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cover ■「ニセ医学」に騙されないために

 ホメオパシー、デトックス、千島学説、血液型ダイエット、ワクチン有害論、酵素栄養学、オーリングテストなどなど、「ニセ医学」についての本を書きました。あらかじめニセ医学の手口を知ることで被害防止を。

2017-08-17 『生態学と化学物質とリスク評価』

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cover■生態学と化学物質とリスク評価 (共立スマートセレクション) 加茂 将史 (著)



生態学と生態リスク評価はだいぶ違うものらしい。本書は基本的にはリスク評価、とくに生態リスク評価の方法の解説であるが、ちょいちょい挟まれる著者の経験が興味深い。著者の加茂将史さんは生態学が専門で理学出身だ。一方で、リスク評価は工学的な考え方をするそうである。

リスク評価は工学の世界で誕生しました.理学者は「飛行機がなぜ飛ぶのか」を知ろうとします.工学者は「どうすればちゃんと飛ぶ飛行機を作ることができるか」を考えます.「なぜ飛ぶのか」といった原理はさておいて,とにかく安全に行って帰ってくる飛行機を作ることが最大の目的なのです.化学物質の影響なんて,細かく詰めていけばわからないことだらけです.わからないことはわからないというべきであって,わからないから研究を行うのである.何か主張したければまず証拠を示せ,というのが理学的な発想です.その発想からすると,わからない世界にあえて踏み込んでいくリスク評価の方法論は危なっかしいものに思えます.工学的な発想と折り合いをつけること,これが,理学出身の私が超えなければならないルビコンでした.(はじめに)

強いて言えば、基礎医学が理学的で臨床医学が工学的であるようなものか、とも思ったが、基礎医学と臨床医学は分野間の交流が密である。臨床経験のある基礎医学者はざらにいるし、臨床医であっても博士号を基礎医学の分野で取ることもよくある。ところが,生態学と生態リスク評価では「お互いが思っている『生態』という言葉の意味が違いすぎて,話が通じない」ほどだったそうだ。

生態学を学んできた著者は生態リスクの基礎知識を知らないゆえに、苦労もするし悩みもする。一方で、生態リスク評価村の住民は生態学村での基礎知識を知らない(P51)。生態学を学んだ人にとっては当たり前のことも生態リスク評価分野ではそうでもなかったりした。分野間に断絶があることに気づき、生態リスク評価分野においては新しい発想である「個体群の維持が困難となる濃度での種の感受性分布」についての研究を行い、高い評価を受けた。まさに「その世界の常識を知らないことがよい方向に働いた幸運な事例」(P74)である。

現代科学は各分野の専門性が高く、そのぶん、隣がなにをしているのかよくわからない。分野をまたいだ学際的な発想が進歩を促すのであろう。私はただ読むだけだが、たまには違った分野の本を読むのも面白い。本書を読まなければ、生態学と生態リスク評価の違いなんて知らないままだったに違いない。



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■食の安全や健康情報の「うんちく話」

2017-08-16 食の安全や健康情報の「うんちく話」

[][]食の安全や健康情報の「うんちく話」 食の安全や健康情報の「うんちく話」 - NATROMの日記 を含むブックマーク

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■効かない健康食品 危ない自然・天然 (光文社新書) 松永 和紀 (著)



松永和紀さんの新刊。ちなみに和紀は「かずのり」ではなく「わき」と読む。本書のプロフィールによれば、毎日新聞社の記者として10年間働いた後に退職し、科学ジャーナリストとして活動を開始した。最近では、BuzzFeedNewsに載った■<偽装豆腐>という間違いだらけの指摘にこそ注意!という記事で注目を集めた。

本書では食の安全や健康情報の分野のさまざまな話題が扱われている。水素水、ブルーベリー、ウコン、酵素ドリンク、グルテンフリー、トランス脂肪酸などなど。各項目は数ページで、冒頭に数行のサマリー、末尾に1〜2行のチェックポイントがついている。たとえば水素水の項目のサマリーは

「抗酸化作用がある」「がんに効く」「糖尿病が改善する」など、水素水のさまざまな”効能”が話題です。でも、「効かない」「根拠がない」と批判する科学者も目立ちます。どちらを信用すべきでしょうか?

答えは今のところ、「効き目の根拠は、ほとんどなし」です。水素は体内の大腸でも大量発生しており一部は血液中を循環しています。それに比べ、水素水として口から飲める量はごくわずかです。

チェックポイントは

「効く成分」が入っていなくても、期待が効き目に結びつく「プラセボ効果」にご注意。

といった具合。一項目が長くないので好きなところ、興味のあるところだけスパっと読める。

書名の「危ない自然・天然」は、肉の生食、浅漬けや冷やしキュウリによる腸管出血性大腸菌の感染、ヒジキ中の無機ヒ素などのリスクを紹介していることによる。なんとなくイメージで「天然なら安全」と思い込んでいる人はこのブログの読者には多くないだろうが、さまざまな事例を学ぶことができ有用だろう。また、友人、家族に勧めるのにも本書は手ごろだと思う。

リスクだけではなく、だったらどうすればいいかという点も述べられている。たとえば「バランスの取れた食事」は死亡リスクを下げる。当たり前のことではあるが、だからこそあまり取り上げられない。根拠に乏しくても「健康になりたければ○○しなさい」「××を食べるだけでがん予防になる」といった刺激的なキャッチコピーのほうが広まりやすい。とくにインターネットではそうである。

最終章ではNHS(イギリスの国民保健サービス)の「健康ニュースの読み解き方」が紹介されている。また、各項目のチェックポイントは他の事例にも応用ができるだろう。ネットの情報は玉石混交である。そうした情報の見分け方を身に付けるのに本書は役立つだろう。



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■食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない

■メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

2013-12-30 「謎解き超科学」(書評)

[][]「謎解き超科学」(書評) 「謎解き超科学」(書評) - NATROMの日記 を含むブックマーク

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■謎解き超科学 ASIOS (著)

著者のASIOSは団体名(「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)である。実際には本書は複数の著者によって書かれている。「はじめに」によれば、「本書でいう「超科学」とは、科学を装っているものの実は科学ではない、いわゆるニセ科学と呼ばれるようなものから、科学では説明不可能に思える不可思議な話まで、さまざまな主張を指した用語」(P4)であるそうだ。ニセ科学より広い概念である。本書の目次を見れば「超科学」がどういうものを指すのかだいたい理解できる。


■ASIOSの本 - ASIOS -より引用

はじめに――かつての自分に贈りたい本(本城)

【第1章】日常に潜む超科学の真相

電磁波は健康被害を引き起こす!?【浴び続けるとガンになる恐怖の波長】(蒲田)

サブリミナル効果は存在するか?【潜在意識に訴え、相手を意のままに操る】(皆神)

牛乳を飲むと不健康になる?【ベストセラー本に書かれた衝撃の事実】(道良寧子)

「磁気がコリをほぐす」は本当か?【磁気治療器は効果があるのか?】(蒲田)

ゲルマニウムで治癒力が上がる?【身につけるだけで効果が期待できる?】(本城)

デトックスで毒素を排出できる?【フットバスや足裏樹液シートで体内洗浄】(蒲田)

「水からの伝言」の不思議【ありがとうの言葉が水の結晶を美しくする】(蒲田)

「マイナスイオン」とはなにか?【浴びるだけで効果がある大気イオン】(小波)

【第2章】自然界に潜む超科学の真相

万能細菌「EM菌」とは?【あらゆる分野に効果がある奇跡の細菌】(蒲田)

ポールシフトは起きるか?【かつて地球を襲った大異変ふたたび?】(山本)

フリーエネルギーは実現するか?【エネルギー問題はこれで解決?】(山本)

隕石落下はどれぐらい危険か?【ロシアを襲った脅威はまたくる?】(山本)

百匹目の猿現象は本当か?【ある群れの行動が他の群れへと伝播する?】(本城)

動物の地震予知はあてになるか?【動物の行動から地震が予測できる?】(横山)

キルリアン写真はオーラを写す?【生命のオーラをとらえた奇跡の写真】(本城)

相対性理論は間違っている?【物理学界を揺るがす大スクープ】(山本)

「ID論」とはなにか?【アメリカの科学者たちが提唱する新しい科学】(ナカイ)

【第3章】人体にまつわる超科学の真相

血液型性格判断は信用できるか?【人間の性格は血液型で決まる?】(菊池)

『ゲーム脳の恐怖』の真実【ゲームをやりすぎるとゲーム脳になる?】(山本)

逆行催眠でよみがえる記憶【潜在意識から記憶を取り出すテクニック】(菊池)

母乳神話の真相【乳幼児の食事で母乳にまさるものはない】(道良寧子)

千島学説は信用できるか?【ガン細胞は汚れた血液から生まれる?】(ナカイ)

死者の網膜写真【網膜に残された死者の記憶】(本城)

人間は真空中で破裂する?【世間にまかり通る科学の俗説?】(横山)

【第4章】美容と健康にまつわる超科学の真相

サプリメントの効能と効果の錯覚【効果の裏側には大きな錯覚が存在した】(石川)

健康食品の広告トリック【広告に張り巡らされた巧妙な罠】(石川)

ホメオパシーで病気は治るか?【日本でも静かに広がる“代替療法”】(黒川)

マクロビオティックの真実【現代病を退ける奇跡の食事療法】(道良寧子)

酵素栄養学の誤解【酵素が健康で病気知らずの体を作る】(道良寧子)

「オーリングテスト」とはなにか?【筋肉の反応でなんでもわかる診断法】(ナカイ)

手かざし療法の危険性【手をかざすだけで病気が消失する】(原田)

あとがき――「科学的に考える」ということ(蒲田)


どの項目からでも読める。一項目はおおむね数ページであり読みやすい。ニセ科学批判についてよく知らない読者がまず読むのに適していると思う。逆に詳しく知りたい方にとっては物足りないかもしれないが、参考文献が提示されているのでそちらにあたればよいだろう。

本書で扱われる「超科学」は全部で31項目があるが、そのうち3項目についてご紹介する。



千島学説

千島学説とは1963年から千島喜久男博士が提唱した学説である。千島学説には腸造血や病原体の自然発生などの8つの原理があるが、どれも科学的には間違っている。しかしながら、千島学説は現代医学の「定説」を真っ向から否定するがゆえか一部の代替医療と親和性が高い。一方で千島学説はあまりにも荒唐無稽すぎてアカデミックな場ではほとんど議論されていないし、そもそも医学の専門家にはほとんど知られていない。よって、千島学説に批判的な書籍や論文はほとんど存在しない。この点から見ても、本書における千島学説批判は貴重なものである。

千島学説においては、体細胞は細胞分裂によるのではなく赤血球が分化して生じるとされる。「これが間違いであることは中学生でもわかるだろう」(P187)。体細胞は遺伝情報を持つ幹細胞が分裂して生じるというのが常識ではないか。「もし細胞が分裂しないとしたら、生物の教科書に必ず載っている「細胞分裂している胚」の写真はいったい何なのだろうか」(P187)。千島学説の信奉者はこうした説明で納得しないだろうが、一般の読者に対しては十分である。ちなみに良く勉強している千島学説の信奉者は、細胞分裂している胚の写真を「生体外の特殊な環境における例外的な事象」だとみなす。「千島喜久男博士の観察も生体外で行われたではないか」などと反論すると不毛な議論を楽しめる。

千島学説とルイセンコ派との関係については、不勉強ながら本書を読むまでは詳しくは知らなかった。ルイセンコ派のソビエト連邦の科学者、レペシンスカヤの学説を千島喜久男博士は強く擁護したという。そういえば、確かに千島学説の8つの原理の中に、ダーウィン進化論の否定や獲得形質の遺伝の肯定が含まれている。本書でも指摘されているが、ルイセンコらの学説は遺伝学や分子生物学の進歩によって否定された。千島学説も同時に否定されたと言っていい。

「社会問題としての千島学説」では感染症対策について述べられている。千島学説では感染症という概念自体が否定される。病原体は体外から感染するのではなく体内で自然発生するのだ。「結核のように明らかな感染症にかかったとしても、千島学説では結核菌が検出されるのはどこかで感染したからではなく、身体の不調で自然に生じたことになり、その治療法も栄養不足にならないよう、無添加の自然食品を食べようということになる。結果、結核菌はバラ撒かれ、周囲の人々が感染の危険にさらされるのだ」(P193)。

