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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2013-08-29 なぜ「化学物質過敏症」患者に対して包括的な検査が必要なのか

[]なぜ「化学物質過敏症」患者に対して包括的な検査が必要なのか なぜ「化学物質過敏症」患者に対して包括的な検査が必要なのかを含むブックマーク

日本学術会議が「例えプラセボとしても、医療関係者がホメオパシーを治療に使用することは認められません」という声明を発表したのが2010年の8月である。ちょうど3年前。さて、例えばの話、日本学術会議なり、日本産婦人科学会なり、なんらかの公的な学術団体が出産についての公式声明を発表し、「出産は助産師や産婦人科医などの専門家の管理下で行われることが望ましい」などと同時に、


「ホメオパシー」を使用する助産師が増えている。


という記述があったとしよう。日本における最近のホメオパシーの問題点についてよく知らない人は、「助産師という資格を持ち、専門性を持った人たちがホメオパシーを使用していることを記述しているということは、この文章はホメオパシーを擁護しているのだ」「ホメオパス(ホメオパシー使用者)を排除するための記述ではなく、むしろ助産師とホメオパスが重なりあっていることを認識してもらうための文章だ」と解釈するかもしれない。しかしながら、3年前からの経過をよく知っていれば、擁護的ではなく良くて中立的であると解釈する。わざわざ「」付きにしているところからから批判的なニュアンスを読みとる人もいるであろう。これは日本語の読解力の問題ではない。日本においてホメオパシーがどのように考えられているのかという、常識に属する問題である。

さて、AMA(米国医師会)を含む複数の学術団体が1994年に出した"Indoor Air Pollution: An Introduction for Health Professionals(室内空気汚染:医療専門職のためのイントロダクション)"という報告書*1において、臨床環境医(Clinical ecologist)に擁護的な記述があると、sivad氏は主張しておられる。臨床環境医とは多発性化学物質過敏症(MCS)の疾患概念を提唱した医学者のことである。sivad氏による1994年報告書のまとめは以下の通り。


■続・NATROM氏はどこで道をあやまったのか〜”allergists and other specialists”とはだれか〜 - 赤の女王とお茶を

1.化学物質過敏症の訴えや疑いがあるなら心因性とせず、包括的な検査を行うべきである

2.患者に生理学的問題がないことを確認したら、アレルギー医やその他の専門家の診察を受けさせることも考えるべき

3.臨床環境医学は主流な専門領域としては認識されていないが、専門家にも注目され、臨床環境医学会にはアレルギー医や内科医が集まっている


まとめとしては悪くない。ただ、より原文に忠実にするなら、化学物質過敏症や臨床環境医学を「」付きにするほうがより適切だ。いったいなぜ「」付きなのかは、以下の文章を読むとわかってくるだろう。


化学物質過敏症の訴えや疑いがあるとされている患者の中には、臨床環境医によって誤診された身体疾患の患者が混じっている

さて、「1.化学物質過敏症の訴えや疑いがあるなら心因性とせず、包括的な検査を行うべきである」というのはその通りである*2。とくに1994年当時においてはそうだ。なぜならば、「化学物質過敏症の訴えや疑いがある」症例には誤診、つまり化学物質過敏症ではない疾患が含まれているからである。これは精神疾患に限らない。いくつか例を挙げよう。


■"Total allergy". [Br Med J (Clin Res Ed). 1982] - PubMed - NCBI

1982年。総合アレルギー症候群"total allergy syndrome"(MCSと同じ)とされていた女性が、実際には過換気症候群であり、適切な治療によって改善した。スーパーマーケットやプラスチックを含む広範囲の日常品に過敏であるとされた女性は、2分間の意図的な過換気にて自発的に生じるものと同じような発作が誘発された。プラスチック製のスーパーマーケットの袋を使った再呼吸によって症状は治まった(注:現在では過換気症候群に対して袋を用いた再呼吸は推奨されていない)。


■Environmental illness and misdiagnos... [Regul Toxicol Pharmacol. 1993] - PubMed - NCBI

1993年。タイトルからして「環境病と誤診−増大しつつある問題」。環境病"Environmental illness"はMCSと同じ。臨床環境医による誤診と治療によって起こった合併症は「医原性」だとしている*3。環境病と診断されることの最大の不利益は適切な診断および治療が妨げられることだとも指摘されている。本論文では主に精神疾患について述べてあるが、身体疾患についても骨関節炎の患者が非ステロイド性抗炎症薬という適切な治療を受けられないことを例に挙げている。*4


■Multiple chemical sensitivity syndrome. [Am Fam Physician. 1998] - PubMed - NCBI

1998年。MCSの鑑別疾患として、身体表現性障害、パニック障害、不安障害、うつ病などと同時に、身体性疾患として、高カルシウム血症甲状腺機能低下症全身性エリテマトーデス線維筋痛症が挙げられている*5。臨床環境医が行うような検査は推奨されていない。


■Letters to the Editor: Understanding Patients with Multiple Chemical Sensitivity - American Family Physician

1999年。臨床環境医学に肯定的な論者(Dr. McCampbell)による「患者の訴えを心理的なものだとして却下するな」という指摘に対する返事。「Dr. McCampbellは私が患者の訴えを心理的なものだとして却下しているかのようにほのめかす。私は過去10年間の間、MCSと診断された患者を約70人を診てきた。70人の患者のうち9人が、多発性硬化症全身性エリテマトーデスイソシアネート誘発喘息農夫肺を含む器質的な疾患と診断された」*6。返事をしているのは、ヴァンダービルト大学の職業環境医学センター(Center of Occupational and Environmental Medicine)の医師である。職業環境医学(Occupational and Environmental Medicine)はまともな分野であり、臨床環境医学(Clinical ecology)とは明確に異なる*7。日本でもそうだが、臨床環境医学や化学物質過敏症の疾患概念に対する強い批判は、こうした化学物質の害を扱う「まともな」分野からなされている。




なぜこのような誤診が起きるのだろうか。患者が多い方が医師の利益になるという動機が関係しているのではないか、という推測は妥当だと私は考えるがどうか。日本とは異なり、当時の欧米の臨床環境医たちは開業医だった。

たとえば、Dr Keith Mumbyという臨床環境医は、「臨床環境医の標準的な手法」を実践し、約6000人もの患者を診てきた。6人を除いてすべてアレルギーに罹患していた*8。実に99.9%がアレルギーであったわけである。もちろん、ここでいう「アレルギー」は主流の医師の指すそれではなく、MCSとほぼ同義である。Dr Mumbyは患者が反応した物質から「ワクチン」を作り、また定期的に再テスト(コストは140ポンド。当時のレートで2万円強ぐらいか)を行った。1993年の話。

「臨床環境医の標準的な手法」とは誘発中和法(Provocation-neutralisation testing)のことである。詳しくは■誘発中和法 −疑わしい治療法−で述べたが、「原因物質」を皮内注射する手法である。治療として施行されることもあれば、診断として施行されることもある。Dr Mumbyを含む臨床環境医は、非盲検下において誘発中和法を行っていた。自覚症状もしくは皮膚膨疹で判定するため、その気になればいくらでも「アレルギー」と診断することが可能である。なお、Dr Mumbyは開業医であり、他の医療機関で診断がつかなかった患者が集まる高次病院の勤務医ではない。「アレルギー」と診断され、「ワクチン」による治療を受けていた患者の中には、他にもっと適切な治療がある身体的疾患を持つ患者は多くいたであろう。ちなみに、アレルギーの検査はアナフィラキシーなどの危険を伴うがDr Mumbyは除細動器を持っていなかった。

標準医療においても「過剰診断」は起こり得る問題であるが、代替医療の分野における根拠の明確でない疾患については特に著しい。患者がライム病の流行地にいたことがなくても、あるいは感染の客観的な臨床的証拠がなくても、慢性ライム病と診断されてしまう。機能性低血糖症は血糖値とは無関係に診断でき、「心療内科に精神症状を訴えて訪れた300人中、なんと296人が糖負荷検査の結果、“低血糖症”だった」などと主張される。「6000人もの患者を診てきたが6人を除いてすべてアレルギー」という事例との類似性は明らかだ。

さて、ここらでもう一度、AMAを含む複数の学術団体による1994年報告書の文章を思い出してみよう。


「化学物質過敏症の訴えや疑いがあるなら心因性とせず、包括的な検査を行うべきである」


この文章を「心因性だので片づけるのではなく、いろいろな方法で包括的に検査しなければいけないよ、ということで、まさに 宮田幹夫氏や坂部貢氏といったいわゆる環境臨床医と呼ばれる方々が取り組んでいる方向性を示してい」*9るという解釈は正しいだろうか?MCSや臨床環境医学に懐疑的な医師が「患者の訴えを心理的なものだとして却下している」という批判は架空の藁人形批判である。臨床環境医たちは治療可能な身体疾患をも見落として何でも化学物質のせいにできてしまう。本当の診断名は過換気症候群や高カルシウム血症や全身性エリテマトーデスや多発性硬化症であるのに、臨床環境医による科学的根拠のない診断法によって、MCSと誤診されている患者が含まれている。だから、MCSの訴えや疑いがある患者さんには「包括的な検査」が必要なのだ。

「臨床環境医学は主流な専門領域としては認識されていないが、専門家にも注目され」について、どのような意味において注目されてきたのか、あるいは、「アレルギー医やその他の専門家の診察を受けさせることも考えるべき」について、アレルギー医やその他の専門家は誰のことを指すのか(あるいは指さないのか)については、また後日述べる予定である。



関連記事

■臨床環境医学は専門家にも注目されていた。悪い意味で。

■治療にホメオパシーを用いる化学物質過敏症の権威

*1■An Introduction for Health Professionals | Indoor Air Quality | US EPA

*2:既にブックマークコメントで述べたが、"thorough workup"の訳としては「完全な検査」より「包括的な検査」のほうが確かに適切である。しかしながら、本文で詳しく述べるように、「化学物質過敏症」とされている患者の中には身体的な問題をかかえている人も含まれることを言っているに過ぎない、という主張には変わらない

*3:"The treatments recommended by clinical ecologists can have a significant adverse impact on those receiving the diagnosis. Since the harm derives from providing a wrong diagnosis and inappropriate treatments, the complications that arise are iatrogenic."

*4:"Perhaps the major disadvantage to receiving a diagnosis of El is that it deprives the subject of an appropriate medical or psychiatric diagnosis and access to proven therapies. For example, a patient with major depression could receive tricyclic antidepressants, or a person with osteoarthritis could receive nonsteroidal anti inflammatory agents."

*5:"Somatic illnesses that can mimic MCS include those with vague or subtle presentations, such as hypercalcemia, hypothyroidism, systemic lupus erythematosus and fibromyalgia."

*6:"Dr. McCampbell suggests that I dismiss these patients' complaints as psychogenic. Over the past decade, I have seen approximately 70 patients who had been diagnosed with MCS. Nine of these patients were diagnosed with organic disease, including multiple sclerosis, lupus erythematosus, isocyanates-induced asthma and farmer's lung."

*7:不幸なことに、臨床環境医学のほうが悪評を嫌ってか名前を変えるので注意が必要である。"the Society for Clinical Ecology"は"the American Academy of Environmental Medicine"と名前を変えた。追記:■臨床環境医学と環境医学は異なるで詳しく論じた

*8:"Dr Mumby practises the Miller technique,4 the standard method of clinical ecologists. He has seen about 6000 patients over the years and all except six had suffered from allergies. Patients were tested for allergy with a wide variety of substances, including gas and petrol fumes, milk, coffee, yeast, soya, and onion.", ■Alternative allergy and the General Medical Council. [BMJ. 1993] - PubMed - NCBI

*9:URL:http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130809/p1

NATROMNATROM 2013/08/29 20:20 エントリーの主題と無関係な書き込みは削除いたします。また、エントリーの主題と無関係な書き込みを繰り返した人は荒らしとみなし、今後、書き込みを禁止します。書きたいことがあれば、関係のあるエントリーでどうぞ。

runrun 2013/08/31 03:17 ハィ(*´ェ`*∩先生。休憩のシステムどうなっているんですか?
一応個人病院から聞いて参考にしたのですが大病院はもっと余裕ないと言ってましたね、どうやって掲示板に500文字超えを1分で連荘できるんですか〜?

shinzorshinzor 2013/08/31 06:25 >アレルギー医やその他の専門家は誰のことを指すのか(あるいは指さないのか)

そもそもMCSと診断された患者さんが他の疾患である可能性について探るために、アレルギー医やその他の専門家の診察を受けさせるのですから,臨床環境医ではなかろうと文脈から推測できます。
臨床環境医がMCS以外の疾患と診断する可能性も有りますが,「6000人もの患者を診てきたが6人を除いてすべてアレルギー」と診断するような医者なら,その可能性は少なそう。

runrun 2013/08/31 07:50 臨床環境医を選んでたとえ誤診されても何かペナルティあったかな?
そんな事はどの診療科でも平気で起こっているはずですが?
特に内科では1年風邪と言われ続け喘息と化学物質過敏症併発したのですが。
こちらの言う事に耳を貸さずずっと風邪と診断は少々おかしい。
とはいえ仕方ない、病院を選んだのは私だったからだ。
臨床環境医の元に辿り着くまで5年・・・3年半でボロボロだった身体は治りつつある。
とはいえ自分を実験材料に色々試しもしたけどね。
もちろん臨床環境医、内科医、耳鼻科医、精神科医に窺ってからの奇行でしたが成功、失敗ありましたね。

NATROMNATROM 2013/08/31 09:12 >ハィ(*´ェ`*∩先生。休憩のシステムどうなっているんですか?
>一応個人病院から聞いて参考にしたのですが大病院はもっと余裕ないと言ってましたね、どうやって掲示板に500文字超えを1分で連荘できるんですか〜?きゅ

研修日や宿直の振り替えがあるんですよ。その代わりに時間外や休日に働くこともあります。それから、現在の私の勤務先は「余裕ない」と言われているようないわゆる「大病院」ではありません。


>臨床環境医を選んでたとえ誤診されても何かペナルティあったかな?

ペナルティというのは患者の不利益のことでしょうか。それならば本文に「適切な診断および治療が妨げられること」と書いてありますが。


>そんな事はどの診療科でも平気で起こっているはずですが?

誤診はどの診療科でも起こっていますし、ヤブ医者もどの診療科にもいます。しかしながらそのことは、インチキ医療を正当化するには不十分です。「多くの病院にかかって治らなかったが○○療法によって良くなった」という体験談はどのようなインチキ医療にもあります。ホメオパシーの支持者も同じことを言うでしょうね。

「普通の診療科でも誤診はある。私は内科で治らなかったがホメオパスにかかって身体は治りつつある」

と。ホメオパシーの支持者の主張とrunさんの主張とはどう違うのですか?runさんの論法ではあらゆるインチキ医療を擁護することができます。


標準医療と代替療法(臨床環境医学やホメオパシー)の最大の違いは、根拠の有無にあります。なるほど、ヤブ医はどの診療科にもいますが、それは根拠に基づいた標準医療を実践していないからこそヤブなわけです。一方、誤診する臨床環境医は異なります。臨床環境医は、臨床環境医学を実践していてもなお(というか実践しているからこそ)誤診するのです。

runrun 2013/08/31 14:17 正直ホメオパシーなんてどうでもいいっすわ。
>標準医療と代替療法(臨床環境医学やホメオパシー)の最大の違いは、根拠の有無にあります。なるほど、ヤブ医はどの診療科にもいますが、それは根拠に基づいた標準医療を実践していないからこそヤブなわけです。一方、誤診する臨床環境医は異なります。臨床環境医は、臨床環境医学を実践していてもなお(というか実践しているからこそ)誤診するのです。
だそうですが患者は色んな医者に行って成果を出した医者しか信用しない。
臨床環境医を認めたって事は実感があってでしょうね。
どちらにしろ臨床環境医が間違いであるか答えなんて出ないでしょう。
否定してる方々が成果を出す、実績が必要となりますね。
それと今回の情報ありがとう。
以前「病棟」と言っていたので個人病院は無いと思っていたけど総合病院の様な大病院でも無いという事ですな。
それでも公開しない限りサボリと言われると思うけど、1時から6時の投稿が無いし。
で、>ホメオパシーの支持者の主張とrunさんの主張とはどう違うのですか?runさんの論法ではあらゆるインチキ医療を擁護することができます。

と言いますが主流をまるで確立されている様に書くNATROMさんの方が性質悪いですよ。
何しろ海外では利権で化学物質過敏症患者を否定してる事も多いですからね。
その報告は知っていると思いますが?
まぁ患者の意見は治ればいいので下らん争いは患者の知らない所でやってほしいですな。
さて、今回妙にまともなので気味悪いからロムりますか。やっとロムれますね。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/08/31 15:38 NATROM先生、お久しぶりです。
化学物質過敏症のお話ですか!
ホメオパシーの話を牽強付会にからめ続けるとは、随分ホメオパシーにこだわっておられるようですね。

ところで、私も、筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)が一番ひどかった頃、ドラッグストアの薬の棚の前に立つと、吐き気やめまいに見舞われてました。
同じ個人でも、体調によって反応が違うところも、興味深い点です。
最近は、かなり体調が良いので、同じ店の同じ棚の前に立っても大丈夫なのです。

ところで、包括的検査が必要だという今回の主張には、賛成です。
でも、患者の立場からは、「検査だけして終わらないでほしい」という気持ちもあります。
むかーしむかしに、内科病棟研修中に目撃した、とある内科医さんのお話ですけど。
さんざん血液や髄液やらを採取して、論文作成に夢中な方がいらっしゃいました。
結局患者さんは、ちっとも治ってもないし楽になってもいない、みたいな。
傍から見ていて、お気の毒でした。

だから主治医には、何か、なんでもいいから「対応策」を取ってもらいたいです。
でも、化学物質過敏症には、処方薬も使えないケースも多いでしょうから、難しいでしょうね。
薬が使えないとなると、ほとんどの主流派の内科医は、お手上げではないでしょうか?
そこは、レメディの出番でしょ!
(最後はジョークです)

shinzorshinzor 2013/08/31 18:42 政治論争では歯が立たない政敵を潰すために、根拠のないスキャンダルを流すみたいな展開になってきましたね。

NATROMNATROM 2013/08/31 19:20 >正直ホメオパシーなんてどうでもいいっすわ。

まあ、runさんにとってどうでもいいことかもしれませんが、多くの読者にとってはそうではありません。「ホメオパシーの支持者の主張とrunさんの主張とはどう違うのか」という指摘にrunさんがまともな反論ができなかったという事実は、どうでもいいことではありません。


>患者は色んな医者に行って成果を出した医者しか信用しない。
>臨床環境医を認めたって事は実感があってでしょうね。

ホメオパシーをはじめとするさまざまな代替医療を信用している人も、(主観的な)実感があってのことなのです。


>どちらにしろ臨床環境医が間違いであるか答えなんて出ないでしょう。
>否定してる方々が成果を出す、実績が必要となりますね。

すでにいくつか紹介していますが、臨床環境医学でほとんどが症状が改善しなかったケースシリーズとか、臨床環境医学の手法が無効であることを示した二重盲検法による研究があります。「否定してる方々が成果を出す、実績」はあります。


>以前「病棟」と言っていたので個人病院は無いと思っていたけど総合病院の様な大病院でも無いという事ですな。
>それでも公開しない限りサボリと言われると思うけど、1時から6時の投稿が無いし。

サボりかどうかはrunさんではなく雇用者が判断することですし、私の主張の妥当性とサボリうんぬんは無関係です。私の主張に対して反論できないからこそ、サボリや病院の情報を重視するのでしょうね。


>主流をまるで確立されている様に書くNATROMさんの方が性質悪いですよ

新しい証拠が提示されればこれまでの定説は覆ります。主流の主張は「完全に証明されている」というわけではありません。ただ、現在のところ、主流の説を覆すような証拠はありません。


>何しろ海外では利権で化学物質過敏症患者を否定してる事も多いですからね。

誰の利権でしょうか?根拠はありますか?特定の商品の害(たとえばタバコなど)であれば利権が絡むこともあるでしょうが、MCSのような「あらゆる化学物質」の害はあまりにも曖昧すぎて利権はあまり絡まないように思えます。利権を言うなら臨床環境医のほうにも利権はありますね。


>さて、今回妙にまともなので気味悪いからロムりますか。やっとロムれますね。

「今回は退いておきますよ」「釣れてくれたので消えましょうか」「また2年後にでも再見! 」と書きながら何度も現れたという実績から考えれば、「ロムります」というのも話半分に聞いておきます。

NATROMNATROM 2013/08/31 19:44 >ホメオパシーの話を牽強付会にからめ続けるとは、随分ホメオパシーにこだわっておられるようですね。

別にホメオパシーでなくても、根拠のないインチキ医療であれば何でもいいのですが。わかりやすくて同意の得られやすい例としてホメオパシーを挙げています。


>ところで、包括的検査が必要だという今回の主張には、賛成です。
>でも、患者の立場からは、「検査だけして終わらないでほしい」という気持ちもあります。

もちろん、検査だけして終わることが推奨されているわけがありません。


>薬が使えないとなると、ほとんどの主流派の内科医は、お手上げではないでしょうか?

