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NMA DIARY

 

2011-11-21

NMA2011-11-21

・NMAからお勧めライブのご案内



今週末26日(土)Slow Flow Rec 企画によるライブ

「Scene to Show from the Sound vol.4」が行われます。

出演者のひとりノー・インプット・ミキシング・ボード奏者中村としまるは、

世界最先端の即興演奏家として海外でも高く評価されていますが、

札幌では、2000年、2004年(大友良英3days)と二度のNMAライブ以来、

久々の来札なのでぜひぜひみなさんにお勧めしたいライブです。

さらに、2008年に海外のレーベル Creative Sources からリリースされた

「Toshimaru Nakamura, Mark Trayle – Stationary」

で共演している Mark Trayle も一緒ということで益々興味は膨らみます。


<以下詳細です>


Slow Flow Rec presents

Scene to Show from the Sound vol.4


2011/11/26(sat) at kitchen TORONJA 札幌市中央区南3条西9丁目998-5

open / start 19:30

adv/door 2,000yen [1 drink付き]



Live:

Toshimaru Nakamura

Mark Trayle

Toshimaru Nakamura + Mark Trayle

kokoz

YAMAOKA


Food:

kichen TORONJA

[curry] 500yen

[drink] 400yen~



Toshimaru Nakamura

ノーインプット・ミキシング・ボード奏者。市販の小型オーディオ・ミキサーに帰還に因る発振を起こらしめるようにしむけて、ノーインプット・ミキシング・ボードと名づける。それを用いて即興演奏をおこなう。 


Mark Trayle

カリフォルニア出身のラップトップ奏者。米国ベイ・エリアの代表的コンピュータ・ネットワーク・バンドでTzadikからのリリースもある The Hub のメンバーとしても知られる。数々のインスタレーション、エキシビジョンを世界各地で行う。 


kokoz

kokoz(こーこーず) マツクマコウ、佐藤甲介のユニット。編成や使用楽器からは、にわかに判りにくいが、概ね完全な即興演奏を旨とする。 2004年より始まったフリーセッションを経て、自然発生的に活動を開始する。ライブでは、三味線タブラなどのプレーヤーを加えるなど、しばしば流動的 に編成する。 楽器奏者としてのライブ的なプレイへのこだわりと、電子音楽の音響的な美しさの追求という、一見すれば相反するようにも見える要素を、奇跡的なバランスで 両立させ、一音一音にこだわり抜きながらも、聴く側を構えさせない肩の力の抜けた演奏を聴かせる。即興演奏を軸としながらも、インタープレイで陥りがちな 「饒舌・語り過ぎ」が決してなく、あくまで曲の構成を高める抑制された演奏を、呼吸をはかりながら繰り広げる様は、特筆に値する。 


YAMAOKA

1969年 札幌市生まれ 北広島市在住。 95年から海外のテクノレーベルを中心に30枚の12"シングルをリリース。 ケン イシイ(FLR)やシン ニシムラのREMIX、02年には"RISING SUN ROCK FESTIVAL" のLOOPA NIGHTにてLIVE PAを行う。 最近はUKのSOMEHOWやCATHEDRAL TRANSMISSIONS、USAのSECLET STATION などから作品をリリースしている。 



supported by Sapporo Ambient Meeting, NMA

design by se.lino


contact: slowflowrec.info[at]gmail.com

http://slowflowrec.web.fc2.com/

2011-10-22

・サルガヴォ北海道ツアーを終えて



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サルガヴォ北海道ツアーが終わって一週間がたった。仕事に復帰したクルマの移動中はほとんどと言っていいくらい、CD「ラ・クンパルシータ」を聴いている。もちろんお気に入りのCDだったことは言うまでもないが、ツアー4公演に同行したあとで聴きなおしてみると、それまで見えなかった部分がさらに鮮明に見えてきて、あらためてサルガヴォの凄さ素晴らしさを再認識している。



10月11日昼過ぎ、秋晴れの新千歳空港。いつものようにお寺からお借りした7人乗りのアルファードと、アミダさまの常連客が勤務するレンタカー会社から超!格安でお借りしたフィルダーの2台に分乗して、サルガヴォ北海道ツアーがスタートした。


Personnel :

