Hatena::ブログ(Diary)

気随式(映画MEMO) このページをアンテナに追加 RSSフィード

【最新記事】   【極私的推薦映画】

2006-11-29 おばちゃんチップス/FRAILTY

なんでこの組み合わせやねん

おばちゃんチップス

おばちゃんチップスを含むブックマーク おばちゃんチップスのブックマークコメント

http://www.phantom-film.com/coming/obachips.html

 

長年の夢だった方言の研究をするため、脱サラして(東京から)大阪へやって来た修平(船越栄一郎)。下宿先は典型的な「大阪のおばちゃん」千春(京唄子)が営む、昔ながらの雑貨屋「桶元商店」。修平の部屋から1メートルと離れない向かいには、キャバクラ嬢の麻衣子(misono)が住んでいて、ふとしたことから互いに恋心を抱きあう(ちょっと無理のある設定かと^^;)。

 

東阪の気質のギャップに困惑…ていうか大阪のおばちゃんパワーに圧倒されながらも、それなりに楽しい毎日を送る修平。ところがある日、桶元商店に地上げ屋の魔の手が迫る!しかも東京に残してきた妻(南果歩)の魔の手も迫る!おまけに麻衣子にはストーカーまがいの客の魔の手が迫るのだった!魔の手だらけか

 

とまあ、修平と麻衣子の恋や人情厚い大阪の人々の姿を、笑いと涙で描いた感動作。大阪経済大学の「基盤能力開発講座」で、学生が発表した企画を元に制作された作品だとか。監督は『タナカヒロシのすべて』の田中誠

 

酒井家のしあわせ』同様、「笑い」に関しては今ひとつ…かも。試写室では(俺以外)ほとんど誰も笑ってなかったし。まあ笑いに関しては好みとか、状況とかがあるからね。事実、大阪アジアン映画祭で上映された時は結構笑いが巻き起こったというし。ていうか、以前誰かが「コメディは昼間観ろ」て言ってたのよ。昼間はおばちゃんたちが多いから、その笑い声に釣られて、今ひとつの笑いで爆笑できたりするって。なるほど、それが映画館ならではの臨場感だわな、と納得した話。

とまれ、本作の笑いも質的には悪くない。そもそもマスコミ向けの試写室に大爆笑が拡がったことなんて見たこと無いしね。なんでだろ。ひねた連中が多いのか(笑)。

 

対して「涙」のほうは、なかなか。いかにも昔ながらの人情劇として、しっかりした構成だった。「涙」といっても実際に泣けるわけじゃないけどね。なんというか、良い人情噺を聞いた時のような、清々しい後味。寅さんシリーズというか、むしろ釣りバカ系。

 

アクの強い大阪のおばちゃんたちを演じるのは、京唄子、吉本新喜劇の中山美保や浅香あき恵を始め、「みかん山」なる事務所所属の「おばちゃん役者」さんたち。本作の力強さと後味の良さは、この「おばちゃん」たちの力が大きい。彼女たちの行動は、大阪在住のスタッフが現実に見聞きした「事実」だそうな。おでんの汁だけをタダで要求したり、置いてある自転車を勝手に乗って行ったりと、その強引かつ逆境に強いパワーは、観ているぶんには非常に楽しかった(個人的には関わりたくないです^^;)。

 

麻衣子を演じるmisonoは、本作が映画初出演。声やしゃべり方が倖田來未に似てるなあと思ったら、実の妹だった。道理で似てるわけだわ。大発見したつもりで我が家のおばちゃんに教えたら、とっくに知ってたそうな。ふん。

しかし、そーゆーことにも疎くなって、自分がすごくおじちゃんになった気がするわ。世のおばちゃんと違って、おじちゃんたちはダメね。

 

ちなみにタイトルになった「おばちゃんチップス」は、グ○コから発売されるとか、されないとか。

どっちやねん。

 

フレイルティー -妄執-

|  フレイルティー -妄執-を含むブックマーク  フレイルティー -妄執-のブックマークコメント

 

 

タイで暮らす義兄が一時帰国するというので、面白い映画があったら持ってきて下さいよ〜と頼んだら、数本のDVDを持ってきてくれた。喜んで見てみたらその大半が日本製。いや欲しいのはタイ映画なんですけど(笑)。でもまあ、その辺がいかにもタイ式。なにごともマイペンライ精神なのね。流石ですよ義兄さん!

 

てなわけで、未見だったこの作品を観てびっくり。いやあ、面白いわ。ていうか怖い!

語り手の視点を曖昧に出来る映画ならではの映像トリック。この手の映画としては、久しぶりに先が読めなかったもん。マシュー・マコノヒーがすげー良かったし。

 

物語は、連続バラバラ殺人を追っているFBI捜査官ドイル(パワーズ・ブース)の前に、フェントン(マシュー・マコノヒー)と名乗る男が現れるところから始まる。弟のアダムが犯人であり、アダムは既に自殺していると告げるフェントン。半信半疑のドイルを自殺現場である弟の家へ案内する道中、フェントンは家族にまつわる忌まわしい狂気の物語を語り始める…てな展開。

 

ビル・パクストンが監督。低予算ながら、見えない恐怖を描いたサスペンス・ホラーとして非常に良くできた作品。低予算でも、練り込まれた脚本があれば良い映画が出来るのよ。サスペンス系が好きな人には特にお薦め。

かおかお 2006/12/01 07:09 中山美保!懐かしい!・・・ていうか、小学生当時、「こんなものを見ていてはダメだ。こんなものを面白いと思っちゃダメだ」と思いながらも、日曜午前の吉本新喜劇を密かに楽しみにしていた頃、中山美保はまだ若くて、山田スミ子と並んでマドンナ役でしたが、十数年経ってみたら、ばりばりのオバチャン役になっていて、時代の流れを感じました。変なコメントスミマセン(^^;)。

NKYYSDNKYYSD 2006/12/02 00:31 そうか。かおさんは子供の頃から吉本新喜劇をご覧になってたのですね。羨ましい地域格差だ(笑)。本作では昔11PMで美脚を披露していた人もおばちゃん役で出てますし、観る人の年代によっては懐かしい顔が多いかも、ですよ。

sycosyco 2006/12/02 01:15 フレイルティー 、私もすげー怖かったです。 宗教キチガイほど怖いものはありません。 そんな奴を親に持った子どもなど地獄です。 
ここ南部は敬虔なキリスト教徒信者が多いので、彼らから『悪魔』だと思われないよう、気をつけて暮らしています。

NKYYSDNKYYSD 2006/12/02 01:25 おお。Sycoさんも怖かったですか。そちらで「悪魔」と思われたらマジで怖いでしょうねえ。どうかお気をつけ下さい(笑)。

かおかお 2006/12/02 05:19 女は全ておばちゃんに、男は全ておっさんになるっていうことですね>11PM。小さい頃は全国区だと思ってました>吉本。関西育ちの夫と話があって助かります。
ちゃんと呼んでませんでしたが(スミマセン)フレイルティーの方も面白そうですね!既に知らない恐怖でおびえてますもん。。やっぱり見るのやめようかな。がはは

NKYYSDNKYYSD 2006/12/02 13:33 フルレイティーの怖さは、血が飛び散ったり首が飛んだり、といった怖さとは違いますから大丈夫ですよー。面白いんで是非どうぞ。