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2008年07月22日(火)

DS文学全集(牛若と弁慶、堕落論)

牛若と弁慶 −楠山正雄−

源義経の子供時代を描いた童話。


父の義朝が平氏に破れ殺されそうになるところを

母の常盤御前の懇願で命だけは助けられ、

鞍馬山の寺に預けられた牛若(義経の幼名)は平氏打倒を誓い、

山で出会った天狗に剣術を習う。

その後、京の五条の橋で千本の刀を集めようとしていた弁慶を打ち負かして家来にし、

元服後は兄の頼朝と協力して平氏を打ち倒すも、

頼朝と仲が悪くなって奥州へ下る。

弁慶は義経を守るために戦い、全身に矢を受けながらも敵をにらみつけて立ったまま死んでゆく。


どれも既に知っている話ばかりですし、

描写も淡々としているので、特に目新しい感想も無いです。

いい歳をした大人が読んで面白い話ではないですね。

(この作品は青空文庫で無料で読めます。興味がある人はこちら。)


ブックレビュー
  • 総合評価 7点
  • 感想   痛快

堕落論 −坂口安吾−

終戦直後の日本人について語り、

人は堕落するもの、それを防ぐことはできないと言い、

堕落を防ぐことで人を救うことはできないと断言し、

正しく堕ちて、堕ちきった後に自分自身を発見し

救わなければならないと説く随筆。


人間は弱いもの、堕ちてもよいというのは安心感を与えますね。

自信を無くした人間に必要なのは、頑張れという励ましではなく肯定ですから、

戦後の日本人にはこういったものが必要だったのでしょうか。


堕ちる事は悪い事ではなく、堕ちた後に何かを見つけ立ち直る事こそが大事。


自分自身、まだ堕ちきるところまでは行ってないので、

はっきり理解できてるかは自信がないですが、

人間、落ち込まないと見えないものがあるというのはわかります。

不幸を経験して乗り越えると、人は強くなれますから。


もっと歳を経てから読み返してみたいお話ですね。

そうすれば今は見えないものが見えてくるかもしれません。

(この作品は青空文庫で無料で読めます。興味がある人はこちら。)


ブックレビュー
  • 総合評価 7点
  • 感想   感慨深い

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