと考えています。相手が宗教とか、自分の大嫌いなエセ科学とかに少々かぶれていたとしても、この原則までを私の中で曲げたくありません。
後知恵だと承知しつつ、「この行為はこんなに愚かである」と私が書き込みしたのは、「無知による再発を防ぐため」ではありますが、彼女らの法的責任を追及するためじゃないです。「誠実に頑張った人に対して後出しジャンケンで結果責任を問うのは卑怯だ」と主張してきたのは、他ならぬ医師達ですし。
そもそもアナフィラキシーは本当にヤバく、一般人がエピペンで命を救うなんて「出来たらラッキー」レベルのファインプレーです。心停止をAEDで救う並、とまではいいませんが、それに準じます。できなくて責任を追及して世の中のためになるとは思いません。

以前、自宅で5か月の乳児を突然死で失った両親が、「うつぶせに寝かせたのが悪い」という理由で警察に書類送検されたニュースを見たことがあります(京都新聞2007年10月18日)。うつぶせが良くないのは一般によく知られてるとはいえ、こういう事故すら『責任の所在を明確にして、人を死なせた責任を追及し問題点を明らかにすること』を徹底するのが最近の風潮なのかと悲しくなりました。

念のためですが、現実に裁判で訴えるという選択をした葛原さんを、詳しい事情も知らず否定したいわけではないので、そこはご理解下さい。日本にまともな紛争解決制度も補償制度も存在しないことは、以前から言われてる問題なので。

キャリンキャリン 2010/08/25 09:16 はじめまして。普段はロム専ですが気になることがあったので出張ってきました。

>nさん

>以前、自宅で5か月の乳児を突然死で失った両親が、「うつぶせに寝かせたのが悪い」という理由で警察に書類送検されたニュースを見たことがあります(京都新聞2007年10月18日)。

当該記事は削除されていたのでブログ等で紹介されている内容しか分かりませんが
この件は第一報ではSIDS(乳幼児突然死症候群)とはされていません。うつぶせ寝にしたまま長時間(午後7時から翌朝3時まで)夫婦で出かけていたため、マットに顔が埋もれて窒息死してしまったということです。
子どもを危険な状態で放置したまま遊びに出かけるといった行為の、どこが善意の行動なのでしょうか。そしてその責任を追及して問題点を明らかにすることのどこが問題なのでしょうか。
親が家事等でほんの少し目を離している間に起きた事故とは違います。
それとも、後追いの記事は見つけられませんでしたが、その後このお子さんの死因が実はSIDSだったと分かったのですか?

>一般人が緊急時に善意から必死にやった行為は、たとえ平均未満の出来でも法的責任の追及は良くないと考えています

本人の身体・名誉・財産に急迫の危害を免れさせるための緊急時では、その事実について不知や軽過失の場合は責任を負わなくていいが、重過失や悪意(その事実について知っている)場合は責任を負わねばならないそうです。

むしろ責任も負えないような立場の人間が、人の生命や健康に口出ししたり、お医者さんごっこをして人心を惑わす方が問題ではありませんか。

nn 2010/08/25 12:25 >キャリンさん
SIDSかどうか不明と承知しているので、SIDSと一言も書いてませんよ。そもそも私が言いたいことに関し、SIDSかどうかは関係ありません。ただ、報道にある警察の言い分を素直に信じてはいないです。窒息なら10分で完成するはずで、主張してる因果関係が意味不明ですし。

一般人がアナフィラキシーの初期対応がうまくできずに動転しながら迷信的行為に及んだとしても、直ちに故意や重過失で警察が出てくるべきとは思いません。バカであることが犯罪になるなら世の中犯罪者だらけです。ただ意見が割れるのは承知の上ですから、こういう考えもある程度に思っていただければ幸いです。

yuriyuri 2010/08/25 15:10 一般人として考えると今回の事件は、もし私が伴侶なら離婚ものですし、兄弟の妻がやったことでも離婚を勧める事態と思います。
だって、次の注射もしないように思えるし。

>バカであることが犯罪になるなら世の中犯罪者だらけ

とおっしゃいますが、善意のバカなのか故意の大バカなのかどうかを判断するのは、法じゃないのかな。

nさんが警察の言い分を全面的に信じないのは当然としても、この問題に警察が介入すべきでなかったと思っているわけですよね?

そんな理由で警察から見逃されまくったら、バカを装っての犯罪を見逃すことにもなるのに。「虐待じゃない、しつけです。家庭のことに口出すの!?」と同じような逃げ口上に聞こえる…。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/25 15:37 ええと、何か議論が、両極端に振れているように見えます。
少し、論点整理をしてみては?

...口頭弁論、という訳でもないけれど。

zororizorori 2010/08/25 21:54 >少し、論点整理をしてみては?

nさんは法的責任と限定されていますけど,他の方のコメントには道義的責任が混入しているのでは。
また,法的責任も専門家や一般人等の立場で違って来ますね。

法的責任が発生するのは,他者に対して医療行為を行い対価を得る職業的医師の場合かと。専門家は無知を許されず,業務上の過失となると思います。
夫婦間のような私的関係における無知に起因する被害の場合は,常識外れの重過失でなければ法的責任は発生しないのでは。よって,この妻のケースは無罪,妻を指導したホメオパスは業務として行っているので有罪という可能性が高いのでは。

乳児の突然死は,保護者責任遺棄罪が問われたのでは。子供の保護は法的には業務なので,また話が違うと思います。

「えの素」の葛原「えの素」の葛原 2010/08/25 23:40 n様へ

不運にもドジ踏んで右手を怪我してしまい、しばらくキーボードを打てません。今、携帯から左手で打っています。
従って、結論だけ。
nさんがおっしゃりたいことは理解できます。しかし、それでも尚、私は、この案件については責任の所在を明確にし、法的責任を追求するべき、と考えます。

それから、誤解があるといけないので。私は、裁判をしてはおりません。丸6年掛かりましたが、自分で示談交渉を行い、示談締結に際し、最後3回だけ、弁護士の先生に同席してもらいました。損害賠償金額や示談条件に、法的根拠をもたせる必要があったからです。

元CS患者元CS患者 2010/08/26 02:25 ホメオパシーレメディー入りの漆喰「ほめおぱしっくい」というのがあるそうな。
ホメオパシーは医療関係だけでなく、建築・建材業界にも根を下ろそうとしているのかしら?

nn 2010/08/26 04:43 乳児の件は「悪意なき大バカ」の例として挙げたつもりでしたが、情報が少なく、これ以上本題から離れた突然死談義をするのは本意ではありません。撤回させてください。

ハチの件に限って、主張を整理しときますね。
◆全員の共通認識:「この夫婦もホメオパスもとんでもなく愚かだ。離婚モノだ。道義的責任は重く、反省すべきだ。」
この部分は恐らく全員一緒です。違うのは『法的責任が』どうあるべきかの部分。

◆NATROMさん(20日01:06):「夫婦やホメオパスの法的責任は案外問いづらそうだ。医師の法的責任はもしかしたら問われる。メディアは酷いが法的責任は問えまい。」
◆n(20日03:39):「(上記NATROMさんの意見に暗黙的に同意した上で)誰のせいでもないことにしたい。」
◆「えの素」の葛原さん、他:「助かる可能性があったにも関わらず(妻が)人を死なせた責任を法的手続きで追及せよ。」

私は、当事者達の行為が見た目以上にどれ程危険で愚かなのかを解説してたはずの側ですが(20日00:42)、法的責任まで問えというなら、逆に擁護に回ります。こんな事例で誰かの責任を問えと言いだすのにはうんざりです。
理由は色々ありますが、最大の理由は、「初めて見るアナフィラキシーを診断し適切に初期対応し命を救う」のが如何に困難か、皆さんよりリアルに想像出来るからだと思います。
ワカメ風呂のエキセントリックさに惑わされそうになりますが、誰でもいざとなると案外バカな行動しか取れないのは一緒です。毎年現にハチで数十人死亡してますが、大半は「症状を甘く見すぎて救急車呼ばずに様子見してしまった」とか「注射針が恐くて躊躇してしまった」とか「薬を携帯してなかった」とかの、この夫婦と変わらない痛恨の失敗を抱えてるはずです。全員犯罪者にすれば解決するような話ではないと思っています。
AEDだって、あんな簡単で有名で沢山講習やってて、数分遅れたら死にそうだと誰でも診断できるのに、いざとなると怖じ気づいて使えない人が多いです。何だかんだとハチでは滅多に死なないので、道義的な罪はAED使わない人の方が大きいはずですが、一般人はそれでもまず法的責任は問われません。医師でない人が負うべき義務はその程度と思います。

PP 2010/08/26 21:48 街中での遭遇事例なら確かにそうでしょうが、AEDを使わなければ死の危険がある持病(そんなものがあるかどうかは知りませんが)を持つ人間にいざというときAEDを使うことを依頼され、了承し、使い方も熟知していたのに土壇場で自己判断で使わなかったあげくにとりあえずまだ死んでないからと、放置して出かけて対象が死亡したとしたら、十分に法的責任を問うても良いでしょう(AEDの要るような病状と仮定に乖離がありますけども)。パニック状態とかになっていたわけでもないのですし、(少なくとも夫は)甘く見ていたわけではない。 躊躇して遅れたわけでもなく、冷静に放置することを判断してるのです。注射したくないのなら、まず依頼された時に拒否すべきでしょう。

小野小野 2010/08/27 02:42 『旦那がスズメバチに刺されちゃって、もう5回目だったからショック状態になっちゃって。それで“気を失ったらコレを打ってくれ”って“劇”って書いてある注射を渡された』とのことなので、UAさんは、今回(夫にとって5回目)の蜂刺され事故が起こってから、件の注射を(初めて)渡されたのかもしれません。

「旦那が蜂に刺されて“ショック状態”になっている状況で、いきなり“劇”って書いてある注射を渡された」のだとすると、その注射を打つのが怖い、という気持ちを持つこともあり得るかな、と思いました。

まぁでも、だからといって“ショック状態”の夫を放置して、息子を剣道の練習に送るのはどうかと思いますが。

疑問なのは、なぜ、夫自身が、気を失う前に自分で打たなかったのか、ということです。私はアナフィラキシーショックそのものにも、その対応についても明るくないのですが、NATROMさんによれば「エピペンを打ってすみやかに近隣の医療機関を受診するのが通常の対応」とのこと。夫自身にも「できるだけ注射は使いたくないが、気を失うほどの状態であればやむを得ない」といった気持ち・価値観があって、そういった価値観については、普段から夫婦で共有していたとか?

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/27 05:02 いや、急激に進行しちゃったんじゃない?
> 気を失う前に注射
(さすがに、くらくらしている状態では危険すぎて、自分では、打てない)
というか、さすがに、そこまでの状況は不明。浸かっている状態では、消毒なんかも必要だし、器材が手元になく動けないなら打てないし。

nn 2010/08/27 13:26 >小野さん、luckdragon2009さん
夫は急激に進行もしてないし、意識も失っていません。15分に1回のレメディーを飲めてるし、準備に最低30分はかかるであろうドクダミ風呂に自ら入って"もらって"と書かれてます。明記された症状も精々「じんましん」ですから、終始意識は正常で、その気なら充分自己注射できたでしょう。「ショック」というより、よくある強めのアレルギー程度の病態かと。じんましんは無治療でも消えるときはあっという間に消えるので、それを初めて見ると魔法のようにレメディーが効いたと勘違いして感動できちゃいそうです。
しかしアレルギーの経過は多様であり、たとえ数時間が経過し落ち着いたように見えても、突然再発して風呂場で気絶し死亡する可能性があり得ました。エピペンのサイトにも、一旦良くなったと思っても油断するなという注意がしつこく書かれています。NATROMさんもそれを心配されているのだと思います。
蛇足ですが、エピペンは消毒なんか気にしてないでサッサと打っていいです。服の上からでもいいです。そのくらい重要な薬です。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/27 15:02 あ、失礼。
見落としてました。> 意識ははっきりしていた。

エビペンって、消毒気にしなくて良かったんですね。
エビペンの実在物は見たことなかったので。
今度、みかけたら、(実際見かけたら、そういうシチエーションだと思うので、)躊躇なく打ってあげる(現場が躊躇してたら)ことにします。

ひとつ勉強になりました。ありがとうございます。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/27 15:06 まあ、見落としてた、というより、読んだ後しばらくたって、記憶が自己の確証バイアスに傾いていた、というのが正しいですね。
ともあれ、指摘ありがとうございます。うーん、何で自己注射しなかったのかね...。雰囲気か?

nn 2010/08/27 16:29 夫が自己注射しなかった理由については、小野さんのコメントの最後の一文の通りだった可能性と、医師なり看護師なり薬剤師なりが使い方の説明をきちんとしなかった可能性と、両方考えられると思います。前者だと思いたいですが。

「えの素」の葛原「えの素」の葛原 2010/08/27 19:29 nさんへ

>◆「えの素」の葛原さん、他:「助かる可能性があったにも関わらず(妻が)人を死なせた責任を法的手続きで追及せよ。」

>後知恵だと承知しつつ、「この行為はこんなに愚かである」と私が書き込みしたのは、「無知による再発を防ぐため」ではありますが、彼女らの法的責任を追及するためじゃないです。

>法的責任まで問えというなら、逆に擁護に回ります。こんな事例で誰かの責任を問えと言いだすのにはうんざりです。
理由は色々ありますが、最大の理由は、「初めて見るアナフィラキシーを診断し適切に初期対応し命を救う」のが如何に困難か、皆さんよりリアルに想像出来るからだと思います。

nさんは、私のコメンの主旨を誤解されていらっしゃるのではないのか、と、nさんの一連のコメントを読んで感じています。

私は先のコメントで、「死を防げるかもしれない余地があったにも関わらず、その初期の不適切な対応によって人が死んだのであれば、責任の所在を明確にして、人を死なせた責任を追及し問題点を明らかにすることが、同じような事故を再び繰り返さないために必用なことである」とコメントしましたが、私が考えている「責任の所在」とは、彼女でもレメディを勧めたホメオパスでもありません。

医師からエピペンの処方を受けアナフィラキシーショックの心配まであったご主人の症状に対し、ご主人や彼女が、「『薬理効果がない』と科学的に証明されているホメオパシーのレメディを服用することにより、アナフィラキシーショックに対応できる(アナフィラーキシーショックが治る)」と思い込んでいた(信じ込まされていた)責任の所在は、一体どこにあるのか、ということです。

「夫が自己注射しなかった理由」や、「彼女がそれを打つのがすっごいイヤで。それで近くのホメオパスに急いで行って、レメディをもらってきてそれを15分おきに口に入れて、お風呂にミネラルの塩とワカメとドクダミ、よもぎとビワの葉を煎じて入れて、そこにじんましんの出た旦那につかってもらっておいた」理由も、「レメディに薬理効果がある」と、信じて疑わなかったからではないですか。
そして、そのことが1番の問題なのではないでしょうか。

私が、自分の被災事故と併せて被害者感情をお話したのは、彼女の被害者感情をnさんに想像してもらいたかったからです。
ご主人にレメディを与え適切な初期対応を行わなかった彼女は、恐らく一生自責の念に駆られる加害者でもありますが、大切な愛するご主人を失った被害者でもあります。「ホメオパシーに薬理効果はない、ただの砂糖玉だ」ということを、ご主人を失った後に知ったなら、「ハチに殺された」と思うのではなく、「ホメオパシーに殺された」という想いに至るのではないでしょうか。

また、「ホメオパシーに薬理効果はない、ただの砂糖玉だ」という情報を事前に得ていたとしても、「ホメオパシーに薬理効果がある」と信じて疑わなかったからこそ、適切な対応が取れなかったのではないですか。

「ホメオパシーに薬理効果はない」と科学的に証明されているにも関わらず、「ホメオパシーに薬理効果がある」と一般人に信じ込ませているのは誰ですか?