アマデウス龍彦さんは「ほとんどの主流派の内科医は薬以外の治療の手段を持っていない」と思い込んでいるのでしょうか。だとすると、推奨されている標準的な日常診療についてアマデウス龍彦さんがご理解していないことを示しているに過ぎません。「むかーしむかしに、内科病棟研修中に目撃した、とある内科医さんのお話」から想像するに、あまりよい研修を受けず、その後の知識のアップデートも怠っておられたがゆえに、「主流の内科医の治療は薬物療法しかない」と誤解したままなのではないですか。


>そこは、レメディの出番でしょ!

誘発中和法や回転食やキレーションや過度な化学物質からの回避などの侵襲性の高い臨床環境医学の治療と比較すれば、プラセボとしてのレメディの使用は相対的にはマシでしょうね。プラセボの使用は(「患者を騙す」という倫理的な問題が生じるという大きな欠点はあるが)選択肢の一つとしてアリだと思います。ただ、ホメオパシーは現代医学否定と強く結び付いているため、「穏健な利用」であっても使い物になりません。無知ゆえに現代医学を否定する連中(自称医師を含む)のせいですね。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/01 11:46 NATROM先生、お返事ありがとうございます。
ちょっと丸くなられましたね。(人間的にと言う意味です)

>あまりよい研修を受けず、その後の知識のアップデートも怠っておられたがゆえに、「主流の内科医の治療は薬物療法しかない」と誤解したままなのではないですか

あはは、確かによい研修ではありませんでしたね。
ただ、その内科医さんは、NATROMさんと同程度くらいの偏差値の大学の、ご出身でした。
頭は良くても・・・というタイプだったのでしょう。
ちなみに、そんなに人当りが悪い方でもなかったのですが。
ただ、医者になった目的が、“論文で名を上げる”的な、功名心が強い方だったのでしょうね。

知識のアップデートは、内科に関しては確かにしてませんね。
アップデートどころか、という感じです。
ところで、NATROM先生は、精神科に関しての知識のアップデートはされてますか?
例の内海先生は極端な人だと思いますが、最近こういう状況なんですよ。
これは一般紙のインタビューで、途中できれてますけど。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/wedge-20130829-3121/1.htm
私がkikulogで主張してきた、精神科医は製薬企業に踊らされてきた、というのは、残念ながら、ある程度真実なんです。
とくにうつ病治療に関しては、です。

そういう中にいたもので、ホメオパシーの方がマシだという感覚になったというわけです。
先生だって、いかさまな臨床環境医学の治療よりは、ホメオパシーが侵襲が少なくてマシだと仰ってますよね。
それと同じ感じです。
いかさまな精神医学の治療よりは、ホメオパシーの方がマシです。
精神医学の全てが、いかさまなわけではないとは思ってますけどね。
でも少なくとも、kikulogのコメント欄でも書きましたが、SSRIにまつわるうつ病治療関連は、いかさまだと考えています。
早い話、SSRIの件では、製薬企業に精神科業界は踊らされたということです。

あと、runさまへのコメントに横から口をはさんでしまいますけど。

>特定の商品の害(たとえばタバコなど)であれば利権が絡むこともあるでしょうが、MCSのような「あらゆる化学物質」の害はあまりにも曖昧すぎて利権はあまり絡まないように思えます。利権を言うなら臨床環境医のほうにも利権はありますね。

あらゆる化学物資の場合、「曖昧すぎて利権があまり絡まない」のではないと思います。
「巨大な利権が絡む」から、タバコより難しいのでは?
つまり、化学産業、石油産業、それらに投資している金融関係、広告で利益を得る報道関係などが、全て“利権”なんです。
ちなみに、お給料ランキングの上位は、上の4つの業界で占められています。

それら大企業の株主と社員たちの総数はわかりかねますが、臨床環境医の人数とはくらべものにならないことは、誰にでもわかります。
あと、今の経団連会長の米倉さんは、住友化学株式会社の代表取締役会長さんです。

そういう圧倒的な利権が絡んでいるから、“化学物質に過敏で困っている”という方々の声は、かき消されてきたのでしょう。
内科医もそういう流れに乗って、まともに相手せず、“気のせい”で精神科に回す。
精神科医も、適当に気分が楽になる薬を出す。
という話だったわけです。

いろんな方がそういう目に遭っているのです。
そういう患者さんたちの苦しみ、つらさを、まず想像してみてください。
彼らからしたら、いかに科学的な根拠に乏しかろうと、率先して自分たちの症状に向き合ってくれた臨床環境医(やその他の代替療法医)という存在は、非常にありがたいものなのです。

それを、今までまともに取り組んでこなかった内科医の一人であるNATROM先生が、
「臨床環境医は、科学的におかしなことをやっている。もしかしたら金目当てなのかもしれない。これからは主流派内科医が包括的検査を行って科学的根拠に基づく治療を行う」と仰ったって。
何をいまさら、という反応ですよ。

ところで、前記事のコメント欄でご紹介の論文拝見しました。
Managementのところに、
>The first goal of management is to establish an effective physician-patient relationship.
とありました。
はっきり言って、それすらできない内科医が世に溢れているから、医者を放浪しなければならない人が出てくるわけですよ。
runさまのお話では、
>内科では1年風邪と言われ続け喘息と化学物質過敏症併発した
つまり、処方薬を飲み続けて化学物質過敏症の症状が出てきたというかんじですよね。
その程度の内科医が溢れている現状こそ、何とかしてほしいです。

NATROMNATROM 2013/09/01 15:44 >http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/wedge-20130829-3121/1.htm
>私がkikulogで主張してきた、精神科医は製薬企業に踊らされてきた、というのは、残念ながら、ある程度真実なんです。

そのようなことは、精神科に限らず、医療における他の分野についても同様です。常識に属することです。そもそも、SSRIの効果が限定的であることを示すためにアマデウス龍彦さんが持ち出した資料が、いったいなぜ、一般向けの雑誌(WEDGE)なのでしょうか?アマデウス龍彦さんは医師なんだからそこは論文を提示しましょうよ(読んでないでしょ)。私は精神科は専門外ですが、それでも軽症のうつ病に対してSSRIがプラセボと変わりないだろう、という論文は読んでいましたよ。問題はですね、そこから一足飛びに、ホメオパシーやらのインチキ医療に飛びついてしまうことです。「内海先生は極端な人」とのことですが、ホメオパシーが極端でないとでもお考えですか?

普通は「ホメオパシーの方がマシ」となる前に、「信頼できる情報とそうでない情報を区別する能力を身につけよう」ってことになるでしょう。なるほど、現状のうつ病治療が製薬会社のキャンペーンによって薬物療法偏重となっているのは事実でしょう。だからこそ、エビデンスを批判的に吟味して、情報源の利益相反に注意し、薬物療法は必要な症例のみに限るような診療を行うべきでしょうに。アマデウス龍彦さんは、そのような能力が無いゆえに、インチキ医療に逃げているだけです。


>つまり、化学産業、石油産業、それらに投資している金融関係、広告で利益を得る報道関係などが、全て“利権”なんです。

具体的にどの「化学物質」が原因なのかわからないにも関わらず、ですか?典型的な陰謀論ですね。


>そういう患者さんたちの苦しみ、つらさを、まず想像してみてください。
>彼らからしたら、いかに科学的な根拠に乏しかろうと、率先して自分たちの症状に向き合ってくれた臨床環境医(やその他の代替療法医)という存在は、非常にありがたいものなのです。

だからこそ、代替療法医を私は許せないのです。治せるならいいですよ。治せないでしょう。不安につけこんでいるだけです。治せない病気を治せないならまだ許せます。治せる病気も治せていないでしょう。治せる病気と治せない病気を区別でき、治せる病気は治し、治せない病気についても患者の訴えに真摯に向き合う医師は、代替療法医ではなく、標準医療を実践する医師です。


>それを、今までまともに取り組んでこなかった内科医の一人であるNATROM先生が、

「ほとんどの主流派の内科医は薬以外の治療の手段を持っていない」と思い込んでいるのでしょうか、という指摘に対する反論もないようで、はっきり言わないとわからないようですね。「まともに取り組んでこなかった」ようにみえるのは、単にアマデウス龍彦さんが勉強不足なだけです。ホメオパシーのようなインチキに頼らずとも、標準医療の範囲内で、アマデウス龍彦さんが指摘するような問題に対処する方法論はあるにも関わらず、アマデウス龍彦さんは知識のアップデートをサボって、ホメオパシーのほうがマシだなどと誤って思い込んでいるだけです。


>つまり、処方薬を飲み続けて化学物質過敏症の症状が出てきたというかんじですよね。
>その程度の内科医が溢れている現状こそ、何とかしてほしいです。

確かに、"The first goal of management is to establish an effective physician-patient relationship."などといったことが(別にMCSの診療に限らず)ずいぶん前から言われているにも関わらず、知識のアップデートをサボるような無知で怠惰な医師がいまだに存在するのはきわめて嘆かわしいことですね。そのような医師にはEBMをはじめとした標準医療についての考え方をよく勉強するべきです。

製薬会社の言うがままに薬を処方する医師とホメオパシーに飛びつく医師は、どちらも無知です。原因不明の症状を訴える患者を放り出す医師と、「薬が使えないと内科医はお手上げだろう」などと思っている医師は、どちらも怠惰です。ホメオパシーの欺瞞にすら気付かない人間が、製薬会社によるより巧妙な欺瞞について気付けるわけがありません。

shinzorshinzor 2013/09/01 17:13 投薬に限らず、医療は患者を傷つけることと紙一重だと思います。その際どいバランスの上で判断をくだすことは精神的負担も大きく、悩みも多いと思います。その一方で、勉強もせず、無批判に薬を使い、問題が生じると、製薬会社を悪者にするだけで、自らは反省しない医者もいるんですね。

>製薬企業に精神科業界は踊らされたということです。
>精神科医も、適当に気分が楽になる薬を出す。

まるで人ごとで、当事者の言葉とは思えませんね。

効果の強い薬はそれだけ副作用も強いので、取扱も難しいはず。そんな難しい勉強をしたくない怠惰な医者としては、ホメオパシーは気楽に使えてうってつけなのでしょう。患者さんを治すことよりも、自分の治療の失敗を恐れているだけに思えます。

キーワードは、「副作用がない」、「自然治癒力」等々。これなら、専門家としての自負も責任もなく、悩まずに済むように思えるんでしょうね。別に治療しなくても治る軽い病気の患者さんを相手にしていればボロい商売かもしれません。ところが、たまに治療が必要な患者さんなのに、気づかずに手遅れにしてしまうホメオパスがいます。彼らは、医者ではないと責任逃れをしようとしますが、医者ならそうはいかない。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/03 09:36 shinzorさま、はじめまして。
コメントをどうもありがとうございます。
「kikulogのコメントに似たようなものがたくさんあったなあ」という感想です。
ネット上でのコメントだけでは、私の実態など掴みようがないわけで、その手の話は不毛だと思います。
全く的外れなご意見だとしか、いいようがありません。
ともかく、興味を持ってコメントいただいたことには、感謝します。

NATROM先生もお忙しいなか、お返事をありがとうございます。

>そもそも、SSRIの効果が限定的であることを示すためにアマデウス龍彦さんが持ち出した資料が、いったいなぜ、一般向けの雑誌(WEDGE)なのでしょうか?

そもそも、私は「SSRIの効果が限定的であることを示すため」に、WEDGEの記事を持ち出したのではありません。
私だって、そういう話をするのであれば、別の資料を出します。
「世の中の動きを示すため」に一般紙を持ち出したのです。
NATROM先生は、論文がお好きなのは結構ですが、医学論文ばかり読んで、病院と家の往復ばかりしていたら、視野が狭くなりますよ。
もっと幅広い分野の本や雑誌に目を通されることも、偏狭な思考に陥らないためには、必要かと思います。

>具体的にどの「化学物質」が原因なのかわからないにも関わらず、ですか?典型的な陰謀論ですね。

ほら、偏狭な思考に陥っているから、こんなあさっての反論をされるのですよ。
「複合汚染」という言葉は、一昔なら小学生女子だって知っていた言葉です。
いい加減、すぐに相手を陰謀論呼ばわりする稚拙なやり方は、どうかと思います。
化学物質過敏症というのは、世の中に化学物質が増えてきていることとは、無関係ではないでしょう。
環境問題を抜きには出来ない話ですよね。
で、「環境問題を考える際の難しさ」を語っている論文を発見したので、貼っておきます。
http://www.academia.edu/2329621/_--_

また、いろんな研究で、数百種類の産業化学物質が、人の血液や尿から検出される時代です。
「具体的にどの化学物質が原因か」という発想は、なんとも幼稚に思えます。

>だからこそ、代替療法医を私は許せないのです。治せるならいいですよ。治せないでしょう。不安につけこんでいるだけです。

これも、NATROM先生の視野が狭いから、そういう話になってくるのではないでしょうか。
まず、「治せている代替療法医がいるからこそ人気が衰えない」という発想がお出来にならない。
それに、不安につけこんでいる、と仰いますが、たいていの場合、「質の悪い標準医のために不安にさせられている」と実態も、御存じでないのか、認めたくないのか、ですね。

>治せる病気と治せない病気を区別でき、治せる病気は治し、治せない病気についても患者の訴えに真摯に向き合う医師は、代替療法医ではなく、標準医療を実践する医師です。

ここで書かれている「標準医療を実践する医師」とは、あなたの理想像でしょう。
もしかしたら、NATROM先生御自身は、それが実践出来ておられるかもしれませんね。
私は、NATROM先生は、お仕事中はそういう方だろうと想像しています。

ところが、です。
現実の標準医療は、そんな理想的な医師ばかりじゃないです。
私も、大学病院のみならず、公立系その他の複数の総合病院にも長くいましたのでよく知っています。
現在はとある場所で、内科医や精神科医達が出し過ぎている薬を、整理して少なくすることで、患者さん達の状態改善に努めております。
そんなわけで、“標準的な”内科医や精神科医達の処方を、見続けて来ています。
現実はそんなものです。

NATROMNATROM 2013/09/03 12:25 >そもそも、私は「SSRIの効果が限定的であることを示すため」に、WEDGEの記事を持ち出したのではありません。
>私だって、そういう話をするのであれば、別の資料を出します。
>「世の中の動きを示すため」に一般紙を持ち出したのです。

2日前のこともお忘れで?「ところで、NATROM先生は、精神科に関しての知識のアップデートはされてますか?」と言って一般紙を持ち出して来たんでしょう。なるほど、アマデウス龍彦さんにとっては、「精神科に関しての知識のアップデート」は医学雑誌ではなく一般紙で「世の中の動き」を知ることなのかもしれません。ですが、普通の医師にとってはそうではありません。


>NATROM先生は、論文がお好きなのは結構ですが、医学論文ばかり読んで、病院と家の往復ばかりしていたら、視野が狭くなりますよ。

私は、医学論文「も」読んでいます。視野が狭いのはいったいどちらでしょう。


>「複合汚染」という言葉は、一昔なら小学生女子だって知っていた言葉です。

「複合汚染」という言葉は私も知っていますが、それはそれとして「海外では利権で化学物質過敏症患者を否定してる事も多い」というのはただの陰謀論です。一例でもいいから「利権で化学物質過敏症患者を否定してる」例でもあるなら別ですが。


>化学物質過敏症というのは、世の中に化学物質が増えてきていることとは、無関係ではないでしょう。

「世の中に化学物質が増えてきているという警告がさかんになされていること」とは無関係ではないとは思います。そもそも「世の中に化学物質が増えてきている」というのは事実ですか?以前は問題にされずスルーされていたり、検出方法が無いためにモニターできなかった化学物質が増えてきただけでしょう。水俣病や四日市喘息といった公害病が顕著だった時代と比較すれば、害となる化学物質の総量は減ってきています。

石川哲先生によればシックハウス症候群は減ってきているのだそうです。室内環境の規制が厳しくなってきたためでしょう。にも関わらず、化学物質過敏症は増えているのだそうです。また、「化学物質」の曝露が多い発展途上国よりも、規制が厳しい先進国のほうが化学物質過敏症が多いのです。また、職業的に「化学物質」に曝露している人たちには別に化学物質過敏症が多いわけではないという研究もあります。いったいなぜでしょうか。アマデウス龍彦さんは説明できますか?というか、こういった事実すらご存じなかったのでは?化学物質の害を煽る一般書ばかり読んで視野が狭くなってはいませんか。


>まず、「治せている代替療法医がいるからこそ人気が衰えない」という発想がお出来にならない。

本当に治せているのならRCTで効果を示してみせてはいかがでしょうか。それは単に「治せているように見える」だけではないですか。

アマデウス龍彦さんは医学の歴史を勉強しなおすべきです。「西洋医学」で瀉血療法や水銀療法がずっと使われてきましたが、「治せているからこそ人気が衰えなかった」という発想で考えますか。アバン/カランといった脳循環代謝改善薬、クレスチン/ピシバニールといった抗腫瘍薬は売り上げを伸ばしましたが、「治せているからこそ人気が衰えなかった」とお考えですか。そもそも精神医学についても、患者のほとんどが普通の精神科を受診しています。代替医療に流れるのはそのうちのほんの一部です。当然、「治せているからこそ“標準的な”精神科の人気が衰えない」とお考えですよね?