(30年前とかではなく)現代の日本でも、ごく少数ながら、千島学説に親和的な医師は存在する。杞憂とは言えない。



ホメオパシー

千島学説と違って、ホメオパシーに批判的な文献には事欠かない。古くはマーチン・ガードナーの「奇妙な論理」、最近ではサイモン・シンおよびエツァート・エルンストの「代替医療のトリック」、あるいは2005年のLancet誌に掲載されたメタ解析*1。千島学説のような日本におけるマイナーな学説とは違い、伝統的な代替医療の歴史を持っているがゆえであろう。

他にもホメオパシー批判の文献があるにも関わらず、わざわざ本書におけるホメオパシーの項を紹介する理由は何か?それは、ホメオパシーの歴史および創始者であるサミュエル・ハーネマンの思想を詳しく伝えているからである。ホメオパシーが生まれた18世紀の通常の医療は乱暴であった。瀉血をはじめとして、傷口を焼きゴテで焼いたり水銀などの有毒な物質が治療に用いられていた。「こうした当時の医療は、患者に苦痛を与えるだけで、病気を癒すものではなかった。その状況に疑問を持ったのが、ホメオパシーの創始者ハーネマンだった」(P228)。ハーネマンは、ある症状を起こす物質が症状を治す薬になるという「同種の法則」、および、物質を高度に希釈すれば効力が高まるとする「超微量の法則」に基づいてホメオパシーを創設した。現在ではこれらの法則が正しくないことは明らかであるが、18世紀当時の乱暴な医療と比較すれば害がないだけホメオパシーのほうが優れている。問題なのは、いまだにホメオパシーに効果があると考えている現代のホメオパスである。

好転反応についての記述も興味深かった。現代のホメオパスの一部は、治療後に症状が悪化した場合、毒が排泄される一時的なものでありむしろ病気が良くなっている兆候であるとみなす。ホメオパシーに限らず治療後の症状悪化を好転反応とみなす代替医療は他にもあるが、単に効果がないのをごまかしているだけである。病状の悪化を好転反応だと認識することで手遅れになりかねない。実際に、「体力の著しい低下、息切れ、黄疸、むくみ」などの症状をホメオパスが「治療師的な直感として、好転反応であると見ていた」結果、「悪性リンパ腫、肝臓転移により閉塞性黄疸」の状態にまでなった例がある*2

しかし、ハーネマンの記した「オルガノン」「慢性病論」には「好転反応」という単語はないという。「ハーネマンは著書の中で、レメディ服用で症状の悪化が生じることを認めている。しかし、あくまでそれは「本来の病気を少し悪化させたようにみえる一時作用の症状」であり、服用してから最初の1時間もしくは数時間で生じ、軽くて短時間ですむと繰り返し強調している。その他、「治療を続けている期間中、本来の病気が明らかに悪化する現象は現れるはずもない」とも書いている」(P234)。本書のホメオパシーの項を書いた黒川ゆき氏は現代のホメオパスよりもハーネマンの思想に詳しいのではないか。



母乳神話

母乳育児にメリットがあるのは事実である。かつては母乳栄養よりも人工乳のほうが進歩的で優れているという風潮があったという。日本では1970年前半に母乳栄養の比率が30%そこそこにまで減少した*3。その反動のためか、逆に母乳のメリットを過度に評価する傾向も出てきた。本書は母乳のメリットを否定するものではなく、「実際よりも効果を過大に主張したり、虚偽の説明を行うことは望ましいものでない」(P180)という立場である。

母乳育児のメリットとされているものの中には信頼できるものと根拠がなく信頼できないものが混在しており、どの主張が信頼できるのかが本書では検討されている。たとえば、感染症などへの防御効果や長い授乳期間による母親の乳がんリスクの減少は正しいと言える。一方で、母乳育児によってアレルギーが予防できたりや知能指数が高くなったりする点についてはまだ真偽がはっきりしていないという。

母乳の栄養面での評価として、「赤ちゃんにとって栄養面で最適とされる母乳であるが、実は必要な栄養素が十分に揃っているわけではない」(P181)。ビタミンKや鉄分が不足しうることが言及されている。むろん、母乳育児において栄養素の不足が生じても必要に応じて適宜補充すればいいのであるが、母乳への信頼が過剰な場合には母乳以外のものを口にしてはならないという誤解もみられる。母乳には少ないながら欠点もあることが知られるのが望ましい。

母乳の分泌量には個体差があるし、社会的な理由で十分な母乳育児が困難なケースもあるだろう。そうした現実を無視し、母乳のメリットを過度に評価し、あるいは欠点がないように伝え、努力すれば必ず母乳が出るといった極端な主張が「母乳神話」である。「母乳を勧めるのは、そもそも子どものためである。母乳以外の選択をしたとしても、それが子どもためになるものであるならば、まったく悲観する必要はない。むしろ「母乳神話」に惑わされ、母乳でなければ子どもの将来がまっくらであると思い込み、母親が強い罪悪感を抱いてしまうことの方が、子どもにとって不利益である」(P183)。

母乳よりも人工乳が進歩的で優れている主張も、あるいは母乳は完全であり欠点がないという主張も、どちらも不正確である。母乳のメリットとデメリットについて個別に評価・検証するバランス感覚が必要なのである。



外部リンク

■ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とらねこ日誌

■『謎解き超科学』でニセ科学に騙されないための足場をつくろう - 僕と懐疑の関係

■山本弘のSF秘密基地BLOG:『謎解き 超科学』

*1:Shang A et al. Are the clinical effects of homoeopathy placebo effects? Comparative study of placebo-controlled trials of homoeopathy and allopathy. Lancet 366, 726 (2005).

*2■ある産婦人科医のひとりごと: T氏と日本ホメオパシー医学協会への要望書および 「あかつき」問題の概略

*3■母乳栄養と人工栄養の時代のながれ | 母乳とミルクの子育て

一博士一博士 2013/12/31 22:46 医師の中では千島学説は相手にされてないようですが、もしかしたら、整体師の世界では幅を利かしているのかもしれません。
千島学説はマクロビオティック信奉者などとも親和性が高いようで、私の知る限りですが、東洋医学・整体師の池田伊佐男というのもかなりトンデモでした(お亡くなりになった模様)。
以下のように花粉症に効くなど、様々な効能をうたって、「キパワーソルト」とかいう塩の宣伝・販売をしていたようです。
http://archive.mag2.com/0000136585/20080629183000000.html
http://archive.mag2.com/200903191731080000136585000.html

他にも、以下のリンクなどでは掲載されていないのですが、池田氏の書いた最近のものには、
・塩を多量に摂れば放射能の害を防げるとの発言。これは、秋月辰一郎医師(マクロビオティック信奉者)の発言を受けているようです。
・「糖質解糖エンジン」や「ミトコンドリアエンジン」なるものの肯定的紹介。この用語は「宇野克明」という医師に関連しているよう。宇野氏は「日本免疫治療学会」や「日本アトピー治療学会」の会長のようですが、共に学会を名乗っていても学術刊行誌がなく、CiNiiでももちろん出てこない。「ES-27」という「アトピーに効く」とする高額なクリームの販売を推進している。
・「ルイケルブラン」(元素転換説)の肯定的紹介。
・高尾征治(九大工学博士・イオンド大学(←ディプロマミル)哲学博士、千島学説研究会所属)による放射性セシウム分解装置の紹介。
など、トンデモ科学の宝庫でした。

(実はNATROMさんのブログには、この池田氏の弟子の整体師が「進化論は否定されているからね〜」としたり顔で話していて、その根拠をたどっていたときにたどり着きました)

2013-07-02 血液型と性格の関係を否定するまずい論法について

[]血液型と性格の関係を否定するまずい論法について 血液型と性格の関係を否定するまずい論法について - NATROMの日記 を含むブックマーク

血液型と性格には強い*1関連があるといういう主張がある。血液型性格判断あるいは血液型占いと呼ばれている*2。こうした主張には科学的根拠はない。詳しくは■遺伝学からみた血液型性格判断で論じた。ニセ科学を論じる上では「定番」となっている話題である。さて、


■血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について | More Access! More Fun!


というエントリーが注目を集めている。このエントリーでは『女性誌やテレビを中心に蔓延している「血液型占い」は真っ赤な嘘である』と主張されており、その結論には概ね同意はできるが、結論を導く過程においていささか難があるように思える。「血液型占い」が真っ赤な嘘であるとしても、不適切な論法で批判するのはまずい。ここでは、かのエントリーのどの部分が不適切であったのか説明することとする。



アフリカ系アメリカ人にA型が多いことは血液型占いが間違っている根拠にはならない。

血液型占いでは「A型の人は、綺麗好きで几帳面」だとされているという。かのブログでは、明言はしていないものの、日本人と比較してA型比率が高い民族が、必ずしも「綺麗好きで几帳面」ではないことが、血液型占いが間違っている根拠になると示唆している。


世界的に見ますと・・・・アフリカ系アメリカ人、つまりB系のみなさんは81.8%がA型!!! 世界で一番めちゃくちゃ几帳面できれい好き!!!

フランス人も、イタリア人もA型比率は日本人よりもずっと高くてとっても几帳面!! だからイタ車は日本車より故障しないんだ、ん??!!!


まず、アフリカ系アメリカ人、フランス人、イタリア人が日本人と比較して「綺麗好きで几帳面」ではないと言えるだけの根拠がない。血液型占いを批判するのであれば、人種あるいは民族のステレオタイプ的な見方にも慎重になったほうがいい。また、仮の話として「A型が多いにも関わらずアフリカ系アメリカ人集団は、日本人集団と比較して、綺麗好きで几帳面ではない傾向がある」ことが事実であったとしても、血液型占いが間違っている根拠にはならない。

血液型占いでも、血液型が性格のすべてを決定しているとは主張されていない。血液型以外にも性格に影響する因子が存在し、A型であっても「綺麗好きで几帳面」ではない人がいることを否定していない。さて、アフリカ系アメリカ人集団と日本人集団は、血液型の頻度以外にも、多くの性格に影響する因子(他の遺伝的要因や文化などの環境要因)が異なっている。血液型以外の因子の影響で「アフリカ系アメリカ人集団は、日本人集団と比較して、綺麗好きで几帳面ではない傾向がある」であるのと同時に「A型の人は綺麗好きで几帳面である」は成り立ちうる。A型のアフリカ系アメリカ人は、平均的な日本人と比較して綺麗好きで几帳面ではないかもしれないが、非A型のアフリカ系アメリカ人よりは綺麗好きで几帳面かもしれないではないか。



綺麗好きで几帳面ではないA型の存在は血液型占いが間違っている根拠にはならない。

一例でもって統計的な主張を否定することはできない。


そして・・・私をご存じの方、わたしの車の中とか、机の回り、バッグの中とかを見たことのある方は想像付くと思いますが・・・わたしもA型です。自分でいうのもなんですが、机上はアマゾンの密林のごとくになっており、年に1回くらい整理をするとボールペンが10本くらい出てきます。電池は20本くらい発見できます。


説明不要であろう。肺がんにならず長生きした喫煙者が一人いたからといって、喫煙者は肺がんや他の病気になりやすいという主張を否定する根拠になるだろうか。



ABO血液型を決める物質が脳の中に入れないことは血液型占いが間違っている根拠にはならない。

血液脳関門といって、血液と脳の間には血液中の物質を通しにくい仕組みがある。毒性のある物質が容易に脳内に入るようだと生存上まずいからなのであろう。ABO血液型を決めている物質は糖鎖、あるいは糖鎖に対する抗体なのだが、これらが血液中から血液脳関門を超えて脳内に入れないというのはおそらく正しい。


「血液型の違いは赤血球の表面にある糖鎖の違いで分けられています。この赤血球は脳の中に入れません。(脳が赤くないのは脳の中に赤血球がないからです)性格による行動の違いは脳が起因していますので、血液型と性格は関係ないと言えます」

物凄い説得力!!!