レメディを直接販売したホメオパスでしょうか? 
このホメオパスが、ホメオパシーを推進する組織の中でどの程度の立場にある方なのかこの雑誌の記事だけでは分かりませんが、ある意味このホメオパスだって被害者だと思います。

1番問題なのは、「ホメオパシーに薬理効果はない」とはっきり証明されているにも関わらず、「ホメオパシーに薬理効果がある」かの如く一般人に信じ込ませている「組織」のトップではないですか?

もし仮に、「ホメオパシーに殺された」という想いから彼女が裁判を提起したとしても、レメディを販売したホメオパスと彼女との間では、その説明を巡って、「言った言わない」の問答になるでしょうし、「組織」とこのホメオパスとの間では、現代医療やお薬との併用、或いは、現代医療の否定やお薬の服用の否定についてなど、ホメオパスの教育や指導面において食い違いが出てくるでしょう。

つまり、重大な過失致死があっても、「組織」は、組織を守ろうとする力やトップに立つ人達の自分の保身から、トカゲのシッポ切り(直接販売しているホメオパス個人の責任にされる)で終わらせようとしますし、1番の弱者である「彼女の自己責任」で終わらせようとします。
1番の弱者で被害者でもある彼女が、泣き寝入りするのが世の常ですよ。

薬理効果のないホメオパシーを信じ使用して、人が死ぬような痛ましい事故を防ぐには、繰り返しになりますが、「責任の所在を明確にして、人を死なせた責任を追及し問題点を明らかにする」ことだと思います。
また、大きな事故が起きる場合、問題点がホメオパシー1つだけとは限りません。その点はnさんに同意ですが、そういった問題点を改善できるのも、法的責任を追及し、問題点を明らかにするからこそ改善できることだと思います。

nさんは、「初めて見るアナフィラキシーを診断し適切に初期対応し命を救う」のが如何に困難か、皆さんよりリアルに想像出来る」とコメントされていらっしゃいますが、私は、nさんよりももっとリアルに想像できます。経験者ですから。
私の場合はハチではなくお薬でしたが、今から20年ほど前入院中に経験しました。入院中だったのでそれこそ初期対応が早かったですが、病状はこのご主人よりも重かったです。大きなアレルギー反応は恐らく初めての経験でしたが、お薬による副作用だと気が付いたのは自分自身で、すぐに医師に訴えました。

最後になりましたが、NATROMさんのブログのコメント欄を利用して、もう私に話しかけないでください。「そっとしておいて欲しい」「もう私には構わないでください」と、今までに2度お願いしました。
いろいろお世話になり、ありがとうございました。

nn 2010/08/27 20:17 そんなお願いされたの今が初めてですが(^^;) 対話拒否とのことでしたら御意のままに。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/27 22:09 ええと、多分心理反応(リアクタンス反応か、バックファイア、もしくは思い出しによるリバウンド反応)が起きてしまっているかも知れません。
場合によっては落ち着くのに努力を要する場合がありますので、そうっとしておいてあげれば良いかと思います。> n さん

場合によっては、パニックを誘発している場合もありますので。

zororizorori 2010/08/27 22:51 そっとしておくべきかもしれませんが、一言。

順番から言うと、相手のコメントの主旨(責任の意味)を誤解したのは、「えの素」の葛原さんが先では。

「えの素」の葛原「えの素」の葛原 2010/08/28 00:01 luckdragon2009さん

>多分心理反応(リアクタンス反応か、バックファイア、もしくは思い出しによるリバウンド反応)が起きてしまっているかも知れません。

>場合によっては、パニックを誘発している場合もありますので。

読んで、笑っちゃいました。(笑)
いきさつは、NATROMさんがよくご存知です。
私が人違いをしていなければ、nさんは私のかつての友人です。

nさんのこのコメントは、
「n 2010/08/20 03:39
この旦那さんに何かあったとしても「誰のせいでもない」ことにしたいです。市中で起きたアナフィラキシーを助けられないからって、誰かのせいにするのは酷すぎるので。何度も同じ事を繰り返した場合は全く別ですが。」
以前、私がその知人にお話した内容なんです(証拠も貼れますが、お互いこれ以上傷つけ合いたくありません)。
彼は、深夜に起きていらっしゃることは普段はないはずですから、コメントの投稿時間から「別人かしら」とも思い迷いましたが、昨年末からこのような手法を用いて私に話し掛けてくるので、少し困っているのです。

zororiさんへ

私事で、いつもすみません。

nさんへ

もし私が人違いをしていて失礼を申し上げているのでしたら、深くお詫びいたします。

しかし、もしnさんが私の知人で、私のことを本当に心配してくださっているのでしたら、少しそーっとしておいてもらえませんか? 
私がNATROMさんとお話することで不愉快なのは理解できますが、こういうやり取りが1番心身に堪えます。1年半前と、また同じストレスを受けたくありません。特に今は、半年後に神経の生体検査(入院して手術をする)をするかしないかの瀬戸際なので、何とかそれまでにお薬で回復したいです。4月からお薬を服用し始めて現在回復傾向にあるのですから、このまま勢いに乗って回復させたいです。
もし私に言いたいことがあるのでしたら、こういうやり方ではなく、私のブログに直接コメントするか、メールで直接言ってください。よろしくお願いいたします。

再度、もしnさんが別人でしたら、nさんに深くお詫びいたします。

nn 2010/08/28 00:58 >「えの素」の葛原さん
人違いです。私はこのブログにこの名前で稀に書き込みをしている臨床医ですが、このブログ関連で誰の顔も知りませんし、このブログ外でも貴方の人生に合致しそうな知人は思いつきません。それに私は極度の夜型人間です(笑)
それはともかく、前々回のあなたの書き込みを拝見する限り、「最初の時点で盛大なすれ違いをしていた」というだけのことであって、別に本質的なところで我々の意見が食い違っているわけではないと推察します。ホメオパシーの親玉の法的責任追及の話までは、自分の思考が全く巡っていませんでした。私の誤解で不快な思いをさせたなら申し訳ありません。

小野小野 2010/08/28 04:04 >nさん
私は医療従事者でなくアレルギーやアナフィラキシーに明るいわけでもないので的外れかもしれませんが、ショック状態という字面からは、一刻を争う重篤な状態という印象を受けます。しかしながらUAさんの体験談にはそこまでの緊急性が感じられない記述も見受けられたので、「UAさんいわく」という意を込めて、ダブルクォーテーションでくくって“ショック状態”と書いた次第です。

ただ、ショック状態だったどうかは別にして、エピペンホームページを見るに、この補助治療剤は基本的に、自分で打つことを想定しているものと認識しました。であれば、医師から「気を失ったら打ってください」と指示されることはないはずですが、この認識で合っておりますでしょうか。ご教示いただければ幸いです。

この認識が合っているという前提で、UAさんの体験談から離れて、架空の事例について検討してみます。

(1)過去に4回、蜂刺され事故を経験しており、エピペンを所持しているAさんが、
(2)5回目の蜂刺され事故にあった際に、
(3)自分で注射できる状態であるにもかかわらず、それを実行せず、
(4)「自分が気を失ったら、この注射を打ってくれ」と、エピペンを配偶者のBさんに託す。

この事例においては、まずAさんの自責が大きいのではないでしょうか。
自分でサッサと打って、救急車を呼んで病院にいくべきじゃないの? と。

****
UAさんの体験談の状況がどうであったかは、想像・推測することしかできないので、この件について「もし、ロシアンルーレットの弾が出ていた場合の、責任問題」を論じるのは危ういように感じています。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/28 08:19 えっと、事実誤認されているみたいですよ。
> 「えの素」の葛原さん

まあ、私が判定した「リアクタンス反応」は偶然の一致のようだけど。
どっちかというと、過去記憶の想起連想による確証バイアスの方があたっているかも。(予知夢の合致と同じメカニズムです。)

いずれにせよ、落ちつかれるのがよろしいかと思います。
少しゆっくり静養されては?

[[ 2010/08/28 09:46 nさんへ

>私の誤解で不快な思いをさせたなら申し訳ありません。

いえ、こちらこそ誤認したことで大変不愉快な想いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。nさんのコメントの内容自体に不愉快な想いはしておりませんので、どうぞご安心ください。

ただ、最近の各エントリーで彼が毎回コメントを付けており、目に余るコメントもあったことから、「またか!」と思って、つい語気もきつくなってしまいました。
このエントリーでは、cさんのコメントこそが彼のコメントで(と言いつつ自信がなくなってきましたが。汗)、
「c 2010/08/19 20:03
このネタ、下記からの転用では? 
http://openblog.meblog.biz/article/3198279.html#comment
注記ぐらいした方がよさそう。」
NATROMさんがCさんに返信した直後にnさんのコメントが付いたことと、その後偶然にも、彼に話した内容の文言と同じ文言がnさんのコメントに使用されていたことなどから、すっかり誤認してしまいました。
でも、おかしな話ですが、私も誤認したことで、よく誤認していた彼の気持ちを理解することができました。


luckdragon2009さんへ

>いずれにせよ、落ちつかれるのがよろしいかと思います。
>少しゆっくり静養されては?

スルーする知性を、もっと養う努力をします。(笑)

nさんを初め、NATROMさんや皆さんにはご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ありませんでした。

「えの素」の葛原「えの素」の葛原 2010/08/28 09:49 ↑ 上のコメントは、「えの素」の葛原です。
PCの操作を誤ってしまいました。

不愉快不愉快 2010/08/28 10:18 「えの素」の葛原さんへ
ここでエントリーに関係ない個人的な話を展開してほしくない。
いつも、あなたが出てくると、コメ欄が萎えるんだよね。
わけわからんわ(・・?

nn 2010/08/28 11:43 >小野さんも含めた皆様
大変長くなってしまいますが今一度ここまでをまとめさせて下さい。あと是非皆さん、できればあらかじめ
http://www.epipen.jp/download/2009_manual.pdf
こちらのエピペンのマニュアルを見て、突然渡されて誰でも咄嗟に使える代物かどうか、考えてみてください。
なお私は、院内で目の前で数分で心停止に至るようなのも含め、いち臨床医としてアナフィラキシーはそれなりに経験しています。

「ショック」の医学的定義についてはWikipedia等を見て頂ければ分かると思いますが、本来入院どころかICUに収容すべき重篤な状態のことを指します。が、彼女の記述からそのような深刻性を全く読み取れません。自分の意思で風呂に入ろうとする人間は、常識的に考えてショック状態ではありません。UAさんが定義を知らずに大袈裟にショックという単語を使い、それを雑誌記者が鵜呑みにしたと考えるのが最も自然です。NATROMさんの記事を注意深く読むと、NATROMさんは『「ショック状態になっちゃって」というのが事実であれば』とか、『仮に夫が〜ショック状態なのに〜風呂に浸からされたら』と、すべて仮定の上で語られていることが分かるでしょう。
ぶっちゃけていうと、NATROMさんはショックである可能性が限りなく低いことは分かった上で、敢えて彼女の言葉尻を文字通りに捕らえ、「本当にショックなんだったら、真夏のホラーだねえ」と、皮肉ネタを展開しているに過ぎないと思います。ショックだとUAさんが大袈裟に表現した部分も含めたトンデモネタなのです。意識不明で脈も触れないような人間を湯船に沈めて出かけたのなら、流石にバカの範疇を超えた猟奇ホラーですが、実際にそうであった可能性はほぼありません。
(ショックでなかったという傍証として、体格良さげな成人男性が動けなくなれば、女性の力で持ち上げて溺れないように湯船に入れるのはかなり困難です。また、本当のショック状態からケロっと治るなら、ドクダミ風呂に魔法の効能が実在することになってしまいます)

結果論からいえば、幸いこの夫は重症ではありませんでした。ICUどころか、なんら有効な治療なしに数時間後にケロリと治る、じんましん(±α)程度のアレルギーでした。それを分かった上でなお、私が彼女らの行為を「愚か」と言っているのは、もはや決してホメオパシーのせいではありません。私の最初の書き込みの繰り返しですが、医師なら常識である以下の理由からです。
「(1)気を失ったり本物のショックに陥ってからではなく、エピペンは初期症状を感じた時点で緊急に使うべきとされる薬剤であったこと」
「(2)アナフィラキシーはいったん回復したように見えてもかなり後から急激に重篤な症状を再発することがあるので、どんなに落ち着いていても24時間は厳重に経過観察するべきであるところ、湯船で1人にしてしまったこと」
(2)の理由により、NATROMさんの記事の「命を賭した賭けに勝ったのだ」の部分については、ショックだったかどうかに関係なく、仮定不要の事実です。
残念ながらこれらは一般人にとっても常識であるとは言えません。「体が痒くなってきた」レベルで突然あんな注射器を渡され、操作説明書を即座に読んで迷わず正しく打てる人間は、多くありません。たぶん小野さんにも無理でしょう。