鬼怒 無月 guitar  喜多 直毅 violin  佐藤 芳明 accordion

鳥越 啓介 contrabass  林 正樹 piano



10月11日:札幌:くう

10月12日:苫小牧:アミダさま

10月13日:釧路:THIS IS

10月14日:北見:JAZZFOOL



初日のくうは直前になって予約が急増しほぼ満員。数日前の心配がうそのように開場30分前から入り口の階段にお客さんが並び始め、のんびりとやってきた常連客が驚く始末。遠方からは東京から4人、室蘭、旭川、北見などからの遠征組も。曲間のMCのたびにドアをあけて空気を入れ換えるほどの熱気に包まれた。サルガヴォの演奏は3rdアルバムのタイトル曲で佐藤芳明のアレンジによる「ラ・クンパルシータ」から始まった。タンゴの古典曲を独自の解釈と解体的アレンジで聴いた瞬間から、CDでは知ることのできなかったサルガヴォの凄さを感じさせられた。

2曲目からはこれまでの3枚のアルバムに収録されている曲に新曲を加えたプログラム。ほとんどがメンバー各自の作曲アレンジによる楽曲で、9拍子や6/8拍子など多彩な複合リズムを駆使した超絶テクニックのスピード感と爽快さ、哀愁漂う繊細なメロディーやユーモラスな世界などなど。タンゴを基調にしてはいるがその範疇にとどまらず、アグレッシブなジャズやロック、東欧風や現代音楽クラシック的など、あらゆるテイストをひとつの曲の中に組曲のように包含し、変化に富んだ絶妙な構成と展開による楽曲はどれも素晴らしい。

ノイジーかつ洗練された鬼怒無月のエレクトリック&アコースティックギター、美しく時に激しく情熱的なソロを奏でる喜多直毅のヴァイオリンと佐藤芳明のアコーディオン、複雑なリズムパターンで終始サポートする林正樹ピアノと鳥越啓介のコントラバスも、ソロパートではここぞとばかり存在感を存分に発揮する・・・。

メンバー5人の作曲とアレンジのセンスの良さと演奏力の高さには気品さえ感じられ、初めて体験するサルガヴォの世界に魅了された聴衆の二度のアンコールに応じて初日は終わった。CDが36枚も売れたことは驚異的でいかに素晴らしいライブだったかを示していた。


二日目、ギャグで有名な名物マスター・ツルさんの苫小牧アミダさま。サウンドチェック&リハーサルが始まると「いいね!」「やっぱサルガヴォすごいね!」と僕の目を見つめて嬉しそうに言ったのが印象的だった。リハでは新曲の練習と昨日演奏した曲をみんなで意見を出し合いながらリメイクしその日の演奏に反映させている。この日も東京から昨日の遠征組の内の2人と新たに1人が加わり、室蘭、札幌からもファンが来てくれた。本番ではツルさんのブラック混じりのギャグ(ツルさん特有の賞賛をこめた表現)が炸裂しすぎた感が・・・。常連客はそれも想定済みで楽しんではいたが、初めてアミダさまを訪れたお客さんにとっては違和感を、またサルガヴォの音楽がシリアスなだけに演奏者の一部には集中力の妨げになったようでもあり残念に思う。


三日目、鮮やかに彩られた紅葉真っ盛りの日高山脈を横断する道東道をひた走り4時釧路に到着。ジス・イズの店内に掲げられている故大野一雄さんらの写真パネルが、日本でも有数の老舗ジャズ喫茶の歴史を物語っており、サルガヴォがここで演奏できる喜びをみな感じていた。オーナーの小林東さんは、釧路芸術館の学芸員・福地さんが持ってきたCD「ラ・クンパルシータ」に一目(耳)惚れ。「ぜひ店でやりたい!」という意気込みに狭い店内でやることになった。満席には満たない集客ではあったが数人はカウンターでサルガヴォの快演に大満足。打ち上げと泊まりは、ライブにも来てくださったジス・イズを支援する郊外の阿寒町のご夫婦宅。とっておきの料理と真心で迎えていただいた。心から感謝!!