しかしながら、この論法で否定できるのは、赤血球上の糖鎖が直接脳内に作用して性格に影響を与えている、という仮説のみである。赤血球(あるいは糖鎖や抗体)が脳内に入れなくても、性格に影響しうるメカニズムはいくらでも思いつける(そもそも赤いのはヘモグロビンであって糖鎖ではない!)。とりあえず3つほど思いついた。考えれば他にもあるだろう。


(1)ABO式血液型を決定する遺伝子は脳内で発現しているかもしれない。

 ABO式血液型を決める遺伝子の最終産物である糖鎖は血液脳関門を通れないとしよう。しかし、遺伝子そのものは脳内の細胞の中にも存在している。なるほど、この遺伝子が主に発現しているのは赤血球であるかもしれない(実はわりといろんな組織で発現している)。しかし、脳内の細胞でも発現して性格に影響している可能性は否定できない。


(2)血液脳関門を通る物質を通じて間接的に影響を与えているかもしれない。

 血液脳関門は物質を通しにくいとはいえ、通す物質もある(そうでなければ脳に効かせる薬は直接脳に投与しない限り効かないことになってしまう)。たとえば、IGF-I(insulin-like growth factor I)という物質は血液脳関門を通るそうである。IGF-Iでもいいし、他の血液脳関門を通りうる物質でもいいが、糖鎖や抗体がこれらの物質を介して間接的に脳内に、ひいては性格に影響をしている可能性は否定できない。


(3)ABO式血液型を決める遺伝子のきわめて近傍の遺伝子が性格に影響をしているかもしれない。

 ABO式血液型を決める遺伝子のきわめて近傍に、性格に影響する遺伝子(おそらく中枢神経系で強く発現している)が存在したとしよう。この二つの遺伝子の遺伝子座が連鎖不平衡の関係にあれば、見掛け上、ABO式血液型が性格に影響しているように見える。



それでは血液型占いが間違っている根拠は?

それぞれ、集団間の比較、個人的な事例、血液脳関門の存在は血液型占いが間違っている根拠となりえないことを論じた。それでは血液型占い、あるいは血液型性格診断は正しいのか?「正しくない」とかなりの自信をもって断言できる。その根拠は遺伝学的な、あるいは、心理学的な研究で、ABO式血液型と性格に強い関係が認められなかったことである。血液型と性格に強い関係があるかどうか何度も調べられたけどそんなものは無かったというのが根拠である。



関連記事

■「所さんの目がテン!」で血液型を科学してた

■血液型と性格と日本人のルーツ



外部リンク

■ゲノム研究から見た血液型占い - aggren0xの日記

*1:何万人を対象にした研究でやっと差が見えるというレベルではなく、日常生活をしていく上で参考になるレベルの強さの

*2:厳密には血液型性格判断と血液型占いの両者は区別されるべきものであるが、リンク先の用語に合わせて本エントリーでは厳密な区別をしなかった。主旨には影響しない

通りスガシカオ通りスガシカオ 2013/07/03 13:27 あの記事があまりに薄い(あるいは無関係)根拠で否定しているので
もやもやしてました。
この記事よんで少しスッキリしました。

あの記事はなんだか個人的恨みがにじみ出ているようで怖かったです。
血液型占いなんて合コンだの知人レベルの人との会話程度に使える便利な話題くらいしか大抵の人は思ってないと思うのですが。

通りシマスガオ通りシマスガオ 2013/07/03 14:20 すっきりした記事で読んで楽しめました。
でもまぁ、血液型と性格の関係はある方が、何かと消費を刺激してくれるような気もしますが。

十六夜十六夜 2013/07/05 22:02 「血液型と性格の関係を否定するまずい論法」については他に「血液型性格判断が当たっていると感じるのは自己成就予言やピグマリオン効果にすぎない(・・・・)」というものがあります。

「自己成就予言」や「ピグマリオン効果」は主に「血液型と性格って関連あるよね」派の理論武装として使われることが多いですが、稀に、否定派で「A型が神経質になるのは、『A型が神経質だ』という本人の思い込みや『あなたはA型だから神経質だよね』という第三者からの言動から、結果的に『神経質な性格』が作られてしまったのであって、血液型には本当は関係ない」などと訳の判らない主張をする人がたまにいます。

血液型に本当にピグマリオン効果や自己成就予言による性格への関与があるとしたら「血液型と性格は関連している」という結論がでるのが本当。勿論、そんなものはないんだけど。

それはともかく、この方には「アフリカ系アメリカ人に謝れやコラァ」といいたいですね。(フランス人やイタリア人もだけど)

shinzorshinzor 2013/07/06 06:44 「自己成就予言」の効果は確かあったのでは。

nal_dal_derenal_dal_dere 2013/07/06 09:05 消費を刺激するから、経済的に良い効果があるから何でも許されるってわけでもないでしょう。
血液型性格判断は、話のネタくらいのつもりでいても差別スレスレ、現実にはそれで職場や教育現場で差別も行われているのです。

十六夜十六夜 2013/07/06 22:49 血液型に自己成就予言の効果があるとしたら、血液型と性格の関係を調べた時に相関関係があらわれるはずですね。でも実際は「血液型と性格に強い関係があるかどうか何度も調べられたけどそんなものは無かった」のですから、血液型には自己成就予言の効果はないか、あっても微細で、「性格」の判断材料としては大して意味はないということです(=結果に表れない程度の効果がある)

ちなみに「ない」と断言はできません。世界に玉虫色のカラスが一羽も存在しないことの証明が困難であるのと同様に、「血液型による自己成就予言の効果が性格形成に重大な影響を与えた人間」が一人もいないことを証明することは不可能です。というか「そういう人もいるんじゃないですか」という方が簡単だしおそらく真実です。

ただ「血液型が(自己成就予言により)性格形成に明確な影響を与えた人」と「与えていない人」では、後者の方が圧倒的に多いというのが統計的な事実だということです。

世界には玉虫色のカラスがいるかもしれないじゃないか!(そしてそれは真実かもしれませんが)と声高に主張することに何の意味があるのでしょう。「世界のほとんどのカラスは黒い」ことの方が日常生活ではよほど大事なことなのです。

shinzorshinzor 2013/07/07 08:26
 もちろん、強い相関ではなく、ごく小さな相関です。

山崎賢治・坂元章 血液型ステレオタイプによる自己成就現象−全国調査の時系列分析−
http://db1.wdc-jp.com/cgi-bin/jssp/wbpnew/master/detail00.php?submission_id=1991-Z-0288
概要の説明
http://maple.sub.jp/blood/archive/jnn.htm

 自己成就現象を示唆している程度ですね。
 年によって変化しているので、ステレオタイプに影響を受けているのではないかという考察があるだけで、証明されたというようなものではないかもしれません。

 また、ここでいう性格は自己診断なので、自分でそう思っているだけで、本当にそのような性格(本当の性格ってのも曖昧ですが)なのかはわかりません。また、大学生のあいだで流布していたステレオタイプであり、世にいろいろある血液型性格診断とは違うそうです。予備調査で、まずステレオタイプを調べるところから始まっています。

ABO FANABO FAN 2013/07/07 09:39 ちょっと茶々を。
他の調査では「有名な特性」ならユールのQ(相関係数)では0.2〜0.3ですから「ごく小さな」ではないと思いますが。
例えば、山岡重行 血液型性格項目の自己認知に及ぼすTV番組視聴の影響 です(論文では数値は公開されてません)。
また、自己診断が当てにならない(=本当の性格でない)なら、その人のアンケートは無意味(ウソの回答なので)ですので、普通はそんな分析はしません。
ちなみに、NATROMさんが紹介しているNIHの論文では、Big5(NEO)を使っているので差が出ません。他の性格検査(例えばMBTIやTCI)なら差が出てていますよ。

十六夜十六夜 2013/07/08 22:17 >shinzor様

実は「初めは『ない』って言っていたのに、後から『ある』と言い出すなんて卑怯じゃないか!」と反論されるのではないかとびくびくしていたのですが、冷静で理知的なご返答をいただき恐れ入ります。

勿論「初めは『ない』って言っていたのに、後から『ある』と言い出した」ことについてはそれなりの理由がある訳ですが、くどくどと述べなくてもshinzor様にはお分かりいただいているのではないかと思っております。

「釈迦に説法」 誠にお恥ずかしいかぎりでした。

ABO FANABO FAN 2013/07/08 23:05 shinzorさん、十六夜さん、また茶々を。
坂元さんの研究報告で「ごく小さな相関」なのは、A型は几帳面や神経質、B型がマイペースといった「有名な特性」を質問してないからです。もともと、血液型用の質問ではないですから…。逆に、有名な特性を質問した山岡さんのデータでは、もっと差が出ています。どうかご確認ください。

ABO FANABO FAN 2013/07/10 06:19 特に反論はないということでいいでのでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/07/10 22:50 やっぱり反論はないようですね。kikulogと同じ奇妙な状態です。なんで?

十六夜十六夜 2013/07/10 22:53 >ABO FAN様
ありがとうございました。

申し訳ないことですが、ネット上のコメントに返信を書くこと以外に優先すべき日々の雑務がございましたので、2日コメントをお返しできなかっただけで「反論はないのですか?」という反応をされるというのは、正直困惑してしまいました。

「反論」は特にありません。 「するつもりもありません」 これをわたくしめの「敗北宣言」と受け取られるならそれで構いません。



全く関係ない話ですが、日本国憲法では「信仰の自由」が保障されており、ここでは「信じる自由」と「信じない自由」の双方が保障されています。私はこの「信仰の自由」を尊重したいと思っています。全く関係ない話ですけどね。

先にお詫びをしておきますが、以降のコメントには返信をご遠慮させていただくかもしれません。

ABO FANABO FAN 2013/07/11 00:07 十六夜さん、コメントありがとうございます。
念のため、「反論はないのでしょうか?」は 2013/07/07 09:39 「ちょっと茶々を…」も含んでいますので、特に十六夜さんだけを指しているのではありません。
では、現在の時点で、以下の点について反論はないと確認させていただきます。
1. 他の調査では「有名な特性」ならユールのQ(相関係数)では0.2〜0.3なので「ごく小さな」ではない。
2. 自己診断が当てにならない(=本当の性格でない)なら、その人のアンケートは無意味(ウソの回答なので)。
3. NATROMさんが紹介しているNIHの論文では、Big5(NEO)を使っているので差が出ないが、他の性格検査(例えばMBTIやTCI)なら差が出てている。
4. 坂元さんの研究報告で「ごく小さな相関」なのは、A型は几帳面や神経質、B型がマイペースといった「有名な特性」を質問していないからである。
#つまり、NATROMさんの主張は、ことごとく否定されることになります。
なお、「これをわたくしめの「敗北宣言」と受け取られるならそれで構いません」とのことですが(NATROMさんはともかくとして)別に敗北はしていないので、単に私の意見に同意したということなのではないのですか?

ABO FANABO FAN 2013/07/11 21:17 予想どおりというか、私のコメントは全く無視されていますね(苦笑)。
十六夜さんの 2013/07/10 22:53 のコメントは二重投稿だったので、直後に本人から削除要請があったのですが、確かに現在は(管理者のNATROMさんに)削除されて1つだけになっています。
言い換えれば(他の方は読んでいるかどうかわかりませんが)NATROMさんは確実に私のコメントを読んでいるはずです。
なので、NATROMさんは何か考えがあって(?)私のコメントを意図的に無視しているということになります。
正直、私にはあまり好ましい理由は思いつきません。
これがニセ科学を否定する方にとってマイナスにならなければいいのですが…。

ABO FANABO FAN 2013/07/13 05:37 shinzorさんへ
2013/07/07 08:26 の http://maple.sub.jp/blood/archive/jnn.htm の内容は矛盾しています。
というのは、後半の坂元さんの研究は、前半の松井さんの研究のJNNデータを4年→11年に増やしただけなので、分析結果は同じはずですが、実際は正反対だからです。
【前半】松井(1991)→統計的に差がない
【内容】これをもって、「×型は、多の血液型と比べて、△△という特徴を有している」という主張をすることには、慎重にならざるをえない…
【後半】山崎賢治・坂元章(1992)→統計的に差がある
【内容】数千のデータを解釈しなければ現れなかった微弱な差…(注:原典では「血液型と性格の自己報告との間の相関は、弱いが認められた」)
執筆者の柴内さんに質問したら、ノーコメントでした。おかしいと思いませんか?
それとも、同じくノーコメントなのでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/07/14 10:20 やはり、ニセ科学批判派の人は“血液型性格判断”を肯定してはいけないという「空気」があって、この空気はどんな事実(=科学)にも優先するということなんでしょうか?
現在は、このブログも含め、統計的に差があることを疑っている人は誰もいないと思うんですが…。
少々古い言い方をさせてもらえれば、山本七平式世界観ということですかね。
十六夜さんの言葉をお借りすれば「信仰の自由」なのかな?

