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気随式(映画MEMO) このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2007-05-21 Mala Noche

今頃は40代のジョニー

ここの更新が遅れるたびに「忙しい」を逃げ口上にしているようで心苦しいけど、実は本当に忙しい。まあ、俺が勝手にアレコレ手を出しすぎているのと、時間管理がとてつもなく下手というのが最大の理由ではあるけど、このままじゃ過労死するんじゃないかっつーくらい時間に追われる日々。てボヤくと「暇より忙しい方が良いんだよ」などと言われたりするけど冗談じゃない。物事には限度があるつーの!ていうか忙しいのは嫌なの!

 

マラノーチェ

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てことで、もし俺が独身だったら本作の主人公ウォルト(ティム・ストリーター)のように、街角の小さな食料品店で働いているくらいが丁度良いかも。だってこいつ、すんげー暇そうなんだもん(笑)。客は常連だけだし。閉店時間とか勝手に決めてるし。

つーか、このウォルトって奴は、妙に幸せそうで良いね。ホモだけど。不法移民の少年ジョニー(ダグ・クーヤティ)に求愛して、(当然)ちっとも相手にされないけど全然メゲないし。「純愛だ」みたいなことを言いつつ金でジョニーの身体を買おうとするし。自分の身勝手さに気づかない奴は、ある意味すごく幸せなのかもしれんと思ったわ。結局、当のジョニーには相手にされずジョニーの友達にヤられてたけど(笑)、それでも「尻が痛て〜」とか言って笑って過ごすウォルトは実に幸せな奴なのだった。最悪の悪夢(マラノーチェ)が訪れる、その日までは…。

 

てな感じのこの変な映画は、『ドラッグストア・カウボーイ』『マイ・プライベート・アイダホ』に先じてポートランド三部作として製作された、ガス・ヴァン・サントの(要はお蔵入りしてた)長編デビュー作(1985)。

ビートニク詩人、ウォルト・カーティスの原作を映画化。2006年のカンヌ国際映画祭で完全修復上映され、この度、日本での公開も決定。まあ、いかにも80年代インデペンデントの雰囲気をまとった作品で妙に懐かしい感じではあった。モノクロの映像は緊迫感あったし。話自体は、特別面白くはなかったけどね。

 

しかしガス・ヴァン・サント監督ってのも不思議な監督だな。『ラストデイズ』『エレファント』『小説家を見つけたら』『サイコ』(1998)『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『誘う女』『カウガール・ブルース』『マイ・プライベート・アイダホ』『ドラッグストア・カウボーイ』といったフィルモグラフィを眺めていると、その全監督作を貫く統一感があるような無いような…。ていうか無いでしょ。なんかこう時期によって撮る映画のカラーが随分と違うんだよなあ。かといって職人監督じゃなさそうだし。さすがロジャー・コーマン一家出身、よくわからん人だ。

  

てなわけで(?)、ガス・ヴァン・サント監督のファンなら観ておくべき一本。今回逃すと今後スクリーンにかかることもないだろうしね。公開は夏頃だとか。

 

かおかお 2007/05/22 06:06 気になる、気になる、気になるぅうぅぅぅうぅぅ。
どんな悪夢なのーーー!・・てそれ書いたら意味ないし・・・がはは。ある日突然新聞社の技術職にスカウトされて、暇な店員から一転、超多忙を極めるサラリーエンジニアになって、あまりの忙しさに自分がホモであることを忘れ、同僚と結婚して、二人の子どもをもうけ、それでも仕事に忙殺されてしまう悪夢・・・違いますね。スミマセン。

NKYYSDNKYYSD 2007/05/22 14:36 ぶっちゃけますと、本作は私日記映画なので、当事者個人にとっては悪夢でも、そんな誰もが驚くような「悪夢」てことじゃないんです。淡々と始まり淡々と終わる。80年代のアート系シアターでよくかかっていた「だから?」みたいな映画の一つだと思っても、間違いじゃないです。