翌日早朝はご夫婦が栽培する野菜畑などを散策し、朝の陽光を浴びてから朝食。ご夫婦と別れを告げ阿寒横断道路でペンケパンケトーをながめて各自○○タイム(笑)。北見手前の津別町で林さんがライブで訪れたことがあるライブレストラン「セッション」でランチ。北見に着いたのは3時ころ。


四日目、北見の会場はホテルの建物の一階の一角にあるライブハウス JAZZ FOOL。ホテルのオーナー紺野さんが年に数回のライブのために作ったスペースで、40席が数日前にソールドアウト。最前列には東京から2人と札幌から2人(ひとりは4公演すべて廻った)の遠征組らが座りステージとの境界線はゼロという至近距離に「北見に来てよかった!」と感激していた。



即興演奏のライブが多いNMAの企画だが、バンドとしてこれほどまでにあらゆる要素を包含しながら完成度の高いグループは稀だと思う。またツアー中の毎日、2時間ほどのリハーサルで綿密な打ち合わせと練習を繰り返していたが、その真摯な姿勢から進化し続けるサルガヴォの可能性はこれからも期待したい。「同じライブは二度やらない」と公言しているNMAの企画ではあるが、鬼怒さんと女満別空港に向かう車中で「サルガヴォ北海道ツアー、もう一度やりましょう!」と約束し見送った。その時には今回見逃した人たちにもぜひ聴いてもらいたいと思う。


サルガヴォのみなさんと各公演にご来場いただいたお客さん、

各地でお世話になったみなさんに心から感謝します。



NMA 沼山良明

2011-10-08

・CD「サルガヴォ/ラ・クンパルシータ」情報

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No : INTD-1015

Price : \2100(税込み)

Release : 2010/6/23



ここはピアソラの見た夢の向こう側、

すべての楽器が縦横無断に絡み合い、秩序を混沌を行き来する。

聴こえてくるのは唯一無二のSalle Gaveauという音宇宙。

Personnel :

鬼怒 無月 (Natsuki KIDO)<<guitar>>

喜多 直毅 (Naoki KITA)<<violin>>

佐藤 芳明 (Yoshiaki SATO)<<accordion>>

鳥越 啓介 (Keisuke TORIGOE)<<contrabass>>

林  正樹 (Masaki HAYASHI)<<piano>>



1. La Cumparsita 9:28

2. 童話で書かれた生態系(林正樹) 5:31

3. 悪魔にやられた悪魔(佐藤芳明) 5:54

4. 雨は午後3時に(鬼怒無月) 6:03

5. 影絵遊び(喜多直毅) 8:19

6. 年に3度の日曜日(鬼怒無月) 6:08

7. ロジウラのトゥランプラン(佐藤芳明) 6:01

8. 行進するライナセロスヴァイパー(鬼怒無月) 9:23

9. 神保町夕暮れ(喜多直毅) 5:33

10.ぐちゃぐちゃな秩序(鳥越啓介) 4:00

2011-10-07

・Salle Gaveau (サルガヴォ) 北海道ツアー2011


ちょっと年末には早いですがNMAライブ今年の大トリ、

サルガヴォ初来道ツアーです。

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驚愕のテクニックと抜群の作曲センス、究極のアコースティックユニット

サルガヴォ (Salle Gaveau) 初北海道上陸!!



ここはピアソラの見た夢の向こう側、

すべての楽器が縦横無断に絡み合い、秩序を混沌を行き来する。

聴こえてくるのは唯一無二の Salle Gaveau という音宇宙



鬼怒無月:guitar 喜多直毅:violin 佐藤芳明:accordion

鳥越啓介:contrabass 林正樹piano



10/11 [火] 札 幌

くう Tel. 011-612-8383(札幌市中央区南1西20 LOGビルB1(地下鉄「西18丁目」駅出口1徒歩2分)