nn 2013/07/14 18:18 >ABO FANさん
紹介されている山岡氏の文章は何かの間違いですか?
「血液型診断を強く信じる層に絞って分析すると、確かに血液型と自身の性格に相関があった、しかもマスコミが話題にすることでその傾向が増強された」という内容です。どう見ても自己成就現象とか暗示の存在を支持する文章です。
「血液型による性格の違いは、現実のものではなく、マスコミ情報に影響された思い込みであると結論づけられる」と、筆者の山岡氏自身がこの上なく明瞭に述べていますね。私もこの文章に関して驚くべき点はありませんでしたが、ABO FANさんはこの山岡氏の文章に賛成なのでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/07/14 21:28 nさん、初めまして。ありがとうございます。m(._.)m
nさんのコメントはまさにNATROMさんのような否定派にとって、絶対に認めたくない「タブー」な訳です。
なぜなら、今までの否定の根拠(=統計的な差が検出できない)がひっくり返ってしまうからです!
さて、昭和60年代でも現在でも血液型を“信じている”日本人の割合は7割程度で変わりません。
実は、過去の分析は「自己成就現象」をほとんど考えてないので、仮に自己成就現象を認めてしまうと、過去から現在まですべての(日本人の)データは、統計的に「かなりの差」が出てないとおかしいことになります。
ご存じのように、否定派の“定説”は(山岡さんのようなごく一部の例外を除いて)統計的に「差が検出できない」(=何万人も調べないと検出できない程度の差)です。
しかし、山岡さんが正しいとすると、この“定説”は明らかに間違いということになります。
どう考えますか?
ちなみに、kikulogでは、私のこの質問には多くが「回答拒否」でした。
おそらく都合が悪いのではないかと思います。
なお、自己成就現象を認めてしまうと、血液型“信者”の性格検査は(バイアスのため)信頼できないはずですが、そんな話は聞いたことがありません。
つまり、バイアスではないので、自己成就現象は否定されていることになります。
念のため、性格検査が血液型に影響されないとなると、その性格検査(=NEO)は「血液型の性格」を測定できないことになりますので論外です。

nn 2013/07/14 22:43 ふむ。「血液型ブームの真っ最中に、大部分が女性で構成された、予備知識ゼロの文系の若者に、当時の最も有名な特質についてアンケートをとり、特に該当番組を熱心に見たり血液型診断の存在を信じていたりする層だけに絞って、分析したところ、かなり相関が出た」という現象は、全く自然じゃないですか。そんなに驚くに値したり、揉み消さないと誰かの都合が悪くなる話ではないでしょう。『自己成就』なる現象は比較的新しい概念なのかもしれませんが、山岡氏の調査は上述した通り、その現象があるならそれを最も顕著に検出できる条件といえるでしょうね。

一方でその特殊性ゆえに、この研究が過去の『定説』と矛盾しているとも、過去の研究の信頼性を揺るがすものだとも、全く思いません。両立可能だと思います。
素直に解釈すれば『そういう特殊な条件下に限ると"自己成就"という影響を見いだせそうだが、ごく一般的な話としては、血液型と性格に生まれ持った有意な差はなく、従って定説は何ら否定されない』ということです。筆者である山岡氏自身が明瞭にそういう立場です。このたった2ページの文章を見て、何故筆者と真逆の「定説が否定されている」というヘンテコな解釈をしようとするのでしょう?

アンケートについては「こういった現象があり得る」という限界は常識的共通認識として踏まえた上で、今後も場面に応じて適切に使い、結果を道理の分かったプロ同士で適切に解釈すればよろしいと思います。アンケートを完全に見捨てるのも、無条件に信頼するのも、誤った態度でしょう。疫学や心理学の研究に「完璧な手法」など存在しません。

nn 2013/07/14 23:18 捕捉。
質問紙法で、もし有意な差が出た場合に「それは自己成就現象によるバイアスかもしれない、真の差(生まれ持っての性格の差)ではないかもしれない、アンケート法の限界かもしれない」と考察するのは有効だと思います。
が、反対に、一般的な質問紙法でもし有意差が出なかったのであれば、そこはもう「自己成就現象という、差が出る方向に働くバイアスの存在を考慮しても、差が出なかった」のですから、「真の差は、あってもそれこそ非常に小さい」と素直に解釈すれば良いと思います。
前述の通り山岡氏の調査は、この件が社会問題化すらしていた時代の、かなり特殊な条件での結果です。この一報をもってして「自己成就効果が証明されたのだから、過去のあらゆる調査で差が出ていないのは逆に不審だ」的な、山岡氏本人ですら言ってないことを、突然定量的考察もなしに主張されても、説得力は持たないと思いました。

ABO FANABO FAN 2013/07/14 23:25 nさん、早速のお答えありがとうございます。
> 「血液型ブームの真っ最中に、大部分が女性で構成された、予備知識ゼロの文系の若者に、当時の最も有名な特質についてアンケートをとり、特に該当番組を熱心に見たり血液型診断の存在を信じていたりする層だけに絞って、分析したところ、かなり相関が出た」という現象は、全く自然じゃないですか。
「血液型診断の存在を信じていたりする層だけに絞って、分析したところ、かなり相関が出た」のはおっしゃるとおりです。この層は全体の過半数(通常は7割程度)ですので、全体でも「かなり相関が出た」ということになります(ご確認ください)。また、ご存じのように、過去の多くの心理学者の研究報告では(“信じていたりする層だけ”には絞らず)全体の相関しか見ていませんので、全体(通常は“信じている層”は全体の7割程度)で「かなり相関が出た」はずです。仮に出ていないとすると、やり方が悪かった(例:元々差が出ない質問、サンプルが少なすぎる)のか分析がおかしいとしか考えようがありません。
どうかご確認ください。

ABO FANABO FAN 2013/07/14 23:32 nさん、後先になってしまいましたが、補足(2013/07/14 23:18)についてです。
> 前述の通り山岡氏の調査は、この件が社会問題化すらしていた時代の、かなり特殊な条件での結果です。
ここ30年程度は“信じている層”は、どのデータを見ても全体の約7割です。ですので、特殊な場合ではなく、ごく一般的な状態です。どうかご確認ください。

nn 2013/07/15 00:31 >この層は全体の過半数(通常は7割程度)ですので、全体でも「かなり相関が出た」ということになります(ご確認ください)。

具体的な数字が一切ない部分なのですが、どうやって確認すればいいのでしょう。以下のPDFで合ってるんですよね?
http://www.wdc-jp.biz/cgi-bin/jssp/wbpnew/master/detail00.php?submission_id=2006-E-0375

>ここ30年程度は“信じている層”は、どのデータを見ても全体の約7割です。ですので、特殊な場合ではなく、ごく一般的な状態です。

え? 貴方の提示した山岡氏の文章には明確に「2004年度に放送された大量のTV番組が血液型性格診断の知識を普及させ、それが正しいと信じる人間を増大させた」とあり、その根拠が長々と数字付きで述べられていると思うのですが…。それに、仮に信じると回答する人の割合だけが不変でも、自己成就効果に影響するのはその割合自体ではなく、信じる人たちの「知識量」「信心深さ」のようなものであり、2004年当時のあのブームでその点において一般人が影響を受けなかったと考えるのは余りに不自然です。
文献を提示しておきながら、都合に応じて勝手に明らかに文献と正反対の主張が連発されるようですと、こちらとしてはたまりません。

ABO FANABO FAN 2013/07/15 08:46 > 具体的な数字が一切ない部分なのですが、どうやって確認すればいいのでしょう。
手元の資料(日本パーソナリティ心理学会第18回大会自主企画? [2009年11月28日]血液型性格判断の差別性と虚構性)だと、1999年から2009年までほぼ同じ傾向ですが? 効果量を計算すると、t検定でd=0.4程度ですから「中程度」となります。が、おそらく、この資料は公開されていないと思います。
彼の著書『ダメな大人にならないための心理学』には1999年の資料があったはずなのですが、手元にないので確認できませんでした。
> 2004年度に放送された大量のTV番組が血液型性格診断の知識を普及させ、それが正しいと信じる人間を増大させた
同じ資料では、確かに2004年は確信度が70%程度で、他の年より10%程度高くなっているようです。
> 信じる人たちの「知識量」「信心深さ」のようなものであり、2004年当時のあのブームでその点において一般人が影響を受けなかったと考えるのは余りに不自然です。
70%程度の確信度が60%程度に落ちると、結果に大きな影響がありますか?
> 文献を提示しておきながら、都合に応じて勝手に明らかに文献と正反対の主張が連発される
すべての文献を示すのは現実的に不可能ですが? また、自己自己成就現象は推測であり、証明されたものではありません。例えば、「低受容群群」は性格に関心が低いから差がないと推測しても(証明されていないので)特に問題はありません。

shinzorshinzor 2013/07/15 10:31 nさん、
差し出がましいかもしれませんが、ABO FANさんの相手をすると際限がなく、ブログ主や他の方の迷惑になる可能性があります。どこか、別の専用の場所でとことんやるのか望ましいと思います。

ABO FANABO FAN 2013/07/15 10:50 shinzorさん、はじめまして。
では、一つだけ確認を。坂元さんの研究報告で「ごく小さな相関」なのは、A型は几帳面や神経質、B型がマイペースといった「有名な特性」を質問してないからです。逆に、有名な特性を質問した山岡さんのデータでは、もっと差が出ています(効果量が中程度)。特に反論なしということでよろしいですか?

shinzorshinzor 2013/07/15 12:47 ABO FANさん、ご存知なかったようで、失礼しました。
shinzorはzororiのはてなIDです。では、さようなら。

nn 2013/07/15 14:48 容易に血液型を想起可能な「有名な特性」をダイレクトに聞けば、暗示/自己成就効果をてきめんに引き出せます。山岡氏が採用した手法です。他方で、一般的な研究では、このような先入観は除外したいのが普通であるため、安易で通俗的な質問は避け、むしろ業界内で既に受容されている一般的性格検査を使用するのが当然と思います。どちらも、研究者の目的に合致した、理にかなった手法です。

まとめます。貴方は2004年の山岡氏の結果が日本人に一般化できると主張していますが、論拠が強引すぎ、一般的トレーニングを受けた研究者から相手にされるとは思えません。
●山岡氏自身が証明済みの2004年という時相の強烈なバイアスを完全無視し、次には該当年の信じる人の割合や確診の度合いの変化程度では、統計に影響しないだろうという、山岡氏の結果自体と矛盾する真逆の希望的観測を述べた。
●女性主体の日本人の文系私立大学生という、いかにも暗示効果が期待できるサンプリングバイアスを無視した。
●有名な特質を意図的に抽出して設定された質問項目であることは理解しているにも関わらず、その意義を理解せず、それにより現れる違いを過小評価した。
●全体の58%(7割じゃないですよ)のサブ解析による結果は全体でも通用するに違いないと希望的観測を述べた。悪いですが貴方が紹介する非公開の資料では参考にしようがありません。

違う時期に違う集団に違う質問をして違う解析をすれば違う結果が出るのは当然です。これだけ組み合わさった上、プロの山岡氏自身が明瞭に「定説」を支持しているのに、「山岡氏の結果が正しいならば過去の定説がおかしい」との独自解釈は、全くあり得ません。
shinzorさんの助言もありますし流石にこれ以上は迷惑でしょう。私からのコメントは以上とします。ありがとうございました。

nn 2013/07/15 15:27 あ、ABO FANさん用の大事なセリフが抜けていました。今後私が一切あなたに反応しなくなったとしても、反論できないためコメントしないのでは決してありませんから、一方的な勝利宣言などゆめゆめされませんよう、釘を刺しておきます。