NATROMさんがホメオパシーの怖さを話題の中心にしたかったことは当初から理解しています。が、「これはドクダミ風呂の部分を除けば、誰でも容易に犯しうるアナフィラキシーのまずい初期対応の典型例である」という大事なレッスンが抜けていると感じたから、私はここで最初の書き込みを行いました。それで終わるつもりが、途中で法的責任の流れになったのは想定外でした。

アナフィラキシーの初期で「痒いのくらい我慢しよう」「救急車を呼ぶほどではない」と誤った判断をすることは日常茶飯事であり、この「野生児」の夫がとりたてて特別なわけではありません。この辺の意識の差については、以下の記事がとても参考になるでしょう。
http://www.paramedic119.com/kinpaku/no016.htm

>NATROMさん
上記のごとく、本当にショックを自己治療し、意識のない人間を風呂場に遺棄したホラーだと勘違いしている人が一定数いるようです。ネタがネタになってない気がするのですが、私の杞憂でしょうか。

nn 2010/08/28 11:59 訂正。ショックでも軽症ならは会話くらい可能であり、命がけでドクダミ風呂に入る可能性もゼロではないと思い直しました。「ショックの可能性は限りなく低い」から「かなり低い」に訂正します。

NATROMNATROM 2010/08/28 13:04 nさんのご指摘の通り、UAさんの夫が本当のショック状態であった可能性は低いと思います。『この旦那さんに何かあったとしても「誰のせいでもない」ことにしたい』ということにも同意します。「医師の責任を問われるかも」という私の発言は、「誰のせいでもない病死の責任を医師が取らされた」ような事例があることに対する危惧が背景にあります。意識のない人間を風呂場に遺棄したように勘違いしてしまった人がいたとしたら、私の書き方がまずかったのでしょう。

小野小野 2010/08/28 13:45 >nさん
はい、私は、同様の状況下で突然エピペンを渡された場合、迷わず正しく打てる自信は、今でもありません。

特に今回のように、エピペンを所持している本人が「今すぐ打つ必要はない」と判断している(「気を失ったら」打ってくれ、と依頼された)場合に、「いやいや、今すぐ打って病院に行くべきだろ!」と説得する自信はありませんし、(自己注射できる容態なのに)代わりにエピペンを打つことも難しく感じます。

でもそれでは、適切に対応すれば助かる可能性が充分にあった命をみすみす失うことになりかねないのだ、ということを今回のエントリおよびコメント欄から学びましたので、少なくとも、説得する努力を放棄しないようにしなければ、と思いました。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/28 15:55 > epipen.jp/use/index.html
読んでみました。

他のアレルギーの話題も読んでみましたが、症状の経過が不明瞭なため、打ってから病院へ、と、あくまで打つ前提で書かれてました。
少なくとも病院に行かずにすまそうとした時点で、かなりマズい話ですね。

なお、ショックという用語は、一般の人には、必ずしも重篤な状態でなくても、用語として使う事があり、私の認識は、そのイメージに、少し引きずられていた事を申し添えておきます。(確証バイアスには、気をつけなければ...)

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/29 22:49 何度も読み返す。

症例としては、不確定すぎて、判定を迷う。 > アレルギー反応
エピペンは、基本的にアドレナリンの簡易筋肉注射だから、さっさと打って、病院に。

確かに、予備知識なく起きたら、誰のせいにもしたくないし、それ故に、普段から資料を読み、トレーニングキット(あるようですね。エピペン練習用)で、練習しておく、と。

で、アナフィラキーは、砂糖玉じゃ、全然治らないから、自慢は的外れ、と。

通りすがり通りすがり 2010/09/05 23:53 皆さんの共通認識として、“ホメオパシーには蜂毒のアナフィラキシーに対する効用はない”というのが読み取れます。

それは何故なんでしょうか。

私はホメオパシー信奉者ではありませんが、科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だと常々思っております。

蕁麻疹は放っておいてもあっという間に治ってしまうことがあるからといって、UAさんによるホメオパシーの使用やドクダミ風呂が、件の症状の治癒や緩和に科学的に関与していないと、どうして言えるのでしょうか。

>で、アナフィラキーは、砂糖玉じゃ、全然治らないから

アナフィラキシーに“砂糖玉”を使ったことあるいはそれに準ずる経験があるんでしょうか?

NATROMNATROM 2010/09/06 08:46 ホメオパシーについては、薬理学的にも、臨床的にも、ただの砂糖玉と変わらないことが科学的に確認されています。みなさん、そのへんのことは基礎知識として知っているのですよ。なるほど、アナフィラキシーに対する臨床治験は行われていないでしょう(行われていたとしたら倫理的に問題だ)。でも、効果があるとする側が立証する責任があるのですよ。でないと、どのようなくだらないことでも、「科学的でない」と指摘できないことになります。

この立証責任についての詳細な論証を、テレパシーで「通りすがり」さんに送りました。反論はテレパシーでしてください。よもや、科学的な検証をせずにテレパシーが「科学的でない」とはしませんよね?

通りすがり通りすがり 2010/09/07 21:30 テレパシーだなんてw。

ほんの数件の記事を読ませて頂いた限り、NATROMさんに悪意は感じませんが、人を小ばかにする印象は受けます。

テレパシーが科学的でないとはしませんよ。もちろん。
ほんとうに、心底。
できればテレパシーのメカニズムを科学が解明してくれることを望みます。
科学は現時点で科学的解明の難しい、それでいて非常に有用な現象を解明することにもっともっと力を注いで欲しいと、素人なりに思います。


ところで、
ホメオパシーについて臨床的にただの砂糖玉と変わらないことが確認されているとは、具体的にどういうことなんでしょうか?

科学的にある現象が存在しないことを証明することは、そんなに簡単なことではないと素人なりに思います。

私は最近、フランスのジャック・ベンベニスト博士の本を読みました。(もう亡くなられたようですが)
NATROMさんは、彼をご存知ですか?
ご存知であれば彼の研究や実験、論文をお読みになったことはありますか?
彼の研究や実験と、それに対して起きた科学界の反応や対処についてNATROMさんのご意見を聞いてみたいと思います。
純粋に。

(ホメオパシーの効果の科学的な立証については、ポンデラル数を超えた比率に希釈された溶液が、つまりはもはや分子が存在しない度合いの高希釈液が、その分子が起こす科学反応や薬理作用を起こしうるかどうかが肝ですよね?)


それで、立証責任についての詳細な論証ですが、私はテレパシーによって受け取ってはいません。
私はテレパシーを送ったり受けたりすることがどのようなことなのかも知りません。
NATROMさんはその点、ご存知なのでしょうね。

個人的には、世間ではテレパシーは非科学的という認識があるように思いますが、そういったものをNATROMさんがお使いになれるとは、そもそも習得するほどまでに興味をお持ちになったとは、なんとも懐疑心をあおります。
そんなふうなところが、人をこばかにする、という印象を私に与えるのでしょう。

ま、そんな非建設的な話題で言い合いをしたくはありません。

ジャック・ベンベニスト博士についてのご意見が聞ければ幸いです。

もはや通りすがりではない“通りすがり”よりw。

NATROMNATROM 2010/09/08 08:41 なるほど、私が「人をこばかにする」という印象を与えていたのは申し訳ありません。しかしながら、反論させていただきますと、「ベンベニストを知っているか?」と尋ねることは、「通りすがり」さんは、私をこばかにしていないのですか?知らないわけないでしょう。ベンベニストがNature誌に発表した実験については、とっくに反証されていると理解しています。「通りすがり」さんは、私だけでなく、日本学術会議をふくめた、科学界全体をこばかにしているのではないですか?


>ホメオパシーについて臨床的にただの砂糖玉と変わらないことが確認されているとは、具体的にどういうことなんでしょうか?

ホメオパシーを投与した群と、投与しない群を比較して、差がないことが確認されているという意味です。詳細を言い始めると、二重盲検とか、メタアナリシスとかの説明が必要ですが、これらについてはご存知でしょうか?


>科学的にある現象が存在しないことを証明することは、そんなに簡単なことではないと素人なりに思います。

「科学的にある現象が存在しない」とされるために、どの程度の証明が要求されているのかを理解することは、素人でも可能です。通りすがりさんには難しいかもしれませんが。通りすがりさんは、ホメオパシーやテレパシーだけでなく、「ミミズの黒焼きが恋薬になる」「手かざしで糖尿病を治す」「雨乞いで雨を降らす」「シャクティパッドで死者が蘇る」ことも、科学的に存在しないと証明されていないとお考えなのでしょうね。それだけでなく、これらのメカニズムを科学が解明してくれることを望んでいるのでしょう。好きな時に雨を降らせたり、死者を蘇らせたりするのは、有用ですからね。ホメオパシーとシャクティパッド、どう違うのですか?(強いて言えば、ホメオパシーのほうは効果がないことまで確認されているけど、シャクティパッドのほうは誰も調べていないという点が違うけど)

元通りすがり元通りすがり 2010/09/08 11:50 なるほど。
ベンベニストはやはり有名なのですね。

科学界の人間でない私にとって、NATROMさんが彼を知っているかどうかなんて、本当に予想もつかなかったのですよ?
私は「最近、ジャック・ベンベニスト博士の本を読みました」と言いました。
最近始めて彼の本を読んだだけの素人が、彼のことを知っているか聞くことで人をこばかにすることになるというのですか?
科学界のことも、科学のことも、深く知らないと自覚している人間が、どうしてこばかにできましょう。

(しかし、常識を超えたような現象などに対して科学よりのひとが“科学的でない”ことを理由に現象の存在を認めようとしないことなどを見かけたりすると、懐疑心はいだきますが。)
そういうときはよく、対象をこばかにしたような雰囲気を含んでいるものですし。


で、NATROMさん。
私に人をこばかにする印象を与えたということを認め、謝意まで示していただいたことは、なんとも潔く、うれしいことですが、ベンベニストをご存知かという質問がこんどはあなたに“こばかにされた”という印象を与えてしまったことは申し訳ありませんでした。
ただ、NATROMさんのそれとは違って、故意ではなかったことをご理解ください。

>・・・ホメオパシーとシャクティパッド、どう違うのですか?

(私はいま論議されている意味において、上のふたつが違うなどと言った覚えはありません。したがって、この質問は無意味に私を挑発しているような印象を受けます。)
ホメオパシーは、医学(科学ではなく、医学です)を十分に学んだたくさんの人々によって散々使用され、その効用や治療事例を記録され、研究されてきたもののはずです。

シャクティパッドは(死者を蘇らせるという喩えからしてヒンドゥ教でクンダリニを上昇させたりするために行われるものではなく、オウム心理教やライフスペースで行われていたそれとして)ほんの数人の宗教家によって限定的に使用され、何ら体系化されることも、研究されることもないでしょう。
そもそもホメオパシーと違って何の物質もその行為には関与していないのではないでしょうか。
さらにはオリジナルであるヒンドゥ教では、治療や死者蘇生の目的で使われるものではないようです。

ホメオパシーはあくまでも自然界にそんざいする物質から成分を抽出するなどして、水・アルコール・乳糖などを使い希釈や固定を行い、治癒過程には人のからだの生理作用を利用しているとしています。

“どう違うのですか?”はいいですが(繰り返しますが私はふたつが違うなどというようなことはそもそも話題にはしておりません)、いったいどう違わないのか、と言いたくもなりますよ。
NATROMさんのこれらの発言は、人の病や症状の治癒にどんな形・程度であれ関与する、科学的に認められていないものをいっしょくたにしている姿勢をうかがわせますよ?


そして、私はこのような非建設的な言い合いはしたくないと予め書いたはずです。
私が聞きたかったのは、ジャック・ベンベニスト博士の研究や実験についてのNATROMさんのご意見です。
科学的に反証されているとかいう事実ではなく。

敵意を感じさせるような言い合いはやめましょう。

私はNATROMさんに敬意を払ってご意見を伺いたい。
現代医学界の代弁者ともなれるようなNATROMさんの、ベンベニスト博士の研究や実験についての個人的なご意見を。

よろしくお願いします。。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/08 11:50 なるほど。
ベンベニストはやはり有名なのですね。

科学界の人間でない私にとって、NATROMさんが彼を知っているかどうかなんて、本当に予想もつかなかったのですよ?
私は「最近、ジャック・ベンベニスト博士の本を読みました」と言いました。
最近始めて彼の本を読んだだけの素人が、彼のことを知っているか聞くことで人をこばかにすることになるというのですか?
科学界のことも、科学のことも、深く知らないと自覚している人間が、どうしてこばかにできましょう。

(しかし、常識を超えたような現象などに対して科学よりのひとが“科学的でない”ことを理由に現象の存在を認めようとしないことなどを見かけたりすると、懐疑心はいだきますが。)
そういうときはよく、対象をこばかにしたような雰囲気を含んでいるものですし。


で、NATROMさん。
私に人をこばかにする印象を与えたということを認め、謝意まで示していただいたことは、なんとも潔く、うれしいことですが、ベンベニストをご存知かという質問がこんどはあなたに“こばかにされた”という印象を与えてしまったことは申し訳ありませんでした。
ただ、NATROMさんのそれとは違って、故意ではなかったことをご理解ください。

>・・・ホメオパシーとシャクティパッド、どう違うのですか?

(私はいま論議されている意味において、上のふたつが違うなどと言った覚えはありません。したがって、この質問は無意味に私を挑発しているような印象を受けます。)
ホメオパシーは、医学(科学ではなく、医学です)を十分に学んだたくさんの人々によって散々使用され、その効用や治療事例を記録され、研究されてきたもののはずです。

シャクティパッドは(死者を蘇らせるという喩えからしてヒンドゥ教でクンダリニを上昇させたりするために行われるものではなく、オウム心理教やライフスペースで行われていたそれとして)ほんの数人の宗教家によって限定的に使用され、何ら体系化されることも、研究されることもないでしょう。
そもそもホメオパシーと違って何の物質もその行為には関与していないのではないでしょうか。
さらにはオリジナルであるヒンドゥ教では、治療や死者蘇生の目的で使われるものではないようです。

ホメオパシーはあくまでも自然界にそんざいする物質から成分を抽出するなどして、水・アルコール・乳糖などを使い希釈や固定を行い、治癒過程には人のからだの生理作用を利用しているとしています。

“どう違うのですか?”はいいですが(繰り返しますが私はふたつが違うなどというようなことはそもそも話題にはしておりません)、いったいどう違わないのか、と言いたくもなりますよ。
NATROMさんのこれらの発言は、人の病や症状の治癒にどんな形・程度であれ関与する、科学的に認められていないものをいっしょくたにしている姿勢をうかがわせますよ?


