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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2017-04-21 「子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい」?

[]「子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい」のファクトチェック 「子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい」のファクトチェックを含むブックマーク

もしあなたががんにかかり、手術を受けることになったとしましょう。現在の日本では、ほとんどの場合、手術のメリットとデメリットは何か、あるいは手術を受けなかったらどうなるのか、医師から説明があります*1。これから受ける医療についての情報を提供されて(インフォーム)、その医療を受けることに同意(コンセント)するか、あるいは受けないかは、患者さんが決めます。医師が決めるのではありません。「インフォームド・コンセント」という言葉はすでに広く知られています。

手術に限らずあらゆる医療について、正確な情報が提供された上で、患者さんが医療を受けるかどうかを決めるのが理想です。ワクチン接種についてもです。もし提供された情報が不正確であれば、たとえ患者さんが同意し、書類にサインしていたとしても、その同意は無効です。患者さんの意思決定の助けになるよう、医療者はできるだけ正確な情報を提供するように努力しなければなりません。診察室内で患者さんにご説明するときはもちろんのこと、マスコミ等を通じて広く情報を発信するときもです。

さて、YAHOO!ニュースに■子宮頸がん予防ワクチン?おやめになったほうがいい (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュースという記事が掲載されました。子宮頸がん予防ワクチンについての質問に対し、芦屋市・松本クリニック院長である松本浩彦氏が答えるという形式です。しかしながら、事実誤認、あるいは誤解を招きやすい部分があります。まず、松本浩彦氏の主張を引用し、論点をわけてご説明します。

日本で子宮頸がんを予防するために、このワクチンが果たす役割は高くありません。サーバリックスは、高リスクに子宮頸がんを引き起こすとされる15種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)のうち16型と18型のHPVに対して予防効果が認められています。ところが実際には高リスクHPVのうち、日本では52型と58型のHPVが高危険型であって、18型は自然治癒することも多く、小学生にまでサーバリックスの集団接種を勧奨する意義はありません。

また最新の研究でガーダシルは子宮頸がんの発生リスクを逆に45%増加させるという報告もあります。ゆえに「子宮頸がんワクチンは、無益であるばかりか有害である」として言い過ぎではないでしょう。



日本の子宮頸がん症例において16型もしくは18型が検出される割合は50%以上である

HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)が果たす役割が高いか低いかは、個々の医師によって判断が異なってくることもあるでしょう。なので、ここでは問題にしません。問題にするのは、日本において現行のHPVワクチンがカバーするタイプの16型と18型のHPVが子宮頸がんに寄与する割合がどれくらいか、という点です。日本の子宮頸がんの症例において検出される16型および18型を合わせた割合は、報告によって差がありますが、おおむね50-70%です。16型が多く40%台、18型が数%〜約20%といったところです*2。52型および58型のHPVも子宮頸がん症例から検出されていますが、どちらも数%です。

「それぞれ数%だとしても、52型および58型のHPVも高危険型であることには変わりない」と言い訳できなくもありませんが、日本人においてワクチンがカバーできる高危険型のウイルスの割合(50-70%)を述べず、それぞれ数%ほどしか検出されていない52型および58型についてのみ言及するのは、適切な情報提供と言えるでしょうか。



ほかのタイプのHPVと比較して18型のHPVが自然治癒しやすいとは言えず、むしろ子宮頸がんに進展するリスクは高い

なぜ16型および18型のタイプのHPVをワクチンがカバーしているのでしょうか。それは、ワクチンを開発するときに、まず病原性の高いタイプから選んだからです。ワクチンに詳しくない方でも、もし本当に「18型が自然治癒することが多い」のであれば、ワクチンの対象に18型は選ばれなかったはずだろうと推測ぐらいはでるでしょう。

実際には、ほかのタイプのHPVと比較して18型のHPVが自然治癒しやすいとは言えません。日本のデータでもそうです*3。子宮頸がんは、まずHPVの持続感染が起こり、前がん病変*4を経て、浸潤子宮頸がんに進展します。前がん病変の段階では、52型および58型と比較して18型の割合は少ないです。ところが、子宮頸がん患者においては52型および58型よりも18型が多くなります。これは、52型および58型と比較して、18型の感染が自然治癒しにくく、あるいは、より早く子宮頸がんに進展することを示しています。