ABO FANABO FAN 2013/07/15 15:50 shinzorさん、nさん、ありがとうございました。
さて、nさんのコメントですが、効果量の反論はないので、「中程度」(=ある程度の関連≠ごく小さな関連)
でいいでしょうか。つまり、NATROMさんの主張は正しくないことになります。
また、nさんは文献はあまりお詳しくないようで
> 「有名な特性」をダイレクトに聞けば、暗示/自己成就効果をてきめんに引き出せます。
ご存じのように、暗示/自己成就効果であると直接的に証明した研究報告はありません。中程度の効果量は山岡さんなどの研究で明らかです。
> 貴方は2004年の山岡氏の結果が日本人に一般化できる
山岡さん自身の研究では、1999年から2009年まで同じ結果です。日本人全体なら坂元さんの研究があり、特に反論はないので「一般化できる」ことになります(韓国の研究もあります)。
> 山岡氏の結果自体と矛盾する真逆の希望的観測
> 女性主体の日本人の文系私立大学生という、いかにも暗示効果が期待できるサンプリングバイアスを無視
> 有名な特質を意図的に抽出して設定された質問項目…それにより現れる違いを過小評価
上に書いたとおり結果は一般化できます。
> 全体の58%(7割じゃないですよ)のサブ解析による結果は全体でも通用する
通用するに決まってます(笑)。58%は大きな関連、残りは関連ないとすると、全体(平均)では関連があります。過去の研究は、全体しか見てないので、関連がないとおかしいです。事実、坂元さんの研究で関連があります。なお、心理学者のデータは、確信度が低めに出る傾向があります。
> 「山岡氏の結果が正しいならば過去の定説がおかしい」との独自解釈は、全くあり得ません。
独自ではなく、心理学的にはそうならないとおかしいのです。ただ、認めると都合が悪い人は沈黙しているのかもしれませんが(苦笑)。
ありがとうございました。
> 反論できないためコメントしないのでは決してありませんから
本人がそうおっしゃるのは自由です。事実は、反論がないということなので、これで十分です。

ABO FANABO FAN 2013/07/19 22:53 NATROMさんに質問です。実は、ここで議論させていただいたnさんから、私とここで議論するのは迷惑だから、私のブログで議論したいという申し出をいただきました。本当にNATROMさんにとって迷惑なのでしょうか?
お手数ですが、よろしければ理由も一緒にお答えください。
どうかよろしくお願いします。

とらとらとらとら 2013/07/23 01:27 ABO FANさんの態度・議論の仕方を見ていると,「ああ言えば上祐」という流行語を思い出します。
その言説には胡散臭さこそ感じますが,説得力はゼロです。

ABO FANABO FAN 2013/07/23 19:45 とらとらさん「ああ言えば上祐」懐かしいですね。
ただ、私で上祐氏とは違います。
なぜなら、私に質問する人がいないからです(苦笑)。

saitosaito 2013/07/25 10:22 私も茶々をいれてみましょうか。

名指しで誰とは言いませんが、常識知らずで独りよがりで図々しい人って最低ですね。

茶々に根拠は必要ないのですが、
 茶々に反論が必要と考えている -> 常識知らず
 自分が都合が悪くなると数ヶ月単位で黙り込むクセに、他人から半日言及されないと認めたと判断する -> 独りよがり
 関係ない記事にまでコメント要求の書き込みをする -> 図々しい
と、いったところです。

あ、もちろん、このコメントに反論は必要ありません。
でも、反応がなければ、もしかして私の入れた茶々に該当する人はそれを認めているのかもしれませんね。

ABO FANABO FAN 2013/07/25 22:45 saitoさん、こんばんは。
ただ、これでは誰かわからないので茶々にならないと思いますよ(苦笑)。
名前を出すと何かまずいことでもあるのでしょうか?
念のため、私の茶々は、茶化すのが目的ではなく、このブログで私の意見に反論がないことを確認するのが目的です(笑)。

subesubetuyatuyasubesubetuyatuya 2013/07/28 16:50 普段はROMしてるんですが、あまりに大爆笑なことが書いてあったので。

>> 全体の58%(7割じゃないですよ)のサブ解析による結果は全体でも通用する
>通用するに決まってます(笑)。

いやあ、サブ解析を全体でも通用しますって言い切る恥ずかしい人を初めて見ました。
本気でサブ解析を全体でも通用するって考えているんなら、統計に無知すぎる。
となるとこれはネタか?
笑)ってわざわざつけてるのは、自分の書き込みはネタなんだからねって言ってるからか。そのほうがかえって納得出来るな。
ブログ主が相手しないのが解りました。
ネタであればわざわざ反応するのは相手の思う壺。
仮に万にひとつでも本気であるとすれば、こんな統計の初歩を間違っていて、なおかつそのことを指摘されても気がつかない恥ずかしい人とまともな議論になるなんて思わないからね。

ABO FANABO FAN 2013/07/28 19:07 subesubetuyatuyaさん、こんばんは。
NATROMさんは「まだ統計的に有意な差は見つかっていない」という意見なので沈黙しているはずです。
以前と意見が変わってなければ…ですが。
もっとも、沈黙しているので意見が変わったのかどうかは不明です(苦笑)。
ちなみに、
>> 全体の58%(7割じゃないですよ)のサブ解析による結果は全体でも通用する
>通用するに決まってます(笑)。
「思い込み」による差なら、全体の58%は差がある、残りは差がないはずですから、全体の平均なら58%と同じ方向で差が出るに決まっています(笑)。

subesubetuyatuyasubesubetuyatuya 2013/07/29 20:36 ABO FANさん、どうもです。


>> 全体の58%(7割じゃないですよ)
って指摘の意味わかってないでしょ。
この程度の割合(58%)では、全体に加えると分母が大きくなってしまうぶん「同じ方向での差」が全体からみればその割合が小さくなってしまいますよね。つまり誤差の範囲内になってしまう。こんな簡単な数学もできませんか?
「全体では効果がなかったけれど、サブ解析で特定の集団には効果があった」って論文はよく見かけるけど、サブ解析で特定の集団に有意差がでたから全体でも有意差があるってどれだけトンデモ?だってそのサブ解析であった差も、全体になれば有意差がないくらいの小さくなっているって結果がもう出てるんですよ。
いや、これもこんな簡単な数学もできないからなせる技なのか、それともやはりネタ?

それから、サブ解析の本来の目的って知ってます?
一貫性の証明ってやつですよ。
ABO FANさんがの提示した山岡先生の論文は、血液型占いがあてにならないってことを証明してるわけ。全体として有意差がないわかっていてなおサブ解析をする目的としては、どのような条件付の集団でも血液型占いで有意差が出なければ血液型占いが全然信用がないってことがより一貫性をもって証明されるから。
サブ解析でも有意差がなければ、一貫性が証明されて統計の評価は終了。だけど、この論文では有意差が生じた場合はどうするってな話になっているわけ。
つまりこの有意差が、「サブ解析の繰り返しによって生じる偽陽性」なのか、それとも「特定集団では血液型占いの有用性がある」のかが問題にされるわけ。だからわざわざ以前のデータも調べてるのは、この有意差が偽陽性なのを確認してるのね。これがまっとうなサブ解析の評価の仕方。

あなただけの自己基準で「差が出るに決まってます」でなくて、きちんと統計学的にサブ解析の評価を行っているのが山岡先生。その山岡先生の結論が「統計学的に血液型占いには優位な差が見つかっていない」というごくまっとうな結論になり、サブ解析の意味が理解できない人がトンデモな結論を導き出すと。

ABO FANさんが、統計学的にサブ解析の結果がどうやって全体の結果を覆せるのかを証明しなければ、「まだ統計的に有意な差は見つかっていない」という意見は全く正しいです。

ABO FANABO FAN 2013/07/29 22:05 subesubetuyatuyaさん、どうもです。
ひょっとして、統計の常識が血液型に通じると思われています?
「思い込み」と仮定した時点で、原理的に差が出ないとおかしいので、有意差が出ようが出まいが関係ないんですよ。
統計やデータは、あくまでの判断材料に過ぎないんです。
おわかりですか?
逆に「思い込み」かどうか不明、ということなら一般論としてはsubesubetuyatuyaさんのおっしゃるとおりです。
でも、subesubetuyatuyaさんは、「思い込み」と思い込みたいんですよね(笑)。

ABO FANABO FAN 2013/07/29 22:55 一応、subesubetuyatuyaさんに補足説明をしておきます。
NATROMさんも、kikulogのきくちさんも、「思い込み」と仮定した時点で、原理的に差が出ないとおかしい、ということはよくご存じのはずです。
だから、具体的なデータや出典は全く避けるようになって、抽象論しか言わなくなってしまったのでしょう。
ちなみに、この2人は私の過去のコメントも、私のサイトもブログも全く無視です。
以前は、じゃんじゃん私を批判していたのですが、上の話がわかった時点で全く無視するようになりました。
そういう意味では、非常にわかりやすい話だと思いますよ(笑)。

subesubetuyatuyasubesubetuyatuya 2013/07/31 21:43 >ひょっとして、統計の常識が血液型に通じると思われています?

うわ、マジ?
統計否定しちゃってるよ。
血液型占いが統計学的に証明されていて、それを疑っている人はいないって言っていたのはいったい誰?
統計やデータは判断材料に過ぎないってのは至極もっとも。
だけど、具体的なデータの解釈や出典の引用の仕方が間違いなんじゃないって指摘されると、「通用するにきまってます」って抽象論しか言わなくなっちゃてるしさ。
どのように統計やデータを判断したのか具体的に説明してくれないといけないじゃないの?

おまけに「原理的に差が出ないとおかしい」って何それ?
ニュートン力学で説明できない事象があったから、相対性理論がでてきて証明されたんでしょ?
まずは観測や統計の取り方やその評価の仕方がおかしくないのか検証して、それでも説明できなければ「原理」と思い込んでいたものが間違っているってことでしょうが。
まったく「原理的に差がでなければおかしい」って言い出すなんてどんな宗教よ。
ああ、「血液型占い教」の信徒ってわけか。

非常にわかりやすい話になりました。

ABO FANABO FAN 2013/07/31 23:06 >ひょっとして、統計の常識が血液型に通じると思われています?
>うわ、マジ?
>統計否定しちゃってるよ。
思い込んでるのだから、定義から言って原理的に差が出ないとおかしいんですよ(笑)。

>どのように統計やデータを判断したのか具体的に説明してくれないといけないじゃないの?
繰り返しになりますが、原理的に差が出るんです。

>「原理的に差が出ないとおかしい」って何それ?
パーソナリティ心理学の教科書を読めばわかりますよ、おそらく…。

> まったく「原理的に差がでなければおかしい」って言い出すなんてどんな宗教よ。
宗教とは関係ありませんが?
まあ、特にわからなくとも、それほど問題になることはないと思います。
が、血液型と性格を論ずる人は、だいたいわかっているので、NATROMさんのように沈黙しているわけです(笑)。
簡単な話なので、よければ勉強してみてくださいね。

ABO FANABO FAN 2013/08/03 21:22 最近の私の考えをまとめてみました。
血液型と性格の常識(1)〜(3)
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03-1
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03-2
統計的な差は「思い込み」ではく、「本当の差である」ことがほぼ立証できました。
ここまでできれば、本当に勝利宣言をしてもいいかもしれませんね。v(^^)

saitosaito 2013/08/04 17:46 また茶々をいれてみましょうか。

普通の人なら非常にわかりやすい話でも、理解できない人がいますね。

普通、AさんがBという主張を行ったとき、その場の管理人や閲覧者が反応しない場合、
(1)Aさん本人が議論するに値しない(議論を交わす必要性が低い)
(2)Bという主張が議論するに値しない(議論する優先順位が低い)
と、いったことも考えられるのですが、(1)(2)等が想像もできないような乏しい思考能力の人にはまったく呆れ果てます。

ちなみに、
S「茶々に反論がいらないなんて常識だろ」
A「私の茶々は私の意見に反論がないことを確認するのが目的です(キリ」
とか言っているAさんが、自分のブログ(なのかな?)で勝利宣言しても、(1)の理由で全く気にしませんけどね(哂

ABO FANABO FAN 2013/08/04 21:39 > また茶々をいれてみましょうか。
すみません、全然茶々になってません(苦笑)。
> その場の管理人や閲覧者が反応しない場合…
それなら、私が乗っ取るのと変わらないですよね。それでもいいんですね?
それと、管理者のNATROMさん本人がそう言ったんですか?
> 自分のブログ(なのかな?)で勝利宣言しても
いえ、ちゃんとここでも勝利宣言しています。v(^^)
なにしろ、管理人や閲覧者が反応しないようですから、これで十分です。

ABO FANABO FAN 2013/08/05 23:42 血液型と性格の常識(4)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-05
全然反論がないので、とても満足しています。v(^^)

ABO FANABO FAN 2013/08/09 00:25 血液型と性格の常識(5)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-08

