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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2010-09-28 癌霊1号が白血病に効く!代替医療が標準医療になるとき

[]癌霊1号が白血病に効く!代替医療が標準医療になるとき 癌霊1号が白血病に効く!代替医療が標準医療になるときを含むブックマーク

癌霊1号(癌灵1号/Ailing No.1)」は漢方薬である。いかにも怪しげな名前である。また私がインチキくさいトンデモ医療を見つけ出してきて笑い物にしようとしているのだろうと、読者は思われるかもしれない。しかし、本エントリーは、トンデモでなく、医学の話である。癌霊1号は、超ミネラル水やバイオラバーとは、決定的に異なる。

1970年頃の中国の田園地方では、さまざまな癌に対して、伝統的な漢方薬が使用されていた。他に治療法がなかったからである。癌霊1号も漢方薬であるが、経口投与では重篤な消化管および肝障害の副作用があった。毒性の強いヒ素(亜ヒ酸)を含んでいたのだ。ヒ素は、毒性が強いというか毒薬として使用されていた物質である。さて、ここからがすごい。副作用を軽減するために精製して注射剤とした上で、1000人を超えるさまざまな癌の患者に対して臨床試験を行ったのだ。その結果、いくつかの癌、とくにAPL(急性前骨髄球性白血病)という種類の白血病が、亜ヒ酸による治療のよい対象になりそうなことが判明した*1

ともかく、APLに亜ヒ酸が効くらしいという証拠が徐々に出てきた。1997年、ハルビン医科大学から、Blood誌に、亜ヒ酸のAPLに対する効果についての論文が掲載された*2。医学雑誌の権威はインパクトファクターという数字で評価されることが多いのだが、Blood誌のインパクトファクターはだいたい10ぐらいで、かなり良い部類に入る。血液内科系の雑誌では一番良い。論文の内容は、標準的治療のオールトランスレチノイン酸 (ATRA)の治療後に再発したAPL患者に亜ヒ酸を使用したところ、10例中9人に完全寛解が得られた、というもの。1997年の時点での中国における再発APLに対する亜ヒ酸以外の治療(ATRAまたは化学療法)では、寛解率は40%以下であったから、これは著効といっていい。

この報告を受けて追試がなされ、効果が確認され、亜ヒ酸製剤は、2000年9月にアメリカで承認された。日本でも、2004年10月に保険承認を取得した。商品名はトリセノックスという。最近では、再発患者だけでなく、初発患者に対しても使われることがあるという。ヒ素による白血病治療は、もともとは癌霊1号という漢方薬であったものが、証拠を積み重ねることによって、代替であることをやめ、標準医療になったのだ


f:id:NATROM:20100928163708j:image

■急性前骨髄球性白血病治療剤「トリセノックス注10mg」 の新発売について | NEWS 2004|日本新薬株式会社より引用


癌霊1号の話から得られる教訓はいくつかある。その一つは、漢方薬だろうとヒ素だろうと、効果が証明されれば標準医療に取り入れられるという点だ。代替医療に好意的な人たちはしばしば、「たとえ効果があっても、西洋医学以外の医療は否定されてしまう」と主張する。彼らの好む医療が採用されないのは、効果がないからではなく、「西洋医学以外の医療はダメだ」というイデオロギー的な理由によるのだと、そう言いたいらしい。

だが、「癌霊1号」という怪しげな漢方薬が出自であっても、検証され、効果が確認されたら標準医療に採用されたではないか。一方、ホメオパシーは西洋由来だが採用されていない。効果がないからだ。150年前の西洋医学ではどんな病気にも瀉血療法や水銀療法がなされていたが、現在の標準医療には採用されていない。効果がないからだ*3。標準医療の採用基準がイデオロギー的だ、というのは、ある意味その通り。しかし、そのイデオロギーは、代替医療に好意的な人たちが想定してるものと異なる。標準医療のイデオロギーは「効果のあるものは採用」である。