HPVワクチンが子宮頸がんの発生リスクを増加させるという「最新」の報告はおそらく存在しない

HPVワクチンが子宮頸がんの発症を抑制したという直接のデータはまだありません。直接のデータで示されたのは、ワクチンでカバーされたタイプのHPVの感染を抑制する、あるいは、前がん病変を抑制するというところまでです。HPV感染や前がん病変の減少はそれだけで利益となりますし*5、将来の子宮頸がんの発症を抑制することを強く示唆すると私は考えます。ただ、そう考えない医師がいてもいいとは思います。これは価値観や解釈の問題ですので、ここでは扱いません。

しかし、ガーダシルは子宮頸がんの発生リスクを増加させるという最新の研究が存在するかどうかについては、価値観や解釈ではなく、事実に関する問題です。松本浩彦氏は「最新の研究」の文献情報をまったく提示していません。可能性だけを言うならば、私が知らないだけでそのような研究があるのかもしれませんが、かなりの確度でそうではなく、HPVワクチンが子宮頸がんの発生リスクを増加させるという最新の報告は存在しないと私は考えます。

HPVワクチンが子宮頸がんの発症を抑制したという直接のデータが存在しないのは、HPVワクチンが使用されてからまだ十分に時間が経っていないからです*6。ならば「逆に増加させた」というデータもまだないはずです。それに、仮にそのような「最新の」データが存在するとしたら、専門家やHPVワクチンに反対する人たちの間でまったく話題にならないのは不自然です。

「ガーダシル」および「45%増加」というキーワードから、松本浩彦氏がどの研究を想定していたのか推測はできます。「最新」ではなく少なくとも2006年以前に、「子宮頸がんの発生リスク」ではなく前がん病変において、リスクが44.6%増えるという報告ならあります。それも、統計学的に有意な差ではなく、かつ、対象がすでにHPVに感染歴のある女性という一般的なワクチン接種対象者とは異なる集団です。詳細については、『うさうさメモ』の■「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の嘘」の検証(1)HPVワクチンは前がん病変のリスクを44.6%増やすのか? - うさうさメモを参照してください。

インフォームド・コンセントでは正しい情報が提供されるべきです。もちろん、ありとあらゆる情報をすべて提供するのは不可能ですので、ある程度ポイントは絞らなければなりません。しかしながら、相対的に重要性の低い情報のみ提示したり、古くて無関係の情報をさも「最新の研究」だと偽って紹介することは、きわめて不適切であると、私は考えます。



関連記事

■「個々の症状ごとに比べても意味がない」という批判の解説

■「HPVは子宮頸癌の原因ではない」というトンデモ説

*1:説明が不十分でときにトラブルになることはあります

*2http://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000bx23-att/2r9852000000byb3.pdf , https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25156680

*3https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25156680

*4:子宮頸部上皮内腫瘍, CIN:Cervical Intraepithelial Neoplasia

*5:HPV-DNA併用検診を受けるならHPVが陰性だと検診間隔を空けることができるし、前がん病変が減れば円錐切除といった侵襲性のある介入も減る

*6:とくに臨床試験の参加者はより手厚いフォローアップを受けるので、子宮頸がんの発症数が少なくなり、差が検出しづらくなる。HPVワクチンによる子宮頸がん発症の抑制の最初の報告は観察研究によるのではないかと個人的には考えている

放置医放置医 2017/04/21 13:31 デマゴーグとデマを垂れ流すマスゴミによって死者が増えるのは100%確実ですが、「逆に45%増加させる」って酷いデマですね。「デイリースポーツのデタラメ記事に対して産婦人科専門医会は抗議します」とかできないですかね。考えてみれば自分の専門領域に関してもゴミクズに対していちいち反応してられないのが実情ですが・・・。(日常の臨床では、機会あるごとに新聞・週刊誌などはデタラメが多ので買ったり真に受けるのはお金と時間の無駄と患者さんにお話ししています。)

過剰診断訴訟の組織化過剰診断訴訟の組織化 2017/04/29 01:39 大阪大学の方に、過剰診断の被害があることを喧伝している人がいるようです。過剰診断の被害を受けた人達が本当にいるのなら、過剰診断訴訟を組織化して、過剰診断の被害者の救済をしたら良いのではありませんか?