瀉血療法やアバンを使う標準医療の医師はいまや存在しません。一方でホメオパシーを使う代替医療の医師はいまだに存在します。標準医療と代替医療の決定的な違いがここにあります。軽症のうつ病に対しSSRIがプラセボと大差ないであろうということは、RCTやメタ解析で示されました。おそらくは製薬会社のプロモーションのために薬物療法偏重となっていましたが、こうしたエビデンスが(たちどころというわけにはいかないにせよ)“標準的な”精神科の診療を改善していくでしょう。現在はその過渡期です。一方、代替医療は改善していく仕組みを何か持っていますか?エビデンスに基づいて改善されていくのであれば、それは代替医療ではなく、標準医療となります。


>現実の標準医療は、そんな理想的な医師ばかりじゃないです。

これはその通りです。それで私が問題にしているのは、「だったら、少しでも理想に近づこう」ではなく、「ホメオパシーの方がマシ」「ホメオパシーが科学的かどうかはどうでもよい」「気休めでも患者さんが納得していれば良い」になるのはなぜか、という点です。怠惰の言い訳にしか聞こえません。理想的な医師に近づくには努力が必要ですが、理想的な医師ばかりではないことを理由に代替医療を行うには努力は要りません。


>現在はとある場所で、内科医や精神科医達が出し過ぎている薬を、整理して少なくすることで、患者さん達の状態改善に努めております。

一つ質問ですが、薬を減らすにあたって、アマデウス龍彦さんはきちんとした根拠に基づいておられますか?基づいておられるとして、その情報はどこから得られていますか?

runrun 2013/09/05 02:23 とりあえず解かった事があります。
NATROM氏、アナタは化学物質過敏症が憎いのでは無く臨床環境医を否定したい。
だがその為に化学物質過敏症患者と不毛な争いが絶えない。
私も44歳になったが同年代のNATROM氏も無闇に患者と争う理由も無いだろう。
間違った信念の使いどころとして仏教徒をキリスト教に変える様な行為は慎むべきでしょう、医者ならば・・・だ。
石川哲先生の話では新型シックハウス症候群は増えてます。
ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンにも反応しないやっかいな患者も増えてますね。
それに医原病説を唱えるならシックハウス症候群の方じゃないかな?
化学物質過敏症より圧倒的に知名度が高いシックハウス症候群は消費者庁事故データベースに医師にかからず自己判断してる人も多い。
どちらにせよ私が言う事、NATROM氏が言う事共にどれが正しいとは決まっていない事であり議論してもムダという事です。
なので私は聞くだけで答える必要は無いと考えています。
臨床環境医を否定するのは勝手ですがそのほとんどは患者に還ってきます。
患者を巻き込むのは止めた方が良いでしょう、そうでなけば愉快犯としか思えなくなります。
もう一度書きますが臨床環境医を否定するのは勝手ですが患者を巻き込まない配慮を求めます。
あとホメオパシーはほんの一部でしか臨床環境医も行っておらず「臨床環境医達はホメオパシーを推奨している」というのはほぼダラスと言えるでしょう。
今後は「ダラスでは」と書いてほしいですね。
真面目返ししたのは世間では「NATROMは化学物質過敏症患者の敵」と呼ばれてるのを本意かどうか問う為で「NATROMは臨床環境医の敵」が本来のはず。
あちらこちらで論争されている事ですが医学的に心因性としか思えなくとも臨床環境医には実績がある。
最近宮田医師が「臨床という言葉が大事」と言っていたそうで彼らも研究の最中。
まだ出ていない答えを前提に患者を巻き込むのは本当に控えてほしい。
続きはブログで♪

runrun 2013/09/05 03:07 >アマデウス龍彦様
これを読んでいただけるとコメントの意味が分かると思います。
NATROM氏も見て・・・見ないでしょうし認めないでしょうね。
http://homepage3.nifty.com/ci/under-siege.htm

包囲攻撃網下にある化学物質過敏症(者)

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/05 12:34 NATROM先生は、文意を汲み取れていません。

私は、「精神科に関しての知識」「最近こういう状況」という前置きの後に、一般紙の記事を引っ張ってきています。
そして、「精神科医は製薬企業に踊らされてきた」と結んでいます。
だから、具体的なSSRIの効果については、主眼ではないのです。

NATROM先生が勝手に脳内変換をして、「SSRIの効果を語るのに一般紙の記事を出すとはこれいかに」と、言いがかりを付けているのですよ。
私は、「精神医療の最新の状況」を語っているのです。
それを、NATROM先生が私の文意を読み違えて、「SSRIの効果についての最新の知識」と脳内変換をされているのです。

なにも、「精神科に関しての知識」は、薬の効果についてだけとは限らないでしょう。
「精神医療が社会でどうとらえられているか」という社会学的視点も、“知識”に違いありません。
「薬の効果に関してだけが“知識”だ」と屁理屈を仰るのでしたら、NATROM先生の視野はずいぶん狭いと言えると思います。

>一例でもいいから「利権で化学物質過敏症患者を否定してる」例でもあるなら別ですが。

そのような例を列挙しようとして、随分長文になるところでしたが、runさまが良いサイトをご紹介くださいました。
runさま、ありがとうございます。
NATROM先生は頑固なのか、お読みにならないかもしれないので、一部コピペさせていただきます。
原文と参考文献から、「利権がMCSを否定している」という部分の“ほんの一部分”だけの記載です。
出来れば、リンク先全文を読んでくださいね。翻訳も付いていて、読みやすいですから。
著者は、Ann McCampbell, MDです。

The pharmaceutical industry is also involved in the effort to suppress MCS. Drug companies, which usually work with the medical profession to try to help patients, are working to deny help for those with MCS. This is extraordinary, but can be explained by the fact that the pharmaceutical industry is intimately linked to the chemical industry. That is, many companies that make medications also manufacture pesticides, the chemicals most implicated in causing MCS and triggering symptoms in people who are chemically sensitive. For example, Novartis (formerly Ciba-Geigy and Sandoz) is a pharmaceutical company that makes and sells the widely used herbicide atrazine (3). This helps explain why a Ciba-Geigy lobbyist submitted material to a New Mexico legislative committee in 1996 opposing all legislation related to MCS and declaring that the symptoms of people with MCS “have no physical origins“ (4). The legislation being proposed would have, among other things, funded a prevalence study of MCS, an information and assistance program and “800” telephone number, hospital accommodation guidelines, and an investigation of housing needs of people with MCS (5).

3. Novartis, http://www.novartis.com (10/25/00).
4. Rhodes D, Ciba-Geigy Corporation, Comments for the legislative education study committee, November 18, 1996.
5. Governor’s Committee on Concerns of the Handicapped, Report to the legislature on multiple chemical sensitivity (MCS) pursuant to senate joint memorial 10, New Mexico, August 27, 1996.

ほらほら、「利権は誰?」「タバコの場合と違って利権は絡まないのでは?」
というNATROM先生のレベルの低い質問への答えが、バッチリ書かれていますね。

>そもそも「世の中に化学物質が増えてきている」というのは事実ですか?
>水俣病や四日市喘息といった公害病が顕著だった時代と比較すれば、害となる化学物質の総量は減ってきています。

公害が盛んだった頃からすると、少なくとも日本では、規制も厳しくなり排出量も減っているでしょう。
でも、産業化学物質というのは、環境や人体において蓄積されていくのです。
いまだに、1971年に禁止されたDDTが、今でも牛肉の中に存在することがあるというのは、そういうことです。
決して無くならず、地球上を巡り巡っているのです。
だとすると、だんだん総量が増えていくのは、小学生でもわかることですよね。
また、地球規模でみると、中国なんかでは排出量が増えているでしょうし。
風や海流や海洋生物など、もしくは製品そのものと共に日本にもやってくるという話は、ご存じですよね。

もしかしてNATROM先生は、環境学には疎いのですか?
私も得意ではありませんが。
そこで、ウィキペディアからの引用ですみませんが、ちょっとお勉強です。
残留性有機汚染物質(POPs)というらしいです。

*引用開始*
残留性有機汚染物質(ざんりゅうせいゆうきおせんぶっしつ)(Persistent Organic Pollutants、POPs)とは、自然に分解されにくく生物濃縮によって人体や生態系に害をおよぼす有機物のこと。物質によっては使用されたことのない地域でも検出されることがあり広範囲に影響をおよぼす可能性がある。
ダイオキシン類・ポリ塩化ビフェニル(PCB)・DDTなどがこの物質にあたる。
POPs(ポップス)は、
1. 環境中で分解しにくい(難分解性)
2. 食物連鎖などで生物の体内に蓄積しやすい(高蓄積性)
3. 長距離を移動して、極地などに蓄積しやすい(長距離移動性)
4. 人の健康や生態系に対し有害性がある(毒性)
*引用終了*

こういった特徴から見ても、「害となる化学物質の総量が減っている」とは言えないことがわかると思います。

>石川哲先生によればシックハウス症候群は減ってきているのだそうです。室内環境の規制が厳しくなってきたためでしょう。にも関わらず、化学物質過敏症は増えているのだそうです。また、「化学物質」の曝露が多い発展途上国よりも、規制が厳しい先進国のほうが化学物質過敏症が多いのです。また、職業的に「化学物質」に曝露している人たちには別に化学物質過敏症が多いわけではないという研究もあります。
アマデウス龍彦さんは説明できますか?

“環境や人体への蓄積”からの影響で、説明できるのではないでしょうか。
つまり、既に環境や人体に蓄積されてきた化学産業物質が、遺伝的素因を持った人々の免疫系の異常を起こし、そのためにさらなる化学産業物質を体が拒否し始める状態を化学物質過敏症とすると、すっきり説明出来ます。
ただ、この手のことは、証明は非常に難しいようです。
原因物質が多岐に渡っていることと、免疫系への影響の詳細がまだ不明な点が多いことから、これからの研究が待たれる分野ではあります。
既に、真摯な研究者たちが、化学物質が免疫系に与える影響を、徐々に明らかにしつつあります。
しかし、研究と臨床現場との間には大きく距離があるので、(おまけにpharmaceutical industryのロビイスト達が邪魔するでしょうし)、
患者さんたちに恩恵が行き届くところまではまだまだ、という状況です。
あなたの無邪気(かどうか不明ですが)な発言が、そのような状況で患者さん達に与える影響を、少しは考えられた方がいいと思います。

「職業的に暴露している人たちには別に化学物質過敏症が多いわけではない研究もある」
というのも、もともと過敏症になりやすい人達はそういう職場を敬遠したとか、体調を崩して辞めるはめになった、などの可能性も考えられますね。できれば原著論文を示していただきたかったですね。

個人によって、化学物質の蓄積に差があることは、御存じですよね。
例えば水銀に関するサイトに、以下のようなものがありました。
http://www.nihs.go.jp/hse/ehc/sum1/ehc118.html

また、遺伝的素因の影響についてですが、上で紹介したサイトの(9.ヒトにおける影響)のところに、以下のように書かれていました。

「免疫学的に感受性の高い個人のグループについての用量−反応研究がない状況下において、免疫学的病因により水銀に関連した症状の発現(個々の症例で)のない水銀濃度(血中および尿中の)を設定することは科学的に不可能である。」

つまり、遺伝的素因まで考慮すると、安全とされる基準以下の量の暴露でも影響を受ける人達がいるだろうし、
それがどのくらいの量で起こるのかは、科学的に予測不可能と言うことですね。

有害化学物質は世代を超えますから、生まれながらにどのくらい蓄積しているか、生まれた時点ですでに個人差があります。
胎児の段階で汚染されていることは、御存じですよね。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/research/ewg/newborns/05_07_ewg_body_burden_newborns.html

また、母乳中にどのくらい含まれているか、同じような環境で暮らしていても、母親にどのくらい解毒能力があるかで個人差が出てきます。
そして、生きていく上でどのくらい蓄積していくかも、個人差が出てきます。

つまり、
母体から受け継いだ産業化学物質+生まれてからの化学物質への暴露や蓄積+遺伝的素因+α(不明の要因)→発症するかどうか

そういう理解をすれば、同じような環境にいても、大丈夫な人と発症してしまう人といることの説明が付きます。

発展途上国が、一概に「化学物質」の暴露が多いとは、言えないでしょう。
工場等の規制は甘いかもしれませんが、日常生活での暴露は、先進国より低い可能性もあります。
また産業化の歴史が浅い分、先進国より母体への蓄積は少ないかもしれません。

先進国の暮らしは、さまざまな化学物質にさらされています。
例えば、ドライクリーニングに使われている薬品とか、テフロン加工製品やコーヒーショップの使い捨てカップとか、
よく話に上がる柔軟剤の香料とか、各種洗剤とか殺虫剤とか食品添加物や農薬、あとワクチンや処方薬や売薬。
日常生活でどれほど暴露されているか、書いていったらキリがないほどです。

発展途上国の人は、クリーニングも利用しないだろうし、コーヒーショップのチェーン店に通うこともないでしょう。
洗剤や薬なども高いので、なかなか手に入らないでしょう。
それで、先進国より化学物質にさらされることの少ない日常生活なのかもしれません。

ところでNATROM先生、このくらいのことは、化学物質過敏症に関してのサイトには、書いてある話ですよ。
あなたは、化学物質過敏症について語るのに、そういうサイトを全くお読みになっていないのですか?
だとすると、勉強不足はあなたの方では?

>本当に治せているのならRCTで効果を示してみせてはいかがでしょうか。

標準医療でのRCTでの証明というと、多くの場合、製薬企業の協力とか、そういったことが出来る地位にいるなどの上で、成り立っていますよね。
そういう地位に辿り着くために、私が内科研修を受けた例の指導医などは、患者さんに向き合うことよりも、論文作成に夢中になっていたのでしょうし。
これらの側面を考慮すると、RCT至上主義というのも、どうなのかと考えてしまいます。
標準医療の医師の質を下げる原因に、なっているかもしれません。
つまり、一人一人の患者さんと向き合うよりも、論文作成に夢中になる医師を産む土壌となっているかもしれません。

RCTを行う上での“倫理的問題”というものも、ありますよね。
患者さんが「困り果てて受診しているのに」、研究対象として観察されるのかという話です。
そこに引っかかる感性の持ち主だっているでしょう。
また、私の主治医のやり方もそうですが、複数の代替療法を併用していることが多いと思います。
そうなると、患者によって、どの辺りが効果的だったのかが違ってくると思います。
また、結果的にどのアプローチが効果的だったのかも、はっきりしないことが多いと思います。

そもそも代替療法は、患者の病気をホリスティックに捉える発想をすることが多いです。
ある一つの症状のみをターゲットにすることはないのです。
それは、患者の病気が「一人として同じではない」「一人の人物であっても時と場合によって大きく変化する」ということであり、
RCTと言う手法が、いかに荒っぽいやり方か、ということになります。
無理やり“型にはめる”ようなことをしないと、RCTは成り立たないわけですから。
そういうわけで、代替療法家はRCTで効果を示すということをしないのでは、と推測しています。

>当然、「治せているからこそ“標準的な”精神科の人気が衰えない」とお考えですよね?

いいえ、違います。
その場合は、“治せているから”じゃなくて、“権威があるから”ですよ。
どういう権威かというと、大学医学部を中心にした、科学に基づいた治療をやっているに違いないという幻想に基づく権威です。
実際は、医学界が製薬企業と密接につながっていて、データ改ざんなども行われてことがあるとか、その結果“学会”の治療指針までおかしなことになって場合があるとか、一般の人はなかなか知ることがないですから。
本やネットで情報収集している人は、気付けるでしょうけどね。
皆が皆、情報収集出来ているわけではないですから。

あとは、製薬企業の莫大な金をつぎ込んだ宣伝や広告の、偉大なる力のおかげです。
宣伝や広告は、自ら情報収集しない人にも行き渡るので、効果絶大です。
あとは、行政もタッグを組んでいますから、“医療機関は行政の御墨つき”というのに騙されてしまうこともあります。
つまり、“金”と“権力”のおかげです。
逆に言うと、製薬企業のように宣伝広告つまり洗脳工作ができない、権威や行政の後押しもない代替療法が人気があるというのは、いかに効果を実感している人が多いか、ではないかと思います。

>「ホメオパシーの方がマシ」「ホメオパシーが科学的かどうかはどうでもよい」「気休めでも患者さんが納得していれば良い」になるのはなぜか、という点です。怠惰の言い訳にしか聞こえません。

これも、文章の“部分”だけを切り取って理解されていて、文意を理解されていないとみました。
「ホメオパシーの方がマシ」というのは、授乳中の女性の軽い情緒不安定の状況において、精神科薬よりはレメディの方がマシ、ということです。
どんな場合でも、という意味ではありません。
「ホメオパシーが科学的かどうかはどうでもよい」「気休めでも患者さんが納得していれば良い」というのは、
科学的な根拠に基づく治療が基本ではあるが、その他にも患者本人の気持ちに沿うものであれば、科学的な根拠がないものでも構わない、という意味です。
だから、怠惰の言い訳というより、臨床倫理の話なのです。
臨床倫理の四原則というのがあって、その中に、自己決定の原則というのがありますね。

>基づいておられるとして、その情報はどこから得られていますか?

私の仕事上の根拠の情報源は、医学書とネット上の医学情報です。

最後に、NATROM先生とやり取りを通して感じたことからの要望です。
人の文章を読む時には、虚心坦懐に、文意を汲みとるように読んで頂きたいです。
文意というのは、文章全体から浮かび上がってくるものです。
「文のかたまり(=段落)ごとに理解する」というのは、国語の時間に習った文章読解の基本ですよね。

あなたはどうも、一つの文をそれだけで、もしくは、文のうちの一部分だけを切り取って、恣意的に解釈する傾向があるようです。
それは、あなたが今まで批判してきた、ニセ科学のやり口と同じではないですか?
ミイラ取りがミイラにならないようにお願いします。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/05 15:25 runさま
お分かりかと思いますが、
>出来れば、リンク先全文を読んでくださいね。翻訳も付いていて、読みやすいですから。
は、NATROM先生に向けてのものです。
後から読み返したら、曖昧な書き方になっていることに気付きました。
ところで、runさまのブログを少し拝見しました。
地道に情報を集めておられるのですね。
感服いたしました。

NATROMNATROM 2013/09/05 18:02 >NATROM氏、アナタは化学物質過敏症が憎いのでは無く臨床環境医を否定したい。

より正確には「根拠のない主張で患者に不利益を与える専門家(自称を含む)を批判したい」ですね。いったいどこから「化学物質過敏症が憎い」という話が出てきたのか不思議です。


>石川哲先生の話では新型シックハウス症候群は増えてます。
>ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンにも反応しないやっかいな患者も増えてますね。
>それに医原病説を唱えるならシックハウス症候群の方じゃないかな?