そして、私はこのような非建設的な言い合いはしたくないと予め書いたはずです。
私が聞きたかったのは、ジャック・ベンベニスト博士の研究や実験についてのNATROMさんのご意見です。
科学的に反証されているとかいう事実ではなく。

敵意を感じさせるような言い合いはやめましょう。

私はNATROMさんに敬意を払ってご意見を伺いたい。
現代医学界の代弁者ともなれるようなNATROMさんの、ベンベニスト博士の研究や実験についての個人的なご意見を。

よろしくお願いします。。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/08 12:04 またしても二重投稿すみません。。

ついでといってはなんですが、二重盲検・メタアナリシス、具体的方法論は別として大体の意味においては理解しています。。

NATROMNATROM 2010/09/08 13:28 元通りすがりさんの主張に従えば、「ミミズの黒焼きが恋薬になる」「手かざしで糖尿病を治す」「雨乞いで雨を降らす」「シャクティパッドで死者が蘇る」ことも、「科学的にある現象が存在しない」とは証明されていないことになりますよね?と確認いたしました。実際、否定の証明がなされていない点で、シャクティパッドもホメオパシーも違いがないわけでしょう(すべてのレメディについては試されていないものの、ホメオパシーについては否定の証明はなされていると言っていいと私は考えていますが)。「非常に有用な現象」であれば、「メカニズムを科学が解明してくれることを望んで」いるわけですから、シャクティパッドについても、やはり「もっともっと力を注いで欲しい」とお考えなわけでしょう?


>ホメオパシーは、医学(科学ではなく、医学です)を十分に学んだたくさんの人々によって散々使用され、その効用や治療事例を記録され、研究されてきたもののはずです。

ええ、その結果、医学を十分に学んだたくさんの人々は、ホメオパシーの効果について否定的なわけですが。日本だけでなく、海外でもそうですよ。現在では、医学を十分に学んでいないたくさんの人々と、医学を十分に学んだごくごく少数の人々が、ホメオパシーの効果について肯定的です。


>そもそもホメオパシーと違って何の物質もその行為には関与していないのではないでしょうか。

ホメオパシーも希釈されすぎて元の物質は何の関与もしていないのですが。「何の物質もその行為には関与していない」「数人の宗教家によって限定的にしか使用されていない」からといって、シャクティパッドを科学的でないとするのはそれこそ非科学的ですよね?違いますか?それから、ホメオパシーはともかく、ドクダミ風呂については「何ら体系化され」てはいませんね。「散々使用され、その効用や治療事例を記録され、研究されてきた」こともありません。


>NATROMさんのこれらの発言は、人の病や症状の治癒にどんな形・程度であれ関与する、科学的に認められていないものをいっしょくたにしている姿勢をうかがわせますよ?

「科学的に認められていないものをいっしょくたにしている」のは、私ではなく、元通りすがりさんのほうだと思っていました。『元通りすがりさんの論理に従えば、シャクティパッドもホメオパシーもどちらも両方とも、「科学的にある現象が存在しない」とは証明されていないことになりますよね?』と言ったのです。私は、「科学的に認められていないものをいっしょくた」には決してしません。現在は科学的に認められていない代替医療とされているものの中にも、検証されていないだけで効果が期待できるものも含まれていると考えています。ホメオパシーなんかといっしょくたにするのは失礼です。

ベンベニスト博士の研究や実験については、「医学を十分に学んだたくさんの人々」とだいたい同じ意見です。以下のURLが参考になるでしょう。

「水の記憶」事件
http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%A1%D6%BF%E5%A4%CE%B5%AD%B2%B1%A1%D7%BB%F6%B7%EF

元通りすがり元通りすがり 2010/09/08 20:31 結論から言うと、なんだか期待はずれです。

弁論を得意とする人の中には(もしかしたら大多数かもしれませんが)、論点のすり替えが得意である人がいると思いますが、NATROMさんもそれに当てはまるようですね。


>元通りすがりさんの主張に従えば・・・

私はそもそも何も特定の主張はしていません。


>「科学的に認められていないものをいっしょくたにしている」のは、私ではなく、元通りすがりさんのほうだと思っていました。

よく言いますね。
“シャクティパットとホメオパシー、どう違うのですか?”と言っていたじゃありませんか。
これは、私がそれらをいっしょくたにしていたとは思っていなかったから出てきた言葉かとおもいますが?

あなたがおっしゃるシャクティパットが、私が推察したとおりオウム真理教やライフスペースの行っていたものなら、それは使用していた宗教家の言動からシャクティパットとして偽者であると私は考えますので、これのメカニズムを解明して欲しいとは思いません。
しかしながら黒焼きや、雨乞いなどはあなたがおっしゃる通り、科学による解明を望みます。
それが有用であるからというのもありますが、それよりも、なぜそれらが信頼されていたか、あるいは存在していたか、興味深いので。


>ホメオパシーも希釈されすぎて元の物質は何の関与もしていないのですが。

ベンベニスト博士の研究をご存知なら、私が言ったことを理解していただけると思いますが?
希釈されすぎてもとの物質は存在しなくても、そこにもとの物質が持っていた波長なり電磁的信号なりが存在するからホメオパシーは効果があるとされているんでしょう?
だったら、“何の関与もしていないのですが”はいらないでしょう。
それに、媒体になっている水やアルコール、砂糖玉は物質でしょう?
それを体内に取り込んでいる点が、シャクティパットと違うのではないか、と言ったのです。


>シャクティパッドを科学的でないとするのはそれこそ非科学的ですよね?違いますか?

いったい誰がシャクティパットを科学的でないとしたんですか?
私ですか?あなたですか?
私は何かを科学的でないだなんて、言いません。
繰り返すことになりますが、そういうことを言う人に懐疑心を抱くくらいですからね。


>ドクダミ風呂については「何ら体系化され」てはいませんね。「散々使用され、その効用や治療事例を記録され、研究されてきた」こともありません。

いったい誰が、ドクダミ風呂が体系化されているとか、研究されてきたといったのですか?
私ですか?あなたですか?
そういうのがまさに弁論上手の論点のすり替えではないでしょうか。


>現在は科学的に認められていない代替医療とされているものの中にも、検証されていないだけで効果が期待できるものも含まれていると考えています。ホメオパシーなんかといっしょくたにするのは失礼です。

その、ホメオパシーなんかといっしょくたにするのが失礼で科学的に認められていない代替医療をあげてみてください。
どうもホメオパシーに対してのあたりが強いですね。
“ホメオパシーなんか”とは。
まるでむきになってるみたいですよ?

>ベンベニスト博士の研究や実験については、「医学を十分に学んだたくさんの人々」とだいたい同じ意見です。

あなたの個人的な意見を聞かせてくださいとお願いしたではないですか。
だいたい同じ意見というからには、その意見の中には、医学を充分に学んだたくさんの人々と同じではない、オリジナルな部分もあるのでしょう?
そこを語ってくれたらいいじゃないですか。
素人の揚げ足とるのに時間を割いていないで。


まったく、どうして私がたくさんの質問を浴びせられているのでしょう?
質問したいのは、こちらのほうだと言うのに。
そして質問したことに対しては、(あえて個人的な意見を求めているにもかかわらず)人とだいたい同じですときた。
いったいどうやって敬意を維持できましょう。

テレビで見かける、一部の政治家とそっくりですね。
自分の主張を語るために論点をすり替える、不都合なことは言葉すくなにスルーする。

あなたがご自分でおっしゃる、スルーする知性とはこういうことなんですかね。
だとするとそれを恥じないという点で大胆ですね。

もうあなたに何かを聞いてもまともな返答が返ってくると思えませんし、あれこれ屁理屈じみた質問をされるのも疲れますし、論点のすり替えを見るのも疲れます。
私は重ね重ね非建設的な言い合いはしたくないと言っていますが、まさに非建設的な言い合いの体を示してきてますものね。

何か反論があるでしょうから、簡潔にお願いします。的を絞って。
反論するつもりがなければその旨手短に書いていただければ幸いです。

門前の小僧門前の小僧 2010/09/08 22:45 元通りすがりさんは、性質の悪いクレーマーですね。

科学では、そんな性質の悪いクレーマーを排除するために、NATROMさんが言うように
> 効果があるとする側が立証する責任がある

としているのです。
何かを証明するより、文句を言うだけの方が簡単ですからね。科学の世界では、科学を建設的なものとするために、「効果があるとする側が立証する責任がある」としているのです。

元通りすがりさんも建設的な議論を望むのであれば、「教えてくれくれ」くんな態度ではなく、まず、「ベンベニスト博士の研究や実験」に対する一般的な評価に対する反論をきちんと述べてから、意見を求めるべきでしょう。そこを何も語らずに、何故、NATROMさんだけが
> だいたい同じ意見というからには、その意見の中には、医学を充分に学んだたくさんの人々と同じではない、オリジナルな部分もあるのでしょう?

という微細な部分まで詳しく言う必要があるのでしょうか?

その礼を欠いた態度が見ていて本当に不愉快です。相手に対して、深い意見を求めるのであれば、まず自分の意見を表明し、その微細な部分の意見を必要とする理由を明らかにしてからにしてください。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/09 01:28 門前の小僧さん

>という微細な部分まで詳しく言う必要があるのでしょうか?

必要はないと思います。
そもそもが、あくまで私は通りすがって自分の意見を述べただけです。
そこへNATROMさんが反応してくれたので、質問をしてみたといういきさつです。
NATROMさんはベンベニスト博士の研究などについて微細な部分を語る必要はありません。
そして、私がさもホメオパシーや黒焼きやシャクティパットを科学的だと言っているというありもしないことを言う必要もありませんでした。

言う必要がないだけでなく無意味に挑発しているようなことを言ってくるのであれば、私が質問したことに素直に答えてくれたっていいではないですか。

私は科学に対して完全に素人であり、とやかく言える立場ではないと自覚しています。
だから、何もいいませんでした。
しかし興味はもちろんあるので、科学に明るく、私のコメントに返事をくださったNATROMさんに聞いてみたいと思ったのです。

最初に礼を失していたのはNATROMさんではありませんか?
テレパシーで送りました、テレパシーで返してください、ときたんですよ?
テレパシーを習得しているなんて実に疑わしい人にですよ?
門前の小僧さんは、私とNATROMさんのやりとりを観て、仮に自分が私だったらどんな気分がすると思いますか?

最終的に私が無礼な語調になっているのには原因があるというわけです。

>科学では、そんな性質の悪いクレーマーを排除するために、NATROMさんが言うように
> 効果があるとする側が立証する責任がある

私は効果があるとする側でも効果がないとする側でもありません。
私にホメオパシーの立証責任はないし、NATROMさんもそうは言っていないと思います。
(その上で言えば、私は最近ベンベニスト博士の著書((水の記憶事件に絡んだもの))を読んだので、ホメオパシーは門前の小僧さんが言う立証責任を果たそうとしたにもかかわらずそれを阻害された―されている―という見方もあると感じています。)


私の最終的な語調は確かに不愉快でしょう。
それは申し訳ありません。
少し私信じみた内容になってしまっていたことを反省します。
しかし、これはNATROMさんの日記であり、ひと段落したトピックスでのNATROMさんとだけのやりとりになったことで、他の方も読んでいるかもしれないことを忘れてしまったということもご理解ください。

いずれにせよ、申し訳ありませんでした。

(そしていずれにせよ、NATROMさんに対して私は失望し、これ以上彼に何も望みません。
ひとつ望むことがあるとすれば、かの議論に終止符をうつことへの同意でしょうか。)

門前の小僧さんも、どうかひとつ心をお治めになってください。

門前の小僧門前の小僧 2010/09/09 02:15 元通りすがりさん

> 言う必要がないだけでなく無意味に挑発しているようなことを言ってくるのであれば、私が質問したことに素直に答えてくれたっていいではないですか。
> 私は科学に対して完全に素人であり、とやかく言える立場ではないと自覚しています。
> だから、何もいいませんでした。

無意味に挑発している部分と言うのはどこでしょうか?
そして、本当に科学の素人と自覚して、最初は何も言っていませんか?
私がみた限りでは、まず元通りすがりさんが

> 科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だと常々思っております。

と、書き込みをしたのが事の始まりだと思います。これは、裏を返せば、「科学的な検証をせずにホメオパシーを科学的でないと批判するNATROMさんは非科学的だ」という批判ですよね?

それを受けてNATROMさんは、
・科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのは、決して非科学的ではない。
(科学的に効果が立証されていないものは、科学的でないと扱う態度こそが科学的な態度と言える)
と言う事を述べ、そのわかりやすい例としてテレパシーを持ち出したようにしか見えません。

元通りすがりさんからしてみれば、「もうちょっと丁寧に教えてくれたっていいじゃないか?」とお思いかもしれませんが、相手を批判するからには、それ相応の反撃を覚悟するべきでしょう。

> 門前の小僧さんは、私とNATROMさんのやりとりを観て、仮に自分が私だったらどんな気分がすると思いますか?

