・北海道ツアー終了

NMA2008-10-05


9月25日スタートした「おおたか静流山口とも」ツアーが30日に終わり、ほぼ一週間の旅から1日無事帰還しました。各地とも苦戦しながらもまずまずの集客。置戸町では来春廃校になる僻地校秋田小学校の生徒へ父母がプレゼントということで30人ほどの子供たちを含めて100人を超え、札幌でもパトスがほぼ満席になる大盛況!!
静流さん、ともさん、観に来てくれた皆さん、各地主催者の皆さん、協力してくれたキャロサンプの野田さん、などなど協力してくれた全ての皆さん、ツアー期間中トヨタ・アルファードを無償で貸してくれた我が家の菩提寺由仁町常福寺の住職さん、ありがとうございました。

<歌ありパフォーマンスあり踊りありグルメもありの楽しいツアーをミクシイでアルバムにしました>
http://mixi.jp/view_album.pl?id=21852860&mode=photo


子供無料だった小樽、置戸、三石と、300円の釧路はややチャイルド・バージョン、子供料金を設定しなかった札幌はややアダルト・バージョン(あとでお色気バージョンとも言って爆笑した)。置戸、釧路、三石は椅子席の前に子供スペースを設けた。童謡から即興まで縦横無尽に操るおおたか静流山口ともは、各会場の雰囲気に反応しつつ、遊び心満載のパフォーマンスでステージを彩り大人も子供も笑いがもれる。
静流さんが出演しているNHK教育テレビにほんごであそぼ」でお馴染みの「でんでらりゅうば」では、大人も子供もステージに・・・
http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/shc/0/cmc/10455A1


札幌ではこのツアーのきっかけとなる福島町のかがり火コンサートで、毎年布インスタレーションを担当している長谷川雅志さんの作品が彩りを添え二部構成で。前半はデュオをたっぷりと楽しみ、後半では宝示戸亮二(p)と瀬尾高志(b)がゲスト参加し、前半とは異なる即興演奏によって緊張感漂う空気が覆う・・・・・


ともさんが持ってきた楽器は「カァーカァー」と鳴くカラスや、風船、傘などの小物数点で他は現地調達。ドラムセットのコーナーではバスドラムとシンバル1枚とハイハットだけを使用し、タムやスネアーの代わりに深夜のススキノのゴミ捨て場でジェリコさんに集めてもらったサラダオイルの一斗缶3個や、ポリバケツ、鍋などが並ぶ。パーカッションのコーナーには○○祝いにapi-apiさんからいただいたバリのおもちゃの楽器、さっぽろ珈琲工房さんから借りたコーヒー缶など、ガラス製ボール大小3個、ポリバケツ、和太鼓などからスタートした。小樽文学館では廃校になった学校で使っていたという手洗い用のスタンド付きホーロー製洗面器、クラフトの町置戸町ではスタッフが白樺を刳り抜いて作った3個の太鼓、釧路では前日通りかかった美幌町の骨董品屋でみつけた法具と、当日の朝ともさんが和商市場で見つけた発泡スチロール箱と木片で木琴を作り、札幌では古い羽釜や鉄鍋、三石では数個の木樽、という風に日々楽器が入れ替わったり増えたりし、日々新鮮な演奏を堪能でき贅沢な一週間でした。


<お詫び>

札幌のコンサートでは、静流さんともさんが東京で共演したことがあるというOさんがたまたま来道中だったので、 "アンコールで乱入" することになっていたが、どう勘違いしたのか待ちきれなかったのか?後半10分くらいで待機していた客席脇から早々と鳴り物を鳴らしながら登場してしまいました。
NMAとしてはフライヤーやポスターなどで告知していないミュージシャンを本編で出演させることは、お客さんとの約束に反すると考えているので、後半が始まる直前にも「アンコールあるいは本編ラストの曲(と譲歩しつつ)で静流さんが紹介してからお願いします」と確認していたのですが・・・
主役の二人に宝示戸、瀬尾がどう絡むのだろう?と中身の濃い即興演奏を期待していたお客様には、突然のハプニングが気になったり不快感を抱いた方もいらっしゃると思いますので不手際をお詫びします。

いろいろありながらも各地でたくさんのお客さんに楽しんでいただき、北海道の大自然とグルメを堪能しながらの楽しいツアーでした。
ありがとうございました!!