「新型シックハウス症候群」は、いまのところrunさんのブログぐらいにしか情報が見つからないようです。runさんのブログを読んだ限りでは、確かに「新型シックハウス症候群」は、通常のシックハウス症候群と異なり、医原性の疾患になる可能性が高そうです。


>どちらにせよ私が言う事、NATROM氏が言う事共にどれが正しいとは決まっていない事であり議論してもムダという事です。
>なので私は聞くだけで答える必要は無いと考えています。

議論しても無駄かもしれませんし、runさんが答えないのも自由です。しかしながら、繰り返しますが、たとえば「ホメオパシーの支持者の主張とrunさんの主張とはどう違うのか」という質問にrunさんが答えないという事実は、

・「標準医療では治らなかったがある特定の治療法で私は治ったという体験談をもって、特定の治療法を擁護している」という点において、ホメオパシーの支持者の主張とrunさんの主張には違いがない

ということを読者が理解する手助けとなるでしょう。


>臨床環境医を否定するのは勝手ですがそのほとんどは患者に還ってきます。
>患者を巻き込むのは止めた方が良いでしょう、そうでなけば愉快犯としか思えなくなります。

別の場所でも述べましたが、代替医療を批判することで、その代替医療に依存している患者さんが(短期的には)害を被る可能性があるのは事実です。しかしながら、「患者を巻き込むのは止めろ」という論法で批判を封じるのは不当です。患者さんを含め、臨床環境医学についての標準的な(つまり主流の医学者が正しいとみなしている)情報を必要としている人もいるのです。


>あとホメオパシーはほんの一部でしか臨床環境医も行っておらず「臨床環境医達はホメオパシーを推奨している」というのはほぼダラスと言えるでしょう。

「日本ではさすがにホメオパシーを使用している例はほとんどみない」とすでに明確に私は述べています(アマデウス龍彦さんのようなホメオパシーに親和的な医師が臨床環境医学を擁護することはあれども)。「臨床環境医達はホメオパシーを推奨している」と私は書きましたっけ?「国際的な化学物質過敏症の第一人者は、治療にホメオパシーを用い、当局から医師免許を取り消しの懲戒処分を請求されるような医師だった」とは書きましたが。

それから、日本はともかく海外においては、臨床環境医は(必ずしもホメオパシーを使っているとは限りませんがホメオパシーに類する)根拠のない治療を行う集団とみなされています。ダラスに限ったことではありません。MCSについてのまともな研究をしている施設はありますが、そういうところは「臨床環境医学」を名乗っていません。まともな施設は臨床環境医学を名乗りません。現在のところは海外に情報発信をほとんどしていないので大丈夫のようですが、今後海外に情報を発信する予定があるのなら、「日本臨床環境医学会 The Japanese Society of Clinical Ecology」という学会の名称は変えた方がいいでしょうね。


>真面目返ししたのは世間では「NATROMは化学物質過敏症患者の敵」と呼ばれてるのを本意かどうか問う為で「NATROMは臨床環境医の敵」が本来のはず。

「世間では」というのがいったいどこの世間であるのかは興味深いですが、それはともかくとして、確かに「NATROMは化学物質過敏症患者の敵」と誤解している人がいないわけでもありません。根拠のない代替医療に対する批判をしていると、ときにこうした誤解があります。


>あちらこちらで論争されている事ですが医学的に心因性としか思えなくとも臨床環境医には実績がある。

「治った人もいる」というのを実績の基準としますとホメオパシーにも「実績」があります。エビデンスレベルの高い治療法を開発したかどうかを実績の基準としますと、臨床環境医に実績はありません。実績が少ないとかではなく実績ゼロです。ホメオパシーは一応はメタアナリシスができるぐらいの実績はありますので、この基準から言いますと臨床環境医学はホメオパシー以下です。


>最近宮田医師が「臨床という言葉が大事」と言っていたそうで彼らも研究の最中。

私も臨床が大事だと思います。というか臨床が大事だからこそ、臨床環境医学を批判しているのです。臨床が大事なら、治療法の開発でしょうに。非常にぶっちゃけた話をしますと、化学物質過敏症とされている患者さんが、実際に微量の化学物質の曝露によって症状が誘発されようとされまいと、治療によって症状が改善すればそれでいいのです。グルタチオンが効くというなら、普通に二重盲検下で比較対照試験をやればいいのです。あるいは化学物質からの回避が本当に患者の長期予後を改善するかどうか調べるべきです(できればRCTで)。私の知る限りでは、臨床環境医(日本の臨床環境医を含めて)はこうしたエビデンスの構築にきわめて消極的です。


>まだ出ていない答えを前提に患者を巻き込むのは本当に控えてほしい。

根拠のない代替医療を「研究」している人たちも同じことを言います。ランドルフから50年以上、カレンから30年以上。いつになったら答えが出るのでしょうか。


>包囲攻撃網下にある化学物質過敏症(者)

まさしくこういう陰謀論的な主張がなされるからこそ、「医原性」という批判があるのです。

NATROMNATROM 2013/09/05 18:07 「文意を汲み取れていない」と主張するアマデウス龍彦さんのほうこそが、文意を汲み取れていない可能性について留意するべきでしょう。文意を汲み取れない人に文意を汲み取れといっても無駄ですが、読者のためにお返事をいたします。


>私は、「精神医療の最新の状況」を語っているのです。
>それを、NATROM先生が私の文意を読み違えて、「SSRIの効果についての最新の知識」と脳内変換をされているのです。

多かれ少なかれ医療が「製薬企業に踊らされてきた」ことについては、別に精神科にも限りませんし、最近の話にも限りません。そんなことは以前からの常識であると私は考えていましたので、まさか「知識のアップデート」としてそのようなことを持ち出してきたとは思いませんでした。標準医学が必ずしも完全ではないからと代替医療(しかもよりによってホメオパシー)に飛びつくあたりから推測するに、アマデウス龍彦さんはかなりナイーブなお考えをお持ちであるようです。

製薬会社が営利企業であること、よってその宣伝は企業の利益のためになされることなど、ほとんどの医師は知っています。とはいえ、創薬にはコストがかかること、競争原理が必要なことも事実です。多くの医師は(少なくとも私の周囲の多くの医師は)、製薬会社の宣伝は割り引いて考え、信頼できる情報にあたりたい場合は査読のある医学雑誌の論文を読みます。考えることを放棄して代替医療に飛びつくのはごく一部の怠惰で無能な医師のみです。


>著者は、Ann McCampbell, MDです。

典型的な陰謀論にしか見えません。査読済みの論文はありますか?査読のない"Letters to the Editor"ぐらいしかないのを知っていて聞いていますが。気付いておられるのかおられないのか、DR. McCampbellに対する反論は既に本記事にリンクが張ってあります。DR. McCampbellの主張は専門家には相手にされていません(これも製薬会社の陰謀のせい?)。「査読されていないがネット上に載っている情報」なら、宇宙人による誘拐だろうが、911陰謀論だろうが、千島学説だろうが、何でもありですね。アマデウス龍彦さんならこれらの情報も信じかねないでしょうが。


>公害が盛んだった頃からすると、少なくとも日本では、規制も厳しくなり排出量も減っているでしょう。
>でも、産業化学物質というのは、環境や人体において蓄積されていくのです。

分解とか拡散とかはご存じないのですね。


>そこで、ウィキペディアからの引用ですみませんが、ちょっとお勉強です。
>残留性有機汚染物質(POPs)というらしいです。

具体例を挙げますと、残留性有機汚染物質の例として挙げられているダイオキシンですら、日本における母乳中のダイオキシン類の濃度はここ30年で5分の1になっています。「だんだん総量が増えていく」という主張が間違っていることを示す具体的なデータです。以下のP14。
http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/pamph/2005.pdf

「もしかしてNATROM先生は、環境学には疎いのですか?」などと仰るアマデウス龍彦さんは母乳中のダイオキシン濃度の推移についてご存知でしたか?知らないからこそ、ウィキペディアから引用するぐらいしかできなかったのでしょうが。私がやってみせたような具体的なデータを示してみてはどうですか。それから、私の情報源は、主に環境学の専門家(中西準子とか安井至とか)なのですが、どこかにそれに反対する環境学の専門家がいるのでしょうか?もちろん、他人に「環境学には疎いのですか?」と仰るぐらいですから、専門家の一人や二人、すぐに名前が出てくるでしょうね。


>“環境や人体への蓄積”からの影響で、説明できるのではないでしょうか。

有害化学物質が「環境や人体において蓄積されていく」のだとしたら、シックハウス症候群だけでなく年齢調整後の癌の死亡率が減っているのはなぜですか?平均寿命や健康寿命や伸びているのはいったいなぜですか?多くの健康指標は以前(公害病が多かった時代)と比較して改善しています。


>つまり、遺伝的素因まで考慮すると、安全とされる基準以下の量の暴露でも影響を受ける人達がいるだろうし、
>それがどのくらいの量で起こるのかは、科学的に予測不可能と言うことですね。

「安全とされる基準以下の量の暴露でも影響を受ける人達がいるかもしれない」というのは事実ですが、その上限は科学的に予想がつくのです。


>ところでNATROM先生、このくらいのことは、化学物質過敏症に関してのサイトには、書いてある話ですよ。
>あなたは、化学物質過敏症について語るのに、そういうサイトを全くお読みになっていないのですか?

もちろんそういう話は知っていますし、そういう話が間違っていることも知っています。「化学物質過敏症に関してのサイト」ではなく、信頼できる環境学の専門家の話はないのですか?あるいは査読論文は?


>標準医療でのRCTでの証明というと、多くの場合、製薬企業の協力とか、そういったことが出来る地位にいるなどの上で、成り立っていますよね。

大規模多施設の研究ならともかく、小規模の研究なら製薬会社の協力がなくてもできるということを、アマデウス龍彦さんは無知ゆえに知らないというわけですね。

具体例:化学物質過敏症の発症要因解明と芳香療法による症状緩和(無作為化割付介入研究)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19659156

化学物質過敏症に対してアロマテラピーというのはさすがにちょっとどうかとは思いますが(「わかっててやった」ようにも見える)、研究し発表するのは素晴らしいことです。北里もやればいいのに。北里の研究は、患者の症状が良くなることよりも、「化学物質の害」を証明するほうに力点が置かれている(置かれていた)ように見えます。


>RCTを行う上での“倫理的問題”というものも、ありますよね。
>患者さんが「困り果てて受診しているのに」、研究対象として観察されるのかという話です。

患者さんが困っているのにつけこんで、効果の明確でない、もしかしたら悪影響があるかもしれない治療を続ける方が、倫理的に問題がありますね。


>そもそも代替療法は、患者の病気をホリスティックに捉える発想をすることが多いです。

この点についてはFAQであり、反論済です。

個人の反応が異なることはランダム化比較試験が実施できない理由にはならない
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20120529#p1

代替医療を支持者でも、まともな人は、RCTをはじめとして、何らかの方法でエビデンスを出す努力をします。アマデウス龍彦さんは、代替医療支持者の中でもとりわけダメな部類です。由井寅子氏レベルです。


>その場合は、“治せているから”じゃなくて、“権威があるから”ですよ。

実際に治っている患者さんもいらっしゃいますけど?


>「ホメオパシーの方がマシ」というのは、授乳中の女性の軽い情緒不安定の状況において、精神科薬よりはレメディの方がマシ、ということです。

授乳中の女性の軽い情緒不安定の状況においては、別に標準医療でも精神科薬は出しません。ある特殊な事例においては、標準医療を実践していない“標準的な”精神科医よりもレメディのほうがマシという状況もあるかもしれませんが、重症例においては“標準的な”精神科医のほうがレメディよりマシでしょう。(よほどのヤブでも無い限り「授乳中の女性の軽い情緒不安定」に対して薬を処方する“標準的な”精神科医がそんなにいるとは思えないが)。


>「ホメオパシーが科学的かどうかはどうでもよい」「気休めでも患者さんが納得していれば良い」というのは、
>科学的な根拠に基づく治療が基本ではあるが、その他にも患者本人の気持ちに沿うものであれば、科学的な根拠がないものでも構わない、という意味です。

その論法だと、仮に「幻想に基づく権威」に騙されていたとしても、「患者本人の気持ちに沿うもので本人が納得していれば、製薬会社の言いなりの薬漬け医療でも構わない」ということになりますね。事実に基づかない説明の上での患者の同意は無効です。ホメオパスが事実(レメディには特異的効果はない点)を正直に説明しているならともかく、多くの場合はそうではないのですから、アマデウス龍彦さんの主張は破綻しています。


>私の仕事上の根拠の情報源は、医学書とネット上の医学情報です。

「ネット上の医学情報」とやらに、Ann McCampbell, MDなどという陰謀論も含まれるわけですね。ネット上の医学情報のうち、信頼できるものと信頼できないものとをどうやって見分けているのか、と聞いております。ぶっちゃ言うと、信頼できる情報を見分ける能力がアマデウス龍彦さんには欠けていると指摘しています。

runrun 2013/09/06 02:11 NATROM氏。
少々勘違いしてませんかねぇ?
患者を巻き込むなというのは相手にするなという事ですよ。
それと神経を逆なでるな、ですね。
二重盲検査、ホメオパシーと実証できない事柄をしつこく言い続けるところに臨床環境医への敵意が見られます、
「アナタには何か理由があって絶対認めたくない事」なんでしょうね、どんな利害か知りませんが。
まさか震災の時に被災地の内科医に「腹痛、鼻血は放射線のせいにしておけば顧客(普段の考えでしょうね)が増える」と犯罪教唆未遂した方が「悪は許せん!」などと思うかなぁ?
化学物質過敏症の治り方ってエビデンスレベルは低すぎますが「ある、無い」とは別で他に手が無いなら30%でもエビデンスはあるとなります(内科。外科、精神科の医師にそういう考えで合意しています)。
効く人は効くんあから別にいいでしょ?胃酸が何故効くのかすら解かってないけど「効くから」という理由で処方されるでしょ?
そもそも患者と議論するのが間違い、研究者に任せればいいでしょうに。
結局何か理由があって認めないだけじゃん、その争いをネット上で展開する理由としては「正義感」なんてとても考えそうに無い性格と見受けましたが?
ついでですが入院施設のある胃腸科内科の医師にこんなシフトで休憩するの?と聞いたら「ねーよw」とバカ笑いしてましたね。
クビにならない?親族の可能性もあるでしょ?
たまにマトモな事言うから驚くけど話題の多くは立証できない事ばっか。
それと新型シックハウス症候群はf4スター規格を使っても起こる事で化学物質が体に良くないと世間は考えてきている様ですよ。
調べたら壁紙の接着剤に水分を与えたらアセトアルデヒドが発生したとか何か理由はある様です。
消費者庁事故データバンクシステムで「化学物質」で検索すると1400件以上ヒットしますが半分以上シックハウス症候群らしき症状ですね。
ちなみに不動の検索2位は柔軟剤で環境省もスーパークールビズ指導の時化学物質過敏症患者に配慮して柔軟剤使用推奨を取り下げました。
前から言ってますが医学だけで化学物質過敏症は解からんってばwww
すっごく簡単に言うとシックハウス症候群は中毒様症状、だからすぐ治る。
化学物質過敏症になると化学物質アレルギー、過度のストレス、神経系統の狂いまで出てくる。
血液検査も謎だらけwww1年で?型糖尿病を克服しましたが必要ならデータをご自宅までお送りますよwww。
今のところNATROM氏は患者をイジメてる愉快犯にしか見えないですね、いちいち反論しないスルースキルでも身に付けた方がいいと思いますよ。
アナタが知らない(わけない)だけで相当化学物質過敏症患者の憎しみをかってます。
おかげでNATROMツッコミだけでブログのアクセス大幅アップですよw別に書きたくもないけどさ。
大槻教授の猿真似と評判されるけど大槻教授は疑似体も見せてくれるからまだ信用できるがNATROM氏は難癖の域を出てないですね。
あ、質問には気分でしか答えませんよ、確立されてない事ばかりで医学より技術に近いですからね。
要は治りゃ何でも構わん、心因性として扱って治ったケースもある程度なら自論ですが理解も出来ます。
でも催眠術の方がもっと効果出そうだけどねwww

NATROMNATROM 2013/09/06 12:34 >患者を巻き込むなというのは相手にするなという事ですよ。

患者さんによってはなるべく相手にしないようにはしていますが、こちらとて聖人君主というわけではありませんので、看過できないような主張(たとえば私の発言の捏造)には反論することもあります。それとも、患者だからといって、悪口や嘘を言っても反論されない権利がおありとでもお考えですか?


>二重盲検査、ホメオパシーと実証できない事柄をしつこく言い続けるところに臨床環境医への敵意が見られます、

「実証できない」とは何を指しておっしゃっておられますか?臨床環境医たちは「実証できた」とか言っていましたけど?ホメオパシーも、本当に特異的効果が存在するならば実証はむしろ容易です。


>「アナタには何か理由があって絶対認めたくない事」なんでしょうね、どんな利害か知りませんが。

証拠があれば認めます。証拠が無いことが認めない理由です。ホメオパシーだって十分な証拠さえあれば認めますよ。証拠が無いのにいい加減なことを主張されると患者さんの害になります。患者さんの利害に関わることです。私もいつ患者の立場になるのかわかりませんし、日常診療において患者さんと接していますし、医療資源は有限ですので、患者さんの利害は私自身の利害にもつながります。


>まさか震災の時に被災地の内科医に「腹痛、鼻血は放射線のせいにしておけば顧客(普段の考えでしょうね)が増える」と犯罪教唆未遂した方が「悪は許せん!」などと思うかなぁ?

おそらくは、放射線被ばくで集患を( http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110620#p1 )のことでしょうね。これを犯罪教唆未遂と解釈する人はごく少数だと思います。医療者が患者の不安を煽ってビジネスにすることは悪であり許せないと私は考えています。代替医療に限りません。


>化学物質過敏症の治り方ってエビデンスレベルは低すぎますが「ある、無い」とは別で他に手が無いなら30%でもエビデンスはあるとなります(内科。外科、精神科の医師にそういう考えで合意しています)。

「他に手が無いなら30%でもエビデンスはあるとなります」という主張は誤りです。治療によっては経過観察よりも悪化する可能性があるからです。「他に手が無い30%でもエビデンスはある」ではなく、「症例報告や専門家の意見という限定的なエビデンスならある」という主張ならわからないでもありません。


>効く人は効くんあから別にいいでしょ?胃酸が何故効くのかすら解かってないけど「効くから」という理由で処方されるでしょ?