開場19:30 開演20:00  前売券¥3,500 当日¥4,000

チケット:"e-プラス"(8月11日発売)、大丸、ヤマハPG、くう、ウィアードメドルレコード他にて発売

主催・NMA 協力・くう

問い合わせ・予約 / NMA Tel. 011-742-3458 nma-1983@mbr.nifty.com

            http://homepage2.nifty.com/nma/

          Coo Tel. 011-616-7713 info@sapporo-coo.com


10月11日:札幌:くう 

10月12日:苫小牧:アミダさま

10月13日:釧路:THIS IS

10月14日:北見:JAZZFOOL


<プロフィールと各地の詳細などは>

http://homepage2.nifty.com/nma/info/2011/sallegaveau.html

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2003年、鬼怒無月が「新しい音楽の可能性」を説いて集めたメンバーによる、ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指す五重奏団(クインテット)。ヴァイオリン、ギター、ピアノ、ベースと、バンドネオンアコーディオンへ変更することで、タンゴを超えて音楽の可能性を飛躍的に広げた。2007年1月、1stアルバム「Alloy」を発表。4月には“Rock In Opposition 2007 France Event”(France)に、Magma, Faustらと共に出演。2008年にはシンガポールのモザイクミュージックフェスティバルにも出演し、その6月には待望の2ndアルバム「Strange Device」を発表。さらに8月にはドイツ、オランダ、フランス、オーストリア、イタリア、の5カ国を巡るツアーを成功させ、9月にはパリの日本文化会館にて行われた国際交流基金主催による「Jazz in Japan 2008」に出演し海外からも高い評価を得ている。


2007年ファーストアルバム「Alloy」を聴いた時から、サルガヴォは絶対北海道ツアーをやると決めて機会を画策していた。オリジナル曲を中心にした各メンバーの作曲センスと、鬼怒無月をはじめ全員の超絶テクニックは、アコースティック・ユニットとして期待度抜群。しかしいま最高に引っ張りだこのメンバー5人のスケジュールが合わず北海道ツアーは先送りを繰り返してきたが、ついに4日間だけ調整がついたので実現することになった。しかもこの広〜い北海道を各地の熱烈なファンのために休み無しという強行軍。北海道での知名度はまだまだですが、音楽ファンのみなさんにはこのチャンスは絶対に逃してほしくない、と、心から願っております。

2011-10-06

・RASTER-NOTON 満席でのライブに感謝



10月3日ことにパトスでの「RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO」にご来場いただいた満席のファンのみなさま、たくさんの方々に楽しんでいただいて大変嬉しく思い感謝いたします。

alva noto (Carsten Nicolai)

・byetone (Olaf Bender)

・nibo


<opening act=""></opening>

Koss a.k.a Kuniyuki & Junichi Oguro

Taichi Furudate

演奏者全員がラップトップで臨んだこのライブ、オープニングアクトの重責を担っていただいた札幌勢の3人、ラスターノートンの alva-noto、byetone、niboさんの3人のパフォーマンスは一言でいえばみな「カッコ良過ぎ」でそれぞれ異なる個性で魅了し衝撃を与えてくれました。全体的に強烈なノリのいい演奏が中心で、RASTER-NOTON の3人は、パトスのホリゾントスクリーンいっぱいを使った大画面(9×4メートル)にリンクさせた映像と、MEYER SOUND SYSTEM との相乗効果によって、言葉ではとうてい言い表せない最先端の迫力を体感させてくれました。特にあのパトスを揺るがす超重低音は、上階の地下鉄乗り場や地上まで轟いていたことでしょう。

アンケートや twitter などで「最高だったけど、できれば踊りたかった!」という声もありました。当初は踊れるスペースがとれる場所も検討しましたが、大きなスクリーンを確保できる天井の高さのパトスに落ち着いたわけです。3時間もの長丁場、踊らずにイスに固定させてしまったみなさんに、体力的に辛い思いを強いてしまったことは申し訳ない気持ちもありお詫びしたいと思います。反面、スロープ状に作った客席からは、アーティストのパフォーマンスとスクリーンがよく見えたことで、まずは初来札した彼らのすべてを堪能していただきたいという私の目的は果たすことができたのではないかと思います。

このライブは多くのみなさんの協力によって成功できました。音のセンスを信頼している塚原義弘さんにPAオペレーターを、プロジェクターを熟知する富田哲司さんに映像オペレーターをお願いした。また、7000ルーメンという高性能のプロジェクターを提供していただいた PRISM の深津さん、MEYER SOUND SYSTEM をレンタルしたパワーハウスからは久保田さんらがセッティングに汗をかいてくれました。その他にもSHIFT大口さんほか各方面のご協力をいただきましたが、最大の功労者は何と言っても、全聴衆の三分の一を動員してくれたウィアードメドルレコードの秋庭さんです。彼は2002年の開店からずっと alva-noto のCDを扱っており、私がこのライブを決断したのも彼の存在を信じていたからこそだったのです。