癌霊1号の教訓は、「効果がある」と証明するにはどうすればいいのか、ということも教えてくれる。1997年のBlood誌に載った論文は、二重盲検法による研究ではない。RCT(ランダム化比較試験)でもない。非ランダム化比較試験ですらない。亜ヒ酸以外の治療を行った対照をとっていない。別の論文を引いて、当時の中国での再発APLの寛解率が40%以下であることを示しただけである。症例数は15例で、うち5例は他の治療法との併用であり、亜ヒ酸単独治療は10例のみである。薬物動態学的研究との合わせ技があったこともあるが、これでかなり良い医学雑誌に掲載されるのだ。もちろん、先行する研究があってのことである。また、1997年のBlood誌の論文だけで効果があると証明されたことにはならない。いくつもの追試がなされて、「効果がある」と証明された。

「○○療法の論文がないのは、大規模臨床試験でもない限り医学雑誌に掲載されないからだ」などと言い訳する代替療法家は、100%インチキだとみなしてよい。一例の症例報告でも、雑誌を選ばなければ、どこかの医学雑誌には掲載される。まともな代替療法の研究家は、ちゃんと論文を書く。レベルとしては低いものの、症例報告もエビデンスであるとされる。真に○○療法に効果があるのなら、症例報告を積み重ねることからはじめれば、検証され、癌霊1号のようにいつかは効果が証明されるであろう。インチキ療法家は、症例報告すらせずに、一般書籍やウェブサイトでしか自説を主張しない。「効果がある」と証明する気がないのであろう。



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■抗癌漢方薬カイジ ちゃんと論文を書く人たち。論文になるような代替医療は、概ね、効果が限定的である。

■何でも治る超ミネラル水。野島尚武博士が熱い! 症例報告すらしないレベルの代替療法家の例。

■ニセ科学を見抜く練習問題(「バイオラバー」応援サイトから) 一般書籍やウェブサイトでしか自説を主張しない例。

*1:「いくつかの癌」以外の患者はどうなったんだろう?さすが中国と思った。

*2:Shen ZX et al, Use of arsenic trioxide (As2O3) in the treatment of acute promyelocytic leukemia (APL): II. Clinical efficacy and pharmacokinetics in relapsed patients., Blood. 1997 May 1;89(9):3354-60.

*3:多血症などの一部の病気には瀉血は採用されている。効果があるからだ

kubotakubota 2010/09/28 18:20 非常に分かりやすいエントリーで勉強になります。
以前恩師に「EBMの概念によって、代替医療は標準医療と同じ土俵に立てた(メカニズムが不明であっても、効果があれば認められる)」と言われたことを思い出しました。
また、「一例報告ではEBMは薄いが、それが集まれば症例集積となり、効果がありそうなら大学などで臨床研究が出来る」との話も一緒にされていました。
自身の治療方法に効果があり患者さんのためになると信じているなら、まず現代医学の中で認めて貰うことが重要でしょう。それが真に患者さんの利益につながると思います。治療に対する思想が異なるから認められることはない、又は認められなくて良いとする姿勢は真摯な態度とは言えないでしょう。(とはいえ、僕自身も研究・発表に携わっていないためにあまり偉そうなことは言えませんが・・・)

うさぎ林檎うさぎ林檎 2010/09/28 18:22 先日の日本ホメオパシー医学協会のサバト…じゃなくてコングレスで記念講演では
"セントマーガレット病院で統合医療を実践し、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)で、臨床病理についても講師をされている酒向猛医師"

"腸造血説「千島学説」"

"日本綜合医学会理事で、自然治癒力を触発する血液循環療法の日本での第一人者であり千島学説を研究するメンバーの1人、大杉幸毅学院長"

"現代医学では取り扱われない「汚血」の改善"
のお話をされたました。参加者の感想を拝見しますと「千島学説」大人気です。
でもここで発表しても仕方がないというよりも逆効果ですね、認められないのは陰謀のせいと謂えば信じてくれるので気分がよいのでしょうけれど。

7$¥ナナシー7$¥ナナシー 2010/09/28 18:26 「代替医療のトリック」からの受け売りですが、キニーネやアスピリンも民間医療だったものが標準医療に取り入れられたものですね。
癌霊1号のような例はさまざまな民間医療が研究され発見されるに連れ珍しくなっていくので、現代にその例を求めるのは難しいわけですが、過去の例を都合よく忘れる代替医療の連中は度し難いです。