NATROMNATROM 2017/04/29 10:10 がん検診に過剰診断が伴うのは不可避ですので、過剰診断訴訟については行う意味がありません。過剰診断訴訟の組織化さんが陥っているような誤解はよくみられます。そうした誤解はどうやったら解けるのは、日々考えています。

線引き問題線引き問題 2017/06/08 14:39 本文と直接は関係ないタレコミです。

先日、松藤美香さんが次のようなリツイートをしました。
https://twitter.com/mikarin_tokyo/status/872423041057161216

その中のInbar et al. (2016)が気になったのでググったところ、すでに『Vaccine』誌からwithdrawnされていました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26778424

ただし、2017年には、last authorがeditorを務める雑誌に掲載されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27421722

Retraction Watchによる経緯は次のとおりです。
http://retractionwatch.com/2016/10/24/retracted-paper-linking-hpv-vaccine-to-behavioral-issues-republished-after-revisions/

こうなってくると、内容に踏み込む能力のない僕にはニセ科学かどうか判断しづらいのですが、マウスとヒトは違うから研究者以外はあまり気にしない、という態度でいいんでしょうか?

2017-04-13 内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった

[][]内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった 内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だったを含むブックマーク

内閣府チームによる研究開発プログラムにおいて科学的手法に問題があったことが日本経済新聞のサイトに掲載された(日経産業新聞4月12日付)。



■内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰  :日本経済新聞

 「このコンテストから新しい企業の研究の種を育てたい」。ImPACTの山川義徳プログラムマネージャー(PM)は2月、都内のシンポジウムで力を込めた。壇上に上がった新田ゼラチンや日本アロマ環境協会などの代表者に賞状を送り成果をたたえた。

 コンテストの狙いは脳の健康に効果のありそうな食べ物や生活習慣などを見つけることだ。企業などからアイデアを募り、山川PMらが開発した脳活動の指標をもとに、アイデアを試した時の脳の変化を測る。脳の健康に効果のありそうなものを表彰するという内容だ。今回が2回目でコラーゲンペプチドの摂取、ラベンダーのアロマハンドマッサージが表彰された。

 山川PMらは1月には、製菓大手の明治と高カカオチョコレートの脳活動への影響を発表。発表文には「脳の若返り効果の可能性がみえた」とする文言が並んだが、実際には科学的な効果を探るのはこれからという段階だった。

 そもそもこのコンテストには問題がある。実際の測定方法が科学的な常識に沿っていないことだ。例えば薬の効果を示す際は、飲んだ人と飲まなかった人の効果を比較する。飲まない人のような比較対照群がいるわけだ。コンテストにはこれがなく、飲んだ人の前後の変化だけをみている。これでは効果を科学的に示したことにはならない。



山川PMの公式サイトを含めて情報を収集したが、現時点では研究開発プログラム『脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現』には大きな問題があると考える。ニセ科学と言っていい。

既に記事で指摘されているが、比較対照をおかず前後比較でもって「脳の健康に効果」があるかどうかを評価するのは不適切である。予備的な研究ではやむを得ず適切な対照群を得られない場合もあるが、今回はそのような言い訳は成立しない。記事によれば「できるだけ多くの企業に参加してもらうことを優先し、比較対照群をおかなかった」とのことであるが、参加企業を半分にしてその代わりに対照群をおけばよかっただけの話である。

しかしながら、問題点は適切な対照群をおかなかったことに留まらない。前後比較ではなく、参加者の数を十分に確保し、適切にランダム化し、二重盲検下で同様のコンテストを行っていたとしても、得られる科学的な知見は乏しかった。測定される結果(アウトカム)の意義が不明だからである。



「山川PMらが開発した脳活動の指標」とは何か?

このコンテストでは「脳の健康に効果のありそうな食べ物や生活習慣などを見つける」ために「山川PMらが開発した脳活動の指標」が測定された。コラーゲンペプチドの摂取やアロマハンドマッサージを受ける前後で「脳活動の指標」を測定し、その数値が改善したら「脳の健康に効果がありそう」と判断するわけである。では具体的には何を測定しているのか。