ABO FANABO FAN 2013/08/10 18:31 私の考え方をまとめた、血液型と性格の常識(6)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-10

ABO FANABO FAN 2013/08/11 23:47 血液型と性格の常識(7)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-11
最近の心理学の本には、血液型を知ることのメリットも明確に書いてあります。
渋谷昌三 面白いほどよくわかる! 自分の心理学(2013/04/05 発売)
・誰とでも気軽に話題にでき楽しい
・自分を知る参考になる
・他人の行動を予測できる
差別のことは全く出てません。
いやぁ、時代は変わりましたねぇ。

B研B研 2013/08/12 19:27 渋谷昌三,「面白いほどよくわかる! 自分の心理学」,西東社,2013
は、amazonの「なか身検索」で該当項目を確認出来ます。

「文字を読む事と、文章を読んで趣旨を理解する事は、別の問題だな」と、何度目か判りませんが改めて認識できました。

saitosaito 2013/08/14 07:54
議論するに値しない人のコメントに管理人や閲覧者の反応が少なくて、私も満足しています。v(^^)

あとは、(反応がなくて満足してるくせに)図々しいコメント要求がなければなぁ

それにしても、
・科学的な裏づけがあるわけではなく……
・自分のことがわかった気になる……
・他人の行動を予測できるような錯覚に陥るから……
・レッテルを貼って納得することが大半……
かぁ(笑

B研B研 2013/08/17 23:41 "ABO FAN" は他人に対して、「これこれの本を読め」という資格が無いのを、確認しておきます。

ABO FANABO FAN 2013/08/18 01:18 saitoさんは十分おかわりかと思いますが、他の方も見ていらっしゃるようなので一応解説しておきましょう。
NATROMさんは(昔ならともかくとして現在はまず間違いなく)「統計的に差がある」と思っているのでしょう。
が、面子があるので(?)自己否定ができないのだと思います。
それはkikulogでも同じことで、何人かが私と同じく「統計的に差がある」と言っても、きくちさん本人は現在まで一切沈黙・無視しています。
さすがにまずいと思ったのか、「沈黙は相手の主張を認めたとはみなされません。」(苦しい言い訳?)ともおっしゃっています。
#これは明らかにおかしいので、“ニセ科学”側が沈黙・無視したら、自分自身と同じ扱いにするべきです。
#また、それならkikulogを閉鎖してtwitterもやめればいいはずですが、そうしてはいません。
では、その結果kikulogがどうなったのか、わざわざ私が書く必要はないでしょう。
もっとも、このブログがkikulogと同じ状態になるのかは、まだなんともいえませんが…。
-----
B研さんのサイトには大変お世話になっているので、こう書くのは本当に心苦しいのですが…。
>他人に対して、「これこれの本を読め」という資格が無いのを、確認しておきます。
全くおっしゃるとおりです。同じく、誰かが「これこれの本を読むな」という資格もないと思いますが、いかがでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/08/19 00:01 血液型と性格の常識(7)
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-11
で、『自分の心理学』に“差別”の話が全然出ていないと書きました。
しかし、その2ヶ月前に発行された『他人の心理学』には、ちょこっと“ブラッドタイプハラスメント”の話があります。
やはり、2ヶ月の差とはいえ、消滅したのは血液型裁判の影響なんでしょうか?
他の内容は似たようなものです。
が、2冊を比べると、やっぱり“血液型批判”は後に出た『自分の心理学』ではトーンダウンしています。
不思議ですね。

NN 2013/08/21 18:36 ここのコメントを読んでいる方は十分おかわりかと思いますので解説は必要ないと思いますが、

茶々に反論がなくて満足してた方が、調子にのって書いてしまったいい加減なことについて、B研さんから手痛い反撃を受けてしまい、文体が変わるほど必死になってごまかそうとした

ことはわかったと思います。


一方、【誰が何をどう思っているとABO FANサンが思っていると、私(saito)がわかっているとABO FANサンが思っていること】については(あまり)興味がないですね。

saitosaito 2013/08/21 18:39 名前の欄を間違えてしまいました。
2013/08/21 18:36 のコメントはsaitoです。
申し訳ありませんでした。

ABO FANABO FAN 2013/08/21 19:29 saitoさん(Nさん、ひょっとしてnさん?)
私は、B研さんと面識はありませんが、少なくともB研さんのサイトには大変にお世話になっていますし、敬意を表しています。
当然、文章も変わってくるでしょう。
それはダメということですか?

saitosaito 2013/08/21 21:22 >saitoさん(Nさん、ひょっとしてnさん?)
名前の欄を間違えたのは、これまで何故かなぞなぞ認証を2回入力しないとコメントできなかったので、つい2つ目のボックス勘違いして入力してしまいました。

>それはダメということですか?
文章を変えてダメなんて書いた覚えはありませんが。渋谷昌三先生の本について、必死にごましているなぁ、わかったと思っただけで。
「わかった(わかっている)と思う」という言葉は便利ですね。

ABO FANABO FAN 2013/08/21 21:49 saitoさん、名前の欄は了解しました。
渋谷さんの本は、実質的には監修なのではないかと思います。
#すべて自分で書いているとは思えないので…。
さて、血液型のところだけピンポイントで見ると、時代の推移がわかって面白いです。
“ブラハラ”の記述は、単にスペースの都合でカットになったのか、それとも血液型裁判のせいなのか、本当のところはわかりません。
が、否定の論拠が「科学的な根拠がない」は明らかに逃げなので、執筆者が(NATROMさんと同じく)統計の話を意図的に避けているのは間違いないでしょう。
#科学的根拠がなくとも正しいことは山のようにあるので、間違いの理由にはなりません。
全体的にトーンダウンしているのは確かで、時代は変わりましたね。

ABO FANABO FAN 2013/08/29 21:00 唐突に、8/29から「エントリーの主題と無関係な書き込みは削除いたします」となったようです。
確かに、NATROMさんに血液型について何回質問しても全く回答がないので、やむを得ず8/29付けのエントリーに質問を書いたら、突然削除されました。
私は、何も好きこのんで別な8/29付のエントリーに書いたのではなく、単純に回答を要求しているだけです。
NATROMさんは、初めから正々堂々と回答するか、あるいは正々堂々と回答拒否の理由を書けばいいはずです。
それなら納得します。
それを、全く何の回答もなく、突然「荒らしとみなし」削除するというのはいかがなものでしょうか?
もちろん、このブログはNATROMさんのものですから、そういう方針というならしょうがありませんが、少なくとも「質問者に議論する能力が欠けており無視されて当然である(というかむしろ正常な議論の妨げになるために相手にしてはならない)ことが既に周知されているならば、質問を無視していても信用は落ちません」とは真逆の方針かと思いますが?

念のため、削除された内容を再掲しておきます。

----------
直前のエントリーには、

> 2013-07-16 化学物質過敏症に関する私の発言について
> 質問者に議論する能力が欠けており無視されて当然である(というかむしろ正常な議論の妨げになるために相手にしてはならない)ことが既に周知されているならば、質問を無視していても信用は落ちません。

とありますが、ひょっとして、これが私の質問に答えない理由なのでしょうか?
が、名指しではないのでなんとも判断できませんし、抽象的な基準では意味不明です。
念のため、もう一度NATROMさんが未回答の私の質問を書いておきます。

-----
2003.5.16付のNATROMさんからのメールですが、

> 「統計データがあればメカニズムは無視してもいい」と考えます。
> …私が問題にしているのは、メカニズムの不在ではなく、統計データが不十分であることです。

代表例ですが、

A. 自分の性格の評価に血液型ステレオタイプが与える影響 工藤 恵理子(東京女子大学 2009)
 全体として、血液型ステレオタイプに合致するような自己評価が認められた
B. 血液型性格項目の自己認知に及ぼすTV番組視聴の影響 山岡 重行(聖徳大学人文学部 2006)
 高受容群では11項目で血液型の主効果が認められ、低受容群でも2項目で血液型の主効果が認められた。 
C. 潜在的な血液型ステレオタイプ信念と自己情報処理 久保田健市(名古屋市立大学 2007)
 特性語の種類の主効果(F(1,32)=9.80, p<.01)と特性語の種類×参加者の血液型の交互作用(F(3,32)=3.22, p<.05)が有意だった…定義づけ課題の結果についても,同様の2要因分散分析を行ったところ,特性語×参加者の血液型の交互作用が有意だった.
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25

念のため、これらの論文の結論は、
A.「血液型ステレオタイプに合致するような自己評価が認められた」
B.「血液型の主効果が認められた」
C.「交互作用が有意だった」
は、要するに「統計的に有意な差があった」ということです。

ぜひ回答をお願いします。

楽遊楽遊 2013/08/29 21:37 はじめまして ABOFANさん
血液型と性格判断等・・・に関するあなたの言動はまったく破綻しています
何年かwatchしていますが ナトロムさん キクマコさん 近々はnさん いちゃもんつけたろうさん AABAさん
これらの人に論破されると 爆笑しました ○△の論文を読みなさい・・・とはぐらかす
あなたの論を認める人は・・・AABAさんと言ってみたり(本人の撤回要求に応えない)

あなたの本心がまったくわかりません

ABO FANABO FAN 2013/08/29 22:04 楽遊さん、はじめまして。
率直に言って、破綻しているのはNATROMさんの方ですよ。
自分が正しいと思うなら、正々堂々と名指しで私を批判すればいいじゃないですか。
「回答拒否」で「発言削除」なら、それは“ニセ科学”そのものです(苦笑)。
まぁ、今となっては(かつては多数派だった)統計的に差が出ていないと言ってるNATROMさんのような人は少数派ですから、科学的・論理的に破綻しているのは明らかです。
#もっとも、実質的には差が出ていることは認めざるをえないようですが…。
さて「あなたの本心がまったくわかりません」とのことですが、ここに書いているのが私の本心です。
科学的に正しいことを正しいと書くと、それは本心でないと思われますか?
それは、おそらく“素人”や“ニセ科学”に対する偏見があるからそう思っているだけです。
#もっとも、私もかつてはそうだったので気持ちはわからなくもないですが…。
血液型の話が正しいとなると、“科学”に対する信仰が崩壊するので認めたくないだけですよ。
「科学」ではなく、内心の信仰の問題なんです。
ですから、「あなたの本心がまったくわかりません」なんて言ってないで、虚心坦懐に論文を読んで数値を読み取ってみてはどうでしょうか?
それでも疑問があれば、質問はいくらでも受け付けますよ。
私が絶対に正しいとは毛頭思ってませんので(笑)。

kubotakubota 2013/08/30 09:57 関係のないエントリーに書くのは非常識だと思うのは普通の感覚でしょう。
そのエントリーに興味がある人が、当該エントリーに書き込みがあった場合に自分の考えの補足や新しい考え方の発見のためにコメント欄を読んだりするわけですよ。ですので、関係ない投稿があると邪魔だと思いますよ。

僕は血液型と性格の関連には興味がない人間なので、あまりABOFANさんの書き込みは読んでいませんが、非常識な行いを繰り返し行っている点では信用できない人間だと思ってしまいます。信用できない人が繰り返す血液型と性格の関連はきっとないだろうなと思ってしまいます。言論の中身だけでなく、行動から判断する人間も少なからずいると思いますよ。

ABO FANABO FAN 2013/08/30 23:24 kubotakubotaさん、ご丁寧なコメントありがとうございます。
> 関係のないエントリーに書くのは非常識だと思うのは普通の感覚でしょう。
確かにお気持ちはわかります。
同じ意味で、NATROMさんが私の質問に全く回答しないことを非常識だと思うのも普通の感覚ではありませんか?
> 僕は血液型と性格の関連には興味がない人間なので、あまりABOFANさんの書き込みは読んでいませんが、非常識な行いを繰り返し行っている点では信用できない人間だと思ってしまいます。信用できない人が繰り返す血液型と性格の関連はきっとないだろうなと思ってしまいます。言論の中身だけでなく、行動から判断する人間も少なからずいると思いますよ。
もちろん、お気持ちは十分わかります。
ただ、勝手ながらお言葉を拝借すると…
NATROMさんに何回質問しても全く回答がないので、非常識な行いを繰り返し行っている点では信用できない人間だと思ってしまいます。信用できない人が繰り返す「ニセ科学批判」はきっと正しくないだろうなと思ってしまいます。言論の中身だけでなく、行動から判断する人間も少なからずいると思いますよ。
#正確に言えば、質問というよりはNATROMさんの間違いの指摘ですが…。
と私(や多くの人)が思っても不思議ではないと思いませんか?
大変失礼しました。m(._.)m