たまたま 2010/09/29 00:44 こんばんは、ずっとROMでしたが、初めて書き込みさせていただきます。
たまと申します。いつも切れ味の鋭い記事、楽しみに読んでおります。
先日の、ニコ生のご出演お疲れ様でした。

あ、うさぎ林檎さんも、いらっしゃる。こんばんはです。
突然書き込んでしまってすいません。
今は看護師の職を離れていますが、勤務していた病棟は血液内科も含む混合病棟で
BMTもおこなっておりました。
APLもまれではありますがBMTをおこなっており、NATROMさんの
「癌零一号」の記事、感慨深いものがありました。

私が勤務していた頃、DRから「APLの患者さんにビタミンAが、効果があるっていう論文が中国で発表されたらしいよ。」という情報と、それについての記事を勉強会で
教えてもらった事がありました。
その時は「ビ、ビタミンA?うーん・・」とみな半信半疑だったのを良く覚えています。その後職は離れてしまったのですが、今確認してみるとビタミンAも
ちゃんと効果が認められて標準治療化されているのですねぇ・・。
しかし、ビタミンAといい、癌霊一号といい、発想の大胆さに、驚かされます。

残念ながら私がいた当時で、APLの患者さんのBMTの成績は芳しくなく
悲しい結果となる事があったのですが、癌霊一号が、もし当時にあったら・・・と。
BMTを選択するまえに、癌霊一号で抑えられる事もあったのかも、と。
「もしも」は考えてもどうしようもないですが、当時の患者の顔を思い出したりして
色々考えてしまいました。
医学の進歩ってすごいなぁ・・としみじみ思いますし、標準医療は大胆かつ、誠実なものだとも、改めてしみじみ思ったです。勉強になりました。

えっとえっと 2010/09/29 07:00 アメリカが認可したってことを、日本の現状とすりかえてもらっても困るでしょう。日本の現状に対して、日本の医学業界が科学的にとらえていないだけです。ようするに、世界の中で、日本の医療現場が一番遅れているってことですよ。遅れているから、日本の民は、それぞれ勝手になり科学を信頼しない層が厚くなるんですよ。それと、最先端であるアメリカの医療業界は、めちゃくちゃなこともやっています。

t_ft_f 2010/09/29 07:21 やりました、ついに吉村医院が世界進出でつよ。

女性器での性的快感を出産・性交で率直に表現したことに驚愕の声!河瀬直美監督『玄牝-げんぴん-』
http://www.cinematoday.jp/page/N0027114
同作品は愛知県岡崎市で自然分娩を推奨している産婦人科医・吉村正が院長を務める吉村医院に、河瀬監督が16ミリフィルムを片手に約1年間密着したドキュメンタリー。院内に「古屋」と称する江戸時代の茅葺き小屋を移築し、そこで薪割りやぞうきん掛けなど心身共に鍛えながらお産を迎えるという昔ながらの出産に、スペインの記者たちも興味津々。先に行われた記者会見では、通常は30分程度で終了してしまうところ、今回の映画祭の目玉ジュリア・ロバーツが出席した会見並の約1時間に渡る熱心な質疑応答が行われた。

antant 2010/09/29 07:40 釈迦に説法、と思いますが追加で。
CPT-11も素を質せばカンプトテシンで、それは中国原産の喜樹から抽出された物質。
喜樹は後宮で毒殺に使われていた、と言う謂れがあると聴いた覚えも。
なんかヤヴァイ物だな、と言う所から始まり、今では化学療法の標準薬の一つとなっております。
またATRAも中国(上海)から報告が出、それを名古屋の血液の先生が追試し、今ではAPL治療の標準薬と。
>えっとさんが仰りたい事が何かわかりかねますが、日本でも普通に研究、検証がなされ、効果有りとなれば承認されています。
低用量エリスロマイシン治療なんかもその典型。
臨床現場は効けば良いんですよ。
裏を返せば効くから標準治療になるし、効果が劣るから代替にしかならない。

NATROMNATROM 2010/09/29 09:00 もともと伝統医療だったり、最初は少数のグループしかしていない医療だったりしたもので、現在は標準医療に採用されたものは、探せば他にもいろいろありますよね。なんと言っても、癌霊1号は、名前のインパクトが絶大なので紹介しました。