山川PMの公式サイト*1によると「脳画像から脳の健康状態を示すBHQ(Brain Healthcare Quotient)という指標」を測定している。BHQには「大脳皮質の量を指標化したGM-BHQと、神経線維の質を指標化したFA-BHQ」があり、前者は「様々な学習に対する頭の柔軟性」を、後者は「脳における情報の伝達効率」を示しているそうである。ところが、その根拠が示されていない。唯一関係のありそうなのは、「約150人分の脳情報を解析し、全体的には年齢が高いほどBHQが低下する傾向がある」というグラフのみである。


f:id:NATROM:20170413114826j:image

年齢が高いほどBHQ(「山川PMらが開発した脳活動の指標」)が低下する傾向はあるが、BHQが脳の状態のよさを表す指標として適切であるかどうかはわからない


「これは年齢による脳の衰えを反映していると考えられ、BHQが脳の状態のよさを表す指標として適切であることを示していると考えています」とあるがそのような結論は導けない。加齢とともに下がるのはBHQの測定値や脳の機能以外にもいくらでもある。最低でも「様々な学習に対する頭の柔軟性」「脳における情報の伝達効率」を認知機能テストなど別の方法で評価した上で、BHQの測定値との関係を示さなければならない。現時点では、何らかの介入(たとえばコラーゲンペプチドの摂取)がBHQを改善させることが証明されたとしても「脳の健康に効果がありそう」とは言えない。何がBHQを改善させるのかを探すよりもまず、BHQが脳の健康状態の指標として有用かどうかを検証するのが先である。



成果が適切な形で発表されておらず検証できない

そもそも、具体的にBHQがどのような方法で算出されているのかがわからない。公式サイトは必ずしも専門家だけが見るものではないので、詳細な情報を載せていないのは理解できるが、論文で材料と方法・結果等を発表し、サイトには文献情報を記載すればいいだけである。だが、私が探した範囲内では文献情報の記載は見つからなかった。

それどころか、Pubmedや医中誌といった医学論文検索サイトにおいて、BHQあるいはBrain Healthcare Quotientというキーワードで検索しても、該当する論文は一つも見つからない。もちろん臨床試験登録もなされていない。医学分野に限れば、「山川PMらが開発した脳活動の指標」であるBHQの価値は水素水やホメオパシー以下である。もしかしたら、私が得意としない分野(情報科学など)で論文が発表されているかもしれないので、読者の中でご存知の方がいらっしゃればご教示いただきたい*2

コンテストは今回が2回目で、2015年に1回目の「公募型BHQチャレンジ」が行われている*3。前後比較で「オフィスストレッチ」がFA-BHQを有意に増加させたとあるが、その詳細がわからない*4。検索すればいくつかの画像は見つかるが、学会発表のレベルにも達していない。

科学の特徴の一つが相互検証である。第三者が検証可能な形で発表するからこそ批判もできる。この研究開発プログラムは、コラーゲンやアロマテラピーだからとか、適切な対照群をおいていないからとかではなく、もっと根本的なところで科学的な常識に沿っていない。



関連記事

■ホメオパシーに予算を割くべきか

*1http://www.jst.go.jp/impact/hp_yamakawa/index.html

*2:他分野において論文が発表されているとしても、脳の健康状態に関する論文であるから医学分野の専門家が検証可能な形で発表すべきであるし、文献情報を公式サイトに記載するべきである

*3https://www.atpress.ne.jp/releases/122654/att_122654_2.pdf

*4:というか、見込みのありそうなのがせっかく見つかったんだから、次は「オフィスストレッチ」対「対照群」の比較をすべきだろう

sumiisumii 2017/04/14 00:59 「情報科学」でもそのような論文は私が探した限り発見できませんでしたが、そもそもどうして「情報科学」なのでしょうか…?

NATROMNATROM 2017/04/14 08:36 sumiiさん、コメントありがとうございました。
山川PMのご専門の一つが情報学のようです。プロフィールによれば「2008年〜2010年 京都大学大学院情報学研究科GCOE助教」。

sumiisumii 2017/04/14 10:44 ご返信ありがとうございます。「サービス・イノベーション及びニューロエコノミクスに関する研究・教育に従事」とあるので、狭義の情報科学というより、非常に広義の情報学(実質的には経営学)のように思われます。お邪魔して失礼しました。

NATROMNATROM 2017/04/14 13:21 なるほど、ありがとうございました。今度は「経営学」にお詳しい方からの情報待ちですね。あるいは「人間・環境学」。

NATROMNATROM 2017/04/14 14:36 それにしても、山川氏はいったいなぜ、これほどの予算規模のプログラム・マネージャーになれたのでしょうか。選考過程の記録はやっぱり破棄されていたりするんでしょうかね。

通りすがり通りすがり 2017/04/15 21:12 目新しくはなくてもちゃんとした研究をしている人たちの予算が削られ,こーいうのに回されていることを,気にしない役人ばかりで絶望する.

yaya 2017/04/17 11:32 ソーカル事件みたいに社会実験してるんじゃないのかしら

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