胃酸って、胃散のことでしょうか。胃散のエビデンスについては詳細は存じませんが、「何故効くのかわからないが効くという理由で処方される」ような薬があるのは事実です。ただ、それは、効くということが比較試験なりの臨床試験で証明されたらの話です。臨床環境医の行う治療は、「なぜ効くかわからない」ではなく、「効くかどうかわからない」です。

「効く」というのが臨床試験による証明ではなく、「効いた人もいる」ことでもOKということになりますと、ホメオパシーだろうが、他のインチキな代替医療であろうが、あるいは製薬会社の宣伝を鵜呑みにするヤブ医者による薬剤の多量投与であろうが、「効く人は効くんだから別にいいでしょ」ということになりますね。


>そもそも患者と議論するのが間違い、研究者に任せればいいでしょうに。

患者さんであっても対等な議論相手として扱うのが誠実な態度だと私は考えています(相手が議論に値しないと判明した場合は別ですが)。私と議論したくない患者さんは私に議論をふっかけなければいいのでは?私から患者さんに話しかけるときは、発言を捏造された等の理由がある場合に限ります。あとは、患者さんのほうから私に話しかけてきています。「研究者」相手には議論したいですねえ。学会等で機会があれば議論します。ネット上でも議論する用意はあります。ただ、そういう議論はあまり起こらないと思います。理由も概ね推測できています。


>ついでですが入院施設のある胃腸科内科の医師にこんなシフトで休憩するの?と聞いたら「ねーよw」とバカ笑いしてましたね。

その医師は日本全国すべての病院のシフトをご存知なのでしょうね。


>それと新型シックハウス症候群はf4スター規格を使っても起こる事で化学物質が体に良くないと世間は考えてきている様ですよ。

おそらくは、ごくごく狭い範囲内の「世間」だろうと思いますが、化学物質過敏症の疾患概念の怪しさとは別に、化学物質の害については留意する必要がありますね。とりあえず、「新型シックハウス症候群」についてのきちんとした情報待ちですね。石川先生や宮田先生以外の人が「新型シックハウス症候群」を認めたら、情報を集めてみようと思います。


>すっごく簡単に言うとシックハウス症候群は中毒様症状、だからすぐ治る。
>化学物質過敏症になると化学物質アレルギー、過度のストレス、神経系統の狂いまで出てくる。

「シックハウス症候群がすぐ治る」という主張には同意できません。化学物質過敏症が「過度のストレス、神経系統の狂いまで出てくる」というのには同意です。そういう症状が必ずしも微量の化学物質によって誘発されるとは限りませんが。


>今のところNATROM氏は患者をイジメてる愉快犯にしか見えないですね、いちいち反論しないスルースキルでも身に付けた方がいいと思いますよ。

だいぶスルーしていますが、コメント欄に書かれたらお返事するのが誠実な態度だと考えています(相手が議論に値しないと判明した場合は別ですが)。「患者をイジメてる」とのことですが、一部の患者さんは「またNATROM逃げた」などと、むしろ私の方が「負けた」とみなしているようですよ。


>でも催眠術の方がもっと効果出そうだけどねwww

臨床環境医学対催眠術のRCTがあれば催眠術が勝つかもしれませんね。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/07 12:20 >「文意を汲み取れていない」と主張するアマデウス龍彦さんのほうこそが、文意を汲み取れていない可能性について留意するべきでしょう。文意を汲み取れない人に文意を汲み取れといっても無駄ですが、読者のためにお返事をいたします。

もはや、「おまえの母ちゃんでべそ」のレベルになってきましたね。
ここでまともに解説するのもあれですが・・・。
私の方は、あなたがいかに文意を汲み取れていないか、複数の事例を持って、指摘しています。
ところが、あなたは事例を挙げないまま、「アマデウス龍彦さんのほうこそが、文意を汲み取れていない可能性について留意するべき」と言い返しています。
だから、おまえの母ちゃんでべそのレベル(=単純な罵倒)と言われても、仕方ないのです。

>多かれ少なかれ医療が「製薬企業に踊らされてきた」ことについては、別に精神科にも限りませんし、最近の話にも限りません。
>そんなことは以前からの常識であると私は考えていましたので、まさか「知識のアップデート」としてそのようなことを持ち出してきたとは思いませんでした。

ええ〜っ!
今回のSSRIに匹敵するような、「国も巻き込んでのうつ病キャンペーン、うつ病診断された人とSSRI売上急増」みたいな話が、今までもありました?
メンタルクリニックが雨後の竹の子のように出来ましたが、似たようなケースがありました?
精神科なんて、うつ病キャンペーン以前は、世間の片隅でひそやかにやってたもんですけどね。
「心療内科」と併記したり、「メンタルヘルス科」だの名称を変えて、ドラマやら漫画にもなって、さも救世主的な扱いに一時なったことは、ご存じないのですか?
そのような診療科のイメージまで変えるような、劇的な変化が他にもあったことがあるのなら、教えていただけるとありがたいですね。

>典型的な陰謀論にしか見えません。査読済みの論文はありますか?査読のない"Letters to the Editor"ぐらいしかないのを知っていて聞いていますが。気付いておられるのかおられないのか、DR. McCampbellに対する反論は既に本記事にリンクが張ってあります。DR. McCampbellの主張は専門家には相手にされていません(これも製薬会社の陰謀のせい?)。

Ann McCampbell, MDと、記事内の Dr. McCampbellが同一人物とは、気付きませんでした。
記事のリンク先を読んでいなかったからです。
それで、読んで来ましたが、またNATROM先生は、お得意の恣意的解釈をされていると思いましたね。
まず、ROY L. DEHART, M.D., M.P.H.のDr. McCampbellへの返答は、

It is doubtful that the distinguished members of the Workgroup could, as a body, be compromised by an industrial disinformation campaign.

で、疑いを呈しているだけであって、別に論破出来ているわけではないですね。
そして、Dr. McCampbellの主張を相手にしていないというより、Dr. McCampbellがMCSへの取りくみが進まないことを苛立っているのに対して、論文の量を示すことで「内科医は十分取り組んできたじゃないか」と正当化している、と言う感じですね。
だから、NATROM先生の記事の表現は、少々恣意的なものを感じます。

>職業環境医学(Occupational and Environmental Medicine)はまともな分野であり、臨床環境医学(Clinical ecology)とは明確に異なる*7。日本でもそうだが、臨床環境医学や化学物質過敏症の疾患概念に対する強い批判は、こうした化学物質の害を扱う「まともな」分野からなされている。

リンク先のROY L. DEHART, M.D., M.P.H.の主張を読んでも、別に「臨床環境医学や化学物質過敏症の疾患概念に対する強い批判」とは、感じませんでした。
ところで、彼の報告は、化学物質過敏症と診断されている中に、
「70人の患者のうち9人が、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、イソシアネート誘発喘息、農夫肺」
が紛れ込んでいたというものですよね。
でも、良く考えてみれば、その9人もアレルギー・免疫疾患の範疇であって、「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」には変わりないですね。

ROY L. DEHART, M.D., M.P.H.の主張の、世に出されている関連論文の量を示すことで、「真面目に取り組んでるじゃないか」という話は、一理はあります。
ただ、前にも書きましたが、研究と臨床の大きな距離はいかんともしがたく、
「相手にされず精神科に回された」という体験は、runさまもそのお一人ですが、巷で良く聞く話です。

つまり「論文の数=患者さんたちへの治療」でないことは、当たり前の話です。
Dr. McCampbellは、そういう苦境にいる患者さんたちの声を、伝えようとしているように思えました。

臨床環境医学が、患者さんたちに良く評価されることが多いのは、「いち早く真剣に自分達の訴えを聴いて行動してくれた」点が大きいと思います。
その行動の内容、診断や治療におかしな点があろうと、です。
標準的内科医からまともに相手されず精神科に回されていた人達からすれば、すごくありがたいことだったろうと思います。
いくら論文を書こうと、目の前の患者さんの訴えを真摯に取り合わない内科医が多かった以上、仕方ないでしょう。

NATROM先生が、臨床環境医学の科学的なおかしさを追求するのは理解出来ます。
ただ不思議なのは、なぜ患者であるrunさまをしつこく追及するのか、です。

なぜ、runさまを、「ホメオパシー擁護者と一緒だ」などと言って追及するのか、理解出来ません。
いちいち指摘しませんが、嫌味たっぷりな書き方で、神経を逆撫でするような表現が多いです。
こう言うと、「言いがかり」とか「相手が患者であろうが平等に対応しているからそうなる」とか言い訳するでしょうが、それは通らないと思います。
こういった類の問題は、当のrunさまが感じておられることに、まずポイントが置かれるのです。
あなたがどういうつもりとかは、あまり重要ではないのです。
受け取り手がどう受け取ったか、が重要なのです。
また、傍から見てどういう感じを持たれたか、です。

相手が医療関係者や健康な人なら、まだわかります。
私は患者ですが、医療関係者でもあり代替療法をおおむね擁護する立場なので、NATROM先生の嫌味も別に構いませんし、楽しみでさえあります。

しかし、ネット上とはいえ、「苦境にいる患者さんを責める」という行為は、医師としてどうなのかと思います。
暴走老人ならぬ、「ネットで暴走する医師」と言う感じを受けます。
run様以外にも、何人かの化学物質過敏症の患者さん達に反感を持たれているようですが。
御自分のもの言いに問題がなかったか、患者さん達をそこまで怒らせる必要があったのか、振り返ってみられた方がいいのではないかと思います。
不毛な争いはなるべく起こさない方が、ご自身のためにも誰にとってもより良い選択ではないでしょうか。

>分解とか拡散とかはご存じないのですね。

そういう書き方をされると、NATROM先生が食物連鎖や濃縮を知らないのかと思って、びっくりします。
それで、NATROM先生は環境学には疎いのかなと、ますます考えてしまうのです。
あまりに基本的事項が抜けることがあるからです。
確認しておきますが、私自身は環境学に疎いと、前回告白していますよ。
大切なところを、読み落とさないでください。

>母乳中のダイオキシン濃度の推移についてご存知でしたか?

母乳中のダイオキシン濃度が、公害全盛期よりは減ってきていることは知っていましたが、それがなにか?
それが、産業化学物質への暴露からの影響が減っている証拠になると、本気で考えておられるのですか?

新生児の臍帯血中から、300種近い産業化学物質が見つかっている時代に、
ダイオキシン濃度の減少だけで安心できるなんて、なんと単純な思考の持ち主だろうと思います。
世の中の化学産業物質は10万種あり、世界で年間1000トン以上生産されるものだけでも5000種あります。

公害がひどかった時代から、ずっと化学物質の種類が一定なわけではありませんね。
例えば、公害のひどかった頃、まだテフロン加工製品は一般的ではありませんでした。
このテフロン製品の分解産物のPFOA(ペルフルオロオクタン酸)が最近、ちょっとした騒ぎになってます。
PFOAで検索すれば、いろいろ出てきます。

例えば、「PFOAを添加されたエサを与えられたラットは、正常な免疫反応を発達させる能力が大きく損なわれる」という研究結果が出ています。
人間ではまた別の話、と言えばそうですが、前に環境問題についての論文を貼りましたよね。
つまり「予防原則で考えるしかない」と言う話。

既に新生児の臍帯血中からPFOAが検出されています。
つまりラットの例をそのままあてはめると、PFOAにさらされる以前の新生児(公害がひどかった頃の新生児)からすると、PFOAにさらされている現在の新生児は、免疫系に脆弱性を抱えている可能性があります。

だから、PFOAの一例だけをとっても、単純に母乳中のダイオキシン濃度が減少傾向にあるというだけで、人への総合的な産業化学物質の暴露の影響が減っているとは、とうてい言えないのです。
化学物質の種類がどんどん増えていて、それら全部の濃度の推移を調べているわけでもなく、またそれらの複合汚染による影響も不明だからです。

>シックハウス症候群だけでなく年齢調整後の癌の死亡率が減っているのはなぜですか?平均寿命や健康寿命や伸びているのはいったいなぜですか?多くの健康指標は以前(公害病が多かった時代)と比較して改善しています。

年齢調整後の癌の死亡率ですよね。
癌の発症率自体が減っているのですか?

健康指標は、あまりあてにならないような印象です。
例えば障碍の指標に、「精神障碍福祉手帳受給率」「身体障碍者手帳受給率」が使われています。
化学物質過敏症や慢性疲労症候群などの原因不明の疾患では、なかなか障碍認定してもらえず、制度の谷間に落ち込んでいるという、“タニマー問題”はご存じですか?
5000から7000あると言われている希少性疾患のうち、国の医療費助成を受けられるのは56疾患の患者だけ、です。
慢性疲労症候群は、寝たきりという重症患者が四分の一いると言われていますが、身体障碍者手帳を取得できた患者は0.01%程度と推計されています。

ところで、内科医のNATROM先生は当然ご存じのはずの、肝心な情報を書いておられないのは、またまた恣意的操作ですか?
つまり、「アレルギー・免疫系の疾患」は、だんだん増えていると言う重要な件ですよ。
そのことに触れておられないのは、なぜですか?

>「安全とされる基準以下の量の暴露でも影響を受ける人達がいるかもしれない」というのは事実ですが、その上限は科学的に予想がつくのです。

その上限とは、何の上限ですか?
ちょっとわかりません。
すみませんが、ご説明ください。

>もちろんそういう話は知っていますし、そういう話が間違っていることも知っています。「化学物質過敏症に関してのサイト」ではなく、信頼できる環境学の専門家の話はないのですか?あるいは査読論文は?

あの・・・すべての化学物質過敏症に関してのサイトが、間違っていると?
例えば、千葉県のサイトも間違っているのですか?
どのあたりが間違いか、今度記事で詳細に指摘していただきたいです。
http://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/alle-nan/kagakubusshitsu.html

>大規模多施設の研究ならともかく、小規模の研究なら製薬会社の協力がなくてもできるということを、アマデウス龍彦さんは無知ゆえに知らないというわけですね
>具体例:化学物質過敏症の発症要因解明と芳香療法による症状緩和(無作為化割付介入研究)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19659156

またもや、NATROM先生の恣意的解釈を発見!ですよ。
私の元のコメントは、「多くの場合」と書いています。
そこを無視して、少数の例外を示して、人をわざわざ無知呼ばわりしても仕方ないじゃないですか。

>患者さんが困っているのにつけこんで、効果の明確でない、もしかしたら悪影響があるかもしれない治療を続ける方が、倫理的に問題がありますね。

ここでもNATROM先生の恣意的解釈発見。
まず、“困っているのに付け込んでいる”という確たる証拠は?
妄想は困りますよ。
それに、代替療法のほとんどは、たいした悪影響がないのが特徴ですからね。
妄想に基づいて、妄言を吐かないでくださいな。
どうやら、倫理的問題について真剣に考えたことがなさそうですね。
それが、NATROM先生のrunさまへの態度に表れているのかなと思います。

『>そもそも代替療法は、患者の病気をホリスティックに捉える発想をすることが多いです。』
>この点についてはFAQであり、反論済です。

その記事は読んだことありますが、全く反論になっていないと思います。
例えば、「似たような証を集めれば」などと仰っていますね。
それこそ、NATROM先生の理解不足です。
似たような証などなく、一人一人「別個の病気として」「人間を周囲の環境も含めてまるごと」とらえるというのが、ホリスティックなものの見方です。
なるべく病気を細分化して、共通点を無理やり見出して、同じ薬で対処しようとする標準的手法とは、全く異なります。
だから、RCTを多人数でやろうとすると、無理やりな面が生じ、患者さんの治療自体に支障をきたすことになります。
そんなことを、NATROM先生のような特に懐疑的な人達を納得させるためだけに、わざわざやりたくはない、という話ではないでしょうか。

>実際に治っている患者さんもいらっしゃいますけど?

これも、だからなに?と聞き返したくなるような反論の仕方です。
そりゃ、治っている方もいれば、治らない方もいれば、副作用で悪化させられている方もいますね。
だからなに?
それが権威のおかげじゃないとでも?
NATROM先生は、非常に頭がいいなと思わせられる時と、アレ?と思わせられる時とがある、たいへん面白い方です。

>(よほどのヤブでも無い限り「授乳中の女性の軽い情緒不安定」に対して薬を処方する“標準的な”精神科医がそんなにいるとは思えないが)。

このつぶやきは特に面白かったですね。
ちょっと不安になられたのですね。
その不安、的中ですよ。
とにかく、薬処方なしで帰していると、逆にヤブ医扱いされるのがSSRI全盛期の状況(惨状)でしたね。
まあ、こう書くと「おまえの周囲だけの話だろう」と、切り捨てるんでしょうけどね。
じゃあ、なぜ、例のWEDGEのような記事が出てくるのか、ですね。
人間は、自分が直接知れる世界には限りがあります。
だから、ああいう一般紙から幅広く情報収集することも大事だと思います。

>仮に「幻想に基づく権威」に騙されていたとしても、「患者本人の気持ちに沿うもので本人が納得していれば、製薬会社の言いなりの薬漬け医療でも構わない」ということになりますね。

薬漬け医療の副作用のひどさと、代替療法の安全性の高さを無視した話ですね。

>ぶっちゃ言うと、信頼できる情報を見分ける能力がアマデウス龍彦さんには欠けていると指摘しています。

そうですか?
それなら、これから気を付けたいですね。
これでも、かなり見分けているつもりですが。
でも、書き手のキャラクターの分析能力には自信がありますね。
もともと職業柄、人間観察が趣味ですから。
NATROM先生のキャラクターも、かなり把握できているのではと思います。

ところで、以前からすると、NATROM先生のコメントの質が落ちているようです。
夏の疲れでしょうか?
以前は、もっと理路整然としておられて、単純な罵倒表現は少なめでしたけどね。
お疲れでしたら、すぐにお返事されなくても、結構ですよ。

とらとらとらとら 2013/09/07 22:46 >>ただ不思議なのは、なぜ患者であるrunさまをしつこく追及するのか、です。
>>なぜ、runさまを、「ホメオパシー擁護者と一緒だ」などと言って追及するのか、理解出来ません。
世界の先進国と同様,日本にも「言論の自由」があるから,run氏が自分の信じることを発言する自由自体ははありますね。
でも,NATROM氏のサイトにわざわざ書き込んだのであれば,それに対して(NATROM氏からも,それ以外の人からも)反論されることは甘受すべきです。例え患者であってもね。患者であることは別に免罪符にはなりません。
ですから,NATROM氏が自分のサイトに書き込んできた(しかも,発言内容が「荒し」に近い)発言内容に対して,反論されるのは至極当然で,全く問題ないと私は思います。
アマデウス龍彦氏の「runは患者で,NATROMは医師なのだから,runを責めるな」という考えた方には全く同感できません。むしろ,NATROM氏の職業が医師であるということを利用した,言論統制の印象を受けます。

>>また、傍から見てどういう感じを持たれたか、です。
>>相手が医療関係者や健康な人なら、まだわかります。
>>私は患者ですが、医療関係者でもあり代替療法をおおむね擁護する立場なので、NATROM先生の嫌味も別に構いませんし、楽しみでさえあります。
>>しかし、ネット上とはいえ、「苦境にいる患者さんを責める」という行為は、医師としてどうなのかと思います。
>>暴走老人ならぬ、「ネットで暴走する医師」と言う感じを受けます。
NATROMさん,大丈夫ですよ。傍から見ていても,あなたは大多数の患者とその予備軍のために,誠実にこのサイトを運営し,医学的に正当な主張をされていると受け止められているでしょう。
「ネットで暴走する医師」などとレッテルを貼って貶めようとするのは,代替医療の関係者(アマデウス龍彦も自白していますね)など,疑心暗鬼の患者を食い物にしている輩だけですよ。

NATROMNATROM 2013/09/07 22:55 >今回のSSRIに匹敵するような、「国も巻き込んでのうつ病キャンペーン、うつ病診断された人とSSRI売上急増」みたいな話が、今までもありました?