えっとさんへ。日本では、世界標準の医療がなかなか保険適応にならない、という点はあるかもしれません。「日本の医学業界が科学的にとらえていない」というよりも、医療制度の問題の方が大きいと思いますが。医療費の問題と、副作用に対する世論の厳しさが、新しい医療を受け入れる障壁になっています。それでも日本の医療制度は、アメリカ合衆国に比べればずっと優れていますけどね。

くろすくろす 2010/09/29 09:45 本項は NATROM さんが書いたフィクションなのですか? それならばすべて NATROM さんに著作権がありますね。
もし事実であるならば、 *1  などの出典が必要です。出典もなしに自分の意見のように書くと、著作権法違反です。

NOV1975NOV1975 2010/09/29 10:25 出典ある部分はちゃんと書いてあるし、自分の意見=フィクションでもないし、一体何が言いたいんでしょ。

ぺであぺであ 2010/09/30 08:00 くろす様
>出典もなしに自分の意見のように書くと、著作権法違反です
これは事実でしょうか?非常に興味があります。出典をお願いします。

ぺであさまへの回答ぺであさまへの回答 2010/10/01 11:18 著作権法48条ではだめでしょうか? 1項に32条(引用)のときは出所明示、2項に著作者名明示の記載があります。
では32条はどうか? 法文には「公正な慣行」とあるので、文化庁のルールにとりあえず従うと、「出典もなしに自分の意見のように書く」のは引用ではなく、著作権法違反となるようです。
超横レスかもしれませんが、NATROM先生も気にされる場面があるようなので。

匿名希・望匿名希・望 2010/10/01 13:26 それは著作物に対してのみでしょう>著作権法
単なる事実の記載なら出典は義務ではありません。
#勿論信憑性には関係しますが

ぺであさまへの回答 ぺであさまへの回答 2010/10/01 14:53 私は、このエントリが著作権法に違反していると考えているわけではありません。
誤解を招いたなら、お詫びいたします。
匿名希・望さまの書かれた著作権法の解釈は正しいと考えます。

なまけものなまけもの 2010/10/02 00:15 くろす氏はコメントに出典を示してませんから、くろし氏ご自身の理屈に従えば、そのコメントはフィクションか著作権法違反かどちらかということになりますね。
ご本人が、コメントの不備をわびて出典を追記するとかならともかく、別の方が横から情報提供しても、ぺであ氏への回答としてはあまり意味がないのではないかと思います。

海 2010/10/02 09:39 このサイトをいつも楽しみにしている者ですが……。

結局、くろすさん(=ぺであさまへの回答さん?)は何を言いたかったのでしょうか?何の問題もないことを、著作権法『違反』とさも問題があるようにコメントされています。また、『誤解を招いたなら』と書かれていますが、何をどう誤解を招いたと考えているのかさっぱり判りません。
この稿は著作権法に違反しているから問題あり、というのは明らかにくろすさんの誤解です。「誤解を招いた」と人のせいにする問題ではないと思うのですが。

e10goe10go 2010/10/02 09:43 >くろす 2010/09/29 09:45
のコメントは、
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100924#c1285605758
このコメントへの当て付けコメントではなかろうか。

ゆんゆん探偵ゆんゆん探偵 2010/10/03 12:41 当てつけのつもりなんでしょうけど、まるで当てつけにもなっておりませんね。大本の話は著作権法下における「引用」の扱いについて。「引用」とは、著作者の許可を取らずに著作の一部をコピペしていい例外条件を規定しています。「引用」と認められるおおよその条件(裁判で争ったりすると、ケースによって判断は揺れます)が、「引用文は主文の半分以下」「文章構造として引用文が主文に対して従属する構造であること」です。このエントリがまるまるどこかからのコピペだと言うなら当てつけにもなりますが、別にそういう事でもないので、なんともかんとも。

