新横浜ラーメン博物館


吉川晃司の「KEEP ON KICKIN'〜日本一心」横浜アリーナ公演に行ってきたんですが、その前にちょっと早めに家を出て、新横浜ラーメン博物館に行ってみました。
ラー博って、オープンしたの94年なんですね。ってことは、18歳ごろか…。テレビの情報番組とか、「Tokyoウォーカー」なんかで散々特集を組まれていたのはよく覚えていますが(ラーメンブームとかあったしね)、当時の感想としては「そんなにラーメンばっかり食べられないよ。しかも、高い」でして、全く興味がないまま現在まで一度も行ったことがなかったのですが、ま、横浜アリーナから近いし…ってことで、物見遊山で行ってみた次第。
行ってみたら、意外と面白かったです。
時間がなかったので、もっぱら食べるのに専念しましたが、チキンラーメンが誕生した1954年当時の街並みが再現されており、なかなか楽しい。
出店するお店は時期ごとに入れ替わるそうですが、現在は、1.龍上海本店(山形赤湯)、2.頑者(埼玉 川越)、3.麺の坊 砦(東京渋谷)、4.大砲ラーメン(福岡 久留米)、5.井出商店(和歌山)、6.こむらさき(熊本 )、7.らーめんの駅(札幌)、8.支那そばや、9.二代目 げんこつ屋(東京)、の9店。私は、ラーメンのムーブメントが全然わからないのですが、たぶん、全部、人気店なんですよね。全店、通常サイズのほか、ミニサイズ(550〜600円)も用意してくれているので、大食漢の方なら全店制覇もきっと可能なんでしょうね。
「好きなん食べ」と言ってくれたので、まずは井出商店の「中華そば」。和歌山にいる叔父さんが昔よく送ってくれたので、懐かしさから思わずチョイス。和歌山の中華そばは早寿司(早なれ、なれずしの前段階の鯖寿司のこと)と一緒に食べるのが基本ですが、この日は無くて残念。とはいえ、やっぱりおいしかったです。初めて和歌山ラーメンを食べた夫は、麺の細さと見た目とは裏腹に意外にさっぱり味な点に驚いていました。
次食べたのは、麺の坊 砦の「砦らぁめん」(ミニ)。ホントは「海苔と半熟玉子」が食べたかったんですが、こっちはミニサイズがないのでパス。店主は一風堂で働いていた方だそうですが、私は一風堂のラーメンを食べたことがない。でも、一風堂の名前は知ってる。ってことでここに(もちろんこのお店は一風堂ではないのですが)。とんこつラーメンらしく、麺のゆで方は何段階にも指定できるようですが、お店の方のおススメに従って、ややかた(だったか)に。これまたおいしかったですねぇ、麺もスープもおいしかったけど、チャーシューがこれまたうまし。神泉だったら行けるので、今度はお店で食べてみたいと思いました。
ミニとはいえ、2杯食べるとそれ相応におなか一杯になるのですが、あと1杯くらいならいけそうかな…ってことで、最後に、夫が「行ってみたい!」という「支那そばや」に。ラーメンに疎い私でも顔と名前が一致する、佐野実さんのお店です。「醤油らぁ麺」のミニに「名古屋コーチン味付玉子」を追加。見た目は思いっきり普通のしょうゆラーメンでしたが、おいしかったです。てか、予想以上にクリアな味でビックリしてしまいました。3杯目でシンプルなラーメンだから、途中で飽きるかな…と思ったんですが、そんなことなく。テレビで拝見する佐野さんとラーメンのイメージが全然一致しないなーと思いながら完食。うーん、おいしかった。
やっぱり、有名店のラーメンともなると、どこもかしこも「おいしい」以外の感想は出てきませんね。いやーホントによく食べました。でも、また、違うラーメンも食べてみたいな。