NMAの企画で電子音響アーティストとして、2001年「池田亮司 "time and space"」と、あえて遅まきながらと付け加えておきますが「RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO」を成功させることができたことは、NMAの活動に大きなページを刻むことができてたいへん嬉しく思っております。出演アーティストのみなさんと、ご来場いただいたファンのみなさん、関わってくれたすべてのみなさんに、心から感謝します。


NMA 沼山




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開演前の3人

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alva noto

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alva noto

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byetone

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byetone

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alva noto, byetone, nibo

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alva noto, byetone, nibo

2011-09-27

・RASTER-NOTON 札幌公演へのメッセージ



NMAライブにとっては2011年最大のイベント RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO まであと数日、ライブを企画するに至った経緯と私の思いを書き留めてみたいと思います。

5月のゴールデンウィークが明けて間もなく、SHIFT大口さんから「今年カールステンニコライが日本ツアーを予定しており、札幌でも開催できないかという打診を受けています。ご興味ありましたらお話しをさせていただけるとありがたいのですが。」というメールをいただき、さっそくお会いして話を聞いた。情報のソースは何と高橋クニユキくんだった。彼は札幌を拠点に活動し世界各国のプロデューサーやDJからも評価されており、交流のあるカールステンが彼に打診していたそうなので、クニユキくんからさらに詳細を聞いた上で、カールステンにこちらの可能な厳しい条件を率直に伝えてもらい了承していただいたので実現することになった。子供の頃から音楽好きだったクニユキくんを知る僕にとって、この件で関わりをもつことになるとは縁とは不思議なものだと思う。

電子音響、エレクトロニカなどと呼ばれる彼らの音楽が世界で注目されるようになったのは、特に1990年代後半ころではないかと思う。僕の体験でも1997年イタリア・ボローニャで観たエレクトロニクス音楽にスポットを当てた「アンジェリカ・フェスティバル」、1999年1月に来日したウィーンのレーベルMego」集団のライブ@東京オペラシティ/NTT-ICC(日本から池田亮司大友良英らも出演)の4日間を観て一気に関心が高まった。2001年にはNMAの企画で池田亮司を初めて札幌に招き「time and space」ライブを開催し(釧路芸術館では音と映像)、完全暗転の中で音像だけが空間を支配し、見えないスピーカーに全神経を奪われるマジック?に圧倒され興奮した。10年たった今でもこのライブの衝撃的な印象を僕に語りかけてくれるファンに度々出会うことは嬉しい限りである。また仕事柄マイカー移動が多い僕は、この頃から池田亮司RASTER-NOTONなどのCDをカーステレオのボリュームを目一杯上げていつもいつも愛聴していた。

RASTER-NOTONはこれまで度々来日し、東京や関西、YCAM(山口芸術情報センター)などで紹介されているにもかかわらず札幌では何故か接点がなく、もっともっと早い時期、2000年代前半には札幌でやるべきだったと思うが、遅まきながらNMAの企画でこの度実現できることになったことは正直うれしい。

レーベルを主宰するカールステン・ニコライ (a.k.a alva noto) は、池田亮司との「cyclo」や、今年も坂本龍一とのコラボレーションでヨーロッパツアーを行い、開催中のヨコハマ・トリエンナーレ2011でのアートプロジェクト「auto R」や展示「fades」などで美術家としても活躍し注目されている。

ベルリンから3人の電子音響アーティストを迎えて音と大画面映像による臨場感あふれるパフォーマンス、RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPOROは、厳選されたサイン波、クリック音、ドローンなど電子音の研ぎ澄まされた音群と、リアルタイムにビジュアル化された映像によって、臨場感と緊張感あふれる空間に高密度で充満する音圧振動やグルーブ感を体感していただき、この札幌の音楽シーンに語り継がれる新たなページをみなさんと共に刻み共有したいと思っている。

最後に、NMAの企画はつねに新しい音楽やアーティストを、私たちの住むここ札幌に紹介しその喜びをみなさんと共有したい思いで個人の可能な限り非営利で活動しています。その趣旨から「同じ企画は二度やらない」が原則なので、「この次でいいや」とか、ライブを観た友人らの話を聞いて後悔しないよう心から願っております。さらにこの趣旨に賛同いただけたなら情報の拡散をよろしくお願いいたします。