ゆんゆん探偵ゆんゆん探偵 2010/10/03 12:46 考え方としてはあくまで「引用文が論評目的の引用であり、その文章自体を無断で転載することが目的かどうか」がポイントですので、引用文が主文の半分以下に抑えられているようなケースでも、転載それ自体が目的なことが明らかな場合は、引用と認められない事があります。たとえば小説の全文をまるまるコピペして、合間合間にアリバイとしての「感想」を文字数だけは元の文を越えるように挿入した文書を作っても「引用」とは認められないでしょう。つまりは「ケースバイケース」。

ぺであさまへの回答ぺであさまへの回答 2010/10/04 10:34 私は「くろす」さんではありません。混乱を招いたことをおわびいたします。(同一人物なら、この板では、それだけで重大なルール違反です)
「超横レスかもしれませんが、NATROM先生も気にされる場面があるようなので。」と書いたのは、「e10go」さんの書かれたようなことが頭にちらついたからです。
荒らしに下手に対応する形になったことを改めておわびいたします。

信州信州 2010/10/05 21:59 やっと串を覚えたのかな

pikapika 2010/10/06 11:37 私も、「くろす」さん=「ぺであさまへの回答」さん なのかしら、と疑念を抱きながらROMしていた1人のなので、上記(10/4 10:34)の「ぺであさまへの回答」さんのコメントを読んで、すっきりしました。

NATROMさん、

先日は、「ニコ生シノドス」のご出演、お疲れ様でした。
内容の大方が、こちらのブログのエントリーやコメント欄で既出の話だったので、読んできた私にとっては解りやすかったです。
1つ驚いたのが、厚生労働省(統合医療学会プロジェクトチーム)が作成した「表1 相補・代替医療の分類(CAMの分類 )(I)」と見たとき、「環境医学」が、標準医療ではなく代替医療との位置付けにあることを初めて知り、愕然としました。患者の1人としては、臨床環境医の先生方には研究や症例報告、論文の提出など今以上にご尽力いただいて、科学的根拠に基づいた診断方法や治療法が確立され、代替医療から標準医療になる日を願うばかりです。
病院の検査結果が出ましたので、いつもの所に書いておきます。参考になさってください。

ぷーすかぷーすか 2010/10/08 23:14 漢方やサプリにも画期的に効くものがあるね。経験済み。
主治医とも相談と経過報告をしながらためしてる。自分の体で人体実験ね。
ところで、NATROM先生にネットで診療相談ができるんですかな?
なら、私も一つお願いしたい。どこにカキコするのですかな?

NATROMNATROM 2010/10/09 08:21 積極的に診療相談はやっていません。ネットで診療相談されても、だいたいは、「主治医に聞け」で終わりますし。

ゆんゆん探偵ゆんゆん探偵 2010/10/09 10:47 ネットで気軽に医療相談を受けている医者がいたら見識を疑った方がいいと個人的には考えています。患者が自覚的に話す文字情報だけで何らかの判断を下すなんて恐ろしすぎる。というか、気軽に医療相談を受ける自称医者が実は医者でもなんでもなかったなんて事例もありますのでご注意を。

ぷーすかぷーすか 2010/10/09 10:59 ゆんゆん探偵さんのおたっしゃるとーりだ。

NATROM先生、 ガチで聞いたわけじゃないの。
なのに、どぉもです m(__)m 

ネットで相手の様子も見えないのに診療受付すると言われたら、逆にどーしょっかなとおもたよ。

転院の度の「主治医の追っかけ」 続行中なもんで!

医学科2年生医学科2年生 2010/10/11 13:20 医学科2年生のものです。素晴らしいエントリーでした。今後も楽しみにしています。

くろすくろす 2010/10/12 08:44 著作権違反の件では申し訳ありませんでした。

> ヒ素は、毒性が強いというか、毒薬として使用されていた物質である。さて、ここからがすごい。副作用を軽減するために精製して注射剤とした上で、1000人を超えるさまざまな癌の患者に対して臨床試験を行ったのだ。その結果、いくつかの癌、とくにAPL(急性前骨髄球性白血病)という種類の白血病が、亜ヒ酸による治療のよい対象になりそうなことが判明した*1。

という件に質問したのですが、これはフィクションでもなく、*2 でもなく、著作権法違反でもないということですから、 NATROM さん自身の研究成果だったのですね。素晴らしい研究成果です。ご自分の研究成果をそのように明示しないで記述する NATROM さんの謙虚さを誤読してしまいました。申し訳ありません。1970年頃の中国で素晴らしい研究成果を上げた NATROM さんを称賛したいと思います。確かに、よく読めば、NATROM さんが研究成果を上げたとしか読めませんね。(引用でないとすれば。)

EnzoRomeoEnzoRomeo 2010/10/12 08:59 くろす さん
>著作権違反の件では申し訳ありませんでした。
本心では思っていないでしょ?