相当悔しい思いをするでしょうね。そして素人なのに偉そうに「非科学的だ」なんて事を軽々しく書いてしまった事を後悔するでしょう。

私も以前、別のサイトでこれに近い経験をしています。そしてそれを契機に「科学」と言う物をより深く学ぶようになりました。

元通りすがりさんも、これを機会に「科学」についてより深く学んでみてはいかがですか?そうすれば、

> 私は最近ベンベニスト博士の著書((水の記憶事件に絡んだもの))を読んだので、ホメオパシーは門前の小僧さんが言う立証責任を果たそうとしたにもかかわらずそれを阻害された―されている―という見方もあると感じています。

という意見も変わるでしょう。あらゆる反論・批判を撥ね除けて生き残った物のみが科学の通説となりうる事、それが立証責任であり、そのシステムが「科学」の発展を支えている事を理解できると思います。

AikAik 2010/09/09 03:19 完全に決着がついたようですね。

ところで、元通りすがりさんが9月7日に言及した「ポンデラル数」なるものをご存知の方がおられたら、是非ご教示いただけないでしょうか。
 個人的興味でここに書き込むのもどうかと思いますが、調べてもわからなかったもので・・・。

nn 2010/09/09 04:49 >元「通りすがり」さん
じゃあ最初の質問に素直に答えてみます。
「ドクダミ風呂やホメオパシーはアナフィラキシーに効かない」ことは、アナフィラキシーやホメオパシーや薬草、医学や物理学や生物学に関して人類がこれまで蓄積した科学的知識があれば、いちいち検証しなくても安全に演繹して判断してよい事柄に属します。こんなんでいちいち世界の誰も知らない未知の例外が裏に隠れている可能性を考える意味はありません。疑う根拠もないのに単にそんな低い可能性を挙げつらって喜ぶのは、科学的態度とは無縁のイチャモンであり、人の神経を逆撫でする行為です。
もし貴方が上記命題は「既存の科学知識から安全に演繹してはいけない、いちいち検証しないと否定も肯定もできない」と本気で思っているなら、それはシンプルに、あなたに物理学や生物学の知識が決定的に不足しているからでしょう。
例えば「トナカイを宇宙空間に放り出すと死ぬかどうか」は、酸素の概念すらない幼稚園児には難しいでしょうが、中学校レベルの科学知識を使えば実際に検証しなくても解ります。ホメオパシーが効かないと判断するのは中学生には厳しいでしょうが、大学初歩レベルの科学的常識があれば正しく判断できます。ドクダミ風呂が効かないと断言するには、医師免許レベルの知識と経験は要るかもしれません。

NATROMNATROM 2010/09/09 09:33 なぜ、シャクティパッドやら雨乞いやらについて言及されたのか、十分にご理解していただけなかったようです。「元通りすがりさんの主張に従えば」というのは、「科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だ、という主張に従えば」ということです。この主張に従えば、シャクティパッドを科学的でないとするのはそれこそ非科学的ですよね。シャクティパッドを例に出した理由は、シャクティパッドが非科学的であることは自明であるので、元通りすがりさんが、「科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だ」という主張が誤りであることを理解できるであろうと、期待していました。

テレパシーを例に出した理由もそうだったのです。「世間ではテレパシーは非科学的という認識がある」からこそです。ドクダミ風呂については、「ホメオパシーは、体系化され、研究されてきたから、シャクティパッドと異なる」という主張に対する反論です。なお、「シャクティパッドを科学的でないとするのはそれこそ非科学的だ」と元通りすがりさんが主張されたら、「ですよね。ホメオパシーもシャクティパッドも、同レベルだよね」と返事するつもりでした。元通りすがりさんの主張に従えば、あらゆるものについて対象を科学的でないとはできないことになってしまいます。

最初に礼を失していたのは私であるかのように誤解させたことについては、申し訳ありません。まず、「通りすがりさんの発言は、私だけでなく、多くの科学者に対して、『お前は非科学的だ』と言ってるようなものだ。失礼だ」とはっきり言うべきでした。「最終的な語調」ではなく、まず、通りすがりさんの最初の発言が礼を失していたのです。「私は野球については完全に素人なんですが、右打者が打った後に、距離的に近い三塁ではなく一塁に走っていくのは、野球的に間違っていると常々思っています」と、野球についてのコミュニティで発言したようなものですよ。

「ホメオパシーなんかといっしょくたにするのが失礼で科学的に認められていない代替医療」については、たとえば漢方ですね。薬効成分が含まれていますので、効果がある可能性はあります。というか、一部のものは効果が確認されて、すでに代替医療ではなくなっています。「ホメオパシーに対してのあたりが強い」ように思われるのは、元通りすがりさんが、「科学に対して完全に素人」だからだろうと思います。ある程度科学についてもののわかった人ならば、「いやまあ、いくらなんでもホメオパシーはね」と考えます。

ベンベニスト博士については、既に言及したつもりでした。「最初は、観察者によるバイアスを排除できない粗雑な実験をしてしまった程度の科学者が、だんだんトンデモにはまってしまった」というのが私の評価です。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/10 00:27 丁寧な返答、実にありがたく思います。

>「ホメオパシーに対してのあたりが強い」ように思われるのは、元通りすがりさんが、「科学に対して完全に素人」だからだろうと思います

それよりも、ただただNATROMさんの、「ホメオパシーなんか」という言い回しがあったからだろうと思います。
世界でホメオパシーがどのような態度で否定されているかは多少なりとも知っていますので、このブログで否定されている態度が酷いものだとは感じていませんでしたから。

>シャクティパッドを例に出した理由は、シャクティパッドが非科学的であることは自明であるので、元通りすがりさんが、「科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だ」という主張が誤りであることを理解できるであろうと、期待していました。

NATROMさんが期待していたことは、察知していましたよ。
その点については大体においてNATROMさんの期待通りですよ。
科学に対して素人であっても、私は自分が馬鹿ではないと自覚しています。

しかし、理解させることが目的であるなら、あのような挑発的な物言いをするのは賢くないとですよね。

議論には相手の意図の推量(裏を読むと言う意味で)は欠かせませんが、推量を基にして議論することはできません。
あくまで実際に発された言葉を基に議論していくしかありません。なぜなら人は他人の考えていることを言葉なしに知ることはできないからです。
であれば、NATROMさんの私に対する一部の発言は、裏読みによる理解は可能にさせても、議論自体は脱線の方向へと導くものです。

そういった言論からは、“失礼なやつだと思った相手を、ひとひねりに黙らせてやろうという”敵意を裏読みさせます。

そういう部分は、この日記の品格を落としている言えるでしょう。


しかし、NATROMさんに対する失望は和らぎました。
注目度のある一ブログの主であるだけのことはある、と感じました。
何にしろ、こんどの議論がストレスにまみれたまま終わることがなく、嬉しく思います。


nさん

>こんなんでいちいち世界の誰も知らない未知の例外が裏に隠れている可能性を考える意味はありません。

考える意味がないとどうして言えるのですか?
新たな発見は、常に常識や定説を超えることのできる頭から生み出せられるかと。
科学のルールで語られるのは、純粋に科学の中でだけにした方がいいかと思います。

>疑う根拠もないのに単にそんな低い可能性を挙げつらって喜ぶのは、科学的態度とは無縁のイチャモンであり、人の神経を逆撫でする行為です。

・疑う根拠がないと言い切れるのは、あくまで科学の中で、ですよね?
・低い“可能性”があると認めておられるのに“疑う根拠もない”とは、う〜ん・・・?
・“挙げつらって”もいませんし、喜んでもいません。
・“イチャモン”をつけたつもりはありませんよ。
・“人の神経を逆撫でする行為”には疑問符ですが、NATROMさんとの対話によって“科学の話をしている場の人の神経を逆撫でする行為”であるとは理解しました。

>「既存の科学知識から安全に演繹してはいけない、いちいち検証しないと否定も肯定もできない」と本気で思っているなら、それはシンプルに、あなたに物理学や生物学の知識が決定的に不足しているからでしょう。

本気で思っています。
だからこそ、いま私たちは重力の存在や地球の自転や宇宙空間の可能性を知っているのでしょう?
いちいち検証しないと、否定できるであろうという推量はできても否定しきることはできないと思います。科学の進歩が必要であるという前提で言えば。(科学のルール内の話ではなく)。
もちろん、「既存の」物理学や生物学の知識が不足していることは、すでに申し上げている通りです。



というわけで、そろそろ退場しようと思います。
(nさんの反論を無視するつもりではありません。私はこれ以上、この場での議論をする必要はないと感じますし、皆さんにとっても時間をさく割に有益な議論にはなっていないとも思うので宣言する限りです) 

P.S.
nさん、横槍はよく事態の収拾を遠のかせるものですよ。
するな、とはまったく言えませんが。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/10 01:05 門前の小僧さん

>無意味に挑発している部分と言うのはどこでしょうか?

テレパシーに関するNATROMさんの最初の発言や、「ホメオパシーとシャクティパッド、どう違うのですか?」というような発言です。

>そして、本当に科学の素人と自覚して、最初は何も言っていませんか?

いませんよ。
だって本当に科学のこと(特にルールについてなど)を知らないし、それが恥だとも思っていませんもの。
この世の中にとって、科学の(“科学のルール”ではありません、純粋に存在としての科学そのものです)理想的なあり方などについて考えを巡らせたりすることは過去に幾度もありましたが。

自分が科学について素人だということを恥だとは思いませんから、いま現在も恥をかいたとは思っていません。
ただ、このブログが、科学素人は議論できないブログだったんだな、と理解したまでです。

>あらゆる反論・批判を撥ね除けて生き残った物のみが科学の通説となりうる事、それが立証責任であり、そのシステムが「科学」の発展を支えている事を理解できると思います。

“あらゆる反論・批判を撥ね除けて生き残った物のみが科学の通説となりうる事”は私も同感です。
しかし、発展を支えているのはそういったものをクリアできる頭脳や知性などであって、そのシステム自体ではないように思います。(あくまで科学界の外の人間の見解ですよ)

>私がみた限りでは、まず元通りすがりさんが> 科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だと常々思っております。
と、書き込みをしたのが事の始まりだと思います。

確かに。
事が始まったのは私の投稿です。
しかし、言い合いの体になってしまったのは、私のこのブログの性質(科学素人は議論できない)に対する見誤りと、NATROMさんの物言いの間の、“噛み合わない衝突”によるものかな、と。

元通りすがり元通りすがり 2010/09/10 01:09
繰り返しになりますが、私はそろそろ退場したいと宣言します。

nn 2010/09/10 04:11 科学者は「実験しなくても分かる、法則から未知の事象を推測できないようなものは科学じゃない」と堂々と言うこともあれば、同じ人が別の日に「何事も実験しないと分からない、科学を名乗るなら実証しなくてはいけない」と堂々と言うこともあります。私はだいたい後者の立場で書き込むことが多いですが、今回は私も含めて多くの人が、前者のトーンで書き込んでいますね。
なんでみんな、一見正反対で矛盾するようなことを平然と言ってるのか、そこを理解するのは面白くて重要なことだと思うのですが、結局疑似科学者に騙される人のテンプレみたいな反論を残して満足されちゃったようで。残念。

NATROMNATROM 2010/09/10 08:19 ちなみに、このブログは「科学素人は議論できないブログ」ではありません。科学素人、大歓迎です。でも、「お前らは非科学的だと思う」というようなことを言えば反論されるのは当たり前です。科学素人であることを自覚していれば、何が科学的で、何が非科学的か、判断は難しいと思います。

e10goe10go 2010/09/10 14:05 >でも、「お前らは非科学的だと思う」というようなことを言えば反論されるのは当たり前です。

元通りすがり(通りすがり)さんは、最初に「お前らは非科学的だと思う」と(間接的な表現ですが)発言している事に気付いていないと思いますよ。
この様子では、元通りすがりさんがその事に気付くかどうか、、、期待薄ですね。

門前の小僧門前の小僧 2010/09/11 13:57 元通りすがりさん

> >私がみた限りでは、まず元通りすがりさんが> 科学的な検証をせずに対象を科学的でないとするのはそれこそ非科学的だと常々思っております。
> と、書き込みをしたのが事の始まりだと思います。
>
> 確かに。
> 事が始まったのは私の投稿です。

であれば、元通りすがりさんが最初の書き込みで、
「科学的な検証をせずにホメオパシーを科学的でないと批判するNATROMさんは非科学的だ」というに等しい批判を行った事を理解できないでしょうか?


> >そして、本当に科学の素人と自覚して、最初は何も言っていませんか?
> いませんよ。

私の指摘を受けてなお、なぜ、「最初は何も言っていない」と言えるのでしょうか?あまりの日本語の通じなさに絶望を感じます。

masamasamasamasa 2010/09/25 14:01 今更なんですが

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fire/?1285383144
歌手のUAさんの御自宅が失火で全焼したそうです。それはお気の毒なのですが、写真を見ると緑がうっそうと茂る環境です。これじゃあスズメバチ一杯いるよなあ、と思いました。

mm 2010/10/03 19:32 UAはどうもかなり前からフラワーレメディ業者がワンマン
ライブ会場に出店に来てたりと
きな臭い動きがあったようですね。
http://ikukoherbs.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/ua-9b52.html
http://ikukoherbs.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/ua-13c2.html
どうも事務所も半ば公認?
https://twitter.com/IKUKOHERBS/status/25466730597
このイクコハーブスこと中野郁子氏なるアロマセラピスト兼フラワーレメディ業者が色々とミュージシャンに接触したり、自宅敷地でライブイベントをさせたり
自身の田んぼを手伝わせたりしている人物のようです。

HaidiHaidi 2011/09/12 22:22 記事本文より
<<うちの主人は私なんかが足元にも及ばないような野性児で。自分は妹たちのお産も全部付き合ったし、馬も牛の出産も経験してると。助産師さんを呼ぶのにお金がかかるなんて信じられないと言うんですよ>>
<<ある晩、旦那がスズメバチに刺されちゃって、もう5回目だったからショック状態になっちゃって。それで“気を失ったらコレを打ってくれ”って“劇”って書いてある注射を渡されたんだけど、それを打つのがすっごいイヤで>>

「症例報告」するとしたら、どこの医学雑誌のどのコーナーがいいんでしょう。
もし、ぴったり来る所が見あたらなければ、日本サイ科学会にご相談なさると良いかもです。いろんな理由で埋もれてしまいがちな貴重な話が、記録・保存されているようです。

