もっと柔軟に!、軟体兵器は実現するか?


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 ハーバード大学で、芋虫から着想した軟体ロボットが開発されたそうだ。

『軟体動物のようにはって進むことができる柔らかいロボットを、米ハーバード大のチームが開発し、米科学アカデミー紀要電子版で発表した。
 芋虫やヒトデなどから着想を得て、X字形で平らな4本足のロボットをゴムのような高分子で作った。簡単な構造で壊れにくい利点がある。
 足を空気圧で別々に操作すると、ゆっくりはって進むことができ、高さ2センチのすき間も難なく通過した。改良が進めば、荒れ地や災害現場などに強い新たなロボットが開発できそうだ。(2011年11月29日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111129-OYT1T00385.htm


 なんとも奇妙なロボットだ。良く見ると、モーターのような駆動系は無く、区画された空洞を持つゴムのような素材のボディに、ガス圧をかけ、膨らめたり、縮めたりして動かしているようだ(カエルのオモチャと同じ原理か・・・?)。
 単純な構造が素晴らしい!
 あるいは、この応用で、爆薬を装着し、密かに接敵して敵陣地を破壊する自爆ロボットなどに使えるかも?、などと思ったりする。
 こうした生物を模倣したマシンは、実は、日本でも研究されている。文献情報によると、防衛省の所轄する防衛技術研究所では、翼をゆったりとあおり静かに航行する、マンタ型の音響的ステルス性に優れた潜水艦を構想しているようだ。イトマキエイ科やマダラトビエイ科のエイ類を模倣した、羽ばたき式推進器という仕組みを持つそうだ(http://jdream2.jst.go.jp/jdream/action/JD71001Disp?APP=jdream&action=reflink&origin=JGLOBAL&versiono=1.0&lang-japanese&db=JSTPlus&doc=05A0469280&fulllink=no&md5=63bfcaab7a8c3e83c2609088e1c0d792)。
 もしかすると、兵器開発の分野で、これから軟体兵器というものが新しいトレンドになるかも?
 ところで、日本の次期主力戦闘機FXの選定が、F35にほぼ決まったと言う。こちらは軟体兵器とは程遠いハードな兵器だが、先行きは不安だ。何せ、まだ未完成な上に、欠陥まで見つかっているのだ(http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201112130127.html)。しかも一機100億円。本当にこれでいいの?、欧州製ユーロファイターで様子見するぐらい(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111024/1319476821)、もっと柔軟性が欲しかった!



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4482.html 
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=226
http://nihonnococoro.at.webry.info/201112/article_12.html