著作権法の保護の対象となる著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義されていますから、事実をそのまま記述したようなものは著作物にあたらないですよ。
第十条2項にも「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。」とありますし。自分の研究成果じゃないものを書いたら著作権法に違反するって意味不明ですが?

genbgenb 2010/10/12 09:20 くろすさん
今回のような文章であれば、例え対象が創作物であっても、引用ではないし、もちろん転載でもなく、かつ著作権を侵害もしていません。
著作権に関して言及するならもう少し学んだ方がいいですよ。

月 2010/10/12 12:26 くろす 2010/09/29 09:45 の主張を是とするならインターネットにあるニュースサイト(いや、新聞・ニュースもか)はすべて著作権法違反かフィクションになりますね。
フィクションのみのニュースって結構斬新ですね。

AH1AH1 2010/10/12 13:16 たとえば、「自分の研究成果でなければ著作権法違反だ」というようなニュースでしょう。
<フィクションのみのニュース

EnzoRomeoEnzoRomeo 2010/10/12 15:25 月 さん

>フィクションのみのニュースって結構斬新ですね。

ご存じかも知れませんが「虚構新聞」
http://kyoko-np.net/

海 2010/10/12 16:13 くろすさんへ

 著作権法違反を持ち出すのなら、もう少し著作権のことを調べてからにしてはいかがでしょうか?著作権法で何が保護されているのか、と言った初歩の初歩を全く理解されていませんね。

すでに

匿名希・望さんの2010/10/01 13:26

> 単なる事実の記載なら出典は義務ではありません。

と書かれている訳で、この時点でご自身の『著作権に対する考え』がおかしいことに気付くべきでしたね。


EnzoRomeoさんの2010/10/12 08:59で

> 著作権法の保護の対象となる著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義されています

と書かれています。平たく言うと、著作権法で禁止されているのは『他人の書いた文章の丸写し』です。人が書いたことから事実を抜き出して『要約』することは違反でも何でもありませんよ。

NATROMNATROM 2010/10/12 16:22 毎度毎度のことですが、「くろす」さんは、過去に批判的なコメントをして、反論されたらそれっきりになってしまった人たちと同じIPアドレスです。具体的には、「ホメオパシーの有効な利用法」というエントリーで「(誰かが)ホメオパシーを有効利用する可能性を殺したということは、ありません」と発言したKKKさん、『「冷たい」標準医療は「ぬくもりある」代替医療に勝てない』というエントリーで「ホメオパシーが強力なのは、ぬくもりがあるからじゃなくて、真実を語らずに嘘ばかり語るからです」と発言したマンガンさん、などです。

もし、くろすさんが、たまたま馬鹿と同じプロバイダを使用していたとしたら、ごめんなさい。今回が初めてのコメントであるならば、その旨、おっしゃってください。できれば、はてなIDをとるとか、自己紹介するかしてください。これまでも、匿名でのコメント→反論→同一IPアドレスから別ハンドル名でのコメント、ということが何度も何度も続いていたのです。まあだいたい、文体と内容を見れば、IPアドレスなんか見なくてもわかるんですけどね。今後も、同様のことがあれば指摘しますし、ぼちぼちエントリーになるぐらいのネタになってきました。

再度確認しておきますが、このブログのコメント欄では、黒木玄さんによる<「匿名」による批判の禁止ルール>を、義務ではありませんが、推奨しています。義務にしていないのは、匿名で気軽にコメントしてもらえることは利点であると考えるからです。くろすさん、KKKさん、マンガンさんの発言を許容しているのは、この利点のためのコストだと考えています。

くろすくろす 2010/10/16 00:38 > 著作権法の保護の対象となる著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義されていますから、事実をそのまま記述したようなものは著作物にあたらないですよ。
第十条2項にも「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。」とありますし。自分の研究成果じゃないものを書いたら著作権法に違反するって意味不明ですが?