SSRIの売り上げが他の問題のある「医療化」と比較して酷いという具体的な数字などありますか?総薬剤費で言えば、ARBの過度な推奨のほうがでかいと思いますが。「副作用」の大きさで言えば、EBMが普及する以前の抗がん剤治療も問題が大きかったです。単に対象人数の大きさで言えば、必要性に乏しい点滴や経口抗生剤ですね。


>で、疑いを呈しているだけであって、別に論破出来ているわけではないですね。

相手にされていないのですよ。「陰謀が存在しない」ことを証明するのは不可能なので、「そうした陰謀が存在するという主張は疑わしい(証拠あるなら出せよ)」という返事になるのです。911陰謀論や宇宙人誘拐説にに対する反論も似たようなものになるでしょうね。それから質問にお答えがありません。

・Ann McCampbell, MDが主張するような陰謀論について、査読済みの論文はありますか?


>でも、良く考えてみれば、その9人もアレルギー・免疫疾患の範疇であって、「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」には変わりないですね。

治療法が違います。SLEの見逃しなんて悪夢です。化学物質の曝露が原因であろうとなかろうと、患者さんの症状が良くなるかどうかのほうが私にとっては大事です。それから、「多発性硬化症、全身性エリテマトーデス」が「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」であることを示す証拠を提示してください。ホメオパシーやらの代替医療に対して親和性の高いアマデウス龍彦さんの情報源では、「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」とされているのは知っています。私が要求しているのは、信頼できる情報源による証拠です。


>Dr. McCampbellは、そういう苦境にいる患者さんたちの声を、伝えようとしているように思えました。

陰謀論者がそのようなことをすると逆効果ですね。仮に私が化学物質過敏症患者であったら、「無能な味方」の主張をきわめて迷惑だと考えるでしょう。実際にそのようなメールを受け取ることもあります。あるいは、「化学物質過敏症の研究者と、既に反証されたトンデモであるホメオパシーの支持者は異なる」と批判されることもあります。


>臨床環境医学が、患者さんたちに良く評価されることが多いのは、「いち早く真剣に自分達の訴えを聴いて行動してくれた」点が大きいと思います。

ホメオパシーが「患者さんたちに良く評価されることが多い」のも同様の理由でしょうね。アマデウス龍彦さんはホメオパシーを擁護されておられるので皮肉になっていませんが、いったいどういう医師が臨床環境医学を擁護しているのかについて、読者にとっての理解の助けになるでしょう。


>ただ不思議なのは、なぜ患者であるrunさまをしつこく追及するのか、です。

コメント欄に書き込むからですよ。また、逆に言えば、まだ対応する価値があると認めているわけです。それとも、患者さんは反論されない権利があるとでもお考えですか?


>受け取り手がどう受け取ったか、が重要なのです。

アマデウス龍彦さんの発言についても同様のことが言えますね。


>そういう書き方をされると、NATROM先生が食物連鎖や濃縮を知らないのかと思って、びっくりします。

食物連鎖や濃縮を含めても、通常の環境学の専門家は、公害の酷かったころよりも環境は改善してきていると考えているのです。残留性有機汚染物質(POPs)の一例であるダイオキシンは「食物連鎖や濃縮」があるとしても、実際の人体への曝露量が減っていることを具体的なデータを挙げて示しました。

・残留性有機汚染物質(POPs)が「環境や人体において蓄積されていく」という具体的なデータはありますか?
・アマデウス龍彦さんの主張を支持するような環境学の専門家の例を挙げてください。


>だから、PFOAの一例だけをとっても、単純に母乳中のダイオキシン濃度が減少傾向にあるというだけで、人への総合的な産業化学物質の暴露の影響が減っているとは、とうてい言えないのです。

ダイオキシンやら他の影響の大きい化学物質の曝露量が減ったため、PFOAなどを気にするようができるようになったのです。1960年ごろの水俣市で、たとえ計測可能であったとして、PFOAを測る意味があったでしょうか。


>年齢調整後の癌の死亡率ですよね。
>癌の発症率自体が減っているのですか?

長生きすれば癌は増えます。

・シックハウス症候群だけでなく年齢調整後の癌の死亡率が減っているのはなぜですか?平均寿命や健康寿命や伸びているのはいったいなぜですか?

という質問に答えがありませんよ。


>健康指標は、あまりあてにならないような印象です

「印象」以外の反論はできないわけですね。


>つまり、「アレルギー・免疫系の疾患」は、だんだん増えていると言う重要な件ですよ。

知ってます。過去に既に述べています。

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090224#p1
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060614#p1

「化学物質」の曝露量とアレルギーの増加の相関は(ホメオパシーに対して親和性の高いアマデウス龍彦さんが信頼する情報源では違うでしょうが)一般的には認められていません。


>>「安全とされる基準以下の量の暴露でも影響を受ける人達がいるかもしれない」というのは事実ですが、その上限は科学的に予想がつくのです。
>その上限とは、何の上限ですか?

たとえば100 ppmの濃度で人口の1%が被害が生じる化学物質があったとしましょう。規制を厳しくして1 ppm以下にしました。これでも「影響を受ける人達がいるかもしれない」。しかし、影響の上限はわかります。人口の1%ってこたない。影響が線形だと仮定しても0.01%以下。普通の化学物質には閾値がありますので、もっと少ないでしょう。常識です。


>例えば、千葉県のサイトも間違っているのですか?

千葉県のサイトの記述は不正確ですが役所のページとしてはこの程度はしかたないでしょう。そもそも私が問題にしたのは「発展途上国が、一概に「化学物質」の暴露が多いとは、言えないでしょう」からのくだりです。千葉県のサイトに発展途上国がどうとかなど書いてありますか?

・発展途上国のほうが「先進国より化学物質にさらされることの少ない日常生活」であるという点について、信頼できる環境学の専門家の話はないのですか?あるいは査読論文は?

なお、こういう意見もありますよ。
https://twitter.com/Hornet_B/status/376291136647622657
https://twitter.com/Hornet_B/status/376291662135177216

すぐには出てきませんが、中西準子先生だったか、環境学の専門家も概ね似たような主張をしています。


>私の元のコメントは、「多くの場合」と書いています。

それは失礼いたしました。しかし、だったら北里でもRCTができますよね。小規模施設でもRCTは可能であることを知っていて、その点を無視し、さも「製薬企業の協力とか、そういったことが出来る地位」が必要であるかのように書いたアマデウス龍彦さんが不誠実であったわけです。北海道大学で可能なのに北里でできないなんてことがありません。


>まず、“困っているのに付け込んでいる”という確たる証拠は?

それを問うなら、まず、患者さんが「困り果てて受診している」という確たる証拠を挙げてください。患者さんは困っているんでしょう?


>それに、代替療法のほとんどは、たいした悪影響がないのが特徴ですからね。

それこそ「確たる証拠」を要求します。悪影響のある代替医療の例をいくらでも挙げることができますよ。レメディは無害な砂糖玉ですが、ホメオパシーは新生児を殺しました。


>似たような証などなく、一人一人「別個の病気として」「人間を周囲の環境も含めてまるごと」とらえるというのが、ホリスティックなものの見方です。

だったら、ホリスティックvs標準医療のRCTをやればいいのです。対象を無作為に二群に分け、ホリスティック群は一人一人「別個の病気として」「人間を周囲の環境も含めてまるごと」とらえる治療を行い、対照群は標準医療(なければBSC)を行います。

つけ加えるなら、「似たような証などなく」という言い逃れの難点は、代替医療が効くという根拠の否定につながることです。代替医療が効くとされる根拠の一つは経験です。漢方は「似たような証Aに漢方薬Bを処方したら効いた」という経験の膨大な積み重ねが根拠ですが、「似たような証などない」としたら、こうした根拠を全否定していることになりますね。代替医療の中には特異的効果を有するものも含まれているでしょうが、アマデウス龍彦さんのような「代替医療擁護者」がそれを台無しにしています。

アマデウス龍彦さんの主張は、瀉血する場所や量を一人一人「別個の病気として」「人間を周囲の環境も含めてまるごと」考えていた150年前の西洋医学の医師と同レベルです。150年前の西洋医学の医師は、とくに根拠を示さずに、「瀉血はたいした悪影響がない」と言うでしょうね。アマデウス龍彦さんと、150年前の西洋医学の医師と、どう違うのですか?医学の進歩に学びましょう。

アマデウス龍彦さんは、標準医療の敵であると同時に、まじめな代替医療の研究者の敵でもあります。


>それが権威のおかげじゃないとでも?

アマデウス龍彦さんの立つ「エビデンスにこだわらない」という立場では、権威のお陰であろうと、「治ればいい」はずではなかったので?私はエビデンスにこだわりますので、ホメオパシーや臨床環境医学と同様に、エビデンスを無視した多剤投与の精神科クリニックも批判の対象です。


>とにかく、薬処方なしで帰していると、逆にヤブ医扱いされるのがSSRI全盛期の状況(惨状)でしたね。
>まあ、こう書くと「おまえの周囲だけの話だろう」と、切り捨てるんでしょうけどね。

アマデウス龍彦さんの周囲の話だけ、あるいはアマデウス龍彦さんの目が曇っているがゆえにそう見えていただけであろうと思いますが、よしんばそうではないとして、以下の指摘に対する反論にはなっていませんよ。

・ある特殊な事例においては、標準医療を実践していない“標準的な”精神科医よりもレメディのほうがマシという状況もあるかもしれませんが、重症例においては“標準的な”精神科医のほうがレメディよりマシである、という指摘に反論は?


>薬漬け医療の副作用のひどさと、代替療法の安全性の高さを無視した話ですね。

「代替療法の安全性が高い」という主張が誤りです。薬剤のメリットも無視しています(統合失調症の治療はどうしてます?まさかホメオパシーじゃないでしょうね?)。


>でも、書き手のキャラクターの分析能力には自信がありますね。

書き手のキャラクターを分析して「信頼できる情報を見分け」ているのですか。それはすごいですね。論文も「書き手のキャラクター」を分析して判断しているんですか?せめて利益相反を考えるとかにしませんか。

shinzorshinzor 2013/09/08 08:58 >1960年ごろの水俣市で、たとえ計測可能であったとして、PFOAを測る意味があったでしょうか。

世の中は、安全になってきており、より小さな危険にも着目するようになってきている。それに伴い、同じ費用で解消できる危険はますます少なくなってきていて、いわば贅沢な対策になってきている。それが可能なのは、世の中が豊かになってきているからだ。というような報告があると中西準子先生が書いてましたね。どこに書いたあったか思い出せませんが、別の記事でも、米国の1年人の寿命延長のための費用は、$96865なのに対し、低所得国では$62という計算がありました。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak186_190.html#zakkan189

一人一人の患者さんの苦しみは同じなので、「贅沢病だ」などと言ってはいけませんが、医学や経済の発展でより安全に健康になってきている一方で、主観的にはそうは感じないのが難しいところだと思います。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 15:46 お待たせしました。
まずは、「化学物質の影響」とは直接関係ない話題から。

>SSRIの売り上げが他の問題のある「医療化」と比較して酷いという具体的な数字などありますか?総薬剤費で言えば、ARBの過度な推奨のほうがでかいと思いますが。「副作用」の大きさで言えば、EBMが普及する以前の抗がん剤治療も問題が大きかったです。単に対象人数の大きさで言えば、必要性に乏しい点滴や経口抗生剤ですね。

“売り上げ額”“副作用”“対象人数”の例を、別々に挙げてどうするんですか。
物事を総合的に見ることが出来ませんか?
診療科全体のイメージまで変えるような、劇的な変化について聞いているのですが。
売り上げ額、副作用、対象人数を単独で見るのではなく、コマーシャルや行政の動きも全部含めた話です。

>「陰謀が存在しない」ことを証明するのは不可能なので、「そうした陰謀が存在するという主張は疑わしい(証拠あるなら出せよ)」という返事になるのです。911陰謀論や宇宙人誘拐説に対する反論も似たようなものになるでしょうね。それから質問にお答えがありません。
>・Ann McCampbell, MDが主張するような陰謀論について、査読済みの論文はありますか?

陰謀論のたぐいの話について、査読済みの論文が存在すると考える方がおかしいと思いますが・・・。
なお、査読済み論文がないからといって、その手の話が否定されるというわけでもありませんよね。
よく知りませんが、911陰謀論なども査読済み論文などはないでしょうが、完全に否定も出来ない類の話です。
つまり、陰謀論というのは、存在しないことの証明も存在するという証明も、どちらも難しく、安易に結論が出せないわけですね。
政治的なものが絡む話は、そういう迷宮入りの話が多いです。
後から資料が見つかったり、またその資料が捏造だったりと、なかなかスッキリしないものです。
簡単に“解”が出るのであれば、この世に歴史問題など皆無でしょう。

>北海道大学で可能なのに北里でできないなんてことがありません。

私が念頭に置いていたのは、私の主治医のような代替療法を取り入れておられる“開業医”のことです。
大学や大きな病院に属していないとRCTの実施は難しいのでは、という話をしているのです。
北里の話はしていません。

>>まず、“困っているのに付け込んでいる”という確たる証拠は?
>それを問うなら、まず、患者さんが「困り果てて受診している」という確たる証拠を挙げてください。患者さんは困っているんでしょう?

これは、意味不明です。
主は「付け込んでいる」であって、「困っているのに」じゃないことくらい、並みの国語力があればわかることです。
NATROM先生にはわからないようだから、質問をわかりやすく書き換えましょう。
・臨床環境医が患者さんに「付け込んでいる」という確たる証拠は?

>レメディは無害な砂糖玉ですが、ホメオパシーは新生児を殺しました。

それはかなり不正確な表現ですね。
正確には、「ホメオパシーの使われ方によっては、そういうことが起きる」です。
ホメオパシーそのものというより、「治療関係における説明不足」に問題の主点はあります。
だから「ホメオパシーは新生児を殺した」は、ずいぶん扇情的な表現だと思います。

>つけ加えるなら、「似たような証などなく」という言い逃れの難点は、代替医療が効くという根拠の否定につながることです。代替医療が効くとされる根拠の一つは経験です。漢方は「似たような証Aに漢方薬Bを処方したら効いた」という経験の膨大な積み重ねが根拠ですが、「似たような証などない」としたら、こうした根拠を全否定していることになりますね。

「証」については、私の表現が不適切でした。
確かに経験の積み重ねで、「証」というものは成り立っています。
ただ、漢方の診療というのは、「気」の通った病人を診る、というものです。
「病気」を診るのではなく、気の通った「病人」を診る。
病人を取り囲む環境も含め、季節などの自然環境の変化、時節の変化も含めて診る。
病人から病気を切り離して枠にはめ込んで診断治療しがちな通常医療とは、根本から考え方が異なるのです。
通常医療では、診断がついても(根本的な)治療法がない、はよくある話ですが。
漢方では、診断と治療は同時です。
「証」を出した段階で、治療法も決まっています。
だから、漢方の「証」と通常医療での「診断」とは、大きく違うのです。

西洋近代文明で発展してきた科学を根底にして考えられてきた標準医療と、そうでない医療体系とでは、根底の思想が大きく異なります。
科学を根底に構築されていない、それぞれの文化的なものと強く結びついている伝統的治療体系を、
西洋科学の土俵に持ち込んであれこれ言うこと自体が問題だと思います。

例えば、漢方医学の最高の古典「傷寒論」は、すでに漢代に成立しています。
漢方には「進歩」という概念はないのです。
『漢方ひとすじー五十年の治療体験から』という本があります。
明治生まれの漢方医、大塚敬節先生の方の本から、漢方の考え方をいくつか引用してみます。

「進歩と言う思想は、近世になって西洋から起きたもので、時代とともに変化はしても、東洋ではそれを進歩とは考えない。果たして新しいものほど良いであろうか。
漢方では、進歩思想とは逆に、尚古思想がある。」
「数量的に表現することの困難な患者の愁訴を重視する漢方と、数量的に測れるものを重視する近代医学とを、どのように結び付けたらよいであろう。漢方を学として体系づけるための方法論を私は持たない。漢方は術ではだめなのか。」

また、漢方の世界観と相通じる考え方として、哲学者の西田幾多郎の言葉を挙げています。

「幾千年来われらの祖先のはぐくみきたった東洋文化の根底には、形なきものの形を見、声なきものの声を聞くといったようなものがひそんでいるのではなかろうか。…以下略」

唯物主義者のNATROM先生には、なかなか理解しがたい話かもしれませんね。

漢方などを、無理やり科学の土俵に持ち込んで評価するのは、不可能なことではないでしょう。
ただ、根底の思想が違っている以上、いろんな重要なエッセンスが抜け落ちてしまい、もはや別物となってしまうでしょう。
代替医療もEBMに合わせないとやっていけないと思い込んでいる人達がいますが、
そもそも合わせるのに限界があるし、無理に合わせる必要もないと、私は思います。

>・ある特殊な事例においては、標準医療を実践していない“標準的な”精神科医よりもレメディのほうがマシという状況もあるかもしれませんが、重症例においては“標準的な”精神科医のほうがレメディよりマシである、という指摘に反論は?

「重症例において“標準的な”精神科医よりレメディの方がマシである」とは、
私は過去も現在も、一度も主張したことはありません。
「重症例においてレメディより“標準的な”精神科医の方がマシである」とも思っていませんが。
「精神科医」と「レメディ」を比べるということに違和感もありますし。
「精神科薬」と「レメディ」を比べるのなら、まだわかりますけどね。

ともかく、上のような書き方をされると、さも私がそのような主張をしてきたかのように受け取れます。
NATROM先生の表現は、不誠実だと思います。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 15:51 ここからは、化学物質関連についてです。

>食物連鎖や濃縮を含めても、通常の環境学の専門家は、公害の酷かったころよりも環境は改善してきていると考えているのです。残留性有機汚染物質(POPs)の一例であるダイオキシンは「食物連鎖や濃縮」があるとしても、実際の人体への曝露量が減っていることを具体的なデータを挙げて示しました。
>・残留性有機汚染物質(POPs)が「環境や人体において蓄積されていく」という具体的なデータはありますか?