ABO FANABO FAN 2013/08/30 23:25 kubotaさんのハンドルを間違えてしまいました。重ね重ね大変失礼しました。m(._.)m

saitosaito 2013/08/31 07:43 莫大なマイナスの信頼を得ている人が更にマイナスを獲得して続けている状況で、そのような人を相手にしないというのは、普通の感覚だよなあ。

※その趣旨でいえば、何かを要求するなら書き込むべきはこのコメント欄ですらないということに、本人だけが気づいていないのがなんとも……

信頼できない人が非常識な行いを繰り返し行っている行動(≒態度)のせいで議論するに値しないと思われてるんでしょ、という茶々はだいぶ前にいれたなぁ。

ABO FANABO FAN 2013/08/31 09:12 saitoさん、おはようございます。
> 莫大なマイナスの信頼を得ている人が更にマイナスを獲得して続けている状況で、そのような人を相手にしないというのは、普通の感覚だよなあ。
まぁ、そういう考え方もあります。
しかし、実際には「大本営発表」と同じで、今となっては(かつては多数派だった)統計的に差が出ていないと言ってるNATROMさんのような人は少数派になってしまいました。
それでも、私を「マイナスの信頼を得ている人」と考えることは自由ですが、そうなると現在では「ニセ科学」に分類される可能性が大です。

十六夜十六夜 2013/09/01 11:14 どーも、お久しぶりです。

ABOFANさんの投稿の内容を頭の悪い私にも判るようにまとめると

性質A:血液型による有意差なし
性質B:血液型による有意差なし
性質C:血液型による有意差なし
性質D:血液型による有意差なし
性質E:血液型による有意差なし
性質F:血液型による有意差なし
性質G:血液型による有意差なし
性質H:血液型による有意差あり

と、こういう調査結果があって

「ハハハハハ! みろ! 血液型による性格の差はあるんだよ! は? 思い込み? バーナム効果? イカサマ? バカめ! だったら全部(A〜Hまで)『関係ある』になるだろうが! 1個しかないっていうのは『真実』だからなんだよ! この、真実を認めようとしない科学信者のつもりのニセ科学者どもめ!!」

と、こういう主張をされているということでしょうか。

頭の悪い私などは、こういう調査結果があるとしたら「ふ〜ん、ほとんどの場合が関係ないんだ。じゃあ大体血液型は性質に関係ないってことでOKだな」 などと判断してしまうのですが。

1個しかないから「真実」っていうなら、残りの7個の「真実」の立場はどーなるのかなぁとか…。

ABO FANABO FAN 2013/09/01 12:18 十六夜さん、こんにちは。
> 1個しかないから「真実」っていうなら、残りの7個の「真実」の立場はどーなるのかなぁとか…。
質問が独立しているどうかですね。
それそれが独立しているなら、1個だけ差が出ても「真実」として問題ありませんが、実質的に8つの質問が同じものなら吟味が必要でしょう。

ABO FANABO FAN 2013/09/03 22:13 このブログで始まった、nさんとの議論が一応収束した…かもしれません。
#1週間近く返事をいただいていません。
エントリー:血液型と性格の常識(3)
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03-2]
結論として、「統計的に差がある」ことは認めていただいたようなので、NATROMさんやきくちさんの主張(=統計的に差がない、あるいは確認されていない)は、やはり現在ではマイナーのようです。
なお、その統計的な差が「思い込み」で全部説明できるかは議論中です。
が、私の質問に対しては回答がないため、現在は議論がストップしています。
私の見解では、その質問を知っているかどうかと、肯定率の差にはあまり相関がないので、この差を「思い込み」だけで説明するのは無理がある、ということになります。
つまり、統計的な差は「本当の差」ということです。

十六夜十六夜 2013/09/04 19:34 ABOFANさん。返答どうもありがとうございます。

>質問が独立しているどうかですね。(中略)実質的に8つの質問が同じものなら吟味が必要でしょう

ある人が、

パターン1
1)東京に行ったことがある →YES
2)大阪に行ったことがない →YES

と答えたとしたら、「1」も「2」も「真実」として問題がないが

パターン2
イ)東京スカイツリーに行ったことがある →YES
ロ)東京都に行ったことがない →YES

だとしたら「1」も「2」もどちらも真実ということはありえないので「どっちが正しいか」(=どちらかは「誤り」である)を選択しなくてはならない、こんな感じでしょうか。

で、ABOFANさんは、例の血液型と性格に関する調査(性質A〜G:血液型による有意差なし 性質H:血液型による有意差あり)についてはパターン1と2のどちらと考えていらっしゃるのでしょうか。 もしパターン1だとしたら、ABOFANさんは「血液型と性格には関連はない」も「真実」として認めていらっしゃるということになりますし、もしパターン2だとしたら、何故・どういった根拠で「関連はない」は「誤り」で「関連はある」は「真実」であると判断されたのでしょうか。

ABO FANABO FAN 2013/09/04 21:29 サンプルを増やせば、血液型本から取った特性の多くは有意な差があるので、
> 1個しかないから「真実」っていうなら、残りの7個の「真実」の立場はどーなるのかなぁとか…。
という質問は現実的には意味がありません。
#だから、NATROMさんは沈黙しているのでしょう…。
さて、独立かそうでないか判断するには一工夫必要です。
質問が別の血液型の特性とされているなら、常識的に考えて独立と考えていいと思います。同じ血液型なら、常識的に考えるとどうかで判断するしかないでしょう。
なお、一般的に、特性1〜特性nがあるときに、これらのn個の特性のうち1つでも違えば、比較対象のものは違うことになります。
よろしいでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/09/05 07:28 ちなみに、私のブログでは、一時3人と論争中でしたが、具体的な統計の話になるとパタッと返事がなくなりました(これはNATROMさんも同じです)。
なので「統計的に差がある」は既に決着済みと考えていいと思いますが。

十六夜十六夜 2013/09/06 22:15 ABOFANさん。回答ありがとうございました。

血液型学(?)の大家であるABOFANさんと、ただの一般人の私が会話できたことは光栄でした。また、気が向いたら何か質問するかもしれませんが、とりあえず一応納得できましたので、しばらくはまたお聞きすることはないでしょう。



あまりカテゴリーに関係ない話をするとNATNOMさんに削除されてしまうかもしれませんが、私は日本人にありがちの葬式仏教徒でクリスマスを祝う実質無神論者ですが、「無神論」の布教をするほどの熱心な無神論者ではありません。でもって、特定の宗教(判りやすくするために「キリスト教」とでもしておきましょう)の信者が「キリスト教こそ世界最高の宗教だからお前も入信しろ!」「聖書に書いてあることは科学的事実だ」とか言ってせまってきたとしたら、ガンガン理論武装して反論する…訳ではなく、「そうかもしれませんね」とひきつった笑いをした後、猛ダッシュで逃げます。ヘタレですみません。

ただ、実際に何人もクリスチャンの知人がいますが、幸いにも今のところそのような非常識な人には会ったことはありません。まあ、時々ピンポンして来る人達はそういう人種なのではないかと疑ってはいますが。ともあれ、自分が無神論者だからといって、特定の宗教を信じる人に偏見をもってはいけないと心がけてはいるつもりです。


それではごきげんよう。

ABO FANABO FAN 2013/09/07 07:26 この程度では削除されないと思いますよ。(笑)
NATROMさんレベルだと、普通はコメントの削除はしません。
というのは、削除するとよぼど自分に都合が悪いのかなぁ、と推測されるだけソンだからです。
正直なところ、今回の削除で私はかなり喜んでいます。(笑)
#こう書くと削除されるかもしれませんが…。(苦笑)

さて、今回のコメントの正確な意味がわかりませんが、おそらくこういうことなのでしょう。
私は“血液型教の信者”であり“血液型本に書いてあることは科学的事実だ”と言って迫ってきても、逃げますよ…ということですよね?
しかし、私はそんなことは全く言ってません。
NATORMさんは、血液型(と性格の関係)を認めるためには「統計データ」あればよいと言っています。
そして、最近の心理学者はNATROMさんの認める「統計データ」がありますと指摘しているだけです。

-----
2003.5.16付のNATROMさんからのメールですが、

> 「統計データがあればメカニズムは無視してもいい」と考えます。
> …私が問題にしているのは、メカニズムの不在ではなく、統計データが不十分であることです。

代表例ですが、

A. 自分の性格の評価に血液型ステレオタイプが与える影響 工藤 恵理子(東京女子大学 2009)
 全体として、血液型ステレオタイプに合致するような自己評価が認められた
B. 血液型性格項目の自己認知に及ぼすTV番組視聴の影響 山岡 重行(聖徳大学人文学部 2006)
 高受容群では11項目で血液型の主効果が認められ、低受容群でも2項目で血液型の主効果が認められた。 
C. 潜在的な血液型ステレオタイプ信念と自己情報処理 久保田健市(名古屋市立大学 2007)
 特性語の種類の主効果(F(1,32)=9.80, p<.01)と特性語の種類×参加者の血液型の交互作用(F(3,32)=3.22, p<.05)が有意だった…定義づけ課題の結果についても,同様の2要因分散分析を行ったところ,特性語×参加者の血液型の交互作用が有意だった.
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25

念のため、これらの論文の結論は、
A.「血液型ステレオタイプに合致するような自己評価が認められた」
B.「血液型の主効果が認められた」
C.「交互作用が有意だった」
は、要するに「統計的に有意な差があった」ということです。
-----

もし、これが正しくないというなら、別なデータで反論すればいいはずで、これが本来の「科学的」な議論のはずです。
が、実際には、NATROMさんは10年以上“回答拒否”で、十六夜さんは宗教的な意味合いを感じているから取り合わないというとでよろしいですか?

これはどういうことかというと、十六夜さんは「科学」に宗教的な意味合いを感じているということです。
言い換えれば、聖書もサタンを引用できるから、私の言うことは認められないということでしょう?

しかし、どう考えてもこれはおかしいのです。
ある意味、十六夜さんは正直だからこう書いているのでしょう。
#NATROMさんはそう思っていても、立場上、口が裂けても絶対に言えません。(苦笑)

十六夜さんは、仮に私の言うことが正しい(私は事実を指摘しているだけですから、本当はこの言い方はおかしいのですが…)とすると、ご自分が信じている“科学真理教”の教義を間違いと認めて棄教し、“血液型真理教”に入信しないといけない、と感じているのでしょう。
しかし、“科学真理教”を棄教すると、周りに“信者”がいるのでいろいろと面倒だし、また、穢れた邪教の“血液型真理教”に入信するわけにはいかないということでしょうかね?

これは、故山本七平氏が昔から指摘していたことで、まさに過去の“科学的論争”もほぼ同じ経過をたどっています。
あまりにもデジャブー感いっぱいで、正直驚きました。
彼の言葉を借りれば、科学の臨在感的把握の絶対化による「物神化と偶像支配」で、こういうことが起きます。
わかりやすく言えば、“科学”は宗教的に把握すべきで、(くだらない?)統計的データなんかで判断してはならない、ということです。
その踏み絵が、例えば「血液型」「EM」「マイナスイオン」…ということになります。

しかし、この把握の仕方には非常に問題があります。
#実は、私も昔はそうだったので気持ちはよくわかりますが…。
この続きは、山本七平さんの著作を読んでみてください。
では、十六夜さんと私の書き込みが、NATROMさんに削除されないことを願って。(笑)

saitosaito 2013/09/07 11:32 『ある人を「マイナスの信頼を得ている人」と考えることは「ニセ科学」に分類される可能性が大』かぁ。
ということは、莫大なマイナスの信頼を得る人のことを茶化すための科学的メソッドがあるんだぁ。
ちょっと学んでみたい気がしますね。

あと、スパム行為って立派なアラシなわけですが、やっぱり本人だけが気づい
てないんだろうな……

ABO FANABO FAN 2013/09/07 14:03 saitoさん、
> 『ある人を「マイナスの信頼を得ている人」と考えることは「ニセ科学」に分類される可能性が大』かぁ。
非常に興味深いです。
「ニセ科学」は、ある人の(特定の)発言であって、ある人そのものかどうかはわかりません(その人の全発言を把握していれば別ですが…)。
まさに、科学の臨在感的把握の絶対化による「物神化と偶像支配」で、山本七平さんの言ったとおりですね。
ところで、「ある人」と匿名で名指ししないのはなぜでしょうか?
名指しすると、何か不都合なことでもあるのでしょうか?