 意味不明なら、著作権法の法律書でも読んだらいかがですか? 
 たとえ事実であっても、周知の事実ではなく、ごく限られた出典に依拠する場合は、出典を明示せずに内容を転載するのは、著作権法に抵触する可能性が高いのです。
 さもなければ、学会論文で、出典を明示する必要がないということになり、他人の研究成果を(出典を明示せずに)自分が発見したかのごとく書くことが許容されます。
 こんなことをしてはいけない、というのは、学会論文を書くときの常識です。出典を明示しないで書く専門家はいません。
 ま、このサイトには、学会論文を書く人が一人もいないのでしょうから、そのことを知らないのでしょう。素人を相手にして、申し訳ありませんでした。ここは専門家の集まるところじゃないんですからね。素人相手に大人げないことをしてしまったと反省しています。

NATROMNATROM 2010/10/16 08:31 『たとえ事実であっても、周知の事実ではなく、ごく限られた出典に依拠する場合は、出典を明示せずに内容を転載するのは、著作権法に抵触する可能性が高い』という主張は、出典がないようですが、くろすさんのオリジナルな見解でしょうか?それともフィクション?もちろん、専門家にとって周知の事実であるのなら、出典の明示は必要ないと思います。ちなみに、血液内科医の間では、トリセノックスがヒ素を含む漢方薬由来であることや、標準医療に取り込まれた経緯は、広く知られています。このエントリーも、基本は医局の先輩から教えていただいた話です。

申し訳ありませんが、くろすさんには、今後は、黒木による『「匿名」による批判の禁止ルール[ http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Rules.html#anonymous ]』を適用いたします。「馬鹿なことを言ってしまったときに恥をかけるだけ十分に詳しく自己紹介を」お願いいたします。理由は、「2010/10/12 16:22」で述べました。「馬鹿に巻き込まれただけ」なのであれば、誠に申し訳ありません。しかし、いくつかの理由から、反論できなくなって逃げ出したKKKさん、マンガンさんと同一人物である可能性がきわめて高いと考えています。「今回が初めてのコメントであるならば、その旨、おっしゃってください」と書いたのに無視されたことも理由の一つです。

くろすさんが、KKKさん、マンガンさんと同一人物であるとして、今後もハンドル名をコロコロ変えて同じことを続けるなら、同様に警告が入りますのでそのつもりで。

エディエディ 2010/10/16 16:38 くろすさん

>さもなければ、学会論文で、出典を明示する必要がないということになり、
(以下略)

ここは学会とは無関係のブログのはずですが?
典型的な藁人形論法だことで…。

木村木村 2010/10/16 23:29  なるほど、この書きぶりからすると、くろすさんは(学術ではなく)「学会論文」を書き慣れている「専門家」であって、「素人」ではないのですね。

 私は「引用」と「転載」の区別も分からず、論文執筆のルールが著作権法で定められているとおっしゃる「専門家」をはじめて見ました。

pikapika 2010/10/18 08:45 くろすさんへ

まさか、三度誤認されているというようなことはないと思いますが、一応念のために。EnzoRomeoさんは、私、pikaではありません。

それから、私ばかりでなく、CS患者の中には私と同様に、NATROMさんのブログを参考にされている方達がおります。また、私がこちらのブログにコメントすることに理解を示され、その内容を参考にされている患者さんもおります。もちろん、くろすさんと同様に、私に対して批判的な患者さんがいらしゃることも承知しております。
ただ、pikaが誰で、くろすさん他コロコロHNを変えてコメントされる方が誰であるのかということを、私が言わずとも、ROMされているの患者さんの中には気付いていらっしゃる方もおりますので、そのことも併せてご承知おきください。