10月3日 RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO、

10月4日 ACF ART SALON, LECTURE BY CARSTEN NICOLAI

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご来場を心からお待ちしております。

詳細はNMAサイト

http://homepage2.nifty.com/nma/info/2011/raster-noton.html

ご予約は

電話 011-742-3458 E-mail:nma-1983@mbr.nifty.com

3、4枚目の写真は去る8月21日にヨコハマ・トリエンナーレ2011のカールステンのプロジェクト「auto R」と展示「fades」を撮影したものです。

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2011-09-23

・10月のNMAライブ注目の2本です



[10/3]ベルリンから3人の電子音響アーティストを迎えて

音と大画面映像による臨場感あふれるパフォーマンス。

[10/11]精鋭をそろえた抜群の作曲センスと驚愕のテクニックによる

究極のアコースティックユニット。


NMAはつねに新しい音楽やアーティストまたはユニットを、

情報の少ない札幌で紹介しようと企画し続けているので

「次の機会に」は原則的にないので一本一本が「ラストチャンス」でもあります。

2011年10月、NMAは二つの世界最先端音楽の初来札で

音楽シーンにまたしても大事件勃発させます。

 ご来場お待ちしています。


<詳細> NMAサイト http://homepage2.nifty.com/nma/

<予約> 電話 011-742-3458 mailto:nma-1983@mbr.nifty.com

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10/3 (月) 「RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO」@ことにパトス/19時


 ・alva noto (Carsten Nicolai) ・byetone (Olaf Bender) ・nibo

  <opening act>

 ・Koss a.k.a Kuniyuki & Junichi Oguro ・Taichi Furudate

10/4(火)「ACF ART SALON」

  レクチャー/カールステン・ニコライ@クロスホテル札幌

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ベルリンを拠点にする電子音レーベル RASTER-NOTON

3人のアーティストそれぞれによる音と映像のパフォーマンス。

レーベルを主宰するカールステン・ニコライ (a.k.a alva noto) は、

池田亮司との「cyclo」や坂本龍一とのコラボレーションなどと、

開催中のヨコハマ・トリエンナーレ2011での

アートプロジェクト「auto R」や展示「fades」などで

美術家としても活躍し注目されています。


1990年代後半ころから世界で注目されるようになった、

ノイズ電子音響、エレクトロニカミニマルなどと呼ばれる彼らの音楽は、

厳選されたサイン波、クリック音、ドローンなど電子音の繊細な音群と、

リアルタイムにビジュアル化された映像によって、

臨場感と緊張感あふれる空間に高密度で充満する音圧振動を体感していただきます。


コンサートではアーティストのリクエストに応え、

PAシステムに Meyer Sound System と、

7000ルーメンの大型プロジェクターを各社の協力によりレンタル使用します。

一般的には再生不可能な重低音から高周波音までと

高画質大画面映像の迫力を存分にお楽しみください。


10/4(火)レクチャー:ACF(札幌芸術・文化フォーラム主催)では、

音楽家、美術家として活躍するカールステン・ニコライ氏が、

これまでの音楽活動に加えて、今年の「ヨコハマ・トリエンナーレ」出展作品など

これまで手掛けてきたアート作品についての事例などを紹介していただきます。

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10/11 (火) 「Salle Gaveau (サルガヴォ) 北海道ツアー2011」@くう/20時


  鬼怒無月:guitar 喜多直毅:violin 佐藤芳明:accordion

  鳥越啓介:contrabass 林正樹piano

  10月11日:札幌 12日:苫小牧 13日:釧路 14日:北見


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2003年、鬼怒無月が「新しい音楽の可能性」を説いて精鋭が集結結成した、

ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指すクインテットは、

タンゴを超えて音楽の可能性を飛躍的に広げ、

ヨーロッパツアーなどでも高く評価されています。

オリジナル曲を中心にした各メンバーの作曲センスと、

驚愕のテクニックによる究極のアコースティックユニットにご期待ください。

ジャンルは?タンゴジャズ?・・・

そのテクニックの凄さなどからプログレタンゴとも呼ばれています。