ダイオキシンに関してのデータだけでは、複合汚染による影響は語れません。
他の物質、例えばPBDEs(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)の母乳中濃度が、1990年代まで上がってきていたのはご存じですか?
http://bukai.pharm.or.jp/bukai_kanei/Topics/Topics5.html

また以下は、化学物質に関する状況が、俯瞰的にわかるような資料です。
日本化学工業協会が翻訳している欧州委員会のもので、国際的に化学物質の管理把握を進めていこうという重要な白書です。
『今後の化学品管理政策のための戦略(欧州委員会提出)(日本化学工業協会 翻訳版 Rev-4)』
から一部引用します。

*引用開始*

化学品1は、たとえば、食料品、医薬品、繊維製品、自動車等におけるように、近代社会が全面的に頼っている便益をもたらす。さらに化学物質は、通商及び雇用という見地から観ると、市民の経済的または社会的な豊かさに極めて重大な貢献をしている。
化学物質の世界の生産量は、1930年に100万トンであったのが現在は4億トンに増加している。EU市場 には約10万種類の様々な化学物質が登録されていて、その内の1万種類は量にして10トン以上が上市され2、さらに2万種類については1-10トンが上市されている。1998年における世界の化学物質生産額は1兆2,440億ユーロであろうと見積もられ、その内の31%をEUの化学産業が生産し、410億ユーロの貿易黒字が生み出された。1998にはEUの化学産業が世界最大で、その後に世界の生産量の28%を占め、120億ユーロの貿易黒字を出した米国が続いた。
化学産業はまた、欧州で3番目に大きな製造業界でもある。この業界は、170万人の労働者を直接雇用し、最大で300万人がこの業界に雇用を依存している。化学産業は、多国籍大企業数社のほかに、約3万6,000社の中小企業(SME)を擁している。これらのSMEは企業総数の96%を占め、化学物質生産量の28%がこれらの企業から製造されている。
その一方である種の化学物質は、ヒトの健康に深刻な害を及ぼして早死にさせたり、環境に深刻な危険をもたらしたりしてきた。多くの例の中でよく知られているのが、肺がん及び中皮腫を引き起こすアスベストや、白血病を引き起こすベンゼンである。DDTを大量に用いた結果、鳥類に生殖異常が発生した。これらの物質は全面的に禁止されたりまたは他の管理措置が適用されているが、そうした化学物質は大量に使用されるまではそれらの悪影響に関する情報が得られないので、被害が出るまでは措置が講じられなかった。
たとえば若い男性での精巣がんや、アレルギーなどのある種の疾病の発生は、過去10年間で著しく増加した。この現象の根本原因はまだ明らかにされていないが、アレルギーについては、特定の化学物質が原因となっているのではないかとする懸念が裏付けられてきている。欧州委員会の毒性・生態毒性・環境に関する科学諮問委員会(CSTEE)によると、野生生物における生殖及び成長への影響と、内分泌攪乱物質との間に関連があると報告されている。CSTEEは、地球規模の問題が潜在していると結論付けた。この懸念は、海洋に生息する数種類の海洋性ほ乳類で、内分泌攪乱の疑いのある難分解性化学物質が高濃度で発見されたことに基づく3。
多くの化学物質がヒトの健康や環境に及ぼす影響についての情報が不足していることが、懸念の原因となっている。当然ながら一般市民は、おもちゃから放出された特定のフタル酸塩に自分の子供が曝露されていると聞いたり、母乳中に難燃剤のペンタブロモ-ジフェニル-エーテルの量が増加していると聞いたりして不安に思う。これらの物質も欧州委員会の禁止提案の対象になっているが、法的措置は、結果が出るまであまりにも時間がかかりすぎる。
脚注
1 指令67/548/EECに定義付けられている化学物質及び製剤のこと。
2 別途説明されていない限り本白書では、トン数による閾値は、1年間に1製造業者が製造する(または1人の輸入者が輸入する)量を言う。
3 内分泌攪乱化学物質のヒト及び野生生物への影響に関するCSTEEの意見 (1999年3月)。

*引用終了*

>・アマデウス龍彦さんの主張を支持するような環境学の専門家の例を挙げてください。

前にも書きましたが、私は環境学には疎いです。
今までほとんど書籍は読んでいません。
専門家も良く知りません。
ネットで土壌汚染の拡大を訴えておられる環境学者は見つけました。
畑明郎氏です。
ネットでしか主張を読んでいませんので、私の主張とぴったり合うかどうかはわかりません。

ところで、あなたの挙げておられる専門家たちは、「公害のひどかった時代より環境は改善している」と仰っているのですね。
それらの専門家の方達は、「人体への影響も改善している」と明言されているのですか?
内分泌攪乱物質が、内分泌系や免疫系に与える影響も減っていると、主張しているのですか?

>ダイオキシンやら他の影響の大きい化学物質の曝露量が減ったため、PFOAなどを気にするようができるようになったのです。

「PFOAなどを気にすることができるようになった」という書き方は、PFOAの人体への影響を随分軽視しているように見えますが。
PFOAの人体への影響を低く見積もるのは、どういう根拠からですか?
それに、母乳中のダイオキシンの濃度はゼロになったわけではありませんね。
一時期より減ったというだけで、ずっと継続しています。
先程書いたように、母乳中PBDEs濃度は1990年代まで増加傾向、それからは頭打ちですが、やはり継続しています。
また、東京都内の大気中の水銀濃度の推移ですが。
これをみると、だいたい横ばいですが、場所によっては上昇しています。
http://eritokyo.jp/independent/Hg_in_waste/Hg_in_air.pdf

化学物質は次から次へと創出されているのですから、ダイオキシンだけの影響だけではなく、全体的な化学産業物質への暴露からの複合汚染の影響を考えるべきでしょう。

そういうわけで、
「母乳中のダイオキシン濃度は一時期より減少してきているようだが継続している。
その他の人体に影響を与える産業化学物質の種類も増えていて、その全ての実態を把握できていない。
なので、総合的に産業化学物質が人間に与える影響は把握しきれていない。」
という表現が、より適切だと思います。

>「化学物質」の曝露量とアレルギーの増加の相関は(ホメオパシーに対して親和性の高いアマデウス龍彦さんが信頼する情報源では違うでしょうが)一般的には認められていません。

上の白書でも
「たとえば若い男性での精巣がんや、アレルギーなどのある種の疾病の発生は、過去10年間で著しく増加した。この現象の根本原因はまだ明らかにされていないが、アレルギーについては、特定の化学物質が原因となっているのではないかとする懸念が裏付けられてきている」
とありますね。
これが2001年における一般的認識です。
その後にますます化学物質の免疫系に与える影響への懸念は強くなっている方向であって、弱くはなっていないと思います。
この点については、後からのコメントで確かな情報源を複数挙げます。

>・シックハウス症候群だけでなく年齢調整後の癌の死亡率が減っているのはなぜですか?平均寿命や健康寿命や伸びているのはいったいなぜですか?

そのようなものは、多岐に渡る複雑な要因で決まってくることくらいNATROM先生もご存じでしょう。
例えば、年齢調整後の癌の死亡率も、部位別でみると、早期治療が進んだ胃癌で大きく下がり、早期発見が容易なはずの乳癌では上がっていますね。
年齢調整罹患率の年次推移をみてみると、男性では肺、女性では乳房、子宮、肺、卵巣が増加しています。
だから、その手の指標をもってきて、「化学物質の人間への影響が減ってきている」ことの証明にはなりませんね。
免疫・アレルギー疾患はじめ、一部の癌、発達障害など、増加している疾患もあるわけですから。

>1960年ごろの水俣市で、たとえ計測可能であったとして、PFOAを測る意味があったでしょうか。

なぜその時代の話になるのですか?
今の化学物質汚染の話をしているのでは?

>>健康指標は、あまりあてにならないような印象です
>「印象」以外の反論はできないわけですね。

はっきりと問題点を書いていますけど。
タニマー問題について。
断言すれば満足だったのですか?
「健康指標はあてになりません」と。

>たとえば100 ppmの濃度で人口の1%が被害が生じる化学物質があったとしましょう。規制を厳しくして1 ppm以下にしました。これでも「影響を受ける人達がいるかもしれない」。しかし、影響の上限はわかります。人口の1%ってこたない。影響が線形だと仮定しても0.01%以下。普通の化学物質には閾値がありますので、もっと少ないでしょう。常識です。

それは、一つの化学物質についてだけ考えた場合の話ですよね。
それが二つ三つ、またはそれ以上に重なって行った複合汚染の場合には、話が違ってきますね。

>そもそも私が問題にしたのは「発展途上国が、一概に「化学物質」の暴露が多いとは、言えないでしょう」からのくだりです。千葉県のサイトに発展途上国がどうとかなど書いてありますか?

そもそもあなたが先に、「化学物質の暴露が多い発展途上国で化学物質過敏症が少ない」と仰ったのです。
だから、発展途上国での日常生活が化学物質への暴露が多いかどうか、あなたが先に証拠を出すべきです。
でも、おそらくなかなか出せないと思いますよ。
多岐に渡る化学物質のことを、「把握しきれていない」のが現状なのですから。
ネット上でいろんな行政系の文書を読んでみても、「これから管理把握に努める」と言う話でした。
その手の文書をお読みになったことがないのですか?
例えばこれです。
http://www.chemical-net.info/pdf/REACH_kisoku.pdf

これには、上に引用した欧州委員会の白書のことも出てきます。
つまり、2001年に国際的に「ちょっと化学物質のことを把握しとかないとやばいよね」という話になり、上記の欧州委員会の白書が出された。
そして、2007年から段階的に施行され始めているという状況なのです。
先進国でこの有様ですから、途上国での実態把握はもっと杜撰だと思います。

と思ったのですが、ちょっと探しただけで、データが出てきました。
http://www.ehime-u.ac.jp/~cmes/koza/03/030319nenji/yousi/kunisue.pdf
これによると、途上国でもゴミ集積場の傍に住んでいる女性の母乳中のダイオキシン濃度は、「先進国の女性と同じレベル」。
そうでない地域の途上国の女性のダイオキシン濃度は、軒並み低いです。
一番下の方に、わかりやすいグラフが載っています。
このデータから推測すると、途上国の方が、化学物質の暴露が一般的には低いということになりますね。
ツイッターの意見などで誤魔化すのは、やめてくださいね・・・。
人には信頼できる情報源を要求しながら、いったい何を考えているのだか・・・。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 15:53 リンク先の数が多いと、コメント投稿が出来ないので、分けています。

>それから、「多発性硬化症、全身性エリテマトーデス」が「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」であることを示す証拠を提示してください。ホメオパシーやらの代替医療に対して親和性の高いアマデウス龍彦さんの情報源では、「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」とされているのは知っています。私が要求しているのは、信頼できる情報源による証拠です。

NATROM先生は、ニセ科学批判にうつつを抜かして、最新の内科の知識を取り入れるのを怠っておられたのでは?
以下は、信頼できる情報源と言っていいと思います。

職業的に化学物質に暴露しやすい人達における、自己免疫疾患による死亡リスクとの関連性について
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/art.22880/full
水銀とトリクロロエチレンの同時暴露で免疫毒性が上昇するという論文
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3023566/
トリクロロエチレンと自己免疫疾患発症との関連性を示唆している論文
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2685829/
有機溶剤が自己免疫疾患の発症に関わっていることを示唆する論文
http://www.plosone.org/article/info:doi/10.1371/journal.pone.0051506

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 15:55 日本語のものもあります。
http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/9264/1/30K7839.pdf
「アレルギー疾患の急増と重症化の原因として、環境化学物質の日常的な暴露が関与している事が示唆されている」
と明言され、その仕組みの解明中のようです。
環境化学物質は酸化ストレス作用を介して、アレルゲン感作期におけるTh2型免疫の成立に寄与することで、アレルギー疾患の増悪に関与していることが示唆されています。

http://www.phar.nagoya-cu.ac.jp/research_course/res_course11.html
これは大学の研究室紹介ですが、
「産業経済活動により、環境中には数多くの化学物質が蓄積しています。近年のアレルギーや自己免疫病の増加の原因に環境汚染化学物質の関与が示唆されています。」
と書かれています。

国立環境研究所の研究員の方も
http://www.nies.go.jp/kanko/news/29/29-2/29-2-03.html

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 15:58 http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/healthy/jsce/jjce10_2_93.pdf
これは、臨床環境医学に載っていた、ドイツの論文の翻訳です。
環境化学物質の排泄能力に、遺伝的な差があることが示唆されています。
石川哲先生も翻訳に関わっておられるようです。
この論文にも何かおかしな点があるでしょうか?
もしあれば、ご指摘ください。
こういった研究や翻訳の動機が、「患者集め」「患者に付け込むため」とは、とても思えませんが・・・。

以下は、日本公衆衛生協会のニュースのサイトに載っていたものです。
とても参考になるので、コピペしておきます。

*引用開始*

環境化学物質と自己免疫疾患: 原因と影響
―1995〜2001年の皮膚科情報ネットワークからの調査結果―
Environmental chemicals and autoimmune disease: cause and effect
Key Words : 自己免疫/薬物/環境
Toxicology 181-182: 65-70 (2002)
 自己免疫異常との関係が考えられている薬剤は多数あり, エリテマトーデスと関連するものは70種以上ある. WHO は, ほかの環境要因と自己免疫異常との問題をまとめている (WHO Guideline Document, 2000).
 芳香族アミンおよびヒドラジン:薬物関連エリテマトーデス (DRL) の原因とされている薬物の多くは, 芳香族アミンやヒドラジンである. ヒドラジンとその誘導体は, 農工業用製品やタバコなどに含まれ, 喫煙者における全身性エリテマトーデス (SLE) の高リスクや, 硫酸ヒドラジンを扱っていた研究技術者がエリテマトーデス様の疾患を患った事例がある. タートラジン (FD&C 黄色5号) は, 多くの食物や薬剤に含まれるアゾ色素で, 喘息, 蕁麻疹, 血管性浮腫や免疫疾患の一因であると指摘されており, タートラジンを投与された患者にエリテマトーデス様の疾患が認められた. 毛髪染料基材である芳香族アミン類のパラフェニレンジアミンは, 動物実験で結合組織の異常を引き起こし, 高用量または長期間曝露では, 強皮症様障害を引き起こす. この物質とヒトの SLE の関連には論争があり, 未決着である.
シリカ:シリカ塵曝露は, SLE や強皮症などの危険因子である. シリカ曝露による結合組織疾患での自己抗体発生が多数報告されており, シリカ塵の非特異的なアジュバント効果によると思われる. また, シリカによる微小血管内皮細胞や末梢血単核細胞, 皮膚線維芽細胞の活性化が, 強皮症発生に関係すると思われる. 塩化ビニル:塩化ビニル [モノマー] に曝露された人に強皮症, さらに肢端骨溶解が発生している. ヌクレオチドと結合した塩化ビニル酸化代謝物は, より高い反応性を示すことが知られている.
 有機溶剤:有機溶剤である芳香族と塩素系溶剤は, 強皮症のような結合組織の疾患と, トリクロロエチレンは, 強皮症や好酸球性筋膜炎との関連が報告されている. ヘキサクロロベンゼンは, 好酸球と単核細胞の一部に炎症性の脂肪化を起こし, 1950年代には約4,000人が肝性ポリフィリン症になったことが知られている. 可塑剤:エポキシ樹脂の重合に使用する新しいタイプの可塑剤であるシクロヘキシルアミンが原因であると考えられるモルフェアと呼ばれる限局性強皮症が誘発されたとの報告がある.
 その他の薬剤:プロカインアミド, d-ペニシラミン, クロロプロマジンおよびイソニアジドが強皮症を起こすことが知られている. また, ベリリウム曝露により免疫関連性肺疾患になることが知られており, コカインの乱用では, 強皮症や皮膚アレルギー性血管炎のような結合組織の疾患と似たような症状を呈し, コルヒチンは筋症の原因となり, エオジンは光感受性発疹や接触皮膚炎の原因となる.
 金属:一部の金属への慢性的な曝露は, ヒトおよび動物に対して免疫複合体腎疾患を引き起こす. 金は, 腎臓疾患の他, 好中球, 単球およびリンパ球の機能に影響を及ぼし, カドミウムをラットに長期投与すると膜性糸球体腎炎を引き起こし, これも免疫系複合体によるものである. また, マウスでは, 抗核抗体が産生されるとの報告もある. 水銀は, マクロファージ, 多形核白血球およびT-リンパ球に影響を及ぼすことが動物実験において報告されており, 高感受性ラットでは, さまざまな免疫複合体が糸球体腎炎を引き起こすこと, マウスおよびラットにおいて認められるこれらの自己抗原は, ラミニン1, フィブラリンまたは核ヒストンであることが示唆されている. 水銀は, 体内タンパクのメルカプト基に作用してタンパクの分子そして抗原特性を修飾する.
プリスタンは, しばしば天然油中の夾雑物として認められ, 近交系マウスに対して自己抗体を産生しエリテマトーデス様疾患や腎疾患を引き起こす. これはまた, 免疫系を非特異的に活性化する.
 これら多くの化学物質は, ヒトおよび動物の免疫系にさまざまな方法で影響することが多くの研究によって明らかにされてきたが, その主な作用機序は大きく分けて以下の6種を挙げることが出来る. 1. 薬物がポリクローナルなB細胞を活性化することによって自己抗体を産生し, 抗原特異的な免疫反応が誘発される. 2. 薬物が, 免疫または他の細胞に直接毒性を示すことにより免疫機能を障害するか細胞内物質が放出され, それに対する自己抗体が産生される. 3. 薬物と細胞成分間に相似構造があるとき, おそらく薬物と生体分子の抗原決定の共有化によって交差反応が起る. 4. 薬物が遺伝子活性を変更する調節因子に直接作用する. 環境物質によってT細胞の DNA メチル化を妨害することが報告されており, これによって自己攻撃T細胞や自己免疫疾患が誘発される. 5. 薬物が自己タンパクと結合することによって抗原構造と機能を変化させ, 自己免疫反応を誘導する潜在性抗原決定基が顕在化する. 6. 薬物がフリーラジカルを発生させることによって炎症性反応を起こす.
 なお, 今後の自己免疫疾患調査に関する課題は, 自己免疫疾患をより記述的でより正確に同定および定義すること, また各症例が環境物質の曝露に関連した疾患である可能性が示唆された場合は, その関連性について疫学的, 医学的さらに学術学的に調査研究する必要があり, さらに, その基準や分類には常に新しい情報を追加, 見直しおよび再評価をしていく必要がある.

