安倍なつみ生誕33周年記念
拝啓、安倍なつみ様。
なっち、33回目の誕生日心からお祝い申し上げます。
モーニング娘。初代メンバー。
その歌声は世界に平和をもたらす女神のメロディ。
その存在は母なる大地の安らぎ。
娘。の母船として、6年間絶え間無い愛情を注いで来ました。
卒業後も、その持ち前のナチュラルな雰囲気をいかん無く発揮し、精力的に活動しましたね。
歌手として、女優として、また著者としての顔も魅せてくれた。
思いがけないトラブルもありましたが、それでも貴女はいつも貴女のまま。
どんな出来事に対しても、真摯に受け止める術を持ち合わせていた。
だから、ここまでやって来れたのかも知れません。
ファンに対する想い。
これもまた十分理解している事なのでしょう。
長い間、新曲を出さずに女優業に専念していた時期がありました。
その中で生まれた、ファンの気持ち。
沖縄で流した涙の訳。
なっちスマイルと呼ばれていた頃、自分達はその笑顔に癒されていました。
彼女が笑うと、自然と周りの空気が穏やかになる。
当時、中澤裕子さんもおっしゃっていたと思います。
「なっちの笑顔は無敵」だと。
そして現在、長い長い沈黙を破り満を持して集大成アルバムを発表する事が出来た。
その間に彼女をここまで支えてくれたのは周りの人々の笑顔だった。
笑顔を笑顔で返された訳です。
本当に長かったからこそ、その重みがとても大きい意味となったと実感しています。
だからこそ、なっちの原点は笑顔にあるのだと思います。
敬具。