2010-08-15 脳の中の「わたし」

[][]脳の中の「わたし」 脳の中の「わたし」を含むブックマーク

cover

■脳の中の「わたし」坂井克之著, 榎本俊二著。


脳研究者による本。「脳科学」は、一部の脳科学者のために、いささか怪しい分野であるように見えるが、この本は大丈夫だ(と私は判断した)。私は未読であるが、著者の坂井は、「脳トレ」や「ゲーム脳」などの脳科学ブームを批判的に検証した本も書いている(■脳科学の真実--脳研究者は何を考えているか)。『脳の中の「わたし」』は、個々の実験の結果や症例の紹介が丁寧で、また、事実と解釈の区別が明確にされているのがわかりやすい。解釈には深入りしないので、哲学的になりすぎることもない。また、イラストが豊富である。「文章とイラストのコラボレーション・新しい科学読み物」というシリーズらしい。たとえば、表紙は、半側空間無視を表している。絵でわかる人もいるだろうが、「えの素」「ムーたち」などの作品で知られる漫画家の榎本俊二によるものである。坂井によるあとがきによれば


榎本さんの『ムーたち』などの作品を見ると、私が本書でお話している自我に対する問題意識が、すでに明確な形で取り上げられています。実は榎本さんと私という組み合わせは、担当者の個人的な強い思い入れとして、このシリーズの規格の初期からあったとうかがっています。(P122)


とのことである。担当編集者GJ。『「わたし」をあなたの身体に転移させる実験』をわかりやすく説明するためのイラストを紹介しよう。ビデオカメラを「先生」の頭の上にセットして、ビデオカメラの映像を映すゴーグルを「わたし」に装着する。「先生」が見ている風景を「わたし」も見ていることになる。これだけでは「わたし」の自我が「先生」に乗り移ったようには感じないが、「わたし」と「先生」が握手をして、1分間ほど握ったり力を抜いたりしているうちに、「わたし」が「先生」の身体に乗り移ったように感じられる。そこで、アシスタントのお姉さんがナイフで「先生」のお腹を刺す振りをするとこうなる。


f:id:NATROM:20100815161736j:image

ギャー*1


ビデオカメラを使わなくても、二人羽織でも似たようなことができるそうである。「わたし」は手をおろし、「先生」の手を前に出す。「右手をパーにしてください」「左手をチョキにしてください」という指示に「先生」が手の形を変えるのを30秒ほど続けると、「先生」の手を「わたし」の手のように感じはじめる。そこで、金槌で「先生」の手を叩こうとするとこうなる。



f:id:NATROM:20100815161735j:image

ギャー*2


身体の所有感覚を調べる実験では、いつも身体を金槌でたたこうとするとか、針を刺そうとするとか、そんな脅かしをするんだ。こうすることでこの身体を不当に自分の身体だと思っているかどうかを調べるんだ。(P41)


ということなのだそうだ。アシスタントのお姉さんは、ぜひとも「えの素」の葛原さんにやってもらいたかった(■「えの素 葛原さん」でGoogle画像検索)。



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■眼鏡っ娘で物理に強くなる

■等身大の主人公・麻酔科医ハナ

■医師向けコミック 「がんばれ!猫山先生」

*1:脳の中の「わたし」、P18

*2:脳の中の「わたし」、P42

M2M2 2010/08/15 17:10 はじめまして、
ギャー*1を見て有名なメディアアート作品を思い出しました
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/shi_ting_jue_jiao_huanmashin.html
サイエンスのほうに元ネタがあっただろうとは思っていましたが、榎本さんの絵で再現されるとなんともいえないものを感じます

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/15 18:21 カメラによって、視覚を逆さにして生活すると、慣れる話は聞いた事ありましたが、いろいろ応用すると、不思議な感じになりそうですね...。

numachinomajonumachinomajo 2010/08/16 05:58 これだけだと「脳のなかの幽霊」のイラスト化って感じ。
全部読んだらあれよりたくさんの事例が紹介してあるのかなあ?

これたぶんすでに開発中でしょうけどロボット手術を遠隔で触覚まで再現するアームでやれば外科医不足対策になりそうですね。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/16 08:32 > ロボット手術を遠隔で触覚まで再現するアームでやれば外科医不足対策になりそうですね。

でも、外科医が一日にたくさん手術をする羽目になって、過労になりそうな(微笑)。
まあ、救急体制としては有効でしょうし、僻地治療や、島しょ地域の過疎対策としての医療にも有効そうですが、医療拠点の管理を誰がやるのか、という問題も出そうですね。(そこで、感染予防環境系の医療資格が登場かな。)
うーむ、ガンマナイフとかあっちと比べて、お値段とかどのくらいになるんだろうなあ。(運営コストとか)

はじめましてはじめまして 2010/08/16 23:27 ジェミノイドにおいても似たようなことか有るそうです。
石黒研究室のアンドロイド・http://www.is.sys.es.osaka-u.ac.jp/research/0011/index.ja.html

ご夫婦の研究者が来て、奥さんが石黒先生に似たジェミノイドを遠隔操作して慣れたところでおもむろにジェミノイドを触ると奥さんはもとより、旦那さんも不快になるそうです。

メンチメンチ 2010/08/17 12:22 発想が貧弱な私はテレビゲームをしていて体が傾くのと同じなのかなぁと思うばかり

のんのん 2010/08/17 15:59 相撲をTVで見てて、つい体が動いてしまうのとは違うのかな?

ゆうゆう 2010/08/17 19:39 はじめまして。
脳科学をちょっとだけ勉強している者です。
メンチさん>
そういった動きは確かThoughtless Actと言う別の話だったと記憶してます。
興味がおありでしたらそのまま「Thoughtless acts?」という本があるので御一読を。
本というか写真集だった気もしますが。

zororizorori 2010/08/19 20:29 ピノキオみたいに鼻が伸びるというのもありますね。
(被験者に目隠しして鼻先10センチ当たりに指を持って来てもらった時に,実験者が指に触ると同時に鼻にも触ると鼻が10センチになったように感じられるというやつ)

自分が感じている身体モデルとは,脳が創り出しているものであることが実感出来ますね。

hachiyahachiya 2010/09/03 22:15 えのもとさんのイラストで見ると俺の作品みたい、とか思ったらコメントがw。あれは1993年の作品ですが、単に思いつきで作ったものです。確かに握手した瞬間、面白い感覚が双方に生じます。ラマチャンドランの「脳の中の幽霊」も面白かったのでこれ読んでみようかな。

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2010-08-12 ホメオパシーの有効な利用法

[]ホメオパシーの有効な利用法 ホメオパシーの有効な利用法を含むブックマーク

ホメオパシーのレメディは実質的に砂糖玉と一緒で、薬理的な効果は何もない。にも関わらず、というか、だからこそ、診療でレメディが使えたら、結構便利だろう。いくらでも使いようはある。たとえば、


  • 薬に抵抗のある人に

「ワクチンは嫌」「ステロイドって副作用が酷いんでしょう?」などと、副作用を過度に恐れて、医学的に必要な薬の使用を嫌がる人がいる。薬を使わないより、薬+砂糖玉のほうがまし、という場合には、「薬の有害性を打ち消すレメディー」を同時に摂ってもらうことで、薬の使用に納得を得やすくなる。実際には「薬の有害性を打ち消す」のではなく、「薬に対する不安感を打ち消す」ことを期待して使う。


  • 薬が不要の人に

一方で、単なる風邪に対して、「総合感冒薬と解熱薬と咳止めと抗生物質と胃薬を処方してください」などと、医学的には不要なのにやたらと薬を希望する患者さんもいる。そういう患者さんには、「自然治癒力を引き出すレメディー」を摂ってもらう。別にレメディーに引き出されなくても自然治癒力は働く。漢方薬でも代用できなくはないが、漢方薬には有効成分が含まれているので、稀ながら副作用が出る可能性がある。100%砂糖のレメディなら安心だ。(■良心的なホメオパシーで、フランスでは医師がちょっとした風邪にレメディを処方している運用方法を紹介した)。


  • 他に治療法のない人の心の安寧

進行癌で標準的な治療がなくなってしまった人は、高価な代替療法に頼るか、あるいは緩和ケア(ホスピス)しかないのが現状である。病状が進行すれば緩和ケアでもいいが、まだそこまで全身状態が悪くない人は、いわゆる「がん難民」となってしまう。詐欺まがいの高価な代替療法にひっかかるぐらいなら、砂糖玉のほうがまだマシなのではないか。少なくとも、患者さんが「あなたにできる治療法はありません」と突き放されることはなくなる。(■インフォームドコンセントのコストで、「治らない」「ホスピスを探してください」と医師が言うがゆえに、患者が詐欺まがいのインチキ代替療法にひっかかるのだ、という主張について論じた)。



医師以外のホメオパシーの利用方法もありうる。


  • ホメオパスによるカウンセリングやトリアージ

「話を聞いてもらうだけで安心して症状が改善する」ような患者さんもいる。医師が話を聞いてあげられればいいのだが、医師不足のために十分な時間がとれないし、コストも高くつく。基本的な医学知識のみを習得させたホメオパスに対応させるほうが、コストは安くつく。医学知識は「重篤な疾患を見逃さないこと」に特化させる。たとえば、「胸痛」「激しい頭痛」「38度以上の発熱」「自殺念慮」は即座に医師に相談する、「38度以下の発熱」「腹痛を伴わない下痢」「不眠」はレメディ処方で3日間経過をみて改善がない場合には医師に相談する、などのルールをつくる。医師が診察して、ホメオパスでも診れると判断した場合の「下請け」も行う。(患者の満足度を上げるために「お話を聞く」役目をつくるというアイディアは■あるいは愚痴で論じた)。


  • セルフケアによる安心感

無駄な救急車利用や時間外受診が問題となっている。むやみやたらと医療機関を受診して医療資源を浪費するより、砂糖玉でもなめてもらったほうがましである。問題は、「大丈夫だと思って様子をみていたけど実は重篤な病気だった」というケース。今でも、「子供が発熱しても元気があれば様子を見ましょう。活気がなかったり尿が出ていなかったりした場合は受診しましょう」などといった指針はある。しかし、「元気がある子供の発熱は緊急の受診の必要はない」と言われても親は不安であろう。「元気がある子供の発熱は、レメディを投与して様子を見る」という指針のほうが安心する親がいるかもしれない。砂糖玉は安全なので、医師やホメオパスでなくても使用できる。(■良心的なホメオパシーで、医師の診察を受けるべき基準を明確に示してあるホメオパシーの本を紹介した)。



「ホメオパシーの有効利用」の問題点

運用次第では、ホメオパシーも有効であるように思える。しかし、現実的には日本において有効なホメオパシーの運用には問題がある。二点ほど問題点を挙げよう。一点目は、ホメオパシーは、現代医学の否定と強く結び付いているという現実がある。ホメオパシー団体は、「現代医学を否定してない。現代医学と協力してやっている」と自称しているが、それは建前に過ぎない。具体的な実例は、■喘息に対するステロイド治療を否定するホメオパシー■ホメオパシーと医療ネグレクト■ホメオパシーについて朝日新聞が詳報、などで論じた。「ホメオパシーを有効利用しよう」というメッセージは、こうした現代医学を否定するホメオパシー団体に悪用されるであろう。現代医学を否定するホメオパシー団体が、ホメオパシーを有効利用する可能性を殺したのだ。

二点目は、インフォームド・コンセントの問題である。ホメオパシーの有効利用と、「十分な情報を提供した上での患者の選択」とは衝突する。「レメディはただの砂糖玉」であることを知らされたとしたら、末期がん患者にとってはたしてホメオパシーが心の安寧になるだろうか?「代替医療のトリック」 の著者たちは、プラセボ効果を期待した代替医療の使用に批判的である*1


われわれがプラセボにもとづく代替医療は用いるべきではないと考える主な理由のひとつは、医師と患者の関係が、嘘のない誠実なものであってほしいと思うからだ。この数十年ほどのあいだに、医師と患者が情報を共有し、十分なインフォームド・コンセントにもとづいて関係を作り上げていく方向にはっきりと合意が進んだ。それにともない、医師たちは、成功する可能性がもっとも高い治療法を用いるために、《科学的根拠にもとづく医療》の立場をとることになった。プラセボ効果しかない治療に多少とも頼ることは、めざすべき目標のすべてをくつがえすことだ。(P315)


プラセボ効果ではなく心の安寧を期待する場合も、基本的には同様である。「騙されていた方が患者のためである」というパターナリズム的な医療である。「薬に抵抗のある人」「薬が不要の人」に対するホメオパシー使用も、同様にパターナリズム的な医療である。根本に「患者より医師の方が薬の効果について正しく判断できる。患者のために医師が判断してあげなければならない」という前提があるからだ。ホメオパシーの有効使用は、患者の自己決定権とのトレードオフになる。ホメオパシーが伝統的な医療である欧州で、ホメオパシーが公的保険から外される動きが出てきたのは、以前と比較して患者の自己決定権が重視されつつあることも関係があるのではないか、と個人的には考えている。



関連記事

■「代替医療のトリック」

■良心的なホメオパシー

■「虚構体系」の効果

*1:個人的には、限定的な場面では医療にパターナリズムが必要になることもあり、ゆえに、医師の裁量の範囲内でプラセボにもとづく代替医療を使用していいケースもありうると考える

えっとえっと 2010/08/13 06:45 恋の薬も必要なんでは?w 厨房用もww あと、信頼されていない日本の科学的な医者にもwww 有効だと思うのだけど・・・

ちなみに、欧米では、無宗教な医者も病院もありません。ただ、この現実の違いでしょうね。

zororizorori 2010/08/13 07:20 「代替医療のトリック」の第?章については、いろんな意見があるでしょうが、私は強く支持します。もし、プラセボを利用していると考えただけで、すべての医療について疑心暗鬼に陥ってしまいます。医者は自分と同じ人間であると思いますから、神様のように、あるいは子供が親に対するようには、信頼するすることは出来ません。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/13 07:51 他にも書きましたが、医療に挑戦するジャンヌダルクと見えて、実は真正の悪魔というところが、代替医療の問題だと思います。
セカンド・オビニオンを得る場合にも、それは違う視点からの論理的な示唆、であって、非論理や、論理否定、ではありません。