すごいなあすごいなあ 2010/10/19 19:34 著作権法と学術論文に於ける「剽窃」の禁止が関係あると思ってる残念な人がいるのですね……著作権法が学術論文で問題になるとしたら、自分の論文に誰か別の人の論文の文章をコピペしたという場合くらいですよ。それでも文系とかだとたまにあるので頭が痛くなるのですが。学術論文に於ける(著作権法では問題にならないような)剽窃が問題になるのは、(少なくとも現在の)学問が新奇性を高く評価し、学的命題についてそれを一番最初に言い出した人を研究者共同体全体が称揚することで、研究者の競争的研究へのインセンティヴを調達するという構造になっているからです。そうした、主張内容の新奇性の標榜という剽窃は研究者共同体の基本的理念への攻撃だと見なされます。研究者は新奇な学的主張をしたくてしょうがないことになっているので、周知のことでない(したがって共同体内の標準的レベルの研究者にとって既知でない)事項を論文で出典なしで述べれば、学術論文が新奇性競争のゲームである以上、その事項についての新奇性を主張しているものと見なされます。他方で、ブログは色々な点に於いてそういう表現媒体ではありません。新奇性を自分で明示的に主張しない限り、ブログに書かれた学的主張について書き手が新奇性を標榜していると解するバカはいないのです。

と、こういう基本的なことを理解できていないくろすさんが学術論文を書かれたことがないのはほぼ明らかだと思いますが……なにを考えておられたのかははっきりいって謎ですねえ。

エディエディ 2010/10/19 23:46 すごいなあ さん

木村さんが既にご指摘ですが、「学術論文」じゃなくて「学会論文」ですから…。

kirinaga4kirinaga4 2010/10/20 02:37 ごきげんよう。「これはひどい」から来ましたw
NATROM、そろそろお前の悪事もバレてきているが、同業者の力添えもあってやっていけているのだな。
薬売りたいだけのカス医者が!

タミフルは効かん!そのうえ死者も出ている懸念事項あり!
国際的な基準より50倍認可されているこの薬市場、日本人でこれ以上人体実験するつもりなら、街角であったとき、てめーの面思いっきりぶん殴ってやるから首を洗ってまってろよ。

それと、人口削減はある。真っ向から否定するか?よほどバックのケツ持ちに自信があるんだな?
あともう一つ!

進化論?ヴァカじゃねーのwww
どこに根拠があったんだ?捏造理論に踊らされる馬鹿?裁判で負けてる事例を書いたらwww
相対性理論も間違ってるから、もうシフトしてきているだろ。

いつまでも日本人で鬼畜な人体実験出きると思うなよ。
始めてこのブログを読んだときから、お前は日本人の仇だと思っている。誰かに寝首を掻かれないようにな!

kirinaga4kirinaga4 2010/10/20 02:54 薬品づけの仇だからな。記事は碌に読まん。
だが書きたいことは書かせてもらう。
本当にこれ以上薬を擁護するな!
周りの奴もだ。

お前たちは知り尽くした物質の肉体に住んでいるつもりかしらんが、一から生物組み上げられないだろう?
もしできたとして、その結果どうなるかも知らないだろう?

中途半端な知識しか持っていないのを認めろ!
生物に程遠い化学変化を薬で強引に牽引する、この馬鹿げた医薬産業の強力なシステムから抜け出せ!
俺たちの体が科学的にバラバラにされる前にノーと言うんだ!

結局NATROM自身だって薬のせいで知性が弱っているからこんなブログ書いているんだからな。
薬を止めて目を覚ませ!

化学療法の父パウル・エールリッヒは一体梅毒治療と称して何人の人間を人体実験にかけたんだ(そうして殺したんだ?)
IGファルベンやその出資者はどこのドイツだ?
優生論者どこにいた?

目を覚ませ!

と学会の山本弘はオカルトプロパガンダをやっていた人物だぞ。
オカルト、スティーブジャクソンゲームズの陰謀論、実際の陰謀、その否定、つながってんだよ。

目を覚ませ!!!!!!
NATROM!!!!!!

HaidiHaidi 2011/09/24 19:06 >kirinaga4さん、NATROMさん

標準医療のイデオロギーが「効果のあるものは採用」なら、これだけ世界に原発が増えて、事故も起こっているので、マリファナの大規模前向き研究が日本でいくつか行なわれているといいなあと思っています。
http://www.naturalnews.com/032674_marijuana_radiation.html