ABO FANABO FAN 2013/09/07 14:13 すみません、書き忘れました…。
> あと、スパム行為って立派なアラシなわけですが、やっぱり本人だけが気づい
> てないんだろうな……
これって、具体的に誰のどのコメントのどの部分ですか?
それとも、NATROMさんが既に削除したので示すことが不可能なんですか?
ぜひお教えいただきたく。

ABO FANABO FAN 2013/09/08 23:11 9/7付のエントリーに書いて削除された内容です。
ここのエントリーだったらOKとのことですので書き込みます。
-----
runさん、おはようございます。
> 化学物質過敏症では血液型に関係無くストレッサーを受けると狂暴化する症状があるので血液型の話も化学物質過敏症と関連あるかもしれないです。
> なのでドンドン聞いていいんじゃないですかね。
胃腸壁には、分泌型の人は血液型物質があるので、化学物質によっては差があるかもしれませんね。
細菌やウイルスではすでに証明されていますからね。
もっとも、有機と無機とは違うので、なんとも言えませんが。
だいたい、そんなことを研究している人はいないでしょうから、誰も答えられないような気がします。(笑)
> まさか答えられない事をNATROM大先生が書く訳無いもんね♪
血液型は、途中で情勢が変わったので(統計的な差は認められてない→明確に統計的な差がある)、あるときから突然答えなくなりましたからね。まさか、ここまで露骨だとは思いませんでした。
といったことを書くと、また削除されるかもしれませんね。(笑)

ABO FANABO FAN 2013/09/09 21:33 nさんとの議論が終了したようです、を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-08

ABO FANABO FAN 2013/09/12 20:01 血液型と性格の常識(8)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-12-1
結局、テレビや血液型本で知識が増えたからといって、回答はあまり影響されないようですね。

ABO FANABO FAN 2013/09/13 23:34 血液型と性格の常識(9)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
やはり、テレビや血液型本で知識が増えたからといって、回答はあまり影響されないようですね。

ABO FANABO FAN 2013/09/16 22:54 血液型と性格の常識(10)を追加しました。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-14

ABO FANABO FAN 2013/09/17 19:23 血液型と性格の常識(11)を追加しました。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-17]
血液型によるデータの差は「思い込み」ではなく「本当の差」であることが、ほぼ立証できました。
これで統計論争はほぼ決着です。否定論者は、もう沈黙し続けるしかないのかもしれませんね。

ABO FANABO FAN 2013/09/19 23:46 血液型と性格の常識(11)【訂正版】を追加しました。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-19]

runrun 2013/09/30 06:08 NATROMさん、ABO FANさんの質問に答えてやりなよ・・・。
私たちにはガン攻めなのにABO FANは無視なんて「質問に答えてないからどうのこうの」のというのは何だったのでしょう?
答える前にコメントブロックしたチキンだけどね。
NATROMさんは何年も攻められて気持ちいいかもしれませんがドMな性的嗜好は抑えて議論したがっている方にはちゃんと答えてあげて下さい((。´・ω・)。´_ _))ペコ
まぁ根拠が無いから答えられないだけだと思うけどさ・・・。

おんぼろおんぼろ 2014/04/09 13:55 はじめまして、ズボラで無神経なA型ですがどうかよろしく(笑)。

>私たちにはガン攻めなのにABO FANは無視

所詮ABOタイプ診断なんてえものは医療行為でもなんでもありませんからね、わざわざ間違っているという事を教えてあげる必要を感じられないのでしょう(微笑)。

2013-02-28 相変わらずの血液型の話題

[][]相変わらずの血液型の話題 相変わらずの血液型の話題 - NATROMの日記 を含むブックマーク

最近、血液型と性格の関連についての話題をよく見る。たとえば「ヒトメボ」というサイトからエキサイトニュースに紹介された記事。


■B型の祖先は遊牧民? 世界で共通する血液型と性格の関係(ヒトメボ) - エキサイトニュース

「血液型と性格の分析は日本が最も盛んで、海外ではそこまで主流ではありません。これは、日本ではA・B・O・ABの血液型分布が平均的で調査が容易だったからと考えられます。一方、最近の欧米諸国では、血液型と遺伝子研究などの体質的な因果関係を分析することが行われるようになりました」(血液型人間科学研究センター・市川千枝子さん)

(中略)

「これら地域による分布の偏りや、現在世界の遺伝子研究などで分かってきたことを考え合わせ、少しずつ事実をつかんでいます。これらのメカニズムは未だ研究進行中のため、あくまで仮説段階ですが、海外と日本の研究点で一致するのが下記の特徴です」(同)


以下、「O型:人類初期における狩猟、採取民族に代表される血液型」「潰瘍、コレラ、ペストなどの病気にかかりやすく、梅毒や結核などの感染症や他、全般的に病原菌に強い傾向」、「B型:遊牧生活に適応してきたとされています」「免疫学的には肺結核、インフルエンザ、梅毒などの感染症には弱く、コレラ、天然痘などにかかりにくいと言われています」などと続く。これらの主張は以前から藤田紘一郎や竹内久美子が言っていたことと似たり寄ったりである。というか違いを見いだせない。

ABO式血液型が感染症を含めていくつかの疾患と関連しているというのは事実である。しかしながら、ヒトメボで主張されているような関連の多くは、明確な根拠に乏しい。「海外と日本の研究点で一致する」というのはただのデマカセだと思う。原著論文を示してもらわない限り、私は信じない。

知識もアップデートされていない。2009年にABO式血液型と膵臓癌の関係についての論文がトップジャーナルに発表された*1。しかし、「ヒトメボ」の記事には膵臓癌についての記載は無い。市川千枝子氏は新しい研究の成果を得る努力などはせず、過去になされた根拠に乏しい主張を繰り返しているだけのようだ。

市川氏は、血液型人間科学研究センター所長という肩書で「識者」*2として紹介されているため、読者の中には信じてしまう人もいるかもしれない。しかし、実態は代表的なニセ科学である「血液型人間学」の継承者である。「末っ子のO型はとくに注意 マザコンになりやすいのはOとA」*3とか、「まさかの浮気しがちはA型妻 不倫に走りやすいのはB型説」*4とかいう主張を見るとよりはっきりする。

血液型人間学のような、いったん世間に受け入れられてしまったニセ科学を排除することはできない。できることは、定期的に批判を繰り返し、注意を促すことぐらいだろう。



関連記事

■パラサイト式血液型診断〜藤田紘一郎

■血液型ダイエット by ダダモ

*1:日本語で読める情報はたとえばここ。■膵臓癌リスクは、血液型を決定する遺伝子の変異に関連している | 海外癌医療情報リファレンス

*2:URL:http://www.tokiomonsta.tv/news/rel_expert.php?eid=150&p=1

*3:URL:http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120813/Postseven_136212.html

*4:URL:http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120808/Postseven_135892.html

nobuotakahashinobuotakahashi 2013/03/01 18:37 「血液型人間科学研究センター所長」は十分アヤシイ雰囲気を漂わせているのが、せめてもの救いですね。そういえばABO Fanはどうしているかと見に行ったら、まだやってました。そりゃそうか。

血液型の診断血液型の診断 2017/04/30 11:07 血液型の診断(例えば輸血のため)は、(「血液型という治療の必要がない事実」を診断している、という厳密な意味で)過剰診断です。「輸血可能か、どうかが分かる」という意味で、この過剰診断にはメリットがあります。

NATROMNATROM 2017/04/30 11:12 血液型は疾患でありませんので、血液型を検査することは過剰診断ではありません。

治療の必要のない疾患治療の必要のない疾患 2017/04/30 11:24 では、過剰診断の定義は「治療の必要がない疾患」を見出すということですか?
「治療の必要のない疾患」などというのは語義矛盾でしょう。
このような語義矛盾を含むような概念を乱用していることが誤解を招いている、という反省が(医学界に)足りないようですね。

正しくは正しくは 2017/04/30 11:30 「現在の医療技術では適当な治療法がない疾患」を見出すこと、と言えばよろしい。
適当な治療法がないというのは、例えば、「コスト(金)が掛りすぎる」ということも含まれます。

NATROMNATROM 2017/04/30 11:39 過剰診断の定義は「治療しなくても症状を起こしたり、死亡の原因になったりしない病気を診断すること」です。[「過剰診断」とは何か http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20150324 ]で詳しく説明しています。

語義矛盾のように見える人もいるのでしょうが、たとえば検診では発見された乳がんのうち20-30%ある、将来に症状や死亡を引き起こさないものをどう呼ぶべきでしょうか。なにかよい呼び方はありますか。症状や死亡を引き起こさなくても、それは病理学的には確かに乳がんなのですから、それは疾患と呼ぶのは適当であると考えます。

ちなみに「現在の医療技術では適当な治療法がない疾患」と過剰診断はまったく異なります。

ublftboublftbo 2017/04/30 13:58 今日は。

“「現在の医療技術では適当な治療法がない疾患」” を過剰診断と呼ぶとすると、たとえば、症状を訴えて発見された、手の施しようが無い膵がんなども、「過剰診断」と呼べてしまう事になりますね。

見つけられた疾病に対して有用な治療法がどのくらいあるか、というのは、検診の効果に関わる部分です。

“「治療の必要のない疾患」などというのは語義矛盾” これは、「治療の必要/不必要」のどちらかと当該の「疾患」との結びつきが排他的である場合です。「同じ疾患名でも治療が必要な場合とそうで無い場合がある」のであれば、区別する事は、おかしくありません。疾病の経過の予測というのは、疫学に基づいており、不確定な部分がありますから、治療の要否を完全に把握して、不要なもの のみを疾患として分類する、事は不可能でしょう。

uchitode2014uchitode2014 2017/04/30 22:09 過剰診断の話はなかなか理解しにくいですが、以下のコメントで、1つ理解が進みました。
>「現在の医療技術では適当な治療法がない疾患」と過剰診断はまったく異なります。

ublftboublftbo 2017/05/01 07:28 お早うございます。

過剰診断をシンプルに表現すると、
「症状が出る前に他の原因で死ぬような病気を発見」
する事です。

なのでたとえば、90歳の人が、進行の速い がんに罹った場合、それも過剰診断となる可能性がある訳です。他の病気で死ぬ可能性が高いからですね。
それを踏まえると、診断(発見)時点で過剰診断かを判断するのは不可能である、と言えます。従って、RCTなどを用い、統計的に程度を見出すのが、疫学における方法です。

個人レベルで過剰診断が判明するのは、厳密には、「他の原因で死ぬまで経過観察」出来た場合ですが、通常はそういう事はおこなわれないでしょう。

uchitode2014uchitode2014 2017/05/03 11:56 確認ですが、下記は「進行の遅い〜」でしょうか。
>90歳の人が、進行の速い がんに罹った場合、それも過剰診断となる可能性

ublftboublftbo 2017/05/03 22:30 今晩は。

uchitode2014 さん(Wrote:2017/05/03 11:56)
▼ 引  用 ▼
確認ですが、下記は「進行の遅い〜」でしょうか。
▲ 引用終了 ▲
「速い」ですね。

高齢の人は寿命が短いので、若い人ならその病気の症状が出るような進行の速さであっても、高齢の場合だと、症状が出る前に他の原因で死ぬ蓋然性が高い、というような意味合いです。

つまり、過剰診断は、単に進行の速さだけでは無く、見つかった時の大きさや、罹る人の、他原因による死亡のリスク、も併せて考える必要のある概念、という事ですね。

Welch と Black の論文では、
▼ 引  用 ▼
Thus, even a rapidly growing cancer may still represent overdiagnosis if detected when it is very small or in a patient with limited life expectancy.
▲ 引用終了 ▲
(https://academic.oup.com/jnci/article/102/9/605/894608/Overdiagnosis-in-Cancer)

このように説明されています。

uchitode2014uchitode2014 2017/05/07 09:45 返信ありがとうございます。
下記過剰診断の説明の続きの話をされていたのですね。
"2) the cancer progresses slowly enough that the patient dies of other causes before the cancer becomes symptomatic."