Hess EV
(Cincinnati 大学 医学部 免疫部門, Cincinnati, USA)

*引用終了*

以上、長くなりましたが、「信頼できそうな情報」を並べてみました。
これらをお読みになっても、NATROM先生は、環境化学物質とアレルギー・免疫疾患との関連性を否定されるのでしょうか?

qurqur 2013/09/20 22:48 アマデウス龍彦 様
「環境化学物質とアレルギー・免疫疾患との関係」を否定していた方がおられるでしょうか。
 問題になっているのは「超微量の化学物質が原因となり、様々な症状が発生する」という主張であり、「ある化学物質が多量にあり、それが人体に影響を及ぼす可能性がある」ことは、だれも否定していないと思うのですが。
 つまり「量」の問題です。引用の中に、「曝露量」について記載がないように思いますが、それでは議論にならないのではないでしょうか。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 23:08 qurさま
上の引用は、環境化学物質の増加とアレルギー・自己免疫疾患の増加との関連についての話です。
NATROM先生と私のやり取りの中で出てきた話です。
今までのやり取りを読んで、ご理解いただけていますでしょうか?

NATROM先生が、
>「多発性硬化症、全身性エリテマトーデス」が「化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」であることを示す証拠を提示してください。
>「化学物質」の曝露量とアレルギーの増加の相関は(ホメオパシーに対して親和性の高いアマデウス龍彦さんが信頼する情報源では違うでしょうが)一般的には認められていません。
と仰ったので、それに対する返答です。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/20 23:25 qurさま
あまりに長かったので、よくおわかりにならなかったのかもしれませんね。

つまり、私が長々と書いてきた内容は
? 環境の中の化学物質が増えて来ていると言う事実
? それらの実態把握はまだ不完全であるということ
? 人への複合的影響もまだつかめていないということ
? アレルギー・免疫疾患も急増していること
? 環境化学物質の増加とアレルギー・免疫疾患急増の関連性が強く疑われていること

これらのことです。
いずれも、NATROM先生の問いに答える一環で書いているものです。

NATROMNATROM 2013/09/20 23:54 >“売り上げ額”“副作用”“対象人数”の例を、別々に挙げてどうするんですか。
>物事を総合的に見ることが出来ませんか?

つまり「SSRIの売り上げが他の問題のある「医療化」と比較して酷いという具体的な数字」はないのですね。


>よく知りませんが、911陰謀論なども査読済み論文などはないでしょうが、完全に否定も出来ない類の話です。
>つまり、陰謀論というのは、存在しないことの証明も存在するという証明も、どちらも難しく、安易に結論が出せないわけですね。

うわあ。911陰謀論が完全に否定できないとおっしゃる。完全にトンデモですね。アマデウス龍彦さんにも理解できるレベルに降りましょう。"Flat Earth Society"(地球平面協会)という団体がありまして、地球は球形ではなく平坦であると主張している人たちです。彼らに言わせると地球の写真等の地球が球形であるという証拠も捏造されたものだそうです。要するに陰謀論ですね。アマデウス龍彦さんは、地球平面協会が唱える陰謀論も完全に否定も出来ないとお考えですよね?「いや、さすがにそれは完全に否定できる」と仰るのであれば、他の陰謀論との違いを明確にしてください。


>私が念頭に置いていたのは、私の主治医のような代替療法を取り入れておられる“開業医”のことです。
>大学や大きな病院に属していないとRCTの実施は難しいのでは、という話をしているのです。
>北里の話はしていません。

私は北里の話をしていました。日本の臨床環境医学の中心的存在である北里大学が治療法の構築に消極的なのはけしからんという話をしていたのです。まあ石川哲先生を知らなかったぐらいですからねえ。化学物質過敏症に関して議論ができる基礎知識がアマデウス龍彦さんには無いのです。

それから、「代替療法を取り入れておられる“開業医”」を小規模でRCTできないからと免責するのなら、エビデンスの乏しい多剤併用療法を行う精神科医も免責になりますね。「おい、その多剤併用療法にはエビデンスがあるのか」「無いが、うちは小規模でRCTできないからしょうがないじゃないか」。


>・臨床環境医が患者さんに「付け込んでいる」という確たる証拠は?

たくさんありますが、たとえば治療エビデンスの構築に消極的なところとか、一般書で化学物質への害を過度に強調するところとか、エビデンスの乏しいわりに侵襲性の高い治療行ったりするところとかですね。海外となるともっと状況はひどく、財団をつくってそこから患者に「CS患者にやさしい」商品を買わせています。定期的にエビデンスのない高い検査をしたりします。


>ただ、漢方の診療というのは、「気」の通った病人を診る、というものです。

インチキ医療者や、あるいはエビデンスの乏しい多剤併用療法を行う精神科医も似たようなことを言うでしょうね。「確かに一般的にはこの患者には薬が多すぎる。しかしそれは大規模臨床試験ではどうしても見落とされてしまう個別事例を丁寧に診た結果なのだ」など。


>「証」を出した段階で、治療法も決まっています。
>だから、漢方の「証」と通常医療での「診断」とは、大きく違うのです。

診断方法が違っても、アウトカムの評価はできるでしょう。だったらRCTで評価できます。150年前に瀉血をしていた西洋医も、「俺たちは「気」の通った病人を診ている」つもりだったんです。医学の歴史に学びましょう。


>「重症例において“標準的な”精神科医よりレメディの方がマシである」とは、
>私は過去も現在も、一度も主張したことはありません。

私は過去も現在も、『アマデウス龍彦さんは「重症例において“標準的な”精神科医よりレメディの方がマシである」と主張した』とは主張しておりません。「そんなこと主張していない!」ではなく、「その通りですね」「必ずしもそうとは言えませんね」とか答えればよかっただけですよ。


>ダイオキシンに関してのデータだけでは、複合汚染による影響は語れません。

アマデウス龍彦さんがウィキペディアからの引用した残留性有機汚染物質(POPs)の例でダイオキシン類があったんですよ。「環境や人体において蓄積されていく」という指摘に対して、「環境学には疎いのですか?」とか言いつつアマデウス龍彦さんが出してきた例が、ダイオキシンだったんです。

NATROMNATROM 2013/09/20 23:55 >他の物質、例えばPBDEs(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)の母乳中濃度が、1990年代まで上がってきていたのはご存じですか?

1990年代まで上がってきたとして、いまはどうなんです?http://www.iph.pref.osaka.jp/news/vol23/news23.pdf 「大阪府及びスウェーデンにおける母乳中 PBDEs濃度の経年変化」の図では2000年にはピークを超えて下がっているようですが?http://www.nrdc.org/breastmilk/pbde.asp はもっと明確ですね。2013年はもっと下がっていると思います。

・ダイオキシンもPBDEsも、「環境は改善されつつある」という私の主張を支持するデータであって、アマデウス龍彦さんの主張を支持するデータではないのでは?

あらためて、

・残留性有機汚染物質(POPs)が「環境や人体において蓄積されていく」という具体的なデータはありますか?
・アマデウス龍彦さんは具体的なデータなして、根拠なく、思い込みで「産業化学物質というのは、環境や人体において蓄積されてい」と述べたのですよね?


>今後の化学品管理政策のための戦略(欧州委員会提出)

アマデウス龍彦さんの思い込みを支持するような記述は無いようですが。


>前にも書きましたが、私は環境学には疎いです。
>今までほとんど書籍は読んでいません。

おいおい。

・ご自身が環境学には疎いのにも関わらず、いったいなぜ他人に「環境学には疎いのですか?」と言えるのですか?
・環境学に疎く、今までほとんど書籍は読んでいないのも関わらず、いったいなぜ環境が悪化しつつあると思い込んだのですか?


>それらの専門家の方達は、「人体への影響も改善している」と明言されているのですか?

そのように言っていますね。


>内分泌攪乱物質が、内分泌系や免疫系に与える影響も減っていると、主張しているのですか?

影響が減ってるも何も、専門家の間ではそもそも内分泌攪乱物質は人体にはほとんど影響を与えていないといのがコンセンサスです。いろいろありますがたとえば、

環境ホルモン終焉決定的  
http://www.yasuienv.net/EDCFin.htm

10年前の話です。お願いですから、アマデウス龍彦さんは思い込みで自説を主張するのは止めて、環境学の専門家の本を数冊読んでください。たとえば、「環境リスク学―不安の海の羅針盤 [単行本] 中西 準子 (著) 」などはどうでしょう。話はそこからです。


>化学物質は次から次へと創出されているのですから、ダイオキシンだけの影響だけではなく、全体的な化学産業物質への暴露からの複合汚染の影響を考えるべきでしょう。

他にもいろいろリスクはあるのですから、「化学物質」のリスクをことさら取り上げるのはかえってリスクを増やす恐れもあります。

NATROMNATROM 2013/09/20 23:56 >「たとえば若い男性での精巣がんや、アレルギーなどのある種の疾病の発生は、過去10年間で著しく増加した。この現象の根本原因はまだ明らかにされていないが、アレルギーについては、特定の化学物質が原因となっているのではないかとする懸念が裏付けられてきている」
とありますね。

参考文献の提示がないようですが?白書はいったいどのような方法で「特定の化学物質が原因となっているのではないかとする懸念が裏付けられてきている」と判断したのですか?


>だから、その手の指標をもってきて、「化学物質の人間への影響が減ってきている」ことの証明にはなりませんね。

傍証ぐらいにはなります。また「化学物質の人間への影響が増えてきている」証拠もないですね。他の様々な要因のうち、いったいなぜ「化学物質」の影響をことさら重視するのですか?


>職業的に化学物質に暴露しやすい人達における、自己免疫疾患による死亡リスクとの関連性について
>http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/art.22880/full
>水銀とトリクロロエチレンの同時暴露で免疫毒性が上昇するという論文
>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3023566/
>トリクロロエチレンと自己免疫疾患発症との関連性を示唆している論文
>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2685829/
>有機溶剤が自己免疫疾患の発症に関わっていることを示唆する論文
>http://www.plosone.org/article/info:doi/10.1371/journal.pone.0051506

なるほど、日常環境程度ならともかく、職業曝露ぐらいの高濃度の化学物質が自己免疫疾患を引き起こしうることは認めます。情報の提示ありがとうございました。「多発性硬化症、全身性エリテマトーデスが化学物質への暴露が強く影響している可能性が高い病気」という主張に対する私の批判は撤回します。申し訳ありませんでした。

しかしながら一方で、化学物質の影響が一般集団にも適用可能かどうかは別問題と考えます。一般集団におけるアレルギーの増加は、たとえば衛生仮説[ http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060614#p1 ]のほうがうまく説明できます。


>環境化学物質の排泄能力に、遺伝的な差があることが示唆されています。
>石川哲先生も翻訳に関わっておられるようです。
>この論文にも何かおかしな点があるでしょうか?

論文自体にはおかしな点はありせんが、治療法の研究のほうがよほど患者さんのためになります。北里はやろうと思えばできるRCTをなぜしないのでしょうね。

私から見るとね、北里はCS患者さんが確かに化学物質によって症状が起こっていることを証明することに汲々となっているように見えるのです。盲検下負荷試験が失敗したあたりから方針を変更すればよかったのに。「化学物質によって症状が起こっているかもしれないし、違うかもしれないけど、それはそれとして症状が改善すればいんだよね」という方針なら、もっと違ったことになっていたでしょう。最近はそういう傾向も見えます。坂部先生にはけっこう期待しています。宮田先生や石川先生の影響力がなくなったら一気にいい感じになるかもしれません。それは、北里が臨床環境医学を止めるということなのですが。

一博士一博士 2013/09/21 14:42 >http://www.ehime-u.ac.jp/~cmes/koza/03/030319nenji/yousi/kunisue.pdf
>これによると、途上国でもゴミ集積場の傍に住んでいる女性の母乳中のダイオキシン濃度は、「先進国の女性と同じレベル」。

これは、2000年以前の比較ですよね。

qurqur 2013/09/23 18:37 アマデウス龍彦様
一問一答のことは、あまり意識していませんでした。失礼いたしました。
ただ、「複合汚染」という40年前のタームを持ち出すあたりは、アマデウス龍彦様は相当の心配性でおられるのではと危惧します。「環境学に詳しくない」というのも本当なのでしょう。「環境ホルモン」に関するシンポジウムが訴訟沙汰になった件は御存知ですか?中西準子先生のサイトや著作をお読みになることを私もおすすめします。それでも不安が軽減しないようなら、「不安」そのものがQOLを下げていることを心配されたほうがよいのでは、と思います。

アマデウス龍彦アマデウス龍彦 2013/09/24 15:13 qurさま
ご丁寧なお返事を、ありがとうございます。
私はどちらかと言えば心配性ですが、「複合汚染」と言う言葉は、心配性だから持ち出したわけではありません。
特に不安を感じながら暮らしてもおりませんし、QOLも下がっておりません。

ところで、複数の化学物質の同時暴露の影響は、今でも研究されているわけですよね?
前に、水銀とトリクロロエチレンの同時暴露で免疫毒性が上昇するという論文を挙げさせてもらいました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3023566/

私は、このような事象に関して「複合汚染」という言葉を使ったわけですが、適切な言葉ではなかったのでしょうか?
このような事象に対する適切な言葉は、あるのでしょうか?
私は環境学に詳しくないのは事実なので、その辺りがわかっておりませんし、訴訟の話も知りませんでした。
まずは、お勧めの中西準子先生のサイトや著作を読んでみるつもりです。

NATROM先生
多岐に渡るご質問に、すぐに答えられるほど頭のキレが良くないので、しばらくお時間をいただきたく思います。
ご紹介の本も読んでみた上で、またコメントを投稿させていただくつもりです。
1〜2週、あるいはもっとかかってしまうかもしれません。

natobusnatobus 2014/01/11 23:41 1 ■無題

>70人の患者のうち9人が、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、イソシアネート誘発喘息、農夫肺を含む器質的な疾患と診断された」*6。

:これらは化学物質過敏症の症状の1つとされている、併発していた可能性もあるのだがいつも通り予後が無い。

>職業環境医学(Occupational and Environmental Medicine)はまともな分野であり、臨床環境医学(Clinical ecology)とは明確に異なる*7。日本でもそうだが、臨床環境医学や化学物質過敏症の疾患概念に対する強い批判は、こうした化学物質の害を扱う「まともな」分野からなされている。

:日本でも強い批判されていると言うがソースを提示して下さい。
1つ2つでは「強い批判」とは言い難いので大量にあるんですよね。

2 ■無題

>なぜこのような誤診が起きるのだろうか。患者が多い方が医師の利益になるという動機が関係しているのではないか、という推測は妥当だと私は考えるがどうか。

:外国の話らしいが推測で物を言うのは医師としてどうか?
推測は構わないが悪意に満ちた推測は控えるべきだろう。

>「臨床環境医の標準的な手法」とは誘発中和法(Provocation-neutralisation testing)のことである。

:Dr Keith Mumbyが何をしたが知らないが1医師の行動が全てでは無いでしょう。
そもそも海外では誘発中和法が臨床環境医の標準的な手法だったという根拠はどこにあるのですか?
ソースを提示して下さい。

3 ■無題

>「6000人もの患者を診てきたが6人を除いてすべてアレルギー」という事例との類似性は明らかだ。

:多種類化学物質過敏症には免疫異常があり(NATROM大先生は知らない様ですが)アレルギーが憎悪するというのが日本の研究に何度も書かれています。
実際アレルギー反応物質が年々私も増えていますね。
それ以前にライム病と何の関係があるのですか?

>MCSや臨床環境医学に懐疑的な医師が「患者の訴えを心理的なものだとして却下している」という批判は架空の藁人形批判である。

:おや?NATROM大先生は理解できない時にはすぐ心因性と言ってませんでしたか?
何ならコメント等探してあげましょうか?


>本当の診断名は過換気症候群や高カルシウム血症や全身性エリテマトーデスや多発性硬化症であるのに、臨床環境医による科学的根拠のない診断法によって、MCSと誤診されている患者が含まれている。

:前出と病名が違うのは何故?
全身性エリテマトーデス以外の病気で誤診されたというソースを提示して下さい。

krts1krts1 2014/01/14 21:09 独り言(エアーコメント)です。
(1) 化学物質の害を扱う「まともな」分野(含アレルギー)からの臨床環境医学や化学物質過敏症の疾患概念に対する強い批判について、批判関連文献例を次に示します。ただし、読みやすさを考慮して、一部の項目はブログ又はブログ欄のコメントを紹介しています。
a) アメリカ職業環境医学会(ACOEM)の Position Statement
http://transact.seesaa.net/article/374559025.html 又は http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20131031 中の「アメリカ職業環境医学会の主張」項参照。

b) AAAAI (American Academy of Allergy and Immunology)の Position Statement
http://www.aaaai.org/Aaaai/media/MediaLibrary/PDF%20Documents/Practice%20and%20Parameters/Idiopathic-environmental-intolerances-1999.pdf 参照。

ちなみに、MCSに関する Das-Munshi 等のシステマティックレビュー 「Multiple chemical sensitivities: A systematic review of provocation studies.」は本学会のジャーナルに発表されています。下記 g) 項を参照(ここに関連コメントがあります)。

(続く)

krts1krts1 2014/01/14 21:11 (続き)

日本における批判関連文献例を次に示します。

c) 何と! (最近では)日本臨床環境医学会 もMCS及び化学物質過敏症に対し懐疑的又は批判的なようです。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/00131123#c1386167325 及び http://d.hatena.ne.jp/NATROM/00131123#c1388147728 参照。

d) 日本臨床環境医学会の内山巌雄理事等による「化学物質過敏症の病態解明と疾患概念の確立に関する基礎的研究」の 2011年度 研究実績報告書
これは中間報告書です。この中に、”化学物質過敏症は、医学上原因不明の病態と言われており、その疾患概念や診断指針が明確ではない。”と記述されています。http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22590568/2011/3/ja.ja.html の 「研究概要」 参照。

(続く)

krts1krts1 2014/01/14 21:12 (続き)

次の2つは日本職業・災害医学会会誌に発表された論文です。
e) http://www.jsomt.jp/journal/pdf/060010011.pdf

f) http://www.jsomt.jp/journal/pdf/061020119.pdf

g) 斎藤博久著の本「アレルギーはなぜ起こるか ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ」の P25〜P26 の「コラム 化学物質過敏症は存在するか?」
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130907#c1382361312 を参照。ただし、本コメントにおける ””部は引用です。

h) 室内空気質健康影響研究会報告書の概要 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/02/h0227-1.html の 「2.MCS/化学物質過敏症について」

(2) 日本の化学物質過敏症において、診断を受けた症例には、中毒やアレルギーといった既存の疾病による患者が含まれていることについて
上記 室内空気質健康影響研究会報告書の概要 の「室内空気質健康影響研究会報告書のポイント」を参照。

(終了)

krts1krts1 2015/01/04 17:09 私事で恐縮ですが拙ブログを更新しました。http://krts1.hatenablog.com/entries/2015/01/04

はてなid:krts1削除後は、コメント欄対応のために適宜 krtsm を使用したいと考えています。ただし、別のアカウントでネット活動を新たに行うと、アカウントが複数になる問題が生じますので、この場合には、なるべく krtsm を登場させないご配慮をお願い申し上げます。