その点で、見事にニセ医療になってしまうんですよね。
> 代替医療

# アロマは気分転換にはいいのだけど、あれを医療と言われると困る。

はじめましてはじめまして 2010/08/13 08:26 精神科通院?年です。
カウンセラーのいるところは予約取れないし、医師には時間かけて相談しづらいし、じっくり話を聞いてもらう人としては有効かも知れないと思います。
甘味とるだけで少し落ち着くし。
カウンセラーのような専門職でなくていい、聞き上手な人がたくさんいればと思います。
でも、薬を否定するならダメですね。今飲んでいる薬を切るのには、医師の慎重な判断が必要ですから。
きちんと連携してくれるなら私は受け入れることができると思うのですが。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/13 10:27 医師がレメディーを利用するとなると、最低限マテリア・メディカとオルガノンの講義、そしてセッションの実習を増やすことが必要になります(呪術だから手順の手抜きは許されない)。
そして患者がレメディーの効果を信じていることが何より必要でしょうか……結構難しそう。

mameyomogi15mameyomogi15 2010/08/13 12:29 ホメオパシーを利用しようという発想は、彼らに「有効な医療」というお墨付きを与えるだけにしかならないと思います。
医療現場に混乱をもたらす結果になるでしょう。

work_memowork_memo 2010/08/13 12:44 父母ともにがんIII-C発覚で闘病中の者ですが、「がん難民」防止の条件として「一族郎党知人縁者全員がホメオパシーを信じてる」ことも入れてください。
さすがに効くいわれがまったくないものに時間と気力と金を使うのを看過することはできません…

japanjapan 2010/08/13 17:22 NATROM さんもようやくホメオパシーの有益性に気づいてくれたんですね。ありがとうございます。これでホメオパシージャパンのレメディーの売上げも、急速に増えるでしょう。無料宣伝、ありがとうございます。

桜井純一郎桜井純一郎 2010/08/13 18:06 話題と全く離れますが、最新記事でのコメントに書かせていただきます。
「NATROMの日記」が毎日新聞に載りました。
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20100813ddlk33070596000c.html
岡山の地域ニュースの「きび談語」というやつです。名前の紹介だけでありリンクは貼ってありませんけどね。非常に好意的に書かれています。
毎日の記者さんもこのサイトを見ているのですね〜。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/14 03:37 > ホメオパシーの有効使用は、患者の自己決定権とのトレードオフになる。ホメオパシーが伝統的な医療である欧州で、ホメオパシーが公的保険から外される動きが出てきたのは、患者の自己決定権が重視されてきたことも関係があるのではないか、と個人的には考えている。

この件考えると、このエントリーの言っている皮肉さ風味が増すような。
日本が、まだまだ自己決定については未熟な場合がある、という事になる。

いずれにせよ、パターナリズムを欲している人にしか有効ではないし、そのパターナリズムは、療法というより、医師への信頼、ですよね。
...という事は別に、それがビタミン剤だっていいわけで、特定の代替療法でなくても良いと思います。(変な医療否定の主張をしている療法に接近するのは、逆に害があると思いますよ。)

> work_memo さん
さて、ちょっとだけ見ましたが、ハイパーサーミアって熱中症の名称ですし、糖尿病って血栓のリスクが高いので、血液濃くしたら、悪影響高いです。
そういう事をしっているのか、知らないのか分かりませんが、そういうのを勧める存在というのは、迷惑極まりませんよね。
(ハイパーサーミア=熱中症 / ハイポサーミア = 低温症、いずれも死に至る事がある、非常に危ない状態の症状名称)

NATROMNATROM 2010/08/14 11:10 温熱療法は、一応は保険適応通っていますし、RCTもされているようです(盲検化は無理だろうな)。ホメオパシーと並べるのは、わかっている患者さんにとってはむしろマイナスイメージになりますよね。

sakichansakichan 2010/08/14 23:53 ホメオパシー信者ではないのですけど、「薬理効果なし」には例外があって、そこを間違えると重大な結果を招きかねないので一応。

ホメオパシー以前からのヨーロッパの伝統薬でArnica Montanaという植物の成分を使ったものがあり、クリームやGelなどの外用薬の形で打ち身などの痛み止めに使われています。ホメオパシーでも、このクリームやGelは、濃度は伝統薬より低いようですが、「分子がない」レベルまで希釈されてはいません。これの外用薬としての有効性についてはさておき、内服すると外用薬と違って吸収良く全身に回るので、かなりの毒性があり、ホメオパシーでのクリームでも例外ではないようです。「ホメオパシーのレメディ」として飲むArnicaは別にあって、こちらはなるほど砂糖玉に過ぎないようですが。

また、FDAのサイトには、Arnica Cream と言っておいてイブプロフェンを入れている製品に対する警告状が複数掲載されています。

検索したらLance Armstrong財団のサイトにも、やや詳しい一般向け解説があったのでとりあえず。
http://www.livestrong.com/article/145339-side-effects-of-arnica-cream/

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/15 03:58 前のコメントが意味不明な感じになってますが、
ひとまずフォローがはいってたので、そのままにしておきます。
(ホメオパシーが入ってたので、温熱療法まで代替療法と勘違いしました。すみません。)

お詫びに下記リンクなど。
> がんの温熱療法
> http://www.taishitsu.or.jp/hyperthermia/

なお、ホメオパシー自身で問題発生した内容としては、ここらへんなんかも。
> http://transact.seesaa.net/article/159074533.html

NATROMNATROM 2010/08/15 10:52 温熱療法が標準医療かと言われればそうでもないわけで(「標準医療」の定義次第ですが)、「あとちょっとで標準医療になりうる代替療法」ぐらいの位置づけでしょうか。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/15 18:18 まあ、各所の記載みても位置づけが微妙な感じが...。(一応、保険範囲には入った、という感じですね...)
> 温熱療法

mm 2010/08/15 20:45 NATROM先生は何やらショッカーもどきの悪の集団だそうです!
このブログも「コンピューター技師」に頼んで書いてもらってるそうですw
ttp://blogs.yahoo.co.jp/tetsuyajpn/50005351.html

KKKKKK 2010/08/15 22:48
> 現代医学を否定するホメオパシー団体が、ホメオパシーを有効利用する可能性を殺したのだ。

ホメオパシーを有効利用することは可能です。(誰かが)ホメオパシーを有効利用する可能性を殺したということは、ありません。今からでも十分にプラセボ医療は実行できます。それは本項で示したとおりでしょう。ホメオパシー団体はそれを邪魔する能力をもちません。

> 「ホメオパシーを有効利用しよう」というメッセージは、こうした現代医学を否定するホメオパシー団体に悪用されるであろう。

このことはホメオパシーの有効利用を妨げる理由になりません。モルヒネを悪用する人がいるからといって、モルヒネの有効利用が妨げられるわけではありません。他にも、包丁とか、青酸カリとか、ダイナマイトとか、いろいろあります。

「ホメオパシーを有効利用しよう、ただし現代医療のもとで(医師のもとで)」と語れば、それで済むことです。もちろん、NATROMさんも、そう語ることができます。ホメオパシー団体に悪用される心配はありません。

NATROMNATROM 2010/08/16 08:17 モルヒネ並みの管理ができれば、ホメオパシーも安全に利用できるでしょうが、それだけのコストをかける意味がありますか?モルヒネと違って、ホメオパシーは代替可能です。セルフケアであれば「痛いの痛いのとんでいけ」、医師の利用なら漢方など。これほど強く現代医学否定と結び付いていなければ、コストをかけないホメオパシー安全利用も可能だったかもしれないのに。

KKKKKK 2010/08/16 16:33 ただのプラセボを処方するには、モルヒネ並みの管理は必要ありません。ビタミン剤程度の管理で十分です。

また、ホメオパシー思想そのものは、モルヒネ並みの管理の必要がありません。すでに悪しき思想が流布しているので、それに対抗する正しい思想を流布させることは、改善になっても、改悪にはなりません。ホメオパシー思想そのものは、一般薬程度の管理(医師の管理)で十分です。

NATROMNATROM 2010/08/16 17:26 >ただのプラセボを処方するには、モルヒネ並みの管理は必要ありません。ビタミン剤程度の管理で十分です

ホメオパシーが、これほど強く現代医学否定と結び付いていなければ、そうですね。


>ホメオパシー思想そのものは、一般薬程度の管理(医師の管理)で十分です。

ホメオパシーが、これほど強く現代医学否定と結び付いていなければ、そうですね。

「それに対抗する正しい思想を流布させる」ことにもコストがかかります。さらに、「レメディには薬効もないこと」を同時に流布させざるを得ませんので、そうなるとエントリーで書いたホメオパシーの有効利用の効果は激減するでしょう。

KKKKKK 2010/08/17 14:17 > 「それに対抗する正しい思想を流布させる」ことにもコストがかかります。

このことはどっちみち必要なコストです。NATROMさんが今やっているとおり。
ホメオパシーを公的に認可するからといって、別途加算されるコストではありません。

> さらに、「レメディには薬効もないこと」を同時に流布させざるを得ませんので、そうなるとエントリーで書いたホメオパシーの有効利用の効果は激減するでしょう。

最初からプラセボ効果と告げておけば問題ありません。それを科学的に理解する人は、もともと利用しません。それを科学的に理解しない人は、利用しますが、ホメオパシーの有効効果があります。つまり、利用する人に限っては、効果があります。効果が激減するとしたら、ホメオパシーを信じない人ですが、信じない人は、最初から利用しないので、効果の問題も発生しません。

NATROMNATROM 2010/08/17 16:02 ホメオパシーを公的に認可しようとすれば、私が今やっている程度で済む以上のコストをかけて「それに対抗する正しい思想を流布させる」必要があると思いますが?プラセボを期待した治療法を利用したいのなら、別段、わざわざ今現在強く現代医学否定と結び付いているホメオパシーを使う必要はありません。

「それを科学的に理解しない人」が多くいるような状態では、現代医学否定と結び付いているホメオパシーを使うのは危ないですね。別段、わざわざ今現在強く現代医学否定と結び付いているホメオパシーを使う必要はありません。

work_memowork_memo 2010/08/22 16:05 ハイパーサーミアの話をしていただいてありがとうございます。がん治療に関しては黒か白かではなくて、間に色んな灰色があるかなーと思います。
1)標準医療(現代医学ベース。二重盲検で検証済み+国の認可)
2)先端医療(現代医学ベース。まだ検証終わってない。遺伝子組み換えヘルペスウイルスなど。重粒子は2→1?)
3)現代医学の世界観?に基づいた代替療法(活性化リンパ球療法などの免疫療法、ハイパーサーミア、高濃度ビタミンC療法。ムコ多糖類系健康食品も? 検証は部分的)
4)現代医学とは異なる体系に基き、相補的に使われている療法(中医学、鍼灸など)
5)現代医学で明確に「効かない」とされているもの(ホメオパシーやなんとか水)
なんにしても、治療成績とリスク説明はきっちりやって欲しいものです。

2010-08-10 ホメオパスになるためのコスト

[][]ホメオパスになるためのコスト ホメオパスになるためのコストを含むブックマーク

ホメオパシーによる被害者は、レメディによる治療を受けた人だけではない。ホメオパス自身も被害者となりうる。ホメオパシージャパンの関連団体にホメオパスを養成する学校がある。学長は由井寅子氏だ。


■ホメオパシー統合医療専門校 カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー


患者だけではなく、「ホメオパスになりたい人」も、ホメオパシージャパンの顧客なのだ。カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)には複数のコースがあるが、たとえば、「プロフェッショナル・ホメオパス養成コース」は、4年かけて、「日本ホメオパシー財団日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)認定ホメオパスの受験資格」を得ることができる。もちろん、「JPHMA認定ホメオパス」は国家資格ではない。一民間団体の資格に過ぎない。私の見るところでは、「JPHMA認定ホメオパス」の資格には何の価値もなく、CHhomのやっていることはただの資格商法である。

ビタミンKを与えられず代わりにレメディが投与された乳児がビタミンK欠乏性出血によって死亡した件で、損害賠償を求める訴訟を起こされた山口市の助産師は、JPHMA認定ホメオパスである。報道によれば、この助産師は「錠剤には、ビタミンKと同じ効用があると思っていた」そうである。もちろん、錠剤には何の効用もなく、だから乳児は死亡した。この助産師だけの問題ではないことは、JPHMAおよび関連のウェブサイトからわかる。「JPHMA認定ホメオパス」であることは、最低限の現代医学の知識を持っていることの保証にならないだけでなく、むしろ積極的に間違った知識を持っていることの目印になるだろう。さて、この「JPHMA認定ホメオパス」の受験資格を得るためにいくらかかるか?


f:id:NATROM:20100810155548j:image

ホメオパシー統合医療専門校 カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシーのページ*1から引用


「4年制パートタイムコース」では、入学金15万円、年間授業料95万円(一括なら90万円)。4年制というから、15万円 + 90万円 × 4 = 375万円といったところ。金額だけでなく、授業時間等の、時間のコストも支払うことになる。安くはない。以前、ホメオパスを目指す人のブログを読んだことがある。「学費は高いけど、頑張ってホメオパスになる」とあった。なけなしのお金を出してホメオパスになった人もいるだろう。

ホメオパシー団体の中にいたら、ホメオパシーの明るい未来しか見えないかもしれない。しかし、ホメオパシーは、代替医療の中でも、「効かないという証拠がある」レベルのものである。本場のヨーロッパ諸国でも、公的保険から外される動きが出てきており、日本でも乳児が死亡した事件で耳目を集めつつある。ホメオパスの資格で食っていける保証はどこにもない。また、報酬を得て他人を「治療」していれば、損害賠償のリスクもある。けれども、何百万円も出して資格を得た以上、彼らは容易にホメオパスを辞めるわけにはいかない。「てんかん(癲癇)と生きる」というブログの■今ホメオパシーから離れつつある人たち。「私はこれから一体どうしたらいいのだろう」の声。というエントリーでは、いったんホメオパシーにはまった人が、ホメオパシーから離れることの困難さが論じられている。「ホメオパスになるために費やしたコスト」が、その困難さの理由の一つとなるだろう。



関連記事

■ホメオパシーについて朝日新聞が詳報

■「代替医療のトリック」

*1:URL:http://www.homoeopathy.ac/03courses/part-time_jp_uk.php

mimonmimon 2010/08/10 23:31 > CHhomのやっていることはただの資格商法である。
これには、気づきませんでした。
「業務提供誘引販売取引」とみなすと、
http://www.no-trouble.jp/#1232542417973
「実際のものより著しく優良であり、もしくは有利であると人を誤認させるような表示」に該当する可能性も考えられますね。
いや、ホメオパシーの事を私は、「霊感商法」のほうだと思っていましたから、詐欺罪にまでは問えないだろうと感じていました。

att460att460 2010/08/11 00:29 >「業務提供誘引販売取引」

資格を取れば仕事を回します等と言っていませんから、さすがに、それは難しいかと。

#法律は実態で判断されますが、そう取られる実態が無いと言い切る
#自信はありませんが(^^;;

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 05:12 資格商法というか、いわゆるなんだっけ、これ違う名前があるように思うのだけど名前を失念中。後で思い出したら書きます。日本独自の形態があるのよ。
こういう名前をあげるよ、って商法は。

zororizorori 2010/08/11 06:36 世のため人のためという善意からホメオパスの資格を取ろうとする人も多いでしょうが、資格商法というのは基本的に「儲かりますよ」と言って商売するわけですね。マルチも同様。

資格とは関係ありませんが、私の身内はペットを売る商売をしていて、お客に売る時に、「子犬が産まれたら、高く売れますよ。」と欲に訴えるようなことを言ってました。こうしてブリーダーを増やしていくわけですが、これって殆どマルチだったと今になって気づきました。40年も前の思い出。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/11 07:45 日本ホメオパシー医学協会には「ホメオパス職業保険(ホメオパス向賠償責任保険)」があります。

>認定会員:適正なホメオパス活動範囲内でクライアントとの間で生じたトラブルで生じた損害
>◇職業保険適応に必要な条件    
>1.クライアントからの同意書の取得
>   ホメオパシー療法を理解して、本人の意思により、健康相談会を受けることが必要
>  ・ クライアントが成人:本人の同意
>  ・ クライアントが未成年:保護者の同意
>  ・ クライアントが精神疾患等:成人であっても家族の同意
>2.クライアントのとらのこ会への入会
>   ・ホメオパシーを理解し、啓蒙を深める特定の会員制をとっている会員特典としての実施が必要
>  ・ 健康相談会の実施前にクライアントがとらのこ会への入会が必要
>3.インフォームド・コンセント

今までの情報だと上記の条件に山口の認定ホメオパス助産師は適合しないと思います。
負ければ自腹でしょう。

kimukimu 2010/08/11 07:50 士(さむらい)商法…

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 08:04 ちなみに途中返金に応じているのでしょうね?
国民生活センターにはこういう事例があります。
> 中途解約を認めない資格取得学校
> http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200404.html

NATROMNATROM 2010/08/11 08:30 >上記の条件に山口の認定ホメオパス助産師は適合しない

そのようですねえ。おそらく、同意書まではとっていなかったでしょうから。「職業保険」は、形だけで、保険金を払う気はさらさらないように見えます。ただ、「お前はプロフェッショナルホメオパスなのに、クライアントからの同意書を取得していなかったのか」という批判には使えるかもしれません。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 08:32 ただ、販売商品がクリーングオフ対象じゃない、とか言ったりして。
まあ、うさんくさいところはクーリングオフには応じないので、その主張したら、自己証明になってしまいますが。

ちなみに、これは内職商法系の情報だけど
> http://www.cooltatujin.com/tokusyu/meikan.html

で、これはいわゆる業務提携というか、業務サポートをうたって、資格を学ばせる形態をとる。フランチャイズ系の話ですね。
資格名を前面に出して、「それをとったら売上が上がる!」と強調するような、営業トークをしている場合には、これが傾向として該当とすると思いますが、いわゆるそれを業として、資格学習商材を販売しているわけではない(業務斡旋として義務は負っていない)と思います。

そういう意味では立件は難しいと思いますが、そういう傾向を持つんだよ、と警告していくのは、今後のニセ医療の蔓延を防ぐためには効果的だと思います。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 08:41 詐欺罪での立件というのは非常に難しいです。
民事訴訟で損害賠償でも、明確に詐欺と言い切っての訴訟は難易度高いでしょう。
やはり、自己損害の賠償がメインだと思います。

で、日本独自という傾向の言葉、思い出しました。
「家」制度です。**流とかいうやつ。日本はこれが多くて、まともなのなら、結構な名家になるのですが、うさんくさいのだと、名が文字通り、地に落ちる、という。

今件がどっちかは、言うまでもないですね。(苦笑)
まあ、一部の信者には、いわゆる認知不協和の自己解消(理由づけの変更、認知結果の過去遡及変更)が起こるので、全然主義は変更しないでしょうけど。

emmy_hilanderemmy_hilander 2010/08/11 09:06 「サンクコスト(回収不能コスト)の呪縛」という言葉があります。
失敗を認められず、元を取ろうとしてさらに墓穴を掘る行為のことです。
ホメオパシーの怪しさに気がついた方もこの言葉の意味を噛み締めれば取るべき道が見えると思うのですが…。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/11 10:11 また日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)認定ホメオパスは更新制です。
更新には、3年ごとに15ポイント必要となっています(余分にとっても持ち越しは不可)。
ポイント対象はこれら。
>1.海外講師による講義(JPHMA主催、RAH主催)
>2.ホメオパス強化学習(RAH主催)
>3.JPHMAコングレス
>4.国際シンポジウム(JPHMA主催)
>5.卒業生のRAH英国スクーリング参加
>6.RAHフルタイムコース、イブニングコースの講義
>7.その他、JPHMAが理事会において認める講義
1日講義=1ポイント(ただし6hr以上、それ以下の場合0.5ポイント)
JPHMAコングレスは自動的に参加出来るようですが、それ以外は不明です(でも多分有料でしょう)。

NATROMNATROM 2010/08/11 11:02 >日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)認定ホメオパスは更新制

まるで認定医制度のような悪徳商法ですね。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 11:59 ギャンブラーの自己破滅の論理ですね。
ギロビッチが投資論で本を書いていた、と思います。
> サンクコストの呪縛

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/11 12:04 悪質ですねえ。
しっかし、受講生は自身の呪縛に気がついているのだろうか?
> 更新制、ポイント必要

桜井純一郎桜井純一郎 2010/08/11 22:10 >英国スクーリング時の授業料
英国への移動費も含まれるのなら、まあまあな値段かと思うのですが、どうせきっと移動は自腹なんでしょうね。つまり、認定を受けるまでにかかる費用は(+英国までの交通費×必要回数分)になりそうな気がします。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/08/12 09:13 ホメオパシー統合医療専門学校(CHhom)の英国スクーリングは
期間:5日間(日本⇔英国間の移動を含め8日間)
参加対象:1年生(2回以上参加希望は+往復の交通費、宿泊費、授業料5万円)
参加費:約250,000〜300,000円(含往復の交通費と宿泊費)
こんな感じです。
つまり1年生は授業料として前払い、その後はその都度自腹ってことですね。

桜井純一郎桜井純一郎 2010/08/12 17:52 うさぎ林檎さん、ありがとうございます!
そうだ、調べれば書いてありますよね。反省します。
と、上のリンク(■ホメオパシー統合医療専門校 カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)を調べてみましたが、やはり別料金だと思います。
「英国スクーリング」内、一番下の記述で
>【参加費】 約250,000〜300,000円
>※参加費には、往復の交通費と宿泊費が含まれています。
>※参加費は、参加人数や為替レートにより、多少変動します。
>※授業料は年間授業料に含まれているため、1回目の参加の場合は不要です。2回以上参加の場合、別途授業料5万円が必要となります。
とありますので「参加費としての約250,000〜300,000円」は何年次でも必要で、それ以外の「授業料としての5万円」は初年度のみ学費に含まれている、と読みました。
なお、英国5泊8日の交通費宿泊費で約250,000〜300,000円という料金自体は高くはない(安くもないけど)と思います。宿泊が学生向け共同宿舎みたいなのなら高いと思いますけどね。

chainsawchainsaw 2010/08/13 02:34 luckdragon2009さん>
>「家」制度です。**流とかいうやつ。日本はこれが多くて、まともなのなら、
>結構な名家になるのですが、うさんくさいのだと、名が文字通り、地に落ちる、
>という。

「家元」制度のことですか? 

 #まともな家元なんてのがあるかどうかはまあサテオキ。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/13 07:38 あ、元が抜けてましたね。
「家元」制度です。

まあ、「まとも」というより、「評価が高い」程度に捉えていただければよいかと。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/13 07:43 香道あたりは、それなりに、まあ評価もあるんですけど、絵とかになると、すさまじく胡散臭いのが(全員同じ構図で同じ絵を描く)。

そういう同じ事をやらないと評価しない、というようなところとか、代替医療と似たような図式が。

2010-08-05 ホメオパシーについて朝日新聞が詳報

[][]ホメオパシーについて朝日新聞が詳報 ホメオパシーについて朝日新聞が詳報を含むブックマーク

本日(2010年8月5日)、朝日新聞が、紙面およびウェブにて、ホメオパシーについての記事を掲載した。まず、ウェブ版をリンクする。


■asahi.com(朝日新聞社):「ホメオパシー」トラブルも 毒薄め妊婦や乳児に処方 - アピタル(医療・健康)*1


紙面のほうは、見出し、及び、記事の一部が異なる。紙面はこんな感じ。


f:id:NATROM:20100805111349j:image

代替療法 乳児トラブルも


記事の内容は、ほぼ文句のつけようがない。7月上旬に各助産師が提訴されたことを各紙が伝えた記事では、「自然療法」とだけあって、「ホメオパシー」という言葉はなかった(後に読売新聞は7月31日の解説記事で「ホメオパシー」について言及した)。本日の朝日の記事では、記事見出しに明確に「ホメオパシー」と書かれている。「推進団体の日本ホメオパシー医学協会」と、団体名を明確にしたことも評価する。これまでの報道では、「予防接種などを否定する傾向の強い普及団体」「自然療法を提唱する民間団体」「自然療法の普及に取り組む団体」などとされ、団体名は明記されていなかった。

英国議会が保険適用の中止を求める報告書を出したこと、日本助産師会が主催でホメオパシーの講演会が行われたことは、7月31日の読売新聞の解説記事でも触れられた。今回の朝日新聞の記事では、それに加え、「豪州では、重い皮膚病の娘をレメディーのみの治療で死なせたとして親が有罪となった例や、大腸がんの女性が標準的な治療を拒否して亡くなった例」について述べられてある。また、長妻昭厚生労働相がホメオパシーについて研究に積極的な発言をしたことも言及している。

朝日新聞は、助産師が提訴された時点では記事にしなかった。推測だが、朝日新聞は助産師が提訴された時点でも取材を行っていたが、第1回口頭弁論を待って記事にしたのであろう。時間をかけただけあって良質な記事になっている。一般読者や新聞記者にとって、ホメオパシーはあまりなじみがない代替医療であるから、十分な情報を集めてから記事にするという選択も合理的である。今後、毎日新聞および読売新聞にも、詳細な記事を期待したい。

ついでながら、私の把握している範囲で、時系列順にマスコミの記事を紹介する。以下は適宜追加するかもしれない。また、漏れがあればコメント欄等で教えていただければ幸いである。



7月9日


7月10日


7月31日


8月5日


8月6日


8月11日


8月15日


8月18日


8月24日


8月25日

*1:後に『「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が事態調査』に見出しが変更されたようだ

*2:URL:href=http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20100710ddp012040012000c.html

att460att460 2010/08/05 23:56 お久しぶりです。

あちらのBLOGがらみの話ですが、私は気が小さいので、こちらにこそっと。

アルミニウムをアジュバント(免疫原性を高める薬)に用いたプレベナー水性懸濁皮下注という小児用ワクチンが最近認可されています。

#あちらの方はそこまでご存知か判りかねますが。

子どもと肺炎球菌.jp
http://haienkyukin.jp/

アルミニウムはそれほど気にする必要はない気がします。
「アルミニウムと健康」連絡協議会
http://www.aluminum-hc.gr.jp/p_3/index.html

#煩い厚生労働省が認可したのですから、厳しいレベルでの安全性は
#確保しているでしょう。


それよりも、ワクチンを接種しない場合のリスクのほうが大きいようですね。

Know VPD! - ワクチンで防げる病気(VPD)を知って子供たちの命を守る
http://www.know-vpd.jp/
#確か、最近他サイトで見かけました。

ポリオに関しては、ワクチンの目的は絶滅を目指すという公衆衛生上の要請が接種する理由のようですね。
急性灰白髄炎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%AA
>真の意味での根絶を達成するには、早急に危険な生ワクチンから、不活化ワクチンへの切り替えが望まれる。

yumipapayumipapa 2010/08/06 11:43 日本ホメオパシー医学協会が反論しているようです。
http://jphma.org/About_homoe/jphmh_oshirase0805.html

luckdragon2009luckdragon2009 2010/08/06 12:09 私も告知してましたが、良いサイトですよ。
> Know VPD !

ただ、ネーミングを工夫した方がいいかも。> VPD

nobuotakahashinobuotakahashi 2010/08/07 12:39 上記asahi.comの記事下のリンクにあるブログの「ホメオパシー療法、信じる前に疑いを」という記事が相当突っ込んでいますね。この記者(東京本社科学医療グループ 長野 剛)には期待できます。

att460att460 2016/06/06 10:49 災害は忘れた頃にやってくる?
googleニュース検索で見ると、最近はホメオパシーを推奨する記事が出ていなかったようなののに

何処が相応しいか分かりかねるので、こちらに、

ウーマンエキサイトにホメオパシーを推奨する記事が出ていました。

風邪からメンタルケアまで 自然治癒力を高める「ホメオパシー」って本当にいいの?|ウーマンエキサイト(1/2)
http://woman.excite.co.jp/article/beauty/rid_E1461540911146/

効果があるという前提の記事で、”本当にいいの?”の部分は答えていないというのは...

「厚生労働省の「『統合医療』情報発信サイト」によれば」と一部引用しながら、同サイトのキーポイントに書かれている「特定の症状の効果的な治療法として、ホメオパシーを支持する証拠はほとんどありません。」というのは無視しています。
「同サイトでは「通常医療の治療の代わりにホメオパシーを利用する、または、病的疾患について医療機関を受診することを先送りにするために、ホメオパシーを利用しないでください」と訴えています。」と書かれていることだけは評価してよいかな?

ホメオパシー | 海外の情報 | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/05.html